08/12/20 18:08:47
>>321
「シンジ、もう遅いから、レイちゃんを送って行きなさい」
「うん。レイちゃん、行こ?」
「あのレイちゃん、ごめんね。うちの両親が悪乗りしちゃって」
「ううん。シンちゃんのご両親、とってもいい方ね」
「そ、そうかな」
「私ね、この髪と目の色でしょ。いじめられたりとかあったんだ」
「そうなんだ……」
「でもさ、シンちゃんが庇ってくれたでしょ。私、ずっと会いたかった…」
「レイちゃん……」
「ね、明日もシンちゃんちに行っていい?図々しいかな?」
「そ、そんなことないよ!僕も、レイちゃんがこんなに綺麗になってる
なんて思わなかったし…」
「や、やだシンちゃんてば」
「あ、あのさ、今度の日曜日、遊びに行かない?街とか案内したいし」
「!……う、うん」
早くも初デートの二人。