LRS総合スレッド 11.0at EVA
LRS総合スレッド 11.0 - 暇つぶし2ch850:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 01:43:42
アルミサエル戦は泣けるよな

851:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 01:56:09
新作のヤシマのレイ笑顔は、普通にシンジに向けたものとしか考えられなくないか?
ゲンドウが削除されたってことは、そうとしか言えなくなると思うんだが…ひいき目無しに考えて

852:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 02:07:54
>>850
アルミ戦は思い出すだけで泣ける
貞の方はヤバい

心届かず…
「(最後のこんな瞬間に気付くなんて…)碇くん…」
鬱もいいとこだろ…

853:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 05:44:55
SS投下もOKなのか。なら小説スレが過疎だからこっちへ。

綾波が赤い海から帰って来たと聞いた僕は、NERV付属病院にすっ飛んで行った。
ノックもせずに彼女の病室に飛び込むと、ベッドの上で上体を起こして本を
読んでいた彼女は、僕を見つめて「…いかり、くん?」と呟いた。
僕は猛ダッシュで飛んで行き、彼女を抱きしめた。
「綾波!」
「…碇くん、私…」
「還って来てくれたんだね」
「…約束だもの」
「綾波!もう離さない。好きだ!」
「…嬉しい、碇くん…」
そしてキス。僕の腕の中の彼女の柔らかさ。暖かさ。僕は彼女を二度と
離さないと誓った。

僕らは高校に進んだ。帰還後の彼女はどんどん変わっていった。感情を覚え、
常識を覚え、他人とのコミュニケーションを覚えていった。
彼女は相変わらず、あの402号室に住んでいたが、室内はどんどん変貌し、
すっかり「女の子の部屋」になった。破れたカーテンは、白いレースの
カーテンに変わり、調度類も増え、枕元にはぬいぐるみが置かれた。以前
読んでいた難しい本の代わりにファッション雑誌がお気に入りになった。
彼女はどんどん「普通の女の子」への道を邁進していく。それは僕も望んだ
ことではあったんだけど、どうも最近は少し…

854:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 05:46:16
で、今日は彼女の部屋にお呼ばれしている。手土産に花を買って来た。
ピンポーン
「綾波ー、来たよー」
呼び鈴ももちろん修理済み。鍵の開いてるドアを開けて中に入った。
「碇くん、いらっしゃーい!」
声と共に、空色の物体が高速でぶっ飛んできた。予期していた僕はすかさず
身構えたが、物体の速度はいつも以上に速く、僕は結局いつも通りに床に
押し倒されてしまった。
「……スリスリ」
「…あ、あのさ、綾波」
「…なに?スリスリ」
「…起き上がってもいい、かな?」
「…ダメ。スリスリスリ」
「いや、でもさ。来るたびに玄関で押し倒さなくても」
「いいじゃない!碇くんに頬擦りするのがあたしの趣味なの!」
「でもさ、せっかく買った花が潰れちゃうから…」
「え?って、きゃー!お土産がー!」

綾波は変わった。変わり過ぎた。かつての儚げな風情や神秘的な空気は影を
潜め、大口を開けて笑う、やけに明るい女の子になってしまった。
「碇くん、お腹減ったでしょ?バッチリご馳走作って待ってたんだよぉ」
そういって彼女がテーブルに並べたのは、ハンバーグと唐揚げと豚肉の生姜
焼きの盛り合わせ、サラダ、スープにご飯。
「…なんか、定食屋のセットメニューみたいだね」
「わかる?学校の近くの定食屋さんで食べて美味しかったから、自分で作って
みたの」
「最近、肉好きだよね綾波」
「碇くんのせいよ。偏食はいけないからって、肉料理を作ってさ。あたし、
思い切って食べたら美味しくて、お肉大好きになっちゃたじゃない」

855:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 05:47:27
「僕のせい?」
「碇くんのお・か・げ♪さあ召し上がれ!」
「いただきます!」
モグモグ ムシャムシャ
「どーお、碇くん。美味しい?」
「…すごく美味しい。料理上手過ぎだよ綾波」
「へへーん、当然ね。ヒカリからも『あたしと同等の腕前ね』ってお墨付きを
もらったんだもん」
「委員長から?そりゃすごいや」
「どう?お嫁さんにしたくなったでしょー」
「な、な、何言ってるんだよ」
「あー、冷たいんだー。碇くんが『綾波がいてくれれば補完なんかいらない』
って言うから還って来てあげたのにー。この薄情者ぉ!」
「いやその、お嫁さんにしないって言ってるわけじゃなくて」
「じゃ、するの?」
「それはその……………したいけど」
「キャーッ!やったー!!お嫁さん!お嫁さん!碇くんのお嫁さん!」
「…あの綾波、茶碗と箸持ったまま踊るのはどうかと思うよ」
「だって嬉しいんだもん!碇くんこそ、なんでそんなに冷静なのよ!?」
「綾波が興奮し過ぎなんだよ。それより早くご飯食べちゃおうよ。せっかく
綾波の作ったご馳走が冷めたらもったいないよ」
「もう、碇くんたら上手なんだから。女心をくすぐるのがうますぎ」
「でも美味しいよ。特にこのハンバーグ。作り方教えてよ」
「ダメ!」
「えー、なんでさ」
「だって、お婿さんがお嫁さんより料理が上手いなんてイヤだもん。碇くんは
これ以上料理が上達しちゃダメ!」

856:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 05:49:11
食後、綾波のいれた紅茶を飲む。
「あー、美味しかった。ご飯食べたら、なんか眠くなっちゃた」
「えー!?寝る前に、何かすることがあるんじゃない?」
「何かって?ふわぁ、眠いよー…」
「あるじゃない!その、とっても素敵なことが…」
「でもさ、明日はリツコさんの所で定期検診でしょ?エッチしたらマズイん
じゃない?」
「う、それは。ううう」
「今日はいい子にして、早く寝たら?僕は帰るからさ」
「えええええええっ!?泊まっていってくれないの!?」
「明日、僕も用事でNERVに行くからさ。終わったら一緒に帰ろうよ。僕が夕飯
作るから、一緒に食べよう」
「明日は泊まってくれる?」
「うーん、ちょっと無理かもしれない」
「じゃあ今晩泊まってよ!久しぶりに碇くんとゆっくり過ごせると思ってたのに…」
「だからさ、まずいんだよ。NERVでも一応『未成年の不純異性交遊は禁止』
ってことになってるんだから。ミサトさんのお情けで見逃してもらってる状態
なんだから、ミサトさんの顔を潰すようなことは出来ないんだってば」
「…ショボーン」
「まあ、そんなに慌てなくてもさ。まだ高校生だし」
「…碇くん、なんか最近冷たいよぉ」
「いや、冷たいって言われても。聞き分けてよ、お願いだから」
「もういい!碇くんのバカ!知らない!」
「綾波!」
「帰って!もう帰ってよ!」
「わかったよ!帰ればいいんだろ!」
僕は402号室を飛び出した。階段を駆け降り、建物の外へ出る。見上げると、
真っ暗な団地の中でただ一つ明かりの点いた彼女の部屋。その部屋のカーテン
が少し動いた。窓から僕を見てるのかな。

857:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 05:50:56
でも、最近の綾波は聞き分けが無さ過ぎる。あまりおおっぴらな付き合い方を
すると、えらい人達に睨まれて、最悪僕らは引き離されてしまうかもしれない。
実際、僕を松代に行かせるという話もあったらしい。ミサトさんが反対して
その話を潰してくれたらしいけど、もしも逆に、綾波をどこかに行かせるなんて
ことになったら、彼女の直接の上司でないミサトさんにはどうしようもない。
明日会ったら、その辺も含めて、きっちり言わなきゃいけないな。

翌日、学校で会った綾波は、露骨に僕を避けていた。目が合うと顔を背ける。
話し掛けようと近付くと席を立つ。追いかけると猛ダッシュで逃げる。
最近、僕のお弁当は綾波が作ってくれている。今日は昼飯抜きかと覚悟したけど、
昼休みのベルと同時に彼女が猛ダッシュで飛んで来て、僕の机に弁当をズドンと
置くと、猛ダッシュで教室から飛び出して行った。喧嘩しててもお弁当はきちん
と作ってくれる所が綾波らしい。そのお弁当が、普段より品数が多くて、いつも
以上に気合いが入ってるのも綾波らしい。おいしい。
六限目終了のベルと同時に、綾波はまたまた猛ダッシュで下校してしまった。
どうせ行き先は同じだけどね。僕もゆっくりNERVに向かった。

僕の用事はすぐ済んだ。書類を二、三部提出するだけ。もうエヴァのない今は、
ジオフロントに来る機会もあまりない。僕はリツコさんの研究室に向かった。
「あらシンジ君、いらっしゃい。レイのお迎え?あと一時間ぐらいかかるから、
座って待ってて」
リツコさんも、父さんがいなくなってからすっかり穏やかになった。この人も
父さんの犠牲者だったのかもしれない。
「…レイと喧嘩したの?」
「分かりますか?」
「分かるわよ。明るくなったはずのレイが、今日はドンヨリ落ち込んでるん
だもの。原因はシンジ君しかいないでしょ。喧嘩の理由は?」
「…昨日綾波の部屋に遊びに行ったら、泊まっていってって言うんです。
最近睨まれてるからダメって言ったら喧嘩になって」

858:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 05:52:35
「そうね。この前あなたがレイの部屋に外泊した時も結構問題になったのよ。
ミサトが厳重注意する、で収まったんだけど、今度やったら危ないのは確かね」
「綾波って、最近聞き分けがなくて…というか、何であんなに変わっちゃった
んだろうな…」
「シンジ君、人が変わる理由なんて一つだけよ。本人が望んだから」
「綾波が…?」
「本人もイヤだったんじゃない?殻に閉じこもって誰とも関わらない性格が。
だから今度は、他人と積極的に関われる性格を選んだのね。
シンジ君にも、以前みたいに遠くから見つめるんじゃなくて『碇くん大好き!』
って言って抱き着けるような性格にね」
「そうなのかな…」
「でも、表面は変わっても本質は変わらないわ。一途でひたむきで、ちょっと
不器用な所もね。だからついついやり過ぎちゃうの。明るく振る舞おうとして
うるさくなり過ぎたり、シンジ君と一緒にいたくて我が儘言ったり。だから、
長い目で見てあげて。あの子、きっといい奥さんになるから」
「僕もそのつもりなんですけど、綾波が…。彼女、なんか焦り気味というか」
「シンジ君が煮え切らないからじゃない?」
「そう言われても…今、週に二、三回は彼女の部屋で一緒に夕飯を食べてるし、
エッチなこともそれなりにしてるし、『将来は結婚も考えてる』ことは言って
あるし…高校生の男女交際として、一応のことはしてるつもりですけど…」
「確かに、高校生のくせに生意気過ぎる付き合いね。でもレイの場合、年齢は
関係ないから。あの子が還って来たのはシンジ君のためだから。シンジ君と
結ばれなかったら、あの子の存在理由が無くなるから。つまり…」
「つまり?」
「…指輪でもあげたら?」

859:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 05:54:12
プシューとドアが開いて、検査着姿の綾波がやって来た。
「レイ、お疲れ様。シンジ君の隣に座って待っててちょうだい」
「…はい」
僕の隣にすんなり座る彼女。僕を見ようとしない。だがせっかくリツコさんが
くれたチャンスは逃せない。僕は隙を見計らって、彼女の手を握った。
ビクッとする綾波。でも振りほどこうとはしなかった。
「検査の結果、異常は認められず。ねぇレイ、検診は今日で最後にしましょう」
「さ、最後って、あたし死んじゃうんですか?」
「何言ってるの、逆よ。あなたはもう、普通の子なんだから。もう検診は不要よ」
「普通…」
「次に来るのは、シンジ君の赤ちゃんが出来た時でいいわ」
「や、やだなぁ赤木博士ったら」
そう言いながら、綾波の表情はどこか曇り気味。
「ほら綾波、リツコさんに挨拶して」
「あ…赤木博士、今までお世話になりました…」ペコ

僕は綾波を連れて帰った。今日の彼女はどうも危なっかしくて目が離せなかった。
途中、スーパーで買い物して彼女の部屋に向かった。握った手はずっと離さなかった。

「今日は僕が夕飯作る約束だよね。すぐ作るから待っててよ」
「夕飯、いい」
「へ?」
「今日も、泊まらずに帰っちゃうんでしょ。なら夕飯はいいから、抱いて」
「だ、抱いてって綾波…」
「抱いて」
彼女の目付きが明らかにヤバイ。思い詰めたような、座った目。逆らうと
たぶんまずい。
「…じゃあ、一緒にシャワー浴びようか」
「うん」

860:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 05:56:19
バスルームで洗いっこしたあと、ベッドで彼女を抱いた。
終わったあと、彼女の目から一筋の涙が零れた。
「…なぜ泣くの?」
「…今日で終わりにしようと思ったから」
「終わり!?なんでさ!」
「碇くん…無理しなくて、いいよ」
「無理って何だよ!」
「…あたしが還って来たのは、碇くんが望んだから。でも、決めたのはあたし
だから。還ろうと自分で決めたから。あたしが、碇くんと一緒にいたいと
望んだから。
だからさ…あたしと結婚なんて、義務じゃないから。あたしがイヤなら
別れてあげるから…」
「…ホントに変わってないな」
「へ?何が?」
「そうやって一人で決め付けて、自己完結しちゃうところ。なんで僕が綾波と
無理して付き合うのさ」
「だって碇くん、最近冷たい…」
「昼間、リツコさんから聞いたんだけど、この前僕がここに泊まったのが、
だいぶ問題になったんだって。次にやったら、君と引き離されるかもしれない
んだけど」
「引き離されるって…やだ!やだよそんなの!」
「僕を松代に行かせる話もあったって。ミサトさんが反対してくれたらしい
けど、また僕が泊まったりしたら、今度こそヤバイよ」
「嘘…」
「だからさ、分かってよ。僕だって、君と離れるのはいやだ。だから今は我慢
して。昼間はできる限り一緒にいるからさ」
「…うん。でも…」
「何かあるの?」
「…あたし、最近夢を見るの。LCLの水槽の中で、プカプカ漂ってる夢。
その夢を見るたびに、うなされて飛び起きちゃうの。
…あたし、もう嫌。あそこに戻るのは嫌なの!碇くんと一緒にいたいの!
碇くんと一緒に寝ると、あの夢を見ないのに……ふぇーん…」

861:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 05:57:37
泣き出す彼女。慌てて抱きしめる僕。
「あのさ綾波。僕、その夢を見なくなるおまじないを知ってるんだ」
「ホントに…?」
「今度の休日に、買い物に行こうよ。買ってあげるからさ、その…指輪を」
「ほんと!?碇くん、ホントに?」
「ほんとさ。だから、今後は綾波は、あの、婚約者だから…」
「やったー!!バンザーイ!お嫁さんだぁ!」
「あ、綾波…」
「うれしいうれしいうれうれしい!お嫁さんでうれうれしい!」
「ふふ…綾波こそ無理しなくていいんじゃない?踊りながら泣いてるよ」
「…これは、涙?私、泣いてるの?うれしいのに泣いてるの?」
「あのさ。綾波って、どうしてそう極端なのかな。以前は極端に無口だった
けど、今度は喋り過ぎ。無口過ぎるのも困るけど、ずっと喋りっぱなしでも
かえって本当の気持ちが伝わらないと思うけど」
「そ、そうなの?」
「普段はそれでもいいけどさ。大事な時は、必要なことだけ言えばいいと思うよ」
「…ごめんなさい、私…」
「あ、綾波…」
「碇くん…………………………………………………………………好き」
「…僕も好きだよ、綾波」
「あ、ごめん、ダメ。昔のキャラでやってみたけど、やっぱ歯痒くてダメ。
だってあたし、あの頃自分が嫌いだったもん。無に帰るのをひたすら待ってる
だけの自分が。今は違うわ。自分が好き。碇くんが好きな自分が好き。
『碇くんが好き』って大きな声で言える自分が好き」
「だけど、踊ることはないと思うけど」
「あたしは表現の自由を要求するー!」
「でも泣いてるし、綾波」
「し、しまった」
「だからさ、派手な踊りより一粒の涙が真情を伝えたりするわけで。派手過ぎる
表現がかえって真情を押し隠したりするわけで」

862:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 05:59:17
「要するに何なの?」
「要するに、ちょっとうるさ過ぎ」
「ぶー、碇くんの意地悪」
「いや、これからはガンガン言わせてもらうよ悪いけど。だって、これから
ずっと付き合うわけだから」
「『ずっと』って一生?ねぇ、一生あたしと添い遂げるって話?ワクワク」
「いやそれはその、そういうこともあるかなーと」
「ケチー!そこは『一生いっしょだよ』ってビシッと決めるとこでしょ!」
「いや、ポイントはそこじゃなくてさ。『ガンガン言う』のほうだから」
「言うの?あたしにガンガン言うの?ブスとかバカ女とか貧乳とか言われちゃうの?」
「いやそこまでは。せいぜい、うるさいとか喋り過ぎとかいちいち踊るなとか
タックルすんなとか大口開けて笑うなとか声がデカすぎとかもう少し胸があれば
とか最近肉類が多過ぎだから野菜を増やして栄養バランスを取れとか」
「…サラっと胸のことを混ぜないでよ。ひどいよ碇くん…」
「ま、まあ胸は置いといて、とにかく婚約しようよ。ミサトさんとリツコさんも
たぶん応援してくれると思うから」
「んー、まあしゃあないか。今は婚約で勘弁しといたげる。その代わり、毎日
『愛してる』って言ってくんなきゃやだよ?」
「はいはい、愛してるよ」
「気持ちがこもってない!今のはノーカウントだからね!」

863:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 08:29:38
なんかこれ…要はリナレイ×シンジということでFAですか?

864:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 08:37:52
>>862続き。連続投稿規制に引っ掛かった。これでラスト

「さっきまで『最後にする』とか言ってたのに、立ち直り早過ぎだよ綾波」
「…婚約するって言ってくれたよね。指輪買ってくれるんだよね」
「うん」
「ごめん、『最後にする』って、あれ、嘘だから」
「…って、えええ!?」
「んー、まさかあたしもここまで作戦が図に当たるとは思わなかったわ」
「さ、作戦て」
「あたしが碇くんと別れるわけないじゃない。ちょっと脅かすつもりが、指輪
まで買って貰えるとは…やっぱりあたし、愛されてる?」
「で、でもさ、もし僕が『じゃあ別れよう』なんて言い出したらどうするの」
「大丈夫。その時は碇くんを殺してあたしも死ぬから」
「真顔で言わないでよ、恐いよ」
「本気だよ?碇くんがあたしを捨てたら、本気で刺すからさ」
「じ、じゃあ『結婚は義務じゃない』ってのも嘘?」
「嘘じゃないよ?ただ、あたしが碇くんを他の女に渡したくないだけ。碇くん
無しで生きていたくないだけ。ごめんなさい、こんな女で」
「…そうか」
「嫌いになった?」
赤い瞳が僕を見つめる。魂まで吸い込まれそうな、紅の宝石。
「…愛してる」
そう言って、僕は彼女を抱きしめた。     【終わり】

865:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 09:15:33
>>863
本編レイとリナレイの関係について考えていたらこんなのが出来た。
まあ見逃してやってくれ。

866:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 10:42:26
激しくGJ!!

リナレイとはいえ人の本質はそう変わらないよね。
最後はヤンデレも入ってるみたいだけどそこもまた(゚∀゚)イイ!

867:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 11:35:58
GJ!

868:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 15:08:13
何だこの職人メドレーは!
最高だ!GJ!!!!

869:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 16:46:41
最高だす!!ネタも無いし投下スレと合併してもよくね?と思った

870:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 17:28:54
前もそんな話あったよね
向こうしか見てないヒトもいるからって保留になったんだっけ?

871:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 17:32:37
↑仲間がいた。
いっそLRS関連のスレ全部と合体していいんじゃないかと思う

872:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 18:19:28
こんな綾波スレは合体しなくていい
むしろあっちの方が盛り上がってることがあるくらいだし

873:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 18:26:44
>>872
同意だね。
落ち着いてLRS小説投下スレと合体だけで良いんじゃない?

874:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 19:29:09
>>873
それでいい代

875:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 19:29:35
僭越ながら、この流れに乗って自分も一つ筆を振らせて頂きたいです。
お目汚しでしたらスルーして下さい。批評して頂けたらありがたいです。


「綾波…ほら、捕まって?」
「……うん。」

そう言って、片手をレイに差し出すシンジ。そしてそれに応えるレイ。
事の発端は、その日の体育の授業だった。
その日の内容はサッカーだったが、運動が不得手なレイは誤って足を挫いてしまったのだ。
捻挫程度で済んだが、レイの足取りは危なく、心配になったシンジはレイを家まで送ることにした。

「碇くん…ごめんなさい。わざわざ……。」
「う、ううん、全然構わないよ。困った時はお互い様だから。」

平静を装ってはいるが、その内心は穏やかでは無いシンジ。
というのも、その原因は2人の繋いだ手にあった。
手を繋ぎながら2人きりでの下校。
端から見れば付き合ってるようにしか見えないその姿に、シンジは照れと喜びの入り交じる複雑な心境だった。

「(碇くんの手……暖かい。)」

そんなシンジとは違い、レイの心境は自分自身でも不思議な程穏やかだった。
シンジの手の温もりに、あの時のことを思い出すレイ。
自分の身を心配し、涙を流し、手を差し伸べてくれたシンジの姿を…。
自然とこみ上げてくる気持ちが、レイにとってはとても心地よかった。

気恥ずかしそうに若干頬を赤らめるシンジと、無表情ながらもどこか嬉しそうな雰囲気のレイ。
そしてそんな2人を繋ぐ手。
帰路の間、2人に会話は殆ど無く、しかしその空気はひたすら穏やかだった。
その空気も、レイのマンションに到着することで一旦途切れる。

876:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 19:31:18
「碇くん、ありがとう。ここでいいから…。」
「あ…そう?でも、階段危なくない?」
「いい。平気。」

レイのマンションには、エレベーターがあるにはあるが、その運行は停止されてから久しかった。
レイの部屋は四階。階段で登るには、捻挫を差し引いても若干気の重い高さである。

「また、明日。」
「あ…うん、また明日。」

そう言って踵を返し、階段を登り始めるレイ。
捻挫を庇うようなつたないその足取りはひどく危なっかしかった。
立ち去らず、レイの姿を心配そうに見つめるシンジ。
そして、その心配は的中した。

「………きゃっ!?」
「あ、綾波ッ!!!」

体がぐらつき、後ろに倒れそうになる。
階段の下でそれを危惧していたシンジは、反射的にレイを受け止め、支えた。

「…………はぁ……綾波!大丈夫ッ!?」
「…………え…ええ…。」

一気に跳ね上がった2人の心拍数が次第に落ち着いていく。
背中からもたれかかるような形でシンジの腕の中に支えられるレイ。
その姿のまま、2人は少しの間固まる。
そしてゆっくりと、どこか名残惜しそうに体勢を立て直すレイ。

877:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 19:33:24
「ごめんなさい。」
「いや、いいんだよ。でも、ちょっと危ないから…その…よかったら…おぶるよ。」
「…え?」

予想外のシンジの提案だった。さすがに遠慮を示すレイ。

「でも…碇くんに悪いもの。」
「僕は大丈夫だよ。これでも一応男だしね。それに、綾波一人じゃ、さっきみたいになったら危ないし…。」
「碇くん、どうしてそこまでしてくれるの?」
「え?そ、それは…その…。」

きっかけは、ヤシマ作戦だった。そのとき聞こえた、トウジやケンスケの声。ミサト達の覚悟。
何も無いと語った、孤独なレイの姿。初めて芽生えた、誰かを守りたいという気持ち。

彼女の笑顔が、応えてくれた手が、初めて自分自身を必要としてくれた気がした。

「綾波を……その…まも………し、心配だから、じゃあ…ダメかな?」
「……………そう。」

寸での所で言葉を変えるシンジ。
しかしその言葉か、あるいは態度にシンジの気持ちをレイは確かに感じ取った。

878:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 19:34:27

「じゃあ、お願いしてもいい?」
「あ、うん、任せてよ!」

シンジは張り切った様子でレイに背を向け、レイは階段の高低差を利用してその背に乗る。
体格に恵まれていないシンジにとって、レイの華奢な体はそれを補って余りある軽さだった。
確かにその背にレイの重みを感じながら、一歩一歩懸命に階段を登るシンジ。

「碇くん……ありがとう。」

ひと言そう呟くと、レイはシンジの温もりを感じながらそっと目を閉じ、抱きしめるように首に回す手を少し強めた。
2人は支え合い、求め合い、共に歩んで行く。
この時も、これからも……。

879:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 20:06:02
イイヨーイイヨー

880:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 20:17:38
いい流れだ
職人GGGGJ

881:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 22:05:16
最近このスレ神だな

882:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/16 22:58:22
>>875
GJすぎる!!!

883:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 01:28:00
良い

884:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 05:25:22
とても良い!
GJ!

885:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 05:32:43
GJ!!上手いねww

886:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 05:38:43
ヤシマ直後ってのがいいね!投下乙

887:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 11:45:50
>>853だけど、調子に乗ってもう一本、本編レイで。

私だって、仕事の真似事ぐらいした事がある。真似事、で終わってしまうのが
悲しいのだけれども。
あれは高校一年の夏の事。当時の私は、全ての枷から解放され、普通の生活と
普通の恋愛を楽しむことに目覚めたばかりだった。来るべき夏休みの計画表は
碇くんと海、碇くんと夏祭り、碇くんとプール、碇くんと花火といった、二人の
絆を一層深めるためのプランで埋め尽くされていた。だけど、私が練りに練った
綿密なプランは、赤木博士の一言で簡単に崩壊した。
「レイ、悪いけど夏休みの間、NERVの仕事を手伝ってくれない?」
私は初めて、怒りという感情を理解した。
「私はもう、死ねと言われれば死ぬ人形じゃない。私にも私生活が、人権がある。
望まぬ労働を強制するのは、国連人権規約で禁じられた奴隷労働に当たる。
仮にも国連の下部組織のNERVが国連の規約を破るの!?」と言おうと思ったけど、
当時まだ喋りの苦手だった私は、氷の無表情で「嫌です」と繰り返すのが
精一杯だった。
断固拒否、で固まった私に赤木博士は突然「レイ、お願い!」と頭を下げた。
さすがの私も驚いた。チョモランマよりも高いプライドの彼女が、私に頭を
下げるなんて信じられなかった。
そこにダメ押ししたのが碇くん。
「綾波、リツコさんが頭を下げてるんだから、引き受けてあげたら?」
今にして思えばそれは、NERV退役後も私の健康面等で頼ることの多い赤木博士
にはここで恩を売っておくべき、という彼の大人の判断だったのだろうけど、
それを汲み取るには、当時の私はまだ幼な過ぎた。『碇くんまでそんなことを
言うの?』カッとした私の出した条件は『助手を一人付けてほしい。その助手の
名は、碇シンジ』だった。それを聞いた彼はさすがに引き攣っていたけど、
自分が勧めた以上、断れなかった。私としては、自分だけ働かされるのは嫌
だったし、その頃から急速に身長が伸び、女性にモテるようになった碇くんを
放置しておくのは危険、という判断もあった。もちろん第一の理由は、単純に
彼と一緒にいたかったからだけど。こうして碇くんと私は、夏休み中土日を
除いて九時から五時までNERVでアルバイトすることになった。

888:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 11:47:00
使徒戦役後の平和になった世界で、NERVは戦闘組織から研究機関へと移行しつつ
あった。しかしメインである使徒研究は当時行き詰まり気味だったらしい。
追い詰められた赤木博士の苦し紛れのアイデアが『使徒の研究は元使徒(つまり
私)にさせろ』ということだった。
だけど、人間に自分の内臓の形が分からないように、私にだって使徒の内部構造
なんて分からない。こんな徒労のために、私と碇くんの貴重な夏休みを費やす
なんて。そのバカバカしさに私はうんざり。しかし真の問題は、予想もしない
方角からやって来た。

朝、起きられない。

初日から私は遅刻。二度三度と度重なると、さすがに赤木博士も『夏休み気分
じゃ困るのよ』と文句を言い出した。
私も真面目が売り物の綾波レイ。一度引き受けたからにはきちんと務めるつもり
だった。だけど、とにかく朝起きられない。目覚ましを何個セットしてもダメ。
無理矢理起きても頭の中に靄がかかって体が動かない。洗面所で歯ブラシを
くわえたままぼーっとして、気づいたら三十分も経っていたなんてこともあった。
結局赤木博士の指示で、毎朝私の部屋に、碇くんに起こしに来てもらうという
事になってしまい、気が咎めた私は彼に謝った。
「ごめんなさい。私のわがままで碇くんに迷惑をかけてしまって。仕事には
私一人で行くから、碇くんは休みを取って」
でも、さすが碇くん、
「綾波抜きで遊んでもつまらないから一緒に行こう」
と言ってくれて、私はうれしくて泣いてしまった。押し問答の結果、月水金は
碇くんとNERVへ、火木は碇くんは起こしに来るだけ、と決めた。

889:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 11:48:31
碇くんが毎朝起こしに来てくれる。彼の優しいキスで目覚める。そんな甘い
期待は、甘い考えだったとすぐに判明した。碇くんいわく、キスぐらいじゃ全然
起きないと。結局、毎朝私は碇くんにベッドから引っ張り出され、洗面所に
引きずっていってもらうありさま。出掛ける時間になっても目が覚めず、火曜と
木曜も、彼にNERVに送ってもらわないといけなくなってしまった。それほど
苦労して通ったけど、案の定たいした成果は上げられず、結局NERVは予算
削減の憂き目にあってしまったらしい。

夏休みが終わっても私は全く起きられず、とうとう一人暮らしは無理と判定され、
葛城家に引き取られて、碇くんや弐号機パイロットと一緒に暮らすことになった。
(そこで勃発した、弐号機パイロットとの壮絶な争いについては思い出したくも
ない。だいたい私に告白した癖に、弐号機パイロットに妙に甘い碇くんが悪いの!)
なぜ突然こうなったのか、赤木博士に相談したら「むしろこちらが貴女の本来の
体質なのかも。思春期に突然体質が変わるのは珍しくないわ」と言われた。
隠れていたアルビノ体質が表面化しただけらしい。
パイロット時代には『正確無比の綾波レイ』だった私は、高校一年の夏休みを
境に『寝坊女の綾波レイ』に変わってしまった。

そんなこんなで高校を終え、大学進学を期に、私と碇くんは二人で暮らすことに
なった(私の勝ちね♪弐号機パイロット)。私の低血圧と朝寝坊は悪化の一途を
たどり、一限目の授業がある日は、何から何まで彼に介護してもらわないと出席
できなくなってしまった。
彼にベッドから抱き上げられ、バスルームに運ばれて一緒にシャワーを浴びる。
パジャマを脱がせてもらい、体も彼に洗ってもらう。彼に体を拭いてもらい、
髪までセットしてもらう。そこまで彼にさせるのは女としてどうかと思った
けど、現実にそれくらいやってもらわないと、朝九時からの授業への出席は
物理的に不可能なのが、当時の私だった。朝は頭が麻痺していて、羞恥心すら
湧かないのが好都合だった。

890:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 11:50:12
こうして、人間的に成長するどころか、どんどんダメ女になってしまった私
だけど、唯一の救いは、碇くんがそういうことを全く苦にせず、むしろ楽しげに
私の世話をしてくれたこと。毎日私は彼に「ありがとう」と「ごめんなさい」を
繰り返し、そのたびに彼は、体質だから仕方ない、迷惑じゃない、頼ってくれて
嬉しいと言ってくれた。私も、彼にそれほどしてもらえるのがうれしかったし、
彼無しでは、もはや社会生活は不可能だった。

彼に身も心も頼り切るのは心地良かったし、碇くんも、そんな私を可愛く思って
くれていたみたいだけど、そんな私にも、やがて転機は訪れた。
大学三年も後半になると、就職が現実の問題になる。
「綾波は就職どうするの?」
彼の問いに、私は答えられなかった。今の状態で、毎日会社に通勤するなんて
無理。就職後も、彼に毎朝私の介護をさせるのは酷だし。
就職が無理なら、残る道は永久就職。彼はあっさり『僕のお嫁さんになれば?』
と言ってくれた。もちろん碇くんのプロポーズは大歓迎で受けたけど、今の生活
習慣のままでは『朝寝坊のグータラ主婦』へ一直線。使徒戦役終了後、私が生涯
の目標としてきた『碇くんの可愛い奥さん』への道はきわめて困難だった。
そこで私は決意した。『毎朝碇くんを優しく起こしておいしい朝ご飯を作って
あげる素敵な奥さん』を目指してリハビリしようと。

私は碇くんに、明日から一人で起きると宣言した。『ホントに?』と疑わしげな
彼に『奥さんがこんな朝寝坊でいいの!?』と詰め寄ったら『別にいいけど』と
あっさり言われて、私の決意は早くも揺らぎ始めた。それでもめげずに翌朝、
『目覚まし三つ同時鳴らし』で挑んだ私は、見事に『三つ止めて二度寝』を
やってしまった。結局、いつも通りに彼に抱き上げられてバスルームに運ばれ
ながら、その心地良さに負けそうな私だった。

891:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 11:52:41
『碇くんが優し過ぎるのが悪い!』と考えた私は、彼と一時的に別居することを
主張した。しかし、一人暮らししても起きられず、必修を落として留年という
事態もありうる。彼も猛反対したし、何より私が彼と離れられなかったことで
あっさり断念。その後も、「私が起きなくても放置して、一人で大学に行って」
と彼に頼んで、起きたら昼だったとか、無理矢理起きてバスルームに這って行く
途中で廊下で沈没とか、さまざまな悲惨な努力を経て、どうにか起きられる
ようになった。碇くんに『私、起きられるようになったの』と報告したら、彼が
なぜかつまらなそうな顔をするのでケンカになってしまった。『私は碇くんに
頼り切りになりたくない。二人で支え合って生きて行きたいから頑張ったのに』
と怒ったら、彼は『そうだよね。ごめん』と謝った後、言った。
「…僕、昔の綾波より今の綾波が好きだ。昔の、どこか張り詰めた、何かを覚悟
したような綾波より、今の、肩の力の抜けた、お気楽な綾波が好きだ。時間に
正確無比な綾波より、寝坊して慌てる綾波が好きだ」
私は『碇くん、ずるい』と言って泣いてしまった。そして、やっぱりこの人の
奥さんが私の進むべき道だと確信した。

892:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 11:55:44

卒業、彼の就職、挙式、入籍、新居に引っ越しと慌ただしい一年が過ぎて、
もうすぐ初めての結婚記念日。私もどうにか主婦業をこなしてきた。もちろん
美味しい朝ご飯にこだわる主婦になったの。その代わり、たっぷりお昼寝
しないといけないけれど。
結婚記念日には三ツ星レストランで食事しようと彼が言ってくれたけど、私は
断った。人の作ったものを食べるより、私の作ったものを食べてもらいたい。
高いお金を払うより、私のために何かをしてもらいたい。だから私は言った。
「私が腕によりを掛けてご馳走を作るわ」
「じゃあ僕はケーキでも焼こうかな」
「それと私、久しぶりにシンジさんのチェロが聞きたい」
「ええっ!?最近さっぱり弾いてないからなあ…」
「弾いて。聞きたいの」
「練習しなきゃ」
「すればいいわ」
「僕からもいい?久々に、レイをお風呂に入れてあげたいなー、なんて」
「スケベ」
「な、何だよ。昔は毎朝入れてあげたのに」
「慌てなくても、もうじき昔みたいに、何から何まであなたに頼り切る
ことになるかもしれないの」
「な、何それ」
「本当は結婚記念日に言うつもりだったけど、今言ってしまうわ。
私、お腹にあなたの…」       【終わり】

893:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 12:06:45
>>887
投下乙!

894:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 13:34:33
GGGGGJ

895:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 14:08:53
投下乙

896:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 14:42:49
いいぞいいぞ!!

897:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 14:46:01
ナイス!

898:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 15:35:34
神だな

899:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 19:12:33
ここで絵職人も来てくれたら最高だが、あっちは敷居が高くてレアだからなぁ…
ところで、トレースはモラル違反ってことで禁止なんだっけ?

900:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 19:51:32
GJ!

901:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 20:36:34
>>899
公式絵や有名な他作品絵からのトレースならネタやコラとしても見れるからおkだと思うけど
個人が描いた二次創作やオリジナル絵のトレースはまずいと思う

902:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 22:58:58
そうなんだー 899じゃないけどありがとう

903:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/17 23:02:31
最近投下人がちょくちょく投下しに来てくれて嬉しい。
このペースがずっと続けばいいな。

904:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/18 00:12:41
>>901
なるほどサンクス
トレスで使えそうな絵組合せて、吹き出しやちょっとした加工加えれば
素人でもクォリティ高めの漫画とか作れそうだなーとか思ってたw
道具さえあればなぞる感じで書き写せるよね

905:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/18 00:28:25
誰かがお題くれたらSS投下

906:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/18 00:59:02
ヤシマ直後がイイ

907:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/18 23:56:42
怒るロイっての珍しいから見てみたいな

908:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/19 01:34:30
どちらさんのロイで?
ファイヤーエンブレム?

909:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/19 02:03:53 BE:2331512699-2BP(191)
いやまさかのマスタング

910:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/19 08:12:18
このミスの仕方は携帯かな?

911:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/19 11:18:46
「………っ!」

目に入ってきたのは見慣れなかった天井だった。そろそろ見慣れた天井になるかも知れない。
動く気にならない程度に眠い。微妙に暑い。喉が渇いた。色々思いつくが相変わらずにはもやがかかっている。

……………あれ? なんで僕は病院で寝てるんだ?

取り合えず体を起こそうとしたが、透明のジェルの中を動いているような、重力が数倍になった様な感覚が体全体を包んで動けない。
おまけに骨が軋んでるかのように全身が痛んだ。特に胸のど真ん中だけ、神経がむき出しになっているかのように熱い。

声も出せずに呻いていると、みぞおち辺りまで落ちていた薄手の布団が少し上げられるのを感じた。

「まだ寝てて」

静かな声が視界の左端から響いた。綾波の声だった。

912:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/19 11:20:19
その言葉を聞きながら、やっと頭が働きだした。
あの正八面体の使徒を倒して、綾波を救出して……ミサトさん達の姿が目に入った途端に気が抜けて……倒れたのか。
………格好悪。

「……そっか……ゴメン」
「どうして謝るの?」
「いや……僕が綾波を支えてたのに、倒れたら綾波も危なかったんじゃないかな、って……」

彼女は無言でほんの僅かに首を振った。本当のところは情けないというか、やっぱり格好悪いというか……自分の体力の無さに溜息が出た。

「今……何時かな」
「午前十一時丁度」
「……ありがとう」

何時間寝てたのか計算できる程に頭は働いてくれなかったが、十分寝たという気分にはなれなかった。

913:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/19 11:23:42
「いつから……いたの?」
「……九時」
「わざわざゴメン」
「別に良い」

彼女は鞄に本をしまいながらそう言った。どうして、わざわざ居てくれたのだろうか。
そう言う命令があったから? そんな訳無い。彼女だって軽傷と言う訳ではないはずだからそんな命令出る訳がない。
何か僕に伝えることがあったから……それも違うか。僕が倒れただけなんだから伝える事項も何も無い……さっきの説明くらいだ。
暇だから? …………綾波に限って、って訳でもないけどそれはないな。有る訳無い。

でも、居てくれて有り難かった。今はそれだけで良いか……まぁ、別に聞く機会もこれから0って訳じゃないだろうし……多分。きっと。
ミサトさんに茶化されるくらいの状況ではある訳だし……純粋に嬉しいし。

「ありがとう」

彼女はただ一回、小さいながらもはっきりと頷いて帰っていった。

914:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/19 11:27:30
ヤシマ直後ってお互いのベクトルが未確定だから滅茶苦茶書きにくいんだよね!
誤字は脳内変換でよろしく。

915:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/19 12:32:07
GJです

916:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/19 15:23:29
GJ

917:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/19 19:32:35
いいねいいね

918:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/20 11:05:10
GJ!

919:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/20 12:54:07
レイってさ、シンジに押し倒された時、一見平気そうだったけどちょっと怒ってたよね?
カード受け取る時乱暴だったし、そういう風に台本にも買いてあったし
部屋勝手に入られて尚且つ押し倒されたことに怒ったんかな?
それとも胸揉まれたこと?またはゲンドウの眼鏡勝手に付けたこと?
どれだろう…もしくは全部?

920:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/20 12:57:02
ゲンちゃんの件だろw

921:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/20 14:14:32
眼鏡触ったくらいで…根に持つんだな……

922:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/20 14:21:46
全部だろ
生体としては女なんだから理屈抜きでああいうのは気分悪かったんだろ
でもヤシマ以後はシンジに対する好感度が上がってるから
もしまたあんな状況になったら、もう少し違う態度をとることもありえるな

923:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/20 15:18:55
押し倒されたら普通に痛いだろいし、そしたらそれだけでも流石にムカつくだろうな

924:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/20 16:47:45
成長期の女が体重かけて乳首押されたら痛いに決まってる

925:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/20 18:16:20
ゲームは参考ならないが、綾波育成だとレイは成長するにつれて恥じらいも覚えてたなそーいや

926:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/20 19:27:29
恥じらうレイって可愛いよな

927:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/20 20:47:15
ああ、可愛い

928:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 01:04:44
もうSS投下の流れもマンネリと思われるかもしれないですが、話題に沿ってSS投下。
山無しオチ無し意味無しですが、気が向いたら見てやってくれるとありがたいです。


例のごとく、シンジがレイのマンションにプリントを届けに来た時のことだった。
レイのマンションを知りつつ、交流のある人間ということで、シンジはその専属係となりつつあった。
そしてこれも例のごとく、シンジはレイの部屋のドアをノックするが返事は無い。
仕方なく遠慮がちにドアを開けて中へと入る。

「綾波、お邪魔するよ。」

そう告げてシンジはドアノブに手をかける。
既に何度か上がったことがあるため(しかも勝手に)、勝手に異性の部屋に上がるという
一般的に見れば非常識極まりないこんな行動も既に慣れっこになりつつあった。
それというのも、そんな非常識な行動にレイは一切気にした様子が無いからだ。

「(僕、男として見られてないのかな……)」

そんな不安から、無意識のうちに半ばヤケになってる部分も少なくないだろう。
そんな調子でドアを開けると、目の前の光景にシンジは強いデジャヴを感じた。
ちょうどシンジがドアを開けるタイミングで、レイが脱衣所から出てきたのだ。
しかもあの時と同じくレイは肩からタオルをかけただけで、一糸纏わぬ姿だった。

929:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 01:05:32
「…………ご……ごめんっ!!!」

数秒の沈黙のあと、急いでドアを閉めるシンジ。

「ち、違うんだ!!溜まってたプリント届に来ただけで……その…悪気があったわけじゃないんだ…」

またやってしまった…という後悔の念に捕われながら、しどろもどろに言い訳をするシンジ。
しかし心の隅で、やはりレイはこんなこと気にしないんじゃないかという楽観的な考え方を浮かばせていた…
だが、ドア越しに聞こえたレイの一言でその考えは霧散する。

「帰って」

え? と、少し我が耳を疑った。
その言葉にシンジは冷たさと、怒気を感じとったからだ。
そんな感情的なレイはビンタされた日以来見たこともなく、ここ最近はむしろ良い交流関係を持ててた
と思っていたシンジは戸惑いを隠せなかった。

「でも…まだプリント渡してないし……」
「そこに置いといて。いいから、早く帰って」

ドア越しに会話を続ける二人。
レイの口から聞こえるハッキリとした拒絶の言葉に、シンジはショックを隠せなかった。

「じゃあ……ここに置いておくから……またね」
「………………………」

別れの言葉にも沈黙で返された。
それがとどめとなり、目に見えてシンジは落胆しながら帰路に着く…。

930:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 01:06:52
~翌日~

シンジは教室につくなりレイの姿を探す。
昨日のことを謝り、レイといつものように接してもらいたいがためだった。
しかし、レイは授業開始ギリギリにクラスに入り、シンジは声をかけるタイミングを逃す。
授業が終わってレイの席に近づくと、そんなシンジを見るなりレイは席を立ち、廊下に去っていく。
そんな調子で声もかけれないまま、午後の授業までが終了した。

「(これは……避けられてる……?)」

シンジと言えどさすがに感づく。
それでも負けじと、放課後のネルフに一緒に行こうとの誘いを試みることにした。
掃除当番を終えたシンジは教室を見回してみるが、レイの姿は既に無い。

「あれ?委員長、綾波どこにいったか知らない?」
「あら?碇くん、一緒じゃなかったの?綾波さんなら、授業が終わってすぐ下校したけど…」

その言葉を聞くなり、急いでレイの後を追うシンジ。
どんなに先に行かれようと、目的地は同じ。
シンジはレイの姿を、ネルフ行きの電車のホームでやっと捕らえることができた。

「あ、綾波っ!」


931:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 01:07:42
ベンチに座って電車を待っていたレイはシンジの声に振り向いたが、すぐにそっぽを向いてしまった。
レイのもとへシンジは駆け寄るが、電車のホームの上では移動しても意味が無い…ということで、流石にレイは動かなかった。
そんなレイの隣へシンジは腰かけ、開口一番に昨日のことに触れる。

「よかった、やっと話ができて…。昨日はホントにごめん!」

声をかけても以前としてシンジと逆方向に顔を向け、目を合わせないレイ。

「何が?」
「何がって……その……勝手に部屋に上がって、綾波の……は、裸を見た…事……」
「………………それで、どうして謝るの?」

レイの口調には、いつもと違い強さがあった。
いつものレイの質問は、純粋に疑問に思い、無垢さを感じさせるような質問の仕方だった。
だが、今シンジの目の前で聞き帰すレイは、答えがわかっていながら悪事を問い詰めるような、そんな強さがあった。

「だって……綾波、怒ってるでしょ?」
「………………………別に」

明らかに怒っているような応えだった。
相変わらずそっぽを向いたままのレイの肩に手をかけ、自分の方を向かすシンジ。

「綾波、本当に悪いと思ってるんだ……どうすれば許してくれるかな?」

そこでレイの顔を見て、初めてシンジのレイの異常に気がついた。
相変わらずシンジに目を合わせようとせず伏し目がちだったが、その顔は目に見えて紅潮していた。

「………………れて」
「え?」

932:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 01:09:44
レイの初めて見る表情に気をとられていたシンジは、レイの蚊の無くような声を聞き逃してしまう。

「別に…怒ってないの…。だけど、昨日の事は忘れて……お願い」

小さな声でポツポツと呟きながら、紅い顔が更に紅潮していくレイ。
そんな見たことも無いレイの姿にシンジは驚きを隠せなかった。

「あ、ああうん!もちろんだよ!!」

そんなレイの態度と発言から、昨日の事を思い出してしまいシンジもつられて紅潮する。
と同時に、レイの肩から手を離すと、レイは前に向き直り、俯きながらまたポツリポツリと呟いた。

「わからないの……。不快では無かったけど、ずっと落ち着かなくて…碇くんの顔をまともに見れなくて……ごめんなさい」
「う、ううん…もとはと言えば、僕が悪いんだよ。ごめんね、イヤな思いさせちゃって…」

元はといえば、シンジが軽率すぎたことだった。
最初の頃のレイの態度を思い返せばそんなシンジの態度も仕方なかったかもしれないが、
今回の件でシンジは反省と強い実感を得ることができた。
「(綾波も恥ずかしがったりする普通の女の子なんだな…)」という実感を。

「べつに…イヤな気はしなかった……碇くんなら…」
「え?今、なんて…」

と、そこに丁度電車が到着した。

「なんでもない。行きましょう。」
「あ、待ってよ綾波!」

少し足早に電車の乗り込むレイを、シンジは慌てながら追う。
恥ずかしそうに顔を赤らめた少女と、どこか嬉しそうに顔を微笑ませた少年を乗せて、電車は走り始めた。

933:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 01:49:06
いい!GJ!!
投下がマンネリと思われてるなんてそんな悲しいこというなよ!
自分は巻き添え食らってずっと書き込めなかったけど
ずっとお礼レスしたかったんだよ?

934:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 03:44:47
最近、神がよく降臨なさるw

935:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 06:27:13
>>928
GJ!俺ってこういう初恋ものって書けないんだよね。
リナレイ、朝寝坊レイに続いてもう一本書けたんだけど、
スレも残り少ないし、投下は次スレにしようかな。

936:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 07:33:45
まだ大丈夫じゃね?投下待ち

937:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 09:08:55
かまわん、やりたまえ

938:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 12:09:33
投下待ち

939:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 12:19:46
>>928
GJ!かわいいな~
>>935
あの時の神か!自分は寝坊レイが特に好き
楽しみに待ってるよ


940:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 12:28:33
レイが好きなのは碇司令なんだよ。捏造するんじゃないぞLRS厨ども

941:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 12:29:18
レイって一日何回も風呂入ってそうな気がしてきた

942:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 12:29:57
シャンプーとかしてなさそうだから髪臭そう

943:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 12:31:44
投下待ち

944:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 12:32:52
しずかちゃんみたいにいつ行っても入浴シーンに遭遇してしまう
レイってのもちょっといいな

945:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 12:36:37
誰かが言いだすと思ったんだ、しずかちゃんのこと

946:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 12:42:45
投下待ち

947:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 13:50:02
URLリンク(www.rei-ayanami.com)

948:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 14:43:46
何の触手プレイかと思った

949:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 16:44:49
何かと思ったらあのシーンかw
クォリテァ高いな

950:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 18:52:37
今さらだがレイのプラグスーツはエロすぎる

951:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 18:56:17
>>947
触手にしか見えないw

952:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 19:58:28
久しぶりに来てみたらスレ間違えたかと思った
SS投下が無かったらアヤナミストの綾波萌えスレだなこりゃ

953:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 20:00:49
実際そーいう奴がいるのも否めないよな

954:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 20:16:41
貞5巻でシンジはレイを異性と見てない

955:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 20:24:18
男のロマンである大きめYシャツ一丁姿のレイを見ても
更にそのレイに部屋に招かれて二人きりになっても
平然と紅茶淹れてゲンドウの相談してるもんなw
鈍感(?)というか色事に疎いのがシンジらしくていいじゃないか

956:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 20:54:41
あのレイはエロいなwしかも紅茶シーンがあるな

957:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 20:59:20
あのシンジの淡泊振りは確かにちょっと不自然…
他のシーンじゃ普通に異性として意識してるから尚更…
シンジにYシャツ属性は皆無ということか?

958:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 21:15:51
5巻からミサトに加えてアスカがものすごい露出で家の中を
うろうろするようになったから慣れてしまったんではw

959:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 21:22:07
俺達が見ればあの格好は萌えだけど
まだ中学生で色事に鈍感なシンジくんがアレ見ても
「あ、綾波がYシャツ着てる」で終わりかもしれん

前に見た全裸の綾波よりもはずっとインパクト薄いだろうなぁw

960:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 21:24:57
紅茶シーンも萌えるがシンジに手を触られてテレるレイも萌える

961:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 21:26:43
綾波はそうしてなよって言うシンジも萌えなのですよ

962:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 21:42:00
新劇で、その二人の紅茶シーンを大画面で拝みたいものですな
声付きだぞーアニメだぞー

963:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 22:01:19
見たいことこの上ないな
もし映画で流れたら俺は喜びのあまり劇場でスクリーンに突っ込む

964:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 22:05:48
おまwww

965:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 22:07:40
このスレにとって紅茶は神なんだな。
二人目が死んだら映画館で発狂するわ

966:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 22:13:08
>>965
発狂するのは早い
綾波育成や、多くのFFでも書かれているような、記憶を取り戻すというベタだが王道なパターンがある

967:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 22:38:24
記憶を取り戻すかwエヴァ2使徒襲来のEDは記憶取り戻してたっけ?
あんな感じがいい

968:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 22:52:36
取り戻したかは定かではないけど、レイを避けてたシンジが「会いたいと思った」
って面と向かって言えるくらいには、少なくとも昔のレイを感じれるようになったってことじゃないかな?
俺もそんな感じがいい

969:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 23:32:20
リツコがいないと生きてられないのが痛いな(貞エヴァ)
新劇では最後レイが生きててくれるだけでヒャッホー
次スレそろそろか?

970:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 23:41:02
>>963
破が放映されたら一緒にスクリーンに飛び込もう

971:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/21 23:58:30
漏れもスクリーンに特攻するわ

972:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 00:01:05
>>969
あれは、レイがネルフから離れられないようにするためのはったりで
注射の中身はただの生理食塩水、という裏設定が私の脳内にだけあります。

973:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 00:02:36
天才あらわる

974:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 00:15:09
>>972
あなたは天才だ!

975:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 00:45:01
そういう発想は思いつかなかったな

976:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 00:45:51
「綾波って僕の嫁が似合ってたりして」
「何を言うのよあなた///」

977:携帯厨
08/08/22 01:11:44
レイに興味を寄せるシンジ。「何故いつも一人なのか」「何故エヴァに乗るのか」
「なぜ父さんと話せるのか」。その結果レイの怒りという思わぬ反応を引き出してしまう。
レイの心にわずかだが触れたシンジだった。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序ENTRY FILE1よりちょっとだけ抜粋

978:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 01:14:05
なんでリボルテックシンジでないんだよ
包帯レイとかじゃなくてさ
変なペンチ開発してる暇あったらシンジ作れゴルァ
主役ないとか萎えるわ
つうか包帯レイのガタイ良すぎだろ


979:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 01:15:16
スマソ
誤爆

980:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 01:21:54
三本目投下しに来たけどスレ速度早過ぎだオマイラww
次スレ待ちで埋め

981:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 02:09:25
そんじゃ埋め
URLリンク(pc.gban.jp)
知ったかぶりする綾波さん

982:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 05:59:26
かわゆいハガキ
URLリンク(p.pita.st)

983:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 07:40:45
>>981
シンジかわいいなw

984:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 08:09:44
つか980まで来たなら、もう次スレ立てていいんじゃね?
と言ってみる携帯厨の俺

985:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 08:39:23
>>978
誤爆と思わなかったw
シンジももっと出してよと思うかんね。
ポートレイツとキュージョンのシンジとレイで散々お人形さんごっこしたけど

986:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 11:15:45
自分もシンジのフィギアほしいよ
レイのと並べて遊びたい

987:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 11:23:54
俺は初号機と零号機を代用して(ry
いや、なんでもない

988:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 11:35:17
>>981
かわええー

989:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 11:40:24
シンジのフィギュアって少ないよな
差別だ。

990:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 11:59:46
人気の差は仕方ない…
というより、レイとアスカの人気が高すぎるんだなw

991:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 13:10:18
シンたんレイたんハァハァ埋め

992:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 13:24:57
>>981
なあ、本当に湯葉になるんだよね?
もう冷凍庫入れちゃったよ
レンガみたいな物体が出来そうで怖いんだけど


993:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 14:18:16
入れたのかよww

994:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 16:47:05
高野豆腐になるのこれ?

995:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 16:59:13
995なら紅茶シーン映像化される

996:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 17:06:49
埋め埋め

997:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 17:07:30
>>997なら俺は紅茶飲む

998:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 17:10:11
998なら997は火傷する

999:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 17:31:41
>>999なら>>997が飲んでるのはアバ茶

1000:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/08/22 17:34:23
1000

1001:1001
Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch