08/11/28 00:20:05
>>823
ご期待に沿えるかは解らんが、書き始めたからには書き終えたい
「お前宛にも召集令状が来とるぞ。家庭内暴力(言語的な意味で)の疑いアリだそうだ」
「問題ない」
「いや大有りだろう」
などとやっていると警報が鳴った。初号機が実質稼動不能かつ弐号機はスペック低下の疑い、加えて真ゲッターは調整中。
この状況下で起こりうる事態と言えば
「使徒か」
「ああ」
もしかしたら今世界で一番空気を読んでおるのは使徒かもしれんな。
「使徒!? こんな時にあのバカシンジは!」
警報鳴り響くネルフに、アスカが呆れたように叫んだ。
「出るぞ。第三新東京市で迎撃する!」
「ゲッターチーム出撃じゃあ!」
アスカの肩をたたき、竜馬と弁慶が駆け出す。が、レイが思い出したように制止した。
「駄目。真ゲッターは今エネルギー実験の真っ最中」
弁慶が振り返り、とぼけるように言う。
「ビィートがあるだろ」
「燃料が…」
「隼人の奴がバッテリー式に改造済みだ! それより忘れるな。前衛は俺らがやる!」
「バックアップは頼んだぞ!」
「ちょ、ちょっと!」
止める間もなく走ってゆく竜馬と弁慶であった。
『行くぞ。なんとしてでも上層部で食い止める!』
『なんでよ!』
『見てりゃ解る! それよりとっととやれアスカ!』
『マジでやれっての!?』