08/10/28 23:51:24
>>570-571よ。全てを説明しようとしても無理なのだよ。おそらく全てを理解するのに永劫の時が流れてしまうのだ
我々にわかっていることは、読んでくださっている方がいるかぎり、その為だけにでも書き続けるというコトだ!
…って三丁目の角で早乙女博士が言ってましたよ
『国軍…日本海を埋め尽くしている……ザザ…海が3分、敵が7分だ…』
『ハヤト、さらば…後のコトは頼むよ……』
スピーカーがけたたましく音を立て、そしてそれっきりノイズ以外流れなくなった。友が死んだ。
だがその犠牲で戦争を止めるコトが出来た。そう俺は俺に言い聞かせて涙を止めた。
『アバヨ、ダチ公!』
『後は…!』
黒い海が広がる……また、友が消えた。だが涙を流している暇は無い。だから俺は戦った。
『早乙女研究所に命ずる。ゲッターロボは我々が預かる!』
「汚い手でそいつに触れるんじゃあね~~~~~~~ッ!」
そして俺は、作業場の汚い寝床で目を覚ました。黒い姿が俺に影を落とす。
自分で自分の叫びで目を覚ます、か。
「…子供か、俺は…」
暗闇の中、神隼人は自嘲するように呟いていた。