エヴァの主人公が真ゲッターの竜馬だったら~5号機at EVA
エヴァの主人公が真ゲッターの竜馬だったら~5号機 - 暇つぶし2ch43:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/11 16:36:50
タカ=イーグル、クマ=ベアー
後はここが何スレか見ればわかるな?

44:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/11 18:32:15
えーと…

45:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/11 18:33:48
タカ=ホーク

なんて言っちゃったりしちゃったりして

46:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/11 19:35:16
ホーク・・・バトル~~~ホ~~~~~ク!

47:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/11 19:55:54
URLリンク(ja.wikipedia.org)

つまり学術上は鷹(ホーク)と鷲(イーグル)には区別がないのだ!
よって>>43も間違いとは言い切れない!!!





すまん、素で間違えたorz

48:隼人(漫画版)
08/03/11 19:59:01
なるほど・・・実に科学的な説明だな。

49:シンジ(貞元版)
08/03/11 21:54:10
でも次にやったら前歯全部へし折るぞ!

50:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/11 22:01:07
この流れをゲッター乱舞で豚切っていいですか。
待って下さる方がいない気がしつつ、ようやっと投下に参りました。


【復活! エヴァンゲリオン!】


 政治屋連中の言い草にはいい加減、辟易する。
 ネオエヴァンゲリオンを戦力として期待する一方、本家エヴァンゲリオンの凍結処置解除は徹底的に邪魔をする。
 特に防衛省大臣。よほどネルフを手駒にしたいと見えて、「言う事を聞くなら」の態度を崩さない。
 積み重ねられた姑息さが鼻に衝いて、胸がむかむかする。
 アスカはアクセルを踏み込もうとしたが、やめた。
「ちょっと、そこで何やってんの?」
「ワイ、妹の見舞いに行こうかと思ったんやけど、アシがないからメンドイねん」
「それで?」
「ついでにちょーっと連れてってくれへん? 司令も一人でドライブより、若い男とデートする方が嬉しやろ?」
「何バカほざいてんのよ……乗りなさい。あたしの用事のついででよかったら、いいわよ」
「ラッキー!」
「ただしお茶くらい飲ませなさい。男の義務よ」
 トウジは「げー」と舌を吐いた。

51:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/11 22:02:41
「ところで、司令はどこ行くんね?」
「研究所よ」
「研究所?」
「ネルフの直属機関でね。昔からの腐れ縁の人がいる。そこに……娘が遊びに行ってるから、ついでにお迎えよ」
「娘おるんかー」
 トウジは笑う。
「アンタも家族おるんねんな。めった笑わんから想像しぃひんかったけど」
「アンタのみたいに肉親じゃないけどね」
「血ぃ繋がってなくっても家族は家族やろ? それでエエやん。な、美人か? カワイイか?」
「あたしほどじゃないけどね」
「そいつは期待できそうやなー」
 ごつっ、と鈍い音がした。トウジは頭を抱えて呻く。
「軽い冗談やん! おー、痛て」
「ユイに変な事を教えたらぶん殴るわよ」
「殴ってから言うなや……」
「お約束は守らなきゃ」
 それでもトウジは等閑に応えて涙を拭った。

 近付くにつれ、二人は顔色を変えた。
 明らかに放置された、幌を張ったトラック。ジープ。何より、そこらかしこに文字通り散らばる人間の四肢。
 引きちぎられ、あるいは切断され、噛みちぎられたものもある。
 もう「モノ」だ。「者」ですらない。
「おい司令!」
「ここまで来たっての!」
 トウジは乱暴に飛び降り、アスカもハンドブレーキを引いてから護身銃を取り、預けられた弾倉を握って駆け降りる。
 もとは白かった、今は「ゴミ」でどす汚れた階段を駆け上がる。
 ガラス張りのエントランスにも死体がごろごろ転がっている。アスカは思わず舌打ちした。
 廊下に時折、汚れを引きずった跡がある。めちゃくちゃになった死体を踏んで、歩いた跡。
 やや小さいヒトの足の形。ただ、土踏まずがない偏平足。
 シトの足跡だ、とアスカは理解した。「奴」らがここを襲った。もう疑うべくもない。

52:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/11 22:03:05
 転がる死体が奇跡的に持っていたマシンガンを拾う。詰まりはないし規格も合う、これなら使える。
ゲンドウから与えられた弾倉をチャージしておく。
 トウジも壁に備えられる緊急時用の斧を取り、走る。
 幾らか走り、ここだ、とアスカは言って中に入る。
 研究者の部屋だな、とトウジにも判った。
 ディスプレイはスクリーンセーバーが作動している。デスクランプは倒れたまま机を照らし、
何かを書き殴ったメモ用紙が辺り構わず散乱している。足跡の残るものも、汚れのないものもある。
「司令、床に血だまり出来てんぞ」
 アスカは指で拭う。
「……これは人間の血だわ。赤いし、そんなに時間も経っていない」
 背後から、がたっ、と音と気配がした。
 アスカは咄嗟に応接用のソファーに身を隠す。
 ソファーがひどく大きいカッターナイフで切り裂かれた。プログナイフと同じデザインだとアスカは気付いた。
 トウジは見た。カヲルによく似た男の集団がナイフを構え、半笑いで襲ってくる。
「そいつらはシトよ!」
 アスカが叫ぶ。
「応っ!」
 トウジは斧を振り回し、男たちが少し笑う。
 がちっ、と音が鳴って弾き返された。
 弾かれた瞬間、微かな赤い光が見えた。
「ATフィールドっちゅうやつやな。面倒臭い連中やっ!」
 改めて、渾身の力で振り回す。
 ナイフを振り上げた男たちの表情が少し変わる。
 ぎりぎりっと軋む音が鳴った次の瞬間、トウジの本気の一撃はATフィールドごと男を切り裂いた。
「おらおらおらっ、さっさと前ぇ開けへんかいっ!」
 男たちから表情が消える。素早くナイフを構える。
 しかしトウジの容赦ない動きは次々に男たちを切り裂き、叩き潰す。
 脇から隙を突こうとする者はアスカの銃撃に撃ち抜かれ、劣化LCL弾なんぞ眉唾と思っていたが大したものだ。
 二人は次々にシトを葬り、部屋を駈け出る。

53:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/11 22:04:32
 廊下が赤い。そして幾つもの人間の部品がごろごろしている。もう「何人」というカウントも無駄だ。
 時折、接触するシトを無慈悲に葬りつつ先へと進む。
「司令、こいつら何とかせんとキリないで!」
「判ってるけど、こいつら放置するよりヤバイもんがあるのよ! そいつの確保が先!」
 階段を駆け降りる。
 照明が時折チカチカするのは電圧が不安定な為だろう。ならば、まだ無事な可能性がある。
 二人は階段を駆け下り、背後からべたっ、べたっ、という音が続くのにトウジは気付いた。
「司令、来よったらしいで!」
「もう少し頑張りなさい! 閉鎖できる区画に入るわ!」
 踊り場を二つばかり降り、広い場所に出た。深いところまで吹き抜けが見える。
 廊下を折れ、別の階段を降りようとした時、まるで地響きが鳴って足元を掬う。
 う、とトウジが、アスカが声を詰まらせる。
 壁を破壊して、無数の白い巨躯が出現した。
「ありゃあ量産型ってヤツやろ! 何でこないなとこにまでおるんねん!」
「ここでシトの軍事利用の研究をしていたからよ。いわばエヴァ計画の置き土産ね」
「どう逃げる!」
「とにかく下へ」
 行けば何とかなるはずだ。いや「何とかするしかない」。アスカはトウジを促し、走ろうとする。
 その時だった。
 何とも言えない地響きが足元を揺らすと同時にシトの集団が現れ、ち、とトウジが舌打ちし。
 地響きが壁を打ち崩し、青い巨体が現れた。日本刀に似た剣を抜き、一閃する。
 アスカとトウジは咄嗟に物陰に隠れたから大したダメージはなく、だが突っ立つ格好だったシトの群れは薙ぎ倒され、
壁に叩きつけられ、あるいは剣に押し潰され、辺りに青い血がびしゃびしゃと飛び散る。

54:蟇黐鐚
08/03/11 22:05:10 7KYNP2O1
エヴァの主人公がバカボンのパパだったらどうなるかな…(・ω・)


55:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/11 22:05:21
「くあ~……耳鳴りしたわ……」
 トウジは頭を振りふり身を乗り出す。
 アスカは青い巨体に思わず叫んだ。
「アンタ、まさかユイなの! そんな……レストアした零號機改も凍結処置を受けていたのに……」
 大きく青い、一つ目の顔が、こく、と頷いた。
【ママ、大丈夫?】
「あたしはいいからアンタはそこから降りなさい! アンタが戦う事はないでしょう! ひどい音が耳をつんざく。量産型の攻撃を凌いだ音だ。
 トウジはうっすらと思い出した。昔、テレビで観た記憶を。確か、使徒と諸共に滅んだ一体。
 エヴァンゲリオン零號機改。自らのコアを抉り出し、使徒を道連れにしつつも地上を守った機体。
【零號機改は私の分身……凍結を解除するのは簡単だったわ……ママは行って。ここは私が守るから】
 量産型が迫る。
 零號機改が立ち向かう。
「ユイ、いいえファースト! アンタはもう戦わなくっていいのよ! アンタはあたしたちが守ってあげる!」
【ママは……碇くんも、リツコママも、ミサトママも、みんな私たちを守ってくれた。私たちを殺そうとするヒトから】
 零號機改の刃がATフィールドに阻まれる。
 量産型の大きく裂ける口が、にんまり、と赤く歪んで笑う。
【だから私は戦えるの。今度は……私がママたちを、みんなを守る番】
 零號機改の腕が量産型の上唇、下顎をむんずと鷲掴みにする。
 量産型の悲鳴が轟く。
 引き裂かれる白い体から青い血が勢いよく迸り、青い巨体をなお青く濡らす。
【ママ……アスカ、私を想ってくれるなら、行って。みんなが待っている】
 アスカの舌打ちをトウジは聞いた。
「……判ったわ。ただし、死ぬんじゃないわよ! 死んだって線香なんか上げてやらないからねっ!」
【判ってるわ。私は……死なない】
 アスカの青い瞳に揺らめく感情を理解したトウジが声をかける。
「よっしゃ! 司令、行くでぇ!」
「こっちよ!」
 二人は先に進む。
 見届け、レイは微笑みながらレバーを握りしめる。

56:ひとまずここまで
08/03/11 22:05:54
 レイと呼ばれようが、ユイと呼ばれようが、正直そんな事はどうでもいい。
 自分たちは、レイとカヲルは所詮、造られたまがいもの。単なる戦争の道具、人形だった。
 そんな人形の自分を「ひと」として扱い、接してくれたのは、ヒトから護り続けたのは仲間。
 戦争の事以外は何も知らない、何も理解しようとしない自分たちに、根気よく「ひと」として
笑顔を与えてくれたのはアスカたちだ。
 母と呼ぶ人が、友と呼んでくれる人が、自分たちを「ひと」にしてくれた。
 死んでもいい、と。代わりはいるのだ、と。幾度も自嘲した自分たちを本気で叱り飛ばし、
「お前はお前しかいない」と教えてくれたのは彼らだ。
 だからレイは、カヲルも戦える。「仲間」の、「友」の、「母」の為に。
 母から巣立ったチルドレンの為に。
 そんな彼らが必要としてくれる自分自身の為に。
「見ていて、碇くん。アスカ。私は……戦える」
 零號機改のATフィールドが展開する。
 量産型が咆哮する。

57:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/11 23:29:45
職人さんキテタ━━(゚∀゚)━━!!

58:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/12 09:47:55
新作キタ━━(゚∀゚)━━!
しかしこの展開、まさか俺たちを泣かせるつもりではあるまいなッ!

59:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/12 11:33:55
ゲンドウ「ああ間違いない。虚無エンドだ」

60:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/12 12:00:02
冬月「虚無エンドでは委員会とスレ住人が黙っておらんぞ」

61:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/12 15:04:33
私が虚無っても代わりはいるもの

62:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/12 20:44:12
虚無ってたまるかー!
と、続きです。



 地鳴りが足元を掬う。幾度となく転びそうになりながらも走り、不細工に銃声が聞こえた。自然、脚が早まる。
 悲鳴と罵声は全て女の声。それと、何かの金属音。トウジは走り、広く大きな空間に出た。
 発砲する赤いジャケットの女と、庇われる白衣の女。それに群れる白い男の群れ。
「オンドレら、何しとるかぁっ!」
 叫び、斧を振るう。油断していた一人(1体?)は倒せたが、振り向く他はATフィールドを展開してしまう。
「ミサト、使って!」
 アスカは予備弾倉を女目がけて投げつける。放物線を描いて女の手に渡り、素早く回り込んだトウジの陰で交換する。
「大丈夫かアンタ! は、と」
「あたしは葛城ミサト。こっちは赤木リツコ。ヨロシクね、鈴原トウジくん!」
 Cz75から発射される劣化LCL弾は狙い違わず男を撃ち倒す。だが数が違いすぎる。
「ワイを知っとるんかい!」
「当然でしょ。君は有名人よ、ネオエヴァを動かせる野蛮人だ、ってね!」
「うわ言われ慣れてるけどムカツク」
 合流するアスカの銃弾も容赦なく屠り続ける。
 だが。
 男の群れがにんまり、と笑う。トウジたちの不利を理解している。
 かち、かち、とアスカの銃が遂に弾切れした。もうすぐミサトもそうだろう。
「リツコ、何かイイもんないの!」
「そんなものがあったら私が使ってるわ!」
「そうでした」
 ゴメンね、と笑う頬が引きつるのが判る。このままでは嬲り殺しだ。
 舌打ちするのは誰でもいい。
 また、かち、かち、と音が鳴った。ミサトの銃だ。
 じり、と男が迫る。
 トウジの腕も遂に痺れ、斧が弾かれる。
 息が詰まる。喉が渇く。
 その時。

63:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/12 20:44:49
 だんっ! とトウジの目の前に「誰か」が飛び降りた。
 飛び降りた「誰か」は伏せろと叫び、何かを投げつける。トウジは咄嗟に女たちを物陰に引っ張り込み、次の瞬間。
 轟音と閃光が感覚を、そして空気を引き裂いた。頭ががんがんする。
「くぅわ~……何じゃ今のは……」
「手榴弾。近くの自衛隊駐屯地からちょっと無断でもらってきた」
 にんまり、と笑う男はまだ若い。少々、いやかなり煤けて、結構な手負いではあるが。
 笑いながらもう3度ほど投げ、音が止まると向こうの気配が消えている。そっと顔を出すと、
幾らか「破片」がひどいが、男の群れはいなくなっている様だ。
「……一応礼は言うで。ワイは鈴原トウジや」
「ミサトさん、リツコさん、初號機は動かせる?」
 言われるまでもなく作業に入っている。トウジを完璧に無視して進め、機械の音が鳴りはじめる。
 舌打ちし、トウジは気付いた。自分たちの背後に、胸元が黒く染まる巨人が直立していると。
 全体が汚いグレーに染まり、特に胸元が濃い。真黒だ。
「こいつは……エヴァ初號機か……!」
 ニュースで観た記憶がある。幾多の戦いを潜り抜けた巨人。ただ色が違う。
 機械の音に連れて色は剝がれていき、それだけに胸元の黒が気にかかる。
「なぁ……司令」
「リツコ、コーティング解除は?」
「続行中。ただシンクロデータが全デリートされてるわ。とにかく誰でもいいから乗って、一刻も早く調整しないと」
 色が剝げるのはグレーの粘土状の何かが剝がれるからだ。下は鮮やかな紫に輝く。
 この色だ。人類の救世主にして使徒の天敵。ヒトに造られたシト、エヴァンゲリオン初號機。
 公表されたパイロットの名は、確か。
「オレが乗るよ」
 煤けた男が言う。トウジは咄嗟に怒鳴った。
「アホウ! お前、どう見ても腹やられとるやないけ! 死んだらどないすんねん!」
「うっせぇなぁ」
 ぎろ、と睨んでくる。だから睨み返す。
「ぁあ? 何か言ったか怪我人」
「うるっせぇ、つったんだよ、ガキ」
「うっせぇのはオノレじゃ!」
 トウジは殴り倒された。怪我人とは思えないパンチのキレとスピードだった。

64:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/12 20:45:12
「うるっせぇつっただろう! オレは碇シンジだ、俺の言う事に文句たれんなガキ!」
 叫び、蹲る。腹が真赤だ。トウジは深々と嘆息し、リツコから拝借した白衣を晒し代わりに巻きつけてやる。
 そう、その名だ。碇シンジ、覚えている。だから「ちょっと」力が入ってしまう。
「うげ!」
「ほぉおー。こんなんが痛いんかい?」
 わざと言葉尻を上げてやる。
 シンジは涙目で睨み返した。
「い、痛い訳ねぇだろ!」
「あっそ」
 一層絞め上げる。シンジは本格的に呻く。凄く痛そうだが、この世からサヨウナラ、よりはマシだろう。
「ア、スカ……赤木博士……何とかして……!!!」
 ピー、と音が鳴った。
「コーティング解除は完了! でも」
 ミサトの顔色が変わるのが判った。
 コアが撤去、いや抉り出されている。胸元がぱっくり無惨な空洞になっている。
「そんな……リツコ、コアがなければ」
「アンビリカルケーブルとコネクタ口は生きているわ。動力なら何とでもなる。ただシンクロデータが」
 トウジは足元の男を見る。傷は浅くない、暴れさせるのは無理だ。
 アスカも駄目だ。女にはきついだろう。
 では、答えは一つだ。さっさとラダーに飛びついた。
「鈴原君、何をするの!」
「ワイが乗ったる、とっとと作業進めてや!」
 リフトで近付く。
「君には無理よ! ネオエヴァと違って初號機は」
「何もせんと指をくわえて眺めとるよりマシや! ワイが何もせぇへんせいで誰かが死ぬのを見るのは御免や!」
 首の後ろに近付く。記録で見る限り、この筒状のエントリープラグというものに乗り込めばいいはずだ。
「01」と書かれたプラグに勝手に入り込み、ハッチを閉じる。スイッチを入れる。
「うわ、やっぱし!」
 LCL溶液が注入される。判っていても気持ちが悪い。耳と鼻が痛い。

65:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/12 20:45:45
【諦めて飲みなさい! 素直に飲む方が楽よ!】
 アスカの声が聞こえる。同時に、がくっと揺れる。挿入されたからだ。
 何度も咳き込み、不意に楽になった。肺が満たされたらしい。
「うえ……えずいたら地獄やで、コレは……」
 泣きたくなってきたが、耐えた。

「まったく、若い子は無茶で困るわ」
 言い、リツコはシンクロを調整しようとコンパネを操作する。しかし基本データがないので全て手探りだ。
「思い出すわね、マトリエルが攻めてきた時。みんなでケーブル繋いでね」
 ミサトはわざと軽口を叩いて基盤を調整する。何とか接続できそうだ。
「そうね。あの時、碇司令ったらバケツを一人で2個も使って。みんなから顰蹙買ってたっけ」
 アスカは言い、ディスプレイの数値を見る。
「ええ。悔しいから私、一つはおトイレの掃除用のと取り換えてやったの」
 リツコの言葉にミサトが小さく吹く。
 トウジはトウジで、エントリープラグの中で色々やっている。
「ま、あのクソ親父なら殺しても死なねーよ」
 シンジはボソッと言い、トウジが使っていた斧を拾って歩き出す。
「ちょっとバカジンジ、どこ行くのよ。怪我人はそこで泣いてなさい」
「うっせぇ。綾波を助けに行ってくら」
「って、生身で量産型を相手に出来る訳ないでしょ!」
「やんねぇよりゃマシだ! 綾波だって一人で戦ってんだろ、行かねぇよりゃマシだ!」
「行った方がよっぽど邪魔よ!」
「こんなとこで寝くたばってるよりかマシだ!」
 歩く。が、すぐに足元がふらつく。壁に手を突いた。
「畜生。オレが何もしないせいで綾波が死んだら、寝覚めが悪くって仕方がねぇや……!」
 シンジは吐き捨てた。

66:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/12 20:46:06
 LCL溶液の濁りがひどい。零號機改からフィードバックするダメージで身体が辛い。
「私が死んでも代わりがいる」。以前はこの一言に躊躇いはなかった。
 今は「私が死ねばママたちを泣かせてしまう」。そう考えてしまい、この言葉が躊躇いのない攻撃を許さない。
 そう、いっそ「あの時」と同じくコアを抉り出せば。そしてシンクロを反転させれば量産型を屠るのは簡単だ。
 しかし、やってはいけない。だからATフィールドを相殺し、切り刻む事しか出来ない。歯痒い。
 だが不利だ。正直、腕がこれ以上動かない。ATフィールドを維持できない。
 遂に壁に追い詰められた。押し付けられ、首を絞め上げられる。脚が浮く。
 苦しい。息が出来ない。ヒトに造られたシト、レイとカヲルのシンクロ率はシンジやアスカの比ではなく、
より確実にエヴァを稼働させる反面、より以上にダメージを受けてしまう。
 シンジとアスカは割り引いた感覚フィードバックを受けるが、レイとカヲルはまともに影響される。
 すなわち、シンジたちは首を絞められれば息苦しく、レイたちが絞められれば本当に窒息する。
【キミたちはズルイね……】
 量産型の思考が伝わってくる。
【キミたちはズルイね。ボクたちは用済みになって、殺されて、始末されて……なのに、キミたちは生きている】
【ボクたちはゴミみたいに廃棄されたのに。キミたちはヒトとして、のうのうと生きているなんて、ズルイよ】
【ボクたちだってヒトとして生きていたかったのに。キミたちばかりヒトとして生きられて、ズルイ】
【だからボクたちはシトになったのに。キミもシトになればナカマにしてあげるのに】
 ほんの少し拘束が緩む。レイは咳き込み、げほっと息を吐く。
【ねえ、ファースト……戻っておいで。ボクたちは一つだったでしょう……戻っておいで】
【ボクたちにお戻りよ。生まれる前の一つに戻って、そしてナカマになろうよ】
【キミが生まれる前の姿に戻って、もう一度、本当のナカマになろうよ】
 零號機改の腕が動く。
「そんなの……お断りよ!」
 ぐちゃっ、と音が鳴った。零號機改のパンチが真正面の量産型の頭を殴り潰した。
 床に落ちる零號機改に量産型が群がり、白い団子が蠢く様に見える。
 レイの押し殺す悲鳴がLCL溶液を赤く濁らせる。

67:ひとまずここまで
08/03/12 20:47:05
 初號機のモニターが作動する。電源が生き返った様だ。よし、と呟くトウジは驚愕した。
 モニターの向こうで白く蠢く塊は量産型。
 それに食いつかれ、食い荒らされるのは零號機改。
「ちょい、おい! ねーちゃん無事か!」
 スイッチは入れていないが通信回線が唐突に繋がった。聞こえてくる弱々しい声はレイの悲鳴だ。
 ち、とリツコが舌打ちする。
 手元のグラフにレイのバイタルサインが表示される。赤いゲージがオレンジを切り、だいぶ黄色に近い。
「おい、ねーちゃん! しっかりしぃや!」
 モニターの向こうで、青い機体から青い体液が、血が溢れる。量産型はそれをまるで嬉々として味わう。
「綾波!」
 観てしまったシンジの絶叫が響く。
「くそっ、ねーちゃん待っとれ! すぐ行ったるわっ!」
 トウジはめちゃくちゃにレバーを引く。だが初號機は動かない。
「ちっ、くしょう……! 動け! 動け、動け、動け、このっ……とっとと動かんかーいっ!!!」
「くそっ……綾波! 綾波ーっ!」
 シンジが、トウジが絶叫した瞬間、初號機の両眼が輝いた。

68:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/15 22:19:31
何かパソ様からの書き込み反映されない…

69:つづき再チャレンジ
08/03/15 23:08:58
「……何じゃ???」
 LCL溶液が揺らめき、ディスプレイではないが眼の前に女の姿が見える。レイという少女に少し似た、
もう少し年上に見える、髪の色も少し違う女性。
 トウジは頬をつねってみる。痛いので夢でも幻覚でもなさそうだ。
 女性は、にこ、と笑んだ。
「あなたは、シンジのお友達? それとも?」
「や、ツレとは違う思うけど……アンタ誰や?」
「わたしは、ユイ」
「ユイてな、司令の娘か?」
「そう……わたしはユイと呼ばれているのね……よかった。あのわたしは愛されているのね」
「何???」
 女性は不意にトウジの頭を撫ぜる。
 トウジはふと、亡くした母親を思い出した。兄弟をよくこんな風に撫でてくれた優しい手の平を。
 顔は違う。けれど、この女は「おかあさん」だ。
「……かーちゃん、か?」
「わたしを、お願いね、ボク」
「かーちゃん、なんかっ!」
「わたしを、みんなを、お願いね……トウジくん……」

 辺りに飛び散るシトの残骸がぶるぶるっと震え、突然、初號機めがけてまるで飛び上る。
 実際には初號機に吸い上げられていた。胸の穴に吸い込まれ、凝縮し、白と青の塊が激しく振動する。
 次第に色を変え、青が薄くなり、黄色く光り出し、そして。
 白く、青かったシトの残骸は次第に生々しい赤に輝きはじめた。あたかも、抉り出されたコアが新生した様に。

70:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/15 23:10:08
 レイは不意に苦痛が薄らいだ事に気付いた。
 圧し掛かっていた量産型が消え、辺りには青い血が飛び散った痕跡がある程度に過ぎない。
 痛む体に鞭打って立ち上がる。
 静かだ。気味悪いほどに静かすぎる。ここには自分しか、零號機改しかいない。
「……なに、これ……何があったの……?」
 身体が軋む。零號機改も同じだけダメージを受けているが、まだ動ける。
 静かだ。零號機改の動く音しか聞こえない。辺りを見渡し、不意に足を取られた。
 床に押し付けられ、背骨が軋む。思わず血を吐き、LCL溶液が濁る。
 零號機改の足元からじわじわと、だが結構な速度で白が侵食していく。黴が生え、コロニーを作る様に
全身にまといついていく。
「ぐうっ……!」
 足が軋む。ぎりぎり締め上げられる。
 足だけではない。全身の骨が、腱が、肉が軋みを上げる。
 違う。「何か」が入り込もうとしている。零號機を冒し尽くし、成り替わろうとしている。
「まさか、こいつ……零號機に、【わたし】になろうとしているの……?」
 心の中にシトの「声」が聞こえる。サビシイ、ズルイ、サビシイ、ズルイ……怨嗟の声が轟々と聞こえる。
 寂しいのは判る。狡い、と言われるのも判る。
 だが、二度と御免だ。「おなじじぶん」しかいない孤独の世界は。
「……御免なさい。私は……エゴイストなの。あの心地よい世界を、失いたくないの。
ママたちも、碇くんも、フィフスも……あなたたちのものじゃ、ない。わたしの、ものよ!」
 レイは悲鳴を上げ、血を吐く。肌が、肉が避け、装甲を食い破られるのが判った。
 サビシイ、ズルイ、サビシイ、ズルイ、サビシイ、ズルイ、サビシイ、ズルイ……それだけが繰り返される。
 動くのが辛い。身体が苦しい。
 それ以上に「こころ」が苦しい。いわば裏切った同族に嫉まれるのは。
「……御免なさい。あなたたちを、私は……殺さなきゃ、いけない」
 必死にレバーを握り、立ち上がろうとする。そのたびにLCL溶液の赤みが増す。
 苦しい。痛い。辛い。泣きたい。泣きたい。痛い。痛い。痛い。痛い。いたい。いたい。いたい。

71:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/15 23:10:47
「痛いの、ママ……アスカ、碇くん、助けて……!」
【だから一つに戻ればいいのに……自分だけズルしたからよ……】
「レイの」声があざ笑う。くすくすと、くすくすと笑いかける。
【ズルはダメよ……さあ、戻りましょう……】
 肌、肉を食い破られる。首を絞められる。
 殺される。「ヒト」の自分が「シト」の自分に否定される。逃れられないと悟り、レイは覚悟を決めた。
「……ママたち、約束を、破って、ゴメン……御免なさい……!」
 スイッチに手をかける。コアを反転させれば少なくともこいつを殲滅させられる。
 その時。
【待てえぇぇぇぇいっ!!!】
 レイの耳元でひどい悲鳴が轟いた。同時に全身の苦痛が去り、白の拘束が失せた事は判らない。
【ねーちゃん、無事か!】
 レイは笑いそうになった。この状態を見て無事と思えるなら相当な乱視だ。
【……ええ。無事じゃないわ……ありがとう】
 拘束していた白が膨れ上がる。
 初號機のショルダーが開き、繰り出されるナイフを掴み出す。構え、斬り付けた。
 膨れた白は切断され、ぶるぶるっと震え、一つに結び直す。
 零號機改は懸命に腕を伸ばす。装甲が半ば剥ぎ取られた無惨な腕はしかしATフィールドを展開、白の動きを抑え込む。
 じたばた暴れる動きから目を逸らさず、零號機改の展開するATフィールドが触手状に伸び、壁の一か所を
ぶち抜いて何かを掴み出した。
 まるでサイズアップした日本刀。大刀と小刀が揃っている。
【マゴロクソードと、カウンターソード……使って……!】
【おう、美人からのプレゼントはありがたくいただくでっ!】
 掴み取り、構える。手の平にずっしり来る感覚はむしろ心地よい。
 白の動きが激しい。逃れようとし、その中で赤い光が微かに見える。コアだ。
【くたばれいっ!】
 十字斬りの要領で斬りつける。
 コアが切り裂かれるのが判った。ぱちっ、と案外呆気なく弾け、光の十字架の輝きが初號機を照らし上げる。

72:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/15 23:11:24
 地鳴りが足を掬おうとするが、耐えられる。
【ねーちゃん、もう安心やで】
【……ありがとう……】
【うんうん、やっぱ美人は笑ってる方がエエわ。
 んじゃ、あとは司令らのとこに行っとき。後はワイが全部引き受けたる】
 モニターの中で、レイは首を左右に振った。
【ダメよ。あなたでは初號機の性能を完全に引き出しきれない。「そこ」のわたしが協力するだけでは足りないの】
【……さっきから気になっとったんやけど、「そこの私」とか「あの私」とか、何ね】
 レイは微笑む。
【あなたは何の為に戦うの?】
【へ? 唐突に何や?】
【教えて。何の為に戦うの?】
 うーん、とトウジはやや考え込む。見栄を張るべきか否か……正直に言った。
【ワイ、親を使徒の襲撃で亡くしたんねん。で、妹が一人、その関係で体悪くしてな。そんで金稼ぐのと、
あと司令が、ワイがネオエヴァンゲリオンで戦えば妹の面倒見たってくれるて、それに】
 トウジは、にんまり、と笑ってみせた。
【あと、ねーちゃんみたいな美人が苦労してるのを見過ごしに出来ひんのや】
【なにバカこいてんだよ、アホウ!】
 シンジの怒鳴り声が割り込んだ。耳が痛い。反射的に押さえてしまい、初號機も同じポーズを取る。
【くぅわ~……泣けてきた……】
【オメー、綾波助けたんならさっさと次! 本部が襲撃されてんだ、行け……行ってくれ!】
 零號機改が初號機の手を取る。
【トウジくん、私を受け止めて……】
【んあ?】
 トウジは、ひー、と情けない声を上げてしまった。
 LCL溶液が揺れ、レイが唐突に現れた。前にテレビで観た、テレビから女が出てくるホラーみたいに。

73:おわり!
08/03/15 23:12:04
「どっ、どうやってここ来たんね!」
「初號機もシトだから、【わたし】に頼んで入れてもらったの」
 トウジは背中がむずむずするのが判った。
 ディスプレイの表示を見たら、初號機の背に金色の「翼」が出現したのが判った。
「うへ? 何でや???」
「私がATフィールドを張るわ。あなたには出来なくても、私には出来るから。
 あんたは私が護る。だからお願い。ママの仲間はあなたが護って」
 モニターの一つの表示が切り替わり、アスカが映る。
【トウジ、ネルフ本部が使徒に襲撃されてる! すぐ向かって、あたしたちも後から行くから!】
 トウジはレイを見る。
 レイは薄くではあるが、微笑んでいる。
「……ねーちゃんが手伝ってくれるんか?」
「ええ」
「……判った。なら行くか!」
 初號機は翼をはばたかせ、飛び立った。

 派手に壊してくれたのは涙が出るとして、エヴァ初號機が救援に向かってくれるなら何とかなる。アスカは嘆息した。
「アスカ、俺たちも追おう」
 シンジが言う。
「そうね。ここで腐ってても仕方ないわ」
「ああ。さっきオレが駐屯地から借りてきたC130Hが外にある、そいつで行こう」
「借りてきた……って、無断で?」
「頼んでも貸してくれないからな。ちょっと係官を撫でて拝借してきた」
「……それ、あとから謝るの、あたしなのよね」
 アスカは泣きたくなってきた。しかしまあ陸をちんたら走るよりはマシなので、諦めた。
「あたしが飛ばすわ。リツコ、ミサト、必要なものがあったら積むから指示して。5分で準備お願い」
 二人は、ええ、と応えて準備をはじめる。
 アスカはシンジの傷を見てやり、大きさの割には浅かったので、救急キットで手当だけし直してやる。
「……シンジ、後輩を見てどう思った?」
「ま、イイんでないの? 俺には劣るけど、いい感じだろうぜ。ただ……奴も見る事になるかと思うと」
 アスカは曖昧に頷き、キットの残りをシンジのポケットに押し込めてやった。

74:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/16 10:07:13
シンジ=竜馬になっとるなw ある意味でスレタイに忠実だ。乙!

75:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/16 13:07:57
>怪我人はそこで泣いてなさい
これにツボったwww

76:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/16 22:03:28
キレイにオチがつくかどうかも心配だが
この話のゲンドウの色々もすんげえ心配だ…はっちゃけ…

77:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/16 22:34:06
ならばいよいよ俺が書いた駄目ゲンドウ風味ストーリーの出番だな
・・・ゴメン。嘘。俺の部屋のゲッター線濃度が足りなくてまだ形になってない

ちょっと獣機隊と一緒に虚無の戦線に身を投じて進化してくる ・ω・)ノ

78:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/16 22:59:27
>>77待て!早まるな!俺を連れて行け…!

79:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/17 00:43:50
任せろ!>>77ごと吹っ飛ばしてやる!

80:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/17 00:57:28
宇宙を震撼させるその声(ボイス)は
まさしくペンペンのものだった

81:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/17 03:53:54
>>77
おいおい、獣機隊が行くのは虚無の戦場じゃなくロシアとヨーロッパだぜ?
少佐の言う「面白いコト」によってはそっちに行くかもしれんが。

82:ラストエピ投下
08/03/17 21:11:18
ウェットな浪花節話ですいません。
ゲンドウをブッ壊してすいません。
シンジがべらんめぇですいません。
カヲルがアフォですいません。

どこから謝ればいいか判らない…orz


【取り戻せ! ヒトの未来!】


 光が落ちた。
 落雷とは違う一閃が落ちた。
 一瞬は音がなかった。
 しかし次の瞬間、ほんの半秒ほどだけ聞こえた。
 実際には長く続いたのかもしれない。しかし誰もの聴覚が冒された為に聞こえなかった。それほどの轟音だった。

 後に、遠望していた者は「光の十字架が突き刺さった様だった」と語る事になる。

 死者が出ないのが不思議なほどの崩壊だった。全員は傷はあるものの何とかほうほうの体で瓦礫から這い出し、呆然と天を仰ぐ。
 視界一面に広がるほど大きく見えた。つまりそれほどに接近している。
 ひょろ長い手足を踏ん張り、天蓋の様にネルフの残骸を覆う使徒。マコトは資料のイスラフェルとの一致を思い出した。
 悲鳴が上がる。
 イスラフェルが近付く。瓦礫と化したネルフ本部を押し潰そうとしている。
 職員は逃げ惑い、あるいは怪我人を庇い、だがもう逃げられない。誰もが絶望の声を押し殺す。
 その時、西の方向から光が迫った。

83:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/17 21:12:04
 空気が揺れる。
 投擲された二又の槍がイスラフェルを弾き飛ばし、地べたに縫い付けた。何とも言い難い咆哮が大気を震わせる。
【ちいっと遅うなってスマン! 飛んできたでぇ!】
 ATフィールドの金色の翼を広げた初號機が着地する。
 誰ともなく、おお、と歓喜と畏れの声を上げる。
 ヒトの手が造り出したシト。だがチルドレンと共に在る事でシトのくびきを離れ、ヒトの友として数多の使徒を葬り去った巨人。
 微かな地響きが鳴り、エヴァは刀を構える。右手にマゴロクソード、左手にカウンターソード、二本の刀が日差しに凶悪に煌く。
 槍に貫かれ、蠢いていたイスラフェルが分裂して槍から逃れる。
 初號機は躊躇わず刀をコア目掛けて投擲する。
 同時に命中。イスラフェルは二重写しの姿に蠢き、再び一つに戻ろうとする。
 しかし素早く地面より引き抜いた槍に刺し貫かれ、ぶるぶるっと震え上がる。
 遂にコアが弾けた。光の十字架が立ち上り、トウジは隣の少女を見詰める。
 使徒から造られたというヒト。確かに色は白いが、眼も赤いが、それ以外はまるきり人間だ。
 ヒトならば、それでいい。仲間だ、と思える。
「信じ合える」事はヒトとして重要なファクターだ。名前なんてどうでもいい。
「アンタ、しんどぅないか?」
「私は平気」
 にこ、と微笑む。そして一つの方向を指差し、言った。
「向こうに、いるの。私と同じヒトたち」
 トウジは、がり、と頭を掻く。
「おう、アンタはシトやない。ヒトや」
「みんなそう言ってくれる。でも私は、そしてフィフスも、やっぱりシトでもあるの……向こうに【わたし】がいる」
「あのな、世界に【ワイ】はワイ一人だけやで。他にワイと同じ顔をした奴がおっても、そいつはワイやない。似てるだけの別人や。
アンタもそうや。アンタや、あのカヲルちゅー奴とナンボ同じ顔があっても、そいつらはアンタでもカヲルでもない。
 んでもって、アンタもちゃーんとヒトや。ワイを助けてくれるんやもんなっ!」
 トウジは、にやっ、と笑う。
 レイは、にこ、と笑う。いい笑顔だ。
「おっしゃあ! ほしたら鬼退治にもうちょい付き合うてもらうでえっ!」
「ええ」
 レイは前を見る。
 初號機は光の翼を広げ、飛び立った。

84:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/17 21:12:31
 見送るマコトはヒビの入った眼鏡を直しながら嘆息する。とりあえず助かったのはいいとして、これからどうしよう。
アスカもまだ戻ってこないのだし……呆然と考え、ただただ溜息が漏れる。
 シゲルは少しでも生きている通信装置がないかと周辺を漁り、その時、瓦礫の一角がぐらっと揺れた。
 何事か、とそちらを見た者は一様に情けない悲鳴を上げた。
 黒くて汚い、恐らくは人間が現れた。咳き込む息が真っ黒だ。
「い、いいい、碇博士! ご無事でしたか!」
 マヤの声はひっくり返っているが、無理もないだろう。
「問題ない」
 コンクリートの破片にまみれ、埃と煤で汚れた碇がぬっそりと、まさに出現した。彼は我が身を叩き、サングラスの位置を直す。
「青葉、車を出せ」
「と、言われましても……動ける車両があるかどうか……」
「動けるか、ではない。動かすんだ。エヴァを追うぞ」
 碇は、にんまり、と笑った。
 その凄絶な、獣の様な「笑顔」にマコトとシゲルは思わず抱き合って震え上がった。


 白い女の巨人が街を歩く。ただそれだけで被害が出る。踏み潰される建物、人間、大地すらが潰されていく。
 巨人はいわゆる笑顔を作っている。しかし、それだけだ。いわゆる目が、表情が死んでいる。意思が感じられない。だから余計に不気味だ。
 人々はただ逃げ惑う。救いを求めて、必死に。
 しかし逃げ切れず悲鳴を上げる者もいる。逃げる事すら出来ず、萎縮して震えるだけの者もいる。
 そして黒い月。白い巨人に従う様に、歩みに従ってゆっくり漂う。
 本来地上にありうべからざる巨大な質量は引力を狂わせる。
 幼稚園生くらいだろうか、逃げ惑う子供の一群が狂った引力に裏切られ、吸い上げられる。
 引率していた女性は守り切れず、己の無力を呪う様な悲鳴を上げる。
 子供たちは訳も判らないのか、ただ、ぽかんとした顔で吸い上げられていく。
 その時。

85:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/17 21:12:59
「みんな、動くんじゃないぞーっ!」
 輸送機から飛び降りたシンジが子供の群れを掴み取った。落下と接触の勢いで一団はみるみる落下し、地上目掛けて直線軌道を描く。
 衝突の勢いで見事、着地した。衝撃でクッション代わりになった自動車は見事に、そして無様にぺしゃんこになったが。
 シンジはしばらく衝撃に震え、涙を浮かべて一言。
「……ちょっと高かったなー……」
 引率の女性が駆け寄る。彼女は泣きながら子供を抱きしめ、顔をぐしゃぐしゃにしながら何度も礼を言う。
 涙を拭ったシンジは全員を逃がしてやり、上空を仰ぐ。
 輸送機から軌跡だけは確認していた。かつて自分が騎乗していた初號機、シンジの母ユイの魂を宿したヒトの手によるシトを。
 ヒトの封印から開放され、今またヒトを護る為に戦場に立つ「相棒」。
 信じている。信頼に値する最高の友が今まさに敵に立ち向かうべくATフィールドの翼を羽ばたかせる。
 またヒトには裏切られるかもしれない。「用済み」になれば、また封印されるかもしれない。
 それでも構わない。指をくわえて悲劇を見守るのは御免だ。それはあの男もきっと同じ。
 獣であってもチルドレンはシトではない。自分たちは【ひと】だ。だから持てる力で全力を尽くす。
「頼むぞ、トウジ」
 シンジは微笑み、見送った。

86:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/17 21:13:48
「しっかしアンタと同じ顔っちゅーのもキモイもんやな。美人やけど、限度っちゅーもんがあるやろ普通」
 近付いて判ったが初號機に数倍する大きさだ。さすがに怖い気がする。
「あれは私。そしてリリス。ヒトに作られた【わたし】の集合体……そして黒い月が使徒の源。あれを断てば使徒は消える」
「ほんなら大将首を狙うで! 一点突破や!」
 白い巨人の腕が伸びる。初號機の動きは見事に避け、更に後ろの黒い月に回り込む。
 黒い月から白い触手が無数に伸びる。初號機を捕まえようとする様に蠢く。
 初號機は触手を避けて飛び回る。しかし動きが速い、攻撃のきっかけが読めない。
「トウジくん、私がATフィールドを張るから接近して。弾いてみせるわ」
 レイの白い手が肩に触れる。
 レイ本人は、気にするな、と言う。だが反動が来ない訳ではないだろう。察しつつも、トウジはおお、と応えた。
「頼むで! 他はワイが引き受けたる!」
 初號機の周囲にATフィールドが張り巡らされる。同時にマゴロクソード、カウンターソードを構え、突進する。
 動きを捕らえようとする触手がしなって迫り、だが弾かれる。
 初號機は二刀を振り上げる。
 不意に、巨人の背中から腕が生えた。素早く初號機に迫り、首を掴んで締め上げる。
「ぐうっ!」
「うっ!」
 感覚のシンクロするトウジに、レイに苦痛が走る。実際にそうなっている訳でもないのに息が苦しい。
 腕が巧く動かせないのはシトもヒトも同じだ。震えが来る。
「ぐっ……オノレは、化けモンか……!」
 必死に腕を動かす。マゴロクソードを振り上げる。だが弾かれ、地面に突き刺さる。
 カウンターソードも落とされ、くるくる回りながら落下する。
 巨人の首だけが、ぐるっとこちらを向く。無表情の笑顔の唇が持ち上がるのが気味悪い。
 新しく伸びる腕が腹に迫る。
 トウジは脚をばたつかせて抵抗する。
 その時、腕が唐突に爆ぜた。
 初號機は反動で落下し、だが光のまさに触手がすんでのところで掬い上げる。少々ビルが壊れたのは不可抗力だ。

87:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/17 21:14:08
【大丈夫かい、トウジ。それに、ファースト】
 別のエヴァンゲリオンが光の翼を広げ、そこにいた。ATフィールドを伸ばした触手を絶妙に操って初號機を地面に立たせる。
【お前、カヲルかいな! アメリカから来たんかい!】
【冬月副司令も泥をかぶってくれるというのでね。借りを返しに来たよ】
 通信ディスプレイに笑顔が写る。
 トウジは苦笑してしまう。確かに助勢はありがたいが、そう言われるのもこそばゆい。だから言ってしまった。
【へっ、返せやなんて言うてないで、色男】
【強がりはよくないよ、山猿くん】
【誰が山猿やねんっ!】
 ツッコみ、思わず笑ってしまう。だが全員は振り向き、構える。
【僕がサポートする。行こう】
【応っ!】
 2機のエヴァンゲリオンが突進する。

88:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/17 21:15:09
 輸送機から降りたアスカは、そしてシンジは逃げ遅れた市民の誘導を続け、見える範囲は全員匿えたと思う。
 ミサトとリツコは各地と通信を続け、他の国の状況の確認に忙しい。
 全世界に出現した黒い月を消すには白い巨人を倒すしかない。そして他国はそれぞれの軍備にすがるしかない。
「アスカ、そっちはどうだ!」
「何とかイイみたい。アンタこそ手抜かりするんじゃないわよ、バカシンジ!」
 罵り合っても、やはり笑い合ってしまう。それが場違いだとしても、懐かしい。そして嬉しい。共に戦える事が。
 だが空中はエヴァンゲリオンの分が悪い。何と言っても、向こうのATフィールドを突破できないのが痛い。
 どうしたら……歯痒い思いで上空を見上げるアスカは、そしてシンジは、こちらに向かってくる音に気づいた。
 げっ、と悲鳴を上げたのはシンジだ。
「ちょい、クソオヤジじゃねえか! 生きてたのかよ!」
 よく走るな、というほど破損して汚れたジープが疾走する。おそらくは後部座席に偉そうに腕組みして立つのは碇で、
前席で、泣きそうな顔で運転するのはシゲル。その隣で、怯えた顔で何かを抱えているのはマコト。
「ちょっと……ねえ、何事?」
 アスカは、気づいたミサトとリツコも呆然としてしまう。
 ジープは荒れた道路で大きく跳ね、シゲルとマコトの悲鳴が聞こえた。
 跳ねた勢いでジープはつんのめり、派手に横滑りして転げ、近くの電柱に衝突して止まった。
 碇が弾き出された様に見えたのは気のせいであってほしい。普通なら死ぬ。
 ボンネットも大きくひしゃげて跳ね上がり、炎上しないのが奇跡と思えるほどだ。
 呆然としてしまう全員の前に、ピンシャンした碇が姿を現わす。サングラスはひどくひびは入っているが、少々歪んでもいるが、まだ形を保っている。
 シゲルとマコトも生きている様だが、動きがない。「うー」とか「ぐー」とか言っているので失神もしていないだろう。
 いっそ失神できた方が幸せね、とリツコは思ってしまった。口には出さないが。
 この頑丈なサングラスって、もしかしたらシト? とミサトは思ってしまった。やはり口には出さないが。

89:ひとまずここまで
08/03/17 21:15:35
「全員無事か」
「……一応は……」
 アスカが呆然と応える。
 碇は、にんまり、と笑った。そして、まだうめいているマコトが抱えている「荷物」をむんずと掴み出した。
 40年くらい前のSF小説の光線銃として出てきそうなデザインの、たぶん銃だ。この男が持っているだけで怖い。
「これは俺が密かに開発していたATフィールド反転装置だ。これさえあればリリス、そして黒い月にダメージを与えられる」
「……ってクソオヤジ、オメーは何を作ってたんだよ! アスカも、こんな男に開発環境なんか与えるんじゃねえ!」
「言わないでよ! アタシだってこの人の扱いには苦労してるんだから!」
 はー、と溜息が漏れてしまう。だが、それがあれば何とか出来そうだ。気を取り直した。
「ミサト、リツコ、だったらアタシたちも行きましょう!」
「ええ」
 全員は頷いた。

90:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/18 01:02:18
>>「これは俺が密かに開発していたATフィールド反転装置だ。これさえあればリリス、そして黒い月にダメージを与えられる」
や は り ネオゲといえばコレに限るなw

91:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/18 09:46:43
ゲンドウ……やはり暴走してるのかwww

92:つづき
08/03/18 20:18:02
 バルディエルが、初號機が刃を振るうが、通らない。ポジトロンライフルも弾かれる。
 業を煮やしたカヲル、バルディエルのATフィールドがしゅるっと伸び、とある場所、彼が防衛するアメリカ大使館の地べたを貫く。
 地面が盛り上がり、見覚えのある棺桶がほじくり出された。
【ちょい! それアレやろ、こないなところにまであるんかい!】
【ここはアメリカ大使館の敷地、アメリカの法律に定義される。日本は関係ない】
 にやっ、と笑って構える。銃自体の質量にバルディエルの脚が沈む。
【それで通るか?】
【「通るか」じゃない。通してみせる】
 黒い月に照準を合わせる。
 阻もうと迫る触手を、腕を初號機が切り払う。
 白い巨人が止めようとして直線上に移動する。
【やれっ!】
 トリガーを引き絞る。
 エネルギーの弾丸が打ち出された。

 ばっ、と光が散った。
 白い巨人が胸の辺りでちぎれ飛び、上半身が消し飛んだ。

 がーんっ、と鉄板を500枚ほど叩く様な音が耳鳴りになって聞こえた。

 ビルが爆風でなぎ倒される。瓦礫が木っ端屑の様に舞い上がる。さすがのエヴァンゲリオンも翻弄されて膝を突く。
 黒い月は衝撃でぐんにゃりと形を変えたが、すぐ復帰した。
【かーっ、しぶといやっちゃな! どなせいっちゅうんや!】
 叫ぶトウジは表示の一つが光ったのに気付いた。
 C130Hが近付く。乗っているのはアスカたちだ。

93:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/18 20:18:29
【トウジ、フィフス、今行くわ!】
 トウジは思わず、げっ、と叫んでしまった。
 カヲルも少々目を見開いてしまった。
 レイの口も半開きになってしまった。
 C130Hの下にボンネットの歪んだジープが鎖で強引に括り付けられ、例の装置を抱えた碇がしたり顔をしている。
 その碇を支えるシゲルとマコトの口元が動いているのは、風圧がきついのではなくお経でも唱えている様だ。
 呆然とするチルドレンとパイロットを尻目、輸送機は黒い月に迫る。
 碇が銃を構える。
「みょんみょんみょんみょん」という擬音が似合う感じの光線が放たれ、黒い月を覆っていたATフィールドがみるみる消えていく。見た目はともかく大した効果だ。
【二人とも、今よ! 風穴を開けてやりなさいっ!】
 アスカの声が叫ぶ。
 おう、と応える初號機が、バルディエルが飛び立つ。マゴロクソードが、スマッシュホークが切りかかる。
 防御を失った黒い月に二つの刃が突き立てられた。

 黒い月の内側から赤い光が溢れる。血が噴き出す様だ、とトウジは感じる事が出来た。一瞬だけ。
 次の瞬間、トウジの、そしてレイの悲鳴が辺りに響く。
 初號機が光に絡め取られ、見る間に黒い月に飲み込まれた。抵抗するいとまもないほど呆気なく。
【トウジ!】
 バルディエルの咄嗟の刃が閃く。
 黒い月はATフィールドを展開しない。刃は斬撃寸前で止まった。迂闊に斬りつけては初號機も危険と判断したからだ。
 カヲルは舌打ちし、バルディエルのATフィールドで黒い月を絡め取る。そのまま飛翔、湾上に向かった。

 シンジの回収を終え、ただ見守るしかないC130Hにカヲルから通信が入る。
【セカンド、僕はこいつを海の上に連れて行く。最後は少々手荒になるかもしれないが】
【……トウジとレイの事、頼むわね】
 カヲルはただ、こく、と頷き、通信が終わる。
 シンジは静かに頷き、アスカの肩を一度、軽く叩く。
「オレたちも行こう。見届けるしか出来ないけど」
「ええ」
 C130Hは距離を取って飛び立つ。

94:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/18 20:19:35
 レイと同じ顔の女が泣いている。
 カヲルと同じ顔の男が泣いている。
 一人の様であり、二人の様であり、無数にいる様でもあり、誰もいない様にも見える。
 それなのに、悲しい。悲しい。悲しい……その感情が渦を巻き、飲み込まれそうなほどに強い。
 要するに、訳が判らない。
「な、んやね、ここは……」
「ディラックの海よ」
 隣りにいるのに、レイの声はどこかぼんやりと聞こえた。
 隣りにいるのは判るのだが、どこか間遠くに感じられた。
「ここは全ての【わたし】が群れる場所……【わたし】は個であり、全体……ここはシトのこころのなか」
「……悲しいんなら、どうにかすればええやん。愛されたいなら愛せばええ。メソメソ泣いてたって何にも解決せぇへんで」
「【わたし】はそれを知らない……でも私は、フィフスは、知っている……【わたし】はシトで、私とフィフスはヒトだから」
 白いシトが顔をこちらに向けた。
 わたしになれ、と言った。
 一つになれ、とも言った。
 だからトウジは言った。
「冗談ポイや! ワイはワイや。なんでお前らにならなアカンねん! お前らになる意味なんてどっこにもあらへんわい!」
 白いヒトの顔が歪んだ。全て同じ顔に見え、無数にあるはずなのに一つにしか思えない。
 また、わたしになれ、と言われた。
 また、一つになれ、とも言った。
 トウジは「あっかんべ」を返した。

95:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/18 20:20:11
「願い下げや。ワイはワイや、鈴原トウジや!
 エエかオノレら、ワイかて寂しゅうて泣きたい時くらいあるわ。苦しくって、痛くて、弟や妹が心配で泣けてくる時もあるわ。けどワイは泣いた後は立ち上がるんねん! 
それが人間っちゅーもんや! オノレらみたいに、文句たれるだけで、オノレの都合だけ押し付けて、都合が悪けりゃ殺して知らん顔する使徒と一緒にすんな!
 人間は殺し合っても、憎み合っても、時には誰かと助け合うもんや。愛し合うもんや! オノレらみたいな身勝手シトとは訳が違うわいっ!!!」
 レイがしがみつくのが判った。
 細い腕だ。それに先ほどの傷痕が生々しい。
 それなのに、この少女は「誰かの為に」戦い抜いた。血を吐き、傷を負いながら、それでも懸命に生命をかけた。
 白いヒトは赤い目を剥いた。今にも血でも滴り出そうな目だ。
 ズルイ、と言われた。ズルイ、イジワルだ、どうして言う事を聞いてくれないの、と言われた。
 トウジは鼻で笑った。
「誰かに何にもしてやらん奴が何かしてもらえると思うか? 愛してほしけりゃオノレから愛しや。【愛してくれ】言う前にオノレらから誰かを愛しや……誰かを護ってやればええ」
 レイが微笑むのが判った。とても綺麗な笑顔だ、と素直に思える表情だ。
「ワイは家族を護る為なら喜んで戦う。家族はワイを信じてくれる。それが人間っちゅーもんや。欲しがるだけで何もせぇへんオノレらとは違うわ!」

 激しく揺れた。
 ふと気付くと黒い月から吐き出された。

96:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/18 20:20:58
 レイは咄嗟にATフィールドを展開、初號機は海上に浮遊する。
 黒い月が姿を変える。黒いヒトガタに変化し、その姿はレイの様でも、カヲルの様でもある。
 ただし、表情が恐ろしく醜く歪んでいる。小さな子供が我と我が身を呪って泣き喚く様な顔。
「こども」なのだろう。だから知らないのだ。与えてもらう事しか出来ず、だが与えられた事がなく、そのゆえに無限の餓えに苛まれる。
 更に、生命まで脅かされた。ヒトの身勝手から生み出され、シトと蔑まれた。いわば半身である使徒と共に次々処分され、人類に対して害悪と罵られた。
戦争に弄ばれ続け、ひっそりと逃げる事しか許されなかった。無数の人間を殺しながら。
 一方では同じくシトであるレイとカヲルは存分以上に与えられ、愛され、護られたのに。
 同属に対する凄まじい嫉妬と憧憬。拭い様のない絶対的な飢餓感。それがシトの感情の正体とトウジは知った。
 だが。
【……お前ら。次に産まれて来る事があったら、ワイの弟か妹になりぃ。誰かの【家族】になりぃ。ワイが全身全霊でお前らを護ったる。
お前らの為にナンボも戦ったる。それが……ワイがしてやれるたった一つの事や!】
 黒いヒトガタは泣いている。悲しいと、悔しいと泣いている。
 だがヒトガタは、シトは人類に対して罪を犯した。無数のヒトを殺し、街を焼き、トウジの親を殺した。
 ならば。
【トウジ、使え!】
 バルディエルがマゴロクソードを投げつける。
 初號機は受け取り、構えつつ飛翔する。
【ひとりはいや。ひとりはいや。ひとりはいや。ひとりは】
 刀を大上段に構える。
【ゴメンな……!!!】
 マゴロクソードに夕陽が煌く。
 レイの腕がATフィールドを相殺する。「ゴメンね」と呟きながら。

97:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/18 20:21:55
【ひとりはいや。ひとりはいや。ひとりはいや。ひとりはいや。ひとりは……】
【許しや……!】
 唐竹割り。黒いヒトガタは真っ二つに両断された。
 空気が軋む。シトの泣き声だ、とトウジは感じた。
【ひ・と・り・は……も・う、い・や……】
 泣いている。奪われながら、奪われ続けて、悲しみと、妬みと、怒りのあまりに駄々と泣いている。
「ゴメンな。ワイは……誰かを護りたいなら、戦う事しか知らんねん……」
 光の十字架が夕陽を切り裂いて激しく輝く。
 呟くトウジの頭をレイが抱き寄せ、撫でる。それは「ユイ」と名乗った女と、「母親」がそうしてくれた動きと全く同じで、
トウジは不意に泣きたくなった。

98:おしまい
08/03/18 20:22:43
 アスカは肩を落とす初號機の後ろ姿を呆然と見詰める。
「トウジは……知っちゃったわね。シトたちがなぜ人類の敵になったか……」
「ああ。オレたちが戦って知った事を、あいつも……知っちまった」
 シンジはアスカの肩を抱く。
 いつもなら肘くらい入れられるのだが、アスカはしなかった。だからシンジは「戦友」を強く抱き寄せる。
「エゴで凝り固まってるのはヒトの方よ。戦争の道具になるからってシトを造り、エヴァを造り、用がなくなれば捨てる……
ヒトの、人間の方がよほどエゴイストよ。よっぽど使徒だわ」
「ああ、そうだ。オレは……大切なもんってのを護る為なら【敵】に容赦しねえ」
「あたしだってそうよ……みんなを護れるなら鬼にも悪魔にもなるわ。シトたちには……教えてあげられなかったけれど」
「人は愛を選別できる生き物だ」
 ゲンドウがサングラスを外しながら呟く。
「だから俺たちはこの手にある愛を護り抜く。奪おうとする者は排除するだけだ」
「って、カッコいいこと言ってんじゃねーよ、クソオヤジ」
「心配するな。俺はお前も妻も愛している」
 シンジは「うげー」と悶えて舌を吐く。実際に抱き締めようとするゲンドウに更に悶えている。
 二人の姿にアスカは苦笑し、初號機を、バルディエルを見つめる。
 初號機が、バルディエルが振り向く。だから手を振る。
 綺麗事を言う気はない。誰かの為と言いながら戦うなら、きっといつか報いを受けるだろう。
 だが、望むところだ。何もしてくれないくせに罰だけ下すカミサマとやらに出会ったら、そいつの顔に唾くらい吐いてやる。
「帰りましょ。後始末は……私たちがするわ」
 トウジが、カヲルが、レイが笑顔で答える。だからアスカは少し笑った。

99:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/18 22:26:21
ペース早ェ、カヲル埋めるなw、シト切ねェ……乙です旦那

100:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/19 08:38:09
俺の感想
レイ健気にカワユス
使徒カワイソス
ゲンドウウザスwww
職人さん乙です!

101:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/19 11:24:23
>>カヲル埋めるなw
このSSのシンジならカヲルそのものを埋めかねないなw

102:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/19 23:47:17
ゲンドウ「どうぞどうぞ」

103:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/20 08:06:39
ゲンドウ「埋めても問題ない。俺が開発した、このバルディエル用特殊棺桶の効果で」
シンジ「まずテメェが埋まっとれやぁクソオヤジ!」

こうですか?

104:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/20 23:03:16
シンジが野獣な性格だったらエヴァはロボヲタの支持はそれなりに受けても
社会現象にはならなかったろうな…
そう思えばヒキコ主人公でよかったのか

105:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/21 22:54:31
シンジの「流されるがまま」な性格と、それを後押ししていった周囲の環境が
あのオチへと繋いでいく要因だった訳だからな

まあ一因にすぎんと思うけれども

106:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/21 23:31:31
ロボアニメ的主人公への成長の兆しはあったんだけど、環境がねえ。
グレンラガンのシモンを見ると、シンジも信頼、牽引、
そして背中を押ししてくれる存在がいれば……と思う。

107:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/23 22:26:50
早乙女博士並に追い詰めはするもののフォローはしない
それがシンジの周りの方々クオリティ

108:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/24 21:16:54
切ないなそういう人間関係…

109:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/25 11:08:34
>「動けるか、ではない。動かすんだ。エヴァを追うぞ」
>【「通るか」じゃない。通してみせる】
この辺に職人さんの心意気を感じた

110:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/29 15:27:24
>>105-108
まあ、よく周りの環境が悪かったとは効くな。
先達者としての役割を果たさない大人ばかり。
そのくせ追い詰める事はちょくちょくするとか何とか。

111:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/29 16:01:38
そう考えるとシンジはやっぱり早乙女研究所に放り込んだ方が...

おや、誰か来たようだ。チョット行ってくる。

112:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/29 17:22:19
早乙女研究所もなあ。
とりあえず死ななければフォローもあるだろうが
そこまでがなあw

113:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/30 08:37:48
??「だがそこが良ぅうわぁぁぁぁぁ!!!!」
ミチル「に、兄さぁぁぁぁぁぁぁぁぁンヌ!」

114:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/30 13:16:24
ちょwww妹違いwww

115:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/31 00:48:14
一番成長を促すべき立場である親父があれだからなぁ
次点の加持さんはヒントをくれるだけで後押しはしないスタンスのまま退場
残りの人達は自分の事に手一杯で周りまで気が回らないし

カヲルが序盤からのレギュラーだったら親友との決別という事で最終話付近で劇的に成長できたかもしれない

116:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/31 06:51:57
早乙女研究所もシンジにはきついだろう。ゲッターロボ第一話の博士が息子焼き殺す
シーンや、恐竜帝国の人体実験やこれはいい研究材料という博士、弱い部分は切り捨てるんだと
叫ぶ隼人とキチガイがそろってる

117:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/31 09:18:34 2cP+/gj2
アニメ版の研究所にしたところで
爬虫類嫌いだの、高所恐怖症だの克服させるのに地獄の(当事者限定)特訓やるんだから
刺激がキツすぎるだろうなぁ…
幾ら早乙女博士一家が家族思いでも限度ってモンがあるわ

118:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/31 13:27:34
>>117
チェンゲはその家族愛が仇になってるしな。

119:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/31 15:04:22
愛が人を狂わせ、最後は愛で人を救うのがチェンゲ
と書くと厨二病のポエムの様だ…しかしあまり間違っていない…


120:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/31 15:37:27
>>119
ケイを救ったのはゴウの愛だろうが地球を救ったのは
竜馬達の狂気だと思う。
チェンゲも新ゲもラスボスとは話通じてないし。

121:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/31 18:42:20
スレタイに反するが、ゲッターロボのみがエヴァ世界にやって来た場合どうなるのか。

当然ゲッター炉心は研究されるだろうが、それをどう生かすのか。

122:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/31 19:47:16
散々研究され尽くした揚句
成果を生かされないまま(ゲンドウにも委員会にも不都合すぎて)廃棄

という悲しい未来が視えた。

123:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/31 20:07:31
ゲッターが、ゲッター線がネルフに使われる事を拒否するんじゃね?

124:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/31 20:35:40
ゲッターあったって乗りこなせる奴がいないからなあ。

125:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/31 20:59:26
いや、無理に子供を乗せる必要がなくなるんだから、人材は探してくるだろ
ゲッターを使うなら、だけど

126:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/31 21:20:51
ゲッターロボの武器がスパロボのごとく使徒のATフィールド貫くならミサトさんが
たとえリツコさんに体を改造してもらってでも乗るだろ、使徒への復讐のために

127:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/03/31 22:59:58
ゲッター1……ミサト
ゲッター2……リツコ
ゲッター3……加持
敵は使徒帝国(イミフ

128:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/01 08:47:13
ド巨乳で、頬に傷があったりして、狂気のパワーで押し切るミサトか…

129:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/01 13:19:08
そうすると、リツコもコウフンすると顔に古傷が浮かび上がりまっせ。

その頃は、
ゲッター1……アスカ
ゲッター2……レイ
ゲッター3……シンジ
になって、敵はプロフェッサー時田が率いるメタルビーストJA軍団になってしまうな。

130:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/01 18:46:00
メタルビースト農協か…悪くないな

131:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/01 19:06:43
天気予報見ながら計画通りにトラクターで耕して
作付けがあらかた終わってから作業の合間を見て
人類襲撃するメタルビーストに見えたorz

132:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/01 20:08:26
プロフェッサー・トキタ
 「赤木リツコ……彼女が私の腹心になっていれば
  私の夢は五年早まったであろう」

133:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/01 23:12:17
この時の全身の傷が原因で速攻ゲンドウに捨てられるというフラグが見えた

134:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/02 02:07:50
プロフェッサートキタとの戦いで全身に傷を負うリツコ
 ↓
ゲンドウ「キメエ女は要らん」
 ↓
捨てられたリツコにばーさん発言でトドメを指す綾波さん

ここまで読んだ

135:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/02 20:34:10
一方ゼーレはスルーされた

136:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/02 21:12:54
むしろプロフェッサーゲンドウで
リツコ    「自分を捨てた妻にもう一度会いたいという女々しい夢のために人類保管計画を実行
        するというのなら全世界の笑いものになるだけです、それでもやるのなら私のゲッター
        で叩き潰してさしあげます」

のほうがあってるようなきがする

137:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/02 21:31:17
そんなリツコさんなら嫁に欲しい

138:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/02 21:52:55
號の頃の隼人ってスゲェ格好良いよな。

139:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/02 22:09:03
キチガイ高校生が大人になるとこうなるのか、と感動しました
>號の頃の隼人

140:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/05 02:09:09
>>138
「これから貴様に地獄を見せる男だ!」ってときの顔最高。

141:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/08 20:23:27
あの頃の隼人は地獄を見せすぎな感はあるな。自身も地獄を見続けているんだから
仕方ないといえばないのかもしれんが

142:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/09 00:39:25
隼人なら、ネルフの作戦部長と技術部長を余裕で兼任出来そう。

143:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/09 09:46:21
いや技術部長は敷島博士だろう。怪ビーム的に考えて

144:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/09 13:19:43
隼人は勝利の為に尤も効率的(人命への考慮除く)な作戦を立てるのに忙しそうだ

145:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/09 16:01:52
そして消耗されるシンジと初号機...
そして『邪魔だ』と言う理由で目と耳と鼻をもがれるゲンドウ...

少し見てみたい...

146:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/09 22:36:03
隼人がネルフの司令になれば良いわけだ。


147:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/10 01:14:49
隼人さんならEOEで攻めてきた戦自も一人で撃退できるぜ!

148:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/10 01:59:02
竜馬と弁慶はそれぞれ量産型とゼーレを潰しに行きそうだ。


149:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/10 07:51:05
もう ド ワ オ で良いよの資格があると見た!

150:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/11 22:50:52
そして時が止まった

151:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/12 13:44:11
ゲッター線に焼き尽くされ、ペンペン草も生えない荒野。
しかしそこに沸くのがドグラ。

152:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/12 14:55:07
>>151
しかし忘れるな!それを狩る者もあるということを!

153:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/13 00:46:28
こんなん見つけた

URLリンク(cagesong.blog5.fc2.com)

154:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/13 09:14:26
素で「バロスwww」言ってしまったw

見てる人は見てるんだな~

155:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/14 12:40:22
ゲッタースレは滅びん! 何度でもドワオするさ!

156:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/16 20:16:16
シンジ「つまり何度でも雨の中逃げ出して良いんですね。解ります」

157:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/16 22:48:30
竜馬「逃げたければ逃げりゃあいいさ。
だがな、運命というやつから逃げ切れると思うなよ。
お前も俺も、もう戦う以外に生き残る道はねぇんだ」

158:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/17 19:05:49
隼人「そして戦う者には俺が地獄を見せる。こうだな? 了解した」

159:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/17 23:38:23
相手の了承を得る前から生き地獄を見せてくれる隼人さんw
でもゲンドーなんぞより人徳も父性もあるよなあ、不思議な人だ

160:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/17 23:55:23
武蔵坊弁慶「ところで俺がスルーされている件について」

161:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/18 08:48:40
たしかに、これまでのSS見てると「武蔵坊弁慶」は出てないわなw


162:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/18 10:41:11
車弁慶なら時折不足気味の父性を振りまいてくれてるがな

163:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/18 13:08:07
俺…この戦いが終わったら弁慶と一緒にケイを育てるんだ…

164:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/18 17:43:33
ネオゲの弁慶も存在をスルーされてたよね

165:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/18 20:07:11
ラストで文字通り「顔だけ」見せたな。

166:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/18 20:51:17
>>160
レイやアスカが妊娠するからアウト

167:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/18 23:21:19
量産型武蔵「「「「「つまり俺達の出番だな?」」」」」」」

168:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/19 16:52:41
>>167 あんなにいりませんw

169:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/19 19:04:01
冬月「碇、大量の武蔵君が肩を落として去っていっているのだが…」
外道「問題ない。新しい武蔵司令官を起動する」

170:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/19 23:17:48
>>169
おいおい、日本語は正確に使えよ。
武蔵伝の武蔵たちなのか魔界転生の武蔵なのか量産型武蔵なのか
あるいはその全部なのかわからないじゃないか。

171:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/19 23:56:18
冬月「との事だが…」
外道「かまわん。ネルフが再生処理した巴武蔵から宮本武蔵(問わず)まで全武蔵を起動する。
冬月「いいのか? ゼーレが黙ってはおらんぞ?」
外道「ついでに石川五右衛門と信長に野獣のクローンもオマケにつけろ。黒い月の日輪砲も起動する」
冬月「おい碇…」

外道「しかる後、冬月先生。後は頼みます」
冬月「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

172:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/20 21:53:16
>>171
明らかにオーバーキルだぞその陣容。
冬月先生でも余裕でゼーレ殲滅できるな。
連中がいうこと聞いてくれればだけど。

173:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/20 22:38:35
可愛い女の子をちょっと揃えて
「言うこと聞いてくれたらデートしていいよw」と頼めば





まず武蔵軍団で女の子争奪戦という名の殺し合いがはじまるかorz

174:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/23 20:56:33
保守~

175:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/23 22:39:17
冬月「過疎り続けているのに保守だと? 碇、このままではゼーレが黙っていないぞ」
言動「構わん。保守しようと落ちる時には落ちる」
冬月「しかしだな…」
言動「ゼーレとて新劇場版に目が向いている。保守の機会は今しかない」

冬月「それより碇。オチがないようだが」
言動「先生。後は頼みます」

176:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/24 13:47:20
冬月「それよりな…君がインベーダーに憑りつかれているというのどうだろうか?」
ゲンドウ「ありがちの展開で誰も驚きませんよ先生・・・。」

冬月「人類の雌を陵辱するために宇宙から飛来したインベーダー!
   そして人類の最終兵器エヴァンゲリオンと3人の少女達!
   レイ!アスカ!ヒカリ!
   美少女●学生に迫る陰獣ゲンドウの触手!
   堕天の快楽に身をゆだねる少女達!
   『新性記エヴァンゲリオン -陵辱堕天使-』というのはどうかな?」

ゲンドウ「・・・・先生。ここは全年齢板です・・・。」

177:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/24 14:31:43
触手ネタは好物とはいえそれは…
マズイだろう…



   ∧ __  _
 /  \ □ ̄/
/_   . ○・∀・)-  <そいやっ!
レ ∨∨/ \<│> . ,, ‐'´.´`゙‐ 、
    し―○J  ヽ      ./
        \  |    /
         . \ |    |
           /    |
          /    |
          、.     `、.
          `‐、._  .,./
              '.´

178:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/25 07:47:50
>>177直撃の最中、緑の輝きに包まれて絶叫する副指令
「おお・・・解ったぞ! エヴァとは! 黒い月とは! 進化とはーーッ!」
「・・・・・・」
 そして無言でエレベーター退避する碇

冬月「待て碇! 空気を読みたまえ空気を!」

179:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/25 10:19:12
ゲンドウ「先生。空気は読むものではありません。吸うものです」
冬月「しかし人と人の会話には流れというものがあってだな!」
ゲンドウ「ならば先生が【流れ】を作っては如何です。そう、例えば新しいSSを投下するというのは」
冬月「バカな! 私に何を書けと言うのだね!」
ゲンドウ「出来ないとは言わせません」


180:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/25 13:16:15
ゲッペラー「任せろ!冬月ごと吹っ飛ばしてやる!」

181:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/26 17:43:36
スパロボ新作はGなんだね。
テレビ版も嫌いじゃないけど、石川版のゲッターが出てくるスパロボがしたいなぁ。

182:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/27 01:32:45
アーク参戦は夢のまた夢かねえ

183:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/27 05:21:39
バルディオスだのガンダムXだのといった地球壊滅アニメが参戦だからチェンゲのほうがあうよな

184:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/27 22:40:41
凶悪なマップ兵器が地球を襲う! 頑張れ僕らの正義の味方! で戦闘

↓(熟練度取ったり取らなかったり)

しかしマップ兵器が炸裂! 地球大ピーンチ!

↓(謎の閃光)

突然謎の赤いロボット(ゲッター)登場! 更に飛んでくるマップ兵器を
訳も分らんまま「ブッた斬ってやるぜ!」で粉砕! 玉砕! 大喝采ー!

↓(インターミッション)

重陽子爆弾をおっかけてたはずが、炸裂の衝撃でパラレルワールド(スパロボ世界)に
来てしまったチェンゲッターチーム(なぜか弁慶もいる)は紆余曲折あって仲間入り。
正義の味方御一行様もいずれ向こうの世界に行く事に!


というのはマズイだろうか?

185:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/28 22:55:21
ゲンドウ「その為のネルフです」
冬月「碇、日本語で頼む」

186:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/28 23:14:10
>>184を改変してみた(184氏スマソ)


サイコロ使徒(名前忘れたorz あとでぐぐる)殲滅に屋島作戦発動の許可を出すネルフ。
超長距離同士の砲撃の高エネルギーで歪む磁場。出現する雷雲。
使徒の砲撃を捨て身で防ぐ零号機。
決死のポジトロンライフルが使徒のATフィールドを遂に撃ち抜いた瞬間、歪んだ磁場が、膨大な落雷が大気を引き裂く。
莫大すぎるエネルギーは空間にひずみを生じさせ、裂け目から赤い竜が出現する。
「何…あれ・・・」
呆然とするミサト。
赤い竜は叫んだ。
「何だここは! 俺たちは新宿にいたはずだ!」
「くそう、清明はどこだ! 出て来い!」
「俺たちが相手だ! 隠れてんじゃねえ!」
13年前に水没した都市の名を三つの声で叫ぶ竜は、手に巨大な鎌を持っている。
(色々)
竜馬はシンジの内罰的性格にイライラしつつ世話を焼いてしまったり。
隼人は碇指令の知識をいかに掻っ攫うか思案したり。
武蔵坊はミサトはじめネルフスタッフにセクハラかまそうとしたり(そしてお仕置き)。
色々やりながら、使徒という人類の敵を相手に「俺たちゃあ敵に背中見せんのは嫌いなんだよ!」論理でエヴァと共闘してしまう。

冬月「…いいんだろか、それで…」
キール「…スケジュールクラッシャーどもめ」

187:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/29 14:30:50
>>186
>「…スケジュールクラッシャーどもめ」
こいつらは下手するとスケジュールどころか地球も壊しかねませんよ、キールさん


188:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/30 02:00:05
鋼鉄の世界にゲッターが行ったらどうなるんだろ

189:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/04/30 19:56:48
どのゲッターが行くかで変わるな。チェンゲならインベーダーも来るだろうから
地獄になるだろうな

190:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/01 18:57:03
>>189
OVAや漫画版だったら、どれが行っても地獄になるかと。
ネオゲ→恐竜帝国
新ゲ→四天王
漫画→恐竜帝国・百鬼帝国・昆虫人類エトセトラ

191:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/04 00:15:58
アルミサエル「で。我々の存在がスルーされかけている件に関して」
ゼルエル「いいじゃね? むしろ俺なんか出た瞬間喰われフラグが立つから出ないほうが…」
サキエル「喰われフラグと聞いて㌧で来ました」
バルディエル「雑魚使徒カエレ」
マトリエル「雑魚と呼ばれて㌧で(略」
ゲッペラー『任せろ。月ごと吹ッ飛ばしてやる!』

使徒「「「呼んでねえΣ(゜Д゜;)」」」

192:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/04 23:28:15
使徒同士(カヲル・レイ除く)って意思の疎通できるもん?
ちょっと気になったもんで

193:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/05 17:32:32
>>192
レスが無いので敢えて俺が応えると、俺も知らん。

そもそも連中にマトモに意思があるのかも判らん。意思が無かったら疎通云々ってレベルじゃないし
エヴァ2の時に公開された後付設定によると、連中はアダム側の進化の種を惑星にバラ撒くための存在らしくて
個々人の意識をもつ必要もあまりないっぽい。まあ詳しくはそれ系のスレッドを探してどうか
まあエヴァ2公開の設定は割と黒歴史扱いだけどな

・生命の種子である白き月(アダム月)と黒き月(リリス月/現ジオフロント)が太古の地球に落下
→白き月に優先権があり、地球は白き月の生命=使徒が繁殖することになっていた。が。何故か白き月とアダムは停止
→黒き月のリリス、原始生命を生む。やがて進化の果てに人類が誕生する
→アダムが活動を再開。使徒をリリス=人類の始祖へ送り込む
→使徒はリリスに接触する事、リリス発の生命をリセットすることが可能。
→現地球生命をリセット後、使徒ベースの生命が地球に繁殖。
→nice boat

194:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/05 17:38:52
ゲンドウ「まあエヴァの設定というもの自体、語るだけアレだ。職人殿の心に任せたまえ」
冬月「だが碇、それではゼーレが黙ってないぞ」

195:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/05 21:09:06
>>193
ありが㌧
要は「俺がこう思ったからコレで行く!」で許される、と解釈してみる


196:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/06 21:34:05
苦しくったって~♪
悲しくったって~♪
コート~の中には♪ 兵器なの♪

「物理法則も何もあったもんじゃねぇな」



ゴメン書きたかっただけだOrz

197:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/06 22:34:52
>>196
ネタについて謝る必要など全くない。
だが俺が吹いたコーヒーについては謝罪と賠償を要(略

198:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/07 00:07:24
外套の中に武器満載っていうのは石川漫画では魔空八犬伝の犬山道節が最初かな
チェンゲでもあったが、新ゲで竜馬がやったのは石川テイストに忠実で嬉しかった



199:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/07 00:38:06
バトルホークでも大柄の男の着ているコートから二人出て来るのはあったな。
これはちょっと違うか。

200:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/07 21:27:18
>>バトルホークでも大柄の男の着ているコートから二人出て来るのはあったな。
なんだそりゃw
コートに張り付いていたのか?

201:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/08 07:12:07
忍者を切っても切っても中から忍者が出てくる話もあったな
実にマトリョーシカ

202:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/08 17:27:16
>>200
三人組のうち二人がコートの内側に潜んで一人しかいないように見せかけていた。

203:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/08 20:15:01
なんか地味に苦しそうな作戦だなー

204:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/08 22:26:33
石川版のチリュウ一族とか魔獣戦線には自分の体に潜り込ませる連中もいたしな



205:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/09 17:02:26
イスラフェル「つまり斬っても斬っても何度でもオッケーな私の出番ですね。わかります」

206:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/11 15:01:13
なんかもう嫌になるほど切り刻まれるイスラフェルが想像できたが……
平気なんだよな。むしろ増えすぎて湾の辺りがえらいことに

207:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/12 22:18:42
増えすぎるくらい増えたらめっちゃ小さくならんかな
破壊行動に出ないんなら1体くらいペットに欲しい
給仕の手間かからなさそうだし踊るし


そして「トリフィドの日」の様な事態が!

208:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/12 22:25:09
>>205
可哀想に。簡単には楽になれないのね。

209:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/13 07:44:16
隼人「追い討ちをかけるように俺が地獄を見せればいいんだな?」

210:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/15 14:28:18
では特訓だ! となって。
普通に100キロマラソンとその後の筋トレ100セット。
全部終わったら2500カロリー(1食で)の調整食。
その後、健康診断。

竜馬→あーかったりぃ。ま、テキトーにやってやっかぁ。
シンジ→へんじがない ただのしかばねのようだ

となるんですね?

211:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/16 01:06:29
アスカ「で。そのシンジにアタシがトドメをさせばいいのね?」

ゲンドウ「問題ない」
冬月「碇。いいからもう少し君は息子をいたわってやりたまえ…」

212:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/17 00:31:47
ゲンドウ「アスカごときにトドメを刺されるくらいなら、今死なせてやった方が親切だ」
シンジ「オレが逆に地獄への引導を渡してやるぜェェ!」

213:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/17 03:18:24
分かった、つまりこういう事になるわけだな?

シンジ「父さんはやっぱり僕を必要としてくれないんだ!」
→「土下座の一つでもされたらどうしようかと思ってたけど、これで心置きなく殺せるぜ親父!」

アスカ「A.T.フィールドの意味が分かった!」と言ってフィールド投げつけ
→「道端の小石がそこにある現実が、その意味が分かった!」と言って腕を振って消滅攻撃

レイ「最終話で巨大な使徒に」
→「最終話で巨大な魔獣に」

214:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/17 21:32:17
レイの脳ミソを半分食べちゃうシンジとか

レイ「これだから碇一家は信用ならねえ!」

215:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/18 14:43:36
エヴァ世界も何度かループしてる内にシンジの性別が変わったり双子で生まれてきたりするんだろうか
で、兄の名前はシンイチとか

216:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/18 16:28:25
シンイチがレイを食っちまうわけですね。
わかります。

217:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/18 21:30:08
ゲン子「無論。性的な意味でな」
冬月「碇…。それではゼーレが黙っていないぞ」

218:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/18 22:05:22
ゲン子てw

219:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/18 22:23:25
性転換エヴァwww

220:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/21 20:55:04
しかしどうしてまあシンジってあんなにファザコンなんだ? マザコンならわかるが。



シンジを流家の養子にしよう。

221:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/21 22:10:16
むしろエディプスコンプレックスな気がするんだが
ただし母=ユイでなくレイ

222:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/21 23:39:40
>>221
エディプスかなあ。
アニメ見ると母親(ユイ・レイ)に関する事柄・真実等は関心を持っていて、知りたいと思っているものの、
ただゲンドウに愛されたい(僕にかまってよ、父さん! って感じ)ような雰囲気なんだよな、シンジ。
確かにレイに母性や恋愛感情抱いてるフシはあるけど………
結局あのラスト、レイを選んだのかアスカを選んだのかさっぱり解らん。ていうか何もかも解らん終りだし。
まあエヴァの解釈・研究なんざ10年前から先人達がやってることだから、今更しょうもないんだけど。

石川キャラでエディプスっていうと、やっぱり魔獣の慎一だよね。
拓馬も自分と母親ほっぽりだして火星にいっちゃった父親をよく憎まなかったもんだ。
まあ、あんだけ母が旦那マンセー教育してたから恨まないのかもしらんが。

とりあえずシンジは號かネオゲの竜馬に預けられて育てられたら魔人間……じゃなかった真人間になるだろう。
敵を恐れず闘いを恐れず父を恐れず他人を恐れぬ少年となり、神にも悪魔にもなれるだろう。
そしてエヴァを神話にするのだシンジ! 私の引いたレールもここまで。後はお前が切り開け、己と世界の未来を! さらば!!

223:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/21 23:51:15
母親面するなぁ~!

224:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/22 00:58:15
もしシンジが預けられた先が隼人んちだったら・・・
親はマッドな元テロリスト!息子は万年反抗期!!

225:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/22 12:26:46
どうしてだろう。
テロ野郎になる方が引き篭もってウジウジしてるよりよっぽどマシに見えるw
マイナスよりは0の方が大きいからかね?w

226:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/22 22:29:01
どっちも困ったちゃんに変わりないぞw

227:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/24 05:26:06
自分で未来は切り開けるだろう
迷惑具合はどっちも一緒だろうし

228:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/25 21:58:48
シンジの校舎か。
隼人が学校来てバリケードの造りが甘いぞシンジ
半端にアジるなとか言い出したらどうすんだ。

229:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/25 22:59:50
普通に見てみたいなそれ

230:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/26 00:23:21
全俺が妄想を開始した

231:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/26 02:57:26
その妄想をssにしてうp!

232:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/26 13:19:05
俺の名は神隼人! 貴様に地獄を見せてもらいたい男だ!

233:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/26 19:40:19
Mかよw

シンジが学校占拠して校長なんかがお父さん何とか
シンジ君を説得してください!とか穏便にことを済ませようと呼んだのに
よーし父さん昔取った学生運動の杵柄見せちゃうぞーとか隼人が言い出し
「らめぇえええ」状態に。

234:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/26 19:53:01
バカもん! テロの基本はラジオ体操だ!
毎日朝昼晩に10分間びっちり体操するんだ!
ハンコがカード一杯になったら新しいカードとヤクルトをくれてやる!


真面目な話、朝昼晩に10分間びっちりラジオ体操を1月やると
体重減るし体も結構鍛えられるぞ

235:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/26 20:24:30
しかしそのシンジの場合、ネルフからの召集絶対無視するな

236:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/26 20:34:52
>>234
どのくらい続ければチェンゲの竜馬さんみたいになれますか

237:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/26 22:14:08
体を鍛えた上で刑務所に送られればいいのでは?

A級刑務所なのか永久刑務所なのか実は判らんのだが

238:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/27 09:23:22
>>237
エイキュウという地名である説が有力。
俺の中で。

239:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/27 15:57:27
>>238
全米がツッコミを入れた

240:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/28 23:51:15
ゲッターに見入られたのなら、必ずこのスレと巡り会う。過去にそう言ってたな…
ひょんな事から過去ログを読み漁り、そして俺は来た!!

これは偶然だろうか?否!全てゲッターの意思に違いない。

241:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/28 23:54:04
よろしい。ならば戦争だ!

242:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/29 08:57:22
>>240
おまえがスレを見つけたんじゃない、スレがお前を選んだのだ

243:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/29 21:40:59
お前達は間違っている
>>242も根本的な勘違いをしてしまっている
神は
そう、お前達の言うゲッターロボは
お前達などに何も託してはいない…
ゲッターは…
俺を選んだんだあ!!

244:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/30 07:28:33
>>243
目だ!耳だ!鼻!

245:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/30 13:42:20
>>243
一報その頃全米ではテキサスマックが開発されていた

246:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/30 15:03:36
人が乗ってる帽子を盾にするとか正気の沙汰じゃない

247:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/30 16:55:28
全米が聞き流した

248:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/31 19:16:54
204 :ゲーム好き名無しさん:2008/05/30(金) 19:21:23 ID:zaxq7mq+O
茂美は真ヒロインということですね、分かります。


205 :ゲーム好き名無しさん:2008/05/30(金) 19:46:00 ID:U8xC2/GB0
そしていずれ真茂美エンペラーに進化するんですか?


206 :ゲーム好き名無しさん:2008/05/30(金) 21:29:26 ID:Lpdk8FG/O
つまり茂美は進化の象徴ということですね


207 :ゲーム好き名無しさん:2008/05/30(金) 21:37:12 ID:OA1ysNyL0
宇宙を震撼させるその声(ボイス)は
まさしく茂美のものだった


208 :ゲーム好き名無しさん:2008/05/30(金) 22:06:21 ID:17dfRX7u0
出たな茂美ドラゴン!

九龍妖魔學園紀:アーク 完

249:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/31 19:51:59
>>248
貼るときはためらわず貼れと教えたはずだ

209 :ゲーム好き名無しさん [sage] :2008/05/30(金) 22:11:22 ID:ylWkPnYJ0
茂美ぼブルズアイによって月まで飛ばされたアロマはブラックミナモリとして帰ってきた

210 :ゲーム好き名無しさん [sage] :2008/05/30(金) 22:53:16 ID:76R2ZBS70
>>204-209
まとめて虚無の戦いに身を投じないか?

250:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/05/31 20:43:07
ちょ、シャウト者自重w
ここの住人が茂美を勘違いしたらどうする!
お前ら朱堂茂美をぐぐるんじゃないぞ!

251:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/01 15:21:52
アトラス作品はメガテンで満足していたから九龍に手をつけたことは無かったが……
なるほど、あれは虚無戦記だったんだな!よし、今から買ってくる!
あばよ、ダチ公!

252:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/01 15:29:08
宇宙を震撼させるその声はまさしく>>251の物だった!

253:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/01 16:20:24
なんというカヲススレwww

254:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/02 17:59:34
九龍買ったぜ!サブタイトルは「ワードナーの逆襲」って奴なんだが・・・似たゲームだから良しとしよう

>>246
ハットマシンがシールドモードになるとメリーはテキサスの方に移動するらしいけど
何度見てもそんな移動をしている様子が見られないんだよなぁw

255:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/04 22:00:14
「九龍妖魔学園紀」
原作 今井秋芳 作画 石川賢
・遺跡はもちろん馬頭竜
・真里野は原子刀無しで柳生一刀斬り
・小物は魔改造
・阿門の本名は九龍
・魔人キャラも大量参戦
・四神が虚無戦記仕様に(マリィが羅生門に)
・荒波吐神を進化のエネルギーで倒す
・最後はラ=グース戦線に参戦

というか石川賢総合に貼ればよかったのに

256:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/04 23:08:06
そこまでやったら本気で虚無戦記かスーパーシャウト大戦だw
もちろん阿門のお団子頭は爆裂ヘアーで一丁w

このネタ、冗談でなく南里征典が書いたら面白そうな希ガス
しかし氏も虚空の彼方に旅立たれたんだよな…

ネタでも高橋克彦が小説化したら泣く

257:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/05 01:10:54
ゲッター線って進化を止めた奴らには容赦しねえんだよな…?
みんなLCLになっちゃったらゲッターが潰しに来るのかなやっぱり

258:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/05 09:50:27
ゲッターが直々に潰しに来るなら比較の問題としてまだいいが
ドグラに食い潰されて(ドグラを肥えさせるエサにされて)から
美味しく養分にされるのは何かイヤだ…

259:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/07 23:42:39
冬月『…だが碇は食ってもマズいだろうな。むしろ喰うハメになる奴がかわいそうだ…』
ゲンドウ「先生、何か仰いましたか?」
冬月「いや」

初号機『………………』
ゲンドウ「その割には何だかガン見されているようですが…」
冬月「いや、別のユイ君の事を言ったんじゃなくてだな」

260:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/08 00:28:17
きさまらとは動きが違う

261:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/08 11:14:44
腰の?

262:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/08 18:31:56
性的な意味ですね。解ります

263:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/09 23:29:03
いいことを思いついた。
おまえ、俺のケツの中でシャインスパークしろ。

264:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/10 01:56:29
カエル爆竹ですね、わかります

265:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/10 09:15:08
なんつー流れだw
朝から笑かすなw

266:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/10 21:26:10
もうすぐ父の日だからシンジは三人の親父たちに
酒でも贈ればいいと思うんだ。
実の親父よか喜んでくれそうじゃね。

267:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/10 21:30:01
当然シンジの口にも流し込まれるんだな?
男なら酒くらい飲めて当然だ、と体育会系のノリが来るんだな?
アスカは調子に乗って囃し立てて、レイは無言でザル化していくんだな?

という風景しか想像できない…

268:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/11 10:12:48
楽しく量を飲めればそれでいい竜馬
実は超下戸な隼人とシンジ(舐めるだけで倒れるレベル)
酒は飲みたいがついつい世話を焼いてしまう武蔵と弁慶
コップ1杯あおったら笑い出す(ある意味で酒乱)アスカ
黙々と高い酒から飲んで周囲を恐れさせるレイ(顔色変わらず)

こんなんしか出てきません…先生…

269:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/11 15:32:03
酔った勢いで、「俺はボインちゃんが好きでな」とカミングアウトする隼人。

270:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/11 18:42:45
それはみんな知ってて「ふーん。で?」でスルーしそうな件

271:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/11 23:05:49
酔った勢いでボインに関して熱く語る隼人
同上、貧乳の魅力を熱く語るゲンドウ
乳は須らく素晴らしいものだ、と仲裁しようとして失敗する冬月(しらふ)

272:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/12 00:15:21
冬月「碇、私がオチ要員と化している。これでは私の脳内委員会が黙っていないぞ」
ゲンドウ「>>273先生。後は任せます」

273:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/13 22:07:50
冬月「だいたい君たちとスレ住人は私を何だと思っているのかね?
私はオチ要員でもなければ尻拭い屋でもないのだよ。
そも私は今でこそネルフの副司令だがな、もと学問の徒であり、そして……」

隼人「で、老人の独演会はいつ終わるんだ?」
ゲンドウ「勝手にやらせておけ。気が済めばそのうち黙る」
竜馬「そーそ、ほっとけ。こっちはこっちで勝手にやらせてもらうさ。ガキどもはいいから食え」

シンジ「この揚げたイモ美味しいです…」
アスカ「誰よ、あたしがキープしてたチョコ食べたの!」
レイ「…ジュースのお代わり下さい…」
弁慶「おう、なんぼでも飲め、食え。うちの博士からの差し入れだ。ただし、寝る前には歯磨きな」

冬月「人の話は聞き給え! だいたい君たちは!」
早乙女「まぁまぁ副司令、まずは駆け付け三杯どうですかね? わしでよければ幾らでもお付き合いしますよ」

274:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/13 23:08:05
鯖落ちが直ったのもゲッター線のせい

275:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/13 23:11:32
>>274
無職童貞の俺もゲッター線を浴びれば年収5000万のヤリチンになれるかな

276:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/13 23:55:19
敵を殺りまくりな人にはなれるのではと

277:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/14 15:49:23
例の白うなぎにがっつくゲッターアークが脳裏に浮かんだ

278:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/14 15:50:38
夏バテ防止だな

279:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/14 17:19:41
白ウナギをゲッタービームで白焼きですか。

……アークがわさびと日本酒をご所望だそうです

280:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/14 21:52:15
そのアーク、早乙女博士が乗り移ってね?
白焼きは塩と山わさびで味わうのが最高すぎる
白ご飯にのっけてぶぶあられをちょっと乗せて熱いダシかけてがーっと食う!

腹減ってるから暴走してるな…

281:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/14 22:21:39
腹が減って暴走した初號機が
ゲッター線でこんがり焼かれた使途を喰うわけですね

ミサト「まあ、生のままかぶりつくよりはマシかしらね」

282:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/14 23:52:25
冬月「いかんな。このままでは初號機が腹を下す。委員会も黙ってはいないぞ?」
ゲンドウ「そのための(エヴァサイズな)正露丸です」

冬月「…………どうみても委員会が黙っていないぞ碇?」
ゲンドウ「私も完成品を見てからそう思いました。という訳で先生、後は頼みます」
冬月「またか!?」

283:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/15 00:11:59
冬月:ううむ…とりあえず初号機よ、正露丸はコーラで飲むと軽く死ねるぞ。
ゲンドウ:先生、なぜそんな事を知っているんです…?
冬月:うっかり試したからだ。
   あとフリスクコーラを知る前にフリスクを食いながらコーラを飲んだのも私だ。


284:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/15 08:34:19
眼鏡「司令、初号機が口から噴水のようにコーラと正露丸とフリスクを噴出しています」
ロン毛「パターン赤! コーラです」
マヤ「(衛生的な意味で)不潔です!」
ミサト「誰よあのバカでかいコーラ用意したの!?」
リツコ「わ、私じゃないわよ!?」

隼人「俺の名は神隼人! 初号機に地獄を見せた男だ!」
竜馬「お前かよ!?」

285:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/15 11:50:25
ウォォ この指数はサードインパクトを引き起こすだけの

286:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/15 13:53:11
サードインパクトもののゲr

287:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/15 16:55:15
冬月「弐号機も昨晩の宴会で真っ赤に出来上がっているし、零号機もカレーの食べすぎで全身黄色か」
ゲンドウ「そこに今回の吐瀉災害…老人たちも流石に黙ってはいないだろうな」
火事「心配要りません。ゼーレのほうでもどうやらトラブルのようです」
ゲンドウ「聞こう」
火事「なんでもアメリカで実験中のエヴァ四号機にドクターペッパーを呑ませ(略」

ゲンドウ「私は何も聞かなかった」
冬月「碇、次の議題だが」

288:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/15 21:29:42
ドクターペッパーが大々的に売り出された頃は青春時代だったけど
どんだけマズイか知らん

289:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/15 22:51:28
ガン!ガン!ガン!ガン!

290:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/16 00:07:39
           ガン
             ガン
         m    ガン 
  =====) ))         ☆
      ∧_∧ | |         /          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (   )| |_____    ∧_∧   <  おらっ!出てこい
     「 ⌒ ̄ |   |    ||   (´Д` )    \___________
     |   /  ̄   |    |/    「    \
     |   | |    |    ||    ||   /\\
     |    | |    |    |  へ//|  |  | |
     |    | |    ロ|ロ   |/,へ \|  |  | |
     | ∧ | |    |    |/  \  / ( )
     | | | |〈    |    |     | |
     / / / / |  /  |    〈|     | |
    / /  / / |    |    ||      | |
   / / / / =-----=--------     | |

291:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/16 07:51:01
開けるとアラ不思議、グルグル目の隼人さんが

292:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/16 12:25:02
隼人「目だ! 鼻だ! 耳!」
竜馬「隼人、AAに鼻と耳はねぇ!」

293:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/16 18:14:10
八頭身のあれは耳ではなく角だったのか・・・w

294:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/16 19:56:53
いいえ。ケフィアです

295:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/16 23:01:59
むしろコアです

296:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/17 16:09:15
月ごと吹っ飛ばしてやる!!

297:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/17 16:24:46
今ふと思ったが、チェンゲの號と綾波ってなんか似てるな

298:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/17 22:58:20
・クローン
・無口&無愛想→徐々に心を開く
・専用機持ち
・○○は私(俺)が守る
・1度死ぬ→復活

なんというシンクロ率

299:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/18 00:12:43
チェンゲ號が綾波を無表情のままワンハンドリフトして踊る姿が浮かんだw

300:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/18 00:18:50
渓「號!生きてたのね!」
號「俺が死んでも代わりが居ると言ったろう」
渓「良かった!本当に良かった!」

301:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/18 07:23:05 VxXaFG61
シュチュエーションだけなら新の竜馬とシンジも似てる気はする。


302:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/18 13:08:33
本当にシチュエーションだけw

303:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/18 14:12:03
なんという混ぜるな危険スレw

304:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/18 17:40:10
>>300
噛み合ってないなw

305:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/18 21:04:25
ゼーレの正体が13人の科学者でS2機関がゲッター炉心or銅鐸、クラスメイトが全員ダイナミック作品の主人公だったら。

306:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/18 21:15:11
>>305
みんな虚無の戦いに身を投じる

307:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/18 22:22:18
まずセカンドインパクトで地上のすべてがバイオレンスジャックの世界になってる

パイロット候補(全員ダイナミック作品の主人公)が大人しく召集にしたがったりしないので
話が始まるころにはぜーレの科学者が来留間源三だけに

更に子供たちの中でも早乙女門土と神隼人が指揮権争いをはじめたりしてロボに乗り込むヒマがない

泥沼の内ゲバをしている間にシトが襲来するが、手天童子とウルガ竜が超能力を発動し、撃退する

→虚無の戦いへ

308:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/18 22:32:17
クラス主任は夏綿けい子。校長はサタンの足の爪の垢。

309:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/19 11:40:59
どいつもこいつもシナリオなんぞ知ったこっちゃない!
と言わんばかりに暴走するからもはやエヴァの欠片もないスーパーダイナミック大戦ワールドになってるww

310:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/19 12:01:45
ラ=グース、ゲッター、エヴァ、ヤクザの四つ巴の激戦がだな…

311:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/19 12:27:28
第五勢力「ゴルフ」を忘れておるな

312:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/19 14:01:25
ゴルフがあるなら麻雀も忘れてはいかんだろう


313:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/19 16:21:53
つまりゴルフとマージャンを極めた第五勢力と「サラリーマン」が虚無の戦いに身を投じる訳ですね
日本のサラリーマンはホント虚無戦記だぜ……

314:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/20 12:29:14
チェェェェェェンジ!!

315:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/20 12:47:04
J

316:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/20 22:01:17
>>315

> J

317:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/21 14:49:55
気を取り直して。

チェェェェェェンジ!!ゲッタァァァァ!!


318:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/21 16:27:32
ゼロォ!

319:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/21 16:32:17
>>318
チェェェンジ!ゲッターゼロ!スイッチオン!!


…早乙女博士が巨大化するアレだっけ?

320:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/21 17:34:40
>>319
アンソロかなにか? 買わなくては。

321:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/21 18:10:17
スーパーロボットクロニクル。
今川監督原作のチェンゲ話(漫画。作画は松本久志)が載ってた。絶版してるが。
それに、竜馬の思念? と初代ゲッター1が融合したっぽいのがゲッター0らしい。
これで早乙女博士(むしろ早乙女のジジイ)が巨大化してゲッター1の横っ面を下駄で
はったくシーンがある。

322:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/22 06:19:16
↑スーパーロボットトリビュートだorz
ゴメン間違えたorz

323:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/22 23:07:10
ムオ!

324:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/22 23:08:41
>>323
ぎゃん!

325:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/23 01:22:46
ドワオ

326:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/06/23 21:26:19
世界の始まりの日 オールトの雲の中で
インベーダーたちの遠い咆哮 一人で聞いた
失くした仲間すべて 愛した仲間すべて
この手に抱きしめて 現在は何処を彷徨い行くの

答えの潜む真紅のゲッター
出会わなくても 殺戮の天使でいられた
不死なる瞬き持つ魂
傷つかないで 俺の拳
この進化知るため生まれてきた

1万年と2千年前から戦っている
8千年過ぎた頃からゲッター艦隊進化した
1億と2千年あとも進化中
ゲッターを知ったその日から竜馬の地獄に戦闘は絶えない


ぬこと散歩中に受信した
正直スマンカッタ


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