10/02/19 02:37:19
規制解除キタ
>>100
戦中派の作品が、「メイスケ母出陣と受難」
ということだけど、
2の作品は「みずから我が涙をぬぐいたまう日」じゃない? なにしろ父親についての作品なんだし。
そして3の作品は本作品「水死」。
「メイスケ母出陣と受難」は、時代精神とは無関係に連帯できる、
つまり1、2、3、4と、いつの時代も強姦被害者でしかいられなかった「女たちの物語」だろう。
そう読めば、そもそも現代劇だった「死んだ犬を投げる」芝居に、古典「こころ」を導き、
さらには民話「メイスケ母出陣と受難」さえも導入しもする手付きに納得がいく。
はじめて読んだときは、その歴史感覚の無いフラットな発想に、おいおい!?と違和感を覚えたが、
その乱暴すぎるような発想がウナイコにとってなぜ実現可能であるかに思われるのか、
すべて「女たちの物語」と読めばよくわかる。