09/11/26 22:45:09 BeP00uTLO
ヒドイン注意。
鎮魂の歌姫ネタがやりたい。
誰もいなくなった戦場で、シャランと言う鈴の音が鳴り響く。
血に塗れた草原に現れたその少女は盲目の神子。
その従者は耳が聞こえず、ただ神子を運ぶ為の足としてのみ存在を許される。
その目を、歩く為の足を戦場に散った魂を沈める為の歌声に捧げた少女は今日も誰も聞く事のない歌を歌う。
『鎮魂の歌姫がいる』
その噂を聞き付けたある武将が神子を捕らえ、その歌を所望する。
だがその歌は、少女の声は死した亡者の為の物。彼女は決して彼の為に歌おうとはしなかった。
彼はなんとしてもそれを聞きたいとありとあらゆる手段、拷問を尽くしたが、
それでも彼女は一言も声を上げず、ただ悲しそうに首を振るばかり。
「もう良い」
そう言った武将は、最後にふわりと微笑んだ彼女の首を落とした。
なーんていつもほのぼの書いてる夢サイトじゃ需要ないから書き捨てて行くぜ!