09/01/18 23:32:27 xuM1qt3f0
もう結構時間が経っている話。
ある日、バイトに行こうと家を出たら我が家の表札になんか知らない人の名前が書き足されていた。
黒薔薇なんとか~みたいな厨二病ネーム。
変な悪戯する人いるなぁと思って帰ったら消そうと思ってた。
しかしそのままバイト入ってたら、家から電話が。
家にその黒薔薇さんが来襲し、何故か今日から此処に住む、と宣言しているらしい。
家には80超えた祖母と、中一の妹だけ。両親は出張中。急いで帰らせてもらったら、
家の前に居た黒薔薇に突進された。
「お前は俺の恋人だろう、一緒に暮らす約束をしたって言うのになにを他の女(妹のことらしい)
を連れ込んで何をしているふじこ」
勿論初対面。意味がわからず、私呆然。
状況がわからないままもみくちゃにされていると、家の中から妹が靴を投げて黒薔薇を攻撃。
ついでに通りかかった近所の人も加わってくれて、5人がかりで黒薔薇を取り押さえた。
その後、Kに引渡し。
その後聞いたところによると、黒薔薇は私の姿を駅で見て、「あいつこそ俺の恋人!」と勝手に
思い定めて我が家を突き止め、二人の思い出の日(黒薔薇が私と出会って100日目らしい)に同棲すると
決意したらしい。
幸い、家の中でデッキブラシを構えていたばあちゃんがうっかり花瓶を落として割った以外の被害は無かった。