08/10/15 21:57:45 2kNQPShI0
じゃ、私も思い出話。
ジャンルバブルだった頃、人気の出た始めた相方と出した
「おまけ本付合同誌」の通販をやった。
おまけ本は初回特典みたいな感じでコピー誌だったので
部数を確認してから製本にかかりたかったため、通販は
「申込み締め切り当日消印有効」という手段を取った。
合同誌の在庫はまだあったがおまけ本は無事にはけ、
二ヶ月くらいした頃、通販の申込みがあった。「おまけ本希望」とある。
差出人はわりと近くの人だった。
おまけ本は○月×日の申込みまでです、と書いて本を送ったところ、
「私は○月×日前に申込みをした。消印を見てくれ。ずいぶん待たされた上に
おまけ本がないのは納得できない」との返事。
んなばかな、と思いつつ消印を見ると確かに○月×日よりも前。
郵便事故か何かだろうか…と思ったが、よくよく見ると切手の金額が
やけに大きい。しかも、封筒の張りや形がいびつ。
「コイツ自分でもってた昔の消印の大判封筒切り抜いた自作封筒作って、
ポストに放り込んだんじゃねえのか…」
と疑いを抱くに充分な不審さだった。
アリバイ崩しはものすごくバカバカしい。同封の為替の発行日付は
○月×日よりずっと後、つい先日だった。
二時間ドラマの犯人よりも情けないミスには大笑いさせてもらった。
指摘したら返事はなかった。通販の申込みも二度となかった。