10/03/10 00:18:30 YBe3saXA0
去年の夏くらいに買った…ような気がする中~小手ジャンルの二次小説本
何冊か出てる長編小説の外伝というか異聞という位置づけらしいその本では、
中扉に当たる3ページ目の前書きでこう書かれていました。
「本編(長編小説の)では都合のいい人すぎて少し人間味が足りなかったキャラAの、
もっと人間らしい一面を描きたくて本筋とは違うパラレル的展開の本書を執筆しました」
本編の小説の方では、キャラAは自分を捨てて自由な世界に羽ばたいたキャラB(メインカプ攻)と
まあ色々あって状況に流されているうちにBの嫁になってしまったキャラC(メインカプ受)を
特に文句も言わずに許し、目の前でこれ見よがしにベタベタいちゃつかれていてもスルーする
確かにメインカプにとっては都合のいい人格者です。
しかしてこの外伝ではこのAの人間味溢れる葛藤やラブロマンスが読めるのかも……
と思ってめくった本文の中身は
・話があるといってCを別室に呼び、二人きりで酒盛り…と思いきやCのグラスにしびれ薬を盛るA
・動けないCを更に縛って無理矢理ガチューン
・何ラウンドか致したところで外に待機させておいた801チンピラを召喚してCをリンカーンさせる
・嫌な予感がした割にはケツの重いB、ようやく現れ801チンピラとAをぶっちめる
・なおもAをボコろうとするBを健気にもCが制止し二人でその場を後にする
・こんな目に遭ってもけしてAの事を悪く言わないCにBが惚れ直す
・備考:この本の表紙には「A×C Book」と明記
どこかへ泳いでいってしまいそうな目をかろうじて押しとどめ、読み終わった後に残る疑問。
作者にとっての人間らしさってどんなんだったんだろう。