08/08/07 18:24:40
映画などに出るメディアの米国白人は、北米での「芸能人」にあたる、ごく一部の選りすぐり。
ふつうのそのへんに居る白人はあなたの頭のなかの白人イメージとはかけ離れてますよ。
逆の話でいえば、私の米国友人などは、
日本の映画などに出てくる日本人を見て、日本人は皆こんなにセクシー(この言葉は男女両方に対して)なのかと思っていたそうですよ。
そうじゃないでしょう?見た目のいい日本人もいれば、そうでない日本人も居る。
つまりメディアに出てくる白人が普通の白人の姿だと思ったら大間違えだということです。そこからはじまる憧憬で、もっと別の問題である差別を語るのはさらに間違えです。
米国人の日本人に対する容姿の印象は昨今で大分変わってきています。
そして差別の根本の原因は容姿ではない。彼らの他人種に対する怖れの裏返しなんですよ。
彼らは日本人と中国人を一緒には見ていません。
北米人が日本人を殊に嫌悪する際の根本の原因は、日本人の「侍」の部分を畏怖するが為だと私は身をもって感じる。
彼らの侍に対する憧れ、日本文化に対する憧れはこちらがみていて凄いものがある。
同時に日本人は中国人と違い、彼らに追従しなかった歴史がある。
人間は他人と自分とで甲乙をつけたがる存在だ。人種差別はそこから派生する心内での”戦い”です。
相手の優れたところを認め、己の相手に勝るところを認め、結果互いを認め合う、
そのように成熟した人間が日米双方にもっと居たならば、こんな情けないスレはまず立たなかったでしょうね。