10/07/04 16:51:34
87:名無しさん:2007/04/25(水) 16:37:50 ID:???
その日の夜にまた、コナンが少し息を切らせながら見舞いにやってきてくれた
なぜ黒の組織があんたの祖母を狙ったのかが気になると言う
何かあんたの祖母を襲って奴等に利益が無いかと聞かれた
俺はそういえばと、祖父から聞いたことを思い出した
コナンに俺の父は死ぬ前は凄腕の麻薬取締官で、
いくつもの麻薬犯罪集団を逮捕してきたが
ある組織を追っている時に、不運にも轢き逃げにあったと言った
父はそのまま死んでしまい、殺人事件として捜査網が張られるも
その時の犯人は、逮捕される前に自殺してしまい、事件は迷宮入りとなった
その時の組織というものがもし黒の組織だとすると、父方の祖父母の家に
なにか父が遺したものでもあるのかも知れないと言った
でも、今あんたが住んでいるのは母方の祖父母の家なので関係ないんじゃ、とコナンは言ったが
もしかすると、祖父が自分の身がどうなるか分からないから、
俺のために父方の家の住所が書き記したものがどこかに隠してるかもと言った
ということはあんたの家に奴等が来るかもしれないじゃないかと言い、住所を教えてくれと言う
他人に住所を教えるのは気が引けるが、こうなった以上仕方ないとコナンに住所を教えた
どこか心当たりはないかとコナンに聞かれ、
俺は祖父がなんでも茶だんすに入れていた事を思い出す。その旨を伝えたとたんに
どこかに電話して帰っていった。俺は見送る事しか出来なかった