10/02/15 02:40:05
>>293
残念だが、武蔵は30巻で天下無双と思い浮かべて
小次郎>石舟斎>胤栄>兵庫>胤瞬の順にコマがでかい
つまり、石舟斎は武蔵にとって最強でも何でもなかったんだよ。
技の極みは強さとは別の境地にいるだろう、と推測しただけ。
そしてその小次郎より強い一刀斎に会って負けて
自分は本物ではないと悟ってしまった。
本物の天下無双にはなれないと。一刀斎のような武の申し子じゃなかったと。
武蔵にスレルールの殺し合いの一位を決めさせたら間違いなく一刀斎と言う。
あの日思い浮かべた通りの破格の強さだったのだから。
そして憧れの相手に完膚無きまでに叩きのめされ心に響いたからこそ「楽しいかどうかだ」の名言がフラッシュバックした。
そして武蔵は石舟斎を目指すのではなく
石舟斎の人柄を尊敬しただけに過ぎない。
今の武蔵は「最強は一刀斎、俺は殺し合い楽しくない、別の道を往く」ってとこ。