09/07/24 20:29:28
今回、ポット軍との死闘の後の教祖は違っていた。
彼は今まで見せたことのない知識>>238をかいま見せた。
その証拠に常連の批判はほとんど出ていない。
彼を支持する者まで現れている。
つまり今までは、いきり立つ常連を笑って遊んでいたに過ぎない。
だがその時、突如としてポットちゃんが出現した。
驚くべき知識と見識、そして心優しい広い人格…
さらに可愛い幼児の仮面をかぶる目立つ存在であり
ここで短時間で世紀末の救世主と呼ばれるようになった。
しかし、一番、驚くべきは、そのことではない。
ここに来て間もないポットちゃんが…記憶がさだかではないが…
「教祖様はぼくより何でも知っているのに何でワザと嫌われるようにスレするんだろう」
「お友達になってね。か…お友達になろうね」
みたいなことを彼は確かに言ったのだ。
俺は覚えている。
つまり…教祖が自分以上の知識と見識をもつ実力者であること…と
教祖の屈折した人格がなんらかの深い悲しみが原因であるとを瞬時に見抜ていたのだ。
ケンシロウが友とする男たちの心を激しい戦いの中で見抜いたように…
だが我々常連組は教祖のそれを見抜けなかった。
人間の心理を短時間で見抜く力、恐るべきは、そのポットちゃんの洞察力だ。
つづく