美少女戦士セーラームーン連載中 ☆4at CSALOON
美少女戦士セーラームーン連載中 ☆4 - 暇つぶし2ch650:マロン名無しさん
09/05/19 01:02:36
うさぎもちびうさもえらい成長したなあ

651:マロン名無しさん
09/05/19 01:05:40
そういえばうさぎの時代にダイアナが居るのに
疑問を感じなかった

652:マロン名無しさん
09/05/20 19:45:14
未来のネオクイーンセレニティは全部知ってるって事?

653:マロン名無しさん
09/05/20 20:14:20
>>652
もしや未来の他のセーラー戦士たちも変態すらも知ってるってことか…?

654: ◆P9MoonSjzo
09/05/20 22:00:37
Act56-2

川の底。うさぎはブランコの前にぺたんと座り、ただルナ達の残骸を眺めていた。
「……どうしてこんなかんたんに 殺したり…できるの?みんな 生きるために生まれてきたのに」
セーラーレテが挑むように言った。「命あるものは 死ぬために生まれてくるのよ」
レテがオールを振りかざす。「ギャラクティカ!ミュソーティス・アルぺーストニス!!」「きゃあああっ」
うさぎは力なくその場に倒れ込んだ。この光景を川の淵から見ていたもう一人のセーラー戦士は、見ていられず顔を背けた。

「……どうして!?あたしを殺そうとするの……?」ぽつりと言ううさぎ。
「おまえがここへすべてを失いにきたからよ」
―名まえも命も すべてを失いに…… ……いいえ ちがう あたしには失いたくないたいせつな友だちがたくさんいたわ
―あたしの名まえも命も その友だちの ―仲間のためにあった
…―そうだ あたしは失うためにじゃなく 仲間をとりもどすためにここへ―…
「この忘却の川の底では だれもわたしに勝つことはできない」レテがブレスレットを構えた。「さようならセーラームーン」

そのとき、もう一人のセーラー戦士が止めに入った。「!?」「やめてレテ!」「ムネモシュネ!!」
ムネモシュネはぎゅっとレテに抱きつく。「セーラームーンはもうこんなに傷ついてるわ 最後の審判はギャラクシアさまにおまかせして」

……セーラームーン?
うさぎは、この会話をはっきりしない頭で聞いていた。―セーラームーン…… その名まえは
うさぎの額に三日月の印が浮かび上がる。―そうだ あたしはセーラームーン!!すべてをとりもどすためにここまできたの!!
うさぎは一瞬で変身を済ませると、川底を見渡した。そこには、スターライツと火球、ちびちびが気を失って横たわっていた。―みんな!?


655: ◆P9MoonSjzo
09/05/20 22:01:30
セーラームーンは意識を取り戻したちびちびを抱いて、川に浮かびあがると大きく息を吸った。
「このレテの忘却の川で記憶をとりもどすなんて!!おのれ!」「レテ!!お願いもうやめて!!」
ムネモシュネは川底に沈んでいたスターライツと火球を一瞬で岸に移動させた。
「うらぎるの?ムネモシュネ」
「あたしはただ これ以上あなたにあたしと同じセーラー戦士を傷つけてほしくないだけよ」

ふと、火球が起き上がったが、彼女はふらふらとして意識が覚醒しきらないようだった。
「わたしの記憶の川の水を」「ムネモシュネ!」レテが止めるのも聞かず、ムネモシュネが火球に水を飲ませると、火球はようやく意識を取り戻した。
「セーラームーン!?ここは―」「プリンセス!」セーラームーンは安堵する。

「―あたしは殺し合いをしにきたんじゃない 仲間のセーラークリスタルをとりもどしにきたのよ みんなのクリスタルはどこに―!?」
レテが答える。「セーラークリスタルはここにはない ここは帝国シャドウ・ギャラクティカのギャラクティカ・パレスを二重に守る広大な外堀“砂漠川”」
「わたしは忘却の川の番人 レテ星(スター)のセーラーレテ」「―わたしは記憶の川の番人ムネモシュネ星のセーラームネモシュネ」
レテは両手をクロスし、ブレスレットを構えた。「おまえをここから先へはいかせないわセーラームーン 生きたままではね」
「レテ!」「見たくないなら目をつぶりなさいムネモシュネ!」

「忘れたの!?二人の平和と幸せを手にするためにギャラクシアについてゆくときめた誓いを!」
―わたしたちの星は小さくまずしく いつも争いがつづき混沌としていた
―ギャラクシアが現れ わたしたちの星に 死と静寂があとずれたときも わたしたちはついてゆくしかなかった
レテとムネモシュネは強く抱き合った。「
―けれど この戦いに勝ちのこり ギャラクシアが銀河を統一すれば
二人の新しい未来がきっと― 今度こそ平和と幸せがやってくるわ ムネモシュネ」


656: ◆P9MoonSjzo
09/05/20 22:02:17

火球が反論する。
「破壊の戦士のもとに平和と幸せがあるわけないわ!知っているでしょう!?ギャラクシアがどれだけ多くの人を殺してきたか!
この先も彼女のもとには 破壊と殺戮があるだけよ!!」

「ではセーラームーン おまえのもとに平和で幸せな未来はあるの?戦いのない未来があるの?
セーラームーン おまえのもつ力は戦いを呼びよせる!おまえが存在するかぎり戦いはおわらない わたしたちにとってはおまえこそが“敵”!
きっとどちらが勝っても未来は同じ いまこの戦いをおわらせて ムネモシュネと二人だけの平和と幸せさえ手にはいればいい それだけよ」
「……もしもそれでその戦いがおわるのなら」

「あたしを殺して」

セーラームーンの目から大粒の涙が溢れた。
「あたしも 戦いをおわらせるために ここへ きたの」
―そう 戦いを終わらせるために戦う それがセーラー戦士の使命と願い(セーラー・マインド)―!
―願いは いつも みんな 同じなの ―たとえ どんな未来が 待っていようとも

二人のセーラー戦士はしばらく考えあぐねているようだったが…
ムネモシュネがすっと道を開けた。「―どうぞ いってくださいセーラームーン」「セーラー・ムネモシュネ」
レテも悔しそうにブレスレットを下げた。「わたしたちがたおさなくても おまえが死んでも死ななくても 戦いはおわらないわ」「セーラーレテ……!」

657: ◆P9MoonSjzo
09/05/20 22:04:03

「おろかで役立たずなやつらめ」突然、新たな二人のセーラー戦士が現れた。「!!」セーラームーンと火球は身構える。
二人のセーラー戦士は長い杖に力を込めると、一瞬にしてレテとムネモシュネの体を打ち砕いた。
「レテ!!ムネモシュネ!!」セーラームーンの声が空しく響き渡る。
「レテ…」「ムネモシュネ…」二人は手と手を取り合うと、灰と化して崩れていった。

つづいて、彼女たちはこちらに総攻撃をしかけてきた。ちびちびが急いでガードするが…離れたところに倒れていたスターライツが攻撃を受けてしまった。
「!?ヒーラー!!メイカー!!ファイター!!」「ホホホホッ」
セーラー戦士達はスターライツのセーラークリスタルを抜き取ると、フッと消えてしまった。
―しまった!!三人のセーラークリスタルが!?
●to be continued●




658:マロン名無しさん
09/05/20 22:48:49
スターライツまでやられたか。
何のためのために出たんだろうこいつら。

659:マロン名無しさん
09/05/21 00:06:50 ypt07wq1
>>658
本来の仲間を失ったうさぎの束の間の支えじゃない?

660:マロン名無しさん
09/05/21 00:08:06
今回のまとめ

百合
ゆり
Yuri

661:マロン名無しさん
09/05/21 00:09:01
ムネモシュネ可愛いいいいいいいい

662:マロン名無しさん
09/05/21 00:09:59
レテ「べ、別にお前が死んでも戦いは終わらないんだからねっ!」

663:マロン名無しさん
09/05/21 00:11:44
ツンデレと清楚な美少女という最強コンビだったのに使い捨てはもったいないだろ常考
ぶっちゃけスターライツよりこっちにレギュラー化してほしかった

664:マロン名無しさん
09/05/21 00:12:40
生き残ってしまった火球の動向が気になる

665:マロン名無しさん
09/05/21 03:12:58
双子かわいぃいいい
シプリンプチロルといいこの人の描く双子はやばい

666:マロン名無しさん
09/05/21 19:41:40
マジでこの二人には活躍して欲しい!
あああぁぁぁ可愛いよおぉぉぉ!
直子に復活希望ファンレター100通出してくる!

667:マロン名無しさん
09/05/22 02:22:52
服装も精霊っぽくて可愛い!
神様直子様、変態を生け贄に捧げますのでなにとぞレテとムネモシュネの復活を!

668:マロン名無しさん
09/05/22 17:21:04
そう言うこと言うなよ…>生け贄

669:マロン名無しさん
09/05/22 18:16:23
ごめん

670:マロン名無しさん
09/05/22 18:17:12
終盤に向かってどんどん重い展開に…

671: ◆P9MoonSjzo
09/05/23 01:14:28
わたしたちはいつでも あなたのためにうたう あなたのためにこの命ささげる ―それがわたしたちセーラースターライツ

Act57 スターズ8

「ヒーラー!!メイカー!!ファイタ―!!」「プリンセス火球!!」「はなして!スターライツたちが!!助けなきゃ!!」
駆け寄ろうとする火球をセーラームーンが必死に止める。
「あの青い火を消して!三人の体が……!!」みるみるうちにスターライツの体は朽ちていった。
「ヒーラー!メイカー!ファイター!いやあぁっ」セーラームーンもショックを受ける。―三人の体が―!!

セーラームーンは夜天の言葉を思い出す。
“セーラー戦士のすべてはセーラークリスタルの内にある 未知の結晶セーラークリスタルは 消えたりしない!”
―消えたりしない!
「プリンセス火球!!」セーラームーンは泣き暮れる火球の手を取り、力強く言った。
「いきましょう!とりもどすのよ!セーラークリスタルを!」
「セーラークリスタルさえとりもどせば 三人の体はかならず再生できるわ!」「セーラームーン……!」

三人は背中に翼を羽ばたかせ、砂漠川の上を飛んだ。しばらくすると、向こうに光が灯っているのが見えた。
光の中央には、立派な西洋風の城がそびえ立っていた。ところが、近づいてみると、城は幻のように消えてしまった。
少しして、今度は別の場所に城が立っているのが見えたが、またすぐに消えてしまった。

672: ◆P9MoonSjzo
09/05/23 01:15:18
―近づいても 近づいても 消えてしまう たどりつけない
「セーラームーン……!」疲れて息を切らす火球の体をセーラームーンが支える。―蜃気楼なの!?幻!?
―いいえ!ギャラクシアもあたしたちと戦うことを 心まちにしているはず たどりつけないはずはない ―どこにいるの?
―どこであたしたちを見ているの!?ギャラクシア!!
―みんなのセーラークリスタルはどこにあるの!?

ギャラクシアは愉快そうに笑った。「セーラームーン ついにここまで ギャラクティカ・パレスまでやってきたか」
「ギャラクシアさま」レテとムネモシュネを討った二人のセーラー戦士が跪く。
「セーラーレテとムネモシュネの失態 どうかおゆるしを ―二人のセーラークリスタルはここへ」
二つのクリスタルは、人間の何倍もあろうかという大きなクリスタルのオブジェに吸い込まれていった。

「何度見ても美しい― 銀河中のセーラークリスタルの輝き―!
まるでセーラー戦士たちが この巨大ガーデンクリスタルの中で息づいているかのよう
本来ならばその肉体と心が滅んでしまったセーラークリスタルなど 微々たる力(パワー)しかもたぬもの
こうして強力な力を発揮できるのも すべてわが銀河の女王ギャラクシアさまの青金石(サッファー)クリスタルパワーのおかげですわ」

ギャラクシアは満足そうに微笑んだ。
「もうすぐ銀河一のセーラークリスタルが手に入る このわたしのもつ 銀河一の破壊力の青金石クリスタル
そしてセーラームーンの 無限の再生力をもつシルバームーン・クリスタルがそろえば わたしは無敵だ
全銀河 ―いいや 全宇宙を手にしたも同じ―!」
「ギャラクシアさま セーラースターライツのクリスタルもここへ」三つのクリスタルも、大きなクリスタルに吸収されていった。
「つぎのステージで残りの者どものクリスタルもかならずやこの手に!」「おまかせを!」二人の幹部はそう言って下がっていった。


673: ◆P9MoonSjzo
09/05/23 01:16:36
ギャラクシアはぱさりとドレスを脱ぎ棄て、一糸纏わぬ姿になった。―心がさわぐ やっとこの時がきたのね
青金石クリスタルのブローチの力で、ギャラクシアはセーラー戦士へと変身する。
―セーラームーン とうとうおまえに会えるのね 運命のはじまりの場所で 新しい銀河の歴史をはじめる時が とうとうくるのね

ギャラクシアは回廊の奥へと歩を進めた。
「カオスさま まちこがれた時が やってきましたわ」部屋にいたのは、形をもたない闇の生命体…。
“おおお とうとうこの時がきたか あらたなる宇宙の はじまりの時が”

いつのまにか、セーラームーン達は霧の中にいた。目の前には、不気味な墓地が広がり、無数の蝶が飛んでいる。―ここは……!?
「ここは死んだ星のかけらが流されたどりつく最後の地―」蝶の羽を背中に持つ女が言った。
「この蝶たちは星たちの最後ののこり火― ―銀河へ散りゆく蝶の葬列が とぎれることはけっしてない」
あるものを見つけてしまい、火球はぎくりとして声を上げた。「この墓は……!?」
そこにはスターライツの顔の彫刻が施された墓石が三つ並んでいた。「スターライツたちの墓!?そんな―!」

「ごらんなさい」向こうでは、黒いフードで体を覆った人々が墓を掘っていた。
「またあらたにこの地で命の火を消す者たちがいるようね 今度はどんな色の蝶たちが飛ぶのかしら」「!?」
そこにあったのは、セーラームーン・ちびちび・火球の顔が彫られた三つの墓石だった。―あたしたちの墓!?

そのとき、背後から飛び出してきた植物の蔓が三人の体に巻き付き、体の自由を奪った。
そのまま三人の体は枝で組まれた十字架に貼り付けになってしまった。
「かわいそうに!つぎの葬列はおまえたちのようね」「くっ……!!」
「わたしはセーラーアニマメイツ最後の戦士!魂の狩人セーラーヘヴィメタルパピヨン!!このわたしが最高に美しく哀しい葬式を出してあげるわ!」


674: ◆P9MoonSjzo
09/05/23 01:18:46
「悲運の救世主(メシア)の最後は火あぶりときまってるの!苦しむがいいわ!」
ヘヴィメタルパピヨンが三人に火を放った。
「!!」動くことができない三人はどうすることもできず、炎に包まれた。

絶体絶命の三人。ちびちびは上空を見上げると、星の力を感じ取り、瞳に力を込めた。
するとすぐに、五つの星の光が助けに舞い降りた。
「ピンク・レディーズ フリージング!!キッッス!!!」五人の攻撃でセーラームーン達を縛り上げていた蔓が切れ、三人はどっと地面に倒れ込んだ。
「アマゾネス!!ジャングルアロ――ッッ!!」ヘヴィメタルパピヨンはあっけなく消滅した。
「セーラーセレス!」「パラス!」「ジュノー!」「ベスタ!」「「「「セーラーカルテット!」」」」
「そしてセーラーちびムーン!参上ッ」
●to be continued●




675:マロン名無しさん
09/05/23 02:04:57
ちびうさ達キタ━(゚∀゚)━!!

676:マロン名無しさん
09/05/23 02:27:56
「セーラーセレス!」「パラス!」「ジュノー!」「ベスタ!」「「「「血管針攻撃!」」」」

677:マロン名無しさん
09/05/23 04:55:15
名前が4個並ぶと、それ言いたくなるよな。

678:マロン名無しさん
09/05/23 08:48:14
カルテットはいかにもすぐやられそう

679:マロン名無しさん
09/05/23 17:31:45
これで活躍しちゃったらあっさり死んでいったセーラー戦士達やスターズの立場ないしな
ちびうさを守って戦死とかじゃね>カルテット

680:マロン名無しさん
09/05/23 21:37:23
レテとムネモシュネ残してたら、不意打ちはくらわなかったのに…

681: ◆P9MoonSjzo
09/05/24 22:17:54
Act57-2

「ちびムーン!!」「セーラームーン!!」ちびムーンは涙ぐむ。
「おそくなってごめん あたしたちも太陽系のセーラー戦士よ 助けにきたわセーラームーン!」
「三十世紀でみんながたおれたの」セーラームーンはその言葉にはっとする。
「セーラークリスタルが まるでシグナルのように輝いて みんなのカラダが消えかかって―」
「セーラーギャラクシアの攻撃で みんな ―人間としての体は滅ぼされ セーラークリスタルが奪われたわ」今度はちびムーンが驚く番だった。
セーラームーンはぎゅっと拳を握り締める。「あたしたちだけでなく 銀河中のセーラー戦士たちも……」―三十世紀でとうとうみんなの命が……!

“ほんとうにあなたの知る「未来」はやってくるの?”
―やってくるわ あたしたちはかならず この手で築いてみせるの あたしたちの未来を!
「みんなのセーラークリスタルは かならずこの手に取りもどす!そしてみんなの体をきっともとどおり再生してみせるわ!」
セーラームーンはそう固く誓った。

セーラームーンがちびムーンを強く抱きしめる。「ちびムーン よくここまで無事に……!」
「地球で戦っているのかと思って 三十世紀から地球へとんだの だけどみんなの姿はなく」あの公園にはルナ達の残骸が散らばっていたのだった。
「ルナとアルテミスとダイアナも すでにやられたあとで……!」―ルナたちが……!!
セレスが言葉を引き継ぐ。
「セーラームーン すでにあなたがたが 敵の本拠地なのではと気づいた瞬間 ひとすじの光が わたしたちを導いてくれたのです」


682: ◆P9MoonSjzo
09/05/24 22:18:59
ちびムーンがにっこり笑いかける。「うさぎの声を感じたわ あたしたちを一瞬にして ここまで導いてくれたのはあなたでしょう?セーラームーン!」
「―いいえ あたしじゃないわ あたしにそんな力は……!あたしたちもプリンセス火球のナビで みんなの力でここへ……」
火球は首を横に振る。「わたしの力でもありません はるか遠くの地球の力を感じとり この銀河の中心いて座ゼロ・スターまでひきよせる力はわたしには……!」
「じゃあ…… いったい だれが……!?」

セレスが、セーラームーンのふとももにくっ付いているちびちびに気が付いた。」
「そちらの小さな戦士のかたは?(まあっ なんかにたよーなアタマのかたっ)」
「このコは セーラーちびちびよ」「セーラーちびちびっ?」当惑するちびムーン。
「そう!これでもりっぱなセーラー戦士なの セーラーちびちび…… そいえばあんたそのあとにムーンはつくんだっけ?」
「け?」ちびちびは可愛く首をかしげる。

「ちびうさと同じように時空をこえてきたらしいのよ あんたの妹じゃないの?」「
あっっっあたしの妹ッッ!?」ちびムーンは全く心当たりがない様子。
セレスがぽっと赤くなる。「まあっ ってことはクイーンの二人めの御子?いわれてみればそっくりですわね お二人に」
「ミレニアムの女王は代々第一王女しか生まないときーたわよ」とベスタ。
「あたしもそう習った!ゼッ」ジュノーが頷く。「あたしも―っ」パラスが手を上げる。

「あたしのコドモじゃないの?なら ちびうさのコドモなんじゃないの?」ちびムーンは、ガーンと頭が割れんばかりにショックを受ける。
「あたしのコドモッッ!?(あいてはだれ~~~っっっ)」
「とにかくなんにもしゃべってくれないのよ このコ 何者なのか なにが目的できたのかも
でもりっぱなあたしたちの仲間(セーラー戦士)だってことはわかったの ここまでいっしょに戦ってきたし このコにはたくさん助けられたわ」



683: ◆P9MoonSjzo
09/05/24 22:20:13

―あたしのコドモ―?いいえ
「……ちがうわ」セレスが振り向く。「スモール・レディ?」―ちがう わかるの
―まさか このコがあたしたちをはるか彼方からここまでひきよせたの?銀河の中心までかるがると―
―まるでセーラームーンのようなはかり知れない力―
「―おまえは いったいだれ……?」
ちびちびは、サッとセーラームーンの後ろに隠れてしまった。

そのとき、辺りを覆っていた霧がどんどん晴れていった。すぐ目の前には巨大な城がそびえており、大きなクリスタルがいくつも転がっている。
―あれが ギャラクシアの城―!?
「ようこそわたしたちのスターガーデンへ」「!!」そこには、スターライツの体を滅ぼした二人のセーラー戦士がいた。
「わたしたちはスターガーデナー セーラーΦ(ファイ)!」「セーラーΧ(カイ)!」
二人の姿を見るやいなや、火球が必死に挑みかかった。「スターライツのクリスタルはどこ!?返しなさい!!」
Χが黙って杖を掲げると、大きなクリスタルの一つが光輝いた。―まさかクリスタルはあの中に!?

火球を守るように、セーラームーン、ちびムーン、ちびちび、セーラーカルテットが二人の前に立ちはだかった。
「なんと!またあらたなセーラークリスタルたちがこのゼロ・スターまでたどりついたの?」
「掴み取りがいのあること!」「わが庭園のガーデンクリスタルたちも喜びにたえきれぬようすだわ!」

火球が名乗りをあげた。「セーラームーン!わたしも戦うわ!!わたしだってセーラー戦士よ!!」
「キンモク・スターパワー!!メイクアップ!!」火球は光に包まれ、帽子はそのままに、スターライツと似た衣装に変わった。「プリンセス火球!?」
「キンモク・スターの守護戦士 セーラー火球がおまえたちの相手よ!!」




684: ◆P9MoonSjzo
09/05/24 22:21:41
―ヒーラー!メイカー!ファイター!わたしに力を!!
「スターライツロイヤルストレートフラッシュ!!」火球は幾つものカードを操り、巨大なクリスタルを次々と破壊した。
ところが、クリスタルの残骸はフッと消えてしまった。―消えた!?スターライツのクリスタルはどこに!?
「おのれ!!ギャラクティカ!!プランツブリザ―ド!!」「桂花百花繚乱(キンモクフユージョンテンペスト)!!」
Φの攻撃を、火球が花びらのバリアで打ち消した。

「スターライト!!」セーラームーンがバッとエターナルティアルを構える。
火球が叫ぶ。「セーラームーン!!やつらの力の中心はブレスレットよ!!」
「ハネムーン・セラピーキッッス!!」ブレスレットを狙われたΦは一瞬で塵になった。
ちびムーンが短く叫ぶ。「プリンセス!!」なんと、火球の背後にΧが迫ってきていた。
Χは高く飛ぶと、空中から火球の背中の真ん中めがけて長い杖の先端を突き刺した。
杖は火球の胸まで貫き、素早く杖を抜くと大量の血がほとばしった。

「プリンセス火球!!」セーラーカルテットが応戦している間、セーラームーンが駆け寄り、火球を抱き起こした。
「火球!!」「セーラームーン……」火球は助からないことを知ってか涙ぐんだ。
「この戦いがおわったら…… あたらしい世界がはじまるかしら…… ……今度は… 戦いのない世界になるかしら……
戦いが…… なくならなくてもいい……」火球はセーラームーンと手を重ねあった。
「また…… みんなといっしょに生まれてきたいわ……!生まれて……こられるかな……」
「もちろんよ」大粒の涙を湛えたセーラームーンが、静かに微笑んだ。
「あたしたちはセーラークリスタルをもつ戦士だもの 何度だって生まれてこられるわ」
「そうね…… セーラークリスタルは あたしたちの… 希望だもの… ね……」
火球は瞳を伏せ、そのまま動かなくなった。「火球!!!」



685: ◆P9MoonSjzo
09/05/24 22:22:30
Χが、火球の足もとにドスッと杖をついた。
「おまえさえ死ねばむだな戦いも苦しみもおわるぞ!おまえはわが帝国の銀河支配 いいや!宇宙支配のために
その無限の力をもつというシルバー・ムーンクリスタルを わが帝国にささげねばならないのだ!!」
―どんなに命をなげだしても 戦いはおわらない この戦いに勝ちのこるしかない―!!
「わたさない あたしはこのシルバームーン・クリスタルの力で 戦いをおわらせてみせる」“「希望」ね”
「セーラークリスタルは破壊や戦いのためじゃなく 平和と再生のためにあるんだって 信じてるから!!」
セーラームーンは、涙を零しながらもΧを打ち破った。

「セーラームーン!!」ちびムーンが身を呈してセーラームーンの体を突き飛ばした。
放たれた攻撃は火球を直撃し、亡骸を灰に変えた。
火球のセーラークリスタルを手に取ったセーラー戦士が言った。「つぎの相手は わたしたちよ セーラームーン!」
それは、探し求めていた八人の太陽系のセーラー戦士だった。
●to be continued●


686:マロン名無しさん
09/05/25 00:38:50
容赦ねえ・・・・

687:マロン名無しさん
09/05/25 00:48:03
セーター火球!
変態仮面を越えるインパクトだ。
しかし役立たず・・・。

688:マロン名無しさん
09/05/25 01:32:27
>>687
>セーター火球

あったかそうだなw

689:マロン名無しさん
09/05/25 01:34:29
??
キンモク星の守護戦士なのになんでセーラーキンモクじゃなくてセーラー火球?









面白いからいいけど

690:マロン名無しさん
09/05/25 01:36:18
次から次へときっついな

しかし
キンモク・スター・パワー…

691:マロン名無しさん
09/05/25 01:38:12
あれだよきっと火球たんはセーラームーンと同じく潜在能力は高いんだよ
だけど常にスターライツに守ってもらってて実戦経験に乏しいからたまたま隙だらけだっただけなんだよ!

と擁護してみる

692:マロン名無しさん
09/05/25 01:41:24
串刺しとか…アニメ涙目

693:マロン名無しさん
09/05/25 01:48:59
次回「セーラー火球VSタキシード・ラ・スモーキングボンバー!!」
お楽しみにね☆

694:マロン名無しさん
09/05/25 01:50:38
今回ほど「無茶しやがって…(AA略)」がぴったりな回はそうそうない

695: ◆P9MoonSjzo
09/05/26 22:13:32
Act58 スターズ9

まさか―
一同に衝撃が走った。探し求めていた仲間達が、生きて、そこに立っている。
「ヴィーナス!!マーキュリー!!マーズ!!ウラヌス!!ネプチューン!!ジュピター!!プルート!!サターン!!―みんな……!!」
セーラームーンは嬉しさのあまり涙を零すが、ちびムーンとちびちびは違和感に気付いた。―ギャラクシアのブレスレット!?

そしてもう一人。城門から姿を見せたのは、同じくブレスレットを付けたタキシードの男…。
「タキシード仮面!?」セーラームーンは信じられずに口を両手で覆った。―まもちゃん!?
「セーラームーン!!」ちびちびが首を激しく振りながら、セーラームーンの足にしがみ付いた。
ところが、セーラームーンは強引にちびちびを振り切ると、吸い寄せられるようにふらふらと仲間達のもとへ歩み寄る。
「まもちゃん みんな……!」

タキシード仮面が口を開いた。「セーラームーンを 殺せ そして奪え!シルバームーンクリスタルを!」
セーラームーンは目の前が真っ白になった。
「まずはあたしたちが相手を!」マーキュリーとマーズが進み出る。
「マーキュリー・アクア・ラプソディー!!!」「マーズ・フレイム・スナイパーッ!!」

セーラームーンを守ろうと、セーラーカルテットが身構える。「きゃああ」しか
し、彼女達は直に攻撃をくらい、夥しい血を流して倒れ込んだ。
「セレス!パラス!ジュノー!ベスタ!」ちびムーンが叫ぶ。―みんな!?あやつられてる!?
「セーラームーン!!」ちびムーンがセーラームーンの腕を掴んで訴えた。「ブレスレットよ!あのブレスさえはずせばきっともとのみんなに!」




696: ◆P9MoonSjzo
09/05/26 22:14:56
しかし、ちびちびはそんなちびムーンのスカートをがしっと掴むと、首を激しく横に振った。
そして、ちびちびがちびムーンの手を握ると、仲間達の体が滅んでゆく映像が走馬灯のように伝わってきた。
―まもちゃん!?マーキュリー!?ジュピター!?マーズ!?ヴィーナス!?ウラヌス!!ネプチューン!!プルート!!サターン!!
「―ちびちび このビジョンは…… みんなはこんなふうにふきとんだの!?」―まるでちりのように一瞬のうちに……!!
―それなら いま目の前にいるみんなは―!

「おつぎはあたしだ!ジュピター・オーク・エボリューションッ」セーラームーンは反撃できず、なんとか交わすも地面に倒れ込んだ。
「セーラームーン!!」ちびムーンが懸命に説得する。「こいつらは敵よ!!ギャラクシアにつくられたにせものよ」
「敵!?―うそよこの技は この力は みんなよ!生きていたのよ」
「そうよわたしたちよ 新しく生まれかわったわたしたちよ!時空嵐撃(クロノス・タイフーン)!!」
セーラームーンは攻撃を受け、どっと倒れ込んだ。
―プルート!?いいえ!こんなのプルートじゃない!「セーラームーン!!」ちびムーンが声を上げた。

「ギャラクシアさま わたしに力を」ウラヌスがスッとブレスレットをこちらに向けた。
「ギャラクティカ!!宇宙乱気流(スペースタービュレンス)!!」「あうっ」今度はちびムーンが攻撃を喰らい、地に伏した。
「ちびムーン!!」ちびムーンがセーラームーンの手を取り、息も絶え絶えに訴えかけた。
「セーラームーン これはみんなじゃない 敵よ!つらいけど思い出して みんなの体はギャラクシアにこなごなにされたのよ」
ドクン、とセーラームーンの心臓が大きく音を立てた。
「―だって みんな そこにいるわ 目のまえに生きて 立って 戦って」
「そうよ!だけどみんなの真の力じゃない!みんなはギャラクシアの力で甦ったのよ あたしたちを殺すために!!」




697: ◆P9MoonSjzo
09/05/26 22:16:06
「つぎはあたしの番ね」サターンはククッと笑うと沈黙の鎌を取り出した。
「ギャラクティカ 鎌 奇襲(グレイブサプライズ)!!」攻撃は真っ直ぐちびムーンに向かってくる。―サターン!!
しかし、抱き合うセーラームーンとちびムーンの前にちびちびが飛び出すと、ロッドを使ってサターンの技を弾いてしまった。
想定外のことに、サターンとタキシード仮面は動揺する。

「手こずらせる子スズメちゃんたちね つぎの相手は」ネプチューンがバイオリンを構えた。
「このわたしよ!ギャラクティカ!!提琴潮流(ヴィオロンタイド)!!」セーラームーンが両手で攻撃を弾くと、跳ね返った力が壁をぶち破った。
―ちがう!ネプチューンじゃない この破壊力 この力は―!!

「ガーネットオーブ!!」「サイレンスグレイブ!!」「「ギャラクティカキャノン!!」
強力な技が今度はちびちびを襲った。「ちびちび!!」叫ぶ間もなく、セーラームーンの背後にはヴィーナスが迫ってきていた。
「ヴィーナス!!ラヴ・アンド・ギャラクティカショッッック!!」
セーラームーンは反射的に両手を前に出すと、力を出して技を相殺した。
「ちっ」タキシード仮面はそんな様子を見て、城の中へと引き返していった。それを追ってセーラームーンも城の中へと入っていく。

二人は、大広間で対峙した。―まもちゃん ―いいえ まもちゃんじゃない あの目は あのブレスレットは―
「「「「ギャラクティカゲイル!!」」」」城の入口から突入した内部戦士四人が合体技を放った。
セーラームーンは突然の攻撃に戸惑いながらも、それもなんとか弾き返した。
「クソッ!」タキシード仮面が忌々しげに呟く。

ちびムーンが荒く息をつきながら懸命に体を起こした。
「セーラームーン!みんな!!こんなのウソだよ!みんなで殺しあってしまったら 地球はだれが守るの!?
この銀河はだれが守るの!?あたしたちの未来はどうなっちゃうの!?目をさまして!でなきゃみんなここでおわっちゃうよ!!」


「スターライト・ハネムーン・セラピー・キッッス!!」

698: ◆P9MoonSjzo
09/05/26 22:17:09
しかしヴィーナスはセーラームーンの攻撃を片手でぴたりと止めてしまった。
「これが銀河一と謳われる セーラー戦士のセーラークリスタルの力?まるでそよ風のダンスね」
セーラームーンの脳裏に無邪気に笑う美奈子の顔が横切る。
セーラームーンの目からは、いつしか涙があふれていた。……できない できないよ みんなをたおすなんて

八人の戦士達は、示しあったかのように一斉に片手をこちらに向けた。
「「「「「「「「ギャラクティカ プラネットアタック!!」」」」」」」」
反撃できず直に技を浴びたセーラームーンの翼がピシピシと砕けていく。セーラームーンの体は吹き飛ばされ、強く地面に叩きつけられる。
セーラームーンのロッドも真ん中から折れ、砕けていった。
●to be continued●




699:マロン名無しさん
09/05/26 23:08:34
ヴィーナスがリーダーっぽい

700:マロン名無しさん
09/05/26 23:48:16
初めてきたけど4スレも続けてるって凄い

701:マロン名無しさん
09/05/27 00:22:01
なんかみんな5割増しくらい強くなってね?
うさぎカワイソス…(´;ω;`)

702:マロン名無しさん
09/05/27 00:49:40
>>701
もともと脇役の技でも名前のあるキャラを
一撃で消すくらい強力だからな・・・。

703:マロン名無しさん
09/05/27 01:18:09
久々に出てきたと思ったら偉そうに命令してるだけの変態

704:マロン名無しさん
09/05/27 01:21:10
>>699
ヴィーナス「リーダーですから」

705:マロン名無しさん
09/05/27 01:23:54
>これが銀河一と謳われるセーラー戦士のセーラークリスタルの力?まるでそよ風のダンスね

うさぎを守っていた頃の記憶が消えちゃったのか…

706:マロン名無しさん
09/05/27 08:31:07
そういや確かに変態何もしてないな

707:マロン名無しさん
09/05/27 13:11:46
要るだけでうさぎには精神的大ダメージなんじゃね?
開口一番「殺せ」だし

708:マロン名無しさん
09/05/27 14:40:53
戦力としては期待されてないんですね、分かります

709: ◆P9MoonSjzo
09/05/28 21:54:21
Act58-2

翼を無くし、ロッドも折れ、力なく横たわるセーラームーン。
タキシード仮面が至近距離まで近づいてきた。「羽をもがれたか ククッ」
ちびムーンは危機を感じ身を起こす。―やらなければやられる!!戦ってたおさなければここでおわり― 
―ギャラクシアの元へはたどりつけない ホントの敵をたおすことはできない!!

「―ダメ 手を出しちゃいけない」「立ち上がろうとするちびムーンの腕を、横からちびちびが掴んだ。
「これはセーラームーンの戦いだから 銀河のゆくすえがかかってる セーラームーンの戦いだから だから セーラームーンを信じて―」
セーラームーンの傍には、ヴィーナス達もじりじりと歩み寄ってきていた。
タキシード仮面が冷たく笑う。「とどめをさせ」
「セーラームーン!!」ちびムーンが叫ぶ。
ちびちびは目をぎゅっと閉じ、祈るように手を組んだ。

セーラームーンは手をグッと握り締める。

―そうだ まだここでおわるわけにはいかない!「シルバームーン・クリスタル・パワー」―あきらめるわけにはいかない!
セーラームーンの両手の中に、砕け散ってしまったはずのロッドが甦った。
「セラピーキッッス!!」セーラームーンが泣きながら叫ぶと八人の戦士達は一瞬で塵になった。
そして探し求めていたセーラークリスタルが露わになるが、それらはセーラームーンが手にする前に何処かへ消えてしまった。

セーラームーンはそのまま城の中を進んでいく。
巨大なクリスタルのオブジェの元に、全ての元凶が佇んでいた。
「わたしの泥人形(ゴーレム)たちはなかなかのできばえであったろう?
銀河一の破壊の戦士 セーラーギャラクシアの城へようこそ セーラームーン」

―やっとたどりついた セーラーギャラクシア あなたのもとへ―!


710: ◆P9MoonSjzo
09/05/28 21:55:03

「傷つき羽をもがれても わたしへの憎悪でそこまで美しくまぶしく力がみなぎるか」
「―力がみなぎるのは 憎しみのせいじゃないわ セーラー戦士の力を信じてるからよ
あたしに力を与えつづけてくれる みんなの セーラークリスタルの力を信じてるから ここまでたどりついた 自分の力を信じてるから」
火球が今わの際に残した言葉がセーラームーンの心に甦った。
“またみんなといっしょに生まれてきたいわ”
「仲間はかならず助かる いっしょにまた生きると 信じてるから あたしたちのつくる未来があると信じてるから!」
―いま 戦える

ギャラクシアは嘲笑する。「愛する仲間たちとの未来か?」
すると、部屋の奥から再びタキシード仮面が現れ、ギャラクシアに口づけを捧げた。「!!」
さらに、ギャラクシアの胸のブローチにも一つキスを送り、続いて靴の先にも一つ……。
セーラームーンは堪え切れず目を瞑った。「やめて!!やめて まもちゃん!!」

ギャラクシアはタキシード仮面を思い切り蹴り上げると、手の甲を踏みつけた。
「この男も銀河中の力(パワー)も この銀河すべてわたしのもの!とり返したければ 戦え このわたしと!」
「戦うわ!!戦ってこの戦いをおわらせてみせる!」
二つの力が、ついに激突した。
●to be continued●



711:マロン名無しさん
09/05/28 22:20:19 8M7Jjgcp
ギャラクシア様→女王様
変態→変態

712:マロン名無しさん
09/05/28 22:55:30
ラストの絵が少年漫画の打ち切り最終回みたいだった

713:マロン名無しさん
09/05/28 23:36:58
SMとはいいご趣味をお持ちで>ギャラクシア様
変態は更に変態に

714:マロン名無しさん
09/05/29 00:52:32
>>712
変態「俺たちの戦いは始まったばかりだぜ!」

~完~
武内先生の次回作にご期待ください!


こうですか?><

715:マロン名無しさん
09/05/29 02:26:16
パワーアップした戦士たち8人まとめて一度の攻撃で倒すってすげー

716:マロン名無しさん
09/05/29 02:27:50
仲間は殺せても、恋人だけは殺せなかったか…°・(ノД`)・°・

717:マロン名無しさん
09/05/29 15:59:31
変態はギャラクシア様の力で「ド変態」へとレベルアップwwww

718:マロン名無しさん
09/05/29 16:37:52
変態は何回操られれば気が済むんだよwww

719:マロン名無しさん
09/05/29 21:27:13
変態は調教がお好き

720:マロン名無しさん
09/05/29 21:30:21
まもちゃん自重しるw

721:マロン名無しさん
09/05/29 21:37:20
ギャラクシアは調子に乗ってうさぎを挑発しすぎ
もしこれが少年漫画だったら
変態が犠牲になってキレたうさぎ超パワーアップ→ギャラクシアフルボッコという展開に

722:マロン名無しさん
09/05/29 21:40:52
ギャラ様「先程のド変態M男は実に殺しがいがあった。」
うさぎ「まもちゃんのことか――!!!」

723:マロン名無しさん
09/05/29 22:17:38
黒幕のカオスが控えてるんだし
ギャラクシアはベジータ的ポジションだろ

724:マロン名無しさん
09/05/29 22:46:08
>>723
ギャラクシア「セーラークリスタルのバーゲンセールだな。」

725:マロン名無しさん
09/05/30 09:41:59
>羽をもがれても
羽体に直に生えてるのか
アニメの羽は絶対違うだろーが


726: ◆P9MoonSjzo
09/05/30 21:47:46
Act59 スターズ10

「シルバームーン・クリスタルパワーセラピーキッッス!」「ギャラクティカインフレーション!!」二つの力がついに激突した。

セーラームーンに遅れて城の奥に突入したちびムーンとちびちびは、二人の真剣勝負を黙って見ているほかなかった。
攻撃の巻き添えを喰らわないよう、ちびちびがハート形のロッドで自分とちびムーンの周囲にバリアを張った。
「―ちびちび おまえはこの戦いを知っているのね おまえがもしあたしの妹か子どもなら あたしたちの未来はちゃんとあるってことよね
あたしたちはこの戦いに勝ってみんな助かるよね!?だから セーラームーンを信じてっていったんでしょ!?
ちびちび ―おまえはほんとうは何者なの?」
ちびちびは、哀しげな深い色の瞳をゆっくりとちびムーンに向けた。

激しいぶつかり合いの後、ギャラクシアがセーラームーンの首に手を掛けたまま地面に叩きつけた。
「わたしはクズのような星にクズとしてたったひとり生まれた 地獄のような日々を孤独にさすらって生きてゆくしかなかった
だがわたしにはセーラー戦士としての力があり ある時突然それはめざめた わたしは選ばれた者だったのよ」
―けれど ただのセーラー戦士ではクズと同じ 最強の力をもつ最強の星でなければ!
―ずっとわたしにふさわしいわたしだけの星をさがしてきたわ!!
―そして見つけたの すばらしい星を

ギャラクシアが首に手を掛けたまま至近距離まで顔を近づけてきた。
「そしてその星を手に入れるために 必要な銀河最強の力も―!」
セーラームーンが勢いよくギャラクシアを跳ね除けた。
「セーラー戦士の力(パワー)は 銀河の正義と平和のためにあるのよ!そして愛する人と仲間たちのために!!」




727: ◆P9MoonSjzo
09/05/30 21:48:33
「愛?仲間?群れ集うのはクズであることの証」ギャラクシアは戦いを黙って眺めているタキシード仮面の元へ歩み寄る。
「われらが信じられるものは 自分の力だけだ」タキシード仮面を見て、セーラームーンの心はまたざわついた。
「パワーの源セーラークリスタルだけ それがすべてだ ―滅んでしまったセーラー戦士たちもセーラークリスタルさえあれば肉体などたやすく甦る」
巨大なクリスタルのオブジェから八つの光が浮かび上がり、太陽系の戦士達の姿が幻となって浮かび上がった。
しかし次の瞬間、それらは脆く弾け飛んでしまった。
「そしてそれはまた たやすく壊れるような代物だ ククッ」セーラームーンはカッと頭に血が上った。

「おまえもわかっているはず おまえの信じるものははかない幻ばかり それでもまだ信じようというのか?
愛や仲間などを クズどもの平和を!共存を!未来を!」
「破壊の戦士のあなたにはわからない!!」セーラームーンはロッドを構えると、眩い光を放った。
「仲間や愛する人たちの 手が体がその言葉が どんなに強い力をもつか
あたしがここまできたのも生きてゆけるのも そしてセーラー戦士として戦えるのも 仲間と愛する人がいるから!」
「それが セーラー戦士よ!」凛々しくロッドを構えるセーラームーンを見て、ギャラクシアは一瞬言葉を失い、巨大なクリスタルとともに消えてしまった。

―銀河最強のセーラークリスタルをもつ者!なぜセーラームーンなのだ あんなクズのようななにもしらぬ小娘が!!
―だがなんとしてもセーラームーンの力を手にしなければ!カオスを倒し全銀河をこの手にするために!必要なのだ あの力が!

走るギャラクシアを追ってセーラームーンがたどり着いたのは、城の最奥の、まるで切り立った崖のような場所だった。
崖の下には、光の湖のようでもあり、光の滝のようでもあり、底なし沼のようにも見えるものが浮かんでいた。
「ここは―…」崖に追い詰められたギャラクシアは不敵に笑った。「―ここは 星たちの聖地 ギャラクシーコルドロン」


728: ◆P9MoonSjzo
09/05/30 21:49:38
「―強い星も弱い星も クズもセーラー戦士も 銀河中のすべての星が生まれるところ」
―星の生まれるところ ……なんて キレイ…… ここが銀河で一番 可能性にあふれた聖なる場所―
「この場所こそ 最後に選ばれた者が手にする最高の舞台(ステージ) ここにはすべてがあり すべてがなくなる場所」

ギャラクシアはそう言うと、あの巨大なクリスタルを宙に出現させた。
「!?」クリスタルは、みるみる落下していく。「ギャラクシア!?なにを……!」
クリスタルは静かにコルドロンに沈んでいき、見えなくなってしまった。
―みんなのセーラークリスタルが……!?
「銀河中のセーラークリスタルは いま母なる海にあとかたもなくとけて消えた なんてすばらしい ゾクゾクするわ
このコルドロンこそ この宇宙で絶対無敵の最強の“星”なのよ」
あとを追ってきたちびムーンとちびちびもあまりのことに唖然とする。

セーラームーンは目の前が真っ暗になった。―みんなのセーラークリスタルが 消えた?

消えた!?

―ずっと信じてた セーラークリスタルさえあれば きっとみんなをもとどおり ―取り戻せると
―取り戻してみせる ―その最後の希望 ―みんなのセーラークリスタルが……
「…ゆるせない ゆるせないギャラクシア!!」セーラームーンの怒りの攻撃を、ギャラクシアはガードする。
後ろにはタキシード仮面を従えている。




729: ◆P9MoonSjzo
09/05/30 21:50:18
「そうだ もっともっと怒りの炎を 憎しみの嵐をおこせ」ギャラクシアが、手の甲でトン、とタキシード仮面を押した。
「孤独になれセーラームーン その心こそがおまえの中の底知れぬ力を目覚めさすのだ」無抵抗のタキシード仮面はそのままの姿勢で落ちてゆく。
「まもちゃん!!」タキシード仮面はマントを瞬かせ、仰向けのままコルドロンに溶けていった。

―そして カオスからすべての真実をきいた時 おまえの力は爆発し暴走し カオスもろともふきとぶだろう

「まもちゃん!!」
―その時こそ このわたしギャラクシアが コルドロンの真の支配者となる時!!

セーラームーンが泣き叫ぶ。「いやあああ!!」
次の瞬間、セーラームーンはあることに気が付き、ちびムーンを凝視する。
「セーラームー……」「ちびムーン!?」ちびムーンの体はみるみる透けていき、こちらに手を差し伸べたまま儚く消えてしまった。
「ちびムーン!!いやああ!!」
●to be continued●

730:マロン名無しさん
09/05/30 21:53:26 UGi1ZE9P
~そして誰もいなくなった~

731:マロン名無しさん
09/05/30 21:55:54
>カオスからすべての真実をきいた時 おまえの力は爆発し暴走し カオスもろともふきとぶだろう
>その時こそ このわたしギャラクシアが コルドロンの真の支配者となる時!!

やたら挑発してたのはこんな狙いがあったからか

732:マロン名無しさん
09/05/30 21:59:44
カオス=セーラームーン(本気)>>>ギャラクシア≧セーラームーン>|越えられない壁|>他の戦士>>>>>変態

くらいか?

733:マロン名無しさん
09/05/30 22:15:18
セーラークリスタルと変態が溶けて消えた。
でも「どうせ復活するだろう」感は消えない。

734:マロン名無しさん
09/05/31 02:23:01
>>733
殺しても死にそうにないしな>変態

735:マロン名無しさん
09/06/01 13:23:45
ギャラクシアは銀河最強の「破壊の戦士」であって
銀河最強の「戦士」ではないのな

736:マロン名無しさん
09/06/01 13:26:19
>>732
ギャラクシア様はてっきりもっと強いものだとばかり…
でもギャラ様の言い分だと
カオス=セーラームーン>ギャラクシア
なのは確定っぽいよね

737: ◆P9MoonSjzo
09/06/01 23:04:40
Act59-2

“おおおおお”コルドロンの底の方から、バキバキと轟音が轟いた。
「パワーを得て動きだしたか!!」ギャラクシアはさも嬉しそうな表情を浮かべる。
「おまえもカオスさまのえじきとなれ!セーラームーン!!」―このコルドロンの中で頂点の力を爆発させ カオスもろともふきとぶがいい!
「ギャラクティカ・スーパーストリング!!」ところがギャラクシアの技がセーラームーンに届く前に、飛びだしたちびちびが攻撃を弾いてしまった。
ギャラクシアは目を疑った。―はね返した!?バカな!!このセーラー戦士は!?

“おおおお”「カオスさま!銀河最強の戦士セーラームーンをいまあなたに!」―やっとこの時がきた
―力(パワー)が銀河が全宇宙が手に入る時が
「最高の力をたぎらせたセーラームーンをあなたに!!」

「!?」ところが、なんとカオスはコルドロンに背を向けたギャラクシアを急襲した。
「ギャラクシア!?」激しい攻撃の渦に巻き込まれたギャラクシアに手を差し伸べ、気を失った彼女を助け出したのはセーラームーンだった。

コルドロンはすっかり闇に支配され、恐ろしい力がセーラームーン達を襲った。セーラームーンは咄嗟に翼を生やし、バリアを張った。
“おおお なんという力!!その白い輝き 銀河最強の光の力!―とうとうわたしのもとにやってきたか ―わたしはカオス
星になりそこねた者 そしてこのコルドロンの闇の星々の支配者”「―カオス!?」
“美しきコルドロンの光の力をうけついだ子よ ―同じ海から生まれた兄弟たちを ―邪悪な闇の星々を その手で消し去り
返り血で輝きを増し その名を銀河中にとどろかせてきたか ククク”
「―兄弟たち!?邪悪な闇の星々!?」




738: ◆P9MoonSjzo
09/06/01 23:07:10
“光の力をもとめて銀河をさすらう 邪悪な闇の化身たち おまえが消し去ってきた輩ども― ―それらはすべてわたしの分身
すべてここから時空をこえ旅立っていった ―おまえたちは兄弟なのだ”

―いままで戦ってきた 敵が― ここから 同じ場所から生まれた 同じ兄弟(星たち)―!?

“おまえがここへくることは運命だったのだ 光あるところに闇はあり 闇は光をよび光もまた闇をよぶ
わたしたちはひきあう運命なのだ 原初すべてがここでひとつであったように そしていままた光と闇が手をとりあう時がきたのだ!”
「!!」カオスは力を増し、迫ってくる。
“銀河最強の戦士セーラームーンよ さあ おまえの力をわたしに!このわたしの長きの願い
コルドロンにかわりこのわたしが全宇宙を支配する時がついにやってきたのだ!”

意識を失っていた傷だらけのギャラクシアは目を開けて驚いた。セーラームーンとちびちびが自分を守ってくれている。
「―なぜわたしを助けた」「ギャラクシア!」「とどめをさせ!」ギャラクシアは悔しげに目を閉じた。
―カオスははじめからわたしなど眼中になかった
―しょせんわたしではこの巨大な存在には勝てない ―ここもわたしの星ではなかったのか
「手がのびたのはあなたの中に孤独なあたしを見たから もう仲間を失うのはいやだから」「わたしは敵だ!これは戦いだ!」

「…もう 戦えないよ」ぽつりとセーラームーンが呟いた。
「みんな消えてなくなってしまったもの あたしはいつだって 平和や正義のためなんかじゃない 愛する人のために 仲間のためだけに戦ってきたの
でももう すべて消えてしまった なによりたいせつなものがもうないのに だれのために なんのために戦えばいいの?」
「……クッ おまえもわたしも戦えぬ セーラー戦士がひとりのこらずいなくなる いまこそ戦いのおわる時か」

―戦いが おわる  ―望んでいたことが こんな形で……

739: ◆P9MoonSjzo
09/06/01 23:08:12
「いいえ 戦いはおわらない ずっとつづくわ」そう確かな口調で言ったのは、なんとちびちびだった。
「だからこそあなたの手で “こんどこそ”いま戦いをおわらせるのよ 銀河の未来を救うために
セーラームーン あなたの最後の力で すべての敵の源 カオスとコルドロンを消滅させ 戦いをおわらせるのよ!」

―カオスを ―コルドロンを!? ―ちびちび?
「カオスはいま完全にコルドロンと一体化した カオスを完全に消滅させるにはコルドロンごと消すしか方法はないわ」
「―だけど コルドロンが消えてしまったら」―もう星は生まれない 「―いつか銀河の未来がなくなってしまうわ!!」
「でもそうしなければこの戦いと苦しみの歴史はずっとつづくわ!あなたが背負ってゆくのよセーラームーン!きっと後悔するわセーラームーン!」
必死に説得するちびちびを、残された二人の戦士は不思議な面持ちで眺めていた。

「…星が 生まれつづけるかぎり戦いはおわらないのね」―闇は光をよび 光もまた闇をよぶ これが 銀河の意志なの?
セーラームーンはサターンを思い浮かべた。―戦いをおわらせるということは すべてなくなることなの?
―そして その死の鎌を こんどはあたしが ふりおろさなければいけないの?
「……だって しかたないよ」ちびちびの瞳から涙が零れた。「それしかないんだもの ―銀河に平和をよぶには もうそれしか……」

「―だが この銀河が滅んでしまっても」それまで沈黙を守っていたギャラクシアが口を開いた。
「またどこかで新しいコルドロンはきっと生まれる どこかで新しい未来がはじまり また光と闇も生まれるかもしれぬ
そう簡単に戦いのおわりがやってくるわけはない」
ギャラクシアは唇に手をやった。―新しい未来 …不思議だ まだわたしの中にこんな言葉があったなんて


740: ◆P9MoonSjzo
09/06/01 23:09:32
「…そう そうね」それまで涙を零していたセーラームーンが初めて微笑んだ。
「新しい未来はずっと生まれつづけていくわ そしてそこには光も闇も 戦いも希望も生も死も 喜びも悲しみも きっとまたすべてがあるわ
すべてが ―それがこの宇宙なのよ」その言葉は、ちびちびの心を揺さぶった。

ギャラクシアは、柔らかい笑顔を浮かべるセーラームーンの顔を見つめた。
―セーラームーン… おまえはこの宇宙の はるかな未来まで信じているのか
―セーラームーン おまえは すべてを包みこむ戦士なのか?
ギャラクシアは、その笑顔に懸命に手を伸ばした。―セーラームーン…… ……やっと見つけたわたしの星は
ギャラクシアのブレスレットにピシピシを亀裂が入っていく。―大きすぎてまぶしすぎて手が届かない
―だが その星は永遠にこの宇宙で輝きつづけるだろう……
ブレスレットが砕けるのと共に、ギャラクシアは一瞬で塵と化した。「ギャラクシア!?」

セーラームーンはしばらく泣き崩れていたが、ようやくその泣き濡れた顔を上げた。
「ちびちび あたしはあきらめない」残されたギャラクシアのブローチを拾い上げる。
「だっていつでもみんながおしえてくれたもの 戦いのおわりには希望と未来があるって あたしはつくってみせる みんなとの未来を
だから あなたも希望と未来をすてないで 信じて あたしたちの希望の星はけっして消えたりしない
星が輝きつづけるかぎり あたしたちはだいじょうぶ 負けないから」

ちびちびの目からも涙が溢れた。「……うん」ちびちびはセーラームーンの頬にキスをすると、ふわりと翼が生えた大人の戦士に変化した。
「……ちびちび?」二人は手を取り合った。……そうね 負けたりしない だってあたしたちはセーラー戦士だもの




741: ◆P9MoonSjzo
09/06/01 23:12:31 TeLDJTj8

突然、力を増したカオスがグアッと迫ってきた。
「!!」“セーラームーン!母なるコルドロンがおまえの墓場だ!!いまカオスという宇宙最強の星の誕生だ!!”

心を決めたセーラームーンは、両手を広げると力を放った。“おおお?!”
―クイン・メタリア デス・ファントム ファラオ90 ネヘレニア そしてギャラクシア
―いまならわかる あなたたちが なぜあたしの力を求めていたか 

セーラームーンは目を閉じると自分の体を抱きしめた。―それはあたしが愛する人を 愛する仲間たちを求める気持ちと同じなの
―あたしたちはみんな ひとりぼっちの星なの だから求めあうの “ひとつ”になりたくて
―“ひとつ” それがあたしたちのはじまりの姿だから だからいまあたしも

―あなたを求めて

セーラームーンは翼を羽ばたかせ、果敢にもカオスに向かっていった。

―包んであげる このコルドロンの中で すべてを救うために
●to be continued●




742:マロン名無しさん
09/06/02 00:06:46
ちびちびはギャラクシアから別れた良心と予想していたが
そんなことは全然なかったぜ

743:マロン名無しさん
09/06/02 00:54:36
ギャラクシアに一抹の良心が残ってたことに驚き

744:マロン名無しさん
09/06/02 00:55:54
ちびちびが実は大人でおまえら涙目www









orz

745:マロン名無しさん
09/06/03 21:44:10
Act60 スターズ11

―すべてを救う そんなことが できるかどうか わからない だけど
浮かぶのは、太陽系の仲間達の笑顔。“あたしたち いつでもいっしょよ”
次に、衛の笑顔。“迷わずに戦え”
続いて、死を決意したサターンの微笑み。“いつでも希望と再生があるのです”
そして、死の間際の火球の涙。“セーラークリスタルは あたしたちの希望だもの”

“希望だもの”

うさぎは羽根を振り撒き、一糸纏わぬ姿へと変わった。
―コルドロンに眠るセーラー戦士たちよ セーラークリスタルたちよ 銀河に散らばるたくさんの あたしの仲間たちよ どうか
―どうか あたしに力をかして―!

眩い光が溢れ、城の外に倒れていたセーラーカルテットはフッと目を覚ました。「―!?」皆、胸の中央が光輝いている。
セレスは城内の異変に気付いた。城を突き抜ける膨大な光の力―!
―呼んでる このパワーはセーラームーン!?あたしたちの力を もとめてる―!?
カルテットは城の中へ駆けだした。―セーラームーン!

城の奥へ奥へと駆けるカルテットは、ついにうさぎとカオスの一騎打ちを目の当たりにした。
その途端、胸の光がヒュッとうさぎの方へと飛んで行った。―セーラームーン!?



746:マロン名無しさん
09/06/03 21:45:01
「シルバームーン・クリスタル!!エターナルパワ――ッ!!」
渾身の力を込めて叫ぶと、うさぎの髪から帯状の光が伸び、カオスを包みこんだ。
“おおおお!このわたしをバラバラにする気か!?やめろ!!おおおおぉ”

パァン

“ぎゃああぁぁ”光のリボンが弾かれ、カオスは断末魔を上げた。
うさぎはうっとりと目を細めた。―ああ みんなの力を感じる からだじゅうに
そっと、手をカオスに当てる。―まってて いま助け出すから ……この中から……

そう思ったのを最後に、うさぎの肉体は原始の海に溶けて消えていった。

「セーラームーン!?」一部始終を見ていたカルテットが叫ぶ。
その瞬間、コルドロンからはきらきらと光が溢れた。
「―すごい この光の洪水は!?いったい―!?」

意外にも、誰かが答えをくれた。
「―コルドロンに散っていったセーラー戦士たちのセーラークリスタルが もとどおりの姿をとりもどし 自分たちの星へ還ってゆくのよ」
カルテットから少し離れた場所に、その女性は立っていた。長いロッドを持ち、マントを着けた神々しい純白の戦士―。
その横顔に、セレスは面影を見た。―ちびちび?

「―まだみんなコルドロンから生まれたばかりのスターシードだけど それぞれの星にたどりつくころには成長してもとの姿にもどっているでしょう」
「―まさかこれは セーラームーンが自らを犠牲にして シルバームーン・クリスタルの力で!?」セレスが尋ねる。
「―いいえ この再生力は 銀河じゅうのセーラークリスタルがひとつになったからこそ 実現した力(パワー)
これこそコスモスクリスタルの すべてを静的な“コスモス”にする究極のラムダ・パワー」



747:マロン名無しさん
09/06/03 21:46:00
「コスモス・クリスタル!?―ラムダ・パワー!?」ベスタが驚いて尋ねた。「―あなたは だれ?」
女性はゆっくり振り向いた。「わたしは ―セーラーコスモス」―セーラーコスモス!?
セレスがあることに思い当った。「―まさか まさかあなたは未来の」

未来のセーラームーンの究極の姿―!?

コスモスは自嘲気味に言った。
「……わたしは 自分のいるべき場所から すべてをすてて逃げ出してきたただの臆病者
エターナルセーラームーンの 最後の勇気と力には 永遠にかなわないでしょう」
―「最後」の勇気!?「―ではセーラームーンは!?まさか……」

ジュノーが質問する。「セーラーコスモス!わたしたちのプリンセスは……」
「安心なさい あなたがたのプリンセスもほかの戦士たちと同じように あのラムダ・パワーで再生されました
いずれあの光の流れにのり 三十世紀へ無事に還りつくことでしょう
ここはギャラクシーコルドロン 銀河の星が生まれ 星が最後に還りつくところ
ここに巣くっていたすべての敵の源カオスを自らの内にとりこもうとして エターナルセーラームーンはカオスとともに
コルドロンの原初の海にとけていったの エターナルセーラームーンの力により コルドロンは そして銀河は もとの姿をとりもどすことができたわ」

「でもやはり カオスを完全に消し去ることはできなかった ―わたしは気の遠くなるような未来から セーラーカオスとの戦いをすて
すべてをなげ出して逃げてきてしまった」
―くり返される殺戮 長い苦しい戦い 現れた敵セーラーカオスは強く巨大で いままでの戦いかたでは勝ち目はない
―たとえたおしても もとどおりの平和をとりもどしても 受けたダメージも払った代償も 大きすぎる ―なかったことにはできない




748:マロン名無しさん
09/06/03 21:47:07
―もうわからなくなった なんのために戦いはあるのか なにが正しいのか ―どうすればいいの?
―迷うたび 苦しむたびに思い出す ―“ここ”でも戦い ―あのときコルドロンを消滅させていれば 戦いは苦しみはなくなっていた―?
「……何度も後悔したから ここへきたの こんどこそやり直すために」
―“ここ”でのわたしも やはりずっと孤独だった いつも苦しんでいた だからずっとよりそい支え こんどこそ正しい道を選ばせるつもりで……

「―でも わかったの 選んだ道はまちがっていなかった だれも星の生まれるところを消すことなんてできない」
―ここがあるからわたしたちは生きつづけてゆける
コスモスはコルドロンを眺め、涙を零した。

―何度でも やり直せるの

「……もう逃げたりしない 前へ進んでいけるわ エターナルセーラームーンから大きな力を授かったから」
―すべてをすて去る勇気の力と すべてを受けいれる勇気の力―!忘れかけていた無敵の力―!

「セーラーコスモス……」
「―いま 銀河を救ったエターナルセーラームーンの姿こそ 真のセーラーコスモスの姿
エターナルセーラームーンのように すべてすて去る勇気とすべて受けいれる勇気をもてたら そのときこそわたしが真のセーラーコスモスになれるとき」
コスモスはロッドを掲げた。「さあ あなたたちもおもどりなさい あなたたちの戻るべき場所へ 守るべき人のもとへ」
光に包まれ、カルテットは一瞬にして見えなくなった。コスモスは、銀河中のクリスタルが還る様を、いつまでも眺めていた。
●to be continued●



749:マロン名無しさん
09/06/03 22:30:55
ちびちびが未来のうさぎって・・・何歳よ。
プルートより年上っぽいな。

750:マロン名無しさん
09/06/03 22:56:10 xvnu6b4S
こ……小宇宙

751:マロン名無しさん
09/06/03 22:59:12
コスモスは地球の女王の座をちびうさに譲った後のうさぎなんだろうが、
シルバーミレニアムの一族の寿命は約1000年のはずなのに長生きしすぎじゃね?

752:マロン名無しさん
09/06/03 23:01:35
この戦いに生き残ったセーラーカルテットこそ最強

753:マロン名無しさん
09/06/03 23:04:17
>>751
何度か転生を繰り返したあとのうさぎなんじゃない?

754:マロン名無しさん
09/06/05 03:19:28
カルテットが生きのこったのは正直意外だった

755:マロン名無しさん
09/06/05 08:38:26
次回作は「美少女戦士セーラーちびムーン&カルテット」かな。
うさぎ達はセーラー戦士引退ということで…。

756: ◆P9MoonSjzo
09/06/05 21:43:15
Act60-2

―あたたかい …なつかしい においがする
薄いワンピースを着たうさぎは、フッと目を覚ました。
……あたし?生きてる?―あたし カオスをつつみこもうとして 最後の瞬間

はじかれた

―ここは?……みんな 消えてしまったの?カオスも コルドロンも みんなも
後ろから、誰かが手を差し伸べた。あんなにも待ち望んでいた、暖かい手。
「うさ」
うさぎは勢いよく振り向くと、手を取り合った。シャツを羽織った衛が笑顔でそこに立っていた。
「うさぎ!!」同じく薄手のワンピースを着た美奈子達がこちらに駆けてくる。

うさぎは衛の肩越しに皆を見て、涙を零した。「……みんな…!!」
「―うさの力のおかげだ」衛がうさぎの手にキスを送る。
レイと美奈子も涙を零す。「うさぎ……!ひとりにして …ずっと守れなくて ごめん……!」
はるかとみちるが手を差し伸べる。「―会いたかった……!」
亜美・まこと・せつな・ほたるも涙ぐむ。「あたしたちを呼びつづけてくれて 力を注ぎこんでくれて ―ありがとう うさぎ」

「うさぎ」後ろから小さな手が頬に触れた。振り向くと、翼の生えたちびうさが涙ながらに微笑んでいた。
「三十世紀でまってるね」「ちびうさ……!」ちびうさの姿は光に変わり、時空を超えて旅立っていった。

―信じてた こうしてかならず会えるって

「あたしたち またひとつになれたのね」堪らず、うさぎは美奈子に抱きついた。
―ひとつになって思いが通じあって こうしてまた 出会えたのね



757: ◆P9MoonSjzo
09/06/05 21:44:03
『―なんて強い星の輝きなの』アンティークのような不思議なドレスを着た小さな女性が、ロッドを片手に浮かんでいた。
『このコルドロンの中で 星の姿を完全にとどめておけるなんて』「コルドロン?…ここはコルドロンの中なの?」『そうよ』
「……あなたは?」『わたしはガーディアン・コスモス コスモス・シードの守護・星霊(せいれい)』

『むかし おまえたちのように完全な星の姿でここへやってきた輝く星があったわ』それは前世でのうさぎの母、クイーンセレ二ティその人だった。
『その胸に小さな星のぬけがらを抱きしめて ―その星もやはり おまえと同じ強い輝きをもっていたわ セーラームーン』

『それで わたしのもとへやってきたということは その命をこのコルドロンのはじまりの海へすて あたらしい星の歴史をはじめたいということ?
それともそのままの星の姿で ここから立ち去っていきたいのかしら?』ガーディアン・コスモスは微笑みを浮かべて尋ねた。
うさぎは優しく微笑んだ。「―あたしたち このままずっとみんなで いっしょに生きていきたい」
「このままみんなで未来をつくっていきたい どんなにつらくても この人生を生きていきたい……!」

「!?」突然光に包まれ、うさぎ達の体が浮かび上がった。ガーディアン・コスモスがぐんぐん遠くなっていく。
「ガーディアン・コスモス!カオスは―…」うさぎが懸命に手を伸ばすが、一瞬の後、うさぎ達は光に包まれ、旅立っていった。
『―カオスの核(コア)だったカオス・シードもガーディアン・カオスも コルドロンの海にとけ いまは見つけられぬくらい小さくなった
……また 生まれてくるかもしれないわね』
―ここは 星が そして 可能性が生まれるところだから……





758: ◆P9MoonSjzo
09/06/05 21:44:49
時が過ぎ、豪華なダブルベッドで眠るうさぎを見守る衛の姿があった。二人とも一糸纏わぬ姿でベッドの中にいる。
衛はうさぎにお目覚めのキスを送った。「おはよう」「……おはよう まもちゃん」
シーツを胸の上まで引っ張りながら、うさぎが呟いた。「……なんだか 長い長い夢を見てたみたい」「どんな夢?」「……忘れちゃった」

クリスタル・パレスが日の光を浴びて輝いている。
「……ねえ まもちゃん」うさぎが衛の頬を両手で覆った。「あのことばもいっかいいってv」「…もうゆうべ五十回くらいいったよ」
「もいっかいだけv」「……じゃ 最後の一回だ」二人は長い口づけを交わした。「“結婚しよう うさ”」

二人は教会で神に永遠の愛を誓った。うさぎは薔薇をあしらったウエディングドレスで、衛はタキシードで。
「―あ」「なに?」「……感じたの いま あたしの中に星が生まれてくる予感を」
―もうすぐあたしたちのムスメが あたらしいセーラー戦士が生まれてくる予感を―
「―ねえ いつかあたしたちの役目がおわるまで ずっといっしょにこの星を守っていけるかな」「―いけるさ もちろん」
「あたしたち ずっといっしょに 生きていける?」「―誓うよ」涙を流しながら微笑むうさぎの額に三日月の印が浮かび上がる。
「オレたちはずっといっしょだ」うさぎはもう一度口づけを送った。―あたしも誓うわ あなたをずっと 守ってゆくと
―そして あたしたちのたいせつな仲間たちを守りつづけてゆくと

教会の外へ駆けていくうさぎは、ドレスアップした美奈子達と合流した。「まもちゃん!」
衛は立ち止まり、輝くうさぎの笑顔をしばらく見つめていた。―いつかオレたちが消えてしまって あたらしいセーラー戦士たちが
―あたらしい星たちがつぎつぎに生まれてきても セーラームーン きみはきっと 永遠に不滅だ

永遠に一番美しく 輝く星だよ
●The End●


759:マロン名無しさん
09/06/05 21:58:27
変態のモノローグで終わりか・・・

760:マロン名無しさん
09/06/05 22:05:11
影の主役だったもんな、ある意味

761:マロン名無しさん
09/06/05 22:07:17 JK7PAqGg
まさかベッドインまで描くとは…

762:マロン名無しさん
09/06/05 22:08:26
スリーライツとは結局なんだったのか

763:マロン名無しさん
09/06/05 22:11:00
最終回近い雰囲気だと思ったら本当に終わっちゃった(/_;)
今日からなにを楽しみに生きれば…

764:マロン名無しさん
09/06/05 22:15:05
ハッピーエンドでなによりだけど欲をいえばクリスタルトーキョー建国に至る過程を描いてほしかった

765:マロン名無しさん
09/06/05 22:39:41
うさぎは結婚できたが、他のセーラー戦士は生涯独身なんだろうか

766:マロン名無しさん
09/06/05 22:50:50
変態大勝利

767:マロン名無しさん
09/06/05 23:50:26
セーラーコスモス、自分に会わないのかよ。

768:マロン名無しさん
09/06/05 23:57:52
>>767
未来が変わっちゃうからじゃね?

769:マロン名無しさん
09/06/05 23:59:24
今まで散々会ってたじゃんw
そして過去の自分と触れ合うこともすでにあったことでいいんだよな?

770:マロン名無しさん
09/06/06 00:02:04
>>765
他のセーラー戦士たちもみんな花嫁衣装を着てブーケを持っていたのが気になる
うさぎと衛は神の前で永遠の愛を誓い、他の戦士たちは永遠にうさぎを守ることを誓ったのかも

771:マロン名無しさん
09/06/06 00:02:53
でも亜美ちゃんだけは既に純潔ではないのですけどね

772:マロン名無しさん
09/06/06 00:07:30
>>767
ネオクイーンセレニティとセーラームーンは
未来が変わってしまったとしてもどうしても会いたい
という欲求を抑えられなかったが
セーラーコスモスはこの二人よりさらに精神年齢が上だから我慢できたんだとオモ

773:マロン名無しさん
09/06/06 00:10:32
うさぎの頭には王冠があるのに変態の頭にはないのはなぜ

774:マロン名無しさん
09/06/06 00:12:16
うさぎのドレス可愛い!!!
直子はデザイナーの才能もありそう

775:マロン名無しさん
09/06/06 00:13:53
変態ですら結婚できたのにおまいらry

776:マロン名無しさん
09/06/06 00:16:29
>>764
俺は欲を言えば変わりゆく世界やうさぎを見る
うさぎの家庭の過程を見たい

777:マロン名無しさん
09/06/06 00:37:11
>>776
自分もそれ見たい!
うさぎが女王として即位したら育子ママや謙之パパも王族みたいな扱いになるのか気になるし
うさぎの前世やセーラームーンとしての活躍を聞かされたときの反応が知りたい

778:マロン名無しさん
09/06/06 01:11:55
>>777
案外クリスタルトーキョー成立までに戦いの中でうさぎと戦士たち以外の身近な人
(家族及び友達及び学校関係者)
みんな死んでたりしてな

779:マロン名無しさん
09/06/06 01:46:30
うさぎは他セーラー戦士が死んでも戦い続ける運命でほぼ決定したのかな
ハッピーエンド演出だけど未来考えるとダークだな
あと一応高校卒業→結婚だよね?亜美ちゃんに猛特訓受けて入った高校中退じゃカッコ付かんぞ…

780:マロン名無しさん
09/06/06 03:12:46
22歳で女王になったんだからもしかしたら短大を出てるのかもしれない

781:マロン名無しさん
09/06/06 03:15:12
>>778
銀河一の再生力のシルバームーンクリスタルがあるんだから
そう簡単に周りを死なせないと思いたい

782:マロン名無しさん
09/06/06 03:19:37
私は未来で外部太陽系戦士(プルート除く)がどうなってるのか見たかった
特にほたる

783:マロン名無しさん
09/06/06 04:05:31
おまいらこの長編の大団円に直子乙の一言もないのかよw
キャラ萌えスレとか伸び早過ぎてついていけねぇ

784:マロン名無しさん
09/06/06 12:02:11
言い忘れてたけど直子超乙!!!!!
この壮大なストーリーをよくまとめたなって普通に感心する
どっちかといえば自分はアニメ派だけど終盤の展開は原作の方が好きだ

785:マロン名無しさん
09/06/06 21:56:15
でもこれ、エンディミオンや他の内部・外部戦士はいつか死んでも
シルバームーンクリスタルを持ってるセーラームーンだけは絶対に死なない
って意味であってる?
だとしたら結構鬱だな

786:マロン名無しさん
09/06/06 23:29:06
直子乙!

でも仮にも今シリーズのレギュラーだったスターズ(+火球)が最終回で完全スルー…
せめてチラッと顔見せだけでもしてほしかった

787:マロン名無しさん
09/06/06 23:43:19
>>785
火の鳥の死ねない人間の話を思い出した
悲しすぎるよ…°・(ノД`)・°・

788:マロン名無しさん
09/06/07 16:13:42
え、自分はそういう印象うけないけど…
次代の戦士がいるしセーラーコスモスが不死身だと明言したわけじゃないし、
所詮永遠なんて変態のモノローグだし。

単純に戦士みんな天寿全うして、またクリスタルのもとに転生して仲良しすればいいよ。

789:マロン名無しさん
09/06/07 20:13:19
つまり未来永劫何回生まれ変わろうとも戦い続ける運命なんだな。そりゃコスモスも投げ出したくなるわ。

790:マロン名無しさん
09/06/07 20:24:14
>>788
自分は他の戦士は何度も転生繰り返したらいつか消えるけど
セーラームーンは何度生まれ変わっても死なないって意味かと思ってた
死んでも生まれ変わるうえに一般人も寿命が千年になるような世界観だと
死ってものが曖昧になるなぁ

791: ◆P9MoonSjzo
09/06/07 22:01:32
ぱられるせぇらぁむ~ん (1999年10月 『美少女戦士セーラームーン』設定資料集かきおろし作品)

1999年7の月 とある次元のとある星のとある国のとある街の昼下がり―

「やっほ―vお股―ッ!」頭に細いリボンを付けた愛野美奈子(子持ち 年齢→ヒミツ)が待ち合わせ場所に現れた。
「あれー 亜美ちゃん 白衣で外ウロウロしてていいのーん?レイちゃんもそんなカッコで」
白衣の水野亜美(子持ち 年齢→ヒミツ)は不機嫌そうに頬杖してみせる。「33分49秒の遅刻 きょうはバイトで隣のビルの診療所」
巫女の衣装を着た火野レイ(子持ち 年齢→ヒミツ)は近所の新築のお祓いの帰りらしい。

「よっvオンナ社長!どーよ店のほうは」木野まこと(子持ち 年齢→ヒミツ)はうるうると涙ぐむ。
「結婚七年(同棲二年)夢だった自分のお店がやっとやっと持てて やさしーダンナも手伝ってくれるし幸せいっぱいよv美奈は最近どーなの?」
美奈子は笑顔でビールを注文した。
「楽しいわよーvあいかわらずチビつれてまいんちドラマの見学やバラエティー見にいって タレントのサインのコレクションもふえたしv」
「これもみんなダンナのおかげねーv」「美奈のダンナってドラマのプロデューサーだっけ」「お笑いのAD」美奈子はどっと泣いてみせる。
「レイちゃんのダンナ ガッコの先生しながら神主やってるってホント?タイへ~~ン☆」
「しかたないでしょ むこうがやめられないっていってんだから 先生 気がよわくってもー」

亜美は気だるげに「すてきな病院」という本をパラパラ捲っている。
「レイちゃん 家で書道教室始めたってホント?ウチの子面倒見てよ コンピューターばっかいじってて 字がヘタで ヘタで」
「ダメよ亜美ちゃん習いごとばっかさせちゃ!!子どもの豊かな創造力が育たないわよッッ」美奈子がキラリと目を光らせる。
「字なんか書けなくったってお金つめば大学に」そう言ってのける美奈子の顔面に亜美の突きが炸裂した。
「ウチは貧乏勤務医の共かせぎ 月謝はもちろんタダよねレイちゃん。」


792: ◆P9MoonSjzo
09/06/07 22:03:27
「ママ あたしたちお料理教室いってくる」「あらあんたたちまだいたの 知らない人についてっちゃダメよ 四人とも」
美奈子は大きく息を吐いた。「はーッ あいつらが外で遊んでくれるとうれしーv家においとくとかたづけてもかたづけても気がつくと家じゅうカオスの海で」
「エントロピー増大の法則ってヤツよ」と亜美。「は?えんとろぴー?みなP-?」目を白黒させる美奈子。

「じゃあ きょうはマクスウェルの悪魔たちの会合ってとこですか?」そう言って現れた眼鏡の少女は、月野ちびうさ(中3 月野家長女)。
同じく眼鏡をかけた土萌ほたる(中3)も一緒だ。
「やるわねガキのクセに。」「センパイと同じ日本の最高学府ねらってますんで。」「そして官僚になってこの国を牛耳るの。」

「チビは見つかった?」「ウチのチビ ウサギの飼育当番だったみたい むかえにいったらトロトロやってて」笑顔でちびうさが答える。
「エライわねー ちびうさちゃん チビちゃんのおむかえしてんの?」「チビが習いごとある日だけですよ」
ちびうさははあ、と大きく溜息をついてみせる。「あのコ途中で拾 い 食 いするし ウチの母親 バ カであてになんないし」

そこに現れたのは、月野うさぎ(二人の子持ち 年齢→ヒミツ)。
「ごめ~~~んvおそくなっちゃってぇ~~v」「うさぎッッ アンタ主人公のクセに何ページ待たせんのよッ」
うわさをすれば、とちびうさは呆れ顔。
「だってえ おニューの靴はいてきたら歩きにくくってえv」「「「「つっかけでこいッ」」」」
それぞれ草履・サンダル・ビーサン・ゲタのレイ・亜美・美奈子・まことがキレる。

「あら ちびうさ なんでココに?」ちびうさはサッと催促状と督促状を取り出すと目を吊り上げた。
「(長女の)塾月謝催促状 (次女の)PTA懇談会すっぽかし 家のカギかけてきた?」
しっかり忘れていたうさぎはうっと詰まると、大声を上げて泣き出した。「わあああああん いじわるう~~」「じゃ アタシたち塾なので」
泣きわめく母親を残し、ちびうさとほたるは去って行った。


793: ◆P9MoonSjzo
09/06/07 22:04:49
「ったく 毎日電話して毎週会ってくだらんハナシして」「ほかに楽しみはないワケ?主婦は」四人の娘が歩きながら喋っている。
「あの五人全員ムコ養子だって」と愛野ミナ(小3 愛野家長女)。
「うわー だからやりたい放題なのか オヤジに発言権ないワケだ」頭の後ろで腕を組んでいるのは木野マコ(小3 木野家長女)。
「毎週一回のお茶会の名まえは“セーラー・マッスルズ会」と目を閉じて喋っているのは火野れい(小3 火野家長女)。
「……サイテー。」本を読みながらそう呟く眼鏡の少女は水野あみ(小3 水野家長女)。

「これからどーする?十番の“つづくスタジオ”いこーよ!ジュニアの出待ちしないっ?」ミナがそう提案する。
「渋谷に服見にいきたーいv」とマコ。「家帰ってねる」とれい。「神保町へ本見にいく。」とあみ。

「神保町っておいしーカレー屋さんあるよねッ こうさぎ神保町ッv」息を切らしつつもアイスを持って登場したのは月野こうさぎ(小3 月野家次女)。
「やっとおいついた!走ったらおナカすいたーッ なんか食べにいこーッvv」四人はこうさぎを見てうんざりした顔つきになる。
「でたよ人間消化器」「またなんか食ってる。」「消火器かもよ いくぜ」四人はこうさぎを置いて走りだした。「あっ 待って おいてかない」

「でっ」つまづいたこうさぎは顔からコケてアイスを落としてしまった。「ああ~~ん あいすくりから~むがああ~~」泣きわめくこうさぎ。
立ち止まり、呆れてこの様子を眺めるれい。「だれが呼んだのよあのバカ」「ママたち友だちなんだからしょーがないじゃん」
「あみちゃん神保町つれてけよ カレー屋におきざりにしたら?」「よけーに交通費かかるから絶 対 い や。」

「じゃ だれがめんどーみる?」四人はジャンケンを始めたが、こうさぎの悲鳴を聞いて振り返った。
「いや~~ッッネコ~~ッッ どピンクのネコ~~」こうさぎは拾い食いをしながら、段ボールに入れられていたネコに擦り寄られている。
「すげーっ ホントにピンク色!」「ワシントン条約違反じゃないのッ!?」「や~んかわいーっv」「ちっさーい!」



794: ◆P9MoonSjzo
09/06/07 22:05:53
「うわー すごいネコが集まってきた このへんしきってるネコの子じゃないの?」
怖がって泣くこうさぎに、ミナがピンクのネコを突きつける。「おもしれー こうさぎんちネコいるクセに ネコ苦手でやんの」
ミナがニタッと笑った。「こうさぎ つれてってやってもいーぜ」「ホント!?」五人はジャンケンを始めた。結果はこうさぎの一人勝ちだった。
「じゃ きょうは勝ったヤツが」四人がランドセルをこうさぎの前にドカドカと積み重ねた。「みんなのカバン持つ日ね」
「ついでにこのピンクのネコもつれてくること」「渋谷の饅疋屋パーラーで待ち合わせなッ 先いってるぜ」
四人はダッと走りだす。「あっ あみちゃ~~~ん れいちゃ~~~ん マコちゃ~~~ん ミナちゃ~~~ん」

こうさぎは全身に鳥肌が立ってしまっている。
「思いだした~~☆きょうってお料理教室の日だよ~~ だめだよ~~ フルコース食べそこねちゃう~~ッ」
こうさぎは青くなりながらネコを頭上に乗せた。
「ううっっ このネコ歯医者でハブラシの練習のまえに食べカスをピンクにするくすり あれにそっくり~~ キモチわる~~~い」
「でもッ 饅疋屋のフルーツサンドと桃のパフェは 絶品なのッ 食わねばッ」こうさぎは四人分のカバンを抱えると、舌舐めずりをしながら走りだした。

置いてきたはずのこうさぎがみるみる近づいてきて四人はぎょっとする。
「おっかけてきたぜ」「こうさぎ饅疋屋のパフェすんごい好きなのよ。」「マジ!?」
四人は走るスピードを上げた。「急げ 駅までぶっちぎるぜっ」「ど~しておいてくの~~~」「バカこうさぎの相手してると燃費が悪いからよッ。」




795: ◆P9MoonSjzo
09/06/07 22:06:53
「!?」突然、空の一角が光り出し、四人は立ち止まった。
光はみるみるこちらに迫ってくる。「なんだ!?アレ!?」「太陽じゃないの?」「なんか音がする!」「UFO?」「隕石!?」
―あれは なにー!?
あみの視覚が警鐘を鳴らす。―見える!この星のものじゃない光!
れいの触覚が警鐘を鳴らす。―触れる!この星の大気じゃない風!
マコの聴覚が警鐘を鳴らす。―きこえる!この星の音じゃない波!
ミナの嗅覚が警鐘を鳴らす。―におう!におうわ!この星のものじゃないにおい
―感じる!!この星が危ない!?
「こうさぎは!?こうさぎを助けなきゃ!」

光がぐんぐん迫ってきて、走っていたこうさぎを直撃した!
「まったく失礼しちゃうわね プラークの検査薬のピンク色にそっくりだなんて」「う……ん」
こうさぎが目を開けると、目の前にはピンクの髪をしたネコ耳の少女がいた。
「あたしッ?わわわっっここはッ!?まさかあたし 死んだの?」「うんそう」笑顔で即答され、こうさぎは絶叫した。
「うそ~~~ いやあああん パパあ~~ッ ママあ~~ッ かえして~~~」
少女は耳を塞いだ。「ウソウソウソだって!そんなに死ぬのがイヤなの?」「前田のエビの天ぷら!まだまだ食べてないものいっぱいあるのよッ」

「じゃ あたしのいうコトをきいて 変身してこの星を救ってほしいの」突如周りを浮遊し始めたエビの天ぷらを頬張りながら、こうさぎが答えた。
「もしかして あたしやっと選ばれたの?」「は?」こうさぎは舌を出して少女に見せた。
「パパがあたしの舌は近年まれに見る“あくじき”の舌だって!いつか選ばれてこの舌が世界を救うって」「救いません。」少女は呆れ果てる。

「じゃやだ コワイことキライ☆これ以上いじめられるのもやだ☆」「変身するといーことあるわよ」少女はこうさぎの鼻をちょんとつつく。
「あみちゃんれいちゃんマコちゃんミナちゃんがこうさぎちゃんの手下 こうさぎちゃんがお姫さまvやる?」
「やる!!」こうさぎは大声で言った。「おっしゃあ!!ぱられるむーんぱわー―ッ!!めいく あっぷ」



796: ◆P9MoonSjzo
09/06/07 22:07:59
こうさぎはあちこちにうさぎの縫いぐるみがついたセーラー戦士に変身した。
「えええっ うっそお☆」「こうさぎ!?」「あみちゃんれいちゃんマコちゃんミナちゃん!!」四人も変身して街の上空にいた。
「きょうからあたしがお姫さま!!この星を救うわよッッ」

「きたわ あれよ!あれを消去(デリート)するのよ!」―火の玉!?ううんあれは
なんと驚くことに、無数のうさぎが一つになってうさぎの形を成していた。
「うさぎの大群だあ~~~ッ」

ミナは頭を抱えた。「ウサギの天敵ってナニ!?」「ネコよっ」こうさぎはそう主張した。「ええっ!?」
こうさぎはあみの本をバッと取り上げる。「オオヤマネコッ!!ホラ本にのってるもんッ ウサギを食べるって!!」
「あのネコたちをひきあげてみんな!!早く!!」地上にいたネコたちは上空に吸いよせられ、みんな合わせて巨大なネコの形になっていく…。
「合体巨大化させてつっこませるのよ!!」こうさぎはロッドに力を集中させた。
「ネコちゃんネコちゃん デカイオオヤマネコになれ~~~ッッ いけ~~~ッ」
巨大なネコはうさぎの大群を大きな口で丸のみした!

「うーんうーん」「ネコがウサギを食べた~~」「ウサギの天敵はネコ~~ ネコ~~ バカうさぎにおしえられた~~」
「あなたたち~~ 遅刻してきたうえにいねむりとは根性すわってるわね~~」みちる・はるか・せつなが眠る五人を見下ろしていた。
「あ あれっ?」五人はここで目を覚ました。「いつのまに料理教室に!?」「すんごい夢 変身してこうさぎにこき使われる夢」「…こき使う夢」
なんと五人とも同じ夢を見ていたようだ。
こうさぎの傍には、あのピンクのネコがくっついていた。―夢じゃなかったりしてv

1999年うさぎ年にカンパイv
●The End●




797:マロン名無しさん
09/06/07 22:28:21
なんで娘達の年齢が同じなのw

798:マロン名無しさん
09/06/07 22:36:11
別に9歳の娘がいる母の年齢なんざ隠すほどのもんでもないだろうに
ここらへんに女の自意識の醜さが見えるな

799:マロン名無しさん
09/06/07 22:55:53
うさぎ達の年齢を隠したのはキャラオタに配慮してのことかと思った

800:マロン名無しさん
09/06/07 22:59:24
変態の扱いワロスwww
まるで容疑者かなにかみたいに目を黒く塗り潰されてるしwww

801:マロン名無しさん
09/06/07 23:22:49
>セーラー・マッスルズ会

>セーラー・マッスルズ会

>セーラー・マッスルズ会

802:マロン名無しさん
09/06/07 23:25:04
東大出て官僚になってこの国を牛耳りたいだなんて心強いな >ちびうさとほたる

803:マロン名無しさん
09/06/08 12:56:13
ちびうさの年齢からするとみんな三十路か…

804:マロン名無しさん
09/06/08 14:35:28
地球と月の王族の血をひく王女が拾い食い常習とか

805:マロン名無しさん
09/06/08 14:40:01
シルバーミレニアムの女王は代々第一王女しか生まないはずだし
うさぎは女王を放棄して普通に主婦やってるし
せつなは門番せずに料理教室の先生やってるから
あくまでパラレルワールドの話ってことでFA?












なにより亜美ちゃんが三十路なんてorz

806:マロン名無しさん
09/06/08 14:41:54
うさぎの服がマタニティワンピに見えるんだけど、まさか…

807:マロン名無しさん
09/06/08 14:43:46
眼鏡属性を手に入れたほたるに死角なし

808: ◆P9MoonSjzo
09/06/08 22:27:55
いい頃合いだと思いますので、そろそろ楽屋裏にしたいと思います。

皆さん長い間お付き合い下さり本当にありがとうございました。
拙い文章しか書けず逃げ出したくなる時もありましたが、
なんとか続けてこられて本当によかったと思います。
皆さんと同じ時間を共有できて私自身とても楽しかったです。
また機会がありましたらよろしくお願いします。



809:マロン名無しさん
09/06/08 22:48:04
乙!楽しかったよ

810:マロン名無しさん
09/06/08 23:15:49
あらすじさん乙!みんな乙!

終わっちゃったらなんだか寂しいな

あとこの中に変t…衛好きな人がいたら正直すまんかった
ちょっといじりすぎたw

811:マロン名無しさん
09/06/08 23:17:28
セラムンは特にラスト付近は世界が壮大すぎて訳が分かってなかったから
ここで実況できて本当に良かった
あらすじさんムーンヒーリング乙カレーション!

812:マロン名無しさん
09/06/08 23:50:08
あらすじさん乙
楽しかったよ

813:マロン名無しさん
09/06/09 00:22:22
乙!
他のセラムンスレは荒れたりしてるけど
ここは終始平和でよかった

814:マロン名無しさん
09/06/09 02:17:36
あんまり書き込まないでROMばっかりだったけど楽しかった
あらすじ書きさんおつかれさまでした
セーラームーンってアニメでは子ども向けだけど、原作って子どもは理解出来ないんじゃないのかな
今の歳でも難しくて話を理解するのが大変だ
アニメから入ったから、こんなに壮大で難しい話だとは思わなかった

815:マロン名無しさん
09/06/14 01:05:49
このまま終わるのは寂しいな
なんとなく質問してみるが、一番好きなのは5部の内どれ?
自分は第1部は別格として第5部。
いや本当は全部好きなんだが、あえての話で。

816:マロン名無しさん
09/06/14 02:00:47
原作なら自分は
3≧5≧1>2>>4かな

3は外部とサターンが魅力的に描かれてて大好き 世界を滅ぼす力を持ったほたるが世界を救う展開もいい
5はリアルタイムですごい感動したのを覚えてる あとこの頃の扉絵の美しさは神

4は可愛い話でそれはそれで好きなんだけど、なんだか番外編みたいに思えてしまって…

817:マロン名無しさん
09/06/14 02:49:31
自分は、
1>2>5>3>4

やっぱり1は思い入れがある
前世の恋人とかプリンセス衣装とかに憧れたよ・・・子供心に前世にセーラー服があるのが疑問だったがw

2は子持ち人妻に恋してそうなる前の彼女を手に入れようとしたデマンドがなにげにスキだった・・・
5は世界観が壮大で、これからもひとりうさぎは戦っていくんだと思うと切なくなった
3は世界が滅びる周辺のとことかサターン関連すごくいいんだけど、ダイモーンがグロすぎた・・・orz
・・・4はやっぱちびうさが活躍しだすとどうもだめだった。キライじゃないんだけど子世代活躍はなあ・・・
アニメも一番4が苦手だし。


818:マロン名無しさん
09/06/14 07:30:51
3>1>その他
こんな感じ

819:マロン名無しさん
09/06/15 14:43:31
1部最強
でも絵柄は透明感あって綺麗だから終盤の方が好き

820:マロン名無しさん
09/06/21 06:46:12
四部人気ないなw
でもアニメじゃ作画が綺麗だったし変態やアマゾントリオがやりたい放題にはっちゃけてて面白かった
とフォローしてみる

821:マロン名無しさん
09/06/21 07:04:53
「ねぇ、もし・・・あなたを狙ってる悪い奴らがどこかにいてさ
それでさ・・・それで、私が助けてあげるから、本当に約束するから
その代わりね・・・次の新月までずっと一緒にいてって言ったら・・・あなた、どうする?」
「・・・なんの話だ・・・?」
「本当に!本当に絶対約束するから!だから・・・!」
「・・・。
・・・よく分からないけど、何かのお礼に恋人ごっこをするのは、かえって寂しいんじゃないか。
そういうのって・・・夢がないよ」
「!!・・・
・・・そう・・・また、夢なのね・・・よく分かった。いいわねあなたたちには立派な夢があって・・・・・・何さ!」


Ssはここが一番のクライマックスだと思った
まもちゃん事情を知らないとは言え、主役側のキャラとしてはあまりにも無自覚に敵の気持ちを踏みにじりすぎ

822:マロン名無しさん
09/06/21 07:36:34
番外編みたいな感じでうさぎが女王になった時の話やってほしいかも


823:マロン名無しさん
09/06/21 08:27:07
四部は、印象に残りにくいので、下がるのは仕方がない。
一部 導入・前世からの因縁
二部 過去からの因縁・ちびうさ・プルート
三部 外部太陽系・破滅の戦士サターン
四部 キャラは出尽くしたし、特に因縁も無さそう
    (実は次世代キャラ投入だったと後で分かる)
五部 カオス

824:マロン名無しさん
09/06/23 02:12:29
>>821
フィッシュアイ可愛いかったなぁ…
原作では扱いが酷かったからアニメで救われたな
衛はRでもうさぎに対して酷い発言してたのが印象的


あとセーラーカルテットはアニメで見たかった

825:マロン名無しさん
09/06/23 02:17:49
>>822
番外編ぱられるセーラームーンは1999年うさぎ年に描かれたから
次のうさぎ年の2011年にまた番外編描いてくれないかな~と期待

826:マロン名無しさん
09/06/24 23:36:46
>>824
どんなひどい発言か教えて
気になってきたw

827:マロン名無しさん
09/06/25 00:44:39
>>826
衛はうさぎと結ばれると世界が崩壊し
うさぎが不幸になるという悪夢を見続け真に受ける
(←二人の愛情を試したいキングの仕業)

衛「お前には愛情が感じられなくなったってことだ!」
うさぎ「それってどういう…?」
衛「お前とはもう終わりってことだ!!!」
(中略)
衛「何度も言わせるな!お前とはもう終わりにしたいんだよ!」
うさぎ「そんなの…信じられないよ…だってあたしたち生まれる前から恋人同士で…」

ドン!(壁殴る)

衛「だからそういうのが嫌いになったんだよ
今のオレがどうしてそんな過去のことでお前と付き合わなきゃいけないんだ オレは…(゚Д゚)ハッ」

うさぎ、笑顔のまま号泣
うさぎ「ごめんねまもちゃん 今まであたしに…付き合わせちゃって」
→黙って衛の部屋出てく


みたいなシーンがあった

828:マロン名無しさん
09/06/25 01:02:59
>>827
キングはそんな嘘ついて何を見たかったんだろうな
つか過去の自分なんだから試すもなにもないだろうと思うのだが

829:マロン名無しさん
09/06/25 07:37:52
過去を変えたかったんだろ。
自分の過去とはいえ、「悪夢」で条件は変わってくる。
それでも変わらなかったから、「君たちなら越えられると思っていた」と
綺麗な言い方してたけど。

830:マロン名無しさん
09/06/25 16:48:03
>>829
>過去を変える

これよく考えたらプルートに怒られそうだなw

831:マロン名無しさん
09/06/25 19:33:40
そういえば最終回にフォボス・ディモスでなかったな。
多分、星に還ったんだろうけど・・・。

832:マロン名無しさん
09/06/25 20:49:58
1話から出ているのに最終話で完全スルーされたルナのことも思い出してあげてください

833:マロン名無しさん
09/06/27 21:36:09
>>831
いや、四守護神&外部太陽系戦士が今もうさぎの側にいるということは
フォボスディモスも変わらずレイの側にいるんじゃないか?
ルナとアルテミスはフォボスディモスと違って衛星じゃないのでわからないけど

834:マロン名無しさん
09/06/28 00:50:58
ルナとアルテミスはにゃんこが手加減したので死んでない

835:マロン名無しさん
09/06/28 01:16:38
>>834
でもセーラーレテが公園にいるルナ達を川底に映し出して抹殺してなかった?
ちびうさが「二十世紀の地球に着いたときにはルナ達はもうやられたあとで…」って言ってたし
その時ちびうさは公園を思い出していたから、レテに殺されたことは間違いないと思う

836:マロン名無しさん
09/06/28 23:12:06
>>827
㌧クス
今にして思うと、なんという自作自演・・・

まあ、原作じゃ現世の二人も愛し合ってたけど、
アニメじゃ前世恋人だったから恋したようにしか見えない部分もあったからな・・・

837:マロン名無しさん
09/06/29 00:11:33
>>835
確かにそうすなあ・・・。
じゃあ、普通に死んだの復活無しってことで。

838:マロン名無しさん
09/06/29 08:54:02
それってダイアナが生まれない°・(ノД`)・°・

839:マロン名無しさん
09/06/29 09:06:26
>>836
R後半の衛はちびうさ登場によってロリコン臭が増した上に
キングの自演で衛がうさぎに対して冷たくなるし正直キツかった
R前半(エイルとアン編)の記憶喪失の衛が結構かっこよかっただけに…(月影のナイトはアレだったけどw)

840:マロン名無しさん
09/06/29 09:43:54
>>839
Rは世界観が一気に広がって続編としては大成功だったと思う
‥唯一の欠点は変態じゃね?原作でも洗脳されてうさぎのロッドで殴りつけたりしてたし

841:マロン名無しさん
09/06/29 09:45:25
しかしルナとアルテミスって長生きだよな
ある意味大往生だったのかも

842:マロン名無しさん
09/06/30 13:02:42
うさぎちゃん・ちびうさ
お誕生日おめでとー!!!

永遠の憧れです。
生まれてきてくれて本当にありがとう。

843:マロン名無しさん
09/06/30 17:41:19
うさぎ&ちびうさ 誕生日おめでとう!!!
まこちゃんのケーキでお祝いしてるのかな?
しかしケーキを11等分するの大変そうw

844:マロン名無しさん
09/06/30 18:07:11 gksOMdVj
矢口がセーラームーンに?アニメ番組をPR
URLリンク(news.imagista.com)

845:マロン名無しさん
09/07/09 09:42:59 Xjrp95VE
ほしゅ

846:マロン名無しさん
09/07/09 15:48:33
正直、衛がヘタレすぎて未だにうさぎとの仲を応援できない…
多少頼りなくて超能力のない一般人でも浅沼の方がよっぽどいい男だと思う

まこちゃんがんばれ

847:マロン名無しさん
09/07/09 16:55:22
浅沼くんはひたむきで応援できるキャラだな
原作ではアニメじゃスターズに登場したんだっけ?
アニメスタッフにも彼を評価している人がいたんだと思われる

ところで今日後輩が衛とうさぎの歳の差を話題にしてて吹いたw
若年層にも衛のロリコンぶりが浸透中
原作ではそこまで歳が離れてないのに不憫だ

848:マロン名無しさん
09/07/09 17:22:22
>>847
訂正

原作→R、スターズ
アニメ→スターズ
だった スマソ

849:マロン名無しさん
09/07/10 00:42:46
アニメの浅沼くんは名前が一緒というだけで原作とは違うキャラなのが残念だった
まこちゃんとも絡まなかったし

以下チラ裏
衛がネタキャラ化したり受けが悪いのは複雑なものがあるw
第一部(アニメでは無印)で終わる予定だったのを引き伸ばしたから、
うさぎとくっついた以上ドラマは作りにくいし、どうしても何回も操られたり
新キャラに押されたりするのはしかたないんだが

そういえばリアルタイムでも衛は変態、ロリコンでネタにされてたなあ
ある意味、一番不憫なキャラかもしれんw

850:マロン名無しさん
09/07/10 02:02:39
うーん リアルタイムでは自分の周りは皆まもちゃんまもちゃん言ってて人気だったけどなあ
しかしタキシード仮面て今見直すとちょっと‥いやかなりアレだよなw特にアニメw

この間かぐや姫の恋人を見てみたんだが、
空にトナカイが引くソリに乗った正真正銘のサンタが現れて、
衣装を脱ぎ捨ててタキシード仮面に早変わりし挙げ句の果てには
「メリークリスマース!アーンドハッピーニューイヤー!」
とか陽気に叫び出したのを見て開いた口が塞がらなかったwww
子供にサンタの正体バラすなよw季節はずれスマソ

851:マロン名無しさん
09/07/10 21:42:27
いや小さいお友達wは普通に見てたが、ヲタからはよくネタにされてた
アニメスタッフも完全にギャグキャラとして扱ってたよな<タキシード仮面

ちなみに武内直子的には「格好良いキャラ」として描いていたのに
旧版によると周りから「変な名前ー」と言われていたらしい

852:マロン名無しさん
09/07/10 21:48:46
>>851
「タキシード仮面」やら「ココナッツサイクロン」やら「スターライトハネムーンセラピーキッス」やらを見る限り
あの人の言語センスは「ダサイ」と「独特」の境界をうろうろしてる感じだな
ヒーリングエスカレーションとかシャボンスプレーとかは良い感じなのに

853:マロン名無しさん
09/07/10 21:52:20
私はアニメから入ったんでセーラー火球で笑ったw

ムーンヒーリングエスカレーションは響きが綺麗で好き

854:マロン名無しさん
09/07/15 16:05:58 z9izL4TK
>>851
>いや小さいお友達wは普通に見てたが、ヲタからはよくネタにされてた
>アニメスタッフも完全にギャグキャラとして扱ってたよな<タキシード仮面

女がセーラー服で、男がタキシードという組み合わせはどうもおかしいと思うんだが。
マント+タキシード+シルクハットという服装じゃなくて、
マント+学ラン+学帽という服装だったら、ギャグキャラ扱いされずに済んだだろうに。

855:マロン名無しさん
09/07/15 18:57:08
>マント+学ラン+学帽
ビジュアルを想像しようとしたら間貫一になった件

856:マロン名無しさん
09/07/15 21:35:41
フラメンコのBGMかと思いきや下駄の足音…。
「我が名は学ラン仮面!」

…なんですかその昭和の少年向けギャグアニメ…

857:マロン名無しさん
09/07/16 00:24:17
>女がセーラー服で、男がタキシードという組み合わせはどうもおかしいと思うんだが。
>マント+タキシード+シルクハットという服装じゃなくて、
>マント+学ラン+学帽という服装だったら、ギャグキャラ扱いされずに済んだだろうに。

たぶん直子は当初「怪盗」というコンセプトでキャラを作ったんだと思われ。
1話で「ルパンみたい」とうさぎに言わせてたり、連載前の初期設定ではモロ「怪盗2001面相」という名前だった。
(初期設定公開してる新装版持っていないんで名前間違ってるかもしれん)
だからタキシード着ているのは、ある意味間違ってはいなかったりする。
実際、原作重視を謳った実写版では宝石ばかりを狙う怪盗として描かれてるしな。

そうするとセーラー服着て戦うのはどうかという話になるかもしれんが、
直子のセンスor担当編集のアイデアを「そういうもの」として受け入れるしかないのかもしれんw

858:マロン名無しさん
09/07/20 11:10:51
ドラマ冒頭でVちゃんとタキが対面するとこよかったな。

…あの頃はVちゃん役があんなに棒読みだなんてわからなかったし…

859:マロン名無しさん
09/07/20 16:53:56
実写か‥ セーラー戦士五人の顔がアニメのイメージぴったりで、キャスティングした人超GJ!
と思ったものだが蓋を開けてみたらorz
北川景子と小池里奈が出てたけど多分黒歴史だろう‥

そして実写タキシード仮面の変身シーンは酷すぎる 脱いで着替えてるだけ(上半身裸&トランクスが露わに)
直子はよく抗議しなかったよな

860:マロン名無しさん
09/07/20 17:00:21
>>858
美奈子役の子はすごい美少女だったな
同時にものすごい大根で音痴だったけど

個人的には原作通りに初期ヴィーナスがプリンセスのダミーを演じてる設定があって嬉しかった
それだけに終盤になって不治の病で死んじゃったのにはポカーン
美奈子は健康美が売りなのに‥

861:マロン名無しさん
09/07/20 18:52:44
北川景子は黒歴史にはしてないよ
こないだブログで「小松とはセーラームーンで一緒だった」みたいな内容もあったし。

862:マロン名無しさん
09/07/23 01:00:13
完結してだいぶ経つけど、あらすじさんお疲れ様

途中で長期規制食らって歯がゆい思いしてたよ
最後のパラレルがとても気になるので
ゆっくり探してみようと思う

863:マロン名無しさん
09/07/23 05:17:03
>>862

ぱられるせ~ら~む~んは確か新装版特別編2巻(うさぎと衛がベッドインしてる表紙のやつ)に載ってたはず

普通の単行本には収録されてたっけ?

864:マロン名無しさん
09/07/26 01:35:26
>>863
おおありがとう
ちょうどかぐや姫の恋人の巻を紛失してたんで即ぽちった

通常版には載っていない
完結後に描かれたものだと思うしね

865:マロン名無しさん
09/07/27 05:08:27
9月1日からアニマックスで再放送おめ!

自分は2ちゃんで実況するのを楽しみに待つw

866:マロン名無しさん
09/07/29 21:59:16
mjdk
人生初アニマックス加入を悩む…

867:マロン名無しさん
09/07/30 11:59:18
携帯からでスマンが一応ソース貼っとく

URLリンク(c.2ch.net)

868:マロン名無しさん
09/08/04 17:39:49
あれ?
しばらく来ないうちに終わっちゃったのか

869:マロン名無しさん
09/08/11 04:47:02
ねー

870:マロン名無しさん
09/08/22 18:02:00
あと10日

871:マロン名無しさん
09/09/02 18:18:37
スレチかもしれないがアニマックスでアニメ2話目見た
変身の呪文を忘れるうさぎwww
あと実況板でムーンティアラアクションが気円斬だとかアイスラッガー呼ばわりされてて笑ってしまった

872:マロン名無しさん
09/09/02 20:10:35
え!?
あれって毎日一話ずつやるの?
三日は同じ話を繰り返すのだろうと高を括ってアニマックス加入を検討していたが…もう無理だ…

873:マロン名無しさん
09/09/02 23:11:43 UsltbkjR
アニマックスHPのセーラームーンのコーナーの「放送スケジュール」より

9月3日(木)11:00~ 2話 16:00~ 3話 21:00~ 3話
9月4日(金)11:00~ 3話 16:00~ 4話 21:00~ 4話
9月5日(日)18:30~ 1話 19:00~ 2話

平日は11:00~11:30 16:00~16:00 21:00~21:30
日曜日は18:30~19:30
みたいだよ

874:マロン名無しさん
09/09/03 00:52:11
>>873
うわああありがとう!
何にせよ思ったより進み早いな。
明日にもアニマックスサイトで加入について見てみることにしてみるわ

875:マロン名無しさん
09/09/09 00:54:34
>>874だけど、今日からアニマックス見れるようになった!ありがとう!!

セラムンがテレビで見れるとか…嬉しすぎて発狂しそう

876:マロン名無しさん
09/09/10 00:12:06
ちなみに東映チャンネルで劇場版がずらっと

877:マロン名無しさん
09/09/10 03:14:40
>>875
おめでとおおおお
亜美ちゃん登場に間に合ってよかったね!

878:マロン名無しさん
09/09/17 16:09:07
こうりんちゅう
スレリンク(news4vip板)

879:マロン名無しさん
09/09/17 17:45:00
すごく巧いけど直子の絵じゃないwww

880:マロン名無しさん
09/09/22 15:39:00
アニマックスの変身シーンてディレイかなんかかかってる??

881:マロン名無しさん
09/09/22 16:10:58
前ほど鮮やかじゃなくなったよね
ポリゴン現象(仮)対策?

882:マロン名無しさん
09/09/22 17:06:10
リボンの巻きつく速さも遅くなった気がする

883:マロン名無しさん
09/09/22 20:09:02
そうだな

884:マロン名無しさん
09/09/24 03:12:03
こーゆーのってDVDだと直ったりするんかな?
昔のビデオ手に入れないと無理??

885:マロン名無しさん
09/09/26 16:44:42
スーパーズの映画のまもちゃんが消防士にしか見えない件w

886:マロン名無しさん
09/09/27 11:42:14
>>884
あーちょっと自分はDVD持ってないからわからないゴメン
アニメ板のスレなら多分持ってる奴もいると思うから聞いてみてはどうか
つーか変身シーンだけでいいならyoutube等の

887:マロン名無しさん
09/09/27 11:44:26
途中送信しちゃったorz
大きな声でいえないがyoutube等の動画サイトにあるよ

888:マロン名無しさん
09/09/27 11:48:51
>>855
www
ペルルが出てくる映画か~なつい

889:マロン名無しさん
09/10/11 18:22:10
どうしよう、DVDBOX出るって知る前にわざわざスカパー契約してまだVHSだったデッキをスカパーチューナー入りDVDレコーダーに替えたけど…

DVDBOX欲しくなってきた…!(>_<)
アニマックスは無印だけとかいう噂もあるし…
みんな買う???

890:マロン名無しさん
09/10/12 00:24:47
>>889
単品で買うより安いのは確か
多分、スターズは初のDVDソフト化
で、地上波は知らないが、スカパーではスターズを放送したことが無い

LD時代のジャケット絵が再現されているのは単品のほうだと思うので
悩み中

891:マロン名無しさん
09/10/12 10:08:31
>>890
スターズのDVD化は初じゃないよ
前に他のシリーズと同じく単品でDVD化されてる

892:マロン名無しさん
09/10/12 11:09:34
>>891
そうなのか
以前、DVDが気になって
発売予定をチェックしていた時には出てなかったはずなんだが
その後に発売されたんだろうな

今から見る、録画する
編集してDVDに収める(多分1枚に4話入れる?)
録画状態を気にする
ならばBOXを買うのもあり・かな

893:マロン名無しさん
09/10/12 11:24:43
乳首が追加されていたら俺も買う

894:マロン名無しさん
09/10/12 19:26:18
こらwww

895:マロン名無しさん
09/10/18 19:36:43
俺も俺も



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