美少女戦士セーラームーン連載中 ☆4at CSALOON
美少女戦士セーラームーン連載中 ☆4 - 暇つぶし2ch350:マロン名無しさん
09/04/23 08:24:00
ふっふっふ… 俺の呪いがようやく効いてきたようだな……

351:マロン名無しさん
09/04/23 14:10:52
今まで以上に現実味のない死に方だ

352:マロン名無しさん
09/04/24 02:02:38
灰になったのか原子レベルに分解されたのかよくわからんが、苦しまずに一瞬で逝けたのが不幸中の幸いだな

353:マロン名無しさん
09/04/24 02:04:24
あまりの急展開に吹いた
直子は連載投げ出したくなったんだろうか

354:マロン名無しさん
09/04/24 02:06:56
衛「(アメリカから)帰ってきたら…グハァ!!」

死亡フラグくらい最後まで言わせてやれよ

355:マロン名無しさん
09/04/24 02:11:03
非常に申し訳ないが、故タキシード仮面の遺影を想像したら吹いた

356:マロン名無しさん
09/04/24 02:14:55
二度あることは三度ある
というわけで、うさぎがまた自殺を図りそうで怖い

357:マロン名無しさん
09/04/24 02:23:33
つーか、敵はなんで変態をぬっ殺したわけ?(´・ω・`)動機は?
なんで同じく無防備だった最強のセーラームーンを狙わないの?

358:マロン名無しさん
09/04/24 02:48:01
わかったぞ!俺たちの知らない内に、
美少女戦士セーラームーンはなかよしから週刊少年ジャンプに移籍していたんだ…!
きっとそうに違いない…!!

359:マロン名無しさん
09/04/24 02:55:00
これヒロインが死んだにしてはあまりにもあっけなさすぎだから死んでないでしょ
本物はどうせまた連れ去られて敵の城に監禁されてるんじゃないの?

360: ◆P9MoonSjzo
09/04/24 21:44:32
Act50-2

鎧のようなセーラー服の女は、勝ち誇った表情でゴールデン・クリスタルをわし掴むと、そのままフッと消えてしまった。
あまりのことにうさぎは呆然とし、気を失って崩れ落ちた。倒れ込むうさぎを抱きとめたのは、あの人気アイドルの星野光だった。
「おそかったか」そう言って星野はうさぎを抱きかかえる。後ろには大気光と夜天光も控えている。
「スリーライツよ!」空港にいた人々が、彼らに気づいて騒ぎだした。三人は駆けだすと、急いでタクシーを捕まえた。

フワッと漂うキンモクセイの香りに、うさぎはそっと目を開けた。……だれ?
星野はうさぎの顔をじっと覗きこみながら話しかけた。「いま 品川だよ あとすこしで十番につく」
「……あたし ……おりなきゃ」「ちょっと」夜天は目をぱちくり。「……運転手さん ここでいいです」
「せっかくここまでおくってあげたのに お礼ぐらいっ…」噛みつく夜天を、星野が片手で制する。
タクシーを降りて、ふらふらと歩きだすうさぎを、星野が意味ありげな目で見つめていた。

PiPiPiPiPiPi
いつもの目覚まし時計の音で、いつも通りにうさぎは目を覚ました。
「うさぎっ!!」ぼんやりとした顔で登校するうさぎに、美奈子が駆け寄る。「きのうどうだった?まもちゃんとあっつ―い別れのキスはかわしたかなあ?」
「――」うさぎはぼうっとしたまま何も答えない。「うさぎ?」

「あ~~~っっっ」まことと亜美が驚いて声を上げた。「うさぎっっ 左手のくすり指に指輪してるっ!!」
亜美・まこと・美奈子はそろって顔を真っ赤にして騒ぎ出した。「すごーいっ すごーいっ」「すごーい それまもちゃんからもらったの?」
「……そう」うさぎは焦点の定まらない目でぽつりと語りだした。
「―まもちゃんは あたしにこの指輪をくれて 飛行機に乗って ぶじアメリカへ ―いったの」



361: ◆P9MoonSjzo
09/04/24 21:45:30
「でね あたしにピンク・ムーンクリスタルがあらわれたこと エリオスや セーラーセレスたち四人に会ったこと
こんどのことぜんぶママに報告しようと思うの 一度三十世紀へ帰ろうと思うんだ」ちびうさが喫茶店ではるか・みちる・せつなに嬉しそうに話している。
「ゼヒともスモール・レディの活躍を報告しておきたいんです キングとクイーンも心配しておられるでしょうし」ダイアナが続ける。
「それがいいと思うわ」「お二人ともきっとおよろこびになるわ」せつながにっこりと笑った。
ほたるは心底寂しそうにしている。「ちびうさちゃん ホントの家に帰っちゃうの?つまんない」
ちびうさは穏やかに微笑む。「すぐもどってくるよ まってて」

「気をつけてね」せつなとほたるが寂しそうに見送る。「わかってる!それじゃ」
一の橋公園で、ちびうさとダイアナは手ぶらのまま笑顔で未来へ帰っていった。
亜美・レイ・まことが話し出す。「―まもるさんとちびうさがきゅうにいなくなって なんだかちょっとさびしいわね」
「……そんなことないわ ちびうさはきっとすぐもどってくるし まもちゃんも電話と手紙くれるって たまには帰ってくるっていってたわ」
そう無表情で話すうさぎに、美奈子は少し違和感を覚えた。―うさぎ?

ファンタスティック国際音楽祭当日。ドレスアップしたみちるが、舞台の上でバイオリンを奏でている。ピアノ伴奏ははるかだ。
客席の女の子達から歓声が上がる。「はるかさんだ!」「やだ!カッコイーイッ」うさぎとまことも思わず見とれてしまう。
不意に舞台の照明が落ち、一瞬の後、スリーライツの三人の姿が照らされた。
「スリーライツッッ!!?」あまりの盛り上がりように、亜美は思わず耳を塞いだ。


362: ◆P9MoonSjzo
09/04/24 21:46:35
美奈子は興奮してぎゃーぎゃー叫ぶ。「うそっ!二人とジョイントやるなんてきーてなかったわ!」
あの男嫌いのレイでさえも頬を赤らめている。「これがスリーライツね カッコイイじゃんvアタシ テクノってスキだわーっv」
「そうねーv」こういうのには不慣れな亜美も、結構楽しめているようだ。
うさぎは少し残念がっている。「あーんっ 遠くて顔がよくわかんないよー オペラグラスもってくればよかったーっ」

コンサートは大盛況のうちに終わった。「おつかれ―」「おつかれさまー よかったよーっ!」舞台裏で、スタッフが出演者達を労う。
「海王みちるさん ―すばらしかったです」大気が、スッと一輪のバラを差し出した。「―大気光です」
続いて夜天もバラを差し出した。「夜天光です あなたのCDとビデオぜんぶもってます がんばってください」「ありがとう」

突如差し出された手に、はるかが振り向く。
「―星野光です あなたの走りが好きです 風のようで オレとおなじものをもっている ―握手してください」
そう言って、星野は軽くはるかの手を握った。「スリーライツのみなさん!アンコールお願いします!」
舞台に戻っていく三人を、はるかは呆然と見守った。「はるか?」みちるが声を掛ける。
「―星の光だ ―あいつら 何者だ?」

客席の後ろで、一人の少女がサングラスを掛け腕組みをしてほくそ笑んでいた。
「クスクス 見つけたわ 究極のスターシード セーラークリスタルをもつ者たち
―感じる 感じるわ!信じられない!ここには十個も集まってる!ギャラクシアさまがおよろこびになるわ!
地球上の究極のスターシード!セーラークリスタル!このセーラーアイアンマウスがもらったあ!」



363: ◆P9MoonSjzo
09/04/24 21:48:04
アイアンマウスは舞台に向かって光線を打ち込んだ。スリーライツは、素早く舞台から飛び下りる。舞台裏のはるかとみちるも異常事態に気が付いた。
「避難経路はこちらです あわてないで指示にしたがってください」そうアナウンスが入り、逃げ惑う観客。
「なに?」「なにがおこったの!?」うさぎ達は当惑している。
「さあ でておいで セーラークリスタルをもつ者たち!」―敵!?

「ヴィーナス・クリスタル・パワ―」「マーキュリー・クリスタル・パワ―」
ジュピター・クリスタル・パワ―」
「マーズ・クリスタル・パワ―ッ!」「「「「メイクアップ!!」」」」
ジュピターが応戦し時間を稼ぎ、観客達が避難した後、マーズとヴィーナスが内側からドアを封鎖した。
駆け付けた関係者達は会場に入ることが出来ず、戸惑うばかり。「ドアがあかないぞ!」「そんなバカな」「いったいなにがおこったんだ!?爆弾テロかっっ」

「ムーン・エターナル!!」うさぎの手の中に、聖杯が出現した。「メイクアッップ!!」
「セーラーマーキュリー」「マーズ!」「ジュピター!」「ヴィーナス!」「そしてセーラームーン!参上!」
「まっていたわよセーラーソルジャーズ ギャラクティカ・クランチ!!」アイアンマウスがブレスレットの力で攻撃を放った。
「宇宙乱気流(スペースタービュレンス)!!」「深海提琴潮流(サブマリンバイオロンタイド)!!」
ところが、アイアンマウスは、ウラヌスとネプチューンの攻撃を、ブレスレットでやすやすと防いでしまった。「!?」

「スター・センシティブ・インフェルノ!」何者かの突然の攻撃で、ブレスレットを残して、アイアンマウスの体はボロボロと砂になってしまった。
それを見たセーラームーンの背筋に寒いものが走った。

「―何者!?」舞台に、パッと三つのスポットライトが灯った。ライトに照らせれた三人は、バッと飛びあがると姿を消してしまった。
―あの三人は!?



364:マロン名無しさん
09/04/24 22:25:34
新キャラ3人投入されたけど3人ともイマイチ。
星野は男しては良いかと思ったけど女でアレだと・・・。
大気は根本的にダメ。

365:マロン名無しさん
09/04/24 23:02:34
大気はデコがちょっとな…

366:マロン名無しさん
09/04/24 23:03:24
はるか「キャラパクんなヽ(*`Д´)ノ」

367:マロン名無しさん
09/04/24 23:05:14
えっと…とりあえずスターライツ(変身後)は襟が無くても服として成立してると思うんだ

368:マロン名無しさん
09/04/24 23:06:47
照明さん空気読みすぎワロタw

369:マロン名無しさん
09/04/24 23:08:53
変態をヌッ殺した重装備のセーラー戦士はセーラーサンと見た

370:マロン名無しさん
09/04/24 23:12:14
今更だが変態は死んでないだろ
だって変態=エリオス=エリュシオン=地球なんだぞ?
地球が存在しているかぎり残念ながら変態は不滅

371:マロン名無しさん
09/04/24 23:31:23
死んだか封印かよくわからんけど、
どっちにしろ復活は確実なので覚めてる俺。

372:マロン名無しさん
09/04/25 11:19:05
敵もセーラー戦士なのはどういう訳だ?洗脳されてるのか?それとも変態以上に頭がイッちゃってるのか?

373:マロン名無しさん
09/04/25 11:22:07
はるかを女性と設定したアニメスタッフのことだ、
どうせスリーライツもそうなるんだろ?
そしてそんなスリーライツに熱を上げる女性ファンが大勢いるというカオスな状態にw

374:マロン名無しさん
09/04/25 11:27:43
>>371
サイヤ人みたいに、死ぬと超パワーアップしたりして

375:マロン名無しさん
09/04/25 12:19:33
>>372
ブラックムーンのように考えた上で離反したのかもしれないし、
ただ単に他の星にセーラー服文化があるからかぶっただけかもしれん。
30世紀よりさらに未来から来たセーラー戦士って設定は止めて欲しい。

376:マロン名無しさん
09/04/25 17:04:59
つーかうさぎ完全に気が狂っとるオワタ

377:マロン名無しさん
09/04/25 17:28:57
無くして分かる変態のありがたみ

378:マロン名無しさん
09/04/25 17:36:29
>>368
スリーライツには照明係という名の影武者がいるんだろ

379:マロン名無しさん
09/04/25 19:00:45
フォーライツの4人目、蛍野光ですね
わかります

380:マロン名無しさん
09/04/26 02:28:36
>>379
吹いたwwwww
卒業と旅立ちの戦士ですね

381: ◆P9MoonSjzo
09/04/26 22:23:57
Act51 スターズ2

「うさ」呼ばれて振り返ったうさぎの目の前には、笑顔で両手を広げた衛が居た。「まもちゃん!」うさぎは衛の胸に思いきり飛び込んだ。
「うれしい!!帰ってきたの!?」うさぎと衛は抱き合うと、熱い口づけを交わした。「うさ 愛してる」
「無事に帰ってきたよ だから……」重ねた衛の手は、みるみるうちに溶けてゆく……。「まもちゃん?」

うさぎは自室のベッドの上で目を覚ました。……夢 か ―ハーバードのあるマサチューセッツは いまごろ夕ごはんの時間かな
制服に着替えたうさぎは、家の中がなんだか静まりかえっているのを感じた。
……そっか ちびうさもとうとう三十世紀へ帰っちゃったんだっけ ……さみしいな

「いってきまぁす」家を出たうさぎは、ふと郵便受けを覗いてみた。中は空っぽ。うさぎは深い溜め息をつく。
「……こんな朝っぱらからきてるワケない か」衛は空港で別れ際に「手紙かくよ 電話もする」と言っていたはずなのに。
―まもちゃん ゲンキ?どうして手紙も電話もくれないの?
「うさはおこっちゃうぞっ」しゅんとうな垂れて登校するうさぎを、物影から星野が見守っていた。

同じ頃、ある船舶所の上空がキラリと光った。凝った花柄の傘を広げ、空ふからふわふわと降りてきたのは、お団子頭の少女。
少女は器用に着地すると、上の方から小さな花の花弁が降ってきたのに気づいて、傍にあった小型船の中へとよじ登っていった。
船の中で無数の花びらに彩られるようにして倒れていたのは、中華風の高貴なドレスを着た女性だった。





382: ◆P9MoonSjzo
09/04/26 22:25:38
「さv洗いものもかたづけたし おそうじおせんたくもOKv」育子ママが鼻歌交じりにガラスのコップを磨いている。
「スーパーにでもいってこようかしら きょうのおかずはなーんに……」ところが、戸棚を開けた育子ママの手が止まった。
戸棚の中には、「CHIBIUSA」という文字とウサギのイラストが描かれたカップがしまってあった。思わず手に取って眺めてみる。
「―このカップ…… だれのだったかしら……」そのとき、不意に玄関のチャイムが鳴った。
「ちびうさちゃん!?」育子ママは急いで駆け出していく……が、無意識に出てきた言葉に、はっとして立ち止まった。「ちび…… ちび……?」
玄関には、先ほどの少女が立っていた。「―ちびちびっ?」そう言って、少女はにっこり笑ってみせた。

「天才は忘れたころにやってくるってとこね!」クラウンゲームセンターの地下にある司令室で、美奈子が講釈を垂れている。
「……美奈☆そのことわざは適当じゃないぜ 字もちがうし」アルテミスが呆れ顔で突っ込む。「……☆うるさいっ」
ルナが代わりに話し出す。「デッド・ムーンをたおして やっと平和になったと思ったけど また新しい敵があらわれたようね」
内部太陽系・外部太陽系戦士が勢揃いし、皆真剣な表情を見せた。

「―あたしたちのことを セーラーソルジャーズとよんでいたわね それにセーラークリスタルをもつ者たちと」眼鏡をかけた亜美がそう指摘する。
「あ―ら いまどきあたしたちみたいな有名人ッ!知らないヤツのほーがモグリよっっ!」どこか能天気な美奈子に、まこともやや呆れ顔。
「あたしたちのことを知ってるってことは やっぱり前世での因縁をもつヤツら?」「そうとはかぎらないわ」はるかが遮った。「宇宙は広い」
「ほかの星からの敵!?」レイが尋ねた。「たぶん― そうだと思うわ」とせつな。



383: ◆P9MoonSjzo
09/04/26 22:27:38
はるかが付け加える。「そしてあのアイドル スリーライツの三人もね」「!?」美奈子達は驚いてはるかを見つめた。
「なんの目的で優雅にアイドルをやってるか知らないけど ―まちがいない 星の力を感じたのよ あの三人に」―太陽系の者じゃない!!
―敵か味方か あたしたちを助けて去ったあの三人―!

うさぎはきゅっと下唇を噛むと、気を引き締めた。
―また敵があらわれた まもちゃんやちびうさが旅立ってしまっても けっして平和になったわけじゃない
「プリンセス この件はあたしたちが責任もって処理するわ!まかせて!」外部太陽系三戦士が頼もしく言ってくれた。
美奈子達も、優しくうさぎを見守っている。「そ―ようさぎ!安心してあたしたちにまっかせっなさ―いっv」
そんな彼女達に、うさぎは少し表情を和らげた。

「ただいま―っvおナカすいた―っv」うさぎが帰宅すると、ハートの付いた見慣れない靴が、玄関に揃えて置いてあった。
「おかえんなさ―い」「なさ―い」育子ママと一緒に登場した見知らぬ少女を見て、うさぎは度肝を抜かれる。「だっっ だれっ このコっ」
「いやねえうさぎ 自分の妹のちびちびちゃんのカオ 忘れちゃったの?」「ちゃったのっ??」

「ええ~~っっ 新手がきたあっ?」月野家に集結した美奈子・はるか達はみんなで間近のちびちびを眺めた。
子供好きのせつなは、可愛いとばかりにハートマークを飛ばしている。
「うさぎの妹なの?」「まさか!」「ちびうさの妹?」「かもね」「ってことはうさぎの二人めのコドモか」「知らないわよっ/////」
「ちびうさのムスメかもよ」「ヒョエ―ッ」

美奈子がちびちびと向かい合った。「そいで名まえがちびちびってゆーの?」「てゆ―の?」「まねっこ!」「まねっこ!」
「なんだガキじゃんっ」「なんだガキじゃんっ」悪びれる様子もなくきゃっきゃとはしゃぐちびちびに、コケにされた美奈子は怒り心頭。
うさぎとルナはその光景を遠目に見ながら呆れる。「とにかくなにを聞いてもあんな調子だし ちびうさがきたときみたいに
どーも危機を知らせにきたワケじゃないみたいなのよね」「なのよねっv」


384: ◆P9MoonSjzo
09/04/26 22:28:25
そのとき、育子ママが満面の笑顔で部屋に入ってきた。「さあさあっ」育子ママは美奈子達から取り上げるように、パッとちびちびを抱きかかえた。
「ちびちびちゃんはもーねる時間vあなたたちもあした学校あるんだから はやく帰ってねなさいねv」
すごい可愛がりようの育子ママを見て、美奈子が考察する。「うさぎや育子ママがさみしいと思って ちびうさが妹を送りこんできたんじゃないの?」
「姉のたのしそーなハナシをきいて 一人でぬけだしてきたとか?」とまこと。

うさぎはベッドの中で一人赤くなっていた。―そっかああのコか ちびうさの妹ってことは あたしとまもちゃんの二人めの子どもかあ
「うさぎうさぎ」ルナに促され、ドアを見ると、パジャマを着たちびちびが隙間からじっとこちらを覗きこんでいた。
うさぎはクスリと笑う。「いっしょにねる?」ちびちびは部屋に入ってくるなりゴソゴソと何かを取り出した。
「なあに?ナニしてんの?」それは、小さな香炉だった。「―いいニオイvお香?ママたちの部屋からもってきたの?」
……あ これ 甘いキンモクセイの香り…… この香り…… まえにもどこかで……?
二人は、まるで姉妹か親子のように、共に仲良くベッドで眠った。

翌朝、うさぎが郵便受けを見ると、なんとそこには一通の手紙が入っていた。―エアメール!アメリカから!―まもちゃん!?
中に入っていたのは、一枚のカード。―淡いオレンジ色の 夕焼けのカード……?
「あれっこれだけっ?カードになんにもかいてない!手紙もメッセージもナシッ!?」―もーっ まもちゃんたら☆
―でもうれしいっvきょうはなんだかイイコトありそうなよ・か・んvうふふっv

学校に行くと、そこにはすごい人だかりが出来ていた。「うさぎっ!」感極まった美奈子が、背後からうさぎに抱きついた。
「大ニュースよ 大ニュースッッ あのスリーライツがうちのガッコへ転校してきたのよっっv」





385: ◆P9MoonSjzo
09/04/26 22:29:19
一年一組にて。「大気光です 趣味は詩の暗唱とコンピューターです」「夜天光!シュミはカメラ よろしく!」
「星野光です アメフト部に入ろうと思ってます」
うさぎと美奈子他、クラスの女子は大騒ぎ。「……信じらんない あの三人が」「同じクラスぅ!?」
星野はうさぎの隣の席に座った。「よろしく」「あ はじめまして」その言葉に、星野は大きく目を見開いた。
「月野うさぎです よろしくv」「あいのみなこですう よろしくうっっ」星野はそんなうさぎを横目で見ながら、なにかを考え込んでいる。

「しっかし☆わかっちゃいたけど近づけやしない☆」くやしそうな美奈子。「あの三人もたいへんだよなー なんでこんなフツーの高校へ」
はるかは腕組みをしながら考え込んだ。―まさか あたしたちに接触するため?
「あら うさぎは?」みちるが尋ねる。「屋上☆ラブレターかくんだって ジャマすんなだって☆」

「え―と “とっても気に入りましたv生徒手帳にはさんでおまもりにしますvこんどはそっちでの生活きかせてね 電話もしてねv”と」
うさぎが手紙を書いていると、スリーライツの三人も屋上にやってきた。「ふ― たまんねーよ」夜天が愚痴をこぼす。
「もうやめよーぜ 学校ゴッコなんて つかれちゃったよ」「学ぶことは楽しいですよ」「そんなの大気だけだよ」

星野がうさぎに気づいて声を掛けた。「ナニしてんの?」―ええっ!?スリーライツだっ!!
夜天がひょいと手紙を取り上げる。「“あいするまもちゃんへvすてきな夕焼けのカードをありがとうv”ヘッタクソな字」
うさぎは真っ赤。「なっっ☆なにすんのっっ!!?ヘッタクソな字でわるかったわねっっ」
「ごめんごめん」夜天が舌を出してウインクして見せた。
―やだ……vやっぱしこの三人って クラスの男子とはゼンゼンちがうわ ホントに…… カッコイ―イッvv」



386: ◆P9MoonSjzo
09/04/26 22:31:32
大気が話しかける。「すてきな指輪だね 彼にもらったの?」「え?ええ まあっ……v」
「―月野うさぎっていったっけ 彼って いまどこにいんの?」星野が尋ねた。
「まもちゃんは いまアメリカに……」ところがそう口にしたとたん、うさぎは頭を抱えてうずくまった。
―いたい…… 頭がわれるように……

「うさぎに近づかないで!」はるかがうさぎを抱きよせ、スリーライツにすごい剣幕で食いかかった。「なにをしたの!?」
「―なにも」三人はそのまま屋上を出て行ってしまった。
「だいじょうぶはるかさん ちょっと頭痛がしただけ 話をしてただけなの」
「あいつらはなにをするかわからないわ!もう二度と一人で接触してはダメよ」
―あの三人がなにかの力をわたしに?―ううん ちがう まもちゃんがアメリカにって考えたらきゅうに―…
●to be continued●






387:マロン名無しさん
09/04/26 22:48:58
うさぎ……。・゚・(ノД`)・゚・。

388:マロン名無しさん
09/04/26 23:19:38
なんかこのうさぎ滅茶苦茶カワイイ…こんなにうさぎがカワイイと思ったの
連載始まってから史上最大かもしれない…

389:マロン名無しさん
09/04/27 03:36:21
スリーライツ第四のメンバー・蛍野光(仮)きたーw

390:マロン名無しさん
09/04/27 03:37:34
夜天はどこの厨房だよ

391:マロン名無しさん
09/04/27 03:41:24
>無事に帰ってきたよ だから…

ここのシーンこええええええええ

392:マロン名無しさん
09/04/27 03:45:49
ポスト覗いて一喜一憂してる様が切ない…
死んじゃった人にせっせと手紙書いてるのも哀しすぎる
ところであの夕焼けのカードには何の意味が?

393:マロン名無しさん
09/04/27 03:51:42
>>388
個人的には「うさはおこっちゃうぞっ」がツボった
今回のうさぎは年相応な感じでいいね
背景を考えると切ないけど…

394:マロン名無しさん
09/04/27 04:00:12
真面目に予想

ちびちびは、うさぎが衛と結ばれなかった仮想未来から来た、うさぎと許婚の間の子供
うさぎが衛と結ばれたら自分の存在が消えてしまうため、衛を抹殺しに来た

395:マロン名無しさん
09/04/28 03:23:02
ああああしばらく来なかったら変態祭り乗り遅れたorz

とりあえず





先生!変態が!変態が息をしてないのっ!!(AA略)

396:マロン名無しさん
09/04/28 03:27:43
>>392
ゆっておくが
うさ 俺は
やらしくなんか
けっしてないぞ

の意

397:マロン名無しさん
09/04/28 03:32:33
記憶操作されてばかりの育子ママの体が心配
麻酔銃撃たれまくりの毛利のおっちゃん並みに心配

398:マロン名無しさん
09/04/28 07:42:17
あーん!まもちゃん様が薄情だ!
エンディミオンさまよいしょ本&タキシード仮面さまF.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…美形薄情だ…

・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「……うさ 帰ってきたら……」の葉書きを出してまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!電話もできないMidnight!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんなアメリカごときから連絡しないなんてっ!!
うさはおこっちゃうぞっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・

私はあのおそろしく美しい彼が(たとえド変態仮面でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
地場さまあっ!私を捨てちゃ嫌だああああああっ!!
タキシード仮面様のカバッ!!え~ん・゚・(ノД`)・゚・

399:マロン名無しさん
09/04/28 10:59:52
>>398
うさぎ乙w
電話もできないmidnightワロタ

400:マロン名無しさん
09/04/28 13:15:57
しかしはるかはみちるといる時一般人に会話で
「あれがアツアツの彼氏」とか「あの2人ケッコンしてたの」とか
言われてたのにいきなりセーラー服着せて大丈夫なのか・・・


401: ◆P9MoonSjzo
09/04/28 22:31:53
Act51-2

大勢の女性ファンを引きつれて、大気が亜美のいるコンピューター部を訪れた。「こんにちはv入部したいんですけど」
亜美、そして見るからにオタクな男子部員達は突然のことにびっくり。
「スゴーイッ」「大気くーんっっv」「えーっ パソコンで作曲なんかできるのお―っっ」
地味だったコンピューター部はすっかり様変わりしてしまい、亜美は呆れて見守るばかり。
なお、学力試験の結果が貼り出されたが、亜美が499点だったのに対して、なんと大気は500点満点だった。
「おおっ!水野さんをぬいて一位だぞ あのアイドル!」頭に来た亜美はテスト用紙を真っ二つに裂いてしまった。

一方、アメフト部では星野が大活躍していた。女子学生達が群がる様を見て、はるかは面白くなさそうだ。
「とにかくいちいちあたしたちにチョ―センしてるとしか思えんっ!!」怒り心頭のはるかを、みちるがなだめていたが…。

みちるがタリスマンの手鏡を取り出し、口紅を塗っていると、夜天が通り際に口を出した。「下品な色!もちょっと自分に合う色見つけたら?」
「夜天く―んvモデルもやってるんだって―?」「こんどメイクのしかた教えてよ―っ」「いいよv」
女子学生に囲まれている夜天を見て、みちるは片手で口紅をケースごとバキッとへし折ってしまった。
「はるか 得体のしれないヤツらはちゃっちゃっと抹殺してしまいましょう!めざわりだわっ」(……みちる コワイよ)

園芸部では、まことが大気と和気あいあいと交流を図っていた。
「大気くん 園芸部に入部してくれたのvすごくくわしいの 植物を好きなヒトに悪い人はいないわv」夢見る目つきのまこと。
「「そーよ あーんなカッコイ―人たち 悪い人には見えないわ―っv」」
すっかり目がハートになっているうさぎ・美奈子・まことを見て、はるか・みちる・亜美は、わかっちゃいたけどあんたたち、と呆れ顔。



402: ◆P9MoonSjzo
09/04/28 22:34:00
うさぎ・美奈子・まことは、スリーライツの東京でのコンサートのチケットをこっそりゲットしていた。
「もっちろんこれも平和のため こないだの敵の攻撃もコンサート会場だったし やっぱ平和を考えたらコンサートはハズせないでしょう!」
…と言いつつ、美奈子はコンサートを完全に楽しんでいる。「ゆるして はるかさん←ナイショできた」

「―では つぎはスリーライツのデビューシングル ぼくらの“流れ星へ” きいてください」星野が、センターに立って歌い始めた。
―きみの香り ずっと さがしてる ぼくの声よ とどけ ―あいしてる
うさぎの胸が、思わず高鳴った。
―いま どこにいるの ―ぼくのプリンセス こたえて
皆が夢中で拍手をする中、うさぎだけは両手を握ったまま半ば放心状態で舞台を見つめていた。「うさぎ?」美奈子が声を掛ける。
―いま あのヒトと目があったような気がした ……なんてせつない歌……
ところが、客席には明らかに邪な心を持った女が紛れこんでいたのだった。

朝が来て、うさぎが郵便受けを見てみると、そこにはまたうさぎ宛に手紙が来ていた。―エアメール!まもちゃん!?
うさぎの顔がパッと輝いた。中を確かめてみると、そこには満天の星のカードが入っていた。―こんどは星のカードだ

うさぎは一人、学校の屋上でカードを眺めていた。「まん中の淡いオレンジ色の星 なんて名まえの星かなあ」
「人工衛星だよ」振り返ると、星野がそこに立っていた。星野の指さす先には、一際目立つ星が輝いていた。
「へええ― あんなふうに光って見えるんだ ―星が好きなの?」「うん」星野がまっすぐうさぎを見つめて答えた。「すきだよ」
うさぎの心臓がドキッと音を立てた。
「―またファンのコたちからにげてきたの?たいへんだね学校でまでさわがれて」
美奈子が抜けがけ禁止と言っていたことを思い出し、うさぎは心の中で謝った。
「アイドルってホントは学校きてるヒマなんてないんじゃない?いそがしくて」「オレたちは 歌えればいいから」



403: ◆P9MoonSjzo
09/04/28 22:35:33
星野の物憂げな横顔を眺めて、うさぎがぽつりと言った。「―あたし まえに あなたとどこかで会ったこと…… あるような気が…」
うさぎははっとして口元を押さえた。―バッ バカ☆そんなコトあるワケないか こんな有名人と
「あっあたしね スリーライツのデビューシングルの曲 すっごく好きなの なんだかせつなくて…… とてもキレイで胸の奥にのこる歌だわ」
「―きみが そういってくれるなんて すごくうれしい」ニコッと微笑んだ星野に、うさぎの胸がまた一つ音を立てた。
「オレたちこの歌を歌いたくて シンガーになったんだ」そう言うと、星野はデビューシングルの曲を歌い始めた。

―きみの香り ずっとさがしてる ぼくの声よ とどけ あいしてる
うさぎは切ない思いに駆られる。―セイヤくん……!―だれのために歌っているの?
客席にいた女―とあるセーラー戦士が、クスクスと不気味に笑いながらどこからかこの歌声を聴いていた。
一方、大気がコンピューター部を飛び出したのを見て、亜美も後を追う。
―ぼくの プリンセス―
屋上の扉の影からは、まことがこの様子を窺っていた。―なんて声 なんて力(パワー)だ!
うさぎは当惑しながらじっと星野を見つめた。―見える 感じる いまたしかに このヒトを包む星のオーラを 「あなた いったい」

夜天と大気が揃って屋上に駆け付けた。「バカセイヤ!!」「無防備に力を出したな!―ヤツらに感づかれたぞ!」「!!」
二人の言ったとおり、屋上にあのセーラー戦士がスウッと姿を見せた。「ホホホホッ わたしはセーラーアル―ミナムセイレーン!!」
―セーラーアル―ミナムセイレーン!?
「ギャラクティカ・ツナミ!!」「!!」咄嗟に、スリーライツの三人がうさぎを守るように立ちはだかった。
次の瞬間、マーキュリーとジュピターが現れ、攻撃をガードした。「ホホッ やるじゃない!」
ジュピターがキッとスリーライツを睨みつけた。「てめーらがよんだ敵か!?ゆるせねえっ うさぎからはなれろ!まとめて始末してやる!」




404: ◆P9MoonSjzo
09/04/28 22:37:50
しかしうさぎはスリーライツを庇った。「ちがう!この人たちは敵じゃないわ!星野くんを包むオーラは
ジュピターマーキュリーあなたたちと同じように 星に守られて誇り高く輝いているわ」
うさぎは聖杯を出現させると、胸に抱いた。「シルバー・ムーン・クリスタル・パワ― メイクアッップ!!」

アルーミナムセイレーンはまるで触手のような水流を巻きつけ、マーキュリーとジュピターの体の自由を奪った。「ホホホホッ」
「!!マーキュリー!ジュピター!」
「宇宙乱気流(スペースタービュレンス)!!」ところが二人を捕らえた水流はウラヌスの攻撃を跳ね返してしまった。
駆け付けたヴィーナス・ウラヌス・ネプチューンは唖然としてしまっている。

「わたしもセーラークリスタルをもつセーラー戦士!!」セーラームーン達はその言葉に我が耳を疑った。―なに!?
「わたしはセーラーアイアンマウスのようなヘマはしない!ギャラクシアさまのためにセーラークリスタルをいただくわ!」
アル―ミナムセイレーンがブレスレットをぎらつかせ、迫ってきた。
「スターライト・ハネムーン・セラピ―…」
しかし遅かった。一瞬のうちに、マーキュリーとジュピターの体はボロボロ崩れ、粉状になって散っていった。
「ジュピター!!」「マーキュリー!?」
二人の残骸から出てきたクリスタルを、アルーミナムセイレーンが奪い取った。「ホホホホッ もらったわ!セーラークリスタル!!」


405: ◆P9MoonSjzo
09/04/28 22:40:19
躊躇していたスリーライツだったが、ついに決心したのか、星に翼のマークがついたアクセサリーを掲げた。
「メイカ―・スター・パワ―ッ!」「ファイター・スター・パワ―ッ!」「ヒーラー・スター・パワーッ!」「「「メイクアップ!!!」」」
「スター・シリアス レイザーッ!!!」「スター・ジェントル・ユーテラス!」ファイターとメイカーによって、アル―ミナムセイレーンは倒された。

「おまえたち!?」「その姿は……!」
「―星の流れ着くところ」「三つの無敵の光あり―」「セーラー・スター・ヒーラ―!」
「セーラー・スター・ファイタ―!」「セーラー・スター・メイカ―!」「「「セーラー・スター・ライツ!参上!」」」
●to be continued●



406:マロン名無しさん
09/04/28 23:49:45
悪の配下となった変態はうさぎを宇宙人に寝取られ逆上するが
戦士たちの力を合わせた攻撃により悪もろとも消滅
そして世界は新しい未来を迎える
―完―
武内先生の次回作にご期待下さい

407:マロン名無しさん
09/04/28 23:50:47 Sd7pF5ML
大きいお友達「NAOKO…てめーは俺を怒らせた」

408:マロン名無しさん
09/04/28 23:55:10
……そんなことないさ まことはきっとすぐもどってくるし 亜美ちゃんも電話と手紙くれるって たまには帰ってくるっていってたよ

409:マロン名無しさん
09/04/29 00:04:02
>>398
ごめんね素直じゃなくて(言葉より先に手が出るんだ^^)
夢の中なら(うさ 帰ってきたら…の続きを)云える
思考回路はショート寸前(うさの記憶回路がショート中)
今すぐ(あの世で)会いたいよ
(うさが星野といいかんじで)泣きたくなるよなmoonlight
(死んでるから)電話もできないmidnight←いまココ

410:マロン名無しさん
09/04/29 00:11:44
おまいらwwwww
現実見ろ!戻って来い!!

411:マロン名無しさん
09/04/29 00:13:02
 ∧||∧
(  ⌒ ヽ 俺のあみちゃんががががg
 ∪  ノ
  ∪∪

412:マロン名無しさん
09/04/29 00:16:54
>>411
ジュピター一人死なせるわけにはいかないぜ!

テンゴクデズットイッショダヨネ
ウフフアハハ

   ||     ⊂⊃
   ||    ∧ ∧
   ||    (  ⌒ ヽ
 ∧||∧   ∪  ノ
(  ⌒ ヽ 彡  V
 ∪  ノ  フワーリ
  ∪∪

413:マロン名無しさん
09/04/29 00:43:33
変態「やぁ待ってたよ」

414:マロン名無しさん
09/04/29 00:48:37
マーキュリーとジュピターの死に顔があんまりな件

415:マロン名無しさん
09/04/29 00:50:09
彗星かと思ってたけど、メイカーとか何なんだろ?

416:マロン名無しさん
09/04/29 00:50:52
スリーライツだかスターライツだかはっきりしてくれ
むしろ後者の方がアイドルっぽい

417:マロン名無しさん
09/04/29 00:52:21
>>415
今回の話を見て、人工衛星の可能性もあると思った

418:マロン名無しさん
09/04/29 00:56:15
星野…シリアス(ここでは真剣勝負的意味合い?)キャラ
大気…ジェントル(紳士的)キャラ
夜天…センシティブ(突っ込み?が鋭い)キャラ
ということか?

419:マロン名無しさん
09/04/29 01:00:59
>スターライト・ハネムーン・セラピー……

だから無駄に長い呪文はやめろっつったんだよ!!!
あみちゃああああん°・(ノД`)・°・

420:マロン名無しさん
09/04/29 02:10:55
亜美オタ・まこオタの思考回路がショートしたようです

421:マロン名無しさん
09/04/29 02:13:42
>>411 >>412
イ㌔

>>413
氏ね

422:マロン名無しさん
09/04/29 11:49:03
あーん!亜美ちゃんまこちゃんが死んだ!
亜美まこよいしょ本&亜美まこF.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…美少女薄命だ…

・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代はコンピューター部だ!」って大気がしゃしゃり出てまだ数ページじゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんなアル―ミナムセイレーンごときに殺られるなんてっ!!
スターライツと差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・

私はあのおそろしく惚れっぽいまこちゃんが(たとえ大女でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
亜美ちゃんっ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
武内先生のカバッ!!え~ん・゚・(ノД`)・゚・

P.S 今月号のうさぎはセイヤとくっつきすぎだ !!=3

423:マロン名無しさん
09/04/29 14:14:46
>>422
ちょwww

肉体が消滅してもクリスタル?はあるから、また力を注入したら戻るんじゃないの?
それにしてもうさぎカワイソス……

424:マロン名無しさん
09/04/30 00:59:40
>>422
そのコピペになんだか懐かしさを覚えてしまった
職人さんが戻ってきてくれて嬉しい

425:マロン名無しさん
09/04/30 01:06:24
>>400
遺伝子上は女性だと急に発覚したことになってたりして
スポーツ選手でたまにいるじゃん

426:マロン名無しさん
09/04/30 01:13:10
>下品な色!もちょっと自分に合う色見つけたら?

夜天…みちるのCDとビデオ全部持ってるんじゃなかったのか

427:マロン名無しさん
09/04/30 01:18:24
いまさらだが星野(セイヤ)って星矢から取ったのかな

428:マロン名無しさん
09/04/30 01:30:05
セーラームーン及び守護選手たちは、アイテムなしでも変身できるようになったんだな

429:マロン名無しさん
09/04/30 01:42:25
>>364
ちびちびは異次元における星野とうさぎの子どもだったりして

430:マロン名無しさん
09/04/30 01:46:31
>>426
夜天は夜道に気をつけろよ
はるみちオタに刺されるぞ

431:マロン名無しさん
09/04/30 01:50:03
いま思ったんだが、変態が死んだということは未来でちびうさの命も((((゜д゜;))))

432:マロン名無しさん
09/04/30 01:52:24
>植物を好きなヒトに悪い人はいないわv

つテルル

433:マロン名無しさん
09/04/30 01:58:20
まこちゃんよりはるかさんの口調のほうがよっぽど女らしい件

434:マロン名無しさん
09/04/30 02:03:54
>そーよ あーんなカッコイ―人たち
悪い人には見えないわ―っv

変態「まもはおこっちゃうぞっ☆」

435:マロン名無しさん
09/04/30 02:12:13
亜美ファンスレが荒れすぎてひどいことになってる…

436:マロン名無しさん
09/04/30 03:57:47
>>435
まことスレはお通夜だぞ…
逆に衛スレは盛り上がっててわらった

437:マロン名無しさん
09/04/30 08:10:40
>>427違うよ。星野光(せいやこう)は星明かりといわれる夜のほのかな明かりのことで大気光、夜天光も実際にある用語だよ。

438:マロン名無しさん
09/04/30 10:58:10
>>437
そうだったのか
知らんかった

439:マロン名無しさん
09/04/30 10:59:39
>>432
つフィオレ

440: ◆P9MoonSjzo
09/04/30 21:45:22
Act52 スターズ3

初登場時から身につけていたレイのペンダントの鎖が切れ、カシャンと地に落ちた。
見上げれば、空にはカラスが狂ったように羽ばたいている。その瞬間、レイは直感的に亜美とまことの死を感じ取った。
同じころ、せつなとほたるの目には、亜美とまことの体がボロボロに散っていくビジョンがよぎった。―マーキュリー!?ジュピター!?

「セーラースターライツ!?」「セーラー戦士!?そんなバカな!!」ウラヌスとネプチューンは信じられない様子で三人を凝視した。
「そうか!あんたたちがかくしたのね」ヴィーナスは現実から逃げるように目を固く瞑り、頭を振った。
「どこへかくしたの!?二人を返して!!二人はどこ!?」
セーラームーンは無言のまま、ただ呆然と立ち尽くしていた。―マーキュリー!!ジュピター!!
ネプチューンがセーラームーンの肩を揺さぶる。「セーラームーン!しっかりするのよ!」
「ヴィーナス!!」「!!」ウラヌスが取り乱すヴィーナスの頬を打った。

「見てのとおりよ」ファイターが口を開いた。
「セーラーマーキュリーとセーラージュピターの肉体はほろぼされ 彼女たちの心臓部であるパワーの源 セーラークリスタルは奪われた」
―肉体が…… ほろぼされた!?セーラークリスタル……!あたしたちセーラー戦士の 心臓ともいうべきセーラークリスタルが ―奪われた!?

「セーラームーン あたしたちは……」ファイターが一歩前に進み出た。その瞬間、ウラヌスがセーラームーン達を守るように立ちはだかった。
「これ以上あたしたちに近づくな!!」ウラヌスはスペースソードを構えてみせた。「近づきたいならまずあたしの屍をこえてからだ!」
「おまえたちの正体と目的は!?」「あなたの気持ちはいたいほどわかります」メイカーが諭すように言った。
「だが いまのように冷静さを欠き あなたたちの心がバラバラに乱れていれは セーラーギャラクシア率いるシャドウ・ギャラクティカには勝てない」
―セーラーギャラクシア!? ―シャドウ・ギャラクティカ!?



441: ◆P9MoonSjzo
09/04/30 21:46:02
「やつらは容赦なくおそってくる わたしたちのことにかまっているヒマなどない」
「本気で戦え!」ファイターがじっとセーラームーンの目を見て言った。「でないと―」
スターライツはそう言い残すと、バッと屋上から飛び下りた。「まって!!」ネプチューンが慌てて叫んだ。
「マーキュリーとジュピターはほんとうに―…」スターライツの三人は、落下を続けながらも光に変化していき、フッと消えてしまった。

司令室で、レイがタロットのⅩⅢを手に呟いた。「―セーラースターライツ スリーライツの三人がセーラー戦士―!」
みちるが語る。「コンサート会場 そしてきょうおそってきたやつらもセーラー戦士を名乗っていた
セーラークリスタルをもつセーラー戦士だと―!そしてわたしたちのセーラークリスタルをねらってきた―!」
せつなとほたるも厳しい表情をしている。「セーラーギャラクシア率いるシャドウ・ギャラクティカ それが新たなる敵―!」
「今度の敵は セーラー戦士というわけか?」はるかが険しい顔で呟いた。

うさぎは哀しげな表情を浮かべる。―セーラースターライツ あの三人がセーラー戦士―!そして敵!?
―いいえ!セーラーアル―ミナムセイレーンにおそわれた瞬間 三人はあたしをガードしてくれた まるでみんながあたしを守ってくれるみたいに
「シャドウ・ギャラクティカ マーキュリーとジュピターはそこよ!きっとそこで生きてる!助けにいかなくちゃ!」
美奈子が意気込むが、うさぎは軽い眩暈に襲われる。―マーキュリー ジュピター ―たしかに目のまえでこなごなに……
―でもあの二人が そんなかんたんにやられるわけはない……!



442: ◆P9MoonSjzo
09/04/30 21:46:58
「シャドウ・ギャラクティカ いったい何者なんだ!?いつこの星へ侵入してきたんだ!」アルテミスがモニターを確認する。
「侵入ルートはすべてチェックしてる デッド・ムーン以後外部からの侵入者は―」
ルナが口を挟む。「先月大規模な流星雨があったわ」「いて座α流星雨か しかしこれはほんものの流星雨だったデータもある」
「侵入者はこの流星雨のみ― あとはすべてを確認するのは不可能な異空間のルートだけ―」
「時空のゆがみはない 異空間からの侵入者はないわ」せつなが言い切る。
「では その流星雨が侵入者だわ やつらは星として この地球にやってきたのよ」はるかがそう断言した。

「じゃ あたしはうさぎを送ってくるわ」みちるがレイに声をかけた。「なにかあったら連絡をいれるわ レイ あなたも気をつけて」「わかってる」
「三人の監視はあたしがつづける」はるかが言った。「あたしはルナたちと侵入ルートとやつらの本拠地をしらべるわ」とせつな。

「美奈!」レイは帰ろうとする美奈子の腕をぐいっと引っ張った。
「あす十番高校へいくわ 二人であの三人 スリーライツに接触するのよ」美奈子は一瞬フリーズした後、目をまんまるにした。「ええっ!?」「しっ」
レイが小声で話し出す。「あの三人がほんとうにセーラー戦士かたしかめるのよ」
「もしも敵だったら?火のないところに煙はたたず スリーライツあれば戦いアリってね」
「敵なら 戦ってシャドウ・ギャラクティカの場所をつきとめる!マーキュリーとジュピターは死んでなんかいない!
クリスタルといっしょにシャドウ・ギャラクティカにいるわ!クリスタルをとりもどし二人を助け出す!―そしてうさぎとこの星を 守るのよ!」


443: ◆P9MoonSjzo
09/04/30 21:47:48
―体が重い 目の前に霧がかかったよう ―前に進み出すのがこわい…… どうしてそう感じるの?
「あたし ちょっと約束思い出しちゃった」「うさぎ?」いつの間にか随分先を歩いていたみちるが振り返る。
「まもちゃんの友だちと会うだけ なにかあったら連絡する!」

うさぎはその足で元麻布中学校を訪れた。「え?まもるセンパイのアメリカのアパートのTELナンバーですか?」テニスラケットを持った浅沼が聞き返す。
「ボクきーてないんですよ☆むこういってからそろそろひと月ぐらいたちますよね
センパイってば ボクには電話も手紙もくれないんですよ―っ ボク荷づくりてつだったのにつめたいんだからセンパイはも―っ」

「うさぎセンパイは手紙とかもらってるんでしょ?それには―」「……かいてないの」ぽつりとうさぎが言った。
「まもちゃんからのエアメールは カードがはいってるだけで手紙類はなにも……
メッセージも住所もTELナンバーも ―差出人の名前さえも―」不安げに俯くうさぎを見て、浅沼が心配して言った。
「ボク あした大学いってセンパイの友だちにきいてみますよ まもるセンパイ フデ無精だしっ かならずレンラクありますよっ
研究でいそがしーんですよっ」「ありがとvあさぬまクンv」この様子を、心配して後をつけてきたみちるが見守っていた。―うさぎ……!

家に帰ったうさぎは、こちらでの衛の部屋に思わず電話をかけた。……まもちゃんの部屋に電話なんかしたって 出るわけないのに
―あたし なにか たいせつなことわすれてる でも思い出そうとすればするほど 混乱して

―こわい 歩きだしたら すべてがなくなってしまいそうで―




444: ◆P9MoonSjzo
09/04/30 21:49:16
ぎゅ、とスカートを掴まれてうさぎは我に返った。ちびちびが、大きな瞳でじっとうさぎを見つめている。
「……なぐさめてくれてるの?ちびちび……」うさぎは涙とともに振り返ると、その場に座り込んで、ちびちびを抱きしめた。

うさぎは今日も学校の屋上から外の景色を眺めていた。―マーキュリー!ジュピター!
―だいじょうぶようさぎ!二人のクリスタルをとり返せば 二人はきっと助かるわ!
うさぎは左手薬指の指輪を見つめ、そっと衛を想った。―そうよねまもちゃん ―会いたい いますぐだきしめて 名まえをよんで まもちゃん
“本気で戦え!でないと―”―しっかりしなければ!!
―だけど 感じるの―!あたしにはまもちゃんもみんなも同じかけがえのない存在だから―!わかるの
―いまジュピターとマーキュリーに感じる胸さわぎと

同じ不安を まもちゃんに―

「あぶない!!」ふらついたうさぎの体を抱きとめたのは星野だった。
うさぎを追って屋上への階段を昇るはるかとみちるの前には、大気と夜天が立ちはだかった。「おまえたち!?いったい―」
大気がかざしたカードから光が放たれ、はるかとみちるはまるで金縛りににあったかのように動けなくなる。
光輝くカードには、空港で旅立つ間際の衛が映し出された。

「思い出せ」屋上では、星野がうさぎと向き合っていた。「時間がない きみがしっかりしなければこの戦いは負けてしまう!」
「ジュピターとマーキュリーがどうなったか 思い出せ きみのまもるは」―まもちゃんは……
カードの中の衛の体が、不意に不自然な光を放った。「いやっっ!!」


そのさきは 見たくない!!


星野が、視界を隠すように、強くうさぎを抱きしめた。


445: ◆P9MoonSjzo
09/04/30 21:50:16
カードの中の衛の体は、ボロボロと朽ち果てていく。それを見たはるかとみちるはショックで青くなる。―プリンス!?
星野はうさぎと顔を、唇を、ぎりぎりまで近付けて、涙を零すうさぎに詫びた。「ごめん きみを 苦しめるつもりは……」
カードに映る映像の中に、衛の残骸から出現したゴールデン・クリスタルを奪い取るセーラー戦士の姿が映りこんだ。―コイツは!?
大気が説明する。「―これが セーラーギャラクシア」

うさぎはバッと屋上を飛び出し、はるか達を置いて、逃げだすように駆けていってしまった。「うさぎ!!」
大量のカードが吹雪のように舞い散り、スリーライツは姿を消した。あとにはたった一枚、あのセーラー戦士の絵のカードだけが残された。
―セーラーギャラクシア……!
●to be continued●



446:マロン名無しさん
09/04/30 22:53:39
セーラーふくは銀河共通なのかよ…

それならいずれタキシードギャラクシアとかタキシード・ラ・ギャラクシー・ボンバーも登場するんだろうな

447:マロン名無しさん
09/04/30 23:39:48
>「あす十番高校へいくわ 二人であの三人 スリーライツに接触するのよ」
脇役だけで救出できるとも思えないし、2人退場で決まりだな。
スターライツが味方になるから数減らしたいんだろうか・・・。

448:マロン名無しさん
09/04/30 23:43:25
>>446
いいえ
あんな変態まるだしの格好は全銀河探しても一人しかいませんw

449:マロン名無しさん
09/04/30 23:44:54
ちびちびの髪型は、もはや突っ込んだ方が負けなんだろうな

450:マロン名無しさん
09/04/30 23:48:29
浅沼くんキター

ブラックムーン編でいい感じだったまこと先輩が星になったことを知ったらどう思うだろ‥

451:マロン名無しさん
09/04/30 23:51:27
>>446
ギャラクシアの技がギャラクティカ・ビッグバン・ボンバーとかだったら笑う

452:マロン名無しさん
09/04/30 23:52:49
ネタバレ

セーラーギャラクシアンの正体は遠藤君

453:マロン名無しさん
09/04/30 23:57:31
美奈子だけは殺されずに洗脳されて敵の幹部になる、に一票
レイはともかく美奈子まで殺したら、
コードネームはセーラーV時代からのファンが大勢離反するだろJK

454:マロン名無しさん
09/05/01 00:04:47
>>450
まもる先輩…!まこと先輩…!ちくしょう…俺にも力があったら大切な人を守れるのに…!

ある日突然変態仮面としての才能が開花

二代目変態仮面襲名



((((゜д゜;))))ガクガクブルブルガクブルガクガク

455:マロン名無しさん
09/05/01 00:07:32
>>452
なら真っ先に衛が殺されたのも合点がいくなwww

456:マロン名無しさん
09/05/01 00:08:18
「タキシード浅野仮面!」
ってアニメの海野か

457:マロン名無しさん
09/05/01 00:09:38
>>447
それなら星野とキャラが若干カブっているはるかが一番危ないんじゃ…

458:マロン名無しさん
09/05/01 00:10:57
そういえば海野となるちゃんって最近見ないな

459:マロン名無しさん
09/05/01 00:13:52
スターライツが濡れぎぬ着せられすぎてさすがに可哀想になってきた

460:マロン名無しさん
09/05/01 00:16:03
なんか懐かしいキャラが出てきて嬉しいな
あれだろ星野の歌ってた「プリンセス」って














プリンセスDじゃね?

461:マロン名無しさん
09/05/01 00:20:03
このままじゃいつかうさぎが屋上から飛び降りるんじゃないかとヒヤヒヤする
苦しいだろうけど早く立ち直ってほしい

462:マロン名無しさん
09/05/01 00:25:00
アニメから入ったはるかファンは、
原作のはるかが語尾に「~のよ、~だわ」って付けて
喋ってるのを見たら卒倒するだろうなw

463:マロン名無しさん
09/05/01 00:28:45
自分達もショックだろうに、放心するうさぎと叫び喚く美奈子を
正気に返したはるみちはやっぱり大人だなーと思った

464:マロン名無しさん
09/05/01 01:52:50
ピンチになったらセーラーファラオ90達が助太刀に来てくれるよ

465:マロン名無しさん
09/05/01 22:40:18
>>464
www

なんかセーラーベリルとか普通に出てきそうだ















タキシードデマンドは勘弁してほしいが

466:マロン名無しさん
09/05/01 22:42:04
新たな時代に誘われて
セーラータキシード仮面参上!

467:マロン名無しさん
09/05/01 22:43:18
セーラーファラオ90「勘違いするなよ… 貴様を助けに来たわけじゃない
いつかの借りを返したまでだ」

468:マロン名無しさん
09/05/01 22:46:55
星矢世界の聖衣=セラムン世界のセーラーふく

469:マロン名無しさん
09/05/01 22:48:46
セーラーメタリア
セーラーファントム

響きだけなら新戦士で登場しても違和感が無い

470:マロン名無しさん
09/05/01 22:51:21
ギャラクシア=ギャラクシー=銀河というのは解る
だがアイアンマウスとかアルーミナムセイレーンってどこの星だよw

471:マロン名無しさん
09/05/01 22:54:26
>>469
セーラーファントムって名前だけならかっけー

472:マロン名無しさん
09/05/01 22:57:01
>>468
ギャラクシアが黄金セーラー戦士ですねわかります

473:マロン名無しさん
09/05/01 23:41:25
タキシードメタリアってかっこよくね?

>>472
積尸気水平波!

474:マロン名無しさん
09/05/02 01:14:05
>>473
うさぎは蟹座だなそういえば…
対して変態は獅子座なんだよな
交換すればちょうどよくね?w

475:マロン名無しさん
09/05/02 01:14:54
宇宙にはセーラーベジータとかいるんだろうか

476:マロン名無しさん
09/05/02 01:16:20
もうなんでもありだなwwwww

477:マロン名無しさん
09/05/02 01:22:36
ここは間を取ってセーラーミストレス9で

478:マロン名無しさん
09/05/02 01:26:43
>>447
ちびうさもあっさりリストラされちゃって…
殺されるのと忘れられるのだとどっちがマシだろ

479:マロン名無しさん
09/05/02 08:28:13
>>471
それだけ聞くと幽霊船長っぽいなw

480:マロン名無しさん
09/05/02 10:46:52
かもめのセーラーサン!

481: ◆P9MoonSjzo
09/05/02 23:49:00
Act52-2

“思い出せ”駆けだすうさぎの目から大粒の涙が溢れた。“きみのまもるは ―まもるは”「やめて!」
―星野くんの 耳元に残るあの少し低い声 すいこまれそうな瞳 思い出してしまう ……にてる まもちゃんに

「どうしてあのコに かまうの」夜天と大気が星野に尋ねた。「―にてるんだ あの人に」

うさぎは家に着くなり郵便受けを確認する。―まもちゃんからのエアメール!またきてる!
―まもちゃん?―いつも差出人の名まえのないこの手紙は ほんとうに ―まもちゃんから?
中に入っていたのは、銀河を映したカードだった。―銀河(ギャラクシー)シャドウ・ギャラクティカ―
うさぎはひらりとカードを落としてしまった。―銀河の影(シャドウ・ギャラクティカ)―

ある星の宮殿では、シャドウ・ギャラクティカの幹部らしきセーラー戦士が、跪いてギャラクシアに詫びていた。
「ギャラクシアさま セーラーアイアンマウスにつづくセーラーアル―ミナムセイレーンの失態 どうかおゆるしを
すべてこのわたくしの責任でございます」「―だが 二つのセーラークリスタルを手に入れたこと ほめてつかわすぞ よくやった」
「わが配下 セーラーアニマメイツに与えてくだすったギャラクシアさまのパワーにちかって!かならずやのこりのセーラークリスタルも」

「ククッ ―セーラーアニマメイツが セーラースターライツと 太陽系のセーラー戦士どもの敵ではないことはわかりきったこと」
「―最高のクライマックスを ギャラクシアさまがごぞんぶんにおたのしみになれますよう
やつらが真の戦いのリングに上がるまえに かならずやのこりのセーラークリスタル すべてこの手に!」




482: ◆P9MoonSjzo
09/05/02 23:49:58
「無敵のセーラークリスタルをもちながら 人間としてのもろいスターシードにしがみついているとは
人間どものスターシードなど まさに目に見えぬちりのようなもの― 」
「ギャラクシアさま セーラーアニマメイツ第三の戦士 このセーラーレッドクロウが セーラームーンを 美しき舞台へひきずり出してみせましょう」

せつなと共にいたほたるは、大勢のカラスが狂ったように羽ばたいているのを見て、呟いた。「―もう とめられないかもしれない……」「ほたる?」

次の日、レイが十番高校へやってきた。美奈子はバレー部のユニフォームに着替え、自分の制服をレイに渡した。
「レイちゃーん にあうじゃ―んvアタシのセーフク・ピッタシvT.A.女学院潜入事件を思い出すわねっv」
「うさぎは?」「なるちゃんやはるかさんたちとお昼だよん すこしはゲンキあるフリできるみたいね」

「で ウワサのアイドルくんたちは?」美奈子は“みなこのスリーライツ超シークレットvメモvノート”を取り出すと、パラパラ広げて見せた。
「……なにこれ」「スリーライツの超?ノートッvvスリーサイズからうたの歌詞までっっv
三人は昼休みは五限体育の水曜日以外 かならず本館の屋上にいるのよっ これはいまんとこけっこ― トップシークレットなデータよっっ!」

ところが、向かった屋上には人っ子一人いなかった。「で?」「そんな―っっっ なんでだれもいないの~~~っっっ」喚く美奈子。
「ま 昼休みはじまったばかりだし まちましょ」「ちくしょ―っ ハラがへった― 昼ヌキなんだぞ―っ 早くこい~~~っ」

「―あたしも 十番高校えらべばよかったな そうすればみんなといっしょの高校生活おくれたのに」「なに?きゅうに」
レイがあるタロットカードをピッと投げた。「今朝のタロットで このカードがでたの」―死に神……!



483: ◆P9MoonSjzo
09/05/02 23:51:06
「―わかるの いままでの戦いとはちがう 今度こそ帰っては」―これない予感が―
「ストップ!!」美奈子がレイの唇に左手の人差し指を当てた。
「誓ったよね 二人を助け出すって あたしたちはいつだって同じ 仲間を助け!敵をたおし!たいせつな人を守る!今度も同じ!
そしてかならず生きてここへ帰ってくる!」美奈子の顔がパァッと輝いた。
「そして高校生活へ復帰して!今度こそカレシをつくるっっ!!これでキマリッ!!」レイは毎度のことに呆れながらも、額に青筋を浮かせた。

「やっぱオトコよっv中学んトキもけっきょく一人もできなかったし― そんなヒマなかったしー
だから今度こそスリーライツみたいなかあっこいいダーリンをつくるのっ!もちろんキープくんも!!
そんでもって思いっきりデートしまくっていちゃいちゃしまくって フツーの女子高生するのよっっっっ
あたしたちの究極の夢ッッ!やっぱこれしかないでしょ―っ!!」

「うそばっかり」
突然聞こえた声に、レイと美奈子はバッと臨戦態勢に入った。「もう心にきめた人が いるクセに」夜天がクスッと笑う。星野と大気も一緒だ。
「その人のために生きるってきめてるクセに」「……ばれちゃあ ……しょーがないわね」美奈子はフッと息を吐き出すと、態度を改めた。
「そうよ もうとっくにあたしには 命をささげたたった一人の人がいるわ」レイは驚いて美奈子の顔を見つめた。―美奈……!
二人の心に浮かぶのはたった一人、女神のように微笑むうさぎの姿だった。
「―そうよ だからあたしたち 男なんかおよびじゃないのよ」レイが髪を靡かせ、きっぱりと言い切った。「わるい?」

夜天がクスッと笑う。「いや それでこそ真のセーラー戦士―!!」レイが問う。「では あなたたちは!?」
「―もしボクらが ニセモノだったら?」「イコール!あたしたちの敵!!」美奈子が断言する。「敵は倒す!!」
「ヴィーナス・クリスタル・パワ―ッッ」「マーズ・クリスタル・パワ―ッッ」「「メイクアップ!!」」




484: ◆P9MoonSjzo
09/05/02 23:53:01
「あたしたちは無差別に戦いをいどむつもりはないわ!あなたたちの正体が知りたいだけ セーラー戦士を名乗るなら
あたしたちと同じように目のまえで変身して見せて!さあはやく!!」ヴィーナスの剣幕に押され、三人は星形のアクセサリーを取り出した。
「ヒーラー・スター・パワ―」「ファイター・スター・パワ―」「メイカー・スター・パワ―」「「「メイクアップ!!」」」

―感じる 星のパワーを ―これはまちがいなくスターパワーをもつクリスタル
―まちがいなく あたしたちのクリスタル・パワーと同じセーラー・メイクアップ―!

ファイターが語る。「わたしたちや 敵のセーラー戦士たちが 名を語るだけのニセモノのセーラー戦士とは限らない」
「だってそれじゃ本物のセーラー戦士なら……」「あなたたちはどこからきたの?」マーズが尋ねた。
「セーラーマーズ」メイカーがカードを投げて寄こした。「“死に神”のつぎのカードよ」―銀河―!!
そう言って、スターライツは屋上を飛び下りた。ヴィーナスが急いで下を見下ろすと、スリーライツが女の子に囲まれて普通に歩いていた。
―あなたたちは銀河からきたの!?この銀河にはあたしたちのほかにもセーラー戦士がいるの―!?

ザァッと突風が吹き、二枚のカードを運んで行った。―なんて禍々しい気の流れ―!あれは牛(うま)の方角― 火川神社のあたり―!?

火川神社に、怪しげな人影が舞い降りた。
「おまえたちのスターシードの光 すぐわかったわ いいかげんに姿を見せたらどう?フォボス!ディモス!」
名を呼ばれた二匹は、フワッと人間の姿に変化した。
「ひさしぶりね フォボス ディモス!」「―レッドクロウ……!」
●to be continued●



485:マロン名無しさん
09/05/03 09:26:34 xYHuLgZb
美奈子が久しぶりにかっこいい!















…これなんて死亡フラグ?

486:マロン名無しさん
09/05/03 09:27:54
>>480
一瞬何のことかわからなかった自分は負け組

487:マロン名無しさん
09/05/03 09:31:54
うさぎ→まもちゃんに似てるから星野が気になる
星野→「あの人」とやらに似てるからうさぎが気になる


これって恋愛って呼んでいいのか…?

488:マロン名無しさん
09/05/03 09:34:16
わるい?に痺れた

489:マロン名無しさん
09/05/03 09:38:16
なんでスリーライツは普通にうさぎ達の正体知ってるんだ?

490:マロン名無しさん
09/05/03 09:42:43
男性アイドルのスリーサイズってw

491:マロン名無しさん
09/05/03 09:49:13
すっかり屋上がスリーライツのジャンプ台と化してるw

492:マロン名無しさん
09/05/03 19:59:26
>ひさしぶりね フォボス ディモス!
背景みたいなキャラとのフラグとは

493:マロン名無しさん
09/05/03 20:18:57
>>492
背景みたいなキャラが急に目立ったら…フラグだよなこれ…

494:マロン名無しさん
09/05/03 20:26:25
どこぞのシュラク隊みんなで「そんなことないよ!」

495:マロン名無しさん
09/05/03 21:24:19
美奈子とレイの忠誠心が凄いわー

>>487
アニメだと恋愛感情に近かったみたいだけど、原作はどうなんだろうね

496: ◆P9MoonSjzo
09/05/04 22:17:07
Act53 スターズ4

「フォボス ディモス 銀河一神々しく輝く太陽系の火星のプリンセスにその力選ばれ その名と同じ星を与えられ
プリンセスのパートナーとなったラッキーな双子―!むかしはおたがい夢見る訓練兵だったわね」レッドクロウは鞭を取り出し構えた。
「でももうあのころとはちがう!わたしはセーラーレッドクロウ セーラー戦士よ!」―セーラー戦士!?

「銀河に生きるものはすべてスターシードをもつ そしてその中でも選ばれたスターシード セーラークリスタルをもつ者は
セーラー戦士を名のることができる!」
フォボスとディモスが言い返す。「コロニス星でセーラー戦士を名のれるのは わが星コロニスの守護をうけた セーラーコロニスだけよ!」

「ギャラクティカトルネイド!」レッドクロウが問答無用で攻撃してきた。二人は飛び上がって交わすが、後には大きな爆発音が轟いた。
―このパワーは!?
「クククッ そうよ!わたしはギャラクシアさまからセーラークリスタルのパワーを手に入れた!
そして太陽系のセーラー戦士たちのセーラークリスタルとひきかえに こんどこそ本物のセーラー戦士となって新たによみがえること
そしてわたしだけの星をもつことを ギャラクシアさまは約束してくださった!
わたしはギャラクシアさまに忠誠を誓うセーラーアニマメイツとなったのよ!」

信じられない様子の二人。「母星やわたしたちの仲間を わたしたちの誇りセーラーコロニスをうらぎったの!?」
「仲間もセーラーコロニスももういない!母星ももうないわ!」レッドクロウはすごい剣幕で言い放ったかと思うと、怒涛の攻撃を浴びせた。
「フォボス!ディモス!」マーズとヴィーナスが駆け付けるが、間に合わなかった。二人の体は粉のように散っていってしまった。






497: ◆P9MoonSjzo
09/05/04 22:17:58
「マーズ!フレイムスナイパー!!」ところが、レッドクロウはマーズの一撃を己の技で相殺してしまう。
そして、マーズの隙を突いて素早く背後に周り込むと、腕で首を絞めつけた。
「マーズ!!」「おっと!動いたら あっというまにフォボスとディモスの二の舞よ!」
レッドクロウはマーズを捕らえたまま二人のスターシードを手中に収めると、ギャラクシアの元に転送した。「あはははっ」
ヴィーナスはどうすることもできず、ただただ叫ぶしかなかった。「ちくしょ―ッッ セーラームーン!!」
それぞれ授業を受けていたうさぎ・はるか・みちるは咄嗟に異変を感じとった。―ヴィーナス!?

レッドクロウは鞭を構え、今にもマーズを絞め殺そうとしている。「まずは火星のプリンセスからかしら それとも金星のプリンセスから?」
「いいえ!おまえが先よ!」そこには、大きく翼を広げたセーラームーンが立っていた。
「スターライト・ハネムーン セラピ―・キ―ッッス!!」セーラームーンによって、レッドクロウは呆気なく粉砕された。

「セーラームーン!!」安堵したマーズとヴィーナスが、セーラームーンに向かって駆けだした、その瞬間。
二人は背後に現れたギャラクシアに撃たれ、セーラームーンの目の前でボロボロと砕かれていった。
セーラームーンの瞳に、マーキュリーとジュピターが滅んでいった光景がフラッシュバックした。
そして次に浮かんでしまったのは…。“うさ 愛してる”

駆け付けた外部太陽系三戦士はあまりのことに目を疑い、同じころスタジオで仕事をしていたスリーライツも異変を察知した。
「ククッ アハハハハッ」ギャラクシアは二人のセーラークリスタルとともに、再び姿を消してしまった。







498: ◆P9MoonSjzo
09/05/04 22:19:56
呆然自失のセーラームーンは、見えないものを掴むかのように、思わず宙に手を彷徨わせた。
「……ヴィーナス?マーズ?」―ジュピター マーキュリー
そして、衛の体が粉々に崩れていったビジョンが、セーラームーンの瞳にはっきりと映し出された。―まもちゃん……!
セーラームーンはそのまま意識を失って倒れ込んでしまった。

一方、30世紀のクリスタルパレスでは、盛大な宴が催されていた。大勢の客人が、ドレスを着たちびうさを祝福している。
「乾杯!!」「プリンセス うさぎ・SL(スモールレディ)・セレ二ティに乾杯!!」「おかえりなさい!プリンセス!」
キングが、ちびうさに大きな花束を差し出した。クイーンも傍に寄り添っている。
「スモール・レディ 今夜のパーティ―のヒロインはきみだ おかえり すてきなプリンセス」「ありがとう ママ!パパ!」

だが、しばらくすると外から雷鳴が聞こえてきた。「―雷雲?さっきまでは晴れていたのに……」
ベッドの中に入ったちびうさは、なんだか気がかりで寝付けないようだった。―三十世紀にもどってから 空がずっと不安定だ―
―そうだ このお花 あしたプルートのところへもっていこう なにかかわったことはないかきいてみよう

花束を抱えて廊下を歩いていると、ある部屋から明かりが漏れているのに気づいた。ちびうさは思わず覗きこむ。
部屋の中にいたのはクイーンと、跪いてなにやら報告をしているプルートだった。「―時空がゆがみはじめている―!?」
「―遠い時空のかなたで巨大な渦が力を発しています そして過去に異変がおこっています
このままでは……歴史がかわってしまうかもしれない―!」「―過去になにがおこっているの?」「それは……」
そこでクイーンとプルートは一斉に気配に気づき、ドアから覗くちびうさを凝視した。





499: ◆P9MoonSjzo
09/05/04 22:21:28
―過去に異変!?―歴史がかわるかもしれない!?
―まさかセーラームーンたちになにか―!?みんなは無事だろうか 知ってるんだろうかこのことを ―もどらなきゃ!みんなのもとへ!

「―スモール・レディ あなたの修行はもうおわったのです 時空のカギはプルートへ返しました」クイーンが柄の長いロッドを手に論した。
「あなたはこれからこの三十世紀で多くのことを学ばねばなりません」「でも!」「さあ もうお休みなさい」
「あすは月島の離宮で教育カリキュラムを開始します」ちびうさはドレスの裾を広げてお辞儀をした。「……はい ママ」―そんな……

―もう過去へもどれないの?
―巨大な渦ってなに?敵なの!?いったい過去でなにがおこってるの!?歴史がかわるほどのことってなに!?
―もどりたい みんなのもとへ いやな予感がする―
ダイアナは、そんなちびうさを見て心を痛めていた。―スモール・レディ……

―もどりたい!

●to be continued●





500:マロン名無しさん
09/05/04 22:27:21
ほたるが復活したのにちびうさは来られないとはカワイソス
そのうち来ることになるだろうけど。

501:マロン名無しさん
09/05/04 22:33:45
あーん!なんかもういろいろ死んだ!
セーラー戦士よいしょ本&一期生F.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…美形薄命だ…

・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代はフォボスとかゴッドマーズとか闘神ダイモスとかヴィーナスだ!」の葉書きを出してまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんなギャラクシアンごときに殺られるなんてっ!!
アニメと差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・

私はあのおそろしく鈍い彼女らが(たとえド噛ませ犬でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
レッドクロウさまあっ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
先生のカバッ!!え~ん・゚・(ノД`)・゚・

502:マロン名無しさん
09/05/04 22:39:10
プルートは女子大生と門番を兼業してるの?
ハードすぎるだろ。いつ寝るんだ。

503:マロン名無しさん
09/05/04 23:15:55 Cd+ZGpi4
>>502
時をかけるせつなさんなら
レポートや論文の締切も楽勝なのです

504:マロン名無しさん
09/05/04 23:35:01
プルえも~ん
一日が50時間になる道具出して~

505:マロン名無しさん
09/05/04 23:55:06
>>501
さり気なくレッドクロウも追悼w

506:マロン名無しさん
09/05/04 23:56:59
>>502
女子大生なのが二十世紀のプルートで、
門番やってんのが三十世紀のプルートなんじゃない?原作では

507:マロン名無しさん
09/05/05 00:00:03
門番のプルートのコスチュームが
デスバスターズ編のころのもの(ハート形のブローチ)に戻ってるのは何故?

508:マロン名無しさん
09/05/05 00:02:34
コードネームはセーラーV・完

509:マロン名無しさん
09/05/05 00:04:38
>>504
はいっ!時空の扉(ドア)ぁ~

510:マロン名無しさん
09/05/05 00:07:06
三十世紀のはるか・みちる・ほたるマダー?

511:マロン名無しさん
09/05/05 00:14:10
果敢にクインベリルを討伐した頃のヴィーナスが好きだっただけにいっそう泣ける
ここ最近のヤムチャ化といったら…

512:マロン名無しさん
09/05/05 00:18:21
>月島の離宮で教育カリキュラムを開始

↑これすごく気になったんだが
月島ってなんだ?そんな島東京にあったか?それとも月に浮かんでる島?

513:マロン名無しさん
09/05/05 00:27:38
ギャラクシアンはうさぎの目の前で殺すことにこだわっているみたいだな
よっぽどうさぎに恨みがあるのかなんなのか

514:マロン名無しさん
09/05/05 00:30:21
変 態 王 が 三 十 世 気 で 普 通 に 生 き て る 件

515:マロン名無しさん
09/05/05 00:40:16
レイオタ・美奈子オタお気の毒…
自分の好きなキャラはまだ無事だけど、明日は我が身かな(;´д⊂)

516:マロン名無しさん
09/05/05 00:40:22
>>514
じゃあ生き返るんだろうな

517:マロン名無しさん
09/05/05 00:49:52
復活フラグ早すぎwww

518:マロン名無しさん
09/05/05 14:23:02
>火星のプリンセスにその力選ばれ その名と同じ星を与えられ
プリンセスのパートナーとなったラッキーな双子―!

たまたま名前と同じ星を貰ったのかよ

519:マロン名無しさん
09/05/05 14:25:28
ギャラ串餡こえー
どこにでも出てくんのな

520:マロン名無しさん
09/05/05 14:31:34
フォボスとディモスがコロニス星人?
普通に火星人だと思ってた
どんだけ中央集権制だよ

521:マロン名無しさん
09/05/05 14:33:22
あの、はるみちは…ほたるは死にませんよね?((((゜д゜;))))

522:マロン名無しさん
09/05/05 14:35:09
マーズフレイムスナイパーって、タイガーズアイを倒しただけでもうお蔵入りか

523:マロン名無しさん
09/05/05 14:55:35
美奈子追悼スレやっぱ荒れてんな
セーラーV時代からの古参ファンが暴走してる模様

524:マロン名無しさん
09/05/05 14:56:48
運営「そろそろ追悼スレ乱立ウザい」

525:マロン名無しさん
09/05/05 15:33:55
今年度いっぱいで元々の主役は全員退場
来年度から新たに、飛行機や車に変形するセーラー服を纏った戦士が戦う
「スチールセーラー」が始まる

という夢を見たんだ

526:マロン名無しさん
09/05/05 22:25:56
>>525
むぅ 出たな 鳳凰幻魔拳

527:マロン名無しさん
09/05/05 22:38:46
>>525一輝乙

528:マロン名無しさん
09/05/05 22:40:14
>>525
セーラー服デカとヴィーナスデカ参戦ですね、わかります

529:マロン名無しさん
09/05/05 22:42:09
フォボスとディモスってほんと空気だったよな…合掌

530:マロン名無しさん
09/05/05 23:08:31
みんなが復活するときに
なんとなく忘れられそうな気がする空気カラス

531:マロン名無しさん
09/05/06 00:49:09
>>530
普通にありそうだから困る

532:マロン名無しさん
09/05/06 00:50:23
レイってほんと空気だったよな…合掌

533:マロン名無しさん
09/05/06 00:52:31
急逝した亜美まこに比べて
レイ美奈はこれでもかって死亡フラグ立ってたから
みんな心の準備できてよかったかもね

534:マロン名無しさん
09/05/06 00:53:35
月島の離宮についてkwsk

535: ◆P9MoonSjzo
09/05/06 22:16:20
Act53-2

はるか・みちる・せつなは、倒れたうさぎを家まで送り届けた。
「―あたしたちのキャッスルへもどろう そして太陽系内にシールドをはろう」はるかがそう言った。
「あたしたちの力(パワー)だけでシールドなんてムリだわ!星系のバランスがくずれるかもしれない キケンよ!」みちるが反対する。

「守護力精霊(セーラーパワーガーディアン)の力をかりる これ以上の侵入者を防ぐには それしかない
そして ―セーラースターライツに 協力してもらおう 銀河じゅうのセーラー戦士のデータを集めるんだ
―なにがおこっているのかたしかめるんだ」
三人は決意したように視線を交わす。「今度の戦いはあたしたちだけのレベルの話じゃなさそうだ」
「ルナ アルテミス すこしの間 プリンセスとほたるをたのむわ」「気をつけて」ルナとアルテミスを抱いたほたるに見送られ、三人は宇宙へ飛び立った。

「さあ どうぞ」育子ママがスリーライツの三人を家の中へと招き入れる。
「すぐ目をさますと思うわ ホントにどうしちゃったのかしらね きゅうにたおれたりして」
うさぎの部屋に入ると、うさぎはちびちびに付き添われてベッドで眠っていた。星野はちびちびを見た瞬間、何かを感じ取った。―この子―?
「まあちびちびちゃん うさぎの部屋にいたの?おやつたべる?」「たべる―っっ」ちびちびは育子ママに手を引かれて部屋を出て行った。

横になっていたうさぎは、気配を感じてか、フッと目を開けた。「……思い出したわ」―空港でまもちゃんは あたしの目のまえで……
うさぎは両手で顔を覆った。……信じたくなくて あたし…… 自分で自分の記憶を……
「……あいつ…… わらってまもちゃんを…… ヴィーナスとマーズを…… ……あいつがギャラクシアなのね?」
「そう きっと いままでで最強の きみの敵―」「どこにいるの?ギャラクシアは」星野は口をつぐんでしまった。
「あいつもセーラー戦士なの?なぜセーラー戦士なのにあたしたちをおそうの!?戦いをいどんでくるの!?」


536: ◆P9MoonSjzo
09/05/06 22:17:37
代わって大気が口を開いた。
「―あなたたちだけじゃない ギャラクシアは銀河じゅうのセーラー戦士をおそってるのよ おそらくセーラー戦士の頂点に立つために」
―銀河じゅうのセーラー戦士?
「―銀河に あたしたちのほかにもセーラー戦士がいるの―?」
「そう わたしたちのようにね そしてぼくらの星も ぼくらのプリンセスもギャラクシアにおそわれた―」
うさぎは僅かに動揺した。―おそわれて……

「……おしえて まもちゃんやヴィーナスたちの体は みんなの体は滅んだって ……どういうことなの?」「―人間としての“死”だ」
“死”―?

―死んだ―?

「滅んだのは肉体だけだセーラームーン」夜天が勇気づける。
「セーラー戦士のすべてはセーラークリスタルのうちにある 未知の力の結晶 セーラークリスタルは消えたりしない!
だからこそギャラクシアはセーラークリスタルだけをねらってくるんだ!」

「三人とも!」ルナがここでストップをかけた。「これ以上はもういいわ きょうはもう帰って」見ればうさぎは体を丸めて小さく震えていた。
部屋を出る時、星野は棚に香炉が置いてあるのに気づいた。―!?
「セーラームーン」星野は、一枚のカードをベッドに向かって投げた。「ギャラクシアは そこにいるよ」
―燃えるような大きな星 ここは……銀河―?銀河(ギャラクシー)の中心―!?
うさぎは溢れ出る涙を止められなかった。……いままでとどいたカードは ……まもちゃんじゃなくて 星野くんだったの……?

スリーライツは外から月野家を眺めた。「―まちがいないのか?」「かすかにキンモクセイの残り香があった それにあの香炉― まちがいない」






537: ◆P9MoonSjzo
09/05/06 22:19:01
「出席をとる!相川!」「ハイ!」「愛野!―愛野?」うさぎは、はっとして叫んだ。「やっ 休みです!」「そうか」
うさぎは悲しみで胸が押しつぶされそうだった。……みなP…… あみちゃん……!まこちゃん……!レイちゃん……!

「えー とつぜんだが転校生を紹介する ―リビアからきた」「鈴にゃんこで~~すvよろしくうっv」
星野が警戒してちらりと鈴を見やった。―転校生?
「鈴は家が貿易商で三年間リビアにいたそうだ 授業や校内のことなど教えてあげるように」

休み時間、にゃんこがうさぎのところへ寄ってきた。
「ねえねえん そのおだんごアタマカワイ~~イvにゃんこもそれしたいにゃあっv今度結い方教えてね うさぎちゃんv」「えっ うん いいよ」
スリーライツの周りは今日も人だかりが出来ている。「なあに?うるさいにゃ~~あ」
うさぎの友人が説明する。「知らないの?あの三人スリーライツって超人気アイドルなの やっぱりすこしまえに転校してきたのよ」
「ふーん」にゃんこは明らかに面白くなさそうだ。すると、あす眼鏡の男子生徒が好意的に話しかけてきた。
「ねね 鈴さん にゃんこってカワイイ名まえだね ネコが好きなの?」とこどが、にゃんこは顔を背けて思いきり無視してしまった。
うさぎはなんて露骨な、と思わず呆れる。「あたしね やっぱり信じあえるのは女のコどーしだけだと思ってるからv」

「でもねーえ うさぎちゃん」にゃんこがスリーライツを見てキラリと目を光らせた。
「女のクセにオトコのカッコしてるヤツらのいうことは 信用しないほうがいいかにゃv」うさぎはぽかんとしてしまう。―鈴さん?
うさぎの友人はびっくり。「えっえっ ダレのコトッ??うさぎってヅカファンだったのっ??」






538: ◆P9MoonSjzo
09/05/06 22:20:22
スリーライツは屋上から教室の様子を眺めていた。「あの転校生 異星人(エイリアン)のフェロモンをプンプンさせやがって」
「ボクたちもヒトのコトはいえないケドね☆」夜天が突っ込む。「学校の中まで入りこんでくるとはね」
「それより」「うん!」「いきましょう!」三人は一斉に屋上から飛び下りた。

外部太陽系三戦士は、それぞれ自分たちの城へと辿り着いた。
「なつかしいわ このカロンキャッスルにふたたびやってくる日がくるなんて」プルートはどこか嬉しそうにしている。
―この太陽系を統べる シルバー・ミレニアムの女王クイーンセレ二ティが わたしたちの誕生のとき与えてくださったわたしたちの城(キャッスル)―

「おまちしておりました プリンセスプルート」ガーディアン・プルートが出迎える。「プリンセスウラヌスから通信が入っています」
『プルート すぐにシールドの用意を!』「まって 流星のデータを調べたいの」『流星?』
「―ここ数か月地球にふりそそいでいたあの異常な いて座α流星雨よ」
―すべての流星が太陽系からの脱出速度を超えている ありえない流星雨―!
―この星たちのパワーは―!太陽系にはないパワーだわ ―まさか ―太陽系よりもっと遠く離れた星間からやってきた星たち―?

「そんな……!流星雨になりすまして地球に入りこんでいたなんて……!」とネプチューン。
「それで?プルート シャドウ・ギャラクティカの兵士どもは いったいどこから?」「―銀河よ ―銀河から―」
突如、プルートの背後にギャラクシアが現れた。「だれ!?」振り向いたプルートは、そのまま光に飲まれた。「プリンセス!?」ガーディアンプルートが叫ぶ。

「プルート!?」通信していた画面が砂嵐になり、ウラヌス・ネプチューンも異変を察知した。
一方、ほたるはルナとアルテミスと共に、砂遊びをするちびちびの面倒を見ていたが…。
突然、吸い寄せられるようにどこかへ消えてしまった。「ほたる!?」
―ウラヌスネプチューンプルートたちになにかおこった―!?



539: ◆P9MoonSjzo
09/05/06 22:21:22
うさぎは一人、屋上に佇んでいた。“―人間としての「死」だ”―死んだ まもちゃんが あみちゃん まこちゃん レイちゃん みなPが
―信じられない― “滅んだのは肉体だけだ”―死ってこんなにとつぜんあっけなくおとずれるものなの?
“―セーラー戦士のすべてはセーラークリスタルの内にある”―あたしたちにとって肉体は重要じゃ なかったの?

―コワイ…… あたしたち これからどうなってしまうの―?

ルナとアルテミスは、うさぎの高校へ向かっていた。「―アルテミス」「ルナ……!」
―感じる まさか…… でも― どうしてこんなところにあたしたちとおなじパワーをもつ者が―…!

「うさーぎちゃんっv」「ひえっ☆」にゃんこがぎゅうっとうさぎに抱きついた。「にゃんこちゃんっ?」
「ねええ」にゃんこの指が、うさぎのブローチをなぞり、うさぎはドキっとする。
「きょううさぎちゃんちへ あそびにいきたいにゃあ 夕ごはんはスズメちゃんがいいちゃあv」
「ダメよ!!」現れたルナが叫んだ。「正体をお見せ!この化けネコッ!!」

月野家では、ちびちびが香炉を目の前に置いてうたたねしていた。「その香炉をわたしてもらおう」「!」スリーライツの三人が、姿を見せた。
「さあ」「……だめ だめだめだめ~~っっ」

そのとき、香炉から、ふわりと人影が現れた。「―だいじょうぶよ ちびちびちゃん この者たちはわたしのたいせつな友だちなの」
「―プリンセス!」
●to be continued●





540:マロン名無しさん
09/05/06 22:58:43 MZcCMAwo
え…ほたる死んだ……?

541:マロン名無しさん
09/05/06 22:59:57
--_─ - ─_-_─ -  ─- ̄─ - ─_-_─ - _--
            -  ̄─_─ ̄─ -- = ─ -- = ─- ̄-
              ─ ̄ ---- ─- ̄─---- ̄--
            -  ̄─_─ ̄─ -- = ─ ─- ̄-
              ─ ̄ ---- ─---- ̄--
           ∧∧
           /⌒ヽ)   逝ってくる・・・・
         三三三
        三三 ザブザブ....

542:マロン名無しさん
09/05/06 23:17:16
みんなリタイアしすぎでカナシス

543:マロン名無しさん
09/05/07 00:32:10
はるかとみちるは無事ですよね???

544: ◆P9MoonSjzo
09/05/08 21:53:09
[美少女戦士セーラームーン番外編]
ヒミツのハンマープライス堂(「なかよし」1996年8月号掲載)

(※1995年8月、フジテレビの人気バラエティー番組『ハンマープライス』に『セーラームーン』登場。
武内先生の原作マンガへの登場権が200万円で落札される。
「なかよし」1996年8月号に『ハンマープライス』用の特別マンガが掲載され、落札者をモデルにした『でぶっちょ仮面』が登場する。)


「ちっびうっさちゃ―んっv」月野家の門の前で、ほたるが元気よくちびうさを呼んだ。
「あvほたるちゃーんvいまいく―っv」―あたしv月野うさぎv通称ちびうさ 区立十番小三年一組園芸委員よっvでも年は902歳!
―きょうは日曜日 これからショッピングへいくのv
すると、ちょうど衛と彼の腕にぎゅっと抱きついたうさぎのカップルに出くわした。
「あら あたしたちもこれからまもちゃんがハーバードへもっていくもの買いにいくのよvとちゅーまでいっしょにいこっか―v」

「ここでクラスの子とまちあわせしてるんだけど」ちびうさがキョロキョロと辺りを見回す。
しばらくして、轟音と共に現れたのはなんとド派手なオープンカー。ゲゲッ☆ハコ乗りッ!?まさかレディース!?と衛・うさぎはドン引き。
車を降りてきたのは、超露出度高めな服を着た、やけに発育の良い小麦肌の少女二人だった。
「ちっびうっさちゃ~~~んっっv」「なるるあ→んどるるな参上―→っっv」
居合わせた衛は鼻血を勢いよく吹きだした。「わ~~~っ まもちゃ~~んっっ」

二人は悪びれる様子もなく、ぎゅうっとちびうさに抱きついた。「おくれてごめ―→んっv」「もしかしてチョ―→MM(マジムカツク)ッ!?」
よく見ると、二人はアイスクリームを持っている。「ちょっととちゅうでハゲッちゃって―」
「ハゲる!?」怪訝に眉をひそめるほたるに、ちびうさが説明する。「ハ―ゲンダッツのアイスを食べることなんだって」

ちびうさがほたるに二人を紹介する。


545: ◆P9MoonSjzo
09/05/08 21:54:15
「こちら同じクラスの大阪なるるちゃんと」「なるるで―→すっv」「神戸るるなちゃんv」
「るるなで―→すっvちびうさちゃんのチョーMD(マブダチ)よっv」さらによく見ると、二人は紙袋をいくつも持っている。
「そーいえばハゲったあとに―っ ついブランドっちゃってえー フクいっぱい買っちゃってえー」
「あたしたちってチョーDH(ダイヒンシュク)―→ッ!?」
ちびうさが補足する。「二人のシュミはファッションショーなのvしかも超ブランド品の」
「ふ→ん」ほたるはちびうさにベタベタする二人がおもしろくないようだ。

「なるるちゃんるるなちゃん こちら三組のほたるちゃんv」ほたるは負けじとぎゅうとちびうさの腕に抱きついた。「ちびうさちゃんの大親友よっ!」
「ふ―→ん」「ふ―→ん」なるるとるるなはぐいっとちびうさの腕を引っ張った。ほたるも片方の腕をぐいぐい引っ張る。
両者の間には馬血馬血(バチバチ)と熱い火花が飛んだのだった。
「じゃ あたしたちはこれでっっ」「コドモのテンションについてけないので」恐れをなしたのか、うさぎと衛は去っていった。

「で?きょうはどこいくの?」この一言に、なるるとるるなは一斉に振り返った。「もちっ いつもの質屋よっ!」「質屋??」
二人に連れられて向かったのは、その名も「ハンマープライス堂」という小さな店だった。
「?質屋ってなに屋さんなの?」ちびうさが質問する。「なんでも屋さんよっ」「いろ→んなものを売ったり買ったりしてくれるのっv
とくにブランド品や超レアものがっ!」「ふーん 質屋ってなんでも屋さんかあっ」ちびうさはこの説明で納得してしまったようだ。


546: ◆P9MoonSjzo
09/05/08 21:55:11
ところが店の中に入ると、ぽっちゃり系の男性店員をチンピラ連中がなにやら脅しているではないか。
「おらおら 今度くるときはきっちりおとしまえつけてやるぜっ」リーゼントの男に蹴られ、店員はコロコロと転がっていってしまった。
ちびうさが慌てて声を掛ける。「だっ だいじょうぶですかっ!?」「ヘ―キへ―キ これくらいだいじょーぶなのv」
店員は目を回しながらもVサインをして見せた。ふらふらと店の奥に引っ込む店員を見て、ちびうさは心配そうにしている。

店内には、それはたくさんの品物が整然と飾られていた。「わああ~~ 質屋さんって ホントにいろんなもの売ってるのねえ」
なるるとるるなは歓声を上げる。「さがしてたチャンネルのうきわがある~~っっっ」「グッチッチッのまな板がある~~っっvチョレア~~ッv」
ほたるは頭に疑問符を浮かべている。「チャンネル?(←テレビ??)グッチッチ??(←ぬいぐるみ??それはモンチッチ)」

「チャンネルってゆーのはねえっ ガブリエルナタデココが1909年にパリでスタートさせたフランスの超人気ブランドッ!」とるるな。
「グッチッチってゆーのは1906年グチ子グッチがフィレンツェではじめた高級馬具商がはじまりのイタリアの超人気ブランドッ!」となるる。
「あたしたちは小学生チャンネラ→よっ」「グッチャッチャ→よっっv」どこか嬉しそうな二人。

ほたるは頭を抱えた。「チャネラー!?(←まさかブラックムーンのコーゲキがっっ)グチャグチャ??」
ちびうさがここで補足する。「“チャンネル”ってブランドの大ファンの人たちのことを“チャンネラー”
“グッチッチ”ってブランドの大ファンの人たちのことを“グッチャッチャー”ってゆーのよほたるちゃん
(ちなみにセーラーチームのファンの人たちのコトは“セーラーチーマー”かしらあっv)」







547: ◆P9MoonSjzo
09/05/08 21:55:52
なるるとるるなはきゃぴきゃぴとはしゃぎ出す。「つまりあたしたちって―→」「チョ―→コギャルってヤツ―→ッッ!?vv」
「ふ→ん」ほたるはそんな二人を冷めた目で見つめた後、「死語」と一蹴してしまった。

ちびうさは、ふと店内に人だかりが出来ているのに気づいた。ほたるも違和感を感じたようだ。
―あのひときわクライ人だかりは! ―妖気!まさか敵ッ!?
ちびうさとほたるはもぞもぞと群衆の足を潜り、前へと出てみた。「わああっvセーラーVの等身大のお人形さんっっ!」
ちびうさは思わずニヤける。―超レアモノ~~ッ みなPに見せたい―っ よく見るとヘンな服きてるしーっっっ
「わ― ちびムーン人形もある!人形がいっぱいだあっv人形のコーナ―なのねっっ」カワイイ、とほたるも見とれている。

突然、ひときわ大きな歓声が上がった。声の主はもちろんなるるとるるな。
「見て見てッ エターナルセーラームーンのワンピ売ってる―うっv」
「こっちは原作にしかでてこないニューバージョンのマーキュリーのワンピ―ッッvvv」
「あのねほたるちゃん なるるちゃんとるるなちゃんはブランドだけじゃなくってアニメのキャラのファッションショーもスキなのよ」とちびうさ。
「かわいくってレアな服ならなんでも着てみたくなっちゃうんだって オンナのサガよね―っ」
見れば、なるるとるるなはさっそくコスプr…試着を済ませている。

「ふ―→ん」ほたるは、先ほどの人形コーナーに群がる男達を横目で見たあと…
「おたく[御宅] (代)①相手の家・家庭・夫・会社を言う敬語 対義:うち あなた。you」この一言に、なるるとるるなはピシッと石化した。
「キサマ―ッッ タイマンはるか―→っっ ブッ殺すっっ」「まあまあ」




548: ◆P9MoonSjzo
09/05/08 21:56:44
この様子を、影から先ほどの店員が覗き見ていた。……よかった よろこんでもらえたなのv
―ボクは凡松浦マコト 10月27日生まれのB型なのv趣味はししゅうなのvこの質屋ハンマープライス堂の第十八代当主なのv
―あの二人 こないだきた時に
「こんどのイベントのコスプレど→するう?セーラームーンってつくるのチョーかったり→っ!」
「どっかに売ってないかな→ マーキュリーのニューバージョンのフク→ッッ!」―だからきっと気に入ってもらえると思ったなのv

なるるとるるなは満面の笑顔でお会計しに店長の元へやってきた。「これくださ―→いっ」
「もちろん天下ムテキの パパのゴールドカ→ドでっ」「コーポレートカ→ドでっ」「…泡(バブル)」ついていけん、とほたるはキレ気味だ。

店長のシャツとエプロンには、ルナ・アルテミス・ダイアナの可愛らしい刺繍が施されていた。
「店長~~っ そのシャツとエプロンチョカワイ~~ッv」「それどこで売ってるの?チョホシ~~ッ」
「ああこれはねボクのお手製なのvボクっししゅうがシュミなのvよかったらあしたまでにこれと同じヤツ四着つくっておくなのvいるなの?」
四人は大喜び。「じゃ 明日とりにきまーすっv」

外に出ると、店の隣に古めかしい蔵が建っているのに気が付いた。
「わ―っ 古い蔵☆なんかコワーイッ」「蔵は質屋の命なのvむかしは質草を保管しておいたなのv
いまはこれから店に出す予定のたいせつな商品をしまってあるなのv」なるるとるるなはもしかして宝の山?とドキドキしている。

店長は、四人に手を振って見送った。―ボクの夢は…… ―この質屋ハンマープライス堂を
―あの四人のようなフツーの女のコたちが気軽にこれるカワイイショップにするコトな・の・




549: ◆P9MoonSjzo
09/05/08 21:57:34
次の日―。「ごっめ~~ん オニH(ヒンシュク)→ッ?」「んも―っ☆なるるちゃんるるなちゃん三十分のちこくよっ☆」ちびうさが文句を言う。
(わるいけどほたるはチョバブよっっ☆三十分もまたせやがってっっ)
「ごめ~~~ん ちょっととちゅうで ドトっちゃって―→っ」
「ドトる?(←トド?)」「……ドトールでお茶してきたんだって」寄り道魔コンビめ、とちびうさは呆れ顔。

しかし、店の前では店長がチンピラ共にヤキを入れられていた。
「いつまでイキがってんだあ?コラあ きょうこそ立ちのいてもらうぜっっ」「ココにハンコおした土地の引き渡し書も ちゃあんとあんだぜっ」
女たちが、店の脇でひそひそと噂話に花を咲かせている。「あそこの質屋 先代さんが上にバカがつくほど人がよくて」
「うっかり悪徳不動産屋にだまされて いまひどい地上げにあってるらしーわよっ」確かに、この質屋が建っているのは一等地だ。

「おらおら いつまでムリしてられっかなあ?」チンピラ共が、建設車両を引きつれてきた。
「なるるちゃん!るるなちゃん!あぶないっっ!!」咄嗟に、店長が二人を突き飛ばした。「あぶな―いなのねっっっっ」
店長は頭をぶつけてのびてしまった。「きゃ~~っっ 店長ッ しっかりして~~っっ」
店長がなんとか顔を起こすと、目に入ってきたのはすっかりひしゃげてしまった。「ああっ 店があっ☆☆なのねっっ」なおも建設車両は猛烈な勢いで突っ込んでくる。
「わああっっ☆関東大震災でもびくともしなかった ウチの蔵があっなのねっっ☆」

亀裂の入った蔵から、突如禍々しい妖気が立ち上った。ちびうさとほたるが身構える。―妖気!?
なんと悪霊はほたるの体に入りこみ、ほたるは髪の長いおぞましい魔物に変化してしまった!
「ほっっほたるちゃんっっっっ!?」
“わちきはこのお蔵に巣くう地霊(ゲニウス・ロキ)プリティーvゴーストおたクーラさまじゃv
神聖なるわちきの眠りをさまたげるやからは ゆるさんぞええ~~”「わ~~~んっ ほたるちゃ~~ん」ちびうさ涙目。


550: ◆P9MoonSjzo
09/05/08 21:59:38
そこに偶然うさぎが通りかかった。「ゲゲッ☆またゴーストが出たの?」

「なるるっ!」「るるなっ!」なるるとるるなはガシッと手を組んだ。「あれも地上げ屋のしわざっ!?」
「もしかしてこれはチョ→MY(マジヤバッ!?)」
うさぎとちびうさが意気込む。「これはまさしくっ!」「「あたしたちの出番だわっっ!」」とセリフを横取りしたのは…なるるとるるな!?

「変身よ!ちびうさ!!シルバー・ムーン・クリスタル・パワ―ッッ!」「ピンク・ムーン・クリスタル・パワ―ッッ」
「「メイクア―ッップ!!」」うさぎとちびうさはそれぞれセーラームーンよセーラーちびムーンに変身した。
「さあ!あたしたちがきたからには地上げ屋だろーがゴーストだろーがry」「「おまちなさ―→い!!」」二人は拍子抜け。

「ひとりボッチャ―→なおたくのオアシス!あ→んど!あたしたちコギャルの心のやすらぎ」「質屋ハンマ→プライス堂を地上げっちゃお→なんて!」
「「チョべリバMM(マッハムカツク)―→ッッ!!」」「なんだコラあ おまえらはっ」チンピラ共が振り向いた。
「小学生コスプレイヤ―→ るるなっv」「あ―→んどなるるよっv」
いつ着替えたのか、セーラー戦士をパク…リスペクトしたキワドイ格好に、チンピラとついでに店長も鼻血噴出。
「せっかくるん2気分でここへきたのにあ―→んたたちのおかげで」「「あたしたち超(チョーッ)ホワイト・キックよ―→ッッ」」
キックが炸裂し、チンピラ達はあっけなくのびてしまった。

すると、店にいたオタク達からどどっと歓声が上がった。「新キャラッ??」「アイドル??」「チェーック!」
すっかりその場は撮影会場と化してしまった…。
「ちなみにホワイト・キックで白(しら)・ける……」「アンタ主役の座があやうしーっっなトキになにいってんのよ~~っっっ」
セーラームーンがちびムーンに涙目で突っ込む。



551: ◆P9MoonSjzo
09/05/08 22:00:40
ついに地霊の堪忍袋の緒が切れた。「ここはコスプレパーティー会場じゃな~~~いぞえっっ おたク~~ラッみんなまとめて」
「おクラ入り~~~っっっ」まるで蔵がブラックホールにでもなったように、皆を吸い込んでいく…。
店長は必死で電柱にしがみついた。「わわわっ これはまさしく小さいころばあちゃまのいっていた……」―お蔵の守り神さまのたたりなの~~っっ!!
「主人公なのにおクラ入りなんてそんなバカなっっ」店長は、セーラームーンとちびムーンが曲がった道路標識にぶら下がっているのに気づいた。
―あれはセーラームーン!?ちびムーン!?なのっっっ!?
「せっかくのコスプレがお蔵入りなんてイヤ~~ンン」なるるとるるなは今にも蔵に吸い込まれそうになっている。
―こうしちゃいられないっ!なのっっ!!よおお~~~~し!!なのっっっつ!!

突然、なるるとるるなは網にくるまれ、安全な店内に引き上げられた。放りだされた二人を受け止めたのは、ぽよんという心地よい感触。
「この感触は」「あなたは……」そこに現れたのは、なんとマスクをつけ、頭に薔薇を挿し、全身マントでくるまった小太りの男。
「わたしの名はでぶっちょ仮面 ……とでもしておいてほしいなのv」なるるとるるなはうっとり。「「でぶっちょ仮面さま……v」」

でぶっちょ仮面(?)はガラリと戸を開けて外に舞い戻った。
「セーラームーン!ちびムーン!いまなの!!お蔵の守り神さまをしずめてほしいなの!」
「やった!出番がまわってきたわよちびム―ン!!」「「スターライト・ハネムーン!!ダブル・セラピー・キーッッッス!」」
「ほたるちゃんにとりついた悪霊ッッ!きえろ~~~っっっ」
すると地霊は成仏し、ほたるは我に返った。「あっあれっっ!?あたしいままでナニして…!?」





552: ◆P9MoonSjzo
09/05/08 22:01:27
「うそ―→っうそ―→っ」「モノホンのセーラームーン!?ちびムーン!?チョラッキ―→ッ チョベリグ―→ッッ」
なるるとるるなははっとした。「でぶっちょ仮面さまッ!?」しかしそこには彼の姿はなかった。
店内を見回すと、チンピラが目を回して倒れている。二人は土地引き渡し書をビリビリに破いた。
「バンザ―イッッ これであたしたちのハンマープライス堂も」「安泰よ~~ 超AS(あんしん)―→ッv」

しかしこの騒ぎで店はグシャッと全壊してしまい、数か月後、見事新装オープンを果たした。
「しょえ~~っっ☆あのハンマープライス堂がこーんなにキレイなビルになっちゃうとは☆」感心するちびうさ。
店のシンボルの大きな羽は店長が彫ってつくったらしい。もちろん蔵はキレイに直して火川神社でおはらいしてもらったようだ。

「ごっめ―→ん あたしたちってばま→たちこく―→っ!?」しかしなるるとるるなはやはり悪びれる様子がない。
「ちょっととちゅうで」「オケっちゃって―→っv」「オケる?」聞き返すほたるに、ちびうさが説明する。「カラオケボックスいってたんだって」
そこへあらわれたのは、なんとうさぎの親友のなるだった。「あ― なるるっ!きょうは塾の日でしょ!?まーたカラオケいってサボッたの!?」
「ゲゲッッ おね―→ちゃんっっ」なんとなるるはなるの妹だったようだ。

「ねねっほたるちゃんっ!」なるるとるるながほたると内緒話を始めた。
「あのトキあのさわぎでちびうさちゃんさがせなかったケド ほたるちゃんも見たでしょ!?セーラームーンとちびムーン!!」
「このコトはあたしたちだけのヒ・ミ・ツ・ねっv」「ちびうさちゃんてさ ちびムーンににてると思わないっ?」
「あ!でもこれもちびうさちゃんにはナ・イ・ショよっ」ほたるはくすりと微笑んだ。「もちのろんよっv」
「それにしても……vでぶっちょ仮面さま……v」「いったいどんなヒトなのかしら……v」夢見るなるるとるるなの傍を、店長が普通に通りすぎていった。



553: ◆P9MoonSjzo
09/05/08 22:04:06
「あ なるるちゃんるるなちゃん 蔵にあったボクの大作お店に出したなのv見てほしいなのvv」
「チャンネルの十二単~~っv」「グッチッチのゆかただ~~っv」大歓声を上げる二人。

「そーだ!ほたるちゃん!ナイショだけど」「セーラームーンもどうやらこの質屋の客だったみたいよ!」
「「だってエターナルセーラームーンの背中の羽 この店のシンボルのあの羽根と同じだったもんっ!」」
まさかセーラームーンのコスチュームは店長作!?そんな疑問を残し、無事に事件は解決したのだった。
●The End●


おまけ

「小学生コスプレイヤーるるなっ」「あ―→んどなるるっっ参上ッッv」突風が吹き、二人のミニスカが豪快にめくれてしまった。
そこに通りかかったのはなんとタキシード仮面。
「ワハハハッ わたしの名はタキシード仮面ッ!!ぱんっ2(つー)○(まる)見えだっっ さらばだっっっ!!」
「あれがタキシード仮面さま―→っっ!?」「チョーヤガモ―→ッッ」二人は胸キュン。

「さーてコマもなくなってきたしこれからど→するう?」「ちょっとトリってくう―→?」
「ヤガモ??トリる???」疑問を浮かべるほたるに、ちびうさが答える。
「ヤガモは矢がムネにささること トリるはケンタッキーにいくことだって」
しかし衛の言動にちびうさはまたも涙目だった。



554:マロン名無しさん
09/05/08 22:30:56
変態キタ――――( ゜∀ ゜)――――!!

555:マロン名無しさん
09/05/08 22:38:33 vKCXFjOx
スカートめくりきたああああああ

556:マロン名無しさん
09/05/08 22:41:05
変態w久々だからって自己主張しすぎwww

557:マロン名無しさん
09/05/08 22:44:35
でぶっちょ仮面はないわ~

558:マロン名無しさん
09/05/08 23:01:55
なるちゃんキター

559:マロン名無しさん
09/05/08 23:06:47
来月号からヒロインはでぶっちょ仮面でお送りいたします

560:マロン名無しさん
09/05/08 23:09:12
ほたるが生きてるしゃべってるゥゥ――!!

561:マロン名無しさん
09/05/08 23:11:48
二百万円出してでぶっちょ仮面って‥‥
松浦さんとやらはこれで満足できたんだろうか

562:マロン名無しさん
09/05/08 23:15:47
>ふーん 質屋ってなんでもやさんかあっ

これ読んだ子同じ勘違いしたりしないか?w

563:マロン名無しさん
09/05/08 23:17:09
不覚にもサンバなおばけで吹いた

564:マロン名無しさん
09/05/08 23:18:38
変態…私達のことはもういいんだよ
安らかにおねむり

565:マロン名無しさん
09/05/08 23:22:55
こうして小学生のパンチラを拝んで心残りが無くなった変態はあの世へと帰っていった…

~美少女戦士セーラームーン・完~

566:マロン名無しさん
09/05/08 23:27:16
ダメだ
ヤクザ二人が幽助と桑原に見える

567:マロン名無しさん
09/05/08 23:30:01
ついにセーラームーンにもコギャル旋風がやってきたか
まあほたるがガングロになったりしなければ許す

568:マロン名無しさん
09/05/09 00:10:49
トドやオケを連想する
ほたるかわええ

569:マロン名無しさん
09/05/09 00:14:56
これで小三ははねーわw
変態でなくても鼻血出るw

570:マロン名無しさん
09/05/09 00:50:35
小学三年といえばちびまるこ

571:マロン名無しさん
09/05/09 01:30:59
なんだこれは

572:マロン名無しさん
09/05/09 01:57:17
パパのカードを子供が支払いに利用できるのだろうか
家族カードなら未成年でも大丈夫?

573:マロン名無しさん
09/05/09 09:46:29
>>561
その回見てたけど確か石橋が松浦さんの容姿を見て「でぶっちょ仮面なんてどう?」って勧めてなかったっけ
つまり直子はその言葉通りにしただけ

574: ◆P9MoonSjzo
09/05/10 21:52:51
Act54 スターズ5

「―こんな こんな近くにいたなんて」スリーライツの三人は、女性の前にかしずいた。
「ずっと…… ずっとさがしておりました わが姫君」
中華風のドレスを身に纏った女性は、涙ぐみながら三人と対面した。
「……星野 大気…… 夜天…… やっと会えた……!ずっと聞こえていました あなたたちの歌声が 心の声が
―何度もあなたたちのもとへゆこうと思いました でも体の回復に思ったより時間がかかってしまって……」

「ちびちびちゃんがわたしを 助けてくれたの」女性がちびちびを皆に紹介する。
「あなたたち三人のことも教えてくれたわ そしてセーラームーンのことも ずっとわたしを守ってはげましてくれていたの」
驚いて星野が顔を上げた。「ちびちび……?おまえはいったい……?」

女性は優しくちびちびを見つめた。「感じたわ あなたの癒しの星のパワー あなたもまたセーラー戦士なのでしょう?ちびちびちゃん」
ちびちびはニコッと笑うと、片手を上げて叫んだ。
「ちびちび・クリスタル・パワ―ッ!!メイクア―ップ!!」驚くことに、ちびちびもセーラー戦士に変身した。

一方、ルナ・アルテミスと対峙していたにゃんこはぺロリと舌舐めずりをしてみせた。
「現れたわね 裏切り者ッ!」「なに!?」「あたしが化け猫なら おまえたちも化け猫よっ!」言うが早いが、にゃんこは攻撃を繰り出した。
「ルナ!アルテミス!!」うさぎが叫ぶ。ルナとアルテミスは空中でくるりと一回転すると、人間の姿へと変化した。
屋上に着地した二人を見て、にゃんこは舌打ちする。「ちっ にがさないわよ!」

―にゃんこちゃん!?いいえ 敵!?
「シルバー・ムーン・クリスタル・パワー メイクアッップ!!」
にゃんこは、すぐにルナ・アルテミスとの距離を縮めた。「ギャラクティカ」にゃんこがブレスレットを二人に向ける。「パペット!!」
咄嗟に、セーラームーンが二人を庇って盾になった。「セーラームーン!!」


575: ◆P9MoonSjzo
09/05/10 21:53:53
「アタシとお友だちになりたいのねセーラームーンvじゃ自己紹介といきましょうかv」
なおも攻撃を繰り出しながら、にゃんこが続ける。「あたしはセーラーティンにゃんこv」
その言葉にルナが反応した。「やっぱり!マウ星人!?神聖なセーラー戦士の名を語るなんて!
わがマウのたったひとりの英雄セーラーマウの誇りにキズをつけるようなマネを!」
アルテミスも勢いよく攻め立てる。「平和を愛するマウ星人が得体のしれないやつらに身を売るなんて どういうことだ!?」

「なにも知らないくせに!」にゃんこが言い返す。「あんたたちだってマウ星をすてた裏切り者じゃないか!マウ星はもうないわ!
シャドウ・ギャラクティカに死の星にされたわ!」「……なんですって?」信じられない様子の二人。「どういうこと!?なにがあったの!?」
「うるさい!あたしはこの戦いに勝ち残り このブレスレットをはずしてもとの完全な肉体をもらうのよ!
そしてギャラクシアさまにセーラークリスタルをもらい わたしだけの星を手に入れ ほんもののセーラー戦士になるのよ!!」
―ルナとアルテミスがマウ星人―!フォボスディモスと同じように二人には母星が―!

「わああっ!!」ティンにゃんこがやりきれない思いを抱えたまま、猛烈な勢いで急襲を仕掛けてきた。「ルナ!!アルテミス!!」
―そして二人は遠いふるさとをはなれ 太陽系へとあたしたちのために―
放たれた攻撃が二人を襲う前に、一つの人影が目の前に飛び出した。
「やめて!!同じ星の仲間なのに」「ダイアナ!?」「パパちゃま!ママちゃま!」
二人の身代わりとなって、攻撃はダイアナの額の三日月に直撃した。「きゃあぁ」力を失ったダイアナは、みるみるうちに猫の姿へと戻っていく…。
「ダイアナ!?」セーラームーンは力を発現させパペットをぶち破った。

30世紀のクリスタルパレスでは、ちびうさがダイアナの危機を察知していた。「ダイアナ!?」部屋の籠の中は、空だった。「ダイアナ?どこ!?」






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