美少女戦士セーラームーン連載中 ☆3at CSALOON
美少女戦士セーラームーン連載中 ☆3 - 暇つぶし2ch789: ◆P9MoonSjzo
09/03/06 21:47:36
「安心して ちびうさに心細い思いなんてさせないから!敵もあらわれたことだし あのコはあたしがしっかり守るわ!」
衛は微笑みを見せたが、突然胸を押さえて苦しみだした。「まもちゃん!?」「―だいじょうぶ すこし休むよ」
衛はベッドに横になった。「うさ ……オレはおまえに負担ばかりかけてるな」……オレにはきみの力のカケラさえも ない
―それどころか 足をひっぱるいっぽうだ「―オレたちの未来はもう きまってるだろ?オレはこのさきずっと おまえの輝ける夢や未来の
足でまといにしかならないんじゃないかって ……ときどき思えてくるんだ」

衛の寝顔を見ながら、うさぎは涙を零した。……まもちゃん… …未来なんて あたしたちの手で いくらでもかえられるよ
―あたしがそばにいるとまもちゃんをまきこんでしまう ……つらい思いばかりさせてしまう ……あたしはそばにいないほうがいいのかな
うさぎはそっと、衛の唇にキスをした。……あたしの夢はね まもちゃん ずっとそばにこうして いられればいい ただそれだけなの……

仲良く抱き合って眠る二人を見て、ちびうさは衛の部屋を出た。……わかってる… そんなに好きでもまもちゃんは ……あたしの未来のパパなの
―まもちゃんにはうさぎがいるの
空が暗くなっても公園のブランコに座っているちびうさを、ダイアナが心配そうに見つめる。「スモール・レディ……」
「……いまのあたしはスモールじゃないわよ」「……レディ」「よろしい!」「でもほんとうに たとえ敵の妖術でもこんなにりっぱに成長して…!
キングとクイーンがごらんになったらさぞお喜びに…」ダイアナは目をうるうるさせている。「どーせもとのあたしはチビよ」「あははっごめんなさーい」
……あたしの夢はね いつかほんとうのおとなになること ―すてきなレディになることなの そしていつか あたしだけの王子さまに あうこと―…

『王子(プリンス)……』衛の部屋の鏡の中からエリオスが抜け出てきて、眠っている衛に訴えかける。
『……ゆるしてください ……エリュシオンを守りきれなくて エリュシオンだけではなく あなたの体まで…
さがしだしてください ゴールデン・クリスタルを…… ……王子』衛はふっと目を覚ました。そこには誰もいない。―夢……?



790: ◆P9MoonSjzo
09/03/06 21:48:10
亜美が自宅のパソコンで調べ物をしている。―あのサーカス団を中心に 十番商店街を包むこの異常な気(オーラ)―!
―まさか結界!?デッド・ムーンサーカス団のしわざ!?いつのまに!?

亜美はせつなの言葉を思い出していた。
“―亜美 つねに敵に備えつねに冷静な判断をくだせるようになりなさい そしてみんなが安心してあなたをたよれるように自信をもって
目をとじればあなたの中に いつでも正しい答えが用意されているわ あなたはみんなの中枢(ブレーン)なのだから”
―せつなさん…… ―セーラープルート とても大きくすべてを知る人― あたしたちにたいせつなことをたくさん教えてくれた
でももうここにはいない ―たよることはできない― しっかりしなくちゃ!
もしもやつらが敵ならばきっとまた攻撃をしかけてくる―!とにかく十番の人たちを守る それが一番だわ

―このごろカラダの奥底でさらさら音がする― フシギ― 新しい水の流れを感じる―

深夜、亜美の母が帰宅した。「ママ?」「まだおきてたの?もう一時よ」「おかえりなさい おそかったのね」
「病院でトラブルがあってね つかれたわ 食事は?したの?」「てきとうにつくって食べたわ 安心して」
「……あなたはホントにしっかりしてるわ それをいいことにいつも家にひとりにさせて母親失格ね
自分の家庭をほっといて 他人を救う仕事にうちこもうなんてまちがってるわね」

……ママ…… …あたしのパパは日本画家 のんびりした生活と自然が好きでスケッチ旅行ばかりしてた ママとはなにもかもが合わなかった
―そしてある日 パパは緑の中のアトリエにずっとこもることをきめ それきりもどらなかった
いまでもあたしの誕生日に パパは絵ハガキを送ってくれる パパもあたしのことよくしっかりしすぎて子どもらしくないっていったっけ


791: ◆P9MoonSjzo
09/03/06 21:49:31
“―ジルコニア 白い月の王国の者たちが この世界に転生しているとわかったいま ほおっておくわけにはいかぬ”
「わかっておりますとも!ネヘレニアさま!」ジルコニアはアマゾネス・カルテットを呼びだした。
「小娘どもよ!レムレスをけちらした月の王国の者たちのあのパワー あれこそが太古のむかし われらデッド・ムーンの一族が苦しめられた聖石の力
無限の力 月の王国の聖石“幻の銀水晶”!白い月の王国の者たち!あやつらこそわれらの憎むべき敵
やつらを抹殺せぬ限り この世界を支配することはできぬ!やつらをまず悪夢のえじきにしてしまえ 光あるものはすべて消し去ってしまえ!
それがわれらデッド・ムーンサーカス!」「うふふんvジルコニアさま このフィッシュ・アイに おまかせあれv」

「さあカガミさんvうつしてちょうだいv夢多き街の者たちを 光もの者たちを 白い月の王国の者たちを ―そしてそれを守護する者たちを」
鏡に映し出されたのはパソコンに向かう亜美の姿だった。「―見つけたわ あたしとおなじ水の流れをあやつる 美しい夢をもつ者」
●to be continued●


792:マロン名無しさん
09/03/06 21:52:56
>>782
双子座はいないんだな
いたら最強確定だったのにw

793:マロン名無しさん
09/03/06 21:55:35
>>784
コードネームはセーラーVで、何千回も初恋記録作ってたもんね美奈子ちゃん…
でも天秤座はカリスマ性ある人が多いらしいと聞いた
頑張れリーダー!

794:マロン名無しさん
09/03/06 21:57:41
>>774
ユニコーンは処女を好み、ペガサスは勇者や英雄が乗ると
以前、老師にお聞きしたことがある。

>>780
天馬より三角木馬の方が変態にはお似合い。

795:マロン名無しさん
09/03/06 21:58:02
>やっとやっと長すぎた春がおわってコーコーセー的ッ展開にもちこめると思ったのにっ

kwsk

796:マロン名無しさん
09/03/06 22:00:58
>>794
紫龍乙

木馬wwwしかしペガサスは一応変態を慕ってるようだったぞ

797:マロン名無しさん
09/03/06 22:03:40
ルナPで術をかけるときのちびうさの表情かわいい

798:マロン名無しさん
09/03/06 22:05:03
ちびうさはもう少し物を丁寧に扱ったほうがいいな
もし銀水晶も落として割れたりしたらどうすんだ

799:マロン名無しさん
09/03/06 22:06:38
でかうさのスカートがスカートの役目を果たしていない件

800:マロン名無しさん
09/03/06 22:09:53
亜美とせつなに交流があったことにびっくり
だって外部三戦士とはちびうさが倒れた後に和解して、そのまま最終決戦に突入、
戦いが終わるやいなやヘリで飛び立っていったし…いつの間に?

801:マロン名無しさん
09/03/06 22:11:30
1ページまるまる使った、冒頭の薔薇のアップが意味深

802:マロン名無しさん
09/03/06 22:13:33
「―胚に影?」


\(^o^)/

803:マロン名無しさん
09/03/06 22:14:43
訂正

×胚
○肺

804:マロン名無しさん
09/03/06 22:44:09
>>800
今後は、レイ・まこととはるかみちるの後付関係だな。
美奈子はほたるとの後付関係が出たら雑魚続行。
無ければ主役補正上昇。

805:マロン名無しさん
09/03/06 22:54:44
>>804
美奈子はほたると口利いたこともなさそうなのでここはひとつ主人公補正強化希望

思い返せば美奈子って、戦士のリーダーで、
クインベリルを刺し殺したこともあるのに、最近ヤムチ…雑魚化が激しいよな

806:マロン名無しさん
09/03/06 22:57:39
>>782
変態が仮に太陽の守護をうけた戦士だとしたら、この弱さはなんなんだwww
月はおろか、冥王星にも負けてるぞwww

807:マロン名無しさん
09/03/06 23:01:24
変態が肺ガンになったと聞いて

808:マロン名無しさん
09/03/06 23:03:07
>>801
薔薇=変態
散る=あぼーん

つまりこれは変態の死亡フラグを暗示していたんだよ!!

809:マロン名無しさん
09/03/06 23:07:06
ブラックレディネタは地味に嬉しかった
ちびうさはブラックレディ時代の記憶は忘れちゃってるのかw

810:マロン名無しさん
09/03/06 23:09:30
>>794
変態にはおまるで十分だ
しかしうさぎとちびうさが全然もとに戻る気配ないが大丈夫なのか?

811:マロン名無しさん
09/03/06 23:11:13
変態の死ぬ死ぬ詐欺は今に始まったことじゃないけどな

812:マロン名無しさん
09/03/06 23:12:53
うさぎ「バーローwwwwwww」

813:マロン名無しさん
09/03/08 21:11:12
>>806
リンかけではアポロンは12神から外されていた。

814: ◆P9MoonSjzo
09/03/09 21:37:56
Act40-2

次の日、うさぎとちびうさが泣きながら亜美に電話してきた。「あみちゃ―ん」「―そう やぱり夜があけても変化ナシ……か
もしかして一晩たてばもとにもどってるなんて夢みたいな話そうそうあるワケないか」
二人はとりあえず今日は仮病を使って学校を休むようだ。亜美は静かに受話器を置いた。―はやく二人をなんとかしてあげなくちゃ

亜美が小雨の中歩いていると、立ち入り禁止と看板が出ているサーカス団のテントが目に入った。
―デッド・ムーン・サーカス団―いったいどんなヤツらなの?
傍には、“ディスカス・ファーム”という名の熱帯魚屋があった。亜美は興味を引かれ、中に入ってみた。
……キレイ まるで水の中にいるみたい
「しあわせそうなカオしてるわ」店員が亜美に話しかけてきた。「人が水を恋しいと感じるのは 欲求不満のしるしなんだそうよ」
亜美は思わず赤くなる。「おさかななんかかってみたらいかが?コレなんかおすすめよ」
「ふふっカワイイv」―パパのくれた絵ハガキの魚みたい そうねママもよろこぶかも
「ありがとーございましたーv」店を後にする亜美を見送ったあと、店員―パラパラはふふっと黒く笑った。

部屋に戻った亜美は、満足そうに水槽の中の熱帯魚を見つめた。「ママおどろくかしら はやく見せたいな」
亜美はそのまま水槽の前に突っ伏して眠りこんでしまった

ふと物音がして、亜美は目を覚ました。「ん……」亜美は眠い目をこすりながら、部屋のドアを開けた。「ママ?」
そこにはスーツ姿の男と熱いキスを交わす亜美の母の姿があった。亜美は衝撃を受ける。―ママ?
「―娘さん まだ起きてるんじゃないの?」「勉強しか興味ない子よ あたしとはカンケーないわ」
亜美はショックのあまりその場から動けなかった。



815: ◆P9MoonSjzo
09/03/09 21:39:03
亜美はなにかを感じ取り、壁にかかっている鏡をみつめた。なんとそこには幼少時代の亜美の姿が映っていた。―あたし!?
“パパ パパ”“亜美 もうついてこないでくれ パパはつかれたんだ ママにもおまえにも
勉強にしか興味のないおまえにひきとめられてもパパの気持ちは動かないよ さようなら”
―パパ!ちがうわどうしてわかってもらえないの?いつだってあたしはパパとママのことこんなに考えてるのに!

次に鏡に映ったのは、身長があべこべになったままのうさぎとちびうさ、衛の姿だった。―うさぎちゃん!?
“あたしたちいつだって三人いっしょよ このままでもすごく幸せよ ほかにはなんにもいらないわ”
楽しそうに笑いあううさぎ達を見て、亜美は目の前が真っ暗になる。思わず涙が溢れてくる。

水槽の中の熱帯魚は、フィッシュ・アイへと姿を変え、後ろから亜美を抱きしめた。
「―ねえ がまんなんかすることないわ うらやましかったんでしょ?あの三人が ホンネをいっちゃいなさいよ」
亜美は鏡に手を伸ばした。―そう あたし ずっとさびしかった あたしの夢はだれでもいいから だれかに愛されること―
鏡に映るのは、フィッシュ・アイにキスされようとしている自分―

「いやっ!!」亜美はバッと鏡から離れた。―うそよ!ちがうわ!たすけて!ママ!
ところが亜美の母と男の姿は醜く歪んで見えた。―ママ!?ちがう!ママじゃない!しっかりするのよ亜美!!これは幻覚よ!
亜美は玄関を飛び出し、外へ出ようとしたが、そこにはレムレスの大軍が待ち構えていた。―敵!?まさかマンションの中に!?
亜美は通信器でう即座にうさぎに連絡を入れた。「うさぎちゃん!きこえる!?」“亜美ちゃん!?”「敵よ!!」
レムレス達が、一斉に亜美に襲いかかってきた。「!!」“亜美ちゃん!?”
―あたしったらいつもだれかにたよってばかり…… ―これは悪夢だわ
後ずさった亜美の肘が、不意に固いガラスにぶつかった。そしてそのまま亜美は後ろに倒れ込むように、その中へと吸い込まれていった。


816: ◆P9MoonSjzo
09/03/09 21:39:35
「そう これは邪鬼レムレスの甘い悪夢vすでにこのマンションは丸ごとレムレスが支配してるわ
いまは草木もねむる丑三つ時 だあれもおめめをさまさないvわがデッド・ムーンサーカスのすってきなプレ・イベント!
悪夢の館をひとつここにつくりだしてあげましょう」そう言って、フィッシュ・アイはおどけて笑った。

―そう あたし 自信がないの ―たよることしかできない あたし…… ―ねむい…… カラダに力が入らない……
このままねむらせて だって とてもここちいいんだもの ―だあれも あたしをおこさないで

『―プリンセス』深い水の世界に力なく落ちていく亜美を、小さな声が呼んだ。『―プリンセス・マーキュリー』
亜美が目を開けると、目の前にいたのは、まるで人形のように小さな姿をした「セーラーマーキュリー」だった。
「……“あたし”?」「そう “わたし”は“あなた”の分身 目をさますのです プリンセスマーキュリー
敵の作りだす悪夢のいいなりになってはダメ あなたのほんとうの夢を思い出して」―あたしの ほんとうの夢?
マーキュリーの分身はにっこりと微笑んだ。「あなたはそんなに 弱くはないはずです」

……あたしの ほんとうの夢―?

……ああ そうよ あたしには愛する大好きな人たちがたくさんいる その人たちをもっともっと愛したい ―守ってあげたい
そのために勉強するの そしてあたしの夢 一人前の戦士になってみんなを守ること

亜美は自力で水の世界から抜け出した。「なにっ!?」―だって それがあたしの使命だもの!
亜美の胸に、ハート型の青いブローチが輝いた。「マーキュリー・クリスタル・パワ―・メイクアップ!!」
傍にたて琴が現れ、マーキュリーに話しかけた。“わたしはマーキュリーハープ」―武器(アイテム)が意志を!?


817: ◆P9MoonSjzo
09/03/09 22:14:18
“さあ!悪夢をけちらすのです!”「マーキュリー・アクア・ラプソディ―ッ!」パァンと鏡を割ると、マンションはレムレスの魔の手から解放された。
亜美の母と一緒にいた男は消え去り、亜美の母は床に倒れ込んだ。「ママ!」

「マーキュリー!」うさぎとちびうさが駆け付けてきた。「うさぎちゃん!ちびうさちゃん!」
「イチかバチか!変身するわよちびうさ!」「うん!」「「ムーン・クライシス!!メイクアッップ!!」」
バチッと弾かれるような音の後、二人の体は光に包まれ、無事にスーパーセーラームーンとスーパーセーラーちびムーンに変身することができた。
身長が戻って、二人は大喜び。「いくわよちびムーン!!」「「ムーン・ゴージャス・メディティション!!」」
光の洪水が直撃し、フィッシュ・アイは一瞬で塵と化した。

「フィッシュ・アイ!!」テントから鏡で様子を見ていたベスベスが声を上げる。パラパラも驚く。「あたしの逆玉の術を やぶって変身した!?」
パラパラは不敵に笑う。「おもしろいじゃないの!」

「マーキュリー!!」「スーパーセーラームーン!ちびムーン!よかった!もとの姿に……!」
「やったわね!ちびムーン!」余裕でガッツポーズを決めるセーラームーンを、ちびムーンは息を切らしながら複雑な思いで見つめる。
―やっぱり強い―!どんなときも敵を一瞬にふきとばすスーパーセーラームーン―
どんなときもみんなに必要とされる 強くて美しいうさぎ ―そう うさぎがいなくちゃダメなんだ
ずっと感じてた 同じ“幻の銀水晶”をもっていても 同じ武器(アイテム)をもっていても
セーラームーンナシであたしがその力を発揮することはない あたしひとりじゃなんの役にもたたない―!

「トゥインクル・エール!!」「ちびムーン!?」鈴を高く掲げると、エリオスがすぐに現れた。『乙女よ』
「エリオス やっぱりちがうよ あたしにはセーラームーンのような強い心も力も美しい姿もない―!エリオスのさがしてる乙女はあたしじゃないよ!」



818: ◆P9MoonSjzo
09/03/09 22:14:58
セーラームーンにはその話は初耳だった。「エリオスのさがしてる―乙女?」少しの間のあと、エリオスが説明を始めた。
『―わたしのさがしている ―乙女とは 美しい夢をもつ 月の光に守られた 王女(プリンセス)にして戦士
―そしてゴールデン・クリスタルの封印をとく聖石(クリスタル)をもつ 選ばれたる乙女のこと』

ちびムーンは固く目を瞑った。―そう―… エリオスのその言葉を聞いた瞬間に もうわかっていたの
マーキュリーがぽつりと呟いた。「―まさか その乙女って…… セーラームーン ―いいえ プリンセス・セレ二ティのこと?」
『―では スーパーセーラームーン あなたが ―プリンセス・セレ二テイ?』
ちびムーンは目の前が真っ暗になった。―エリオスのさがしている乙女はあたしじゃない― 必要なのはあたしじゃない―
「ちびムーン!?」傷心のちびムーンはそのままどこかへ走っていってしまった。すると後を追うように、エリオスもスッと消えてしまった。
●to be continued●



819:マロン名無しさん
09/03/10 00:03:20
まさかの百合展開

820:マロン名無しさん
09/03/10 00:36:17
プリンセス・マーキュリー??
どゆこと?

821:マロン名無しさん
09/03/10 00:37:28
ちび亜美は先代のセーラーマーキュリーか?

822:マロン名無しさん
09/03/10 00:40:00
亜美母が男作ってなくて本当によかった

823:マロン名無しさん
09/03/10 00:45:40
次回予想

ちびうさが再びグレてスーパーブラックレディと化し、皆の前に立ちはだかる
どさくさに紛れて変態がまたまた洗脳される
手も足も出ないセーラー戦士たちだったが、ちびうさはエリオスのキスで元に戻る

824:マロン名無しさん
09/03/10 00:46:55
マーキュリーとハープの組み合わせいいな
人魚みたいだ

825:マロン名無しさん
09/03/10 00:50:11
>>820
「きみこそ俺のたった一人のプリンセスなんだ」
ってセーラー戦士全員を口説いて回る変態が浮かんだ

826:マロン名無しさん
09/03/10 00:52:37
>王女(プリンセス)にして戦士

実は亜美のことだったりしてな

827:マロン名無しさん
09/03/10 00:54:17
>>823
>どさくさに紛れて変態がまたまた洗脳される

普通にありえるから困る

828:マロン名無しさん
09/03/10 00:56:02
これちびうさが一人になったところをまた敵につけ込まれるパターンだろ

829:マロン名無しさん
09/03/10 00:59:39
>>826
最初の頃に、亜美の母は宝石類(ダイヤの指輪等)を腐るほど持ってるってちらっと出てきたよな
実はゴールデンクリスタルは亜美の家にあったりしてw

830:マロン名無しさん
09/03/10 01:00:13
あたしの夢は だれでもいいから だれかに 愛されること……
の魚の目が男に見えた
いや男か

831:マロン名無しさん
09/03/10 01:06:23
>>830
だれでもいいから=同性でもおk
ってことかと思った

832:マロン名無しさん
09/03/10 01:09:56
ウオノメの声優が今から楽しみ

833:マロン名無しさん
09/03/10 01:13:45
>>830
確かに目の書き方は男っぽいが、首が華奢なので女に100ウオノメ

834:833
09/03/10 01:16:12
間違えた
「魚の目」で一つの単語か
紛らわしいな

835:マロン名無しさん
09/03/10 23:51:17
まさか、セーラー戦士全員がそれぞれの惑星のプリンセスってことなのか?
もしそうなら月以外の星にも王国があったことになるが…

836:マロン名無しさん
09/03/11 00:35:53
>>835
プリンセスが自分の星を離れて、
ほかの星のプリンセスのために命を賭けるなんて可哀想
守護戦士達の親はどんな気分で娘を送り出したんだろう…

837:マロン名無しさん
09/03/11 00:39:44
>>835
多分外部太陽系戦士は違うとオモ
プリンセスがあんな孤独な場所に追いやられるなんて哀れすぎる

838:マロン名無しさん
09/03/11 00:43:23
月の王族=本家
他の惑星に散らばった王族=分家

ということか?
オーストリアのハプスブルグ家みたいだな

839:マロン名無しさん
09/03/11 00:47:04
>>835
まさかwいくらなんでも地球外生命体いすぎw

840:マロン名無しさん
09/03/11 00:50:24
変態とエリオスの関係はマリオとヨッシーみたいなものだと予想

841:マロン名無しさん
09/03/11 01:00:13
うさぎとちびうさはあっさり元に戻ったな

つーか変身するだけで元に戻れるんだったらもっと早く試せばいいのにw
…ってのは禁句なんだろうな

842:マロン名無しさん
09/03/11 01:02:18
>>840
エリオス…月
変態…すっぽん
でFA

843:マロン名無しさん
09/03/11 01:08:53
ちびうさはうさぎにひどく劣等感を感じてしまっているようだが、
ちびうさにはちびうさにしかないいいところがあるんだからいいじゃないか
ちびうさのおかげでほたるは最後に小さな幸せを手に入れることができたんだ もっと自信もて







みたいなことを、次回変態が偉そうに言うんだろうな(´・ω・)

844:マロン名無しさん
09/03/11 01:11:58
エリオスの性別がまだわからないのがもどかしい

845:マロン名無しさん
09/03/11 01:13:26
>>842
エリオス…月
変態…すっぽんぽん
でFA

846: ◆P9MoonSjzo
09/03/11 21:39:34
[受験戦争編]
第1話 まこちゃんのユーウツ (「るんるん」1995年5月号掲載)

素敵な一軒家で、女の子らしい可愛い服にエプロンを着たまことが、お皿を持って微笑む。スーツ姿の主人が帰宅したのだ。(顔は見えないが)
「ただいまーっvうーん おいしそーなニオイがするぞーっ」「おかえりなさいセンパイッv
きょうはセンパイとのケッコン一周年記念日だから ごちそういっぱいつくったのよv」
「わー たのしみだなーっvボクもお祝いにキミの好きなピンクのバラを買ってきたよっv」「や~~んっっ うれしーいっ」
「でもまこちゃん なんかコゲくさいニオイがするよ」「うう―んセ・ン・パ・イvこのアタシがこがすワケないじゃない コゲくさいニオイなんか…」
座ったまま眠りこけていたまことは、ガバッと起き上がった。「しまったああっ」

危機一髪、まこちゃん特製ミートローフ大成功。オーブンから取り出し、味見をして、まことは頷く。
―あたし 木野まことv15さいvちゅーさんv シュミはバーゲンv特技はお料理v
―苦手なモノは……飛行機☆ ……というカヨワイオ・ト・メv

五時ジャストに玄関のチャイムが鳴り、うさぎ達が揃ってやってきた。―あたしたちただいま花の受験生v
゚・*:.。.花 .。.:*・゜の女子高生になるためにっ!今日から週一回 亜美ちゃんの指導のもと 勉強会をすることにしたのv
―これはあたしたちの愛と感動っ!!の受験戦争の記録ですっっ!

「へ~~っvまこちゃんたら しばらくこないうちにおへやがいちだんとラブリーになったわねーv」
「ハイッvお茶ドーゾv」「わ――っvカワイイカップ!」お茶の味・香りともにうさぎ達に好評だ。まことがうっとりと解説する。
「それカモミールティーなのっ リラックス効果があってね それを飲むとぐっすり眠れるのよ」
「……ぐっすりねむれる?」亜美がキラーンと目を光らせた。
「それはよくないわ!お茶はもうこのぐらいにして さあ!ガンガンはじめましょっ!」うさぎ達は亜美の迫力を前にして小さくなるばかり。


847: ◆P9MoonSjzo
09/03/11 21:40:38
シーンと静まりかえった部屋で、みんながテーブルを囲んで各自問題集を解いていると、まことが一人そわそわし始めた。
ちらっと横目でみんなの様子を窺うと、にっこり笑って切りだした。「……ねえっvそろそろ夕ごはんにしない?」
レストランで出てくるような、綺麗に盛りつけされたオードブルを見て、皆は感嘆の声を上げる。
「わ~~っvすっごいごちそう!おいしそ―っv」「下ごしらえたいへんだったでしょ?」
「まあね ちょっと一晩v」「一晩ッ!?」亜美は度肝を抜かした。「だめよまこちゃん!受験勉強にさしつかえるわっっ もうこんな気をつかわないでよ」
「うんvでもどーしてもみんなに食べてほしくってv」顔を赤らめてそう告白するまことに、うさぎ達は思わず感動してしまう。

“あなたもジャルーで沖縄へ!”「きゃあっ」つけっぱなしだったテレビに飛行機が映り、まことはカーテンにしがみついて青くなる。
「まこちゃんっ!?」「あ CMか☆ごめんねみんな アタシ飛行機の音がダメなの☆アタシの両親アタシがちいさいころ飛行機事故で死んじゃったの
だからアタシの手料理囲んでこーしてみんなで家族みないに食べられるのってすっごい幸せなコトなのっ」
キラキラと目を輝かせるまことに、うさぎ達はまたもや感動してしまう。

気づくと、時計は十一時を指していた。「いけない!もうこんな時間?」「ひきとめてごめんっ☆」
「またお茶とごはん食べにきてネv」まことは笑顔で手を振る。パタン、とドアが閉まり、うさぎ達は我に返った。
「……お茶とごはんを“食べに”??」「あたしたちなにしにきたんだっけ」亜美はノートを見てひとりショックを受けている。
「なんてことっ!予定の半分も進まなかったわ!次からはガンガンやるわよっ!」

「さあ!やっとあとかたづけおわったわ」隅々まで掃除が終わり、キッチンはピカピカに光っている。「いけない!もう一時!はやくねなきゃ!」
まことは笑顔で床についた。「これまで三月まで毎週勉強会かぁ でもま!亜美ちゃんとゆー つよ―い味方もいることだし
受験なんてラクショ―ねっv」



848: ◆P9MoonSjzo
09/03/11 21:41:32
そんな中、学校のテストが返ってきた。木野まこと、40点。突き付けられた現実に、まことはショックを隠せない。
100点の亜美に激励されても、なんだか余計に落ち込んでしまうまことだった。
まことは肩を落としたまま、園芸部に顔を出した。「…こんにちは―」「あれ― まこちゃんセンパイッ?
ど―したんですか?三年は受験でもう部活は禁止ですよ」そのことをすっかり忘れていたまことはまたもやショックを受ける。
和気あいあいをしている男子部員たちを見て、まこと涙目。「……くっすん☆ツライわ受験生って」

フルーツパーラー・クラウンで、宇奈月がにっこり微笑みかけた。「ね?まこちゃんうさぎちゃん イケるでしょっ?
宇奈月ちゃんおススメのハイビスカスティーよっv」「すっぱ――いっ」「勉強中に飲めばすっぱくてきっと目がさめるわよっv」
「これならきっと亜美ちゃんにも気に入ってもらえるわ!どこに売ってるの?」

宇奈月に連れられて、うさぎとまことはPRIvPRIというお店に辿りついた。「わ― こんなラブリーなお店が十番にあったの?」
ところがハイビスカスティーは売り切れてしまっているようだ。「……それより ホントにまこちゃんて ……すきなのねえ」呆れる宇奈月。
「や―ん このクッションカワイイッvこの宝石箱キレ―ッvあ!カワイイピアス!」まことは店内のあらゆる商品に完全に目を奪われてしまっていた。

店内でお茶を飲みながら、まことが愚痴りだした。「アタシねえ みんなでお茶したり ラブリーなお店いったりが 学校帰りのいちばんの楽しみだったの☆
でもいま受験でそーゆーのもガマンしなくちゃでしょ?ああっ!みんなでお茶したーいっ」…してるじゃない、いま。うさぎは心の中で突っ込んだ。
「まこちゃん!」宇奈月ががしっとまことの手を握った。「゚・*:.。.花 .。.:*・゜の女子高生になれば好きなだけ!
お茶も飲めるし道草もおっけーよ!がんばるのよっ!」「宇奈月ちゃんっ!」既に女子高生を満喫している宇奈月の言葉には説得力があった。



849: ◆P9MoonSjzo
09/03/11 21:43:02
今週もまことの家で勉強会が開かれた。「……ねえみんなっvちょっとだけお茶にしないっ?」まことはそう言ってにっこり笑う。
部屋を出て行こうとするまことのスカートを、亜美がはっしと掴んだ。
「きょうはあたし緑茶持参できたの あたしがお茶を入れるからまこちゃんはつづけてて」亜美はそう言ってにっこり笑う。
……オニッ☆とまことは心の中で悪態をついた。「心おきなく問題解いてネv」亜美はにこにこ笑っている。
……しかし さきから二オってくるこの香りは
うさぎと美奈子は敏感に察知した。まことがにっこりと微笑んだ。「……ねえっvそろそろ夕ごはんに……しないっ?」

今回は懐石料理のようなご馳走が皆の前に並べられた。「ひえ~~っっ」「このゴ―カな料理の数々はっっっ☆」
「まこちゃん~~」亜美がまことに詰め寄る。「わーんごめんっゆるしてっ また一晩かけてつくってしまいました~~っ」
「まこちゃん!受験生の友はカップラーメンときまってるのよ!料理してるヒマに一問でも解くのよっっ」ちなみに亜美は五人分ちゃんと持ってきたらしい。
美奈子も説得を試みる。「そーよまこちゃんっ!いくらなんでも部活をしてないこの時期にこんなに栄養とったら デブのセーラー戦士になっちゃうわよっ」
デ ブ の セ ー ラ ー せ ん し っ ??
この言葉はまことに重―くのしかかったのだった。

亜美はピカピカの棚の上を指でサッと拭いてみる。そこには塵ひとつつかない。「まこちゃん おへやのおそーじがとってもゆきとどいているようだけど」
ギクッと冷や汗をかくまこと。実は丸二日かけて掃除をしていたのだ。
「そーいえば なんかこのまえよりもラブリ――なグッズが へやのなかにふえたような」まことはさらに顔をひきつらせる。
「……学校帰り道草をくってるわね?」「ひ~~~っ ごめんなさ~~~いっっ」ボソっとジト目のレイに言われて、まこととうさぎは揃って謝った。



850: ◆P9MoonSjzo
09/03/11 21:43:46
まことはついに弱音を吐いた。「……アタシ…… ……高校いくの やめようかな むいてない気がするの 受験勉強
やらなくちゃと思えば思うほどっ!お茶が飲みたくなるのっ!料理がしたくなるのっ!おそーじがしたくなるのっ!ラブリーなものがほしくなるのっっ
アタシってただお料理とお茶とお花とカワイイものを めでるセーカツができればそれでいいのよっ」手を組んでキラキラウルウルするまこと。
「まこちゃん それはね」“図説 社会心理学”というタイトルの本のページを捲る、眼鏡をかけた亜美。
「た ん な る 逃 避 よ」その瞬間、まことは脳天に巨石が落下してくるのを感じた。
「あっ死んでる」「まこちゃーんっお―いっっ」「さあっ!死んでるヒマはないわっ!ガンガン解くわよっ」美奈子は亜美の怖さに震えている。

あのラブリーグッズのお店、PRIvPRIに中華風のお化けがぼわんと湧いて出た。
“うふふんv我この地に巣くう地霊(ゲニウス・ロキ) 中国四千年の味vト―ヒーチャンv
うう―んvあま―い糖気がジューマンしてるアルvト―ヒをしてる若いrものがこのショップにたくさん出入りしてるアルv
この糖気を使ってもっともっとト―ヒしてるコちゃんをあつめるよろしv”

学校でテストが帰ってきた。まことの50点のテストを見て、うさぎはその長氏、と励ます。ちなみにうさぎは35点だ。
まことはげっそりした顔つきで、とぼとぼと帰路についた。「……ああ 点数も上がったのに ……うれしくない 体調もよくないし」
―ああ寄り道がしたい お茶したい ラブリーなものが見たい でもまっすぐ帰って勉強しなくちゃ
すると、どこからかいい香りが漂ってきた。……なにかしら いいニオイvああ 足がかってに……

辿りついたのはあのPRIvPRIだった。なんと大バーゲンを開催しているようだ。「いらっしゃ~~いvご来店大カンシャッ!」
「バーゲンバーゲンv」まことはうずうずして店内を見回す。「あなた大ラッキーあるねv本日の大セール品帰るなんて!
スペシャルハーブティーとチャイニーズ・スコーンにブラウニーvいまならセットで百円ナリv」「うっそーっv買ったっっっv」



851: ◆P9MoonSjzo
09/03/11 21:44:19
「だいたい亜美ちゃんはキビシすぎるのよ☆」うさぎが思わずこぼした。亜美は本を片手に反論する。
「“知識は我々が天に飛翔する翼である”ってシェイクスピアもいってるわ!学ぶことを恐れちゃダメよ!みんなで高校へ入学するために!勉強するのよ!」
「……でも“学問に時間を費やしすぎるのは怠惰である”ってベーコンがいってるわよ」何気にレイが本を片手に応戦。
うさぎと美奈子は、ベーコンはあの食べるベーコンかしら、とまるでわかっていない。

突然、レイが大声を上げた。「妖気!あの店からあやしげな芳香が!みんなのようすがヘンだわ!」
うさぎは慌てる。「あのお店!まこちゃんがよくいく店よ!」

家に帰ったまことは、久し振りのお茶とお菓子にありついた。「……ああvなんてオイシイお茶にケーキvし・あ・わ・せv
いいのアタシvこのままデブのセーラー戦士になっても高校いけなくても」まるで酔っぱらってしまったように、まことの目はトロンとしている。
「まこちゃんっ!?」バン、と勢いよく扉を開けて、うさぎ達が駆け付けてきた。まことは床にぶっ倒れてしまっている。
「わ~~~っ まこちゃんっっ!?」

“我は地霊ト―ヒーチャンvこのムスメの糖気で満たしたカラダもらうアルv」「敵!?」レイは身構える。
「死んじゃダメ~~~ッッ まこちゃ~~~ん」うさぎが泣きながらまことの体を揺さぶるが、なんの反応もない。
「あたしたち゚・*:.。. 花.。.:*・゜の高校生になってケータイもって渋谷いって寄り道しまくってコンパしてカレシをつくるのよっっ
゚・*:.。. 花.。.:*・゜の高校生になるのよっ まこちゃんっ」まことの脳裏に、高校の制服を着た自分のビジョンが浮かび上がった。
まことはパチッと目を開けた。「そうよっ そうだったわっ!ジュピタープラネット・パワー メイクア―ッッップ」


852: ◆P9MoonSjzo
09/03/11 21:44:54
「゚・*:.。. 花.。.:*・゜の高校生になって思いっきり寄り道してお茶するまでは死ねないわっっっ ジュピター・ココナッツサイクロンッッ」
ジュピターの攻撃を喰らって、霊はあっさり消えてしまった。「やったわね!ジュピター―!」スーパーセーラームーンはまだウルウルしている。
「もちろんよっ!まけないわっアタシッ」しかしなぜかジュピターの顔はちょっと赤い。

ジュピターはフラッと床に倒れ込んで眠ってしまった。「……敵もたおしたことだし これで受験もバッチリよv」そんな寝言を漏らしながら。
「ジュピタ―!敵をたおしてもまだ勉強がのこってるわよっっ!」泣き付くマーキュリーにセーラームーンは呆れ顔。
「まこちゃんがのんでたハーブティー 酒でもはいってたんじゃないの?」マーズが突っ込む。
「うう~~ん セ・ン・パ・イv高校入学祝いはバラの形のゆびわがいいわ……v」

―そして春。無事、十番高校に入学したまことの姿があった。
●The End●




853:マロン名無しさん
09/03/11 21:50:25
スイーツ(笑)











だがまこちゃんなら許す

854:マロン名無しさん
09/03/11 21:51:42
なんかレイに続き亜美までアニメと性格が離れてきてるなw

855:マロン名無しさん
09/03/11 21:54:22
まこと ヒロイン
うさぎ 親友ポジション
亜美 天然
レイ 突っ込み
美奈子 空気


…あれ?リーダーwww

856:マロン名無しさん
09/03/11 21:56:32
亜美ちゃんいいキャラしてるなw
冷静なクールなレイちゃんも何気にいい味出してる

857:マロン名無しさん
09/03/13 14:31:03
セレブな亜美ちゃんでもカップラーメン食べる時があるんだなぁ…と感心してしまったwwww

858:マロン名無しさん
09/03/13 20:22:25
カップラーメン五人分って学生鞄に入らないだろうから多分リュックで来たんだろうなw

859:マロン名無しさん
09/03/13 20:24:18
ベーコンの格言で亜美に対抗するレイw
何気に成績よさそう

860: ◆P9MoonSjzo
09/03/13 21:54:52
Act41 夢3 マーズ・ドリーム

―ああ にげだしたっていじけたって なにもかわるわけじゃないのに ……バカみたい ……わかってるのに
ちびムーンはエリオスの言葉を思い出した。“ではスーパーセーラームーン あなたがプリンセス・セレ二ティ?”

立ち止まって変身を解く。ちびうさはすっかり落ち込んでしまっていた。―やっぱりうさぎだった
エリオスのさがしている乙女は ……あたしじゃなかった ……くるしいよ “乙女よ”そうよばれてうれしかった
“力をかしてください わたしをよんでください”―あたしでもなにかできるかもって思った
“美しい夢をもつ 月の光に守られた 王女(プリンセス)にして戦士 ゴールデン・クリスタルの封印をとく聖石(クリスタル)をもつ乙女―”
―でもやっぱりダメなんだ チビで力もないあたしじゃ―

鈴が小さく鳴り、ちびうさの前に翼を広げたエリオスが現れた。「……エリオス…」雨が降りだした。雨粒に交じって、ちびうさの目からも雫が落ちる。
「……いつか ……あたしも必要とされるときが ……くるのかな ……大きくなって りっぱな戦士になって すてきなレディに……
いつか…… あたしの夢がかなうときが くるのかな……」

エリオスはこの場所にいながらうさぎ達の様子を視ていた。うさぎと亜美は大慌てで衛やレイ・まこと・美奈子と合流していた。
「ちびうさが!?」「大ぶりになるぞ!さがしにいこう!」「ちびうさ―っ」

エリオスは、立ちつくしたまま顔を両手で覆って泣き続けるちびうさを優しい目で見やると、そばに寄って来た。
そしてそのまま、ちびうさにそっと口づけた。驚いて目を開けたちびうさの視界に入ってきたのは、ペガサスではなく、美少年の顔だった。
「―泣かないで 小さな乙女よ」エリオスはちびうさの傍に跪いた。「あなたの助けあってこそ スーパーセーラームーンは いま全力で戦えるのです
みんなあなたを心配してさがしています ―あなたは いつだってこんなにもとめられている あなたのまわりは 愛にみちあふれています」
ちびうさは真っ赤になって口を手で覆った。


861: ◆P9MoonSjzo
09/03/13 21:55:25
「……この姿では これが限界―… 小さな乙女よ またきっと会いにきます だから泣かないで…」美少年はそのまま儚く消えてしまった。
そこへうさぎ達が駆け付けてきた。「ちびうさ!」うさぎはぎゅっとちびうさを抱きしめた。「よかった……!カゼひくよ 帰ろ」
ちびうさは赤くなって上の空だ。「ちびうさ?」ちびうさははっと我に返った。「……エリオスは?」
傘をさした亜美が答える。「あのあとすぐ消えちゃったの 話はきけなかったわ」
ちびうさの胸は高鳴った。……エリオス?……いまのは エリオス……?

美少年は深い深い闇の中に堕ちていった。闇の底にある籠の中のペガサスの中にふわりと入りこむと、荒い息をした。
“……ほう わたしの呪縛からぬけだしていたとは たいしたものよのう だが おまえもこの地もすでにわたしのもの
やがて地上もやがてはすべてわたしのものとなる かってなマネは許さぬぞ クククッ”
『……この地とカラダとらわれても まだわたしは心までは支配されてはいない―!
邪悪なおまえなど王子(プリンス)が そして王女(プリンセス)が かならず消し去ってみせる!』エリオスは勇敢に啖呵を切った。
“なまいきな!”女は歯ぎしりすると、籠の中のエリオスにバシッと攻撃を加えた。
……はやく ゴールデン・クリスタルをさがさねば この地をもとにもどさねば この星までもが……

ジルコニアは大きな鏡を見つめ、歓声を上げた。「……おお!何度見ても まるで水晶球のように美しいこの星……!」
“今度こそここに われらの時代がはじまろうとしているのだ ジルコニア 白い月の王国の輝きは いまやあそこには存在しない
あの月の王国に守られていないこの星など 転生した月の王国の者どもなぞ赤子同然 この星と
―そしてやつらのもつ 無限のパワーを秘めた聖石「幻の銀水晶」を手に入れるときが やってきたのだ”



862: ◆P9MoonSjzo
09/03/13 21:56:34
「ですがネヘレニアさま “聖石”は真の所有者でなければあつかえぬという……」
“ジルコニア このわたしが デッド・ムーンの美しき偉大なる女王ネヘレニアと知って その口きいているのであろうな”
「失礼をいたしました!あなたこそ真の月の女王 月の王国の聖石“幻の銀水晶”の真のもち主 そしてすべてを手に入れるおかたでございます」

T.A女学院での弓道部で、レイが鍛練に励んでいる。レイの放った矢は、見事に的に命中した。
「火野」顧問が呼びとめる。「どうした?きょうは屋に迷いがでてるぞ」

「レイちゃ~~~ん☆そうやってると まるで亜美ちゃんみたいだよ~~~☆」みんなとの下校中、レイは“神社の経営法”というタイトルの本を読んでいる。
「おじいちゃんがね カゼひいてたおれちゃって いま動けないの 世の中不景気だし 効率いい経営法をさがしてるのよ」
「人をやとえば?」と亜美。「ダメ!人件費がかかる!ムダガネはいっさい使わない主義なの」

意外にも美奈子が食いついてきた。「レイちゃん!いい方法があるわvてっとりばやく ムコ養子をとればいーのよっv」
レイはわなわなと青筋を立てる。「ムコよーしぃ?ジョーダンじゃないわっっ なんでアタシがっっ」
「レイちゃんがオトコギライなのはよーくわかってるって ようはね ケッコンしたって思わなきゃいーワケ
神社のためにタダで人にきてもらったって思えばいーのよっvもちろんその人におじいちゃんのアトついでもらって
神社の仕事ぜーんぶやってもらって レイちゃんは好きなことしてくらすのvレイちゃんのしもべだと思えばいーのよっ」
「しもべ……vいいかもそれ……v」美奈子に乗せられて、楽でいいかもと思ってしまうレイだった。
「……二人とももっと学生らしいこといったら?」と本を読みながら亜美が突っ込む。



863: ◆P9MoonSjzo
09/03/13 21:57:09
「学生らしいことといえばっ」美奈子とまことが身を乗り出してきた。「「ああっ カレシがほしいっっ」」
「……そればっかし」本を読みながらレイが呆れる。「あらっ それが正しい女子高生の欲求よっっ」

「おとりこみ中のとこもうしワケないけど」「ルナ!アルテミスダイアナv」「あしたはいよいよ デッド・ムーンサーカス団の公演の初日!
のりこむわよみんな!」「おつでもおっけーよっ!」みんなは気合十分だ。

火川神社の戻ったレイは、臥せっている祖父の様子を見に行った。「熱が下がらんなんてそろそろワシもお陀仏っ南無阿弥陀仏…」
「……おじいちゃん ウチは神社なんですケド☆」レイが突っ込む。「まあしばらくは あととり孫娘のアタシにまかせて ゆっくり休んでくださいませ」

「すんませーん 縁むすびのおまもり二つくださーいv」「どうぞ 八百円です」レイが笑顔で接客する。「どーもおv」
客の後ろ姿を眺めながら、ぼんやりとレイは思う。―カレシってそんなにほしいものかしらねえ
“夢はおよめさんv”“あたしの夢は医者”“あたしはアイドル!”……あたし は このままおじいちゃんのあとをついで 火川神社の宮司になる
ここにずっといる それがあたりまえだとばくぜんと思ってた みんなあんなにはっきりしたビジョンをもっている ―あたしの夢……

鏡を覗きこんでみると、映ったのは空を飛ぶフォボスとディモスだった。レイは傍に落ちていた先の丸い矢を手に取ってみる。
“きょうの弓はまよいがでてたぞ”
「おいで!フォボス!ディモス!」レイは持っていた矢を高く投げた。しばらくして、矢をくわえたフォボスとディモスがレイの方へと戻ってくる。



864: ◆P9MoonSjzo
09/03/13 21:57:42
祖父はこの様子を襖を開けて見守っていた。―レイがこの神社にきたのは 小学校に上がるまえじゃったかな
「おじいちゃまのお庭 カラスがいるの?」「都会は多いんじゃよ 新宿とか六本木とかとくにな めずらしいかい?」
レイは何かを感じ取り、二羽のカラスの方へと駆け寄った。「フォボス!ディモス!」「レイ!?」
「この子たちはね フォボスとディモスって名まえなの いまピンときたの そうきまってるのよ」

―むかしからふしぎな娘じゃった ……ワシにはわかる レイ おまえはいつか ここをはなれ おまえが本来在るべきところへとびたってゆくだろう
それがいつなのかどこなのか ワシにはわからんが……
●to be continued●




865:マロン名無しさん
09/03/13 22:31:35
エリオスかっこいいいいいいいい








変態?なにそれ?おいしいの?

866:マロン名無しさん
09/03/13 22:33:40
直子はほんとに雨の中のキスシーン好きだな

867:マロン名無しさん
09/03/13 22:36:28
※ネタバレ※

エリオスはアマゾン・トリオ(補欠)ペガサス・アイ

868:マロン名無しさん
09/03/13 22:37:47
~何度目かわからんが今度こそ変態終了のお知らせ~

869:マロン名無しさん
09/03/13 22:39:15
変態「うはwww獣姦キタコレwww」

870:マロン名無しさん
09/03/13 22:42:00
レイちゃんいいキャラしてるなw

871:マロン名無しさん
09/03/13 22:45:17
原作レイは本を読む姿が様になるな

872:マロン名無しさん
09/03/13 22:49:37
これアニメでもやってほしいな
富沢ボイスで「しもべ…いいかもそれ」って聞いてみたいw

873:マロン名無しさん
09/03/13 22:50:43
幼少期のレイが若干電波入ってた件

874:マロン名無しさん
09/03/14 03:52:08 hL3Nwscs
カラスの寿命って長かったっけ?

875:マロン名無しさん
09/03/14 07:26:19
「バーニング・マンダラーッ!」
「……レイちゃん ウチは神社なんですケド☆」

876:マロン名無しさん
09/03/14 10:59:10
>>875
そういえばアニメのレイは十字架のネックレスしてたことがあったなw

877:マロン名無しさん
09/03/14 11:03:10
>>874
20年くらいって聞いた
でもルナやアルテミスのように実は太古の昔から生き長らえていたのかもしれん…

878:マロン名無しさん
09/03/14 11:05:46
>>875
おじいちゃん突っ込みナイスwww

879:マロン名無しさん
09/03/14 11:08:22
美奈子がすっかりアホキャラになってるw

880:マロン名無しさん
09/03/14 11:09:42
>ムダガネはいっさい使わない主義なの


亜美ちゃんのカップラーメンといい、みんな金持ちなのにケチだなあ

881:マロン名無しさん
09/03/14 11:13:12
※ネタバレ※

ネヘレニアは月の女王(補欠)

882:マロン名無しさん
09/03/14 11:15:45
もうエリオスがヒロインでいいよ
変態?のし付けてデッド・ムーンに送りつけろ

883:マロン名無しさん
09/03/14 11:17:41
>>873
美人なんだし天才霊能力少女としてテレビに出れそう

884:マロン名無しさん
09/03/14 11:19:22
いまさらだがカラスを飼育するなど苦情がきそうだ

885:マロン名無しさん
09/03/14 11:20:50
>>872
アニメではすでに雄一郎というしもべがいるジャマイカ

886:マロン名無しさん
09/03/14 12:28:59
雄一郎を逆輸入したりして

887:マロン名無しさん
09/03/14 15:27:11
>>886
それ(・∀・)イイ!!
でも原作のレイちゃんは男嫌い設定があるから難しいかな

888:マロン名無しさん
09/03/14 15:29:15
逆輸入といえば、浅沼くんをアニメでも見てみたい

889:マロン名無しさん
09/03/14 20:40:20
「おじいちゃま」
さすが政治家の娘…。

890: ◆P9MoonSjzo
09/03/15 21:42:14
Act41-2

デッド・ムーンサーカス団の公演初日。たくさんの風船で飾られているテントを見て、うさぎ達は歓声を上げる。
「デッド・ムーン大サーカスショ――!当日券はこちらです ショーをごらんにならないかたも 中の移動遊園地へどうぞv」
「ゲッ ショーがS席一万円?」「高いッ!信じらんないッ」「世の中円高のハズでしょっ!?」
「サギだわっ!ますますあやしーわっ!!デッド・ムーンサーカスッ!」美奈子達は大ブーイングだ。
「わ―いっvソフトクリーム食べたーいっ ジェットコースターのりたーいっv」「コラコラ あそびにきたんじゃないのよちびうさ☆」
ルナ・アルテミス・ダイアナはちょっとひとまわり様子を見てくる、と言って皆と別れた。

「おばけ屋敷があるんだって!」「ろう人形館も!いってみようよv」人々の楽しそうな様子を見て、ちびうさが衛におねだりする。
「ねえまもちゃん ちょっとだけゴーカートのろーよv」「よーし!」「あ― あたしもっv」うさぎも一緒に付いていく気満々のようだ。
レイはすっかり拍子抜けしてしまう。どんな凄い妖気が溢れているかとビクビクしながら、フォボスとディモスまで連れてきたのに―と。

―こんな気分はひさしぶり わくわくするわ!まるで子どもになった気分
「だってそれがサーカスだものっv」「え?」誰かの声が聞こえた気がして、レイが振り向くと、そこにはちょうどミラーハウスが立っていた。
「キレイだったね」「おもしろかったあv」すれ違う人々の声が耳に入り、レイは好奇心を覗かせた。……見てみたいな ちょっとだけ
レイは一人で、吸い込まれるようにミラーハウスの中へ入っていった。

「ショーがはじまりまーす おいそぎくださーい」うさぎ達はきょろきょろと周りを見渡す。「ルナたちは?」「あれっ レイちゃんもいないよ」
そこへ、ルナ達三匹が一目散に走ってきた―が。「あ!コラッ ネコなんかダメよっ!」仮面を付けたセレセレにつまみ出されてしまった。


891: ◆P9MoonSjzo
09/03/15 21:42:52
ついに華やかなショーが開幕した。セレセレは空中ブランコの上から花を撒き、ベスベスは象を連れて鞭を振るっている。
表面上は普通のショーを装っていたものの、ベスベスは内心ほくそ笑んでいた。―さあ ここにきた人間どもを
カワイイレムレスどものエサにしようかしら それともあたしたちのしもべにしちゃおうかしら
うさぎ達含め、観客はなんだか頭がクラクラしてきた。「きもちい―いv」「たのしーいv」「そういえばレイちゃんは?」「さあ そのへんにいるんじゃない?」

「いかん☆めまいがひどくなってきた みんなすこし外へでたほうが… 出口は…」辺りを見回して、衛ははっと我に返った。
―おかしい……!!どこにも 出口がない!?

そのころ、レイは一人でミラーハウスの中を歩き回っていた。「なにもうつらない鏡―?どんなしかけがあるのかしら」
「安心して!タネもしかけもございません!」ひょこっと顔を覗かせたのは、なんと幼少期のレイ本人だった。
「鏡にうつるのはほんとうの姿にきまってるわv」―え!?―あたし!?
「はじめまして!“あたし”」確かに鏡の中の自分が口を利いている。レイは目を見開いた。―しまった!これは敵の……!?

「さあ!これからここにあなたの心の中をうつしてあげるわ ホラあたしって ママは早くに亡くなって パパは政治のお仕事でいそがしくて
あたしをおじいちゃまのところへあずけっぱなし 小さいころから不幸だったでしょ?だからあたし幸せになりたかったの」
レイはいつの間にか四方を鏡に囲まれていた。―でられない!とじこめられた!?いつのまに!?
「ホントはうさぎにこき使われるのも 亜美やまことや美奈子に しかたなくつきあうのもしんどいのよね もうゲ・ン・カ・イ」
レイは思わず耳を塞いだ。「やめて!そんなこと思ってない!」

「そろそろ自分の幸せを考えたいの これからはあたしのいうことぜーんぶきいてくれる お友だちをつくらなきゃ
―そうvたとえばあたしにメロメロなカレシvってとこかしら」鏡の中のレイが、タイガーズ・アイにそっと唇を近づけた。



892: ◆P9MoonSjzo
09/03/15 21:43:48
「悪霊―… 退散ッ!!」レイが放った渾身の一撃で、鏡の中のレイは消滅した―かに見えた。
舌打ちをしながら、レイの死角にパラパラが現れた。「だらしないわね!タイガーズ・アイ!」
顔にお札を張られ、虎の姿のタイガーズ・アイはしゅんとうな垂れてしまう。パラパラは自信たっぷりの表情で玉に念を込めた。
「うふんvでもこのあたしパラパラがミラーハウスにかけた魔法 “玉響(たまゆら)”はこれしきのことではびくともしないわよ」

「―まあね たまには好みじゃないヒトと キスの一つや二つはするわ」またもレイの幻影が鏡に映りこんだ。
「でも 最終目標は お金持ちのヒトのところへおよめにいくコトッv一生ラクしてくらす!神社の宮司なんてジョーダンじゃないわ!」
レイは鏡を睨みつける。―変身よ!!こんなところに長居は無用!「マーズ・スターパワー・メイク……」

キン、と力が反射してレイを襲った。「あうっ」―変身できない!?―いいえ 変身の呪文(スペル)をまちがえた!?
レイの意識がどんどんふらついていく。―変身―?なんに変身を―?あたし……どんな夢を― なにをさがしていたんだっけ?
床に横たわるレイを見て、鏡の中のパラパラと虎の姿のタイガーズ・アイは黒く笑った。
「さあ!タイガーズ・アイvこの美しい夢をもつ不幸な少女を 身も心も食べておしまいv」
タイガーズ・アイが牙を剥いてレイに襲いかかった。

「ああもうホントにっ☆」テントの外では、ルナたちが悔し涙を流していた。「やんなっちゃうわいっつもこう!どーせあたしたちはネコですよーっだっ☆」
ルナは違和感を感じて空を見上げた。フォボスとディモスがやけにうるさく鳴いている。アルテミスがはっとする。「おい!見ろルナ!」
―テントの出入り口が消えてる!?しまった!
なんとフォボスとディモスはそのままガラスを突き破ってミラーハウスに突入すると、羽根を矢のようにしてタイガーズ・アイに奇襲をかけた。



893: ◆P9MoonSjzo
09/03/15 21:44:28
『プリンセスマーズ!』「……だれ?」レイがふっと目を開けると、そこにいたのは、カラスの羽根を持った長い髪の小さな二人の女だった。
「―おまえたちは……!?」二人は羽根をスッと後方に向けた。そこには目をぐるぐる回すうさぎ達の姿が映し出されている。―しまった!!
「助けなきゃ!!そばをはなれるなんてあたし―!」―どうかしてた!敵にまどわされて不安がったりして しっかりしなくちゃ

『それでこそあたしたちのプリンセスマーズ!』にっこりと笑う二人を見て、レイは気が付いた。「―おまえたち まさか―」
『わたしはフォボス』『わたしはディモス―』『さあ変身を!あなたのマーズクリスタルです』二人はハート型のクリスタルを差し出してきた。
『そしてマーズアローでやつらに一撃を!』二人はそのまま消えてしまった。「フォボス!?ディモス!?」

―マーズクリスタル!!あたしのクリスタル!「マーズ・クリスタル・パワー・メイクアップ」
―ああ!体じゅうに炎がかけめぐるこのカンジ!もとめていたのはこの感覚よ!
なにを迷うことがあったんだろう あたしはプリンセスセレ二ティに純潔を誓った炎の戦士!
プリンセスとこの星をそして仲間を守るために あたしは戦う!!それがあたいの生きがいと夢だわ!

変身したマーズは、炎の矢を手にしていた。―これが…… マーズアロー!!
マーズの脳裏に、みちるの言葉が甦った。
“レイ あなたはすばらしくとぎすまされた神経と感覚の持ち主だわ いつでもチャンネルを全開にするの
そしてそれでも敵につけこまれそうになったら 心にぴんと 一本の糸をはりなさい
そして全身全霊で あなたのとどめの矢を放ちなさい!!”「マーズ・フレイム・スナイパ―ッ!」


894: ◆P9MoonSjzo
09/03/15 21:45:32
マーズが放った矢は、タイガーズ・アイの喉元を貫通すると、そのまま鏡を粉々に砕いた。すると、ミラーハウスは跡形もなく消えてしまった。
「タイガーズ・アイ!!」ホークス・アイがテントからバッと飛びだした。パラパラ達も驚いてテントを出た。
―ミラー・ハウスとタイガーズ・アイがやられた!?

出口が現れ、うさぎ達はぼんやりした頭でふらふらとテントを後にした。「なんか」「おもしろかったよーな」「ねむかったよーな」
「あたしねてたのかなあ よく覚えてないや」そこへ、ルナ達三匹を連れ、血相を変えたレイが駆け付けてきた。「みんな!?だいじょうぶ!?」

「ええっ出入り口が消えてた!?」「敵があらわれて戦ってたの!?」美奈子達は寝耳に水。
「ミラーハウスの前を通ったらフラッとひきよせられて… 迷いを見せると心の奥までズカズカ入りこんでくる 敵はそんないやらしいヤツらよ!」
「あたしたちねらわれているのかもしれない 用心したほうがいいわ!」亜美は気を引き締める。
「サーカスのショーを使って人びとの洗脳を企ててるのか…?―くそっ!」と衛。
「デッド・ムーンサーカス!このままじゃやつらの思うつぼだわ!なんとかしなきゃ!なんとしてもやつらの正体をあばかなきゃ!
そして街の人たちを守らなきゃ!」レイは決意を新たにした。
「一刻もはやくデッド・ムーンサーカスをこの街から一掃するのよ!」

「ん!もおお~~っっ!セーラー戦士!うわさどおりのなんていまいましいやつら!」
「フィッシュ・アイに加えてタイガーズ・アイまでああもたやすくやられるとは ショーもとちゅうでおひらき!このウラミ高くつくわよ!」
「だがあいつらと正面からやりあって サーカスを台ナシにでもされてみろ ババアにやつざきにされるのは オレたちのほうだぜ☆」
「そうよv計画はゆっくり慎重にvそして楽しくvいったほうがいいですわんv」
アマゾネス・カルテットは不敵に笑った。「わがデッド・ムーンサーカスのショ―は はじまったばかりなんだからv」
●to be continued●



895:マロン名無しさん
09/03/15 21:51:17
フォボスとディモスGJ!!
それにしてもうさぎ達は敵地のど真ん中でなにやってんだ

896:マロン名無しさん
09/03/15 21:53:13
みちるさんが言ってた、いつでもチャンネルを全開にするってどういう意味?

897:マロン名無しさん
09/03/15 21:54:23
>まあね たまには好みじゃないヒトと キスの一つや二つはするわ

>好みじゃないヒト


タイガース・アイ哀れwwwww

898:マロン名無しさん
09/03/15 21:56:16
うさぎも、ルナ達をカバンの中に隠すとかすればよかったのに

899:マロン名無しさん
09/03/15 21:58:41
演奏会等へ行けば別にS席一万円でも違和感ないが
サーカスのチケットは普通もっと安いのか?

900:マロン名無しさん
09/03/15 22:00:30
>>896
チャック全開なら知ってる

901:マロン名無しさん
09/03/15 22:03:03
デッドムーンサーカス=ネバーランド(マイケル的な意味で)

902:マロン名無しさん
09/03/15 22:05:21
タイガース・アイは結局技らしい技を見せずに逝ってしまったな
ホークス・アイには頑張ってほしいが…多分無理だろうな

903:マロン名無しさん
09/03/15 22:06:35
いま直子の中で擬人化がブームなんだろうか

904:マロン名無しさん
09/03/15 22:08:38
カラス二人組可愛いな
巫女っぽさがあっていい
正直全く区別がつかんがw

905:マロン名無しさん
09/03/15 22:41:09
>>902
タイガーズ・アイは結局人間の姿になった意味がなかったような…

906:マロン名無しさん
09/03/15 22:42:40
タイガーズ・アイもフィッシュ・アイも単なるキス魔だった件

907:マロン名無しさん
09/03/15 22:44:06
>>903
そのうちダイアナあたりも番外編で人間になりそう

908:マロン名無しさん
09/03/15 22:47:58
>>904
自分は足首のリボンや背中の妖精みたいな飾りが好き
でも欲を言えばどっちがフォボスでどっちがディモスなのか区別つくようにしてほしかったかも

909:マロン名無しさん
09/03/15 22:51:22
>あたしはプリンセスセレニティに純潔を誓った炎の戦士

四守護神全員が純潔を誓ったってことなんだろうか?
男嫌いのレイちゃんはともかくまこちゃんや美奈子ちゃんが可哀想…

910:マロン名無しさん
09/03/16 22:25:44
そこは少女漫画的に主従に萌える所だ
男が女より主を取る忠誠話と一緒だ

911:マロン名無しさん
09/03/16 23:24:50
レイちゃん変身呪文が「スターパワー」になってたけど、プラネットパワーはどうなったの?

912:マロン名無しさん
09/03/17 10:23:24
星より惑星の方がパワーが上な気もするんだが
ネタ切れじゃないか?

913:マロン名無しさん
09/03/17 11:08:32
本当だ
今までプラネット・パワーって言って変身してたのにスターパワーになってる
レイが動揺のあまり間違えたのか、それとも直子が間違えたのか…

914: ◆P9MoonSjzo
09/03/17 21:48:37
Act42 夢4 ジュピター・ドリーム

ちびうさは部屋から窓を眺めて、一つ溜息をついた。―エリオスが あれからあらわれない
鈴を鳴らしてみても、なんの反応もない。「ちびうさ―っ おやつ食べないの?」
ダイアナを頭に乗せたうさぎが、ケーキを食べながらちびうさを呼びに来た。「……食欲ないの 胸がいっぱいで」
「え゛~~~っ!?」うさぎはびっくり。「そっかー ざんねんねー きょうはレモンパイもメロンもチョコケーキもシャーベットもあったんだけど…」
ちびうさはしばらく思考停止した後、廊下を走ってリビングへまっしぐら。「食欲ないけどっっ ……食べる」「ハイハイ」

ちびうさより先におやつを食べ終えたうさぎは、衛の家に出かけるようだ。
「まもちゃんずっとぐあい悪くて大学休んでるの おみまいいこうと思って あんたもいく?」ちびうさの脳裏に人間姿のエリオスがちらついた。
「あ ううん いい これから二人のジャマはしないコトにしたの いってらっしゃい」
笑顔で手を振るちびうさを見て、うさぎとダイアナは天変地異の前触れではないかと不気味がっている。

ちびうさはドキドキしながら顔を赤らめた。―いけないわアタシったら まもちゃんっていう心の恋人がありながら
あのときからエリオスのことばかり ……考えてる ―これじゃまるで気分はフリンだわっっ
エリオス……どうしてきゅうにあらわれなくなっちゃったの?あれがエリオスのほんとうの姿なの?
どうしてペガサスの姿をしてるの?―ヒミツのニオイがいっぱいのエリオス ―力になってあげたい



915: ◆P9MoonSjzo
09/03/17 21:49:06
「―だれかのとこに相談でもしにいこっかな ひとりでモンモンとかんがえててもはじまんないしっ」
―亜美ちゃん…“まずはデッド・ムーンの解析から”……は話が長くなりそーだし
レイちゃんってカンジの話題じゃないし“若いオトコの姿になったとたんにっっ(怒)”
“で?二人はどーゆーカンケイなワケッ??”美奈子ちゃんにはつっこまれそーだしっ☆
「そーだっ まこちゃんにそーだんしよっ」ちびうさは元気に出かけていった。

「うさぎはいいなあ なんでもそーだんできる仲間がいっぱいいて」
「スモール・レディッ☆あなたはまだまだ修行中の身!うさぎさまと立場をくたべるなんて!身分不相応なっっ」ダイアナが忠告する。
「わかってるわよぉ」―いつかあたしもりっぱな戦士になって あたしの仲間ができるときが ……そんなときがくると いいな―

闇の底の籠の中では、ペガサス姿のエリオスが苦しんでいた。……しっかりしなければ 王子のおからだまで蝕まれてしまう… そしてこの星も……

“ジルコニア”「なんでございましょうネヘレニアさま」“―わたしはだあれ?”
「あなたさまはこの世でもっとも美しくかしこい わがデッド・ムーン最高にして最大の力をおもちの 偉大なる女王ネヘレニアさまでございます」
“―われらの悲願は?”「―われらの悲願 それは にくき白い月の王国シルバー・ミレニアムにとってかわり
聖石(クリスタル)“幻の銀水晶”と この青い星地球をわが手にすること」―そしてやがては全宇宙の偉大なる支配者となること

“ククク そうよ エリュシオンはすでにわが手に落ちた 太古のむかしからこの星を守りぬいてきた白い月の王国も
もうすでに息たえ あそこはもう死の星 ククク あとはめざわりな月の王国の生き残りどもを始末するだけ
はやく 悪夢と暗黒で満たされた この青い星が見たい― 美しき暗黒のデッド・ムーンのものとなったこの星を!”
「女王ネヘレニア おまかせを このアマゾネス・カルテットと このアマゾン・ストーンと!このレムレスどもに!」
「かならずやこの星をわれらのものに!ククク」


916: ◆P9MoonSjzo
09/03/17 21:50:32
衛はベッドの上で苦しんでいると、スウッと四天王の幻が現れた。
―師(マスター)の体を包むオーラが弱まっている ―師の体の内部に異変がおこっている―
衛は苦しげに咳き込んだ。思わず押さえた手に付着したのは、血だった。
―だが もうわれわれの力ではどうすることもできない―

玄関のチャイムが響き渡り、四天王は静かに姿を消した。「まもちゃん?」「―うさ」
「もしかしてねてた?おこしちゃってごめんね だいじょうぶ?体のほう 食事とかしてないんじゃないかと思っておべんともってきたの
ママに煮物いっぱいつめてもらっちゃった あとね 外でてないんじゃないかと思って のみものと薬も……」

「……うさ」衛が不意にうさぎの言葉を遮った。「……帰ってくれないか ―ねむろうと思ってたところなんだ ……ゆっくり休みたいから……」
「……あ うん ごっ ごめんね か 帰るね ―とつぜんおしかけて ……ごめんなさい ―ゆっくり休んでね それじゃあ」
うさぎは笑顔を取り繕って、衛の部屋を出て行った。衛はぎゅっと目を瞑る。―感づかれちゃいけない うさにだけは
衛はまたも激しく咳き込むと、吐血した。―この黒い血のことを!
“肺に影が”―どうしたんだオレの体はいったい!デッド・ムーン!これからだやつらがこの街に魔の手をのばしてくるのは―!
これからというときに!またしてもうさの足手まといになるのか―!
衛のマンションを出たうさぎは、呆然と立ち尽くしていた。―まもちゃん……!?

「どうだった?きょうのショーは」「きょうはゾウとオートバイのショーが迫力あったな」
「なんかモーレツに怪電波がでてたよーな気がするわ アタマがクラクラする」「ショーを見た人たちだいじょうぶかしら」「うん 見た目はひとまずだいじょうぶそうだけど」
―あたしたちあれから毎日 デッド・ムーンサーカスに偵察にきてます
「あくまで表向きはタダのサーカス団をよそおうつもりなのかしら」「怪電波で洗脳しよーってケーカクのショーコはあがってんのよデッド・ムーン!ぜぇったいバケの皮ひんむいてやるわっ!」



917: ◆P9MoonSjzo
09/03/17 21:51:02
「でもその後敵のコーゲキのナシ☆サーカス団にもとくに変化はナシ☆」「もう最後はサーカスの人たちをはしからつかまえてみるしかないわね」
「いったい敵は何者?どんなヤツらなのかしら」そう言って帰路につく美奈子達四人を、木の上からアマゾネス・カルテットが眺めていた。
「―そうカンタンにしっぽをつかまれるほどまぬけじゃないよv」「あんたたちがどんなに手ごわいかも ウワサにきいているしね」

アマゾネス・カルテットは美奈子達を手鏡に映した。そこに映ったのは四人のセーラー戦士。「シルバー・ミレニアムの守護戦士 セーラー戦士ども!」
「あたしたちはね 夢にまで見た外へやっとでれたの」「思いっきり楽しませてもらうよvククッ」
ジュンジュンはパチンコを構えると、美奈子達四人の後頭部にボールや石の欠片を命中させた。
不思議そうな顔をする美奈子達を、アマゾネス・カルテットは木の上からせせら笑った。

「それにしても すっかりサーカスが街に定着したわね あいつらこの街にずっといすわる気かしら☆」
十番商店街は放置されたゴミが増えたように見受けられる。「サーカスがきてから なんか十番もきたなくなったわね」
「しかたないわよ ヒトが集まるんだもの」「夏になればもっと人がサーカスに集まっちまう キケンだな なんとかしないと」
「暑いわね 今年の夏は猛暑になりそうね」「じゃね」「バイバイ」「またあしたね」ゴミの傍には、無数のレムレスが隠れていた。

「あ!まこちゃんv」ちびうさがまことを呼び止めた。「よっちびうさv」
「いまね まこちゃんちいこうと思ってたの ちょっとそーだんしたいことがあって……」
「なんだなんだあらたまっちゃって 気になるオトコの子でもできたか――っ」鋭いまことに、ちびうさはドキッとしてしまう。
「よ―ーし まこちゃんがおいしい夕ごはんごちそうしたげようv」「わ―いっv」「スーパーへレッツゴ―v」


918: ◆P9MoonSjzo
09/03/17 21:51:33
スーパーではなにやら人だかりができている。変わった客が、店員を質問攻めにしているようだ。
「ええっ!?ピリピリもピンコピンコも!?ガラナもないのっ!?」「お客さま そのようなものは当店には……」
「それじゃトコンは?ヘンルーダは?オールスパイスは?」―もしかして……
まことがにっこり笑って客に話しかけた。「スパイスとかがほしいんですか?それなら外国人専用のスーパーにそろってますよ」

まこととちびうさは、その客と一緒にスーパーを後にした。
「スパイスやハーブは小さなスーパーでは売ってないんですよ そこのスーパーまでいっしょにいきましょうか?」
「ご親切にどうもvでも じつはいまのは市場リサーチだったの」客はバッチンとウインクして見せた。

まこと達二人は、その男の経営するハーブ専門店へと付いて行った。
「きょう開店したばかりなのvもううれしくってv十番商店街のほかのお店をいろいろ研究してまわってたのvどうぞ入ってv」
「わあっ」まことは歓声を上げた。「ハーブならほとんどそろえてるの でもおススメはやっぱり いろいろとりそろえたアマゾンの薬用植物かしら」
まことはアマゾンと聞いた途端表情を変えた。―アマゾン!?

「―まさか サーカス団の?」―アマゾンからのサーカス団!デッド・ムーンサーカス!」
「ええアタシメンバーよvまだ当分興業はつづくしせっかくだからお店をだしたの 副業ってとこかしら」
「じゃ さっきいってたのもアマゾンの植物なの?」ちびうさが質問する。「そうよ 薬になるのよ」
(ピリピリ…カヤツリグサ科 婦人病に ピンコピンコ…マオウ科 膀胱炎に ガラナ…ムクロジ科 万能薬 トコン…アカネ科 去痰薬)
男は目をキラキラさせた。「アタシね こういう小さなお店をもつのが 若いころからの夢だったの 十番は良心的な街だわ 店舗も安くかしてもらえたし
いい街ね大好きよvでもまたサーカスの巡業でべつの街へも行くわ いつか世世界中にお店をもつことが夢なのよ」




919: ◆P9MoonSjzo
09/03/17 21:52:06
まことはドキドキしながら切りだした。「―あ あたしの夢も……いつかお店をもつことなんです お花屋さんとケーキ屋さんの」
「まあステキッ!ゼッタイ実現させてね!目標をきめたら若いうちから努力しなきゃダメよ!」
男に夢を肯定されて、まことは嬉しくてポーっとしてしまう。「ウチのお客サマ第一号の二人に特別なプレゼントさしあげるわ」
男―ホークス・アイはまこととちびうさに綺麗な指輪を手渡した。
「これはアマゾン・ストーン アマゾンの魔よけのおまもり 夢をかなえるおまもりでもあるのよ」
まことは感動して真っ赤になってしまったのだった。
●to be continued●



920:マロン名無しさん
09/03/17 22:01:25 Oclz+ANw
オールスパイスなら普通にスーパーでも売ってるけどなあ
ハンバーグのタネに一振りするとウマー

921:マロン名無しさん
09/03/17 22:02:51
>お花屋さんとケーキ屋さんの

花屋かケーキ屋どっちかじゃなかったのか

922:マロン名無しさん
09/03/17 22:05:20
>黒い血

どう見てもデッド・ムーンのせいです本当にry

923:マロン名無しさん
09/03/17 22:07:02
四天王°・(ノД`)・°・やばいなにこの不意打ち

924:マロン名無しさん
09/03/17 22:09:05
オカマに偏見を持たず、心からの笑顔で接することができるまこちゃんはえらい

925:マロン名無しさん
09/03/17 22:14:56
NAOKOは薬草が好きなのかな
確かま・り・あでもそういうシーンがあった

926:マロン名無しさん
09/03/17 22:17:45
>>922
一般人の血は赤だが、変態の血は黒いんじゃねーのw

927:マロン名無しさん
09/03/17 22:20:34
S席一万円のショーを毎日見に行ける美奈子達っていったい…

928:マロン名無しさん
09/03/17 22:23:08
変態www結核とかいつの時代の少女漫画だよwwwww

929:マロン名無しさん
09/03/17 22:25:16
あらら 簡単に正体バレちゃった
それにしてもせっかくバックを取ったんだから鉛の玉を埋め込むとかすればいいのに

930:マロン名無しさん
09/03/17 22:50:08
>―だが もうわれわれの力ではどうすることもできない―




変態、終わったな…。


931:マロン名無しさん
09/03/17 23:19:00
でも終盤で普通に生き返るから。
キン肉マンみたいに。

932:マロン名無しさん
09/03/17 23:58:59
>>927
毎日サーカスに来てるって、やっぱり洗脳されてるんじゃないの?

933:マロン名無しさん
09/03/18 00:42:16
次回予想

四天王「ご臨終です」

934:マロン名無しさん
09/03/18 00:46:06
>>931
そしてここの住人からブーイングを受けるんですね、わかります

935:マロン名無しさん
09/03/18 00:48:02
衛は変態コスプレ男から病弱ヒロインにイメチェンを図ってるのか

936:マロン名無しさん
09/03/18 00:49:49
健気に振る舞ううさぎカワイソス(´・ω・)

937:マロン名無しさん
09/03/18 00:51:43
未来の地球の女王(実質)が歩きながらチョコケーキ食ってる件

938:マロン名無しさん
09/03/18 00:53:25
>きょうはレモンパイもメロンもチョコケーキもシャーベットもあったんだけど……

育子ママはあいかわらずすごいなw

939:マロン名無しさん
09/03/18 00:57:09
>>932
なるほど!その可能性も大いにあるな
デッドムーンサーカスは金を稼ぐのも目的の一つみたいだし

940:マロン名無しさん
09/03/18 00:59:16
元気なのが取り柄のうさぎだからまずありえないとは思うが、
変態がもしうさぎに病気移しちゃったらヤバくね?

941:マロン名無しさん
09/03/18 01:01:13
ホークスアイの私服w際どすぎw

942:マロン名無しさん
09/03/18 01:04:53
>>940
人に移る「病気」とは微塵も考えんかったわ

943: ◆P9MoonSjzo
09/03/18 02:04:36
夜分に失礼します。新スレを立てましたので、以下楽屋裏でお願いします。

美少女戦士セーラームーン ☆4
スレリンク(csaloon板)

かぐや姫の恋人ですが、私の不手際でご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。
今後このようなことがないよう気をつけます。
セーラームーンもついに四期に突入しましたが、まだまだ続きますので、
どうぞ次スレでもよろしくお付き合いください。




944:マロン名無しさん
09/03/18 08:19:46
そんな…いつも本当にありがとうですお(´・ω・`)
俺らが楽しめるのもお陰様ですお(´・ω・`)

945:マロン名無しさん
09/03/18 10:26:21
>>943
いつも乙!
もう少しでスターズか 感慨深いな

946:マロン名無しさん
09/03/18 10:30:29
>>943
乙です
このスレのまったりした雰囲気好きだー

947:マロン名無しさん
09/03/19 00:34:28
>>943
乙です

アニメではバーで気だるげに話している目玉3人組の印象が強かったからなぁ
マンガは初めてだからなんか新鮮。

948:マロン名無しさん
09/03/19 01:08:58
>>943
乙かれ

<チラ裏>
かぐや姫の恋人といえばKCDX発売当時、貯金箱の中から定価550円分のお金を
かき集めて(500円玉以外のすべての種類の硬貨があったと思う)本屋の
お兄さんに「すげーwww」と言われながら買った思い出
買った日は表紙を何度も眺め、枕元に置いて寝たくらい
思い入れがあったのに単行本に収録されると知ってがっかりした気がする
わざわざ買った私はなんだったの!?って感じで(しかも
550円なんてものすごい大金だったのにそれより安く買えるなんて)
2年くらい前にセラムンの単行本を買って見比べてみたけど、かなり修正されてた
大きな修正はないけど、細かな修正がびっしりだった
</チラ裏>

949:マロン名無しさん
09/03/19 16:36:08
>>948
自分もKCDXと単行本両方持ってるけど、変更点あまり気が付かなかった…
一箇所、「翔さん」が「美羽さん」と誤植されてたのに気づいたくらいw

950:マロン名無しさん
09/03/19 20:51:12
>949
948が言ってるのは新装版のことじゃないか?

そして自分も単行本に再録されてorzしたなぁ。懐かしいw

951:マロン名無しさん
09/03/19 22:17:21
懐かしい
自分は当時原作の存在は知らなかったけど、Sの映画は見に行ったっけ
映画館で「幻の銀水晶」のレプリカを貰って大喜びした記憶がある

952:マロン名無しさん
09/03/20 16:58:42
アニメしか知らないけど
原作の今の展開は、SSとスターズが混じってる感じなんだね
ほんと、原作とアニメはまったくの別物だなぁ

953:マロン名無しさん
09/03/20 21:40:13
>>949
「美羽さん」って、当時意味不明だったなあw
なんで急にそんな変な呼び方すんの?って
そしてその誤植で初めて「飛翔の翔って字は美しい羽って
書くのか!すごい!」と発見した

>>950
新装版は持ってないよ
重箱の隅レベルかもだけどこんな感じ
URLリンク(www2.atpaint.jp)
この違い見て、時間なかったのかなあって思ったよ

954:950
09/03/20 23:24:32
本当だ修正すげー

そういえば姫も3部のころは忙しくて絵が一番荒れてたと言ってたような

955:マロン名無しさん
09/03/21 08:34:28
>>952
特にスターズはアニメと原作で全然違うから面白い
変態が●●●●したときのここの反応が今から楽しみwww

956:マロン名無しさん
09/03/21 11:12:48
わたしは絵崩れは2部のクリスタルパレスが潰れるあたりが一番酷かったと思うw

957:マロン名無しさん
09/03/21 17:11:00
携帯から失礼します
セーラームーンのあらすじ書きです
申し訳ないのですが、急用が入ってしまいましたので、
今日の更新時間だけ24:00に変更させて下さい

958:マロン名無しさん
09/03/22 09:55:07
かぐや姫の恋人って今思えば声優豪華杉だよな

959:マロン名無しさん
09/03/24 00:35:29
保守

960:マロン名無しさん
09/03/25 11:43:13
衛の変態ネタは気にならないんだけど
せつなの年増ネタはなんか気になる…カワイソスという気持ちに

961:マロン名無しさん
09/03/25 13:59:40
つーか初登場時のプルートはまあなんだ…年齢的にアレだったが、
「冥王せつな」はまだ女子大生なんだから年増とは言わないだろ

962:マロン名無しさん
09/03/25 18:51:40
美「少女」としては年増だろうなあ
当時のなかよし読者コーナーでもネタにされてた

物置に全巻とってたはずが
かぐや姫の恋人だけなくて記憶参加だった
本当に月の遺跡見つけたらどうなるんだろうな

963:マロン名無しさん
09/03/25 23:31:30
せつなさんは当時は自分よりすごい年上だったのに
今じゃ年下・・・
それを年増だなんてヒドスww

964:マロン名無しさん
09/03/25 23:36:17
↑ババア

965:マロン名無しさん
09/03/26 10:01:42
↑と変態が言っています

966:マロン名無しさん
09/03/26 10:38:38
ロリコンが言ったなら仕方ないなw

今プリキュアとか見てる子達もいつかは大人になるんだ
気にするこたーない
自分はセラムンやDB・幽白等面白い漫画やアニメに囲まれて育って心底よかったと思うし、後悔は全くしてない

967:マロン名無しさん
09/03/26 10:45:27
>>962
しかも原作では第1期ラストでムーン・キャッスル復活してるしなw
うさぎが22歳で即位するということは、そろそろ月の王国の存在が明らかになってもいい頃合いだと思う
この世紀の大発見はどうせなら姫子にしてほしいw

968:マロン名無しさん
09/03/27 00:55:15
そういえば自分もかぐや姫最初に読んだときは、ムーンキャッスル見つかってしまうんじゃないかと
まじめに心配したな

結局スルーだったし、ホログラムかなんかで隠されてると脳内保管したがw

969:マロン名無しさん
09/03/29 00:29:58
保守

970: ◆P9MoonSjzo
09/04/02 10:43:44
今日の更新時間ですが、すみませんが急用につき24:00に変更させてください。
申し訳ありません。

971:マロン名無しさん
09/04/02 22:59:22
かぐや姫の恋人の初読時:「今度は3人で」の意味が分からない

数年後:意味を理解する

現在:妊婦に宇宙いかすなよ…


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