美少女戦士セーラームーン連載中 ☆1at CSALOON
美少女戦士セーラームーン連載中 ☆1 - 暇つぶし2ch325:マロン名無しさん
08/10/04 23:07:56
>>321
まもるって女の名前としてもアリっちゃアリだよな
まさかプリンセスは……あれ誰か来たみたいだ

326:マロン名無しさん
08/10/04 23:22:14
Vちゃん参戦クル!?

327:マロン名無しさん
08/10/05 12:54:43
亜美とまこと両名に好かれてしまった元基…
これから水面下で陰険な女の戦いが始まるのか

328: ◆P9MoonSjzo
08/10/06 22:17:04
Act6-2

TVのワイドショーでは今日も“幻の銀水晶”特集をやっていた。“幻の銀水晶”研究家異園教授によれば、“幻の銀水晶”は不老不死の
力をもつおそるべき魔力を秘めた水晶だという。TVばかり見ていたうさぎはすごい形相で“、幻の銀水晶”がないかそこらじゅう漁っている。
しかしマスコミにはちっとも情報が集まってこないのだった。博物館の中にも遺跡を発掘しても皇居の中にも“幻の銀水晶”は無かった。
「―そう どこにもないの じゃあ もう さがしてもムダね きっと ここには ないんだわ ―みなさん用ズミかしら」
異園―いや、ゾイサイトがスイッチを押すと、TVを見ていた人たちに異変があらわれた。まるで体中の力が吸い取られていくようだ。
―くくく タキシード仮面とやら 何者か知らぬが けっこう やくに たってくれたわ “幻の銀水晶”さがしによく働いてくれた
おろかな人間ども あとは 骨と皮だけになるがいい わが 大いなる支配者にその身のエナジーすべてをささげよ!

勉強していた衛ははっとして窓の外を見る。―おかしい 街の機能が停止している!?
人々が次々力を失って倒れていく様をみて、衛は愕然どする。同じころ異変に気づいたルナの下に、ふらつきながら亜美が現れる。
「ルナ・・・からだに力が入らない・・・ みんな みるみる やつれて たおれていくの」
「!!まさか!敵のしわざ!?いつのまに・・・! 亜美ちゃん!ひとまずゲーセンへいこう!」「ゲーセン?」
ルナがセーラーVゲームの前で呪文を唱えると、セーラーVゲームの真下に階段が出現した。階段を下りていくと、
なんとそこにはメカが整備された大規模な研究室があった。ルナによれば、ここは月のメインシステムとも繋がっているらしい。
「こんなことになるなんて!調査に気をとられてうかつだったわ !?一点にエネルギーが集中してる」「ココは東京タワーよ ルナ!」
ルナがうさぎ達に連絡を取ろうとするも妨害電波のせいでうまくいかない。
「東京タワーって・・・ルナ もしかして・・・ タワーはTV電波を送信してるわ!敵は それを利用してるのかも・・・!」
亜美はうさぎ達を探そうと走りだす。



329: ◆P9MoonSjzo
08/10/06 22:17:53
―このTOKYOに おまえたち能ナシの人間はもういらない われわれダーク・キングダムを地上に築くのだ
いつまでも地下で息をひそめる必要などない!

・・・ああ アタマがもうろうとする 力がぬけてく これは きっと敵のしわざだわ・・・!!みんなを助けなきゃ
・・・ああ あたしがハマるなんて なんて バカ
道端で倒れてしまったうさぎ。その体を衛が抱き起こす。
・・・ああ なんだろう あったかい・・・力がわいてくる
「おい!―しっかりしろ!」
目を開けたうさぎの目の前にいたのは―タキシード仮面!?・・・ウソ あたし 夢を 見てるの?
「―わたしの軽率な行動から こんな事態になってしまった」
「・・・タキシード仮面・・!やっぱりこの事態は あなたが・・・?あなたはいったい・・・!」
「ちがうんだ!こんなつもりではなかった ―わたしはどうしても“幻の銀水晶”がほしい だが わたしには
なんの情報もなく ―きみのような力もない・・・!変身するんだ!セーラームーンに!わたしにはこの事態はどうすることもできないんだ」
うさぎの手を握り締めるタキシード仮面。―知っているの? あたしがセーラームーンだって・・・!あなたは いったい 何者なの・・!?
「きみだけだ みんなを救えるのは!」
・・・すいこまれそう な どこかで見たことある ・・なんでも知ってる ふかい目のいろ・・・ まよってる ヒマは―ない!!
「――ムーン・プリズム・パワ―ッ メイクア――ップ!!」

そのころ、マーキュリー、マーズ、ジュピターはゾイサイトを追い詰めるが、逃げられてしまう。
―そんな!倒れたみんなをどうすれば・・・!?セーラームーン!

どうしよう・・・みんな 生きてるの!?街じゅうの人が たおれて・・・ 救うっていったってどうやって!?・・・あたし
マーキュリーやマーズ ジュピターみたいに霧や炎を嵐を起こせるワケじゃない あたしにはなんの力もなくて ・・・こんなにいくじなし
こんなときになにひとつできない ルナがいなきゃなんにもできない!助けてルナどうすれば・・・


330: ◆P9MoonSjzo
08/10/06 22:19:14
涙をぽろぽろこぼすセーラームーンをタキシード仮面が励ます。
「しっかりしろ!セーラームーン!きみならできる!」
突然現れたムーン・スティック。セーラーVゲームを思い出し、セーラームーンははっとする。・・・もしかして・・・
これをつかうの――!? 光が・・・パワーがあふれでてくる できるかもしれない
おねがい みんなを 生きかえらせて―!!おねがい――・・・・
ムーン・スティックから眩い光が溢れ出し、街の人たちが元気を取り戻してゆく・・・・その反動か、セーラームーンは眠り込んでしまう。
「パワーをつかいすぎたか・・  よくやったな セーラームーン」
タキシード仮面は微笑むと、セーラームーンを抱き上げる。その拍子に懐中時計をセーラームーンの上に落としてしまう。
・・・・ああ ホッとする あったかい手 ・・・なんだか生きかえるわ みるみる 力が わいてくる あたし この手を
知ってるわ ずっと むかしから・・・・
ベッドの上で、ふっと目を開けるセーラームーン。―ここは どこ?夢を見てたような気がする いつもの あの夢 だれかが あたしを よんでる
男のヒトの声・・・ あれは だれ・・・?
・・・ムーンフェイズの懐中時計・・・こわれてる・・・・だれの?―もしかして タキシード仮面の・・・?
うさぎは変身を解く。
・・・・あたし タキシード仮面のまえで・・・変身しちゃったんだっけ 敵なんかじゃない ・・・・だって
いつも あたしのコト 助けてくれる ・・・あたしのコトなんでもわかってるみたいで・・・ 知りたい なぜ いつも 助けてくれるの?
「気がついたか?」
ドアを開けて部屋に入ってきたのは・・・・地場衛!?
●to be continued●



331:マロン名無しさん
08/10/06 22:26:10
変態仮面タイーホマダー?

332:マロン名無しさん
08/10/06 22:31:57
眠り込んだ女の子をお持ち帰りかよ
最低

333:マロン名無しさん
08/10/06 22:33:18
うさぎ逃げてー!

334:マロン名無しさん
08/10/06 22:34:15
あーん!うさぎの純潔がry

335:マロン名無しさん
08/10/06 22:37:17
ゲーセンの地下に秘密基地とは…
一体だれがどうやって作ったのか知りたい
発案者も

336:マロン名無しさん
08/10/06 22:39:42
アニメのおかげかベッドで寝てるセーラームーンがとても新鮮に見える

337:マロン名無しさん
08/10/06 22:42:51
>しっかりしろ!セーラームーン!きみならできる!

なんと無責任な

338:マロン名無しさん
08/10/06 23:13:09
ちょ…何その他力本願

339:マロン名無しさん
08/10/06 23:19:10
自分では何も出来ないくせになぜ微妙に偉そうですか?

340:マロン名無しさん
08/10/06 23:30:15
ルナ「『幻の銀水晶』研究家?うさんくさいわね」

全くその通り過ぎてフイタ。

341:マロン名無しさん
08/10/06 23:38:25
タキシード仮面の変身って意味あるのかな。
強そうに見えない・・・というか無力っぽいし。

342:マロン名無しさん
08/10/06 23:41:49 E+uvqA7s
敵の幹部は女装するの好きだなw
漫画ならまだいいがアニメで声が付くのを想像すると…w

343:マロン名無しさん
08/10/06 23:47:32
>>341
闇に紛れるためかな?自称怪盗だし

344:マロン名無しさん
08/10/06 23:47:45
無力、他力本願だけならまだしもそのくせ上から目線なのはナイわ

345:マロン名無しさん
08/10/06 23:53:33
変態仮面フルボッコw
まあ今回は自業自得だな

346:マロン名無しさん
08/10/07 00:00:04
ルナがプリンセスとして覚醒したら、ゲーセンが王宮と化しそうな勢いだな
元基涙目w

347:マロン名無しさん
08/10/07 00:03:35
むしろ元基が地下帝国建設の現場作業員じゃないかな

348:マロン名無しさん
08/10/07 00:18:54
纏めると

・変態
・窃盗犯
・服のセンスが残念以前
・無力
・無責任
・他力本願
・上から目線

今後も含めまだまだありそうだな

349:マロン名無しさん
08/10/07 01:23:37
元基はもちろん王宮の用務員となってデパートの屋上に
あるような裏寂れたゲームセンターを管理するようになる。

350:マロン名無しさん
08/10/07 02:54:43
あのタキシードは強盗がストッキングかぶるのと同じ理屈じゃね?
あんまり目立つ恰好してるとそればっかり印象に残って
肝心の顔は覚えられにくくなるっていう

351:マロン名無しさん
08/10/07 04:39:53
ゾイサイトかわいいよゾイサイト

352:マロン名無しさん
08/10/07 20:10:53
まこちゃんかわいいよまこちゃん

353:マロン名無しさん
08/10/07 20:17:05
>>349
>王宮の用務員

吹いたwじゃ変態仮面は掃除のおじさんで

354:マロン名無しさん
08/10/08 00:04:00
一応少女マンガなんだから

355:マロン名無しさん
08/10/08 00:04:45
一応少女マンガなんだから、ヒーローの対面は保たれるだろw
元基おにーさんはそれなりに出世するさ

356: ◆P9MoonSjzo
08/10/08 22:36:20
Act7 地場衛 TUXEDO MASK

地場……まもる?どうしてこのヒトが……ここに……!?「ここってもしかして……」「ここは オレの部屋だよ」
地場衛の部屋?なんで あたし こいつの部屋に……。うさぎはあるものに気づく。ソファーに掛けられたマントに、シルクハット、マスク。
「おぼえてるか?あのままたおれて スゴイ勢いで ねむりこんでたよ」…おぼえてる ……そのすこし ひくい 声 ……そのタキシードのタイ
……どうして気づかなかったの……?うさぎはマスクを衛の目元に当てる。
……その ふかい すいこまれそうな 目の色「……タキシード仮面・・・? どうして…あなたが?タキシード仮面に…」
「オレは オレの記憶のために “幻の銀水晶”を手に入れなければならないから」

衛は過去を語り始める。子供の頃、乗っていた車が崖から転落し、両親を失ってしまったこと。衛は奇跡的に助かったものの記憶を失ってしまったこと。
「六歳の誕生日 事故で両親をうしない オレはすべての記憶をなくした オレはほんとうに 地場衛なのか それとも……
――そして 何度も 夢を見るように なった “幻の銀水晶”とたった ひとこと それだけの夢をくりかえし……
気がつくとオレは 夢遊病者のように夜の街を徘徊してた タキシードを着て まるで 怪盗のように
オレの記憶のたったひとつの手がかり “幻の銀水晶”をさがして  ―おまえは?」「えっ?」
「おまえも“幻の銀水晶”をさがしてるんだろ?――なぜ?」
「えっと……あたしは……そんなの……よくわからないよ ルナがさがして守れっていうから……」「……そうか」

このヒトに……そんな ワケがあったなんて…… ルナが 頭の中でシグナルをならす …でも もう ……もう おそい
……ヒミツを 共有しちゃったよ あたしたち  ……このヒトを信じちゃ ダメ?……ルナ
……どうしよう…こんなにドキドキしてるの …あたし いま ……このまま 時がとまればいいって そう ……思ってる…
「……ルナが まってる あたし ……かえんなくちゃ……」「うさこ  ……うさこのカバン」


357: ◆P9MoonSjzo
08/10/08 22:37:05
カバンを抱えて帰ってゆくうさぎ。……あたしのこと うさこ ……だって ……まもるだったら まもちゃん ……かな
……もってきちゃった ……こわれてる懐中時計
衛は舞踏会で拾ったうさぎのハンカチに、うさぎは懐中時計に、一つ、キスを落とした――
――もうすぐ 夜のとばりが ……おりてくる…… 

クラウンゲームセンターで、ルナがリボンをつけた髪型の女性と交信している。影だけで顔は見えない。
「――そう みんな目ざめたけれど 戦士であったころの記憶を―」
「思い出していません とくにセーラームーンは戦士として まだ 半人前で・・・早すぎます まつべきです」
「でも もう 時間がない ルナ 敵は すぐ そこまできてる なにより人々が キケンです」

一方、ダークキングダムでは、ゾイサイトがモニターを凝視していた。…セーラームーンから放出されるこの強力なパワーはなんだ?
エナジーを吸い取られ 死をまつだけの人間どもを 回復させてしまうほどのパワー……「“幻の銀水晶”のパワー……か?」
クンツァイトのこの発言を聞いてベリルは歯ぎしりする。「あいつらがもう 手にしたというのか?」

ベリルは一人、地下深く降りて行き、大きな閉ざされた扉の前に跪いた。
「―わが 大いなる支配者 ―クイン・メタリアよ 目覚めよ 至福のエナジー いまここに ひとときの復活を」
扉の向こうにいたのは、黒い気体のような生命体。「……はやく“幻の銀水晶”を…!わたしによこすのだ…!エナジーでは足りぬ……!お おお……」
「クイン・メタリア わが配下四天王を使い地上のすべてをさがしております しかしいっこうに手がかりは―残るは日本の地のみ―!」
「感じる…!この 深い 地の底にいても 地上に感じるぞ そのパワーを…」「見つからないのです!―それに戦士があらわれ 邪魔を!!
“幻の銀水晶”すでに あやつらが 手にした可能性も……!」「おお……戦士だと!?はるか 古に この わたしを葬った 
あの 忌わしい王国の手の者が……もしや甦ったのか いま またこの わたしを 封じるために!?そんなコトはさせぬ……!
あの 忌い 月の王国を継ぐものを目覚めさせるな!


358: ◆P9MoonSjzo
08/10/08 22:37:35
ねじりつぶしてしまえ!“幻の銀水晶”を 奪い取るのだ―!!今度こそ 復活するのだ この星をふたたび手にするために
必要なのだ あの石が ――こんどこそ この星を この世のすべてを… ククク……」

扉を閉めたベリルは身震いする。―見るたびに どす黒く 巨大になってくる あの お方……
―クイン・メタリアを真に目覚めさせたなら ―この星をくらいつくしてしまうかもしれぬ だが もう あともどりは できぬ
あの封印を解いてしまったあのときから…… ――あの日 北極圏Dポイントで まるで 呼ばれるように みつけた
――呪われ 隠された遺跡 それが この ダーク・キングダム 引きよせられるまま封印をひらき わたしは また この手で
あいつ(クイン・メタリア)を解き放った これは宿命だったのだ “幻の銀水晶” わたしの悲願 それさえあれば この星が手に入る!!
なんとしても ほしい クイン・メタリアより先に“幻の銀水晶”が!!この星をわがものとするために!!

「…月の王国をつぐ者……か  ゾイサイト あのセーラームーンとやら―もしや“幻の銀水晶”を もつ者を
知っているかもしれぬ……!あるいは ―隠しもっているかもしれぬ!」
●to be continued●




359:マロン名無しさん
08/10/08 22:42:26 4vjbpIw/
ついにラスボスのお出ましか

360:マロン名無しさん
08/10/08 22:43:41
タキシード仮面ってもしかして、
変身して超人になる訳じゃなく、
高校生がタキシード着ただけ?

361:マロン名無しさん
08/10/08 22:44:31
まもちゃん仮面被らなければなかなかかっこいいよまもちゃん

362:マロン名無しさん
08/10/08 22:48:02
ソファに投げ出された変態仮面セット一式に不覚にもワロタw
お片付けはきちんとしろよw
高校生らしいといえば高校生らしいが

363:マロン名無しさん
08/10/08 22:51:44
まもちゃんは高校の制服着たまま戦えばいいのに
記憶が無いからってタキシードをセレクトするセンスはおかしいw

364:マロン名無しさん
08/10/08 22:53:42
ごめん…ハンカチにキスするのはどうかと思った…
まもちゃんキモいよまもちゃん

365:マロン名無しさん
08/10/08 22:56:11
>クラウンゲームセンターで、ルナがリボンをつけた髪型の女性と交信している。影だけで顔は見えない。

もしかしてVちゃんくる!?wktk

366:マロン名無しさん
08/10/08 22:56:32
やはり変態の考える事は我々一般人には理解しがたいな

367:マロン名無しさん
08/10/08 22:59:30
>なんとしても ほしい クイン・メタリアより先に“幻の銀水晶”が!!この星をわがものとするために!!

ベリル裏切り者フラグキター

368:マロン名無しさん
08/10/08 23:02:54
>タキシードを着てまるで怪盗のように

ってことは窃盗は狂言だったってこと?
変態仮面は虚言癖、と

369:マロン名無しさん
08/10/08 23:06:04
いかんうさこが変態を許容し始めたぞ

370:マロン名無しさん
08/10/08 23:11:49
まもちゃん(笑)じゃなく、クインベリルにラスボスフラグか
やっぱ女の敵は女なんだな

371:マロン名無しさん
08/10/08 23:17:57
このまま時がとまればいいってそう思ってる…のところの見開き綺麗

…でも片方は変態なんだよなー

372:マロン名無しさん
08/10/08 23:22:25
無意識のうちにタキシードを着るの?
…本格的に変態仮面だね

ていうかなぜ高校生がシルクハット等などを買い込むのかがわからん


373:マロン名無しさん
08/10/08 23:22:25
>>360
今まで超人的能力を持つセーラー戦士と
張り合ってたのがただの無力な凡人だったとは
今まで登場するたびに素早く着替えを済ませてたのかと思うと笑える

374:マロン名無しさん
08/10/08 23:26:24
>オレはほんとうに 地場衛なのか それとも……
おお、事件の予感
D国とかが関係してくるのかな?

375:マロン名無しさん
08/10/08 23:26:35
ルナの覚醒マダー?
随分引っ張るな

376:マロン名無しさん
08/10/08 23:34:26
タキシードはともかく、ゲーセンはもう用済みなのか

377:マロン名無しさん
08/10/08 23:35:54
>>367
この手の反逆者は大抵、真のボスの強さを侮って踏み潰される運命さ

378:マロン名無しさん
08/10/08 23:44:10
>>376
あれだけの秘密基地を作っておいてそれはないと思いたい

379:マロン名無しさん
08/10/08 23:47:21
秘密基地といいタキシードといい
資金源については追及しちゃいけない漫画なのかな

380:マロン名無しさん
08/10/08 23:47:41
>>376
個人的にはセーラーVゲームを全クリ(=戦士として覚醒)で
景品として幻の銀水晶がでてくるんだと思ってる

381:マロン名無しさん
08/10/08 23:49:45
>>379
作者は病院の院長かなんかの娘でお嬢様だかなあ
我々庶民とは金銭感覚が違うんジャマイカ

382:マロン名無しさん
08/10/08 23:50:34
>>380
それはハードルが高いのか低いのか。
スペランカーがマリオのステージに挑むようなものかな。

383:マロン名無しさん
08/10/09 01:03:34
うさぎの忘れ物がパンツでも変態は何のためらいもなく匂い嗅ぎそう

384:マロン名無しさん
08/10/09 01:25:28
ベリル様下克上狙ってんのね。
ルナと同じ声ということもあるしただの使い走りじゃなく何か秘密があるんだろうな。

385:マロン名無しさん
08/10/09 20:36:57
やはり変態仮面は危ない人だったんだなw

386: ◆P9MoonSjzo
08/10/10 21:45:27
Act7-2

レンタルショップ・ダークになるがビデオを借りにくると、友人のゆみことくりも来ていた。そこへ通りがかったレイ。
「レンタルショップ“ダーク”・・・ ・・・邪気を感じますわ」

「おっひるっ おひるっvきょーおっのまーこちゃんのおべんとなにかなっ」まことのフルーツサンドイッチを大喜びでほおばるうさぎ。
眼鏡をかけた亜美がその横でパソコンを使いセーラーVのデータを調べている。
“セーラーV 氏名・年齢―ー該当なし 個人データ―該当なし IDナンバー該当なし 所属―該当なし 経歴―該当なし 犯罪・逮捕歴―該当なし 
特記事項―自称“正義の戦士” 199X年より東京を中心に数百回にのぼる目撃証言あり
セーラームーン出現前後より目撃証言が急激に減少“
うさぎがセーラーVの額の三日月マークを指さす。
「ねえ Vちゃんの この三日月マーク ルナのいってた月の王国と やっぱり関係が あるよーな気がしない?」
「そんなに気になる?ルナはセーラーVにはなにも感じないっていってたケド」とまことが言うと、もしかしたら・・と亜美が話し出す。
「うさぎちゃんの能力でVちゃんになにかを感じているのかも・・・ ホラ ルナがいってたじゃない?あたしたち まだ目ざめが完全じゃないって 
うさぎちゃん どんどん目ざめてきてるのかもよ ルナのくれたスティックでの治癒能力とか・・・かなり大きな力だし 
うさぎちゃんはあたしたち戦士のリーダーだもの どこかあたしたちと違う特別な力をもつんじゃないかしら」

―大きな力?あたしがトクベツな力をもつ・・・? だって みんなをすくえたのは ムーン・スティックの力のおかげだわ それに あのときは 
タキシード仮面がいてくれたから・・・ それで力がだせたような気がするの ―みんなに話さなきゃいけないよ ね タキシード仮面が 
アイツだったってコト それからあたしがセーラームーンだってバレちゃったコトも・・・ いけないよね こんなたいせつなコト
 ナイショにしてるなんて ・・・でも 話したらみんな びっくりする みんなやルナにしかられちゃうよきっと あのヒトにだって
もう会えなくなるかも あのヒトのコト考えると ・・・なんでかな いつも 胸がくるしくなる―もうちょっと胸にひめておかなきゃ もう少しだけ・・・


387: ◆P9MoonSjzo
08/10/10 21:46:20
そこへ海野が現れる。
「セーラーVのデータ?やだなあ いまは Vよりセーラームーンを調べなくちゃ!ねえ うさぎさん
でも だれよりも はやく ボクがみつけるんです ボクがいちばんはじめに会うんですよ!セーラームーンに くくっ」
なんだか海野の様子がおかしい。海野が去り、ルナが久し振りに学校へやってくる。「あら なるちゃんは?おひる いっしょに たべないの?」とルナ。

うさぎとルナが教室に行くと、なるの様子がおかしい。クラスの雰囲気も異常だ。ルナが、生徒たちのカバンにビデオテープが入っていることに気づく。
カバンをこじ開けるルナ。ビデオにはレンタルショップ“ダーク”の文字が。

うさぎと亜美、ルナがクラウンゲームセンターを訪れると、元基がレンタルビデオ屋がたくさんできたせいで客がこないとぼやく。
ルナがうさぎ達にセーラーVゲームにビデオをセットして!と指示する。このゲーム機は下の司令室と直結しているらしい。
ビデオを入れると、まるでゲーム機が拒否したみたいに飛び出てきてしまった。すると画面にセーラーVが現れる。
「ナニをぐずぐずしてるの!?セーラームーン!敵の洗脳ビデオよ!街中に氾濫してる!洗脳だけじゃない みんなの命がアブナイわ!」
―ゲームのVちゃんがしゃべった!?亜美がうさぎに行くように言い、司令室でビデオを解析する。―これはサブリミナル(すりこみ)テープ!?
「―セーラームーンをさがせ “幻の銀水晶”のヒミツをにぎるセーラームーンをつかまえろ!いけどりにせよ!
ダーク・キングダムにセーラームーンをささげよ!!」―ダーク・キングダム!?マーキュリーは問う。
「ルナ!それはなに!?こんな つぎから つぎへと 人々を利用して・・・ 何者なの!?目的はなんなの!?」

街中のビデオを見た人々が、セーラームーンを探して暴動化し始めた。
「ココよ!!愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーン 参上!!
―ムーン・ヒーリング・エスカレーションッ!!」
ムーン・スティックの光を浴びて、人々は正気に返った。ゾイサイトが現れる。
「セーラームーン!きたな!!」
「ゴラクを満喫する人たちの心理につけこむなんてゆるせないっ!セーラームーンが月にかわっておしおきよっ!」


388: ◆P9MoonSjzo
08/10/10 21:46:59
「ムーン・トワイライト・フラッシュ!」
ところがゾイサイトはふっと消えるとセーラームーンの背後を取る。手から刃を出し、セーラームーンを威嚇する。「さあ!いえ!“幻の銀水晶”のありかを!」
「しらないわっ いやああん」マーズとジュピターが駆け付ける。「悪霊――・・・退散ッ!!」
「てつだうわよ!レイ!シュープリームサンダ―ッ!!」放った攻撃はなんとゾイサイトにはね返されてしまった。
セーラームーンは懐中時計を握り締める。―タキシード仮面・・たすけて・・・
タキシード仮面はバリアがはられているため近づけずにいた。―うさこ・・・・・!無情にも刃が振り下ろされる。
「死ね!」「いやああ」

そのとき、突如刃が折れた。刃を折ったのは―白猫!?
「セーラームーンいまよ!ふせて!」
飛んできた刃物のようなもので、ゾイサイトの体はバラバラに切り刻まれた。驚いてセーラームーンが顔を上げると・・・
・・・だれ!? そのシルエット まさか そんなハズは・・・ でも―わかる― いまいっしゅん あたしの体じゅうに電流がはしった
・・・幻の 正義の戦士 セーラーV!?
●to be continued●



389:マロン名無しさん
08/10/10 21:52:32 aXAWQK9g
Vちゃん友情出演オメ!

390:マロン名無しさん
08/10/10 21:55:09
今回のまとめ

Vちゃん>>>>>>>>>>猫>>|越えられない壁|>>>変態仮面

391:マロン名無しさん
08/10/10 21:57:50
あれ…?セーラーV、コスチューム間違ってね?中国産?

392:マロン名無しさん
08/10/10 22:00:56
Vはミスリードで新キャラか
セーラームーンの仲間と言うことで服装を合わせたか
よくわからんな
変な引き

393:マロン名無しさん
08/10/10 22:03:22
あーん!ゾイサイト様が死んだ!
下っぱよいしょ本&金髪F.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…美形薄命だ…

・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代はなんとか支部長だ!」の葉書きを出してまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんな補欠ごときに殺られるなんてっ!!
アルテミスと差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・

私はあの女装癖のある彼が(たとえオカマでもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
ゾイサイト様あっ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
先生のカバッ!!え~ん・゚・(ノД`)・゚・

394:マロン名無しさん
08/10/10 22:04:05
俺の嫁がバラバラ死体に…orz

395:マロン名無しさん
08/10/10 22:06:09
仲間はこれで揃ったとか言ってたのに…なぜVがいまごろ?

396:マロン名無しさん
08/10/10 22:08:14
亜美が後衛になった。
霧じゃ攻撃できないもんな・・・。

397:マロン名無しさん
08/10/10 22:13:51
まこちゃんのフルーツサンド超美味しそう
食べてみたい

398:マロン名無しさん
08/10/10 22:33:55
敵の死体がいちいちグロいなw

399:マロン名無しさん
08/10/10 22:47:28
変態仮面の無力さ、非力さが際立つこの展開……ゴクリ

400:マロン名無しさん
08/10/10 23:06:52
変態仮面…

401:マロン名無しさん
08/10/10 23:19:20
>>395
まだプリンセスが見つかってなかっただろ

402:マロン名無しさん
08/10/11 00:52:11
変態もういらねーだろ
役立たずにも程がある

403:マロン名無しさん
08/10/11 00:53:57
>>402
落ち付いてよく考えろ
これは少女漫画だぞ
戦ってるからと言って少年漫画じゃないんだから、恋愛相手は必須なんだよ

404:マロン名無しさん
08/10/11 00:58:11
久々登場のなるちゃん、何か進展においていかれてるようで悲しい。
本当の活躍はこれからだよね…?

405:マロン名無しさん
08/10/11 01:22:52
セーラー戦士でないならもう洋梨だな

406:マロン名無しさん
08/10/11 03:01:16
亜美ちゃん等に取られた形だな
日常親友キャラは辛い

407:マロン名無しさん
08/10/11 03:11:40
原作で消えた初期の主要キャラがアニメでは一貫してレギュラーの座を
守り続けるというのはよくある事。そっちに期待しよう。

408:マロン名無しさん
08/10/11 03:30:19
まだ消えてねぇ

409:マロン名無しさん
08/10/11 07:23:39
まだとか言うな

410:マロン名無しさん
08/10/11 11:50:03
覚醒してセーラー戦士と戦う予感

411:マロン名無しさん
08/10/11 13:52:29
ラスボスってのもありだな
友達と戦えないよ!って感動系に持っていくとか

412:マロン名無しさん
08/10/11 14:39:46
Vが出てきたことでプリンセス予想は大荒れのヨカーン

・ルナ
・なる
・セーラーV
・ベリル
・アルテミス
・桜田先生

候補はこのくらいか?

413:マロン名無しさん
08/10/11 16:02:25
他誌で主人公張ってるだけあってVの存在感は異常。
もうVで決まりだと思うけど同じ声のルナ&ベリル様も引っかかるんだよね。

なるちゃんは…ベリル様が裏切った後メタリア様の復活時に身体を
乗っ取られたりすると面白いと思うけど…ないだろうなぁ。

414:マロン名無しさん
08/10/11 23:06:18
はるか×みちるなら恋愛+戦闘でgj!

415:マロン名無しさん
08/10/11 23:13:39
鍵を握ってるのは変態仮面だと思うね。

まさかバリアーごときに阻まれて何も出来ない無能な男を
何の理由もなく引っ張るとは思えない。

>>414
他の作品のキャラかそれは。

416: ◆P9MoonSjzo
08/10/12 00:13:40
>>414
スレリンク(csaloon板)

417:マロン名無しさん
08/10/12 02:01:50
変態仮面はなんなんだろうね
何もできないのに元基からヒーローの座奪いかけてるし

前回ルナが通信してたのと
前々回変態の夢枕に立ってたのは別人だよな?
(設定変更とか本来の姿だとかあるかもしれないけど)
銀水晶とプリンセスを繋ぐのがこいつとか?

夢枕に立ったのが前世の変態自身とか?

418:マロン名無しさん
08/10/12 02:51:53
前回ルナと通信してたのはセーラーVじゃないか?タイミング的に

419:マロン名無しさん
08/10/12 03:07:09
衛の記憶障害が鍵になってる可能性は高いよね
事故で死んだ両親とは実は血が繋がってなくて、本当の母親はベリルだったとか
夢の中で幻の銀水晶を探せと言っていた髪の長い女性はベリル。
で、いつか覚醒してメタリアを吸収し史上最強の戦士=ラスボスになったりして

420:マロン名無しさん
08/10/12 03:47:43
変態仮面は多重人格者ということも考えられるな

421:マロン名無しさん
08/10/12 07:49:58
>>417
>元基からヒーローの座奪いかけてるし
いやふるちゃんは今のところどうみても脇役
なるちゃん級

422:マロン名無しさん
08/10/12 14:29:09
実はクイン・ベリルは、ルナが自分から分離させた悪の心。
二人が再び融合することで月の女王が甦る。…多分

423: ◆P9MoonSjzo
08/10/12 21:58:13
Act8 美奈子 SAILOR V

「セーラーV!?幻の正義の戦士・・ うそ・・どうしてここに・・・」
「だってあたしたちの知ってるセーラーVとちがう・・・!服装だって・・・!」
ジュピターとマーズは混乱する。マーキュリーとルナもじっとモニターを見つめている。セーラーVはくすりと笑うと赤いゴーグルを取り出す。
「そうね あたしはほとんど人まえで このマスクをとったことはなかったわ」
白猫が語りだす。「まったく!失礼な!たしかにセーラーVではあるが このおかたは 月の王国 シルバー・ミレニアム
その王室の聖石“幻の銀水晶”の聖なる継承者 ―プリンセス・セレ二ティだぞ!」

セーラームーンは驚く。―セーラーVがプリンセス!?やっぱり・・・!―そうよVちゃんのあの額のマーク・・・
きっと あれがプリンセス・セレ二ティのしるし・・・ なに!?額が・・・あつい――!?三日月形にティアラが変形する。
―あたし いま たいせつななにかを 思い出しかけたような・・・。セーラーVは気配に気づいて腰のチェ―ンを投げる。
「だれ!?そこに いるのは!?」目が合うセーラーVとタキシード仮面。――あの男は・・・・!!
疾走するタキシード仮面。―プリンセスセレ二ティ・・・なんだ!?その名まえ・・・ ・・・ききおぼえがあるような
うさこ・・・ オレの手で守れなかった・・・・。セーラーVはセーラームーンに優しく微笑みかける。

「いままで よく やってきたわね セーラームーン あなたにはゲーム機をとおしてずっとアクセスしてきたから はじめて会う気がしないわ ね」
・・・あこがれのVちゃんが 目のまえに プリンセスとして いる ウソみたい・・・
セーラーVゲームでずっと戦いかたをシュミレーションしてきただろ?と白猫。・・・Vちゃんゲームで戦い方をおしえてくれてた?Vは握手を求める。
「よろしくね セーラージュピター ―マーズ」
「―いま 一瞬なにか・・・見えたような気が・・・・」
「―はやく 思い出して ほんとうのあなたたちを ―あなたたちの前世を――!!」



424: ◆P9MoonSjzo
08/10/12 22:03:39
Vは変身を解く。
「これは仮の姿よ 地球でのあたしは 愛野美奈子 みんなとおなじ中二vヨロシクネv」
皆と司令室にやってきた美奈子。亜美が話しかける。
「セーラーV―いえプリンセス ずっとさがしてたんです あなたがプリンセスだったなんて・・・あたしたちのことは知って・・?いままでどうして」

「マーキュリー ―なにから 話しましょうか あたしは ずいぶん 早く相棒であるこのアルテミスと出会っていたの
まだあなたたちの存在もわからず さいしょはTOKYOでおこるふしぎな事件を正義の戦士セーラーVとしてアルテミスと二人で解決してたわ 
おくれてルナもあなたたちと出会った あたしももっと早く会いたかったんだけどあなたたちがめざめるまで もうしばらく
単独で敵を調べることに専念したの ―データをあつめるうち なぞの事件の背後に一つの大きなカゲが見えてきた 
一連の事件は人間の仕業じゃない おいかけるうち それがダーク・キングダムというヤツらだとわかったの 
―そして その ダーク・キングダムをあやつるのは ―暗黒から生まれでた あの邪悪なもの どんな生きものとも にても につかない 
悪のかたまり・・・ そいつは力を得たくて あたしたちの月の王国の聖石“幻の銀水晶”のパワーに目をつけた そして この地球をのっとろうと
してるのよ いまは人間のエナジー―生気―をパワー源としてる それで人々がねらわれて・・・」

「プリンセスはそいつに会ったことが?」レイが尋ねる。
「・・・おおむかしにね ・・あいつのせいで月の王国・・・シルバー・ミレニアムがほろび みんなが幸せになれなかったのよ・・!」
―ほおむったはずだったのに・・・アイツ!だれかが また封印を あけてしまった あいつまで この世によみがえってしまうなんて・・
「―わかるわね?過去の悲劇をくりかえさないためにも あたしたちは そいつを こんどこそ永遠に!封印しなくちゃいけないの!」
「プリンセス それで“幻の銀水晶”は?」亜美が尋ねる。
「―危険をさけるために 保管場所はおしえられないけど まだ 敵の手にわたる心配はないわ 敵はきっとあたしたちを
ターゲットにしてくる “幻の銀水晶”を守るためにも 戦えるわね みんな!」



425: ◆P9MoonSjzo
08/10/12 22:05:55
・・・―なんてゆうかんでりりしいおひめさまなの?まるであたしたちが守られてるみたいよ・・・。とうさぎ。
プリンセス・・・そうだったかしら・・・まだあたまにモヤがかかっているよう・・ ・・彼女はもっとあたしたちに近いような・・・。まことは思う。

いつもの夢を見て飛び起きるうさぎ。―セレ二ティって・・そうよばれて ふりむいたのは・・・あたし?
ときどき夢にでてくるあのひとを・・・エンディミオンってよんでた
早起きしたうさぎを見て、パパは、なんだかうさぎじゃないみたいだぞ、と驚く。「そうよ パパ いままでのうさぎは仮の姿だったの」
「へえ?じゃ真の姿は?なんなんだ?」企んだような笑みを浮かべるうさぎ。「愛と正義の戦士ッ!セーラームーンよっっ!」パパは全く信じる様子がない。
・・・あたしって うさぎとセーラームーンと・・・どっちがほんとのあたしなのかしら。

公園では制服を着た衛がベンチで本を読んでいた。その本のタイトルは―宝石大全。
「・・・なんか 会わせる顔がなくても・・・うさこには会っちまう運命みたいだな」うさぎは赤くなる。
「・・・あのね この時計あなたのでしょ?返そうと思ってたんだけど」うさぎが懐中時計を差し出す。
「いいよ もってて オレもうさこに返さなきゃならないもの もってるんだ」―まえに舞踏会できみがおとしたハンカチ ずっと返しそびれてる・・
「なに なにっ?返さなきゃなんないモノって?そんなのあったっけ?」「こんど トレードしような ぜったい」「―うん ――ぜったいね」
いい雰囲気の二人を見て、ルナは少し離れた場所で溜息をつく。・・・ダメね もう なにをいっても メロメロなんだもんうさぎちゃん
でも 心配なの あいつ・・・ 地場 衛・・・タキシード仮面 うさぎちゃんが恋をしてへいきな相手なの?
ほんとうはあいつはなにものなの?―心配することはないよ、とアルテミスは言う。
「ルナ きみの最初の使命はセーラームーンたちを見つけだし育てあげること だけど それだけじゃない きみの負担を軽くするために
いま以上の記憶を無理に操作しなかったけど きみはもともと“あのお方”のお守り役だった ―すべてを知ってもいいころだな ルナ」
●to be continued●


426:マロン名無しさん
08/10/12 22:13:15
プリンセスきたあああ

427:マロン名無しさん
08/10/12 22:14:37 jSoWB+Ft
いくらなんでもセーラーVがおいしいとこ持ってきすぎじゃないか

428:マロン名無しさん
08/10/12 22:17:16
逃げていく変態仮面に失笑

429:マロン名無しさん
08/10/12 22:18:31
うさぎwノリで親に正体バラすなよw

430:マロン名無しさん
08/10/12 22:25:43
ギリシャ神話で月の女神セレーネと人間エンディミオンが恋する話あったよね
エンディミオンが醜く老いていくのが嫌で、セレーネがエンディミオンを若いまま植物人間状態にしちゃう話
それがベースになってるのかな?

431:マロン名無しさん
08/10/12 22:31:41
>>430
植物人間状態っていうか、若く美しい状態でいられるかわり、永遠に眠り続けるっていう感じだったとオモ

432:マロン名無しさん
08/10/12 23:00:01
前世を思い出せってことは…生まれ変わりってこと?

433:マロン名無しさん
08/10/12 23:31:04
現れたセーラーVは前世厨だったのか…。

前世厨にたやすく丸めこまれていく主人公たちもどうかと思う。

あと、変態は変態なんだからおとなしくして欲しい。

434:マロン名無しさん
08/10/12 23:36:18
セーラーVは大変なものを盗んでいきました

この作品の主役です

435:マロン名無しさん
08/10/12 23:38:25
男まさりのりりしいプリンセスと
女々しくて弱っちい変態仮面
この対比がなんともw

436:マロン名無しさん
08/10/12 23:41:51
ルナこそプリンセスだという確信があったのになあ
やられた まさか他作品キャラとは

437:マロン名無しさん
08/10/12 23:45:50
…で、Vのコスチュームが違うのはなぜ?

438:マロン名無しさん
08/10/13 08:07:37
単独の戦士じゃなく、セーラームーンの仲間ということで
服装合わせたんだな。
前の方がセーラー服っぽくて好きだったが・・・。

439:マロン名無しさん
08/10/13 14:49:33
やっぱヘソ出てないとなあ

440:マロン名無しさん
08/10/13 14:58:01
色んな意味でアニメへの配慮ということじゃないかな

441:マロン名無しさん
08/10/13 16:22:34
>>434
ワロタ

442: ◆P9MoonSjzo
08/10/14 21:47:17
Act8-2

「―おお 月の王国のプリンセスか・・・」「はい クイン・メタリア」ベリルが答える。
「この わたしを消し去り あの王国を復活させるために とうとうあらわれたか―!だが プリンセスからはなんの気配も
感じられぬ!なんの行動にもでてこぬところを見ると“幻の銀水晶”まだ 手にして おらぬのではないか?
あやつらなどひねりつぶしてしまえ!―はやく!もう待てぬ!地上に再び君臨するために一刻も早く“幻の銀水晶”を奪うのだ!ベリル!」

―シルバー・ミレニアムのプリンセスが甦ってきた・・ みなが“幻の銀水晶”を求め むらがる ふたたび 戦いがはじまる
こんどこそ!われらが すべてを!この手に勝ちとるぞ!・・・くくく。ベリルはほくそ笑む。クンツァイトはゾイサイト達を悼んでいる。
―ゾイサイト・・・おまえも こんな姿になるとは・・・ ジェダイト・・・ネフライト・・・みるみるひからびていく あわれなことだ
「“幻の銀水晶”があれば 中東支部長クンツァイト みなの復活はたやすいぞ」
「わかっておりますともクイン・ベリル そのまえに プリンセスとセーラー戦士に 死を」
夜空に浮かび上がり、夜景を眺めるクンツァイト。
「目ざわりでムダな光だな 真に美しいのは暗黒の輝きだ」―その暗黒の前に ひきずりだしてやるぞ!プリンセス!セーラー戦士ども!

「なんかVちゃんが ううんプリンセスが ふつうの女のコとしてくらしてるなんてフ・シ・ギッv」能天気なうさぎにレイが呆れる。
「それにしてもおそくなっちゃったね」
突如クンツァイトが攻撃を仕掛けた。感電し、うずくまるまこと。見渡せば電線が切れて、人々が倒れている。
「アルテミス!いま 一瞬のうちに TOKYOじゅうの電力供給が絶たれたわ!」司令室でルナが叫ぶ。
「―感じる!その電線が いま 一瞬のうちにぼうだいな量のエナジーパワーを・・」とまこと。美奈子は注意を喚起する。
「―変身しましょう!敵が 近くに いるような気がする・・・!」
「―ムーン・プリズム・パワー メイクア―ップ!!」
―こわい・・こんな暗やみははじめてだわ・・・!


443: ◆P9MoonSjzo
08/10/14 21:47:57
見れば東京タワーのてっぺんが光っている。「いきましょう!あそこへ!」
「だめよ!プリンセスは!司令室にルナとアルテミスがいるわ!そこへ!」とマーキュリーは必死に訴える。
「いいえ!いく!」「じゃあ あたしたちが―守る!」とセーラームーン。
・・・胸さわぎがする ―タキシード仮面!?あのひとはだいじょうぶかしら たおれてない?・・・衛・・・まもちゃん!!
―エンディミオン―!!
衛はガバッと飛び起きる。―夢・・・だれか オレをよんだ・・・?頭がいたい なにが おこったんだ!?
停電!?なんだ?あそこだけものすごい光が・・。異変に気付いた衛。
「上まで あがるよ!!手をはなすな!」
ジュピターに引っ張られるように、セーラー戦士はタワーの上へと浮き上がる。

そこではクンツァイトが待ち構えていた。「きたな」
「愛と正義のセーラー服 美少女戦士 セーラームーン!参上!あたしたちが月にかわっておしおきよ!―ムーン・ヒーリング―エスカレーション!」
街は輝きを取り戻すが、クンツァイトの光線に弾かれ、セーラームーンの体はタワーの下へ・・!―落ちてきたセーラームーンを受け止めたのは、
タキシード仮面だった。うそ・・・また 助けにきてくれた・・・!!
「ここは 危険よ 敵は あたしたちがたおす!できるだけ遠くへ にげて!」
セーラームーンはタキシード仮面にキスを送ると、上へ舞い戻る。―セーラームーン・・・!きょうのきみは なんて強い・・!
会うたびにちがうカオをオレに見せる まだちがうきみが いるのか?きみはほんとうは どんな女の子なんだ!?きみはいったい だれ なんだ!?

セーラー戦士たちと合流したセーラームーン。ジュピターの雷電もクンツァイトには効かない。パワーを吸い込んでいるようだ。
「どんどんエネルギーをよこせ!何百倍にもして返してやるぞ!このTOKYOごとふきとばしてやる!くくく」
―ためたエネルギーで攻撃してくる!?―プリンセスを安全なところへ!守らなきゃ!
セーラームーンはムーン・スティックの力でセーラー戦士たちを離れた場所に移動させる。
「セーラームーン!!」プリンセスが必死に叫ぶ。―しまった!!「セーラームーンを守るのよ!はやく!」
―あいつは オレが 守る!こんどこそ


444: ◆P9MoonSjzo
08/10/14 21:48:28
強烈な攻撃がセーラームーンに直撃する――瞬間、タキシード仮面がセーラームーンの前に飛び出した!!
●to be continued●



445:マロン名無しさん
08/10/14 21:51:00 P6Dui+v7
変態いいいいいいいいいいい!

446:マロン名無しさん
08/10/14 21:52:32
へんたいは しんでしまった!

なかまをいれかえますか?
→はい
いいえ

447:マロン名無しさん
08/10/14 21:59:29
だれだ変態仮面追悼スレ立てたのw
まだ死んだと決まったわけじゃないだろw

448:マロン名無しさん
08/10/14 22:01:58
無茶しやがって…(AA略

449:マロン名無しさん
08/10/14 22:09:38
セーラームーンが落ちてくるときや上がるとき、変態仮面はセーラームーンのスカートの中見えたんじゃないか?!

450:マロン名無しさん
08/10/14 22:09:50
変態だけどいいやつだった

451:マロン名無しさん
08/10/14 22:14:49
変態仮面にレオチラを見た天罰が下ったのですねわかります

452:マロン名無しさん
08/10/14 22:17:36
エナジーとパワーの違いがわからない

453:マロン名無しさん
08/10/14 22:19:55
前回の「絶対トレードしようね」を死亡フラグと見抜いた俺は勝ち組

454:マロン名無しさん
08/10/14 22:32:15
変態…最後だけ役にたったな。

455:マロン名無しさん
08/10/14 22:44:04
変態、「劇場版ジャイアンはかっこよく見えるの法則」で輝いて見えるな。

456:マロン名無しさん
08/10/14 23:43:12
変態仮面(´;ω;`)

457:マロン名無しさん
08/10/14 23:54:54
セーラームーン変わりすぎだろ。
外人みたいに自然にキスしやがった。

458:マロン名無しさん
08/10/15 00:30:20
変態死んだのか

459:マロン名無しさん
08/10/15 01:07:33
まだ死んでないだろ。ベリルかメタリアに特攻して爆発四散するという大役がある。

460:マロン名無しさん
08/10/15 01:22:57
変態が初めて高校生らしく見えた

・・・ああ、人は死ぬ直前は赤ん坊のようにピュアになるって言うな

461:マロン名無しさん
08/10/15 01:45:00
もはや変態で定着してることに吹いた

462:マロン名無しさん
08/10/15 01:47:30
変態が死ぬのは空白の過去が明らかにされてからだろ

463:マロン名無しさん
08/10/15 02:19:22
幻の銀水晶は変態の形見の懐中時計の中に入ってる気がしてならない

464:マロン名無しさん
08/10/15 13:09:29
>>463
レトロチックだが実はクォーツ時計だったのか

465:マロン名無しさん
08/10/15 19:26:58
変態が死んだことによって銀水晶が出てくるんじゃね?
変態が幻の銀水晶そのものだったんだよ

466:マロン名無しさん
08/10/15 21:54:54
記憶がないことにも納得が行くな
エンディミオンを不死にするために力を使って
力が回復するまで人に化けてたのかな

467:マロン名無しさん
08/10/15 21:59:44
変態の過去などあまり話しに関係ないだろ。変態はこれで終わりだよ

468:マロン名無しさん
08/10/16 00:35:29
もうやめて!変態のHPは0よ!

469:マロン名無しさん
08/10/16 00:40:30
なあ…すんごく言いにくいんだが…変態が攻撃を喰らってるコマ、
よく見るとセーラームーン全力で避けてないか?
変態が庇わなくてもよかったんじゃ…

470:マロン名無しさん
08/10/16 00:48:19
「どんどんエネルギーをよこせ!
 何百倍にもして返してやるぞ!」
こいつすげーな。

471:マロン名無しさん
08/10/16 00:49:02
その辺はナヲコの画力の問題だろうから触れないでやってくれよ…

472:マロン名無しさん
08/10/16 00:52:03
ここで死ねば過去の変態行為は全て清算して美しく退場できるな
これで生き残ったりしたら萎える

473:マロン名無しさん
08/10/16 17:40:05
小学生の妹は変態仮面のことを「タキシード仮面様と結婚したい」
って言うくらい変態仮面好きなんだけど、このスレ見せるべき?

474:マロン名無しさん
08/10/16 19:04:19
>>473
子供の頃って、どうみても無能でろくでもない変態性癖のコスプレ男が
とりわけかっこよく見えたるするもんだよ。
はしかみたいなものさ。

475:マロン名無しさん
08/10/16 20:44:18
>>474
最近ジャンプでどうみてもろくでもない変態性癖のコスプレ男が主人公の漫画が始まってたな
そっちの変態仮面は有能そうだけど、かっこよく見えるぞ

476: ◆P9MoonSjzo
08/10/16 21:48:34
Act9 セレ二ティ PRINCESS

セーラームーンを庇って敵の攻撃を受け、倒れ込むタキシード仮面。―だれかが オレをよんでる―長い髪・・いつも夢でオレをよぶのはきみ か?
「タキシード仮面!しっかりして!目をあけて!」・・・セーラームーン?そんな悲しそうな顔をして・・・どうして 泣いてるんだ?
・・・・そうだ まえにも こんなことが あった
(エンディミオン!)(エンディミオン!)エンディミオン それは オレの名まえ 
・・思いだした オレは地場衛として ここに 生まれかわってきたんだ きみと会うために「セレ二ティ・・」
セーラームーンに手を伸ばし、意識を失うタキシード仮面。「いやっ!!ああああ―――」

セーラームーンの体から強い光が発せられた。ティアラは割れ、額に現れたのは――三日月のしるし!?―プリンセス・セレ二ティ!?―
同時にセーラーVの額の三日月は消え、ティアラが装着される。セーラームーンはふわりと白いドレスを纏う。
―タキシード仮面のこわれた懐中時計が 逆まわりをはじめる どんどん時をさかのぼる・・ 過去に記憶をきざみはじめる
・・・悲しい過去をどんどん・・・再生(プレイバック)していく・・・。セーラー戦士たちも記憶を取り戻していく。
「思い出した・・・あたしたちは」「プリンセスセレ二ティを守る守護戦士(ガーディアン)」「プリンセスを守るため そして
―月の王国を再興するため生まれかわってきた」「―そして あたしたちのほんとうのプリンセスは」

タキシード仮面を膝枕するセーラームーン―いや、セレ二ティ。・・・思いだしたわ・・・あなたのこと・・・あたしの愛する・・・エンディミオン・・
―記憶がどんどんよみがえる ―あのふかいすいこまれそうな あなたの目の色と同じ ―希望と可能性を秘めた青い星
―むかし あたしは 月から青い星を見るのが とても好きだった ―そして あたしだけのヒミツ ―地球国の 第一王子
だれよりも強くステキな人 エンディミオン  あの人を見たくて 何度も この星におり立ったわ ・・・エンディミオン



477: ◆P9MoonSjzo
08/10/16 21:49:05
―でも もう こんなふうに 会ってはいけない ―なぜ?地球と月の住人は 通じては ならないの ・・・それは 神のおきて
・・・好きになっちゃ だめよ ・・・でも もう おそい
“月の王国をわれらのものとするのだ!「幻の銀水晶」をこの手に!!”―月に攻め入る地球人達。長い黒髪の女が先導している。
“王子!地球をうらぎるのか!?すべては地球の繁栄のためだぞ!”“やめろ!やめるんだ!むだな争いは!”
セレ二ティを庇い、エンディミオンは女の剣に倒れる。“いやああ エンディミオン――!!!”
・・・生まれかわって また やっと 会えたのに これは 運命なの?エンディミオン まだ あなたに あたしのこと なにも つたえて ないわ 
―大好きな あたしの たったひとりの人

セレ二ティの落とした、一粒の涙が凄まじい光を放った。ゴーグルを装着したマーキュリーが呟く。「うさぎちゃんの涙が結晶化して・・・光ってる・・・!?」
―この白い強力な光は・・・まさか!「・・・まさか“幻の銀水晶”」――“幻の銀水晶”!?――
銀水晶の光は苦しむ子供の咳を止め、枯れた花を再生させた。―地球が活性化している!?
そのときベリルが現れ、ダーク・キングダムと地上の空間を繋げる。クイン・メタリアは銀水晶の光を浴び、みるみる力をつけていく・・。
は棺に入れられていたジェダイト・ネフライト・ゾイサイトの屍にも降り注ぎ、なんと彼らの体が再生する。驚くクンツァイト。

・・・この 光は なんだ?・・オレたちは 長いねむりについていたのか?・・・エナジーが流れこんでくる ・・オレたちはなぜ こんなところにいるんだ?
―オレたちは オレたちのマスターをさがして 地上にふたたび 生まれかわったはず・・オレたちのマスターはどこだ?―エンディミオンさま―
“王子!われわれはいいなりは もうたくさんだ!月の王国のやりかたにはがまんできない!一方的にわれわれを監視するなど!”
“いつ いいなりになったというんだ!監視だと!?だれにふきこまれた?あのいまわしい生きものか!?
わからないのか!?われわれは利用されてるんだぞ!あいつに!“
ジェダイトたちの思念がクンツァイトにも流れ込んでくる。―この記憶は!?われわれの前世の記憶・・?



478: ◆P9MoonSjzo
08/10/16 21:51:09
・・・そうだ オレたちは オレたちのマスター 王子エンディミオンさまをさがして 転生してきた
だが その記憶も戻らぬうちに またしても あいつの手のうちに はまり この身を売った そして この身を 変えられた 
しかしジェダイトたちの体はもたず、石にかえってしまったのだった。
●to be continued●



479:マロン名無しさん
08/10/16 22:01:01
なんという超展開。
うさぎがプリンセスだったのはともかく、
四天王がタキシード仮面の部下とか。

480:マロン名無しさん
08/10/16 22:08:55 v4ktrVRl
(゚Д゚)

481:マロン名無しさん
08/10/16 22:45:27
第一王子ってことは次男もいるってこと?

482:マロン名無しさん
08/10/16 22:47:31
Vの身代わり(?)件も含めてプリンセスうさぎは直子にしてはかなりがんばったよね…?

483:マロン名無しさん
08/10/16 23:01:34
NAOKOにしてやられたw

484:マロン名無しさん
08/10/16 23:03:25
四天王が不憫すぎる…
最終的には生き返って変態の手下になるんだろうが、変態の下ってのが…

485:マロン名無しさん
08/10/16 23:05:14
変態は今日からなんと呼べばいいのか
…変態王子?

486:マロン名無しさん
08/10/16 23:07:57
ベリル様月の関係者かと思ったら違うのか?地球国の人みたいだけど

つーか何ですか地球国ってw

487:マロン名無しさん
08/10/16 23:08:10
セーラームーンのドレスすごい綺麗
ミスレインの頃から思ってたけど、武内先生はひらひらした素材描くの上手すぎ

488:マロン名無しさん
08/10/16 23:11:00
>>486
>地球がまだ一つの国だったころ
っていつなんだろうな?w
パルテノン神殿とかできたころ?誰か歴史に詳しい人おせーて

489:マロン名無しさん
08/10/16 23:13:53
素で偏差値90とか設定しちゃうナヲコ先生にその辺深く突っ込んではダメだw

490:マロン名無しさん
08/10/16 23:15:35
今回はかなり「やられた」って感じだ
四天王は生きるも死ぬも地獄でちょっとかわいそうだがw

491:マロン名無しさん
08/10/16 23:21:49
全てを知ったクンツァイトが味方になったら燃える
攻撃を何百倍にもして返せる男なんだぜW

492:マロン名無しさん
08/10/16 23:21:59
ジェダイト様たちは通算三回も死の苦しみを味わったわけか。
特に三回目は酷いな。カワイソウ…。

493:マロン名無しさん
08/10/16 23:27:26
>>491
強い敵は味方になるとヘタレるの法則がきっちり発動するから大丈夫。

494:マロン名無しさん
08/10/16 23:42:47
前世で先陣きって月に攻め行っていた女ってベリルだよな?
プリンセスの顔覚えとけよw

495:マロン名無しさん
08/10/16 23:45:55
>>493
ジャンプの「幽☆遊☆白書」の飛影みたいに、人気実力ともNo.1のキャラに
化ける可能性もあるんじゃないか?

496:マロン名無しさん
08/10/16 23:48:17
変態王子ちょっとかっこいいと思ってしまった

497:マロン名無しさん
08/10/16 23:59:00
>>492
考えてみれば
ジェダイト…マーズに殺された(動きを封じられて燃やされた)
ネフライト…ジュピターに殺された(雷落とされた)
ゾイサイト…ヴィーナスに殺された(切り裂かれた)

これはクンツァイトが記憶を取り戻したからといって
味方になるかどうかは怪しいな

498:マロン名無しさん
08/10/17 00:43:39
いやこれ変態の記憶喪失の説明になってねーよ。
六歳児までの衛は自分は王子だとかほざくちょっとアレなガキだったってことか?

499:マロン名無しさん
08/10/17 01:17:31
四天王の格が一気にどんとあがった。

一方、変態仮面が王子だと知っても変態王子としか思えない。

500:マロン名無しさん
08/10/17 01:24:26
>>497
これが魁男塾なら、四天王は次のシリーズで全員味方になっているんだが。
「ここは私に任せてもらいましょうか」
「げぇーっ!生きていたのかゾイサイト!」
こんな感じになるんだけど。

なにぶん少女漫画だからな。

501:マロン名無しさん
08/10/17 06:15:32
バトル漫画でもないしね。

502:マロン名無しさん
08/10/17 09:52:10
>>499
アレが王子だったって地球国…

503:マロン名無しさん
08/10/17 13:29:41
>>498
六歳のときの事故がきっかけで、なにか大切なこと(前世)を忘れてると
気がついたんじゃないかと思う

504:マロン名無しさん
08/10/17 13:32:20
四天王の株がここにきて爆上げとはな

一方アニメの方の四天王はw特にゾイサイトなんかオカマな上に声は海野だし

505:マロン名無しさん
08/10/17 13:51:15
月と地球の住人が通じてはならないのって
ギリシャ神話のセレーネとエンディミオンの話からすると
寿命が違いすぎるからだろうな

506:マロン名無しさん
08/10/17 13:53:32
>>505
たしか神話のエンディミオンて羊飼いかなにかなんだよな

王子でよかったな変態

507:マロン名無しさん
08/10/17 15:23:44
変態が即位前に国が潰れたのは地球にとって良かったんじゃ…?

508:マロン名無しさん
08/10/17 18:45:41
>>506
羊飼いと変態仮装男を比べたら、やっぱり羊飼いの方がいいと思うぜ。

509: ◆P9MoonSjzo
08/10/18 23:46:56
Act9-2

そのとき“幻の銀水晶”に変化が起こった。“幻の銀水晶”の中から光が飛び出し、タキシード仮面の体の中へと吸い込まれていったのだ。
瞬間、眩い光と地鳴りは消えた。ベリルは叫ぶ。
「クンツァイト!いまだ!わがダーク・キングダムのためにプリンセスと“幻の銀水晶”をうばえ!」
クンツァイトは攻撃を仕掛ける。セーラーVとジュピターがセレ二ティの前に飛び出し防御する。
しかしタキシード仮面の体はクンツァイトに奪われてしまった。セーラーVとジュピターは、これでは太刀打ちできない、と撤退を決める。
「ルナ!アルテミス!そっちへ転移するわてつだって!!」とマーキュリー。そうしているうちにタキシード仮面を抱えたクンツァイトは消えてしまった。
セレ二ティは泣き叫ぶ。「いやっ タキシード仮面・・・・っ まもちゃんっ」

司令室では、セレ二ティが泣き崩れていた。見守るしかないセーラー戦士たち。彼女に、セーラーVが歩み寄る。
「・・・セーラームーン ・・・いえ プリンセスセレ二ティ ・・・思いだしたのね? ・・・あたしセーラーヴィーナスのことも?
あたしセーラーヴィーナスがプリンセスを守る守護戦士(ガーディアン)たちのほんとうのリーダーだということも・・・
あたしたちの王国 シルバー・ミレニアムのコトも・・・・」

「・・・思いだしたわ」・・・エンディミオン 生まれかわるまえの しあわせなとき ―まだ地球が ひとつの国だったころ
そして 月も ひとつの王国だったころ・・・―やがて 地球と月で争いが おこり しあわせだったあの時間 ぜんぶこわれてしまった
そして あのときも いまもおなじ あの人を 助けられなかった

「・・・タキシード仮面がエンディミオンだったなんて・・・こんなコトになるなんて・・・」とルナ。マーズが忌々しげに呟く。
「―滅びずに生きつづけていたなんて また この星と 人々をねらうなんて――!まちがいなくあたしたちの王国を滅ぼしたあいつよ!」
「邪悪なもの・・・ ・・・あいつは実体のない宇宙生物ともきいたわ 暗黒のかたまりだとも――!」とマーキュリー。ヴィーナスも続く。
「封印したのよ!前世で あたしたち たしかに あいつを!」


510: ◆P9MoonSjzo
08/10/18 23:47:55
―でも いままた 封印をあけ アイツのもと動いてるやつがいる!?
ヴィーナスはべリルを思い浮かべる。―あの女・・・まさか あの女が封印を開けたもの・・・!?そしてダーク・キングダムを動かしている!?
「ダーク・キングダムの場所をつきとめなきゃ!」ジュピターが話し出す。
「タキシード仮面のカラダにあのときすいこまれたのは“幻の銀水晶”の一部なんだろ?なんとかしないとたいへんなことに・・・」

セレ二ティはどきっとする。・・・まだ まだ 信じられない あたしの涙の結晶が “幻の銀水晶”・・・・
・・・あんなに光かがやいていたのに いまは ただの ガラス玉みたい ・・・まだ ほんのすこし あったかく感じる
・・・あの人の あったかい 手と ・・・・おんなじ・・・・
倒れてしまうセレ二ティ。

「まだめざめぬか」とベリル。クンツァイトが応える。
「心臓は正常に動いています 微弱ではありますが 体内から特異なパワーを発しています」
―だがどこをさがしても“幻の銀水晶”らしき反応はない――どういうことだ!?あのときたしかに “幻の銀水晶”から
光が飛びだし体にすいこまれた!体内に拡散したとでもいうのか?なんの反応もないとは・・・!!

「――“幻の銀水晶”をもたぬからだになど 用はない」どろりと溶けるタキシード仮面の顔。「いやあああ」飛び起きるうさぎ。
・・・夢・・・!もう 何度 こうして ・・・泣いて目が さめたかしら・・・ ・・・タキシード仮面・・・・!

・・・・もう どのくらいの時間が過ぎたかしら あたしは プリンセスセレ二ティのお守り役 ――ルナ
どんなときもプリンセスのそばをはなれぬとちかったのに― ・・・なのにはじめてね うさぎちゃんと こんなに はなれて いるなんて・・
思いだしたわ ―あたしは あの月の王国が滅んだとき アルテミスと ともに 長いねむりについた
―やがて目ざめ この時代の地球におりたち ―あたしの最初の使命は「セーラームーン」を目ざめさせ 育てあげ 見守ること



511: ◆P9MoonSjzo
08/10/18 23:49:43
あたしの記憶を封印したことも セーラーヴィーナスをプリンセスのダミーにしたてあげ うさぎちゃんをセーラームーンとして育てたことも
―すべて プリンセスと そしてプリンセスのからだにねむる 「幻の銀水晶」を守るため ・・・もう少し 敵をあざむく予定だった
でも うさぎちゃんは思わぬところで 覚醒をして・・・ ・・・もっとうあぎちゃんを信じてあげればよかった
はやくあたしが記憶をとりもどして タキシード仮面がエンディミオンだと気づけば ・・・うさぎちゃんを苦しめずにすんだのに・・
・・・かなしい思いさせちゃった・・・「・・・うさぎちゃんの相棒 失格ね」「相棒なら そばにいなきゃ」アルテミスがやってきて励ます。
「・・ごめんね あたしらしくないわね」「ずっとここに?」「ダーク・キングダムの場所をさぐってたの でもなんの手がかりもなくて・・・
うさぎちゃんのぐあいは?」

「あら まあまあ・・・毎日心配かけて ごめんなさいね」亜美たち四人を笑顔で迎えるうさぎのママ。
「おばさま うさぎちゃんは・・・?もう 一週間にもなるし・・学校のほうも・・・」
「そうよね もう いいかげん 学校いかせなくちゃね あいかわらず へやから一歩も外にでなくて・・・ごはんもほとんど食べないし
なにか よほど ショックなことでも あったのかしらねえ ――あ 三日月ハゲちゃん しばらく見ないと思ったら
うさぎが心配でもどってきたのかしらね」

四人とルナがうさぎの部屋に入ると、そこにいたのは――恐ろしく長い髪をしたうさぎだった。
「プリンセスだったころはすごく長かったものね たぶん 記憶を急激に とりもどしたせいで 体にも変化がでたんだわ」
とうさぎの髪を整えながら美奈子が言う。―プリンセスになってく・・・ まるで あたしが あたしで なくなってっちゃうみたいに・・・
「“幻の銀水晶”はどうしてる?ちゃんともってる?」ルナが尋ねる。
「うん けどあいかわらず なんの変化もなし・・・ ほんとにこれが“幻の銀水晶”なの?」まことが話しかける。
「ねえ あのとき“幻の銀水晶”から中身がぬけでてタキシード仮面のからだにすいこまれたじゃない?そのへんになんか秘密があるんじゃない?」
―タキシード仮面!?


512: ◆P9MoonSjzo
08/10/18 23:50:29
「・・・あの人 いまどこ!?ダーク・キングダムをたおさなきゃ!助けるのよ!あの人を でないとあの人のからだがどんどんとけて・・
いや!エンディミオン!」「うさぎちゃん!?」
取り乱すうさぎの両肩を美奈子が押さえる。
「プリンセス!!しっかりして!!―そばにいるから うさぎちゃんの力になるためにあたしたちいるんだから!あの人もぜったい いっしょに助けだそ!?・・・・だからおねがい・・・!
そんなに泣かないで・・・!もっと元気をだして ね?」
・・・・あたしは シルバー・ミレニアム 王室さいごの継承者 プリンセスセレ二ティ ・・・しっかりしなくちゃ
あたしがあの人を助けなくちゃ ――あの人は きっと まだ 生きてるから・・・
「・・・ダーク・キングダムの場所をつきとめなきゃ ・・・“幻の銀水晶”の秘密だって・・
・・・だけど あたしなんにもわからない どうしたら・・・」
ルナが決意したように言う。
「―月へいきましょう あたしたちの王国のあったところへ!」
――すべての秘密を とくために ―月へ!!
●to be continued●


513:マロン名無しさん
08/10/19 01:58:35 TIdmynW6
変態をさらうとは!やめとけクンツァイト 変態が移るぞ

514:マロン名無しさん
08/10/19 02:02:46
うさぎの夢の中の骸骨化する変態怖すぎ
軽くトラウマ

515:マロン名無しさん
08/10/19 02:04:21
Vちゃんが真のリーダーか
どっちにしろ美味しいポジションに変わりないな

516:マロン名無しさん
08/10/19 02:06:59
変態にヒロイン交代とは
世紀末だな

517:マロン名無しさん
08/10/19 02:10:11
てっきりクンツァイトは寝返ると思ったのに…

518:マロン名無しさん
08/10/19 02:16:52
さらわれるのは姫と相場が決まってるのに
王子がさらわれてどうする

519:マロン名無しさん
08/10/19 03:03:35
Vはやはり只者ではなかったか。
クンツァイトも相変わらずカッコいいけど操り人形なのは情けない。

ところで、つまりこの中で一番長生きなのは猫2匹ってことか?

変態のことはどうでもいい。

520:マロン名無しさん
08/10/19 03:07:26
この漫画って戦う女の子モノの新境地を開拓したよね。
従来の少女漫画のパターンに囚われる必要はないんじゃね?
まぁ何が言いたいかというと変態はもういらない、ということ。

521:マロン名無しさん
08/10/19 06:39:20
変態涙目www

522: ◆P9MoonSjzo
08/10/20 22:02:04
Act10 MOON 月

―あたしたちの王国 シルバーミレニアム ―あたしたちの前世 そして“幻の銀水晶” すべてのヒミツを知るために ―月へ
「さあ そうと決まったら準備ね!決行は つぎの満月の夜がいいわね」とルナ。

クラウンゲームセンターで、亜美は月について、文献を読んで調べている。
「“「月」その質量は地球の1/80 表面重力は地球の1/6 直径は地球の1/4です 約28日かけて地球のまわりを一周する地球の衛星です”
―ルナはあんなかんたんに“月へいく”なんていってたケド いったい どうやって いくつもりなのかしら?」
うさぎはなるや海野と楽しそうにゲームをやっている。その様子を見て、うさぎちゃんが元気になってよかった、とほっとする亜美。
おちこんでなんかいらんないさ、とまこと。―なんたってあたしたちは月へいくんだから!

部屋で、ひとり月を眺めるうさぎ。―月がどんどんふくらんでいく いっしょにあたしの気持ちも どんどん ドキドキふくらむ
はやく月へいって知りたい あたしの前世 ―すべてを はやく たすけたいあの人のことを―…
「うさぎ ほら たのまれてたやつ ペンダントにしてもらったぞ」
パパが“幻の銀水晶”のペンダントを渡しに部屋に来る。
「そんな たいせつにあつかって 好きなやつにでも もらったのか?それ」「――うん そんなとこかな」うさぎは切なげに微笑む。

夫婦二人だけの時間。パパが寂しげな顔で切り出す。
「…なあ ママ ときどきうさぎが別人みたいに見えるよ 知らないところで大人の女なって すぐにもいなくなりそうだ」
「そんなわけないわっ うさぎはいつまでも…あまえっこのウチのむすめよ」
ママの膝の上で会話を聞いてしまったルナは黙って俯く。

ついに当日がやって来た。ルナの指示で、体調を整えてきた五人は公園に赴く。公園に着いたうさぎははっとする。




523: ◆P9MoonSjzo
08/10/20 22:02:39
―この場所は… まもちゃんとこの時計をトレードしようねって約束したところ…… ―あの人と 街で ぐうぜん会うたび
意地をはって すぐケンカして ろくに話もしなかったけど ほんとは すごく ドキドキしてうれしかったの
……あたしたちは ひかれあって 会っていたんだよ ね  もいちど 制服であの人に 会いたい こんどこそ いっぱい話をするの
あたしのこと あの人のこと 約束したんだもの これをきっと返すって…… かならず たすけだす いま どうしてる…?…まもちゃん……

感情が溢れ出し、涙を零したうさぎをまことがなだめる。亜美が満月を仰ぎ、呟く。
「月齢15―この公園のちょうど真上ね 雲ひとつない空 最適だわ 月へいくには」巫女姿のレイはフォボス・ディモスと戯れながら呟く。
「かけた月は憎悪と不和 新月は 死と 破壊にかかわる ―未来へのビジョンをもとめるなら 満月がいいわ 力のわいてくる白い光ね」
美奈子は変身しましょ、と皆に呼び掛ける。そのパワーで転位を行うという。ルナが呪文を唱えると、地面に光のサークルが出現した。
「さあ この サークルの中へ入って変身よ 変身したらみんなで手をつなぐの シールドをつくりだすわ」

「―ムーン・プリズム・パワー」「マーキュリーパワー」「マーズパワー」「ジュピターパワー」「ヴィーナスパワー」
「「「「「メイクアップ!!」」」」」

一瞬のうちに、五人は青い星の前に浮かんでいた。すぐそばには月。
「どこにおりるの?ルナ」「“マーレ・セレニタティス ―”晴れの海“へ」――これが月……。
「…まっくら …音がまったくない……ヘンな気分だわ」とヴィーナス。ジュピターは微笑むと、セーラームーンに話しかける。
「ねえ うさぎ これがほんとの“月”のうさぎ」…うさぎ脱力。
―ビロードの布のような暗黒 ……なんてしずか 青白いくずれた廃墟 ……ここが月…… 
シルバー・ミレニアム あたしたちの王国のあったところ……
「―柱の残骸がいっぱい… このへんが神殿のあったところ?」マーキュリーの問いにルナが答える。
「そう ―ムーン・キャッスルがね」


524: ◆P9MoonSjzo
08/10/20 22:03:16
「そしてここが 女王のみ入ることを許された“祈りの間”の跡 ―そしてムーン・キャッスルの中心部 ―クリスタル・タワー」
クリスタル・タワーの前に、石の剣が刺さっているのが見える。
「マーズ マーキュリー ジュピター ヴィーナス これをひきぬいて ―力をこめて!あなたたちならできる!」
ヴィーナスがやっとのことで剣を引き抜くと、剣が刺さっていた台に、小さな妖精のような―うさぎと同じ髪型をした女性が現れた。

「―それは 伝説のプリンセスを守る聖剣 ―マーキュリー マーズ ジュピター そしてヴィーナスあなたがたのもの
ルナ よくみんなをつれてきてくれました わたしは 地球でよぶところの 月の女神セレーネの化身 
シルバー・ミレニアムの前女王 クイーン・セレ二ティ」
―クイーン セレ二ティ……!? ……前世での あたしの お母さま………?
「かわいいセレ二ティ あなたね 見えるわ その姿が」どうやら双方向で話ができるようだ。

「この画像は過去の記録とコンピューターによるものです ムーン・キャッスルのエタ二ティ・メイン・システムにより
肉体が滅んでしまっても こうして わたしの意志をのこすことができました わたしはルナとアルテミスを冷凍睡眠(コールドスリープ)させ
覚醒させて あなたたちを見守り このときをむかえることをずっと まっていました ―いまは廃墟になってしまったけれど
おぼえていますか? このムーン・キャッスルが美しかったとき ドームの中ではあったけれど 緑や風が吹いていたころ
でもセレ二ティ あなたは それよりも ほんものの緑や風のこがれ よく地球へおりたった そして恋をみつけた」
……そう あたしはあの人に会いたくて みんなの目をぬすんでは よく地球におりたった
「―わたしたちは月に生まれた長寿の生命体 月に伝わる聖石“幻の銀水晶”を守り 地球のマイナスの因子をとりのぞき
地球がプラスの方向へよりよく進化していくのを監視し 助けることが使命― ――いまでも鮮明にやきついている
あの年 父なる太陽の活動が異常な活動期に突入し 太陽は それまで 見たこともない 異様な輝きを放った―」


525: ◆P9MoonSjzo
08/10/20 22:05:20
「あの異常な太陽が 災いをもたらしたのです― ―地球に侵入し 美しいあの星をわがものにしようとした異形の者
―あの生物は まさに 人の敵 いいえ すべての敵 悪そのものなのです そして 美しい宝石地球だけでなく
無限で神秘の力を秘めた月の聖石“幻の銀水晶”の支配までも もくろみ ―人の心の奥底の暗黒を利用し 人々をあやつり 月までせめてきた―
あのとき 若く強き王子エンディミオンだけが まどわされず人々を守るために強く戦った―けれど ―おそかった
彼はあなたを守り たおれ 悲しみのあまりあなたも自害を… ―おぼえていますか?そのことを……

わたしはやっとのことであれを封印したけれど このムーン・キャッスル すべて 石とかえられ くずれてしまった
そして 地球国も滅び もういちど はじめから地球は 進化をたどることとなった …それは太古の話… でも 魔物は また よみがえってしまった
あの者がどこに ひそんでいるかはわからない けれど いまも地球の奥深くでうごめいているわ あのときわたしは あなたを失ったショックで
悲しみ 混乱し 弱い心で“幻の銀水晶”の力を使ってしまった そのせいで“幻の銀水晶”の力を出しきれず あの者の封印は不完全なものとなった
こんどこそ あれを完全に消さねば “幻の銀水晶”の真の力をつかって プリンセス!あなただけが あれを消し去ることができるのです」

「クイーン!その“幻の銀水晶”のようすがへんなのです!」とヴィーナス。
「王子エンディミオンのからだにその中身がすいこまれ 輝きをうしなってしまったままなのです!」
「それは……彼を 助けようとした プリンセスセレ二ティ あなたの意志が働いてそうなったのでしょう
………彼のことが心配で 心もとない目をしてたのね セレ二ティ だいじょうぶ きっと生きています 安心して」
……きっと  生きてる――!!!




526: ◆P9MoonSjzo
08/10/20 22:05:54
「プリンセスセレ二ティ―おぼえておいて “幻の銀水晶”はすべて あなたの 心しだい 強い信念とゆるぎない意思 そして深い愛情
それがそろわないと魔を消し去ることはできない プリンセスであり 愛と正義の戦士セーラームーンであることに誇りと自信をどうか もって
そして―忘れないで あなたがひとりの女の子であるということも…あなたが生まれかわったほんとうの意味もそこにあるのだから…」

「マーキュリー マーズ ジュピター そしてヴィーナス 力をあわせて どうぞプリンセスを守って ―そしてこの王国を
ムーン・キャッスルをもういちど…… もうパワーがない… 話せるのも あとわずか……  セレ二ティ どうか…しあわせに……なって…」
クイーンの映像が揺らぐ。セーラームーンはパワーならこれを、と“幻の銀水晶”を取り出すが、間に合わず、クイーンは消えてしまった。
……たいせつなときに…… 役立たずな“幻の銀水晶”…… 涙が溢れるセーラームーン。

「そろそろ地球では朝をむかえるころね ……もどりましょうか」ルナに言われるまま、五人は地球に帰還した。
……月にはないひろがる音 ―ひかる海 緑のにおいの風 ……あたしたちは地球を監視してたわけじゃない
―こんな星を夢見て あこがれて ずっと  見守っていたの
 ●to be continued●


 



527:マロン名無しさん
08/10/21 03:34:13
生身で大気圏離脱ですか。もう何でもアリだな直子。

528:マロン名無しさん
08/10/21 06:54:59
主人公が前世で自害って…

529:マロン名無しさん
08/10/21 19:26:16
自害ってひどいよな。守ってた4人を置き去りにしたわけじゃん。
しかしセーラー戦士は宇宙空間にも出られるのか。
空も飛べるしテレポートも出来るしかなり強いな。

530:マロン名無しさん
08/10/21 19:28:33
変態が回想だけってのもいいものだな。

531:マロン名無しさん
08/10/21 19:36:31
セーラー服戦士の超人化が進んでますます変態がヤクタタズになりそうな予感。
まあ盾としての利用価値は高そうだけど。

532:マロン名無しさん
08/10/21 20:44:31
>>531
盾の役割とか以前の問題で、さらわれてるからなぁ

533:マロン名無しさん
08/10/21 20:49:53
もう変態は思い出になっていいよ

534:マロン名無しさん
08/10/21 22:14:34
ヴィーナス達が前世からセーラー戦士なのは分かったが、
姫様がセーラー戦士になったのはなぜ

535:マロン名無しさん
08/10/21 23:11:19
>>534
セーラーヴィーナスをプリンセスのダミーに仕立て上げ
代わりにプリンセスにはセーラー戦士のリーダーを務めさせて
敵を欺くため

…と思ったけど、戦闘時に最前線に出なきゃいけないわけだから
プリンセスの危険度は増すよな
なんでだろ

536:マロン名無しさん
08/10/21 23:39:36
強い心がないと銀水晶は使いこなせないらしいから
前世では精神的にひ弱だったお姫様を鍛え直すためじゃね?

537:マロン名無しさん
08/10/22 00:42:38
自殺するような弱い女は甘やかせちゃいけないってことだろうw

538:マロン名無しさん
08/10/22 16:41:13
厳しい

539:マロン名無しさん
08/10/22 18:00:41
前世のプリンセスの母親がお団子頭だったことに吹いたw
月のシンボル=お団子なのね

540: ◆P9MoonSjzo
08/10/22 21:52:18
Act10-2

亀裂が入った棺に、残された三つの石。それらを手に取り、クンツァイトは思う。―なんてことだ こんなかたちで めざめて
おまえたちと会うなんて……!ジェダイト ネフライト ……ゾイサイト! やっと見つけたのに われらがマスターを
「…エンディミオンさま……!」横たわる衛の前に跪くクンツァイト。ふと、クイン・ベリルの姿を見かけ、後をつけていく。
ベリルは地中深くの大きな扉の前で、なにやら呪文を唱えている。……なんだ!?この重く異常な腐敗臭…!息ができない―
扉の向こうにいたのは、一段と人の形に近づいた黒い気体状の化け物。……あれがおおいなる支配者!?もう あんなに 実体化してるのか!?
―なんだ?あの額の黒いマークは……!クンツァイトは静かに去っていくが、その姿をベリルは横目で捉えていた。

「―クイン・メタリア タキシード仮面に吸い込まれた“幻の銀水晶”は消えうせたとしか思えませぬ なんの反応もないのです」
「ならば屍とせよ “幻の銀水晶”はプリンセスの手のもとだ!」
「手にいれたタキシード仮面のからだ 利用価値はまだあります」―どうせクンツァイトも長くは もつまい 「どうぞわたしにおまかせを」
「ベリル エナジーがまだまだ必要じゃ われらがこの世界手にするためには プリンセスが完全に目ざめたいま 一刻の猶予もないぞ
邪魔者をはやく消すのだ!そして うばえ “幻の銀水晶”を!」

「クイン・ベリル いったはずだ “幻の銀水晶”が手にはいれば われら四天王みな 生き返れると」衛の頬を撫ぜるベリルにクンツァイトは問いかける。
「からだがもたず滅びてしまったのでは しかたあるまい」―魔の手の内で生きることを選んでしまったことを後悔しても おそいということなのか
「王子エンディミオンの体を どうするつもりだ……!」

ベリルが手のひらをクンツァイトに向け力を込めると、クンツァイトの額に宝石が現れた。虚ろな目のクンツァイトに残酷にベリルは告げる。






541: ◆P9MoonSjzo
08/10/22 21:54:58
「―忘れるな わが おおいなる支配者に 忠誠を誓ったことを そのからだ わたしに ゆずりわたしたことを おまえは何度生まれかわっても
わたしの配下四天王 クンツァイトゆけ!こんどこそ失敗はゆるさぬ!人間どもをおそいエナジーをうばうのだ プリンセスはかならずあらわれる “幻の銀水晶”をうばうのだ」

海に異変が表れた。波が人々を襲ったかと思うと、人々を氷着けにしてしまった。クンツァイトはその様子をみてほくそ笑む。
―くくく TOKYOじゅう氷の砂漠にしてやる!エナジーのつまった氷の砂漠 おおいなる支配者もきっとおよろこびになろう
さあ プリンセスども ここに姿をあらわせ!!

うさぎ達は司令室でモニターを見つめていた。ルナが説明する。
「最近 地球はまえにもまして地殻変動が活発なの この北極圏のあたりにも わずかだけど 異常な熱反応がある
しかも地中深部よ もしかしたらダーク・キングダムとなにか関係が………」その時亜美が街の異常に気付いた。「みんな出動よ!!いそいで!変身よ!」
「―ムーン・プリズム・パワー・メイクア―ップ!」

「おそいぞ!セーラームーン!いや!プリンセス!」―アイツは…タキシード仮面を攫った……!思いだしたセーラームーン。
「TOKYOを北極にでもするつもり?」「そうとも!いつわがおおいなる支配者が復活してもよいようにな」
「そうはさせないっ!ムーン・ヒーリング!エスカレーション」ムーンスティックの光で氷は溶け、人々は瞬時に回復した。
セーラームーンの首元から幻の銀水晶のネックレスがキラリと光った。
「―そこかっ!“幻の銀水晶”!!」追ってくるクンツァイトに反応し、上空へ逃げるセーラームーン。―このまま上昇したら……!

宇宙空間に突入した二人。セーラームーンが凛として問いただす。
「―タキシード仮面をどこにつれていったの!?彼を返して!!危害を加えてないでしょうね!?」
「おとなしく“幻の銀水晶”をわたせば返してやってもいいぞ ―屍を な」遅れて他のセーラー戦士たちも宇宙へと駆け付けた。
「くくっ この真空の宇宙でおまえたちの攻撃が通用するかな 目のまえでプリンセスを消してやるぞ」


542: ◆P9MoonSjzo
08/10/22 21:55:40
「おあいにく あたしたち 宇宙は二度めよ」とヴィーナス。「みんな!力をあわせるのよ!ヴィーナスパワー!」「マーキュリーパワー!」
「マーズパワー!」「ジュピターパワーッ!」ヴィーナスがセーラームーンにムーンスティックでバリアーを張るように言うが、
セーラームーンは聞く耳をもたない。「だめっ…!!」―まだ タキシード仮面のことを!
「「「「セーラープラネットアターック!」」」」クンツァイトは粉砕され、額の宝石だけが残された。
「セーラームーン!だいじょうぶ!?」ヴィーナスが心配する。セーラームーンは涙を零す。
―タキシード仮面…なんの情報もつかめなかった…!どこにいるの?ぶじでいるの?

「これでわたしのかわいい四天王も すべて その身 滅んで 石となりはてたか」ベリルは憐れむ。
―わが おおいなる支配者 ―クイン・メタリアよ その力与えたまえ われに力を 目覚めの力を!
すると閉ざされていた衛の瞼が開いた。彼は起き上がり、四つの宝石をその手の中に収めた。ベリルは満足気に衛の顔を撫ぜる。
「エンディミオン王子」―もう おまえは このわたし クイン・ベリルのあやつり人形 ―地上へゆくのだ
月の王国 シルバー・ミレニアムのプリンセスを抹殺し “幻の銀水晶”をうばってくるのだ

衛は、クラウンゲームセンターの前に私服で佇んでいた。
●to be continued●










543:マロン名無しさん
08/10/22 21:59:30
クンツァイトが覚醒したから
いいスパイスになるかと思ったけど、
洗脳されてあっさり死によった。

544:マロン名無しさん
08/10/22 22:36:01 o6rztfbm
あーん!クンツァイト様が死んだ!

545:マロン名無しさん
08/10/22 22:37:38
前世といい今回といい
どうも姫と戦士のコミュニケーションが不足してる気がする

546:マロン名無しさん
08/10/22 22:41:01
あーん!変態が変体した!

547:マロン名無しさん
08/10/23 00:35:15
変態マジでウザいんだけど。

548:マロン名無しさん
08/10/23 00:54:46
なんかこれかなりストーリーが難しいな
アニメは子ども向けっぽいのに
子ども分かるのかこれ

549:マロン名無しさん
08/10/23 00:55:05
最後のページの変態、むかつく顔してんなぁ。

550:マロン名無しさん
08/10/23 01:06:56
クンツァイトが可哀想
セーラー戦士たちは王子のことは思い出したのに
配下の四天王のことは思い出してやらなかったのか?
王子の配下(というよりプリンセスとセーラー戦士達の関係に近いはずなのに)
殺すのに躊躇しなかったのか?
不憫でならない

551:マロン名無しさん
08/10/23 20:16:16
悲運なクンツァイト様に黙祷。ベリルに反逆して欲しかった。


変態はどうでもいい。ていうか残った男キャラが変態だけというのが
どうにも救いがない。

552:マロン名無しさん
08/10/23 20:18:10
しかし操り人形の変態か…次はセクハラだな。
本物の変態フラグ立ちやがった。

>>550
四守護神がなあ。ちょっとは躊躇してやれよって思うけど。
記憶が完全じゃないんだろうな。

553: ◆P9MoonSjzo
08/10/24 21:43:29
Act11 再会 ENDYMION

あいたい― はやく はやく もう忘れちゃうよ その顔も その声も …だれ?…あったかい手…もしかして……まもちゃん?
「うさぎちゃん おきて 朝よ 遅刻しちゃうわよ」声の正体はルナだった。がっかりするうさぎ。枕元には衛の懐中時計が置いてある。
―月からもどってきたら また とまってしまった時計… あの人は…い、まぶじでいる?
「ルーナvごめん大スキvおきる」いじけてしまったルナを抱き締めるうさぎ。「うさぎちゃん ほら 忘れものよ」
―“幻の銀水晶”……月でクイーンはあたしの心しだいだといった でも どうやって この石のパワーをひきだすの?あたしはどうすればいいの?
元気よく出かけていったうさぎを見て、いつものうさぎに戻った、とパパとママは安心する。

「じゃ あたしは司令室のほうへ いま あの 石の剣しらべてるの」「そいじゃね ルナvぐあんばってv」
後ろを向いて手を振るうさぎは、歩いてきた男とぶつかって転んでしまう。そのはずみに、落ちた懐中時計。うさぎはどきりとする。
―あの うしろすがた…… ―にてる あの人に ……でも まさか…こんなとこにいるわけない やだ けさ あの人の夢なんか見たせいだわ…
………まもちゃんの懐中時計が……動き出してる……!?

元基と友人の遠藤が話しながらクラウンゲームセンターの前まで来ると、店の前にサングラスを掛けた男が佇んでいた。
「―ココの人ですか?」「ええ なにか?」「…ちょっと このゲーセンに 用があって」
「もしかして新しいバイトの人?オヤジの紹介できた人かな?」元基は店に張ってある求人広告を指さす。
「オレは古幡元基 このビルのオーナーの息子で バイトにかりだされてるんだ よろしく えーと名まえは?大学生?」
サングラスを外した顔は、元基が見おぼえのあるものだった。
「あれっ きみ…は そうだ!ひょっとしてうさぎちゃんといっしょにいたことないか?見かけたことあるよ」「…“うさぎ”…」
男の目が妖しく光る。すると遠藤は一瞬にして蒸発し、元基にも暗示が掛けられてしまった。「―わたしが いまから きみの親友 遠藤 だ よろしく」


554: ◆P9MoonSjzo
08/10/24 21:45:42
「古幡くぅん いる?部室に本忘れてったわよ」レイカと呼ばれる女性が元基を訪ねてきた。「アラッ 新顔ね イイオトコッvそちらどなた?」
「なにいってんだよ オレの親友 遠藤だよ」驚いて、レイカは持っていた宝石に関する本を落としてしまう。開いたページを男は食い入るように見ている。
「なんだ?遠藤 宝石にキョーミがあるのか レイカさんはすごいくわしいんだよ」

「そんなにながめて…翡翠が好きなの?」レイカが話しかける。
「翡翠ってジェダイト(硬玉)とネフライト(軟玉)のことをいうのよ ジェダイトはいろんな色があって本翡翠ってよばれてるの
ネフライトは深い緑の石よ このピンクのスポジューミンって石はクンツァイト 淡くてキレイな色でしょ?
青ムラサキのタンザナイトって石は 別名 ブルー・ゾイサイト ―ごめんなさい ペラペラしゃべっちゃって」
「いや… ちょうど これと同じ四種類の石を …オレももっているから……」

うさぎ達は今日は亜美の家で作戦会議だ。初めて亜美の家に行くのでうさぎは浮かれている。石の剣を抱えた美奈子は「Vちゃん」と呼ばれて照れている。
「……もえる太陽の炎に黒いかげりが見える… 不吉な…まるであたしの占いと同じ……」夕焼けを見つめるレイ。
彼女は直前まで、今後のことについて占っていたらしい。「それはこれからの戦いであたしたちが不利になるってこと?」美奈子が真剣な眼差しを向ける。
「……わからないわ」

「わあああ☆亜美ちゃんちって すっごいマンション!」「ちがうようさぎ コレは億ションっていうんだよ 万じゃかえないって」まことが訂正する。
大理石の玄関に驚く一同。ところが美奈子がつまづいた拍子に、剣を落として大理石に傷をつけてしまう。
「だいじょぶ だいじょぶ 大理石ってやわらかいから すぐキズつくの」亜美は寛大だ。「ちょうどその石の剣について 話すつもりでいたのよ」
亜美はダイヤの指輪を取り出し、美奈子に剣で叩いてみるように指示する。美奈子がそっと剣先をダイヤに当てると、ダイヤは粉々になってしまった。
震える美奈子に、亜美は、いーのいーの こんなのうちのママ くさるホドもってるから、と言うが……。




555: ◆P9MoonSjzo
08/10/24 21:46:14
「見てのとおり いちばんかたいといわれるダイヤが こなごな ―ただの石じゃないわ この剣 
月からもちかえった神殿の石のカケラとこの石の剣 ルナとしらべてみたの 両方とも見たこともない強固で特殊な成分でできてる」 
「……いえ…かためられてる とでも いうべきなのかしら しかもかなり毒性が強い成分よ」
「……うさぎが ―プリンセスが前世で自害したあと あたしたちは一瞬の光につつまれて… おぼえてるのはそれだけ…」まことが語る。
―特殊で毒性の石に かためられた…?―月の晴れの海(マーレ・セレニタティス)に立つムーン・キャッスル
かつては美しいクリスタルの宮殿だった あたしたちの王国が…「―むかしは 月ってあんなにさびしくて くらい星じゃ なかったよな」
―もっと 白く かがやいてた 「―敵に死の星にかえられたってことか?」

気がつくと、うさぎはぐっすり寝入ってしまっていた。きっと精神的につかれてんだな、とまことがうさぎをそっと寝室へ運ぶ。
「あたしたち かんじんの敵の封印のしかたを クイーンにきけずじまいだったね」美奈子が石の剣を抱え直す。
「伝説のプリンセスを守る聖剣か もし敵の本拠地をつきとめ 敵を目のまえにしても こんなに重くてのろわれた剣 これをどうやって使うのかしら?」

目を覚ましたうさぎ。……思い出しちゃった …タキシード仮面に ……まもちゃんに 助けられて まもちゃんのベッドで
こんなふうにめざめたあのとき あの人のお部屋からも こんな夕日が見えたっけ …思いっきしゲームがしたいな セーラーVゲームを スカッとしたい

うさぎはそっと亜美の家を抜け出す。…ヘンなの ひきよせられるようにここへきちゃった ―ヘンなの なんだかドキドキする
けさ あんなことが あった せい?……セーラーVゲームのまえに だれかすわってる ―え……!?
「…きみが うさぎちゃん?セーラームーンと おなじおだんごアタマだね はやってるからかな」………まも……ちゃん…!?
「うさぎちゃん こいつは新しくバイトにはいった オレの親友 遠藤だよ」元基の説明にうさぎは驚愕する。「古幡とおなじKO大学一年 遠藤です」
……ふるちゃんお兄さんの親友!?大学生!?…まもちゃん じゃ ないの?

556: ◆P9MoonSjzo
08/10/24 21:46:51
でも その声も そのすがたも 手のあたたかさも そっくり……
 まるで あの人が ここに いるみたい……
「セーラーVゲームがうまいんだって?おしえてくれないか?うさぎちゃんにお願いしたいんだ」少し冷たい笑い方にうさぎはどきりとする。
美奈子のペンがアラームを鳴らす。
「―だれかが セーラーVゲームを おそろしいはやさでクリアーしてる…… ―ゲーセンへいってくる!」
美奈子達がゲームセンタークラウンに駆け付けると、そこにいたのは…うさぎと……地場 衛!?―タキシード仮面!!
「―どうして あいつがここにいるの!?」「だって…あの人は いま ダーク・キングダムにとらわれてるんじゃ…!?」
ルナがはっとする。―あいつは けさ すれちがった……!まさか ほんとに タキシード仮面!―地場 衛!?レイが首を振る。
「いいえ―あいつ……あの目…… あいつはちがうわ!…いやな予感がする うさぎちゃんを近づけないほうがいいわ……!あいつに!」
●to be continued●






557:マロン名無しさん
08/10/24 21:53:10
>―だれかが セーラーVゲームを おそろしいはやさでクリアーしてる……

どういう事態を想定してそんなことで警報鳴るようにセットしたんだよw

558:マロン名無しさん
08/10/24 21:53:38 +eGyRgmF
>>551
最後の良心ふるちゃんがいる!
と思ったら…変態に汚染されちゃった(´;ω;`)

559:マロン名無しさん
08/10/24 21:56:08
四天王が宝石の名前だったことに驚いて調べてみたけど、
ベリルも別名緑柱石っていう宝石なんだね
エメラルドのことをグリーンベリルって呼んだりもするらしい

560:マロン名無しさん
08/10/24 21:59:25
さりげなく金持ちをアピールする亜美ちゃん&直子カコワルイ

561:マロン名無しさん
08/10/24 22:02:34
>枕元には衛の懐中時計が置いてある

一瞬衛の目覚まし時計に見えてびびった

562:マロン名無しさん
08/10/24 22:04:54
メタリアの名前はメタルからきたのか?

563:マロン名無しさん
08/10/24 22:06:41
レイカって直子の自己投影キャラっぽいな

564:マロン名無しさん
08/10/24 22:09:39
小さいコマだが、遠藤(本物)と元基のレイカに関する会話で
元基が顔を赤らめてるところをみると
元基は多分レイカのことが好きなんだな
亜美とまこと涙目w

565:マロン名無しさん
08/10/24 22:11:34
大学生で通用してしまう変態は老け顔

566:マロン名無しさん
08/10/24 22:14:10
レイ「いいえ…あいつ…あの目……あいつはちかんだわ!」

に見えた

567:マロン名無しさん
08/10/24 22:19:56
「しかもかなり毒性が強い成分よ」
とか言われたあとも素手でベタベタ触ったり顔を近づけたりできるVちゃんはやはり大物

568:マロン名無しさん
08/10/24 22:21:34
変態が四天王の石を大事に持ち歩いてるってことは
四天王復活フラグ?

569:マロン名無しさん
08/10/24 22:31:34
変態の正体=ゲーオタ

570:マロン名無しさん
08/10/24 22:36:24
部室に宝石の本を忘れていった元基
同じサークルには宝石に詳しいレイカ

一体なんのサークルなのか気になる

571:マロン名無しさん
08/10/24 22:38:34
今回の一番の犠牲者は亜美母で確定

572:マロン名無しさん
08/10/24 22:46:19
亜美が金持ちすぎてついていけんw
今回出た鉱物知識は今後の伏線なのか

573:マロン名無しさん
08/10/24 23:14:33
「ごめんルーナ 大スキ おきる」のところの絵
可愛い

574:マロン名無しさん
08/10/24 23:52:49
最初はキモいくらいだった直子絵に最近ちょっと萌えられるようになってきた。病気か?

575:マロン名無しさん
08/10/25 00:17:11
衛が四天王の宝石を持ってるのは伏線だろうか?
今後四天王がエンディミオンの部下として復活して、
それが四天王の本来のポジション(これまでは顔見せ)だとしたら
嬉しいが・・・あまり意味無いだろうな。

576:マロン名無しさん
08/10/25 00:54:19
あーん!遠藤さまが死んだ!
元基遠藤よいしょ本&遠藤さまF.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…凡人薄命だ…

・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代は親友キャラだ!」の葉書きを出してまだ二ヶ月じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんな良い目見てる変態に殺られるなんてっ!!
幻の銀水晶の光で病気治った子と差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・

私はあの前世厨と無関係な彼が(たとえダッサい眼鏡でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
遠藤さまあっ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
先生のカバッ!!え~ん・゚・(ノД`)・゚・

577:マロン名無しさん
08/10/25 01:31:29
本物の遠藤は死んでしまったのか?
変態( #^ω^)ピキピキ

578:マロン名無しさん
08/10/25 01:32:26
>>576
ワロタ

579:マロン名無しさん
08/10/25 01:36:14
>>574
大丈夫
俺もだ

580:マロン名無しさん
08/10/25 01:44:17
>オレは古幡元基 このビルのオーナーの息子でバイトにかりだされてるんだ


元基も金持ちキャラだったのかよw一人くらい庶民派はいないのか

581:マロン名無しさん
08/10/25 01:48:08
>>567
だよな 伊達にセーラー戦士歴が長いだけのことはある

582:マロン名無しさん
08/10/25 01:52:52
>>570
裏をかいて漫研

583:マロン名無しさん
08/10/25 03:56:59
>>571
変態に殺害された遠藤さんテラカワイソス。

584:マロン名無しさん
08/10/25 08:42:40
>>574
直子姫の太ももとか足首の書き方が、すごく好き。太ももが太くていい!
ほかのなかよしの作家にはない色っぽさ。

585:マロン名無しさん
08/10/26 07:28:20
変態男が本当に変態としてのアクションをおこしやがった

586: ◆P9MoonSjzo
08/10/26 21:47:02
ct11-2

うさぎはなるの誘いもルナの制止も聞き入れず、あれから毎日ゲーセン通いをしている。

「……古幡 オモシロいんだ このゲーム クリアーしてもしても つぎつぎ新しい面が無限に でてくる」
「まるで ほんとうに セーラーVが戦ってるみたいだ」
「いや…… だれかがどこかでこのゲーム機を操作して戦ってるといったほうが 正しいのか な」ゲーセンにやってきたうさぎを、遠藤が喜んで迎える。

「やっぱりうまいな きみは」「そんな……遠藤さんこそ」「まるでVと一心同体だ Vを知りつくしているんだね」
「ええ そうよ ……強い味方だもん」「会ったことあるみたいないいかただ ―じつはオレも見たことあるんだ」「ホントに!?」
「カッコよかったよ」「…そうね あたしなんかよりずっと…たよりになる…わ「―セーラームーンより?」うさぎはどきりとする。
「きみのその髪型が セーラームーンに見えちゃうんだ ねえ セーラーVやセーラームーンは ふだんはどこにいるんだろう 司令室とかあるのかな」
顔を近づけ目を合わせてくる遠藤。「……あたし もう かえんなくちゃ……」帰ろうとするうさぎの手を遠藤が捕まえる。
「あしたもおいで きみの秘密をもっと知りたい な うさぎちゃん」「――さ よなら」うさぎの後ろ姿を見つめる遠藤。―オレの暗示がかからない―!?

……どうしよう あの つめたいひとみにくらくらする ―ひきこまれそう …こばめない秘密をなんでもしゃべっちゃいそう
……ねえ 「うさこ」よ うさぎじゃなくて「うさこ」って よんで……。亜美とまことがそんなうさぎを心配そうに見守っている。

「も―っ またいっしょにいる!古幡くんたら!いつ あんな イイオトコの親友を作ったのかしら」ぶつぶつ独り言を言うレイカにまことが声をかける。
「古幡くんとはおなじサークルだけど あの親友の遠藤って人は知らないわ 見たことない人よ 古幡くんの親友に遠藤くんていたけど……
そいつはもっとなよっちいヤツだし そいえばさいきん見ないわね 最近 親しくなったんじゃない?古幡くんとあの遠藤ってヒト
大学のだれもあの遠藤って どこの人かしらないのよね」


587: ◆P9MoonSjzo
08/10/26 21:47:34
司令室では美奈子とアルテミスが話し合っている。
「あいつに これ以上 セーラーVゲームをやらせてはキケンだよ あいつはぜったいここをさぐろうとしてる!」
「……もし タキシード仮面―地場衛本人だとしたら うかつに手はだせないわ」

……はいりこんでやるぞ 司令室に くっくく……。閉店後のゲーセンを出る遠藤と元基を、まことが呼びとめる。
「まちなよ あんたら二人つるんで うちのうさぎになにしようっての?なに たくらんでんの?」そのとき遠藤の瞳が妖しく光った…。

「まこちゃん!いったいどうしたの!?きゅうに司令室に集合だなんて」うさぎ達全員が司令室に駆け付ける。
「うさぎ!まってたんだ もう あいつに近づいちゃだめだ!あいつは敵だよ プリンセスが最初から目的なんだ!」
「―あいつって…遠藤さん?そんな……敵だなんてきめつけたりして……」
「敵なんだよあいつは!どうするんだ!もし“幻の銀水晶”をうばわれでもしたら……」うさぎは“幻の銀水晶”のネックレスをまことに見せる。
「だって いつも こうして身につけてるし だいじょうぶよ どうしたの?きゅうにそんなことを」

突然警報が鳴りだした。「!!なに!?侵入者!?」美奈子が反応する。「まさか!!この司令室にはあたしたち以外はいれないはずよ!」とレイ。
そのとき隙を突いて、まことが“幻の銀水晶”に手を伸ばした!美奈子が気付き、とっさにまことに蹴りを喰らわせる。

「あと一歩だったのに 使えんな」入ってきたのは元基と―タキシード仮面!?「司令室がセーラーVゲームの真下とは な
強力なシールド 感知できなかったぞ ―もっとも そいつはすぐ暗示にかかり かんたんに ここに つれてきてくれたが くくっ」
―うそ……!!うそでしょ!?うさぎは混乱する。「変身よ!みんな!!」美奈子が指示する。「ヴィーナスパワ― メイクアップ!!」
うさぎに襲いかかる元基に、ヴィーナスはセーラーVキックをお見舞いする。「愛のムチよ!目をさましなさい!―ヴィーナス ラブ・ミー チェーン!!」
無事“幻の銀水晶”を取り戻したヴィーナスにタキシード仮面が攻撃を仕掛ける。―なんて強い力!司令室が破壊されちゃう!


588: ◆P9MoonSjzo
08/10/26 21:49:04
タキシード仮面の瞳から発せられた光線を喰らい、ヴィーナスは“幻の銀水晶”を奪われてしまう。「くくっ 手に入れたぞ!とうとう!“幻の銀水晶”だ!」
「―くっ!うさぎ!変身よ!戦うのよ! とりもどすのよ“幻の銀水晶”を!」―どうして タキシード仮面が ヴィーナスと戦っているの?

呆然とするうさぎにルナが呼びかける。「うさぎちゃん なにをしているの!?早く戦うのよ!」―戦う!?タキシード仮面と!?
―あたしは夢を見てるの?それともこれは現実なの?あのヒトはダーク・キングダムにつれさられたんじゃないの?
「うさぎちゃん!しっかりして!だまされちゃダメ!!こいつはタキシード仮面のニセ者よ!」ルナがタキシード仮面の肩に飛びかかり、噛みつく。
「なにをする!―ジャマだっ!!」振り払われたルナはすごい勢いで壁に激突し、動かなくなってしまう。うさぎが呼びかけてもぴくりともしない。

―タキシード仮面なんかじゃ ない 「―ムーン・プリズム・パワー メイクアップ!!」
「ルナ!目を開けて!!ルナ…!!」セーラームーンが涙を零すと、タキシード仮面の手の中の“幻の銀水晶”に光が灯った。
「うさぎちゃん!いまよ スティックでルナとまこちゃんを!」マーキュリーが叫ぶ。「―ムーン・ヒーリング・エスカレーション!!」
ムーンスティックの光を浴びて、ルナとまことの意識が戻った。






589: ◆P9MoonSjzo
08/10/26 21:49:37
「ゆるさない……!ニセタキシード仮面……!色じかけでたらしこもうったって そうはいかない!おいたをするコはこのあたし!セーラームーンが
月にかわっておしおきよ!!」セーラームーンがスティックで攻撃を始めると、突如タキシード仮面の背後にベリルが現れた。―だれ?あの女……!?
「ククク よくやったぞ タキシード仮面 “幻の銀水晶”さえ手にはいれば おまえたちに用はない セーラー戦士ども ここが おまえたちの墓場だ!」
「だれ!?何者なの!?」「くくっ プリンセス 何度あっても もろく 幼い小娘だこと」―わたしの顔に見おぼえはないの?
―そうね むかしのわたしとはちがう「―わたしはクイン・ベリル 暗黒の王国ダーク・キングダムの女王  ―プリンセスセレ二ティ
王子エンディミオンに殺されるのであれば本望であろう?くくっ」
―王子エンディミオン!?うそ…… うそでしょ!?やっぱりあなたは……まもちゃんなの!?
●to be continued●



590:マロン名無しさん
08/10/26 23:25:07 5aYAjU3a
これはいよいよクライマックスか!?

591:マロン名無しさん
08/10/26 23:27:42
とっさに生身でセーラーVキックをお見舞いするVちゃんカコイイ

592:マロン名無しさん
08/10/27 00:11:06
おおジュピター。変態チャームアイに操られるとは情けない

色仕掛けでたらしこもうったってそういってますがな。

仕えるのはヴィーナスだけなのか…さすが前作主役。


593:マロン名無しさん
08/10/27 00:19:21
セーラーVキック
エロ杉

594:マロン名無しさん
08/10/27 00:47:35
>>592
一般的に怪力キャラは魔法攻撃が抜群に効いたりするからなあ
それでジュピターに暗示にかかるという損な役回りが回ってきたのかも

595:マロン名無しさん
08/10/27 00:49:24
>わたしの顔に見覚えはないの?

ベリル様だってプリンセスの顔忘れてたくせにw

596:マロン名無しさん
08/10/27 00:52:24
おねえちゃんが今月号のなかよしを見て、まもちゃんとふるちゃんは
できてるっていってました。
それってどういうことですか?

597:マロン名無しさん
08/10/27 01:41:58
>>596
君にはまだ早い。

6歳の誕生日を迎えたら、16年前の介錯の同人誌を見せてあげよう。

598:マロン名無しさん
08/10/27 06:20:09
なるちゃんの扱いが悪すぎる件。

599:マロン名無しさん
08/10/27 12:53:11
>>598
考えてみればなるちゃんは第一話で敵に襲われてるし
親友のうさぎはつれないし
可哀想だね

第一話では頭もよくておまけにおジョーさまなのよ☆
って華々しく紹介されてたのに

600:マロン名無しさん
08/10/27 12:55:43
変態は味方だったときはあんだけ使えなかったくせに
敵にまわったとたんになにいい仕事してんだよw

601:マロン名無しさん
08/10/27 20:41:43
もともと悪人だったんだろうw

602: ◆P9MoonSjzo
08/10/28 21:56:42
Act12 敵 QUEEN METARIA

―暗黒の王国ダーク・キングダムの女王 このクイン・ベリルの手先となって あたしから「幻の銀水晶」をうばうために―きたの!?
「うそよ!こっちを見て!タキシード仮面!まもちゃん!?」冷静沈着なマーキュリーが落ち着かせる。
「彼は一時的にあやつられてるだけよ クイン・ベリルをたおせば・・・!」

「プリンセス おまえの知る王子は もういない
死んだ王子の体に“幻の銀水晶”の力(パワー)をふきこんだようだが ムダだ 死んだのだ 王子エンディミオンは
わがおおいなる支配者クイン・メタリアの力で甦ったのだ!このわたしとおなじように力を授かり ダーク・キングダム最強の戦士として!」
―“死んだ”!?ダーク・キングダムの戦士としてよみがえった!?うそよ!

タキシード仮面の強力な攻撃により、クラウンの屋上が爆発してしまった。これ以上応戦したら司令室がもたない。そのとき元基の意識が戻った。
マーキュリーとジュピターが、元基をクラウンの外の安全な場所に連れ出す。「あれっ オレはいったい ――きっ きみたちはっ!?」
「安心してふるちゃんにーさん ゲーセンはあたしたちが守る!」二人の戦士は微笑むとまた戦場へと舞い戻った。

マーキュリーはゴーグルを装着する。
「―ルナ!時間軸の計算を!シールドを作るわ!このままじゃ このへん一帯ふっとんじゃう! ―超次元空間 現出!!」

マーキュリーが作った空間の中でもベリルはどこで戦ってもおなじこと、と余裕だ。ベリルは長い髪をセーラームーンの体に巻きつけ、絞め付ける。
「まっていたわ このときをずっと さあ いうのよ!“幻の銀水晶”の秘密を!無限のパワーはどこ!?
そのパワーで不老不死を 無敵のパワーを手にいれるのよ!」―どんなに待ったことか 太古の昔から 異常な流星群の夜明け 
あの太陽の巨大なガスの渦 邪悪な暗黒点から流星雨とともにこの星にふりそそぎ この地に生まれでた 暗黒の神の目覚めの あの時
“―巨大な力を得るのだ 月へ攻めいるのだ 幻の銀水晶の無限のパワーを手にいれ この星を この宇宙を 手にいれるのだ”



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