08/08/02 03:39:00
>>827
再び開いたその世界では私にストーリーを頼みたいという申し出があった
ついに私の時代が来た
私は名無しの荒らしを無視し、その漫画家志望者に返信した
話を聞くところ彼は少年漫画志望者で掲載あり担当つきという有望株
ここを逃す手はない
私は全力で嘘を交えたアピールをし、誤魔化しながらも彼をスカウトする
しかし彼はどういうシステムかと質問
…そういえば考えてなかった
さて、どうしたものか?
私の中で私はもうプロレベルの原作者にまで妄想が膨らんでいた
私の原作を与えるんだから金くらいもらわないとね…まぁとりあえず10万くらいから
そして金銭的な事を書き込む途端名無しに叩かれる
お前金持ちじゃねぇのかよw
なんで受賞したことねぇ奴に金ワラ
…忘れてた
そうだった
ここに来て細かい設定を忘れていた
しかし、ここで戦っても負けは目に見えていると本能で悟り認めたくないが逃げ出した
悔しさで唇を切り額から血管が浮き出て無我夢中で拳を振り上げるが壁は先程のタックルで破壊してしまったからもうない
しょうがなく自分の太ももを思いっきり殴打する
痛みと共に我に返る