仲村佳樹作品SS&妄想スレ7at CSALOON
仲村佳樹作品SS&妄想スレ7 - 暇つぶし2ch429:11
07/08/19 23:08:38
しばらくキョーコを見ていた蓮だが、一向に変化は起こらなかった。
いつも見ているキョーコと同じ身体なのに、雰囲気が全く違った。彼女の愛らしさが感じられない。
恐怖しながらも蓮を艶っぽく見る視線がまず、彼女のものではない。誘うような唇。
(……そうか)
女幽霊の視線を受けて、蓮は笑った。
「最上さん、早く戻ってこないと大変なことになるよ」
蓮は殺気を抑えて、キョーコの肉体に近づいた。彼女の肩に手を回し、顎を上向けさせる。
そして唇を人差し指でゆっくりとなぞる。
女幽霊は微笑んだ。
「ようやく私を受け入れる気になったのね。一緒に楽しみましょう?」
蓮の薄い背中に腕を回し、目を閉じる。蓮が、顔を傾けて、キョーコの顔をした女幽霊に唇を重ねようとしていた。
(やっ……いくら私の意識がないとはいえ、そんなの!)
キョーコは自分の唇の危機に焦りながら、胸の奥がちくりと痛んだことに気がついていなかった。
『そんなのいやぁああああ!』
「んっ」
キョーコは、自分の腕が誰かの大きな背中に回されていると、自分の背中にも誰かの大きな手が添えられていると
感じ取った。それから、唇にやわらかい感触があるということを。
薄目を開けて、キョーコは涙目で仰け反った。
蓮が、いた。何故か微笑んでいる。
「……早く戻ってこないから、大変なことになったよ」
蓮の甘い香りと唇の感触に、キョーコは腰が抜けた。
(き、キスしちゃった、敦賀さんと! 敦賀さんと!)
「……や、も、もう戻ってますから、放してくださーい!」
キョーコの叫びに、トンネルの外から声がかけられた。
「京子、ちゃん?」
トンネルの入り口で、光の顔は固まっていた。
ぴったりと密着、抱き合う二人。赤面するキョーコ。
蓮の唇には、キョーコと同じ淡いピンクのルージュがうっすらついている。そして―。
「え。……え?」


430:マロン名無しさん
07/08/19 23:08:40
つ④wktk

431:12
07/08/19 23:10:14
突然の閃光。
外で待っていたスタッフは「なんだなんだ」と慌て始めた。急いでトンネルへ駆けつけようとしたが、
キョーコと蓮、光が無事出てきたので、ほっと胸を撫で下ろした。
「な、何があったんだ」
うつろな光が無言でハンディカメラを手渡した。
「え。ど、どうしたんだ、石橋君、石橋君?!」
「京子ちゃん? 敦賀君? 一体」
目を回したキョーコを蓮がお姫様だっこをして、困ったように笑っている。
「……幽霊が浄化されてしまったようです」
「「「えぇええええ?!」」」
「もう、心霊スポットではなくなりました。ロケ続行不可能です。戻りましょう」
腑に落ちぬままスタッフたちは、ロケバスでハンディカメラを見て驚愕した。
出だしから半ばまでの映像では、心霊番組らしい会話をしているのに関わらず、だんだんと趣旨が
変わってきていた。霊感のあるスタッフが映像をじっと見て一言。
「妖怪戦争?」
「何、言ってんの」
スタッフAは映像の途中で、女幽霊が京子や蓮より放たれている「何か」に苦しんでいると微かに見たらしいが、
「何か」の正体まではわからなかったようだ。
スタッフBの関心は、最後の映像というよりも音声の方で、地面に転がったカメラが拾った会話から、
京子と蓮がただならぬ関係ではないかと勘ぐっていた。
「いや、幽霊にのっとられたとはいえ、こんな色っぽい会話するか?」
スタッフCは冷静に、突っ込んだ。
「どうして幽霊が浄化されたんだ? 京子ちゃんや敦賀君が何かしたのか?」


432:13
07/08/19 23:11:26
「この石橋さんという方の力ですね」
後日、スタッフが○○教の上よし子師の元を訪れてカメラの映像を見てもらったところ、事の真相が明らかになった。
リーダー・光がトンネルの中で見た光景は、再び蓮が混乱するキョーコに口付けをした瞬間だった。
キョーコがぎゅっと目をつむったまま、蓮のキスを受け入れている場面に、光の意識がはじけた。
光が失恋という滂沱の涙を流した時、女幽霊が今までのわだかまりを解き放ったという。
「女性の幽霊の元恋人だった方が、石橋さんに似ていたんでしょう。彼が失恋の苦しみを味わったと思って
心安らかにあの世へ向かわれたのだと思います」
スタッフたちは光の心中を思い、そっと涙を流した。
一方の蓮とキョーコは―。
「……私の元に、○○教の上よし子さんという方から入信のお誘いがあったんですが、敦賀さんにも?」
「うん、修行を積めば、凄腕の霊媒師になれると力説された」
同じテレビ局での仕事を終え、時間帯が重なったことでキョーコは帰り道、蓮の車で送ってもらうことになった。
社を先に自宅に送り、だるまやまでの道中、沈黙を恐れたキョーコは他愛もない話題を振るのに懸命だった。
「最上さん、警戒してる?」
「あ、はい、いえ。その……」
「二度目のキスは本気だったんだけど、軽蔑した?」
「軽蔑はしてないんですが…………え、本気?」
キョーコはぐるぐる考えながら話していて、蓮が路肩に車を止めているのに気がつかなかった。
「本気……本気って、敦賀さんには好きな女子高生がいて」
「……どうして知っているの?」
「え、いや、風の噂で」
「そう、ならその高校生はね、君のことなんだけど。俺も石橋君みたいに失恋なのかな」
「いえ、あの……」
蓮は、恐れながらも頬を染めるキョーコに艶やかに笑って、三度目のキスをした。


433:マロン名無しさん
07/08/19 23:13:00
しえん有難うございます! 助かりました!
ラスト、ラブストーリーになってしまった……。
ただ怨キョ&大魔王VS幽霊を妄想したつもりが、おかしなことに。
長くなりましたが、以上です。本当、リーダーごめんよ。

434:マロン名無しさん
07/08/19 23:14:39
GJ!ワロタ。そして恩キョにハァハァした。
蓮、ちゃっかりww

435:マロン名無しさん
07/08/19 23:19:30
GJ!!怨キョ可愛いすぎ!
スタッフのコメントもワロスww

436:マロン名無しさん
07/08/20 00:17:33
GJ!おもしろかった。
怨キョかわいすぎ(*´Д`)モエー
キョーコ&怨キョ、蓮&魔王、女幽霊の戦いも見ものでした。
蓮キョが霊媒師にスカウトされるのにもワロタ。最強カップル

437:マロン名無しさん
07/08/20 15:26:01
萌えない話を投下逃げします
萌え話ラブな方はスルーしてください

438:マロン名無しさん
07/08/20 15:27:01
私がそれを知った時には声にならなかった

今にして思えばあれは久しぶりに飲みに行った帰りだった。
エレベータを待つこと数秒。

「こんばんは」

珍しく声をかけられた。
たかが挨拶だけど、この東京では珍しいことだ。
挨拶を返そうと、見た瞬間・・・・・デカっ!
何食ったらこんなにでかくなるのよ。って、どっかで見た顔だなぁ。

「こんばんは」

とりあえず挨拶を返す。
挨拶されたら挨拶を返すのは人としての基本。

同じエレベーターに乗り私は3階、彼は最上階へ。
最上階って1フロアに1室しかないところよね?
あの人っていい稼ぎしてるのね。


439:マロン名無しさん
07/08/20 15:28:21

~数日後~



「ねーねー。見た?昨日の蓮様がね、すっごく素敵だったの」

「はいはい。アンタの敦賀蓮話は聞き飽きた」

「話くらいきいてよー。」

「前に見せられたけど、アレくらいなら別にたいしたことないでしょ。
 顔はともかく、演技に関しては可もなく不可もなくって感じじゃない」

「違うの!美月と嘉月が一緒にピアノ弾くシーンなんだけどね、いつもと違って無邪気でねー惚れ直しちゃったのー」

「はいはい」
まったく、よく飽きないものだ。

「ぜーったいに蓮様の魅力を解らせてやるんだから。この後ヒマだよね?ウチ来て見ない??」

「ケーキ付なら」

「じゃ、決まりね」

見ないで批判ばっかするとこの子怒り出すしね。ケーキもあるしいっか。


440:マロン名無しさん
07/08/20 15:32:16

~DVD再生中~



どっかで・・・・・・・・?
それよりも敦賀蓮ってこんな顔したっけ??
いつもはもっと澄ましたような・・・・・・・・・って、この間エレベーターであったヤツと似てるんじゃん。
世の中似た人っているものなんだね。


「前のよりはぜんぜんマシかな」って感想を言ったら、怒られた。
素直な感想を言っただけなのに。


441:マロン名無しさん
07/08/20 15:35:07
~さらに数日後~

「待ってくださーい!!!」

「何階ですか?」

「はぁはぁ。最上階お願いします」

最上階ってこの間の人と一緒?
ふーん。同棲してるんだ。こんな大荷物なら迎えに来てもらえばいいのに。

「荷物大変そうですね。手伝いましょうか?」

「いえ!このくらい大丈夫です。」

なにこの子。女の私ですらドキっとするくらい可愛い。
高校生くらいよね?よく親が同棲なんて認めたものだ。
ウチだったら絶対にありえないわ。

442:マロン名無しさん
07/08/20 15:37:04
翌朝、外の喧騒で目が覚めた。
閑静な住宅街が売りのこの辺りで喧騒で目が覚めるとはめずらしい。
うるさいのなんて選挙前くらいだ。

外の喧騒はほっといて、日課のテレビをつけた。
・・・・・・・・・・ウチのマンション?
なんで?


リポーター『えー実はですね、こちらのマンション最上階に俳優の敦賀蓮さんがお住まいになっています。

 最近になってからでしょうか。ダークムーンで未緒役の京子さんが度々いらしていると言うことで、
 真相を明らかにするために敦賀さんが出てこられるのを待っています。』

スタジオ『出てきそうな気配はありますか?』

リポーター『今のところ人影は見えません』

スタジオ『そうですか。何かありましたら連絡ください』

リポーター『はい。分かりました』

スタジオ『敦賀さんといえば女性関係の報道が1度もない俳優さんですので、同じ事務所の先輩後輩とはいえ
 かなり親密な関係ではないかと思われますねぇ。所属されている事務所にも事実関係を確認している所ですが
 今のところはっきりとした確認が取れておりませんので確認が取れ次第報道させていただきます。』

443:マロン名無しさん
07/08/20 15:39:05



なにコレ・・・・・・・・・・
もしかして昨日のエレベータにいたのって京子?この間のが敦賀蓮??

昨日って8時近かったような・・・・・ってことは泊まったのかしら?
それにしても知っている人にならすぐにわかるような映し方はしないでもらいたいわ。

しかし世の中広いようで狭いものだ。
似てるんじゃなくて本人だったとは。
エレベーターで会ったあの2人が敦賀蓮と京子だなんて、フツー思わないよね。
敦賀蓮なら背が高くて当たり前だし、京子も新人とはいえ芸能人なら可愛くても当たり前か。

444:マロン名無しさん
07/08/20 21:29:27
>>437
443で終わりなの?終わりなら宣言するのがマナーだと思うんだけど。

445:マロン名無しさん
07/08/20 21:58:26
連投規制?

446:マロン名無しさん
07/08/20 22:04:02
終わりかな?
確かに蓮の場合、実際に目の前に現れたら
まずかっこいいとかより「でかっ」と思うかもしれないw

447:マロン名無しさん
07/08/20 22:58:29
190㎝は確かにデカイ!エレベーターの天井スレスレ?
エレベーターで二人っきりはスゲェー怖い。後ろに立たれたら恐怖。
チョップされたら脳震盪起こすんだろうなぁって・・・・


448:マロン名無しさん
07/08/20 23:18:43
遅レスすみません。
心霊スポット編、面白かったです!!GJ!!
怨キョやスタッフの言い回しとか、笑わせていただきましたw

449:マロン名無しさん
07/08/21 11:00:53
いきなり投下します。2レス
テーマは暑い時。よく女の子がする仕草。

「モー子さ~ん!おはよう!」
「おはよう チョッとぉ~引っ付かないでよ暑苦しいでしょ。」
「えっー!久しぶりであったのに冷たい・・・・・・」
「それよりココも暑いわね!会社に来れば冷房ガンガン効いて涼しいと思ったのに!」
「あっー!それね!何か電力が不足してるから企業は節電を強いられてるみたい
  その代わり電気代を安くしてくれるんだって。テレビで言ってた。」
「へぇ~!しかし暑いわねぇ~。」
「あたし、麦茶持って来たの!飲む?氷いっぱい入れたから冷たいよ。」
「もうらうわ。」
「あっ!どうせなら涼しい所で飲まない?いい場所見つけたの~」
そう言ってキョーコは屋上のへ続く階段の踊り場に奏江を連れて行った。
「確かに涼しいわね~」
「でしょう!人来ないし、穴場よ。」
キョーコは踊り場に腰掛、スカートをパタパタ扇ぐ。
「ちょっとぉ~止めなさいよぉ~パンツ丸見えよ~」
「大丈夫だってぇ~。こんな暑い日階段使う人いなし~それに見て!」
キョーコは立ち上がりスカートの後ろをめくり奏江に見せる。
「あんた!いきなり!何すんの!」
「可愛いでしょ!プリンセス・キティ」
「あんたさぁ~。16にもなってキティちゃんは止めなさいよ。ウチの妹と同じじゃない!
 いいから!サッサとパンツ隠しなさい。誰かに見られても知らないわよ!もぉ~」
「だから誰も来ないって!」
ケラケラ笑うキョーコ。


450:マロン名無しさん
07/08/21 11:01:58
しかし階段を使っていた蓮と社が二人の話し声の大きさに
注意しようと直ぐ下まで来ていたのだが話の内容に出るに出られなくなった。
「どうしましょう・・・社さん・・・・・」
「馬鹿っ!今、出て行ったら覗いてたのがバレバレじゃないか!」
「何言ってるんですか!べっべつに覗いてたわけじゃ・・・・・・」
「いいか!蓮!この状態だと何を言っても言い訳にしかならない!だから。黙って立ち去る。」
男二人がボソボソと話しているのに気づかずに相変わらずスカートを扇いでるキョーコ。
釣られて奏江も扇ぎ始める。
「キティちゃん・・・・キティ・・・・ちゃん・・・」顔をまっかにして呪文のように繰り返す蓮。
「琴南さんは黒だったぞ・・・・・・」ボソッと社が呟く。
その後 暫くの間 蓮はキティちゃんを見ると固まっていた。
           
おわりです。

451:マロン名無しさん
07/08/21 17:40:15
<スカートをパタパタ

…orz

452:マロン名無しさん
07/08/21 18:00:52
ちょwwww

453:マロン名無しさん
07/08/21 20:26:21
暑い時によく女の子がする仕草なんだけど、
キョーコもモー子さんもやりそうにない気がするんだが…。
そんなみっともないことするかなぁ。

454:マロン名無しさん
07/08/22 00:28:01
女優としてのプライドが高いモー子さんと乙女脳のキョーコはしそうにないイメージだよね。
まあここは妄想、普通の女子高の生徒のモー子さんとキョーコ、教師の蓮と社さんだったらって事で

455:マロン名無しさん
07/08/22 02:38:36
モー子さんと蓮が共演。

打ち上げの日、キョーコが待ってる蓮のマンションで飲みなおそうということで早々に退出。
マンション前で盗撮されるが、社さんも居たのにまるで二人きりだったかのように雑誌に掲載。


後日誤解を解くため2組のカップルが発表されたが思わぬ事態になった3人に対して喜びを隠しきれぬ蓮。

456:マロン名無しさん
07/08/22 11:27:32
社さん×モー子さんはカモフラージュで
実はモー子さんのお相手はちょっと大人になった飛鷹くん、でもいいな。

457:マロン名無しさん
07/08/22 22:46:13
金髪に戻った蓮×モー子さん
黒髪に戻したキョーコ×尚
社×祥子さん
になったらココの人たち荒みまくるんだろうなぁ・・・・・
100%あり得ないけど

458:マロン名無しさん
07/08/22 23:12:47
めちゃワロタw

金髪蓮×マリアちゃんとか
黒髪キョーコ×飛鷹くんとかw

違うマンガが出来そう。

459:マロン名無しさん
07/08/22 23:43:42
>>457
間違いなく、スキビ関連スレすべて荒れるだろうね。それも凄まじく荒れる。

460:マロン名無しさん
07/08/23 00:31:05
荒れる以前にアリエネーよww


黒髪にしたクーとローリィの踊り子さん も追加してくれ。

461:マロン名無しさん
07/08/23 02:17:53
絶対にありえないよね。

462:マロン名無しさん
07/08/23 16:38:58
今、流れているCM、2○のジャック・バ○アーの
着うた(着ボイス?)をスキビ風に。

オレはローリィ宝田~
コスプレ大好き~
オレはローリィ宝田~
みんな、なぜかドン引き~

463:マロン名無しさん
07/08/24 21:38:22
スキビ風に続けます。

社のや~ やっと着いたのに~
社のし~ 照明故障!
社のろ~ ロケ中止~
でもそんなのかんけーねぇ!でもそんなのかんけーねぇ!
つぎ!富士テレビ。
レンウンテンシテ~。レンウンテンシテ~。

464:マロン名無しさん
07/08/26 00:25:09
「奥様は魔女」を蓮キョでやったらどんな感じになるかな?

465:マロン名無しさん
07/08/26 14:44:51
知るか
自分で妄想でもしてろ

466:マロン名無しさん
07/08/26 22:49:17 LS8DICXD
>465
生理?

467:466
07/08/26 22:50:55
ゴメン、アゲテモタ・・・

468:マロン名無しさん
07/08/27 01:10:17
いまドラマでやってるホタルノヒカリの雨宮と部長の素敵な同棲(?同居?)関係が、
代マネの時の蓮キョに見えてドキドキしちゃう♪♪

469:マロン名無しさん
07/08/29 11:37:18
蓮(クオン)はアメリカのどこの州出身なんだろう?

470:マロン名無しさん
07/08/29 12:28:47
そこまで掘り下げる必要はないでしょ。

471:マロン名無しさん
07/08/29 18:42:42
カリフォルニア州ロサンゼルス市じゃないの?

ハリウッドスターが全員ハリウッド近辺に住んでるかどうかは知らないが
ビバリーヒルズの豪邸に住んでるイメージを持ってた。

472:マロン名無しさん
07/08/29 21:03:53
湿地帯いっぱいで暑い地方じゃなくて
ちょっと涼しくて都会なほうがいい、などと思ってしまう身勝手な自分がいる。
空や海の遊びをするクオンがいまいち思い浮かばない。
しかし泳ぎもうまそうだな。

473:マロン名無しさん
07/08/30 17:50:57
私もカルフォルニアだとおもうw  ジュリウェラさんに会いたいお

474:マロン名無しさん
07/09/01 11:31:42
空気読まずに3乗!
かなり昔だが、「いつか誰かが殺される」てカドカワ映画
ラストにキスシーンがあったんだがその身長差は約30センチ。
夕日のシルエットだけど男が頑張って背中まげて肩よじらせて・・・

がんばれ、蓮! キョーコちゃんの唇までもう少しだ!!


475:マロン名無しさん
07/09/01 11:45:49
>474
社さん、乙w

476:マロン名無しさん
07/09/02 22:08:24
投下します。
なかなか落ちてくれない鉄壁キョーコとヘタ蓮の「些細でちっぽけな進展」妄想です。

477:1/5
07/09/02 22:09:38
彼女は丁寧に俺の手のひらに絆創膏を貼りつけ、その部分をパンっ!と音を立てて叩いた。

「…つっ…痛いよ、最上さん…」
「当たり前です!だいたい、手のひらとおでこ、こんなかすり傷で済んだことが奇跡なんです!
 ほんとに無茶ばかりして…監督だってスタントの方を用意してくださっていたのに……」

ロケバスの中。
彼女と共演中の2時間ドラマの撮影で、俺は軽い怪我をした。
怪我といっても、小さなかすり傷だ。
車の爆発から逃げるシーンで、少々爆発が大きかったために、身体を支えてアスファルトに手を突き、手のひらを擦り剥いた。
それから爆発の方向を振り向いたら小さな破片が飛んできて、額に小さな切り傷。
その程度のことなのに、社さんに手当てを任された彼女はなんだかピリピリと怒りを忍ばせている。

「あれくらいのアクションなら俺だって自分できるよ」
「その結果がこれじゃないですかっ!!」

…しまった。どうやら火に油を注いでしまったらしい。

「最上さん…どうしてそんなに怒ってる?」
「敦賀さんにはわかりません、私の気持ちなんて」
「言ってくれないと、わからないよ?」

478:2/5
07/09/02 22:10:39
救急箱に向かった背中から返ってくるそっけない彼女の返事。
でもどこか拗ねたような、戸惑っているような何かが含まれているような気がした。

問い詰めるべきだろうかと思案していると、彼女は搾り出すように言った。

「さっきのシーン…心臓が止まるかと思っ……っもう、あんな無茶なこと、しないでください…っ」
「もしかして……心配、した…?」

彼女は細い肩をぴくんと反応させたが質問には答えず、
もう一枚絆創膏を手に戻ってきて俺の正面に座った―瞳を涙でいっぱいに湛えさせて。
彼女が俺のことを心配するがあまりに怒っていることを知って、心が嬉しさで熱くなる。
嬉しいなんて言ったらきっとますます怒ってしまうだろうけれど、頬が思わず緩んでしまいそうだった。
おまけに彼女は泣き出しそうなのを必死に抑えて、唇を噛みしめながら手当てをしてくれる。

「つ、敦賀さん?離してくれないと、手当てできません」
「え?…あ、ごめん、つい…」

気付いたら彼女の手首を掴んで、その可愛らしい表情にぼんやりと見とれていた。
何をやっているんだ俺は…!
こんな密室で好きな彼女の腕を掴んで…

「重症だな……」
「なにおっしゃってるんですか?かすり傷ですよ」

ぷっと吹き出して、彼女はようやく笑顔を見せながら、目の端に溜まった涙をすくった。
彼女は俺のおでこにも絆創膏をぺたんと貼りつけ、
「日本一イイ男の敦賀蓮が台無しですね」
と言ってまた笑った。

479:3/5
07/09/02 22:11:58
「最上さん、今夜、空いてる?」
「どうしてですか?」
「その…食事でも、どうかと……ほら、これじゃコップも洗えないし」
「全国の敦賀さんのファンが聞いたらがっかりしますよ?そんな子供みたいな理由で」
「だってこうして無理にでも言い訳を作らないと、君はOKしてくれないだろう?」

最近毎日ロケ弁で。
ラブミー部が暇そうだと社長に言われて。
社さんに怒られるから…云々。
いつも必死に理由を考えて誘っている俺の身にもなってほしい。

俺だって必死なんだよ、と呟くと、彼女は意外そうに目を見開いた。

「敦賀さんが、ですか?」

まったく…頭を抱えてうずくまりたい気分だよ、最上さん…

何度好きだと伝えても、どんな役の練習ですかと誤魔化され、
本気だと力説すれば脅えた様子で脱兎のごとく逃げられる。
だから俺は仕方なく方向転換して、
そんな恋愛に臆病な君に合わせて、必死に抑制しながら距離を縮めているっていうのに。

俺はハァァァ、と大きな溜め息をついた。

480:4/5
07/09/02 22:13:22
「あの…でしたら、別に、次から理由はなくても、いいですよ…?」
「え?」
「ですからっ、りっ、理由なんかなくても、一緒にお食事っ」
「……本当に?」
「なっ、何度も言わせ…っ、つっ、敦賀さんのそういうところ、キライですっ!」
「あっ!ちょっと待っ…最上さんっ!」

相変わらずものすごい逃げ足の速さを発揮して、彼女は既にバスを降りようとしていた。

「今夜、事務所で待ってるから」
「しっ、知りませんっ…!!」
「来るまで、待ってる」
「い、行きませんからっ!!」

彼女が今夜現れることを確信して、顔が綻ぶ。

「最上さん、好きだよ」
「わ、私は敦賀さんなんてキライですっ!!」

振り向いて叫ぶ彼女は耳まで真っ赤になっていた。
あまりの可愛らしさに顔じゅうの肉が落ちそうなくらいに緩んでしまう俺に彼女はもう一度、
「本当ですよっ、大キライですからっ!!」
と捨て台詞を吐いて、
飛び降りるようにバスから去って走っていった。

481:5/5
07/09/02 22:14:24
「れーん、顔、顔」

休憩中、椅子に座ってぼんやりしていたら、社さんに声をかけられた。

「顔がなんですか?」
「ま、いいけどさー、どうせ些細でちっぽけな……」

途中で黙った社さんの視線の先には最上さんがいて、俺と目が合った彼女は慌てて視線を逸らしてしまった。

「あれ?あれれ?…―へえ、ふーん」
「なんなんですか、いったい」
「いやぁ、どうせ顔が緩んでるのはお前だけかと思ったもんだから…へえぇ、ほーん」

社さんはニヤニヤ顔でぽんっと肩に手を置き、
「ま、頑張れよ、お兄ちゃんは応援してるぞ!」
と言い残し、軽やかな足取りでどこかに消えて行ってしまったのだった。

『いったいどこへ…まさか最近社長や海の向こうのあの人になんでも筒抜けなのは…』と不安になった俺を残して―。

482:マロン名無しさん
07/09/02 22:16:56
以上です。

ふたりの絡みを早く本誌で見たいです・・・

483:マロン名無しさん
07/09/02 23:13:47
GJ!!!早くこんな展開にならんかねぇ(*´Д`)

484:マロン名無しさん
07/09/02 23:53:08
私の顔も緩んだままで直りませんw

485:マロン名無しさん
07/09/03 00:29:18
萌え・・w蓮キョ最高だ 

486:マロン名無しさん
07/09/03 00:49:06
ああ~こっちもホントににやけちまうよ!!
こういうのいいなあ~vv

GJGJでした!!

487:マロン名無しさん
07/09/03 05:14:27
GJ!
かわいい触れあいだった!

488:マロン名無しさん
07/09/04 22:20:33
キョーコが泣く演技をする時に思い出すのは、
軽井沢の時に見た蓮に拒否される夢。

とかだったりして。

489:マロン名無しさん
07/09/05 10:22:17
ユ○クロのCMで、松○ケンイチがサ○エリのジーンズの
おしりのポケットに手を入れるシーンを蓮キョに変換して想像。
ただのセクハラにしか思えなかった。

490:489
07/09/05 11:31:55
CMをよく見たら、サ○エリが松○ケンイチの手首を掴んで、
その手を自分のジーンズのおしりのポケットに入れていた。
てっきり、松○ケンイチが自分の意思で手を入れたのかと思ってた。

491:マロン名無しさん
07/09/05 19:47:33
>>490
その場合動揺するのは蓮のほうかも。


飢えすぎて脳みそ沸いてきたのか激甘妄想ばかりしている。
甘々注意↓


蓮はようやくキョーコとの婚約会見にまでこじつけ、嬉しくてたまらず頬はゆるみっぱなし。
一方のキョーコは…

「どどどどうしましょうっ、なっなんであんなにマスコミが来てるんですか!テレビカメラなんて、ひとつの局に1台あれば、あんなに必要なわけないのにぃ…」
「キョーコ、そんなに緊張しなくても大丈夫だよ?いつもどおりにしてれば。だいたい仕事でも緊張しないだろう?」
「しっ仕事じゃないから緊張してるんですっ…ああもう…」
「困ったね…だったらキョーコは黙ってても」
「いっ、いけませんそんなこと!ちゃんと敦賀さんのファンの方や、私を応援してくれている人たちに報告しわせdrftgyふじこpl;@」
「…そうだね、じゃあ行こうか―…って、わっ、ちょっ」

舞台の袖から一瞬蓮が現れ、マスコミ側からワァっと歓声があがりかけたのも束の間、次の瞬間には蓮は再び袖へと消える。

「ままままっ、待ってくださいっ!!こっ、心の準備がぁあああ」
「俺はもう待てないんだけど……(一体ここまで何年待たされたと…)」


というチラチラ見えるふたりのやり取りは傍から見たらただイチャついてるようにしか見えなかったり。
震えているキョーコの手を引いてそのまま座り、
「もしかしてテーブルの下では手を繋いでるんですか?」
という質問に真っ赤になって俯くキョーコ。
とか。

492:マロン名無しさん
07/09/05 22:52:51
>>491
婚約会見、目に浮かぶよ。きっと生中継で、視聴率すごいだろうな。

蓮とキョーコは交際宣言して、堂々とデートとかしてそう。
水族館でデート後にファミレスで食事。もちろん、目玉焼きハンバーグ。 

493:マロン名無しさん
07/09/07 01:50:21
自分は恋人設定妄想も大好きだな。
酔っ払うとキョーコの隠し撮りやふたりで取ったツーショット写真を緩んだ頬の顔で披露する蓮。
ってそれじゃちょっとアホっぽいか。
あとちゅっちゅっキスしまくりの蓮とか。
キョーコバカな蓮しか浮かばなくてスマン。

494:マロン名無しさん
07/09/07 22:41:12
飢えてるので妄想。

蓮に会わせる前に、キョーコ久遠にばったり出会ってしまうジュリウェラ。

お互い「久遠!!?」「妖精さん!!?」(あんまり綺麗だったので)と、誤解しまくりつつ、なんだか気が合って仲良しになってる2人。

そこへ金髪にした蓮登場。
キョーコは迷うことなく大人になったコーンだと見抜き、女王様と王子様に会えて涙を流して喜ぶのであった。

当時、別人格を演じていた手前、嫌われたくないコーンは"敦賀蓮"だとも言えずやっぱりヘタ蓮なままでした。

あ、柱の陰からローリィとクーも覗いてたりw

495:マロン名無しさん
07/09/07 23:39:17
便乗妄想。
思わずコーンに飛びついちゃったキョーコ。
動揺する蓮。
しかしキョーコはその瞬間、蓮のいい香りと同じ、そして蓮に以前抱きしめられた時の安心感と同じだと気付き…

「コーンは…つるがさ…ん…なんですか…?」
そうだと言っていいものか混乱し、え、あ、う、などと動揺しまくりのヘタ蓮。

496:マロン名無しさん
07/09/08 11:40:28
キョーコ&レイノのコンビが好きだったりする。
メルへン思考の天然ボケキョーコに冷静なツッコミを入れるレイノ。

レイノの怨キョバージョンみたいなの出たらおもしろいかも。
怨キョと怨霊レイノ(略して怨レイ)が他人には見えないところでバトル。
これだとスタンドみたいになっちゃうか。

497:マロン名無しさん
07/09/08 22:02:28
>496の妄想に便乗

こんにちわ~。フェアリーズのキョーコです。」
「レイノです。」
「何でこんなコンビ名か?と言うと・・・見えるからなんです!」
「何が?・・・」
「何が・・って妖精ですよ!よ・う・せ・い!フェアリー!」
「いや・・・・オレそんな物見えないけど・・・・・って言うかそんなの居るか?」
「何いってやがるんですか!この人!居るから見えるんでしょ!」
「オレ今まで見たことないなぁ?霊はそこら辺にいるけど・・・それってあんたの思い込みじゃ?」
「居るんです!絶対!私、昔あった事あるもん。金色の髪をしたとっても綺麗な男の子で・・・」
「手のひらに乗る位の?」
「そうそう!手のひらサイズの・・って・・コラァ~違うわよ!私より背が高くてねぇ~それでぇ~」
「背 高い・・・それおかしくないか?そんなデカイ妖精居るか?」
「王子様だから!妖精国の王族はデカイのよ!」
「・・・・でそのデカイ妖精に羽あるの?」
「羽は・・・・まだ・・・だった。」
「ふ~ん。羽は無くて河原に出没・・・・それ。河童。お前が見たのは河童だ。妖怪の方だ。
 妖怪は確かに居るぞ・・・・」
「何アホな事言うてんのや!あんたとは辞めさせて貰うわ!どうもありがとうございましたぁ~」

「(そういえばコーンって暑さに弱かったなぁ~・・・・もしかしてお皿の水が干上って・・・
  ・・・・コーンが河童なんて!イヤァァァァァ~!)」


498:マロン名無しさん
07/09/08 22:44:34
コンビ名のフェアリーズ、いいね。
あとはレイミエルズ(霊見えるず)とか。

499:マロン名無しさん
07/09/09 07:27:36
ごめん、わざわざ書くのもどうかと思ったけど………

寒い。

500:マロン名無しさん
07/09/09 21:35:40
軽井沢で襲われそうになった時、キョーコが思わず松を思い浮かべちゃったのは・・・

いつか窮地に追い込まれたとき、とっさに思い浮かべるのが気付けば蓮の顔になっていて、
『そういえば、いつも傍にいて助けてくれるのは……』
と、うっすら頬を染めるキョーコが描かれる伏線だと思うんだ。

501:マロン名無しさん
07/09/09 22:06:43
>>500
そんな展開禿しく見たい!

荒んだ自分の考えでは、あれは仲村さんの松キョへのサービスだったと
考える。
前日に蓮に思わず電話しちゃった後にこのエピだもんね。

502:マロン名無しさん
07/09/09 22:20:35
キョーコの部屋に貼ってあるポスター、今は松の方が大きいけど
いつか蓮の方が大きくなる日が来るはず。その日を楽しみにしている。
キョーコの中では、恋愛より復讐のほうが大事なんだろうね。

503:マロン名無しさん
07/09/10 11:50:37
この気持ちは尊敬なのだと自分に言い聞かせていたキョーコが
ある日蓮を好きだと気づいてしまい
うろたえながら慌ててポスターを剥がすのも見てみたい。

504:マロン名無しさん
07/09/10 17:23:42
>>500 そうか 伏線か!あのとき何で松??(怒)って
オモタけど…それなら安心。

505:マロン名無しさん
07/09/10 17:30:30
またへんな夢観た レイノがマリリ○マンソンと組んで激しく唄ってた
NYに行ってビジュアル系に磨きがかかったってかんじだった

506:マロン名無しさん
07/09/10 18:47:38
日本のヴィジュアル系バンドって海外で人気あるらしいね。
以前、テレビで海外ツアーやってるバンドの密着取材した番組を見た。
ビーグルが海外進出して人気爆発っていう展開ありかもしれない。 

507:マロン名無しさん
07/09/10 18:59:56
>>506
そんな超蛇足展開いらない。
もうビーグルの仕事は終っただろ。

508:マロン名無しさん
07/09/10 21:07:32
>>505 マンソンwwww

509:マロン名無しさん
07/09/11 06:48:41
マリリンマンソンて・・・

510:マロン名無しさん
07/09/11 20:47:20
突然ですが、蓮キョ結婚設定で投下します。
キョーコ強気、蓮がかなり情けないです。
本誌発売までのつなぎに。全4レスです。お目汚し御免!

511:1/4
07/09/11 20:48:23
『躾はとても大事です。叱るときは厳しく!逆に褒めるときは思いっきり可愛がってあげる。要はアメとムチです』
バラエティ番組のペット特集で誰かがこんなことを言っていた。
・・・・でもこれって人間にも当てはまると思うのよ。

3日間のロケから帰ってきた旦那様は出迎えた私を見て少し気まずそうな顔をした。
更にいうと、どこかソワソワしている。・・・すぐにピンときた。
  
  (・・・・ハハ~ン、なるほどね。やっぱりね、そうなのね。)

どうやら風邪をひいたらしい。相手も私が気付いた事がわかったのだろう。
私と目を合わさないように明後日の方向を向いている。
おそらくは目が潤んでいるに違いない。そっぽを向いている横顔もほんのり赤い。熱がある証拠だ。
わかっているけど、意地悪に聞いてみる。全て彼が悪い。

「おかえりなさい、なんで目を逸らしてるんです?」
「た、ただいま。なんでって・・・・わかってるくせに・・」
「何を?あらあら、久遠たら。なんだかお顔赤いんじゃありません?もしかして熱があるのかしら。
まさか風邪ひいたなんて言いませんよね?だって出発前に聞いたら必死になって否定したもの」
「・・・・・・・・・・・・・えっと」
「あらぁ、声も掠れてますねぇ。どうしてかしらホホホ」
「・・・ごめんなさい。風邪ひきました」





512:2/4
07/09/11 20:49:27
初めから素直に言えばいいものを!下手にごまかすから!あぁ、腹が立つ!!

「へぇ~あんなに否定してましたよね?喉に手を当てたり咳き込んだりしてたにもかかわらず!」
「だって・・・・違うと思って・・」
「まったく!風邪はひき始めが肝心なんです!だから社さんに薬も渡したのに。
どうせ『俺は風邪をひいてない、大丈夫だ』とか言って飲まなかったんでしょう?!」
「その通りです・・・。面目ない・・・・」

心底反省しているというか、情けない顔をした彼をそれ以上責めるのも気が咎めた。
第一、病人をずっと立たせているわけにもいかない。しかもロケから帰ってきたばかりで余計に疲れているはず。

「まぁ、前ほどひどくはなさそうですし。明日から2日間オフですからゆっくり治しましょう。
何か軽い食事作りますから、その間にパジャマに着替えてきてください」

叱られてショボンとしている彼を促してキッチンに入り、お粥とスープを作る。
あと『アレ』もミキサーにかける。嫌だって言っても飲んでもらいますからね。

手早く終わらせてリビングに戻ると彼が神妙な面持ちで座っていた。
・・・・まだ私が怒っていると思っているらしい。
料理をテーブルに並べて隣に座る。途端にそろそろと顔を上げて、こちらを伺う久遠。

・・・・なんか犬飼ってるみたい。

513:3/4
07/09/11 20:51:17
はぁ~~と溜息をついてみる。ビクッとする彼。なんか楽しくなってきたわ。
が、まずは食事させないと。ニッコリと笑顔を作る。

「もう、怒ってませんよ?だから食べてください。スープが冷めちゃいます」

途端にホッとする彼。結婚してからホントわかりやすくなったわ。
付き合う前までは訳の分からない、つかめない人だったのに。

黙々と食事をする彼を眺めながら、つらつらと昔の事を思い浮かべていたら
食べ終わったらしい。

「ごちそうさま。・・・どうしたのぼーっとして?」
「いえ、なんでも。あ、お薬飲む前にコレ飲んでください」 

キッチンから現れた『アレ』を見てウッと顔をしかめる。

「それって・・・・・・」
「『一度で何粒もおいしいスタミナジュース』です♪」

ニッコリと微笑む私を恨めしそうに見つめてくる久遠。
そんな顔しても無駄ですよ。



514:4/4
07/09/11 20:52:22
「もう怒ってないって言ったじゃないか・・・」
切ない縋るような目を向けて哀願する。

「怒ってませんよ?腹は立ってますけど」
「やっぱり、怒って--」
「貴方の日頃の食生活の杜撰さにです。今のうちにしっかり栄養摂ってもらいます!」

飲みなさい!と強くいうと、渋々といった感じで飲もうとコップを口に運ぶ久遠。が-----

「キョーコ、コレなんか前よりもすごい臭いがする・・・・」

そりゃそうでしょうとも!前のに比べて+30%増だもの!(何を入れたかは思い出したくない)
色も前のが濁った緑だったのに対し、今度はどことなく赤黒い。
飲むのを躊躇う彼に溜息を一つ。しょうがない、アメを与えるか。

「・・・ソレ飲んだら久遠が眠るまで添い寝してあげます。なんだったらほっぺにキスも付け----」

途端にモノスゴイ勢いで飲み干し、キュラキュラ笑顔で「・・飲んだよ?」と問いかけてくる彼。


ペットの躾はアメ(褒めて)とムチ(叱る)。夫の躾もアメ(ご褒美)とムチ(説教)。


・・・握ったコップにひびが入って(というか殆ど割れて)るのはこのさい見なかったことにしよう。



515:マロン名無しさん
07/09/11 20:53:44
以上です。
この場合ムチとアメになってますが細かいツッコミはナシで頼む。

516:マロン名無しさん
07/09/11 20:56:35
キョーコ視点て書くの忘れてました・・・
何回もすいません。

517:マロン名無しさん
07/09/11 21:11:47
GJ!久遠犬ww

518:マロン名無しさん
07/09/11 21:31:00
GJ!(´・ω・`)⇒( `・ω・´)な蓮が想像できたw

519:マロン名無しさん
07/09/11 22:06:30
GJです。
蓮がキョーコのペットになってる。夜は逆転するんだろうな。

520:マロン名無しさん
07/09/11 22:46:15
可愛い~久遠犬vv
ものすごい勢いでしっぽ振ってそうだ>>添い寝にちゅー

521:マロン名無しさん
07/09/12 20:51:03
                 ,r=''""゙゙゙li,
      _,、r=====、、,,_ ,r!'   ...::;il!
     ,r!'゙゙´       `'ヾ;、, ..::::;r!'゙
    ,i{゙‐'_,,_         :l}..::;r!゙
.  ,r!'゙´ ´-ー‐‐==、;;;:....   :;l!:;r゙
 ,rジ          `~''=;;:;il!::'li
. ill゙  ....         .:;ll:::: ゙li
..il'   ' ' '‐‐===、;;;;;;;:.... .;;il!::  ,il!
..ll          `"゙''l{::: ,,;r'゙
..'l!       . . . . . . ::l}::;rll(,
 'i,  ' ' -=====‐ー《:::il::゙ヾ;、      
  ゙i、            ::li:il::  ゙'\        >>510
  ゙li、      ..........,,ノ;i!:....    `' 、       
   `'=、:::::;;、:、===''ジ゙'==-、、,,,__ `' (・∀・)   グッジョブ!!
     `~''''===''"゙´        ~`''ー(  ))
                        u~u


522:マロン名無しさん
07/09/14 10:51:55
作中は12月中旬だから、そのうちクリスマスイベントやるかな?
と思っていたら、マリアちゃんの誕生日が近いことに気付いた。
そして、マリアちゃんのママの命日が近いことも。

523:マロン名無しさん
07/09/14 18:16:19
もし作中ですっ飛ばされてないなら、キョーコの誕生日ももうすぐなんだよな。
2月に16歳で話が始まって、作中11月の現在も誕生日話なし。
もしスルーされてたとしても、少なくとも蓮自覚編時は16歳。
(ちなみに松は軽井沢編時点で17歳)

松の次回CD発売日が12月23日って日付がハッキリ出てたから、
キョーコ誕生日に合わせてる伏線かと思った事があったが、
その後全く出て来ないんだよなー。
どんな形であれ、誕生日話は是非やって欲しい。

524:マロン名無しさん
07/09/14 19:42:43
密かにキョーコの誕生日は蓮の誕生日と一緒かも?と思っている。
キョーコが松と一緒にいた時の蓮はまだ十代。見えない。

525:マロン名無しさん
07/09/14 22:17:01
ちょいとネタを思いついたので投下します。

俺様のところに謎の鏡がやってきたのはつい昨日のことだった
一緒に添えられた手紙には
『この鏡は魔法の鏡です
きっとあなたにふさわしい女性の姿を映し出すことでしょう』

と書かれていた

どうせ俺様の熱狂的ファンが送り付けてきたんだろう
『尚に相応しい女性は私に違いない!だからこの鏡には――!!』とかそういうことを思って。

その鏡に顔を向けてみた
鏡に映った自分の顔に酔いしれる
やっぱり俺様が一番格好いいに違いない!

冗談混じりで鏡に尋ねてみた

「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番俺にふさわしい女は誰ですか?」

鏡の面に映る俺の顔がグニャリと歪んでマーブルのように溶けていった

『あなたにふさわしい女性は最上キョーコです』

鏡に映し出されたのは嬉しそうに踊っているキョーコの姿だった
鏡が応えたという事実に対する驚きに絶句していたが、俺はとりあえず苦し紛れに鏡に映るキョーコに向かって言ってやった

「この俺様にふさわしい女が地味で色気のないお前っていうのは気に入らねぇな」

クククと一人でにやけていると突然鏡がしゃべりだした


526:マロン名無しさん
07/09/14 22:18:18
『それならよかったです
実はあなたにふさわしい女性は最上キョーコですが、最上キョーコにふさわしい男性は敦賀蓮なのです』

キョーコの姿がグニャリと歪みだした
鏡に映し出されたのは車を運転している敦賀蓮の姿だった

『そして――』

鏡は続けた

『敦賀蓮にとってふさわしい女性は最上キョーコなのです』

突然鏡の中の敦賀蓮が歪み、キョーコの姿ヘと変わった
鏡の中のキョーコは突然驚いた表情になり踊りをストップしていた
嬉しそうなアイツの顔が見える
アイツの目の先には敦賀蓮の車があった
敦賀蓮が車から降りて助手席のドアを開けた
少し照れ臭そうな表情のキョーコが映っている

なんだなんなんだこれは!

「オイ!このクソ鏡!これはどういうことだ!」

『そんなことを言われても…私はただ真実を映し出す鏡でして…』

不破尚は鏡に向かって怒鳴リ散らしていた………



――さて、その頃とても孫がいるようには見えない男と、人形のように美しい娘が嬉しそうにお喋りをしていましたとさ

527:鏡の中の人
07/09/14 22:20:03
以上です

12月は色んなイベントがあってwktkです

528:マロン名無しさん
07/09/15 01:08:57
GJ!!
おもしろかったです。

529:マロン名無しさん
07/09/16 19:23:45
ちょっと妄想。

バーテンダー役を演じることになった蓮とキョーコ。
カクテルの作り方をプロに教えてもらった後、
蓮の部屋にあるバーカウンターで練習する二人。
カクテルをひと舐めしただけでキョーコは酔っぱらてしまう。
蓮は酔ったキョーコに絡まれ、どうしていいのか途方に暮れる。

530:マロン名無しさん
07/09/18 08:31:52
難民板にバレ。注意。

531:マロン名無しさん
07/09/18 18:02:25
17巻の表紙が楽しみ。
18巻はキャラコンの時のイラストだと思うけど、17巻はどれだろう。 

532:マロン名無しさん
07/09/18 18:54:32
17巻表紙は16巻表紙の10分後

だったらいいのに

533:マロン名無しさん
07/09/18 22:01:27
今テレビの日本史サスペンス見てたら
大奥の絵島・生島事件が脳内で勝手に蓮キョに変換される。

もう末期(´Д`*)

534:マロン名無しさん
07/09/19 12:32:09
長年仲村作品を読んできたが、
最近になって妄想パロがここまで盛んなことを知ってビクーリ。
やっぱスキビはオーソドックスな萌え作品なんだなー。
あの距離感はサイコーに萌える・・・

535:マロン名無しさん
07/09/19 18:15:56
>>534
ようこそ妄想の世界へ。
ちなみにエロパロ板にもスレあるよ。

536:マロン名無しさん
07/09/19 18:22:37
534ス。みたみた。萌え放題w

537:マロン名無しさん
07/09/20 13:56:44
沢○エリカの熱愛報道、車が赤信号で停まるたびにキス。
蓮キョに変換。

538:マロン名無しさん
07/09/20 18:17:08 1hS9kNm4
ドラマ化してくれたらキョーコは沢尻エリカにやっていただきたい、
蓮は玉木宏で・・・。でも外人にはなれないかぁ。

539:マロン名無しさん
07/09/20 18:49:52
蓮がアメリカ人と確定したって事は、持ってるパスポートは
当然アメリカのものだから、海外ロケの時は別便で現地集合するのかな
あと外国人登録証も当然持ってるんだろうし、そのあたりのものを
キョーコに見られてしまい・・・なんて展開はこないかな

つうかあれか、「敦賀蓮」の顔では出入国審査通れないから
渡航のたびにクオンに変装(?)する必要があるのか
キョーコにクオンバレしないと、お忍び海外デートは出来ないって事か・・・

540:マロン名無しさん
07/09/20 19:19:01
今号の「名前を呼び捨てさせたい蓮」のあたりから、ベタだけど、


人目のあるところで突然キョーコの手を握って(しかも指を絡めて)、
真っ赤になって「離してください」と言うキョーコに、キラキラスマイルを向けて
「名前を呼んだら離してあげる」とのたまう蓮。

「敦賀さん…?」
「名字じゃなくて、下の名前」
「……(更に赤くなって)れ、蓮、さん…・・・」
「そうじゃなくて、ね?」
「れ、蓮様?」
「(ぷっと小さく噴出して)敬称は要らないよ」
「……(小さな声で)蓮……」

「うーん、声が小さいけど、まあ及第点かな」
そう呟きながら、今度はキョーコの体をギュッと抱きしめる蓮。
離してくれるんじゃなかったんですかー!?というキョーコの抗議に
「手は離したよ?」としれっと微笑む。


一気にここまで妄想したんだけど、早く本誌でこういうラヴラヴ見せて
くれないかなぁ。そろそろチューのひとつでも見せて欲しいよ(つД`)テンテー オナガイ

541:マロン名無しさん
07/09/20 19:45:47
>>540
ハゲ萌えたんですがどうしてくれる

542:マロン名無しさん
07/09/20 19:51:16
>>540
(´Д`*)モエッ

543:マロン名無しさん
07/09/20 19:53:16
今号を読んで、クオンに戻った蓮にキョーコが遭遇してくれたら、と沸き起こった妄想を投下します。

クオンに戻る=金髪 という設定で。
全6レス。

544:1/6(R)
07/09/20 19:54:21
蓮はすっぽり腕の中に収まってしまう彼女の温もりにうっとりと目を閉じ、そっと髪に指を差し入れる。
あまりの愛おしさに、抱く腕に力がこもる。
そしてかがむようにしてその髪に唇を落と…――そうとして、ハッと我に返った。

―な…にをやっているんだ俺は…っ…こんな風に酔いしれている場合じゃないだろうっ…!!


幸せを噛みしめるこの数分前。
両親へのビデオレターを撮影し、蓮はひと時のこの扮装、いや、真の姿から、再び『敦賀蓮』に戻るべく、ジュリーウッズの待つ部屋へと戻ろうとしていた。
敦賀蓮としての俳優人生が軌道に乗り始め、少しずつではあるが自分自身を冷静に、そして自虐的ではなく振り返ることができるようになってきた今、
蓮は自分を溺愛し、恐らく今も待ち続けているであろう両親のことが気になり始めていた。
アメリカから飛び出すようにして日本に来て、ひたすらがむしゃらに『クオン』を捨てようとしていた時には、両親の気持ちなど考えもしなかった。
いや、考えないように目を逸らしていた。
考えてしまうと、自分の弱さを露呈させるようで―怖かった。
だから昨日、父クオンの頼みをあっさりと承諾したことに、蓮は自分自身驚いていた。

―俺は自分のことを許し始めているのだろうか…それは許されることなのか……?

545:2/6(R)
07/09/20 19:55:29
心の隅に未だ燻るものがあるのは事実。
しかしこうした心の変化すら抵抗なく受け止めている自分がいる。
そして決してそれが悪い気分ではないことに、蓮は安堵を覚えて笑みを浮かべる。

一度捨てたはずの『クオン』をすんなりと受け入れることができたこと。
その一方で、確かな愛着を覚え始めている『敦賀蓮』としての自分。
どちらの人生で得たものも、どちらの人生で出会った大事な人たちも、それぞれに手離すことのできない、大切な存在。

二つは別々の人格だといきり立っていた青い少年時代が終わり、ようやく大人になれたようなくすぐったさを覚え……
後から思えばこの時の蓮は、こうした自分の変化に高揚していたのだろう。

だから数メートル先に突然ひょいっと現れた彼女の姿を見た時も、自分が『クオン』なのか『敦賀蓮』なのかなどということは考えもしなかった。
しかもその彼女は『クオン』にとっても、そして『敦賀蓮』にとっても大切な人であったがために…

その瞬間―彼の中でその"ふたり"は完全に"ひとり"になっていた。

ただ自分は"自分"であると、それだけで……


「…キョーコちゃん」


ふわりと微笑んだ『彼』にしばし呆然と固まっていたその少女は、みるみるうちにその瞳に涙を湛えさせた。

「コーン!!!」

546:3/6(R)
07/09/20 19:56:31

―そして現在。

蓮は駆け寄ってきたキョーコを受け止め抱きしめること数十秒…いや、数分か。
顔を上げしっかりと目を覗き込まれたら、いくら容姿が『クオン』だからと言ってもさすがに『敦賀蓮』だとバレてしまうかもしれない。
そう思うと腕を緩めることもできず途方に暮れる。
なにしろキョーコの知る『クオン』は少年時代。
今、目の前にいる自分は完全な大人なのだ。

「コーン?ほんとにコーンなの…?」
「…ん……そう…だよ…」
「嬉しいっ、会いたかっ…た…っ…」

泣きながら自分に会えて嬉しいと泣くキョーコに、蓮の中で喜びが沸き起こる。

―…いや…?会えて嬉しいのは俺じゃない…のか…?いや確かに俺だけど今の『俺』じゃなくて……って自分に嫉妬してる場合か…っ!

547:4/6(K)
07/09/20 19:57:32

―コーン…会えるなんて…まさかこんなところで……

キョーコはクーを探してここに来たのだが、大邸宅に足を踏み入れたお決まり展開で迷子になり―そして、コーンに再会した。

「コーン?ほんとにコーンなの…?」
「そう…だよ…」
「嬉しいっ、会いたかっ…た……会いたかったよぉ…コーン…」

ふぇっ、と身体を震わせると、慰めるように強く抱きしめられる。

―コーンの身体、大きい…そうだよね…コーンだって大人になって……でも私を慰めてくれる温かさはそのまま……

とくん…とくん……心臓の音がキョーコに伝わる。

―温かくて…いい香り………………香り…… … ‥  ‥  ?

とても・・・いい香りがして・・・・・・

「キョーコちゃん……」

―あ……れ…?…知ってる…私……この温もり…前に……どこかで……‥

あたたかくて・・・・・・

「……コちゃん……俺……実は…俺…は……」

―すごく……

すごく・・・気持ち良くて・・・安心・・・できて・・・ ・  ・

548:5/6
07/09/20 19:58:34
「……がみ……みくん………おーい最上くん!!」

「ふぁああいいっ!?」

叫ばれた驚きで飛び起きると、ソファに身体を預けていたキョーコの目の前には、いつもどおりの派手派手しい扮装をまとった社長がいた。

「いつまで寝てるつもりだ?まあ泊まっていってもらっても俺は構わんが、どうせクーの野郎の朝飯の用意に早く起きるんだろうから帰ったほうがいいんじゃないのか?」
「……え?」
「なんだ寝ぼけてるのか?よっぽど疲れてるんだな、お前さん玄関で俺を待ちくたびれて寝てたらしいぞ?」
「あ…れ……そうですか…?…すみません、ご迷惑をおかけして…」
「クーの居場所を知りたいらしいが、あいつは今日はここには」
「あっ、あの社長っ!」
「ん?」
「こっ、ここに今日…妖精…じゃなくてっ、金色の髪をした男の人……いません…か…?」

返答を待つキョーコを、ローリィ宝田はじっと探るような瞳で覗き込む。

「…いるぞ」
「本当ですか?!」
「最上くんもよく見てるだろう、俺んとこには常時いろんな国のダンサーが待機しているんだ!
 一緒に踊りたくなったのか?早く言ってくれればいつだって、そうだ、なんなら今呼んでやろう」
「ちっ違います結構です!!」
「そうか?残念だなあ、いや確かに着替えたり踊ったりで不眠のまま朝を迎えてクーの食事の世話は不憫だしな」
「あ…あの……じゃあ…」
「ん…なんだ?」
「……敦賀さん…は……?」
「蓮がどうかしたか?」
「…あ…いえ……な、なんでもありませんっ、今日はもう失礼しますっ」

パタパタと慌てて帰っていくキョーコを見送り、ローリィはふぅ、とひとつ、大きな溜め息をついた。

549:6/6
07/09/20 19:59:36
----おまけ----


時は再び遡り、この数十分前―

「蓮、おまえまだクオンのまま…ってそりゃ最上君じゃねーかっ!!」
「しっ…眠っているんで……すみませんが、あとよろしくお願いします」

必要以上にきらびやかなソファの上に、蓮はふわりとキョーコを降ろした。

「見られたのか?」
「…いえ…見られたような…見られてないような…多分大丈夫だと…」
「なんだそりゃ。しかしどこでも眠れるとは聞いていたが…気持ち良さそうに眠ってるなあ」

すぅすぅと気持ち良さそうに寝息を立てる無邪気なキョーコにすっかり呆れ果てたローリィは
同意を求めようと蓮の方を見て……ニヤりと妙な笑みを浮かべた。

「蓮…お前帰る前にその緩みきった顔をどうにかしろよ」
「……っっ!」

550:マロン名無しさん
07/09/20 20:00:38
以上です。
バレたかバレてないか、微妙な按配のままになってしまいましたが
妄想肥大の手助けになれば、ということでお許しください。

551:550
07/09/20 20:02:40
訂正をひとつ
 ×ジュリーウッズ
 ○ジェリーウッズ
でした

552:マロン名無しさん
07/09/20 20:17:46
あぁあぁ禿萌えをありがとうぅ!!!!

私も絶対どこかでコーンとキョーコが逢うと思う。
願望を叶えてくれてうれしー\(^_^)/

553:マロン名無しさん
07/09/20 22:26:17
>>548
社長宅からの帰り道。

社長のお宅で寝込んでしまうなんてなんて失態…!!

だけどなんてリアルな夢!!
あの香りも抱きしめられた時と同じみたいだっ…
はっっ!!
“夢”に見ただけですら思考が停止して意識を失うなんて、恐るべし敦賀テラピー!!!!

これはもう不用意に敦賀さんには近づかないのが一番かしら!!?

……などと考え込むキョーコであった。

…哀れ、蓮。

横レス妄想失礼しましたw

554:マロン名無しさん
07/09/20 22:58:36
>546
自分に嫉妬する連に禿ワラw
や~(・∀・)モエッ

555:マロン名無しさん
07/09/21 19:17:09
ジュリになじられるクー、見てみたい。
困った顔のクーに萌えそうな予感。

以下和訳ということで。

「あなたはいいわよっ、最後にクオンに会ったんですものっ」
「すまない……」
「…っ、なんでそう簡単に謝るのよ!あなたは悪くないのに!」
「すまん」

で結局謝りながら抱きしめてあげるクー。

556:マロン名無しさん
07/09/21 22:50:45
言ってくれないとなると余計に名前を呼んで欲しくなった蓮。

「ねえ…俺の下の名前ってなんだっけ」
「記憶喪失の役でもするんですか?」
「蓮…おまえ虚しくならないか?」


成功例:
「クー氏の息子さんの名前ってなんだっけ」
「クオンです」
「え?なに?」
「クオン!」
じーん、とひとり喜びを噛みしめる蓮。

557:マロン名無しさん
07/09/21 23:09:21
蓮・・・オマイという奴は・・・・(つД`)

558:マロン名無しさん
07/09/22 01:34:39
ふと思いついたんだが
クオンの姿に戻って金髪になった蓮と
プロモ編のキョーコが並んだら
さぞ美男美女なんだろうな。

あぁ・・・・脳内でスヤスヤと眠る天使キョーコと
キョーコを抱えて神々スマイルの蓮が浮かぶ・・(*´Д`)

559:マロン名無しさん
07/09/22 08:59:51
>544
禿萌え!禿萌え!!
それ、そのまま先生採用してくれないかなあ!

560:マロン名無しさん
07/09/22 20:34:03
>>558
気付いたら蓮の膝の上で眠っていたキョーコ。

「ん…コーン…?」
「いいよ、眠ってて」

優しく髪をナデナデされて再び安眠(*´Д`)モハァ

561:マロン名無しさん
07/09/22 22:47:02
クーがだるまやに行って、大将の料理食べるところ見たい。
大将とおかみさんは、どんな反応するのかな。

562:マロン名無しさん
07/09/22 23:32:50
改めて考えてみると、宣伝ついでとはいえ、
愛するジュリのために決死の覚悟で蓮に頼みに来たクー…なんかかわいいなオイ

蓮がキョーコの涙目に動揺するように
クーもジュリの「余命~」発言にオロオロする図が浮かぶ。

563:マロン名無しさん
07/09/23 02:06:12
あ…あの…私、コミックス派なので分からないのですが
クオンって…蓮?!
知らないで息子にクオンってつけちゃったよー!!

564:マロン名無しさん
07/09/23 06:14:47
>>563
クオン(久遠)→コーン

565:マロン名無しさん
07/09/23 07:04:09
↑で浮かんだ妄想。

「絶対クオン少年はバカがつくほどお父さんっ子だったはずです!」
「そうだね」

クスりと笑い、穏やかな表情で見守る蓮。

「きっと親子ふたりで親バカ子バカだったに違いないです!」
「そうだね」

「私ペットを飼ったらクオンって名前にします!」
「ちょっと待って!」
「へ?」

子供を産んだら、にしようにもキョーコは恋愛拒否だからな…

566:マロン名無しさん
07/09/23 08:57:22
>>563
蓮の本名の話は来年2月発売の18巻に載るよ。
本スレのテンプレ読めば、蓮の本名のことや父親のことが分かる。
母親のことはこの間分かったばかりだから、テンプレには書いてない。

567:566
07/09/23 09:04:43
>>563
ごめん。本スレのテンプレじゃなくて、FAQだった。

568:マロン名無しさん
07/09/23 10:09:01 uBxk8vbv
>>562

各々の夫婦喧嘩を妄想
蓮キョの場合

「バカバカ!クオンなんか大っっ嫌いっ!当分口聞いてあげないんだからぁぁあ~」
「ちょっ・・・落ち着いて、キョーコ。深呼吸して、ね?」
「もう、知らないっ(号泣)」必死でなだめる蓮。

クージュリの場合

「バカバカバカ貴方なんてもう知らないわっ!当分口聞いてあげないから!!」
「頼むよ・・・ジュリ、機嫌直してくれ」
「私、余命あと一分なの!」
「それ、あまりにも短いだろ・・・」

クーもクオンも愛妻バカww

569:マロン名無しさん
07/09/23 12:15:07
>>566
詳しく教えてくれてありがとう。
あまりの衝撃に書き込んでしまったけど、スレチでしたね。
ごめんなさい 。


570:マロン名無しさん
07/09/23 22:53:45
偶然だとそれは衝撃でしょうね・・・

そんな名付けあたりの上の流れから浮かんだ妄想落とします。
お子様とか全然関係ないですが。

蓮+キョーコ。
全4レス。

571:教育的指導! 1/4
07/09/23 22:55:01
俺と社さんのいる楽屋に遠慮気味に足を踏み入れた彼女―最上キョーコは、
畳の上にきっちりと正座し背筋を伸ばしたまま黙り込んでしまった。

「どうした?なにかあった?」
「あの、それが…大変申し上げにくいのですがお願いがありまして……」

よほど言いにくいことなのだろうか、再び黙ってしまった彼女。
俺と社さんは不思議に思って顔を見合わせた。

「言ってごらん、俺でできることなら力になるよ?」
「そそ、キョーコちゃん、なんでも言ってみなよ、悩むのは良くないよ?」
「その、持ってきた大きな荷物に関すること?」

言いづらそうなので助け舟を出してみる。
彼女は布のかぶせられた大きな何かを手に楽屋に入ってきた。
高さ50センチほどはありそうな四角いそれは彼女の脇に置かれており、手荷物にしてはやたら大きな存在感を放っている。

「はい…実はこれを一週間ほど預かって欲しいんです。
 琴南さんは一緒にCMのロケに行くし、下宿先や事務所の方といった事情を知らない人には頼めなくて…
 それで敦賀さんしか思い当たらなくて……」
「いいよ」
「えっ本当ですかっ!!」
「…蓮、お前それが何なのかも聞かずに無責任な…どうせ"敦賀さんしか"のフレーズにノックダウnせdrftgyふじこlp;@モガガガガ」
「だって他にいないんだろう? 俺で…大丈夫なのかな? 取扱いに困るものじゃなければいいんだけど」
「大丈夫ですっ!!お仕事から帰ったら水と新聞紙を換えていただければそれだけで!」
「水???」
「新聞紙???」

572:教育的指導! 2/4
07/09/23 22:56:10
「これは…確かに他の人には預けられないよな」

帰宅後、シャワーを浴びてリビングに戻った俺は、そこでようやくその理由を理解した。

「ショータロー…コロス…ショータロー…ニクイ…コロス…ノロイコロス」

いかにも彼女が好みそうな可愛らしい色の組み合わせを体にまとったその鳥は、その見た目とは裏腹に毒々しい言葉を吐いている。
しかも声色も真似るものらしく、憎憎しく毒を吐く声は彼女の声そのもので。

それにしても…不破の名前は「ショウタロウ」なのか。
次に会ったら、こんにちわ、不破ショウタロウくん、とでも言ってみるか。

アイツの歪んだ顔が浮かんで思わずぷっと笑いがこぼれた。

573:教育的指導! 3/4
07/09/23 22:57:23
「コーン…ゲンキ…?……アイタイナ」

「え……?」
「コーン……コロス…コロス…ショータロー」
「いや、そこは繋げないで欲しいんだけど…」

布をかぶせて暗くすれば眠るとは言っていたが、これではこの鳥の言葉が延々気になってしまいそうで。
どうしたものかと思案を始めた時、鳥は再び小さく呟いた。

「ツル…」
「……つる?」
「……ツル…」
「つる?」
「・・・ツ」
「つる、の続きは? 彼女はどんな風に…呼んだ?」

つぶらな瞳を見据えて続きを乞うと、鳥はまるで飼い主と同じようにカチンと固まったまま黙り込んでしまった。

「……しょうがないな。一週間みっちり特訓、だ」

にっこりと微笑むとその鳥は、キキ、と悲鳴にも似た妙な声をあげ、ヒクヒクと頬をひきつらせた…ような気がした。

574:教育的指導! 4/4
07/09/23 22:58:27
「敦賀さぁんっっ!」
「やあ最上さん、あの鳥は元気?」
「元…一体なんの恨みがあってあんな…っ…ひどいですっ、あんな嫌がらせ!」

鳥を返してから数日後、ダークムーンの撮影所。
涙目プラス握りこぶしでなにやら抗議する様子にすら、可愛いな、なんて思ってしまうのだから、これはもう重症というほかないのかもしれない。

「嫌がらせって? 何のこと?」
「キョーコちゃん、蓮のヤツが何かしたの?」
「社さんっ、敦賀さんひどいんです、私のプリンスに…あんなこと言わせ…っ」
「プリ…」
「あんなことって?」
「だっ、だからっ!」
「俺、なにかしたかな?」

次第に顔を赤らめていく様子がなんだか可笑しくて、気付けばこちらが追及していた。

「ですからっ、変な言葉、覚えちゃってるんですっ、しかも敦賀さんの声で!」
「なんて言ってるの?」
「………って……」
「なに?聞こえないな」
「…っ…も……っ、最上さん、好きだよ、って……」
「るぇええええんん?」
「へえ、賢い鳥だね。俺が毎晩呟いてるから覚えちゃったのかな」
「つ、敦賀さんっ、からかわないでください!!」

真っ赤になって怒っている彼女はやっぱりたまらなく可愛くて、
俺は次に預かったら何を教えようかと、その日から愛の台詞リストを作成し始めたのだった。
社さんの憐れみの視線を感じるのは、この際もう気のせいということにして……。

575:マロン名無しさん
07/09/23 22:59:41
もう二度と敦賀さんには預けないんだからっ!
と決意したキョーコだったが、モー子さんに拒否されれば他に預けるアテはなく。
こっそり社さんに頼めば蓮が目ざとく強奪。
キョーコが家を開ける度に愛の囁きは徐々に増えていくのでした。

ということで以上です。

キョーコがペット飼うとしたら何か…と考えるうちに浮かんだのですが、
猫or犬を拾ってきて途方に暮れているキョーコ、
俺が飼ってあげるよ、とひきとり毎晩のようにキョーコを自分のもとに通わせる計算高い蓮、もアリかと。
ジュリは勝手な妄想だと白い高級猫が似合いそうな。

576:マロン名無しさん
07/09/24 09:28:19
GJ!!!!!!!!!!!!すっごく面白かったですww
「コーン……コロス…コロス…ショータロー」
「いや、そこは繋げないで欲しいんだけど…」 ってところウケタw

577:マロン名無しさん
07/09/26 00:28:25
GJ!おもしろかった。私も
「コーン……コロス…コロス…ショータロー」
にウケた。なんか、このトリ、怨キョと似た感じのかわいさ。

578:マロン名無しさん
07/09/27 17:03:29
久遠の初恋ってキョーコだと思うんだよね。
で、今、またキョーコを好きになった。
2度目の初恋って感じかな。

579:マロン名無しさん
07/09/27 17:55:30
>>578
オイオイ、萌える事言うなよ。
発売日まで待てなくなるジャマイカ(*´Д`)

580:マロン名無しさん
07/09/27 18:35:15
そんな事言ったらキョーコも本当の意味での初恋はまだなんじゃないかな…萌

松のとは“恋”と言えるのかな?

581:マロン名無しさん
07/09/27 21:30:42
>>580
〉松のとは“恋”と言えるのかな?
キョーコの境遇を考えると難しいね。

582:マロン名無しさん
07/09/27 22:32:17
依存じゃない?
側にいて必要としてくれるなら誰でも良かったと思う

583:580
07/09/27 22:52:17
じゃあやっぱりキョーコが自覚さえすれば蓮と“初恋同士”になるのかな!?

なんか(´∀`)萌ぇ~

584:マロン名無しさん
07/09/28 00:36:50
>>582
王子様に一番ぴったりなのが尚だっただけで、尚から必要とされてたって場面はないと思う
だからキョーコは必要とされるように頑張ってたわけで


585:マロン名無しさん
07/09/28 02:47:24
本誌の続きの予想(というより妄想)を投下します。

586:ACT.111続き妄想 1
07/09/28 02:49:10
睨みあう二人の間に長い沈黙が下りる。
憎しみの感情を隠そうともせず交わる強い視線。
………しかし数秒後、その二組の瞳に戸惑いの色が浮かぶ。

(監督……?)

いつまでもかかることのないカットの声に疑問を抱き、蓮とキョーコはセット上から緒方へと目を向ける。
あろうことか若い監督は演技をしている二人を見ておらず、反対方向へと顔を向け身体を硬直させていた。
いや、それは彼ばかりでなく待機していた俳優やスタッフ達も同様であり、何があったのかと疑問に思った
キョーコは彼らが注視している人物に気付く。
壁を背に、腕を組んでスタジオ内を見ていたのは日本の誇るハリウッドスター。

「せ、先生……?」
(どうしてここに!?1時間後にサンライTVで合流する予定だったのに)

クーはスッと足を踏み出すと優雅に歩を進め、固まっている緒方へと右手を差し出した。
「初めまして、クー・ヒズリです。緒方監督ですね?いきなり見学をさせて頂いて申し訳ありません」
穏やかな笑顔で話しかけるクーに緒方はぶるりと身震いをし、彼の手を慌てて握り返す。
「は、初めまして、緒方です。お会いできて光栄です……まさかこちらにいらしてくださるとは……っ」
「ダークムーン、第一話から拝見させて頂いていますよ。原作ともかつて私が主役を演じたドラマとも違う、
新しい月籠りを」
「あ……っ、ありがとうございます」

(うわー、緒方監督が緊張してるっっ。はかなげでかよわげな人だけど、例えどんな大物俳優でも芸能社の
社長さんでも意外としっかり渡り合う人なのに。それだけ先生が凄い人だということね!さすが先生っ)

その『凄い』俳優と壮絶な口喧嘩をし、壮大にいがみあったことはキョーコの中では既に記憶の彼方である。

587:ACT.111続き妄想 2
07/09/28 02:50:39
「嘉月と美月がピアノで遊ぶシーン……あれは面白かったですね。新しい月籠りの方向性を位置づけたと言っても
いいでしょう。嘉月といい、未緒といい、登場人物の一人一人に新しい味付けがしてあってとても興味深い」

(ピアノのシーンって、敦賀さんが社長さんの前で演じたアドリブをそのままドラマに挿入したあれよね。
確かにあの「猫踏んじゃった」には、こういう演じ方もあるのかと目から鱗だったわ)

ピアノによる『追いかけっこ』を終えた後、いつも真面目な嘉月が美月をからかう場面が微笑ましく、
キョーコも思わず噴出したことを思い出す。

――クス……君を表現した曲だから

(ん……?)
キョーコは頭の片隅に小さな引っ掛かりを感じ、小首をかしげる。
(あれ、何だろう………?)

「おい!」
かけられた声にキョーコが条件反射で顔を上げると、目の前には腰に手を当て仁王立ち状態のクーがいた。
「何度呼べば気がつくんだ、お前は」
そう言うなり彼はキョーコの額に軽くデコピンをする。

――ふふん、ウソだ、バーカ

額に二本の指が弾けた瞬間、眼前の彼と記憶の中の嘉月のイメージが重なり、キョーコは頭の中の霧が一気に
晴れわたるような感覚に襲われた。

(そうよ、あの時の先生のあの顔!!敦賀さんの嘉月の表情にそっくりだったんだ!)

588:ACT.111続き妄想 3
07/09/28 02:52:48
「こら」
頭の毛をぐしゃりとかき回され、キョーコは軽く前へとのめりそうになる。
「何をボーーッとしているんだ。こっちの収録が早めに終わったから次の現場への行きがけにわざわざお前を
迎えに来てやったというのに。未緒の収録はここまでという話だから、そろそろ行くぞ」
「は、はい、先生!」
頭に置かれた大きな手、その温もりにキョーコは首をすくめ照れくさそうに頬を染める。
ようやくまともに返事をしたキョーコに微笑むと、クーはセットの奥にある窓際に立っている蓮に顔を向け
……その瞬間、背中に一筋の汗が流れるのを感じた。

無表情にこちらを見つめる彼から、怒りの波動を感じるのは気のせいだろうか。
(私が予告もなくいきなりスタジオ見学に来たから彼は不機嫌なのか!?しかし生クオン・100%に
会えない以上、せめて演技をしている彼を直接見てみたいと思っても無理はないだろう!?)
酷く焦り、言い訳たらたらの内心を得意の演技で隠しこんだ世界のトップスターは、主演俳優に爽やかに声をかけた。

「敦賀君、昨日会ったときに既に感想は述べさせてもらったが、ラストに向けて君が嘉月をどう演じていくのか
楽しみにしているよ」
「ありがとうございます。必ずご期待に応えてみせます」
「ああ」

蓮はにこやかに答えているものの、そのきらめく笑顔の裏に明らかな棘を感じる。
(他人が見たところで分かるはずもないだろうが……)
密やかに肩を落とすクーの横では、キョーコが顔を青ざめさせていた。
(おや……分かるのか、この子には。彼の些細な感情の波が)
キョーコの様子に気付いたクーは彼女をセットを降りるように促しつつ、彼にささやかな理解者がいたことに
笑みを浮かべる。

………もっともそれが彼女にとって幸か不幸かはまた別の話ではあるが。

589:ACT.111続き妄想 4
07/09/28 02:55:20
スタジオには成り行きを見守っていた人々によって大きな輪ができており、彼はキョーコを伴いその中心に立つ。

「私が来たことにより、撮影を中断させてしまったようで失礼しました。それでは皆さん、最終話まで頑張って
ください。期待しています」
「お先に失礼します」

クーとキョーコは出口へと向かい、親しげに会話を交わす様子が後姿からでも察せられる。
そんな二人をダークムーン関係者一同は呆然と見つめていた。

「ちょ……ちょっと、何で……?」
「どうしてクーが京子ちゃんを迎えに!?あの雰囲気は一体……」
「京子ちゃんってクーとどういう関係なんだ?」
「不破尚でも驚いたのに、まさかクーとも知り合いだなんて!」

口々に驚きの声を発しているのを見て、事情を知っている蓮が彼らの元へ歩み説明をする。

「最上さんは彼が日本に滞在している間のお世話係をしているそうですよ。主に食事の用意がメインらしいですが」
「ど、どうしてまた京子さんが……」
「彼女がクーと同じ京都出身で料理が美味いからというのが理由だそうです」
何も素人のタレントなど使わなくても専門の料理人なり、世話係なりがいくらでもいるのでは?ともっともな
質問も出たが「うちの社長の鶴の一声で決まったらしいですから」という蓮の回答に皆、一様に納得する。

かつて現場に現れた外見も内面も一筋縄ではいかないLMEの名物社長。
彼に常識などというものが通用するわけがないのだと。

590:ACT.111続き妄想 5
07/09/28 02:57:28
「よし、これでOKだ」
ビデオレターの撮影が終わり、LME社長はソファに座っている碧眼の青年を振り返る。
穏やかな眼差しの青年は、見事な金の髪を黒に染めることを決意した当時とは別人のような落ち着きを見せている。
それはローリーに流れた月日の長さを感じさせた。

「しかし……よく決心してくれたな」
「え…?」
「正直なところ、お前を再びクオンの姿にさせるためにはもう一押しいるのではないかと思っていたんでな。
お前の決心が固いことは良く知っていたし」
「そうですね……」
クオンは4年前、ローリーに連れられて日本に来た日のことを思い出す。

(生きることすら望まないほどに壊れかけていた俺は、その暗闇から脱するために自分自身を封印した。
敦賀蓮という新しい生を生きていくために、そして父を超える実力を身につけるために。
それが実現したとき初めてクオンに戻る、そうあの時決意した。だが……)

「4年前の俺は、本当に自分のことだけで精一杯で、周りを見る余裕がなかったんです。でも今は……」

――私………

「あの頃、苦しんでいたのは俺だけではないということに気付いたんです」

――もっとコーンの話を聞いてあげれば良かった

「俺を助けることができなかったと、苦しんでいる人がいたことを」

――ごめん、ごめんね、コーン……っ

「俺は……失念していました」

蓮はふわりと、愛おしそうな笑みを浮かべた。

591:ACT.111続き妄想 6
07/09/28 02:59:16
「なるほどな……」
ローリーは若干前かがみになり右手に顎を預けると、ニヤリと意味ありげに笑った。
「最上くんの影響力は絶大というわけだ」
「な……!」
思いがけない彼の言葉にクオンは絶句する。

「誰も最上さんの話なんてしていないじゃないですか!?」
「そんな今にも蕩けそうな顔をしていて何を言ってやがる。また手鏡を貸してやろうか?」
「………いえ、結構です」
自分ではそうと意識していなかったものの、顔の筋肉が緩んでいると指摘されてはグウの音もでない。

「ところで今日のダークムーンの撮影なんですが……」
(また話を変えてきやがったな。少しは惚気るぐらいになってみやがれ、若僧め)
これ以上玩具にされるのはごめんとばかりにあからさまに話題を変えた蓮に、ローリーが胸中で舌打ちをする。

「あの人が突然見学に来ましたよ」
「ああ、連絡は受けてる。あいつ、ジュリより先に生クオンに会えないとは言ったものの、少しでもお前の顔が
見たいらしくてな。
『敦賀蓮』に不必要に親しい素振りは見せないという約束をしてスタジオに行ったんだが、何かあったのか」
「いえ俺に対しては何も……」

(そう、俺に対しては何も見せなかった、が!)
クオンは昼間の出来事を思い返し、グッと拳に力を入れる。

592:ACT.111続き妄想 7
07/09/28 03:00:35
キョーコに対するクーの行動は二人の親密さを見せ付けるかのようだった。
彼女に当たり前のように触れる彼の手、それに対し嬉しそうにはにかみ、照れ笑う彼女………

(俺が同じように彼女に触れたとしても、あんな表情をしてはくれないだろう。「何するんですか、敦賀さん!」と
食って掛かられるのがオチだ)
たった数日のうちに彼女の信頼を得、心の内に入り込んでしまった彼に筋違いと分かってはいても嫉妬心が沸いてしまう。

(それに最上さんは次のドラマのことで悩んでいることを俺に相談してはくれなかった。あの人が気にかけるほどに
思い悩んでいたなら一言俺に話をしてくれればいいのに……!)

改めて感じるキョーコとの距離。

(ダークムーンの撮影では先輩・後輩の間柄ということもあって誰よりも身近にいるという自信はあった。
だがこの撮りが終わったら、俺は彼女の相談役にすらなれないのだろうか……?)

フゥと切なげな溜息をつく蓮を、ローリーは楽しそうに見守っていた。
(こいつも人間らしくなったもんだよなぁ。まあ大いに悩んで成長しろや)

突然ポーーンと時計の音が鳴り、日付が変わったことを二人に知らせる。

「クオン、魔法が解ける時間だ。いや、魔法をかける、が正解か。Jellyをあまり待たせるわけにもいかないからな」
「はい。次に俺がこの姿になるときは……祖国の地を踏む時です」
「ああ、だが容姿はともかく、たまにはお前の中のクオンも開放してやれ。お前自身のために」
「……ええ」

(一皮向けたな、コイツ)
穏やかに同意するクオンに、ローリーは彼がこれからどんな変貌を遂げていくのか、それを目にすることができる
喜びを感じつつ、豪華な装飾のなされた使い慣れた呼び鈴を振った。

593:マロン名無しさん
07/09/28 03:02:57
以上です。
妄想4の「最終話まで」は「クランクアップまで」に訂正です。

本誌では最初から場面転換されていそうな予感……。


594:マロン名無しさん
07/09/28 03:44:14
GJ!!
まるで本誌の続きを読んでいるようだったよクーに嫉妬な蓮カワユス…
(´д`*)キュン

そう言えばクーは蓮がキョーコを好きなの知らないんだよね…なんか良いね…


595:マロン名無しさん
07/09/28 07:20:45
GJっ!!
「小説・スキップビート!!」みたいで素敵でした!

そうよ、蓮がキョーコの事を好きだって、クーは知らないよね。
どこで気づくかも期待だね。

596:マロン名無しさん
07/09/28 13:58:32
知らないのかなぁ?
キョーコを大切にしてるってのは知ってるし、多分好きなんだろうとは思ってるんじゃないか?
あまり嫉妬するタイプじゃないとは思ってそうだけどw

597:マロン名無しさん
07/09/28 16:24:21
>>585
GJ!!!
本当に続きを読んでるようで禿萌えた(*´д`)

クーはキョーコをつつけば蓮が出てくるってローリィから聞いてたし、
実際後先考えず出てきたわけだから、それが恋愛感情からくるものだって
気付いてるんじゃないのかな?
蓮本人の感情もお見通しの上で、585氏のクーのように
煽るような行動してたらなお(・∀・)イイ!!

598:マロン名無しさん
07/09/28 20:39:49
クーは久遠の入れ替わり立ち替わりの女性遍歴を知っているだろうから
キョーコに好意を持っていると知ってもそれほど入れ込んでいるとは思いもしないんじゃないかな。

社長の作戦については、自分のせいで女性に迷惑がかかっているとなればフェミニストな久遠なら
黙っているわけはないと考えるだろうし。

どちらかというと久遠にラブラブ甘々で、彼を怒らせたのではないかと一人で勝手に傷を深めている
弱腰のクーに萌える。

599:マロン名無しさん
07/09/28 20:43:36
>>596
17号だったかな、社長宅で「キョーコは(役柄的に)クオンが好きなんだろうな」ってクーに言われて、
蓮が思わずにやけて社長に指摘されてたシーン、クーはブツブツ言いながらよそ見して「わざと」見てない風に描いてる…

と深読みしてる私。

600:マロン名無しさん
07/09/28 21:11:04
>>598
女性遍歴知ってるなら尚更キョーコは特別だと感じるんじゃないの?
会うのは相当難しいと分かってて、それでもキョーコで釣れると社長が明言したくらいなんだし。
何号か忘れたけど、蓮に大切にされてるキョーコに嫉妬した、みたいなこと言ってたし気付いてるでしょ。

601:マロン名無しさん
07/09/28 22:03:02
>>600
大切にされているって言い回しが微妙なんだよね。
恋愛感情なくても傷つけたくない大切な人っているわけだし。
愛されている、なら簡単明瞭なんだけど。
恋愛、親愛、どちらにもとれる。

602:マロン名無しさん
07/09/28 22:57:45
ユニクロのCMの大沢たかおと中谷美紀バージョンのを蓮キョで是非見たい!

603:マロン名無しさん
07/09/29 02:59:27
蓮がキョーコの事を好きって…クーは確信はしてないと思うけどなぁ…。
というか今はクオンとジュリの事で頭が一杯で、ローリィがほのめかす程度の恋愛沙汰にまでは気が回らないんじゃないかな。キョーコを使う作戦にしても、ローリィが提案したから深く考えずに乗ったんじゃないか、と思ってた。

だってボスだし…


604:マロン名無しさん
07/09/29 05:53:38
結論:ここ妄想スレなんだからどっちでもおk

605:マロン名無しさん
07/09/29 10:20:49
今日、見た夢。
蓮とキョーコが付き合うか結婚するかして、
キョーコが一生懸命に名前で呼ぶ練習してるというもの。 

606:マロン名無しさん
07/09/29 21:01:20
今日のニュースのイ○ッチと○戸○香の結婚会見を見て、
すぐ蓮とキョーコが結婚会見したら…と妄想してしまった私は
だいぶ脳内が侵されていると新たに自覚したよ。

607:マロン名無しさん
07/09/30 10:52:45
>>606
会見の様子見たよー!
車の中で突然プロポーズとかお弁当の件とか物凄い蓮キョだったね…(´Д`*)モエッ
あとなんかビジュアル的に蓮とキョーコの髪型に近いよねあの二人…(´Д`*)モエモエッ



608:マロン名無しさん
07/09/30 17:45:17
ちょっとありがちかもしれないが新婚で浮かんだ妄想会話。

幸せいっぱいのはずの蓮。
なのに、やけに(明らかに)落ち込んでいる様子に社さんは心配になってくる。

「なあ蓮、キョーコちゃんと喧嘩でもしたか?」
「いえ、喧嘩はしてないんですが…彼女なにか隠し事をしているようなんです…」
「気のせいじゃない?」
「いいえ、彼女の隠し事と嘘はわかりやすいんです。悩んでいるのか具合も悪そうで」
「…理由は聞いてみたのか?」
「昨日勇気を出して問い詰めてみたんです」
「うん」
「話す気になったのか、『あのっ』と切り出したところで」
「ん?」
「…社さんから電話が入って、その後ごまかされて」
「ご、ごめんっ、まさかそんな状況とは知らなくて(に、睨むなよ、大人げないぞ!!)」
「まさか別れでも切り出されるのんじゃないかと…」
「もう一回聞いてみな、きっと悪いことじゃないからさ」
「どうしてそんなことわかるんですか」
「んー…勘?(というかお前案外鈍いんだな…)」
「俺の愛よりも社さんの勘の方が勝ると…?」
「い、いやほら、聞いてみたらたいしたことないかもしれないだろ!(だから睨むなって!)」

で、翌日は超上機嫌の蓮。
キョーコ妊娠というオチで。

609:マロン名無しさん
07/09/30 22:18:58
結婚or交際宣言できたら蓮はデレデレだろうな。
ふたりでずっとニコニコしてるかわいいカップルになりそう(´∀`)

610:マロン名無しさん
07/09/30 23:33:55
怨キョ達の大運動会を想像した。
リレー、綱引き、玉入れ、大玉ころがし、組体操、騎馬戦、応援合戦。
怨キョ達は何をやっても可愛いなぁ。

611:1/2
07/10/02 00:56:25
本誌発売迄妄想自家発電。
いちゃいちゃする二人を早く本誌でよみてー!!


『聞いてくださいよ社さん!敦賀さんてば酷い人なんですよ』

朗らかで可愛らしい、女優「京子」の声が俺の携帯から聞こえる。
…世間一般の男性連中から見れば、「京子からの電話がかかってきた」
というだけで涙モノなのだろうけど。
うーん、この場合でも羨ましがって貰えるのだろうか。
今の俺はまるっきり痴話喧嘩の仲裁役だから。


どうやらキョーコちゃんと蓮はケンカをしたらしい。
その原因は――えーと、すみません、聞いてませんでした。
だって、どうせ些細なことなんだよーっ!

ちょっとしたケンカの度に、毎回毎回二人の言い分を聴かされるこっちの身にもなって欲しい!
蓮は蓮で俺に愚痴ってくるし、キョーコちゃんはキョーコちゃんで俺に告げ口してくるし……。
もう俺、口から砂吐きそう……。まぁいいんだけどね。
なんせお互いの交際は絶対に秘密。悩みを打ち明ける相手も限られてるから、気の毒だよね。


『……敦賀さんがあんなにドライなヒトだと思わなかったです!』
…ふーん、蓮てばドライ彼氏なんだ。
あぁ、明日のランチはドライカレーにしよう…もちろん蓮と一緒にだ。
脳内では別の事を考えながら適当に相槌を打っていると、電話が鳴った。
あ、電話ってのは固定電話の方ね。携帯は今、キョーコちゃんと話してるから。

612:2/2
07/10/02 00:57:31
ディスプレイに表示された発信元を見ると…うわぁ、蓮からだよ……。
俺は右耳にキョーコちゃんからの携帯を当てながら左耳で蓮の受話器を取った。
「…もしもし?」
『あぁ、社さんですか?ちょっと相談事が……』
ああもう、情けない声を出すなよ蓮。お前だって垂涎モノなんだからさぁ。


『…ですよ!』
「…だってさ、蓮」
『…それは誤解でしょう』
「…違うらしいよ?キョーコちゃん」

…そして、2台の電話と両耳で二人の恋人の悩みを聴く真ん中の俺。

……なんなんだよこの状況は。
俺はもう耐え切れずにやけっぱちになって言った。

「頼むから、もう二人で話し合ってくれ…」

そう言って携帯と家電の受話器同士をくっつける。
イヤ、これで会話ができるのかどうかは知らないけどさ。

それでも、ちょっとは二人の距離が縮んだでしょ。
不器用な恋人たちに必要なのは俺なんかじゃないんだから。


しばらくするとどちらの電話も切れていた。
今頃お互いに電話をかけているに違いない。

そして明日には何事もなかったかのように
いつもの通りの二人に戻っているんだ、きっとね。

613:マロン名無しさん
07/10/02 00:58:52
おわりです。
しまった、あんましラブラブにならんかった(´・ω・`)

614:マロン名無しさん
07/10/02 01:09:19
GJ~!
社さん、苦労人だなww

615:マロン名無しさん
07/10/02 04:32:43
ゴム手着用で固定電話と携帯持って、オロオロする社さんが目に浮かぶよーだwww

616:マロン名無しさん
07/10/02 06:16:38
GJ!
ドライカレー(*´Д`)ハァハァ

617:マロン名無しさん
07/10/03 05:57:29
ちょ!さっきキョーコが役作りでめちゃくちゃ太った夢見たおwww
でも蓮は嫌いにはならずに喜んでた

618:マロン名無しさん
07/10/03 11:09:19
>>617
なんて愛…!!


619:マロン名無しさん
07/10/03 12:15:52
難民にバレが来たけど、今回もまた妄想が広がる展開だな

620:マロン名無しさん
07/10/03 16:32:05
>>617
不思議と禿げ萌えたぞ。
ブリジットジョーンズも女優さん役作りで太ってたよね。
キョーコもあんなかんじで見た目は割と普通なのに妙に魅力的、で人気になってほしい。
キョーコは野郎より女の子のファンに喜びそうだな。

621:マロン名無しさん
07/10/03 21:54:11
>>617
何故かアカデミー賞に輝くキョーコを妄想した。


自分が昨日夢見た夢。続きもの。

1. 黄泉○えりの柴咲○ウみたいに映画内で歌うキョーコ。オリコン上位ランキング入り。
  歌ってる時の姿はプロモ編のような女神スタイルで話題騒然になる。

2.↑の数年後、今度は松が曲提供で映画の主題歌を歌う。コーラスも松担当。
  オリコン初登場1位。

3.↑のちょい後、期間限定でモー子さんとキョーコでユニットを組む。(ローリィがプロデュース)
 モー子さんメインで歌う曲とキョーコメインで歌う2曲を発売。どちらも上位になる。
 因みに夢内ではモー子さんが絢○のI believeでキョーコが○ENNIE Kのサンライズだった。
 (ラップの部分は別の人が歌ってた。選曲は自分でもわからん)

1~3まで続けて見たせいか、起きたらすんげぇ疲れてた・・・・。あと蓮も出てきた。
1の時は付き合う前で共演者。撮影時は無表情になる。
2は付き合ってすぐで松に嫉妬。度々、大魔王が降臨。
3はかなりラヴラヴで歌番組に出演する二人を神々スマイルで見つめる。


622:マロン名無しさん
07/10/03 22:20:00
> ローリィがプロデュース

だ、大丈夫だった?(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

623:マロン名無しさん
07/10/03 23:16:20
>>622

宣伝は派手だったけど、衣装とかは普通だったよ。
・・・・もしかしたラブミー部のマークは入ってたかもしれんが。
ユニット名は忘れたけど、ラブミー部にちなんだやつだった。

624:マロン名無しさん
07/10/05 05:37:13
そういや秋のドラマに「モ○プガール」てのがあって、
内容は…まあぶっちゃけ海外ドラマのパクリ(ryなんだけども、主人公がピンクのつなぎなんだよ。
ショッキングピンクまではいかないんだけど。

惜しい!!と思ったのは私だけ?

625:マロン名無しさん
07/10/05 20:19:02
Act112読んで真っ先に浮かんだ妄想。

「これからも父さんって呼んでいいって先生が言ってくれたんです! もちろん、公の場では呼べないですから、
二人のときとかなんですけど」
照れながら微笑むキョーコ。
そんな可愛らしいキョーコに愛しさを覚えつつもちょっと嫉妬な蓮は
「そう、そんなに呼びたいなら合法的に公の場でも呼べるようにしてあげよう」
キュラキュラスマイルでがっちりキョーコの手を掴んで車へ向かう。
「え、ちょ、つ、つるがさん? どこ行くんですか!?
「教会。」
「へ!? あの、意味がわからないです~~~~~!!!」


でも、キョーコの頭の中で久遠ってもう死んでるよね?


626:マロン名無しさん
07/10/05 21:54:49
「お父さんっ」

キョーコのその言葉に、もう蓮の脳内ではオレの嫁認定。
完全無表情の蓮に首をかしげるクーとキョーコ。

嬉しさに耐え切れず、反対を向いてこっそり頬を染めて微笑む蓮。
誰にも見られていないと思っていたのにふと顔を上げるとそこには社長と社さんが。
「「んふーっふぅっふぅっふぅっ」」
新技・ザ・ダブルドラ○もん笑い。

そんなヘタ蓮も大好きですみません。

627:マロン名無しさん
07/10/05 23:24:01
クーかわええ。キョーコもかわええ。
そしてさらにクーとキョーコの仲良しこよしの図に禿げあがるほどに萌える。

蓮と結婚して名実共に親子になったクーとキョーコ。
手をつないでふたりでスキップでもしそうな勢いで公園へピクニック。
そのあとを大量の弁当を持って呆れ顔で付いてくる蓮が浮かんだ。
久遠ママがどういうポジションになるのか早く知りたいもんだな。

628:マロン名無しさん
07/10/06 12:43:27
意外と、キョーコが「アネゴ!」と慕うような人だったりして。 >久遠ママ

629:マロン名無しさん
07/10/06 12:58:52
自分の脳内イメージでは見た目がリブ・タイラー、
性格は…サバサバしていてクー以外は誰もついていけない大胆な人。

自分は怪我してダラダラ血が出ていても「アラ血が出てるわ」くらいなのに
久遠が膝を擦りむいていたら「大変よアナタ!久遠が死んじゃうぅぅうう!」と大騒ぎ。

黒髪でイメージしてたけど、久遠ママンも金髪なのかな。

630:マロン名無しさん
07/10/06 13:32:36
>>629
キョーコがキューティハニースマイルで微笑んだ時も
「大変よ!アナタ!久遠!キョーコが・・・・可愛いすぎるわ!!」とかいって
窒息しそうな程キョーコを抱きしめるジュリを妄想した。

631:マロン名無しさん
07/10/07 12:42:45
>>630
いいね。ジュリもキョーコにべた惚れだといい。
キョーコは母親にぎゅうっとされたことなさそうだから
そうやってクーから父の愛を、ジュリから母の愛を与えてくれたら最高

632:マロン名無しさん
07/10/07 19:41:01
キョーコにはだるまや夫婦も忘れないで欲しいよ…

633:マロン名無しさん
07/10/07 20:45:22
でもキョーコってだるまや夫婦に対して一線引いてる気がする
あくまでもお世話になってる人たちとしか思ってなさそう
それこそ松の両親に対する気持ちと同じな感じ

634:マロン名無しさん
07/10/08 00:25:05
松の両親に対してのほうが、気に入られないと+役に立たないと、って気持ちが大きかったかもなあ。
まだ親に甘えていい年齢だったはずなのにそれを考えると重い・・・
今のほうが少しは力が抜けて、だるま屋のふたりに対しては「人生の大先輩」くらいに思えてたらいいな。
親友に加えて、さらに今回でお父さんができて、徐々に大切な存在が増えていて良かったな。


635:マロン名無しさん
07/10/08 00:51:19
蓮とキョーコのキスシーンてどんな風になるんだろうかと考えていて
クレパラの窓際でのキスシーンをそのまま蓮キョに当てはめてみた。

----------------------

たまに見せる、あの艶のある熱い瞳で見つめられて、私は微動だにできなくなっていた。
頬に手を添え、ゆっくりと迫ってきた敦賀さんの、唇。
少し湿ったそれは私の唇に軽く触れられて……そして、離れた。

「…つ…るが、さ……」

からかわれているのだと、思おうとした。
なのに、見上げた瞳はまっすぐで、吸い込まれそうで……だからそのままもう一度…今度は、深く―…

― 一度目は 衝撃
        二度目は 眩暈 ―

たとえ私が敦賀さんのことを好きなのだとしても、ただの「後輩」で在り続けようと…そう心に誓っていた。
なのに……

回避できたはずの接触を 罵倒する理性の声で我に返った―

―…自分が一番 信用できない―…!!




---------------
窓際に座っていたら身長差もなんなくクリア?

636:マロン名無しさん
07/10/08 04:59:31
>>635

はわぁ~萌えた。
こんなキスシーンを見てみたいです。


637:マロン名無しさん
07/10/08 15:42:34
>>635
GJ!!
素敵なキスシーンですね。

638:マロン名無しさん
07/10/09 07:55:43
>>635
うひゃードキがムネムネした(*´Д`)
クレパラのそのシーンがまざまざと思い出されたよ
蓮キョにもあうねー。GJですた

639:マロン名無しさん
07/10/09 23:56:06
BJ(蓮)とキョーコが出会った時をちょっと妄想。
キョーコは「京子」と名乗ったので、BJは必然的に京子と呼ぶことに。
蓮は内心照れまくりだけど、顔には出さず。

BJ×キョーコ、いいかもしれない。早くBJ見たいな。

640:マロン名無しさん
07/10/10 23:42:15
痛いくらいのラブラブを妄想中。

なにか可愛いものや似合いそうな服を見つけるたびにキョーコにあげたくなる蓮。
しかし理由もなくあげても恐縮するか拒まれるか怒られてしまう。
ので以前怒られたときのキョーコの言い分、
「そういうプレゼントは、なにかの記念日だけでいいんですっ」
という台詞を逆手に取ることにして、ありとあらゆる記念日をこじつける。

「今日は出会って○年だから」
「今日は君があの鳥だとわかった日だから」
「コーンだとバレた日だから」
「初めての膝枕記念日だよ」
「スタミナドリンク飲まされた日」
「お姫様抱っこした日」
(・・・略)
「あれ?まさか忘れてないよね?今日は大切な日なのに」←ネタ切れの時

つきあい出してから思い知ったキョーコ。
『敦賀さんは子供みたいだ・・・』

蓮が買うものはもれなくキョーコが身につけているので
ふたりの関係は周囲にはバレバレ。

641:マロン名無しさん
07/10/11 00:33:05
>>640
ちょ、蓮かわえぇぇぇ

しかし坊バレやコーンバレは記念日なのか(笑)

642:マロン名無しさん
07/10/12 10:11:08
>>624
「モ○プガール」の番宣見たよ。薄いピンクツナギだったけど、けっこう目立つね。
ラブミー部のドピンクツナギだったら、恥ずかしいくらい目立つんだろうな。 

643:624
07/10/12 13:36:23
私も朝の番組で見ましたw
思ったより薄いピンクで残念(?)。
でも主人公がロングヘアなので「キョーコというよりモー子さんだな」とw

644:マロン名無しさん
07/10/12 21:27:02
某スレで教えてもらった「新・いきなり次回予告」っていうのをやってみました。
蓮、キョーコ、クー、三人の名前を入力して、実行した結果、↓のようなのが出ました。

==========

蓮です。最近クーの挙動がおかしいです。
たまにいなくなったと思えば
家の裏から怪音波が聞こえてきたり、
巨大な発光体が家の真上に浮かんでたり。
そういえば近くの牧場では
牛が内臓を抜き取られてました。
これ、なんなんですかね?

さ~て、来週は
「クーはにせもの」
「本物はキョーコの家」
「黒幕キョーコとの決戦」
の三本です!

=========

今晩の夕飯メニューについて
キョーコと蓮との言い争いが再熱。
これまで冷静に茶をすすっていた
クーがついにキレる!

次回「クー巨大化するの巻」
請うご期待!!




645:マロン名無しさん
07/10/12 23:16:19
>>644
GJ!!
クー、本当に巨大化しそう。

646:マロン名無しさん
07/10/12 23:30:20
めちゃ受けたw
ついに巨大化するクー見てみたいw

647:マロン名無しさん
07/10/13 02:11:18
パソコンから繋げないから投下諦めてたんだけど、ここのネカフェなら書き込めるっぽいやー
今度保存してもってこようかな。でもパラレル物っておk?

648:マロン名無しさん
07/10/13 02:57:55
誘い受け?

パラレルなら過去スレにもあるし、そもそも虹自体がパラレルみたいなもの・・・

649:マロン名無しさん
07/10/13 03:49:04
かなり変な設定だったんで不安だったんだ。
誘い受けのつもりはなかったけど、自信ないのは確かだからやっぱ止めとく。

650:マロン名無しさん
07/10/13 09:25:27
いつかキョーコにマネージャーがつくとしたらどんな人がいいかな。
一見普通そうでものすごい変人とかありそう。
すごい美人なのにものすごい男嫌いで蓮も寄せ付けないとか
蓮に張り合うくらいにいい男で実はお姉キャラとか
同じく愛の欠落者で呪いのプロとか
実はローリィの奥さんだったとか。

651:マロン名無しさん
07/10/13 11:41:10
キョーコのマネージャーには、中年の女性か新人の女性社員がいいな。

652:マロン名無しさん
07/10/13 19:04:38
社さんと一緒に乙女な応援(蓮キョのね)をしてくれたら
男でも女でもいいやw

653:マロン名無しさん
07/10/14 02:32:39
蓮に惚れる女キャラでなければどんな人物でも構わないけど
キョーコの信奉者みたいな男かキョーコが懐いてしまうような包容力のある男性を希望。

・・・思わぬ伏兵に焦る蓮を見たいww

654:マロン名無しさん
07/10/14 03:28:03
焦り、そして時には嫉妬してしまい
我に返って凹むヘタ蓮が見たいww

655:マロン名無しさん
07/10/14 08:36:18
キョーコのマネージャーは蓮に負けない
きれいなお姉さんがいいなあ。
メイクや服選びでキョーコがメロメロになる位に
頼りになる女性がいい。
それに嫉妬するヘタ蓮が見たいw

656:マロン名無しさん
07/10/14 08:57:11
蓮とキョーコが付き合っていて一緒にいることが多くなり
キョーコのマネージャーと蓮が、
キョーコと社さんが熱愛中、という誤報がスクープされ、
自分のことは棚に上げて社さんに嫉妬、
キョーコに怒られるアホ蓮も見たいです。

『誤解だって言ってるのにっ…もう知らないですっ!(ブツッ)』
「あっ、ちょっ…キョーコ……」…orz

657:マロン名無しさん
07/10/14 10:21:43
クーがキョーコが持っている石のコーンを見る機会あるかな?
見れば久遠が持っていた石だと気付いて、コーン=久遠バレに。

658:マロン名無しさん
07/10/14 11:59:52
>>657
自分もその展開考えた!

ク「おまえ……その石をどこで手にいれた?」
キ「え、これは小さい頃に貰って……。先生この石をご存知なんですか?」
ク「いかにも。その石はかつて私がクオンにあげたものだ。」

次回へつづく。


659:マロン名無しさん
07/10/14 12:08:16
キョーコが英語ペラペラなのを知ってるのはクーだけのようだから、
蓮が油断してクーとの電話とかで英語でぺろっと身バレするようなことを
話してしまうとかあってもいいなぁと思った

660:マロン名無しさん
07/10/14 13:57:33
>>653>>655

蓮と松の中間くらいの長身で
ショーコさんや麻生さんなみのナイスバディで
モー子さんなみに美容に詳しく
マリアちゃんなみにキョーコ大好きで
キョーコなみにメルヘン好きで
ローリィなみにドラマチック展開大好きな

女らしく、且つ男前なおねにいさま(上工事済み、下未工事)が浮かんでしまったんですが

661:マロン名無しさん
07/10/14 16:59:28
>>660
そういう特殊なキャラはスキビに出て欲しくないな。
普通の男女キャラだけでいい。

662:マロン名無しさん
07/10/14 18:06:07
>>661
主人公からして“普通キャラ”じゃないんだがw

663:マロン名無しさん
07/10/14 20:54:55
蓮の専属美容師とやらが「おねえキャラ」臭満載な件

664:マロン名無しさん
07/10/14 21:24:02
>>663
蓮専属の美容師、Miss Jelly Woodsのことね。Missだから女性でしょ。
おねえキャラ臭するような描写なかったと思うけど?

665:マロン名無しさん
07/10/14 21:30:07
>>660
あんまし詰め込み過ぎなキャラはよくないな(´A`)

凄く格好良いのに実はゲイで蓮が好きとかいう男のマネージャーだったら有り得そうな気はする。
自分が好かれているとは知らず、恋人のように仲のいい二人に嫉妬する蓮とかね



666:マロン名無しさん
07/10/14 22:39:02
私も蓮専属美容師は“おネエMAN”なんだろうなぁ…とおもてた

>>664
ローリィの「どうせそろそろツレないハワイ男共に飽きてる頃だ」と言うセリフから、
ミス・ジェリーが普通の女性だったら「男共がツレない」なんてことは
ないんじゃないかと勘繰らせるんだよねえ

667:マロン名無しさん
07/10/14 22:45:52
もの凄くいまさらなんだけど、
>>465>>376に大笑い。

668:マロン名無しさん
07/10/14 23:12:38
蓮の代マネした時に蓮のこといろいろ調べたから、
キョーコは蓮の肩幅や胸囲とかのサイズも知ってそうな気がする。
で、クリスマスに手編みのセーターをプレゼント。

669:マロン名無しさん
07/10/15 19:29:07
>>668
で、すごく感動するんだよね。無表情で。 >蓮

部屋でいつも着ていて、着古したみたいに体に馴染むセーター。
または、(クールな顔して)現場にしょっちゅう着て来て、
キョーコが恥ずかしさで悶え苦しむ。

こないだの「新・次回予告」で、また何か出てきたので貼ります。
ここに貼るの微妙かもしれないけど。


蓮がクーの部屋の前を通り過ぎようとした時…
「ちょ…痛っ」
キョーコの声?
蓮がドア越しに聞き耳を立ててみると。
クー「んな力入れんなって…ヤりにくいだろが」
キョーコ「うぅ…気持ちいぃ」
蓮がまさかと思いつつドアに手を掛けた。
次回「マッサージかよ!!ややこしい!!」
蓮おまえは何だと思ったんだ…

670:マロン名無しさん
07/10/15 21:37:21
GJです。
たぶん、蓮と同じこと想像した。

671:マロン名無しさん
07/10/18 14:15:24
難民にバレ来てるよー!

672:マロン名無しさん
07/10/19 18:41:40
コミクスゲト。
ACT97の扉はきっとキョーコに起こされ、ちょっと寝惚け気味な蓮に違いない。

「おはようございます、敦賀さん。朝ですよー」
「・・・・・・・」
「・・・敦賀さん?おーい、起きて―って!っっ抱きつかないで下さいぃぃ~」
(・・・今日も可愛いなぁキョーコ)
みたいなのを妄想。

673:マロン名無しさん
07/10/20 23:56:50
クーとの別れの場面でクーが息子のノリでキョーコにハグや頬にチューをして、
隣で静かに深く怒る蓮が見たいな~
あとその場面をワイドショーか何かでうっかり見ちゃったリーダーも(笑)

674:マロン名無しさん
07/10/21 19:12:42
良スレage

675:マロン名無しさん
07/10/21 22:14:19
>>673
私ならそこで同じ“父さん”を共感しあった者同士、慰めてあげて欲しい(*´Д`)

(レイノ編の時の)ぎゅっ 再びやんないかな…

676:マロン名無しさん
07/10/22 13:27:14
キョーコは蓮と恋人役はしたくないと思っているのけど、恋人役が来そうな気がする。
その時は社さん大喜びしそう。

677:マロン名無しさん
07/10/22 16:20:15
大喜びというよりも社さんと2人で凄くニヤニヤしそうw

678:マロン名無しさん
07/10/22 16:44:23
17巻見て思ったけど、いまだかつてないほど蓮がにやけっぱなしでなんていうか萌え倒した

キョーコの魅力をわかっているのは俺だけでいいとかさ…どんだけキョーコが好きなんだよって。
付き合う前からこの調子じゃあ、なんていうか凄い事になりそうだよね色々。


679:マロン名無しさん
07/10/22 18:33:07
蓮の破顔とキョーコのほんのり色っぺー赤面顔が組み合わさったら・・・と想像して萌えて浮かんだ妄想。
2レスで↓

********

天気のいい公園でのロケ。
長めの撮影準備を待っているあいだ、木陰に入ったところであの子を見つけた。

「最上さん?なにしてるの?」
「あ、敦賀さん。四葉のクローバー、探してるんです」
「四葉の…?」

ああ、見つけたら幸せになれるんだったかな。
彼女らしいな、と思って、つい笑みがこぼれた。

「なかなか見つからなくって……あっ、あったーーっ!!」

見せてもらうと、本当に葉が、4枚。

「本当だね、幸せになれるんだろう?」
「敦賀さんにあげます」
「え…?でも、最上さんが見つけたのに……」
「私にはお守りがあるから、大丈夫です」

そう言って彼女はにっこりと笑って、胸の前で「お守り」を握り締めた。
俺があげた石を、そんな風に今でも大事に持っていてくれる。
そのことが俺をどれだけ嬉しくさせているのか、君はまったく気付いていないんだろうけど。

「…ありがとう」

溢れてくるこの愛おしさを、どう処理したらいいんだろう…?
思わず腕を伸ばしてしまったのと同時に、向こうでスタッフが呼ぶ声がした。

680:>>679続き
07/10/22 18:34:13
「最上さん、急がないと撮影始まる」
「えっ、あっ」
「ほら、行こう」

敦賀さんに手を取られて。
足のコンパスの長さが違うんだもの、早足の敦賀さんに追いつけなくて、ぐいぐい引っ張られて……。

包まれてる手が、熱い。
熱を放っているみたい。
気付かれてしまったらどうしよう…

きゅっと唇を結んで俯いてしまった私に気付いたのか、敦賀さんが足を緩めた。

「最上さん、どうした?」
「い、いいえなんでも!あの…急がないと、ですねっ」

窺うように私の眼を覗き込んで、敦賀さんはふわりと…眩しいくらいに、優しく笑った。

「そうだね、行こう?」
「はい…」

思考が何度も止まりそうになるのをなんとか回転させてる私。

気付かれて…ない、よね?
まだどうか、気付かないでくださいね…だって私自身…この気持ちがなんなのか、知りたくなんて、ないんだもの。

私は反対の手でコーンをぎゅっと握り締めて、繋がれた手の熱が冷めますようにと何度も祈った。


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