09/11/15 00:02:23 Vc9XEOc3O
昨今のデジイチ崇拝について。
マイクロフォーサーズ企画の安価なデジイチの販売が開始し、デジイチは手軽に消費者の手へ届く様になったと感じる。
まぁマイクロフォーサーズ以前でも、6万円を下回るデジイチが存在するなど、意外にデジイチは簡単に買えてしまう。
フルサイズやAPS-Cなど大きな撮影素子を採用したデジイチは、明るく綺麗でボケ味を生かした写真が撮れるから安く買えるのは良い事だ。
消費者として高性能なめのを安価で購入出来るとあれば、とても嬉しい事であり、財布的にも凄く助かる。
そんな背景もあってか、レイヤー自身や中高生くらいの子がデジイチを携えてイベントに参加しているのをたまに見る。
純粋に「お～ここまで普及したか」と関心を覚え、若いうちからカメラへ興味持って貰えるのは、同じくカメラ好きとして嬉しい。
だけど同時に「デジイチって初期投資だけで全ての機能を楽しめるものだったか？」と疑問を感じてしまった。
例えばだ、2ちゃんねるで〝良いカメラ〟の購入相談を見てると殆どの場合、相談者はデジイチを求めるし、回答者もデジイチを奨める。
デジイチのエントリーモデルは8～12万円(レンズキット)くらいだが、後に購入する交換レンズは4～10万円くらい。
何が言いたいのかと応えるのなら、相談者と回答者は後の〝レンズ交換〟を考慮して話し合っているのか？と俺は思ったのだ。
これは推測だけれども、相談者の多くはレンズ交換なんて全く考えていないし、回答者はカメラが好きだからデジイチを奨めてる。
継続して5万円くらいの大金を出し続ける興味と覚悟が、相談者には足りていないと俺は凄く感じているのだ。
その予算なら「デジイチの〇〇コストパフォーマンスが高いよ」と奨めてる回答者は、本当にその回答がコストパフォーマンス高いのか考えて欲しい。
(続く)