08/07/22 12:43:34 vifphpICO
昔、パソコンエロゲの殆どはブランド名でゲームを出していた。
だがそれはブランド名であって制作会社名ではない。
だからいくつものブランドが立ち上がるが実は中の人は殆ど同じ…ってのが
半ば常習化していたがそれが91年に摘発されたあるソフトの事件をきっかけに明るみに出た。
ソフトウェアについての商標法の見直しが指摘され、会社名を出しての販売が
義務付けられたんだ。
当時破竹の勢いだったエロゲメーカー・フェアリーテールのブランドに代表されるアイデスは
摘発事件以降内部分裂し、いくつかに分かれて会社を設立し、
更に二度と同じ過ちをしないよう、作画とCGプログラムは
それぞれ全く違うコネクトの下請け会社に発注するようになった。
あまりにも細かくなりすぎて統一性が保てなくなり、
売れ行きも低迷。当時次席に甘んじていた株式会社エルフについにシェアを抜かれると
いくつかの分社は別事業に手を出したりしてことごとく失敗し
不渡りを次々に出す事となった。
気掛かりなのは当時の名作と言われたソフトウェア群の
著作権がどこにいってしまったのかと言う事。
当時超人気のイラストレーター・しらとり麗子をほぼ専属で起用していた
作品群なだけにマニアには気掛かりなのである。