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★★★「児童ポルノ禁止法」で日本のマンガ・アニメが衰退する★★★
日経BPネット 2009年 7月14日
URLリンク(www.nikkeibp.co.jp)
児童ポルノ禁止を厳密に適用すれば、『ドラえもん』に登場するしずかちゃんの入浴シーンも
ダメになり、『機動戦士ガンダム』『キューティーハニー』手塚治虫の『ふしぎなメルモ』も
子どもの裸のシーンがしばしば登場するのでアウトだ。
法案がまだ審議中の段階であるにもかかわらず、すでにマンガ・アニメ業界では、法改正を先取りして
大幅な自主規制を始めているのだ。具体的にいうと、「18歳未満の子どもの裸を描くな」という
指示が飛んでいるというのである。
韓国、香港、シンガポール、タイなどでは日本からクリエイターをヘッドハンティングして、
新たなマンガ・アニメのビジネス拠点を立ち上げようとしているのだ。そうした状況で出現したのが、
日本の児童ポルノ禁止法改正案であり、それを受けたマンガ・アニメ業界の自主規制である。わたしの
知っている有能なアニメーターにも、海外からの引き抜きの話が来ているという。そんなさなかに、
日本政府はマンガ・アニメの存亡にかかわる規制を断行しようとしているのである。その産業戦略の
なさにはあきれるばかりだ。
麻生内閣はいったい何を考えているのか。117億円もかけてアニメの殿堂を建設するという一方で、
この法案のなかでアニメ保護をきちんと打ち出さないのは政策矛盾である。そもそも、このまま
児童ポルノが拡大解釈されてしまったら、アニメの殿堂に収納するマンガ・アニメがなくなってしまう。