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いわゆるアニメ・ゲーム制作会社に所属しない、アマチュア個人が描いた漫画・ＣＧ等を
インターネットで販売する「同人」が今盛んである。2008年末に東京で開催された同人作品の
出品市「コミックマーケット」には、３日間で５１万人の「同人愛好者」達が集まった。
そうした同人作品は現在ではネット上で購入することもできるが、今、同人作品を販売する
サイトで、一般のアニメメーカーとの対立を招きかねない深刻な事態が進行している。
URLﾘﾝｸ(maniax.dlsite.com)
URLﾘﾝｸ(mkimg.surpara.com)
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画像は、ある同人サークルが作成した「同人ＣＧ集」の紹介画像であるが、テレビで放送された
ままの画像を切り抜き、いくばくかのテキストが付けられ、700円～2400円の間で値を付けられ、
今も販売されている。
同人作品のネット販売最大手「DLsite.com」上のみならず、こうした海賊版行為は、今や
同人界の主流にまでなっている。最近では「テニスの王子様」等の人気漫画作品をそのまま
コピーし、切り貼りによって億単位の収益を上げたサークルまで出現した。そのサークルの
代表は告訴されたが、執行猶予付きの罰金1500万円の判決。ほぼ丸儲けの結果となった。
DLsite.com側としても、これらは元々プロが描いた作品でもあり、ヒット商品となる
確率が高い「金の卵」。社の貴重な収入源となっているため、本人からの辞退届出が
あるまでは規制に積極的ではない。
「そもそも『同人』とは『著作権侵害』と同じ意味の言葉である。」とまで嘯く業界人も
いる中、出版業界、テレビ業界が力を合わせて、同人撤廃運動を起こす日も近い。
（参考）DLsite.com社の掲載基準
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