08/10/01 20:39:31
映像、ウェブ制作のウェッジホールディングス(東京都千代田区、田代宗雄社長)が、子会社が
制作を受注したアニメ「アップルシード ジェネシス」の制作費が支払われてないとして、発注元の
映画配給会社ミコット・エンド・バサラ(東京都渋谷区、三宅澄ニ社長)を東京地裁に提訴したことが
明らかになった。
ウェッジホールディングスによると、08年3月に子会社のラディクスモバニメーションとミコット社の
間で同作の制作受託契約が結ばれたが、7月になってミコット社から一部作業を中断するとの指示が
あり、その後明確な説明がないまま制作費が支払われなくなったという。さらに、ラディクス側はミコット社に
制作継続のための協議を持ちかけたが、積極的に協議に応じなかったということで、ウェッジ
ホールディングスが制作費の支払いを求めて9月26日に提訴した。
一方、ミコット社は9月30日、取材に対し「制作費は適切に支払ってきた。今回のウェッジ側の提訴は
極めて遺憾」と話し、今後は法廷で争う姿勢を示した。また、作品の制作自体は継続するとし、
「ファンの期待に応えるクオリティーでの完成を目指す」としている。
「アップルシード ジェネシス」は士郎正宗さんのSFマンガ「アップルシード」が原作。世界大戦を
経て荒廃した近未来を舞台に特殊部隊の女性戦士デュナンの活躍を描いたSFアクション。
3月30日に「東京国際アニメフェア2008」で制作会見が開かれ、CG作家のロマのフ比嘉さんが監督し、
キャラクターデザインを「超時空要塞マクロス」の美樹本晴彦さんが担当することなどが発表されていた。
情報ソース:URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)