08/09/12 15:02:56
アニメビジネスのGDHは10日、投資ファンド会社「いわかぜキャピタル」からのTOB
(株式公開買い付け)を受け入れると発表した。
「いわかぜ」は10日、GDHに対し9日終値の1株8800円より低額の1株8000円での
買い付けを提案。GDHは取締役会を開き、最近1カ月前後の株価が乱高下している
ことなどから適正な価格と判断し、この提案を受け入れることを決議した。
受け入れの理由についてGDHは、「中長期的な経営改革によって潜在的な成長を着実に
実行し、企業価値の増大に務めることが最善だと判断し、受け入れた」と説明している。
TOBの期間は、11日から10月10日。
GDHはアニメ制作の「ゴンゾ」、オンラインゲームとウェブコンテンツを手がける「ゴンゾロッソ」
などを傘下に持ち、アニメ「ブレイブストーリー」や「ドルアーガの塔」などを製作した。
しかし、08年3月期の決算では、経常損失が34億9200万円と業績不振が続いていた。
10月1日付で新社長を含む役員数人が新たに経営陣に加わり、新体制で立て直しを図る。
GDHの石川社長と内田康史、後藤文明両取締役は引き続き取締役として経営陣に残るという。
ソース:URLリンク(mainichi.jp)