10/03/17 05:55:20 dvgBmI080
和「宮永さん…っ」
咲の様子がおかしいことに、その場にいた全員が気付く。
青ざめて咲を制止しようとする和の言葉も届かない。
咲「もいっこカン！」
和「もうやめて………っ！」
咲「もいっこカン！！！」
咲「…ツ……モ………」
息を荒げながら気を失い、その場に崩れ落ちる咲。
歯をガチガチと震わせるマホ。
―できていた役は四槓子・字一色・大喜和―親のトリプル役満だった―
―布団に寝かせた咲を見守る部長とまこ。
まこ「…これがリミッターの外れた咲の実力、か―
―対局は誰よりも見てるつもりじゃったが…こがあなん見たことないわ…これじゃまるで―」
部長「まこ」
言葉を続けようとするまこを遮る部長。
寝ている咲の頭をそっと撫でる。
部長「……照が麻雀をやらせたがらなかったわけだ……」
まこ「ん？なんか言ったか？」
部長「……この子にはもっと強くなってもらわないと、ね…」
まこ「はぁ？もう十分過ぎるほど強いじゃろ……」
部長「麻雀のことじゃないわよ……知ってる？嶺上開花って山の上に花が咲くって意味なの。
…森林限界を超えた山の上、花が咲くこともある…この子もそんな花のように、強く―」
まこ「……なんじゃそりゃ？またテレビの影響か？」
部長「……ふふ……まあね……」
という展開でお願いします