10/01/31 14:18:03 kMDIwyR1O
>>296 >>297
コックピットに触手が届いた所まではかなり好戦的だったんだよな、あのおじさん。
押しで「勝てるな」と相手を油断させて、その実 きっちりと触手を張り巡らせてて、
あそこまでは戦闘を決断したキリエと同じ覚悟だったんだと思う。
だけどいざコックピット突き破って、パイロット(コモ)を殺す段になったら
娘とダブるような女の子がいたから情が戻ってきちゃったんだろうな。
とどめを差せずに、一気に力無くペタンペタンって落ちた触手が
あの瞬間のおじさんの心情の全てだったと思ってる。
それでも葛藤と時間は残ったから 最後は「ぼくらの地球」に降りて、群衆の中に紛れて自分の地球と大差ない事を知って。
うまい具合にパイロットと接触できる機会(ピアノ発表会)を向けられたから
自分と相手、果たしてどっちが生きようとする・戦い抜こうとする意思があるのか?って知りたくて
発表会に姿見せたんだと思ってる。
最期に「コモ父から」直接手を下される時、やっと心が休まったように微笑んでたよね。