10/02/28 18:27:13 B9UhpNLw0
MHやファテマは副読本のなかで、骨格やエンジンの構造、ファテマの服の理由
まで事細かに設定させていて、唯のカッコ良いロボット物に見飽きていた読者を狂喜
させた、作品の中で恐ろしくも美しい残酷な最強兵器MHは余り超兵器としての描写は
少なく、素晴らしい設定構築とは裏腹に兵器自身は「戦闘を嫌がっている」と言う表現
が多々見られる、最新技術をふんだんに使い残酷かつ美しい戦争を描くと読者は
思っていたが、実はそうでは無く、神の目からみた哀れな人間達の歴史として描かれ
ている事に気が付く、止めに作者は「これは、御伽噺です」と発言している「どんなに
凄い設定でも、全て夢世界の出来事」と言う逃げ道を用意していると受け取られる、
細かい設定や夢科学的な兵器は「御伽噺」と言う言葉で全て色あせてしまう・・・
こう言った、物語の趣旨が不透明だと兵器としての存在理由に疑問を感じてしまう、
GTMのメカも、設定を見ただけで???と感じてしまう所も多く、やはり他人の目や
意見も必要と思います、GTMが「唯のカッコ良いロボット物」では無く、美しい
ストーリーとして出来上がっている事を望みます