10/03/08 16:22:22 uxzyG9G50
戦後の描写において、ただ独り生き残った故の苦悩の描き方がヘタクソなんだよね。
きっと何か頑張ってたのはわかった。いろいろ調べさせてたのもわかった。
みらいが沈んだ日には墓標に献花して冥福を祈ってたのもわかった。
この部分をもっと上手く描いてほしかったな。
まぁ、自衛官が何人死んでも業務上の事故だから、その業務上の事故で
太平洋戦争で死んだはずの民間人が死なずに済んだんだ と思って
やれないこともないけど。
最後に角松以外の皆が再登場してそれをみつめる角松 の構図で終わらせた時に、
死んだ方の彼等の死に至る苦痛や悔しさ諸々の感情が踏みにじられたみたいで
なんとなく不愉快だったな。
自分は戦後の人間だから、自衛官の命だとしても人間の命で、民間人の命と
同じ重さがあるように思っちゃうからかも。