09/09/23 01:16:41 WE0wWx7w0
両親のいないシロクマのクマ二郎はカナダさんちにやってきては悪戯ばかりしてカナダさんを困らせていた。
ある日クマ二郎はカナダさんが急いでるのを見て、1秒間に10回「誰?」発言という悪戯をしてしまう。
それから数時間後、G8集合写真でハブられるカナダさんを見たクマ二郎は、あの時急いでいたのは会議のためだと悟り後悔する。
写真に写りそびれたカナダさんに同情したクマ二郎は、カナダさんと一緒にポスター撮影に協力する。
翌日、亜細亜からしか人が来てくれずエスニックシティが出来たことを知り、クマ二郎はちょっと反省する。
それからクマ二郎は自分の力で償いをはじめる。
カナダさんが誰とわかるように、寝ている隙に額にメイプルを描いたのだ。
しかしカナダさんは毎日額に描かれるメイプルの意味が判らず、アメリカの助言で神様のおかげになってしまう。
それを聞いてクマ二郎は寂しくなる。
その翌日、クマ二郎が「誰?」と言う気配に気づいたカナダさんは、またいたずらだと思い「カナダだよ!」と先に突っ込んでしまう。
クマ二郎の手に赤いマジックがあったのが目に留まり、はじめてメイプルがクマ二郎の侘びだったことに気づく。
「クマ二郎さん、君だったのか。いつも、メイプルを描いてくれたのは。」
と問いかけるカナダさんに、クマ二郎は目を閉じたままうなずく。