09/11/03 11:05:40 59+csZ8o0
水木しげるの書いた貸本漫画時代の話なんか聞くと、
むかし(昭和20-30年代とか)貧乏人は飢えていた、腹を空かせていた。
いま、貧乏人は腹を空かせていない。値段的に最安のジャンクフードが存在するからだ。
雁屋の批判する食の工業製品化は、反面、長期保存、流通の簡素化を可能にし、貧乏人を饑餓から救っている。
本物の味、本物の食品とやらだけが作られていれば、いまでも貧乏人は空腹でいただろう。
本物の味、本物の食品とかこそ、ブルジョアの道楽に過ぎまい。
食品添加物や栄養の偏りなどのマイナスポイントを入れても、
美味しんぼで批判されている食品産業の方が本物がどうこう言っているやつらより社会に貢献している。