09/05/09 22:09:57 VNDeO/1w0
【タイトル】不明
【作者名】不明
【掲載年または読んだ時期】三年前
【掲載誌・単行本またはジャンル】戦争に関する漫画
【絵柄】「はだしのゲン」ほどデフォルトもされず「バカボンド」ほど写実的でもなく、
一般的(と言っていいのかはわかりませんが)な絵柄だったように思います。たぶん・・・
【その他覚えている事】
自分が読んだ時にはハードカバーの厚めの本(複数)でした。
シリーズ物だったと思います。でも作者は違うかもしれません。
①農村で、中学生くらいの男の子と女の子がいて、
女の子が貧乏のために花街に売られそうになって、男の子が女の子を連れて逃げだそうとするのですが、
結局捕まって
村人「大事な娘に何をするんだ!」
男の子「大事ならなんで花街になんて売っちまうんだよ!!」というセリフがありました。
しばらくして女の子が休みをとって(親が赤紙召集されたと嘘をついて)一旦戻ってきていました。
本の表紙は女の子がこちらむかって走っている絵です
②中国(満州?)に青年が行って、そこで開拓をしていて、
そのうち状況が悪くなって撤退する。
撤退先の井戸には死体があったのですが「これを飲まないとお前たちもこんなふうになるぞ!!」
と上官が言っていました。
その水を主人公が持って衰弱していた仲間の元へ向かったのですが、その仲間は死んでしまいました。
結局その主人公は中国人の村が焼き払われる時に、水がめの入った壺に潜って
一命をとりとめた男の子に射殺されました。
本の表紙は黄色(ひまわり?)があって、あと茶色の軍服を着た青年が敬礼をしていました。
強く印象に残っているシーンが、中国人の村を焼き払うシーンで、
母親から奪い取った赤ん坊を日本人の兵隊が油が沸き立つ鍋に放り込むシーンで
あのシーンが頭にこびりついて離れません…