09/03/10 08:01:54 SVmNNnIu0
現代日本人の俺たちが想像する・感じる・考える「使用者」&「使用人」関係、
「貴族」&「ジェントリー」&「労働者階級」関係等々…とはまったく違う感覚・考え方だろうしなあ…
現代ですら英国なんかじゃ、貴族階級と労働者階級の断絶というのは、
俺たち日本人には想像すら難しい話だしなあ…
当時の英国では、洗礼無しの労働者階級の庶子なんてのは、
文字通り本気で「人間扱い」じゃなかったろうし。「道具」? 「人語を解する亜人間」?
ところで、「世界が違うというのはこういうことか」と実感させられた体験があるんだが、
「狼と香辛料」って知ってるかな? あれのスレで「当時の人間が狼の化身なんかに
懸想するなんてのは、まったくあり得ない。いくら美人な化身でも」という話が出てて、
「どれくらいあり得ないの?」と質問したら、「現代の俺たちがゴキブリの化身相手に
懸想できない、というのと同じくらいだ」と答えられた。
すごい納得できたが、言われるまで「当時の人間にとって狼というのは、それくらい
恐ろしいもんだったのか」分からなかったんだよな。
世界が違う(=価値観の違い)というのは、まったく想像すら難しいよ。