サバイバルTRPG:寝台特急からの脱出at CHARANETA2
サバイバルTRPG:寝台特急からの脱出 - 暇つぶし2ch37:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/20 03:03:07 0 BE:910743528-2BP(601)
忌避されていると判断したため、私は別の列車に乗り換えます。
-停車駅に停車した後、私はサザンクロス号から降りて、その駅で、
特急券、寝台券を払い戻して、以後は普通列車へ乗り換える。-

※忌避されているのなら、別の手段という考慮を取るのは当然。
これ以上嫌われたくないし。

38:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/20 04:26:36 0 BE:2789149177-2BP(601)
忌避されていると判断し、変なネタを語った罰として、ゆっくりと立ち上がると、
列車の洗面所に行き、そこで…。♪テレレレ~テ~レレテ~レレテ~レ~♪

-洗面所で、医療用メスを使って自分の手首を切った。-

39:斉藤せいじ ◆eImjSJ1Yo2
10/05/20 15:41:51 0
>31
杉下右京にすべてを言い当てられてしまった斉藤せいじは驚愕して低い声で独りごちる。

「・・・なんやねん、おっさん・・・」
「気持ちわる・・・」と言葉のあとに続けたかったのだが、そこは我慢した。
杉下右京のただならぬ雰囲気が斉藤せいじの気勢を削いでいたのだ。

>「では、チキンのコースを。あと、飲み物は紅茶をお願いします。
ミルクたっぷりのアッサムでね。」
慣れた感じで悠然とウェイトレスに注文を語る杉下。

「お、おう!わしも、わしもじゃ!わしもおなじやつ!」
杉下の注文を受け厨房に向かおうとしていたウェイトレスを強引に引き止め、重ねて注文を頼む斉藤。

>32>33
すると糸井緋芽子が会話に割り込んできた。

>「あらっ!!アンタ見たことあるわね!
>せいじ…だかこうじ…だかそんな名前だったでしょ!
>芸能人といえばアタシよく『渡る世間は人ばかり』の泉○ン子に似てるって言われるのよね!
>最近ワイドショーで見たわよぉ~アンタ離婚したらしいね!
>まー人生いろいろ!頑張んなさいよ!
>ちょっと記念に写メとらせて!アラこれどうやんの?」

糸井緋芽子が慣れない携帯の操作にあたふたしていると斉藤に呼ばれてのこのこと近づいてきた山田奈緒子が、
にへらにへらしながら言葉を返してきた。

>「やだ~、べっぴんさんだなんてー。 あれ、あなたは芸人さんですよね!? 会えて光栄ですー」

「なんや?わしのこと知っとるんか?わしもまだまだ捨てたモンじゃないのう」

>「あらっ?このボタンじゃないの?なんか真っ暗になっちゃったわ!」
依然、糸井緋芽子は携帯の操作に四苦八苦している。

「ん?なんや?おばはん。真っ暗って・・・やめてくれへん?縁起悪いわ~。人生お先真っ暗みたいな・・。
どれ。写メとりたいやろ?わしに借してみ・・・」

>「こうするんですよ、はいチーズ!」
山田がそう言うやいなや緋芽子と斉藤のツーショット写真を撮ってくれた。

「お、ねーちゃん気がきくのう。どや?男前に写っとるやろ?」
携帯の画面にはブスなおっさんとおばはんが満面の笑みで写っていた。ある意味魔除けにでもなりそうだった。

>「チーズ……そうだ、注文注文!
>ビーフ定食大盛りー。何? 大盛りはできない?」
注文する山田

「あ!ウェイトレスのねーちゃん、わしもビーフ定食大盛りや!
は?フランス料理?ほんならフランスのビーフ定食大盛りや!!」
斉藤は山田奈緒子が注文を頼んでいるウェイトレスに再び注文を重ねた。

辺りを見回せば、みななんとなく席についているようだった。
斉藤は料理を待ちながらそわそわと他人の会話に聞き耳をたてる。
話かけられれば話すし何か興味のある話には積極的に首を突っ込むつもりでいた。

【食堂車の中央付近で料理を待つ斉藤】

40:斉藤せいじ ◆eImjSJ1Yo2
10/05/20 16:18:45 0
>34-36
斉藤せいじはブラックジャックに絡んでいる岸谷新羅に注意するべきか迷っていた。
いちおうブラウン管の中では正義感の強い関西のアニキ的なキャラだったので
まわりの客の目が「注意しないのかよ?」と言っているかのようだった。

斉藤も人の子である。離婚してから数日しかたっていない。
嫁はいいとこのお嬢様で子供の親権さえあれば慰謝料もなにもいらないと家具や何やらすべてを置いて
子供と出て行ってしまっていたのだ。

「・・・わしはいったいなんやねん・・・」
斉藤の頭はフワーっとしていた。
空気清浄機のようにスーーっと何かを静かに吸い込んでいくようなたたずまいで斉藤は立ち上がる。
手にガラスの灰皿か何かを持っていれば人の頭にガーン!とやってしまいそうな雰囲気だった。

>「ちょっとアンタ!なーにブツブツ言ってんのよ!
>狭い食堂車の通路でボサッと突っ立ってたらジャマじゃないの!!
>さっさとどっかのテーブル座んなさいよ!
>また何かのガイドやってんのならもうちょっと大きな声でジャマにならないそこら辺の角に立ってやんなさいよ!
>ほらジャマジャマ!!」

糸井緋芽子の声で我に帰る斉藤。ブラックジャックと会話していた男はどうやら立ち去ったようだ。

「わし・・・なにしとったんや?」

すっと席に座る斉藤は別次元から帰ってきたような感覚に襲われていた。

【食堂車の中央付近で放心状態で料理を待つ斉藤】

41:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/20 18:44:28 0 BE:1366114638-2BP(601)
発言の形で、広島弁と読めました。
なるほど、はだしのゲンの政二さんの生まれ変わりと推定。

一応、このスレのウォッチだけは、ウルトラモバイルPCとFOMA端末にて、
Jane Styleを使って、監視だけはしているぞ。

※寝台特急サザンクロス号から降りて、普通列車に乗って、
このスレの様子を見ているからな。変な書き込みがあったら、
レスを返すぞ。

42:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/20 18:52:34 0 BE:4098341298-2BP(601)
ふふふふ、見破られたのなら仕方がありません。

私は北朝鮮からやってきた、TRPGのスパイなのです。
TRPGの事をチェックして、モペキチ(堰澤 映)さんに報告するのが目的ニダ!

43:名無しになりきれ
10/05/20 19:01:24 0
岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA はスルー推奨

44:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/20 19:02:36 0 BE:3642970188-2BP(601)
いい加減にしないと、本当にモペキチに報告しますよ。

45:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/20 19:07:44 0 BE:1821484984-2BP(601)
モペキチの恐ろしさを教えてやる。

★:Samba突破の埋め立てでスレが潰される。
★:そいつを怒らせるとマジで怖い。
★:特殊なプロキシを使い、誰かのトリップを盗んだ経歴あり。
★:外部板にて、不正アクセス禁止法に違反するような方法で荒らした経歴あり。

これらの事から、モペキチはただの荒らしではない事は分かります。

46:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/20 19:12:34 0 BE:1992249375-2BP(601)
モペキチについては、以下のまとめサイトのアドレスから。
URLリンク(www28.atwiki.jp)

47:MOBS ◆wRQwHnp5OOVI
10/05/20 19:20:40 0
「やあ御機嫌よう。突然ですが、貴方は何処のクラスのお部屋ですかな?
 何? S? A? なぁるほど……まあ悪くはないのでしょうが……実は私はSSの部屋が当たりましてね。
 やはり私のような高貴な人間となると、相応の幸運が付いて回るんでしょうなあ」

夕食会に集まった面々を手当たり次第に回ってはそれとなく
―あくまで本人はそのつもりで自慢して回る男がいた。
恰幅のいいと言うよりは、肥満気味の薄毛な中年と表した方が適切だろう。
彼は先程から名も名乗らず、また相手方の名を尋ねる事もなく、ひたすら自慢話を飛ばしていた。

「……んだぁアノ野郎! 畜生、こんな列車の中じゃブン殴ってやるってのによお!
 オイ、酒があるだろ! ドギツイ奴をボトルで寄越しやがれ! あぁ!? 早くしろってんだよ!」

肥満中年の自慢を受けた面々は誰も良い顔はしなかったが、その中でも一等難色を示す人間がいた。
彼は食堂車の隅にある簡易バーで、荒れに荒れている。
俗に言うヤクザの末端であるチンピラである彼は、ガサついた金の長髪を振り、怒気を余さず横溢している。
けれども根の部分ではそれなりの知性を備えているのか、当たるのはバーテンダーのみとしているようだった。
無論、この手の手合いには慣れているとは言え、バーテンダーはそれなりに困った様子ではいたが。



―夕食が終り、乗客同士での歓談が始まる。
先程の肥満中年は旧態依然と自慢話ばかりで疎まれ、
金髪チンピラは群れるのを忌避しているのか、先と変わらず酒に浸っていた。
ともあれ乗客達は、各位各様に夕食後の休憩時間を過ごしているようだった。

しかし突如として、列車が横合いから殴り付けられたように揺れる。
否、揺動しているのは列車だけでは無かった。
周囲の大地も、丁度差し掛かっていたトンネルも、轟き震えている。
暫し轟音が続き―不意に、殊更に大きな激音が響いた。
列車の外から聞こえてきたそれは、何が起きたかは分からないまでも明らかに不吉の音律を含有していた。


【参加します。よろしくお願いします。地震に関してはそれなりに先の出来事として起こしました。
 夕食と歓談時間は好きなように過ごして下さいです】

48:MOBS ◆wRQwHnp5OOVI
10/05/20 19:21:42 0
自己紹介テンプレート
名前: MOBS(モブズ)
職業: 各位各様
見た目: 同上
性格: 同上
好きなもの: 同上
嫌いなもの: 同上
備考: 災害に巻き込まれた大勢の内の誰か、として参加します
   彼らはあくまでもモブ達に過ぎません
   使い捨てで二度と登場しない事も有り得ますが、絡まれたりした場合は継続して動きます

49:名無しになりきれ
10/05/20 19:27:10 0
>岸谷さん
決して忌避してはいませんよ。
ただここはTRPGスレなので参加するのであれば>>3のテンプレに対応したキャラクターの準備をお願いします。
版権OKのスレなので越境もOKかもしれません。
越境OKならば岸谷さんのキャラクターのまま参加可能かもしれません。
そこはスレ主さんに聞いてみないと判りませんが。

それにTRPGの一般的なルールとして他人のキャラクターを勝手に動かすのはNGです。
例えば>>35のようにブラックジャックさんに勝手に台詞を喋らせたりしてはいけないことになっています。

もし続けて参加ご希望の場合こちらのスレを参考にしてみてくださいね。
URLリンク(verger.sakura.ne.jp)

50:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/20 19:34:00 0 BE:1992249375-2BP(601)
ふっ!一度モペキチに報告しておく。

後は好き勝手にしろ。いいな。

51:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/20 21:21:45 0 BE:1423035555-2BP(601)
わいわいKakikoにこの外部板を登録していたのね。スレ主さんは…。

以下のアドレスを載せます。
URLリンク(yy44.kakiko.com)

この掲示板のキャップ持ちは「无花果 ★」。
続きは、最悪板で叩いてきます。ここでの叩きやアンチはアウトなので。

52:御剣怜侍 ◇7h7z5ETgh6
10/05/20 23:57:29 0
御剣はノートパソコンのディスプレイを閉じ、ため息をついた。
結局、碌に仕事をする事が出来なかった。やはり騒がしい中で仕事をするのには無理があった。色々な意味で。
仕方がない、と御剣はノートパソコンを抱え、食堂車に歩き出した。
じき夕食の時間だ。どうせ食堂も騒がしいだろうが、仕事をした後そのまま食事が出来る方が効率的だと思ったのだ。

かくして、食堂車にたどり着いた御剣は、まず周りに目を遣った。
今まで色々と“濃い”証人や被告人を相手にしてきたが、今回乗り合わせた面々も、第一印象からしてなかなかに“濃い”人物が多いように思う。
例えば、品のない声で捲くし立てる男性や、よく喋る主婦のような女性……どこかで似たような証人に会った事があったかもしれないが、記憶から抹消した。
あるいは、白黒の髪にコート姿の男性。顔には細かい傷痕があり、彼が生きてきた道筋を感じた。少なくとも、カタギの人間ではないだろう。
一番尋問しやすそうなのは、長い髪の女性だ。素直な性根なのが透けて見える。
反面、遣りにくそうだ、と感じたのは……銀縁メガネの男だった。
どことなく、父親を思い出す男だった。……父よりも、なお理知的な、冷たく鋭い印象を受けたが。

ひとまず御剣は、空いている席に座った。

53:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/21 04:32:31 0 BE:1366113964-2BP(601)
>>52
死ね。

54:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/21 04:38:57 0 BE:910742382-2BP(601)
キハ54系気動車でドッガン!と。

55:杉下右京 ◆0NfeAvRda6
10/05/21 07:51:53 0
>>52
せいじとの会話を終え、食事を待つ右京の前方の席に、1人の男性が座る。
見たところ、身長は170代後半か。
精悍な顔つきが相手に若干威圧的な印象を与える。
何かに気付いたような表情で御剣を見つめると、そちらの方へ歩き出した。

「どうも。素敵なスーツですねぇ。黒のウェストコートにワインレッドの
スーツですか。中々、上品な着こなしでつい声を掛けてしまいました。
ご無礼をご了承ください。
貴方の着こなしがある人によく似ていたものですからねぇ。
あぁ、そうです。彼ですよ。」

警察手帳を取り出し人差し指を立ててみせる。

「伝説的な検事、狩魔豪に似ていたものですからねぇ。
貴方も、ついそちらの方面の方かと思いまして。
彼が担当した事件はよく閲覧してたものですから。
かなり強引な方法で捜査をしたと聞いてますしねぇ。
…おや、すいません。私としたと事が。
他人のことになるとついいらない事でも言ってしまいます。」

会話を終えると料理が運ばれ、右京は食事を始める。


56:斉藤せいじ ◆eImjSJ1Yo2
10/05/21 16:29:24 0
食堂車内では色々な人間ドラマが展開しているようだ。
隅にある簡易バーでは荒れに荒れている男もいる。

杉下はなにやら若い男と会話をしていた。男は色白で端整な顔立ちをしている。

「ありゃ二丁目じゃ、もてもてやな」
くくっと顔を隠しながら斉藤は笑った。

「頑固アサリのスパゲティでございます」
ウェイトレスが料理を運んでくる。

「頑固アサリってなんやねん。口、閉じとるんか?」
斉藤はすかさずつっこんだ。

「ウソでございます」
ウェイトレスは微笑む。

「なんやとこら!素人のそういうボケが一番疲れんねん!!」
怒ったあとにニコニコと微笑み返す斉藤。

なにはともあれ「うんまっ!」と連呼しながらフランス料理の
フルコースを堪能している斉藤せいじだった。

57:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/21 19:42:51 0 BE:2049170494-2BP(601)
TC2/DF115
3段6要素型。ストールトルク比は大きい。変速使用域は狭い。シフトアップ目安は50km/h。

DW9/DW10
1段3要素型。ストールトルク比は小さい。変速使用域は広い。シフトアップ目安は60km/h。

混在連結時
混在。混在。狭いほうに合わせる。シフトアップ目安は50km/h。

キハ40系の1段型トルクコンバータは高回転型で、ストールトルク比は小さいが、変速運転で
高速域まで引っ張れる性格を持つことと、キハ20系の3段型トルクコンバータは低速トルクが
大きいものの速度と伴に急激にトルクが低下する特性があり、頭打ちが速いことによるものですね。

58:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/21 19:49:17 0 BE:853821735-2BP(601)
運転士はサザンクロス号の機関車を運転している時…。

「あっ!停止合図だ!!」

あわてた運転士は非常停止手配をとるも…。

「ああーっ!!ぶつかる!!」
ドガシャーン!!!!←サザンクロスとキハ52系が側面衝突する時の衝撃音。

59:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/21 19:56:23 0 BE:1195349573-2BP(601)
岸谷 新羅
「あれ?また非常ブレーキが動作したぞ。何だろう?今の音は?」

運転士は機関車の床下から聞こえたあの異音のことが気になる。
まさかそこが分岐点の割り出しであることに気づくまで時間がかかる。

岸谷 新羅
「まさか、冒進したのではないかな?まずい!とりあえず、後退しよう。」

この場合、何とかしたいと、誤った方向に意識が傾き、誤った運転操作を行った結果…。

2両目の客車が分岐点で、異線進入し、泣き別れとなって脱線。不通となった。

60:ブラック・ジャック ◆30x1FnLhYA
10/05/21 22:29:40 0
>>29
>>31

「……」

話しかけてきた三人の男性に対し、ブラックジャックは一瞥しただけで
何も答える事は無かった。他人と関わる事にそれほど積極的で無いのだろう。
ただし、コーヒーを飲みながら三人に対し思考はしていた。

(声のでかい男はともかく、年齢に対する筋肉の付き方から見て壮年の男は一般人じゃあないね。
 最後の一人は……わたしァ精神科は専門じゃあ無いが、恐らくは本物の精神病患者じゃあない。
 単に精神病患者の真似をしているって所だろうな)

そうして食事の時間となり、食堂車が歓談の雰囲気となっても、
ブラックジャックはだれかと歓談に耽るという様な事は無く、ただ一人黙々と食事を採った。
そうして、乗客達が食事を終えるのよりも早く席を立ち、歩き出す。
向かう先は、最後尾にある展望車。

(……さて、私の患者を名乗る奴ァはどう動くかね。
 私が一人になったら出てくる単純な相手なら、やりやすいんだが)

ブラックジャックはマントの下のメスに手を触れた状態で、列車の通路を進む。

61:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/21 22:34:50 0 BE:1366114346-2BP(601)
今、ウォッカを飲んで、酔いが回ってきており、見境がつきにくくなりました…。
線路の継ぎ目を通過するときの音がエコーがかかったように聞こえるのも、
酒に酔っ払ったせいだ。

62:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/21 22:37:52 0 BE:1423035555-2BP(601)
あ、言い忘れました。Microsoft Windows 7 Home Premiumのパソコンへ代替完了。
専ブラはJane Styleです。

63:御剣怜侍 ◆7h7z5ETgh6
10/05/21 23:45:07 0
どのみちこの騒がしい中で仕事をするのは、やはり難しいだろう。御剣はそう結論付けた。
時計を見ればもうすぐ7時、パンフレットに記されていた夕食の時間だった。
そのパンフレットいわく、フランス料理の好きなコースを選んで注文出来るらしい。
御剣はパソコンを座席に置くと、代わりにメニューを手に取った。
ワーカーホリックではあるが、かといって食事や休息の時間を疎かにするほど、御剣は娯楽を遠ざけているわけではなかった。

さて、何を注文しようか、と思った、その時。

>「どうも。素敵なスーツですねぇ。」

そう、声をかけてきた人間がいた。
御剣は思わず頭を上げ、声の主を見た。―あの、銀縁メガネの紳士だ。

>「黒のウェストコートにワインレッドの
スーツですか。中々、上品な着こなしでつい声を掛けてしまいました。
ご無礼をご了承ください。 」

「ム。いえ……ありがとう、ございます」
いきなり話しかけられたせいで、思わず小学生のような返答をしてしまった。
二十歳の時、あの女性に服装や口調を爆笑されたのを思い出し、御剣は内心唇を噛んだ。
しかし、今目の前にいるのは、父親に……否、他の誰かにも似た、鋭い目線を湛えた男だった。
この目線には、覚えがあった。まるで人の奥底を覗き込むような、その中の真実を暴くような―

>「貴方の着こなしがある人によく似ていたものですからねぇ。
あぁ、そうです。彼ですよ。」

彼がそう言いながら証を取り出した瞬間、御剣は納得した。
やはり、刑事。―警部。それも、只者ではない。キャリアなのは当然だ。
だがそれ以上に、もっと、こう―
そして、そんな人間が、自分の着こなしを見て思い出す《彼》といえば、もう答えは決まっている。

>「伝説的な検事、狩魔豪に似ていたものですからねぇ。
貴方も、ついそちらの方面の方かと思いまして。
彼が担当した事件はよく閲覧してたものですから。
かなり強引な方法で捜査をしたと聞いてますしねぇ。
…おや、すいません。私としたと事が。
他人のことになるとついいらない事でも言ってしまいます。」

―ああ、やはり、か。
ここで《彼》の……自分の師匠の名を聞くことになるとは、思わなかった。
恐らく、目の前の刑事は、自分の事も知っているのだろう。だからこそ、こんな会話を持ちかけたのだ。

会話を終え、男は一人食事を始め、御剣は再びメニューに目を落とした。
しかし、内容は頭に入ってこなかった。代わりに、ある人物の名を、思い出していた。
以前、話に聞いた事がある。若い頃、初めて大きな事件を担当した際に担当した捜査官が話していたのだ。

「すっごいアタマがキレるヒトがいるんだけどねー。キレすぎちゃって、ネジも一緒にトンじゃってるカンジなんだよね」

アタマがキレてネジもトンでいるその捜査官がそう表現した男こそ、杉下右京という銀縁メガネの男だったのだ。

64:名無しになりきれ
10/05/22 02:09:24 0
URLリンク(twitter.com)

65:名無しになりきれ
10/05/22 02:14:36 0
URLリンク(yy72.60.kg)

66:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/22 04:34:12 0 BE:2049170494-2BP(601)
勝手に私の外部板を紹介するなよ。
あ、TwitterのIDはこのトリップなので、目立つ存在ですし、
都道府県が栃木県なので、栃木県民なのは確かです。

67:名無しになりきれ
10/05/22 06:23:14 0
相手にされるまで荒らし続けます

68:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/22 06:41:28 0 BE:2732227586-2BP(601)
以前の蟲師スレの二の舞か?
このままでは、スレッドとして機能を失ってしまいます。

なので、私は様子見とします。
変なレスがあったら何かレスを返します。

69:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/22 13:59:24 0 BE:341528832-2BP(601)
私って、酒に酔っ払うと、つい我を忘れて、リミッターが外れてしまい、
スレッドの趣旨など関係なく変な書き込みをしてしまう…。
後に読むと、後悔するような反論レスを書いてしまうとは…。絶望した…。

自分で絶望するような事を書いて、落ち込むとはやはり私は馬鹿だ。

※私が来るスレは、やはり、スレッドとして機能していないようなスレになる事が多い。
キャラサロン板のめだかボックススレだってそうだろ。私が電波を発信したせいで、
あっという間にスレッドとして機能しなくなってしまいました。

私はどこでもかまわず、電波を飛ばすので、電波系スレが許されている雑談板以外は不向き。

70:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/22 14:27:20 0 BE:1024586036-2BP(601)
さてと、次は何の話をして、どんな電波を飛ばそうかな。

実は、キハ40でさえも、出だし時の曲線は一時的にサザンクロス号を上回っていると言えます。
それは何故なら、高回転で回るディーゼル機関のトルクが液体変速機を通じてかかるためです。
しかし、動き始めると、急激にトルクが下がり、曲線はサザンクロス号と比較して下回る事になります。
※3段6要素型トルクコンバータを備えているキハ35系なら、それよりももっと上の方に曲線があります。
しかし、少し動き出したときの落ちではキハ40より激しく、急激に加速力が落ちる事になります。
キハ40は、最初の起動時にはトルクコンバータの滑り損失と重すぎる車体と相まって、
起動直後の特性では非常に不利ですが、少し動き出したときの特性では、
私の経験では急激に加速が良くなる感じと、中高速域での効率を重視した特性です。

よく言われている「気動車の起動加速度は電車を上回る」は、まさにそれです。
高回転で回るエンジンのトルクが一気に伝わるために起きた現象です。
だが、回転数が乗ると、トルクコンバータのトルクの効率は急激に下がる。
このため、今の気動車では、別途に歯車式変速機を設けて、直結多段化で、
より大きな減速比を取るように工夫されている。

昔の気動車では、変速1段、直結1段と、1対1のギア運転しかありませんでしたので、
直結段用の減速歯車は備えられていませんでした。※キハ40系では、逆転機を
変速機に内蔵しているため、逆転機用の歯車と湿式多板クラッチ機構があります。

71:名無しになりきれ
10/05/22 14:30:55 0
>>70
Yo 基地外 NO1

ここはテメェの居場所じゃねぇんだぜ 肥溜めクソダメてめぇーは超ダメ

社会で居場所のねぇ基地外 いや 耳も聞こえねー 声も聞こえねー 単なる聾唖

てめぇのろうそく もう消息不明 つんぼもここまでくりゃ どつんぼだ HA

ようはてめぇーがしねばいい 肥溜めに顔うずめてしにゃーいい てめぇの存在なんて肥以下 

72:糸井緋芽子 ◆0mZJc5qfZk
10/05/22 14:51:35 0
>>33 >>60

糸井緋芽子は急ピッチで食事を済ませた。
本来ならば食べたことも無いフランス料理のフルコースにいちいち感嘆の声を上げながら
じっくりたっぷりゆっくり食べるところだが車両から出て行く黒服の男が気になって仕方なかったからだ。
もちろん食べ残しは持参のタッパーに入れて持ち帰る。

通路沿いの席に写メを撮ってくれた逆メリハリ女子を見かけた。
追加注文をとりながら食事にガッついている。

「さっきはありがとね!それにしてもアンタよく食べるわねぇ~!彼氏いないでしょ?」
彼氏持ちがいくら懸賞に当たったとはいえこんな退屈な一人旅に来るわけが無い。
すれ違いぎわに女子にお礼(のつもり)を述べるとそのまま食堂車を出た。


探している黒服の男は最後尾の展望車にいた。緋芽子は黒服の男に話しかけた。

「さっきは災難だったわね!食事中変なのに絡まれて。
列車の旅なんて食事くらいしか楽しみないのにね!
あれが最近増えてるっていう困った若者なのかねえ?
彼は悪気は無いんでしょうよ。
自己顕示欲だけ一丁前で人との話し方がわかんないのよね、きっと。
ああいうのの話に付き合うのもアタシたち大人の仕事かもしれないね。

ところでアンタひょっとしてお医者さんかなんか?
いや、薬の匂いがしたからね。医者だとしたら開業医でしょ?
その格好…!開業医っていわば自由業だから変わった人が多いからね…アラ変なこと言って悪いわね
アタシも悪気はないのよ!」

独り言の多い若者のことをとやかく言いながら自分自身も暴言を吐いている糸井緋芽子なのであった。

73:名無しになりきれ
10/05/22 17:05:42 0
>>70
此処を荒らす理由を3行でまとめろ

74:名無しになりきれ
10/05/22 17:07:38 0
URLリンク(twitter.com)
URLリンク(yy72.60.kg)

75:名無しになりきれ
10/05/22 17:09:43 0
スレリンク(charaneta2板:68番)
>68 :岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA :2010/05/22(土) 06:41:28 0 BE:2732227586-2BP(601)
>以前の蟲師スレの二の舞か?
>このままでは、スレッドとして機能を失ってしまいます。
>
>なので、私は様子見とします。
>変なレスがあったら何かレスを返します。

訳:相手にされるまで私は荒らし続けます

76:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/22 19:22:18 0 BE:455371542-2BP(601)
批判厨房のやつ!私の事をチョン扱いにしやがって!頭に来た!
苦労して立ち直らせるのももう無理だ!もうおしまいだ!私はTRPG系から退散する!

77:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/22 19:25:03 0 BE:1992249375-2BP(601)
NECのパソコンのリコールの事で緻密な計算をして、非常に
頭に来ているときに、がたがた抜かすと、私は本当に怒るぞ!!

78:名無しになりきれ
10/05/22 19:41:14 0
ブログでやれ

79:名無しになりきれ
10/05/22 19:42:29 0
何ここ怖い

80:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/22 19:45:45 0 BE:1195349573-2BP(601)
80キロほどの速度で走るキハ40系はまさに爆走気動車。
※キハ40で80キロは平坦な路線で、高速区間ならがんばって出し切っている件。
とはいっても、加速が鈍重なので、そこまで出し切るのは時間がかかるけれど…。

81:名無しになりきれ
10/05/22 19:48:19 0
このスレは岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRAの日記帳になりました
削除依頼はこちらへどうぞ
URLリンク(qb5.2ch.net)

82:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/22 19:51:55 0 BE:1821485748-2BP(601)
あ、う、え、お…。

絶望した!このスレは私の固定ハンドルの専用スレと化してしまい、
もはや、本当の意味でスレッドとして機能しなくなった事に絶望した!

向こうの批判が止まない限り、遠慮無くレスをし続けます。

83:ブラック・ジャック ◆30x1FnLhYA
10/05/22 22:05:09 0
>>72
ブラックジャックが振り返ると、そこには中年の女性がいた。
女の手には料理の入ったタッパー。いかにもなオバサンといった様子である
どう見ても手紙の出し主ではなさそうなその風貌を見て、
ブラックジャックはマントの下のメスから手を離すと、女の方を鬱陶しそうな視線を向ける

「大人の仕事、ね。生憎、私ァ金にもならないのにキチガイの狂言に付き合う暇はないね。
 それに、私からすりゃあ私の見た目に引っ張られてわざわざここまで付けて来る
 おまえさんも、さっきの男と似たようなもんだと思うがね」

辛辣な言葉を吐くと、ブラックジャックは自販機でお茶を買い、
展望車の座席に腰掛け女に背を向ける。

「興味本位で後を付け回されるのも迷惑だから答えてやるが、おまえさんの思った通り、
 私は医者だ――無免許のモグリだがね。」

右手で茶を運ぶ口元に浮かぶのは皮肉げな笑み。
勘の良い人間なら、少なくともその言葉が嘘ではないと理解できるだろう。
そして、もし女がゴシップ誌のような物を定期的に読んでいるのなら、気付けるかもしれない。
目の前の男が、無免許医ブラックジャックであるという事に。


84:斉藤せいじ ◆eImjSJ1Yo2
10/05/22 23:06:46 0
>>33
みなそれぞれ談笑を始めていたようなので斉藤せいじは山田奈緒子のいるテーブルに移動して話しかけてみた。

「ねーちゃん、あれやろ?芸能関係者ちゃうんか?声優さんか、舞台女優さんか…Aぶぃ…まさかそれはないな…。
勘やけど芸事やってそうな気がするわ。普通のOLさんには見えへんのう。どや?まるっとお見通しやろ?」

山田に指をさしニヤリと笑うと斉藤は食事をすませて自室に戻った。

「よっしゃ!シャワーでもあびよか!」

ロビーでカードをもらいシャワー車でシャワーを浴びる斉藤せいじ。

「さみしいのう…しょせんはみんな他人なんやな…」

温水と涙が一緒に排水口に流れていく。
妻子のことを思い出しながら号泣する斉藤だった。

85:名無しになりきれ
10/05/23 02:04:59 0
>>82
向こうってどこだ?
こっちで批判されたらどこに行くんだ?

86:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/23 03:14:55 0 BE:4610633999-2BP(601)
ううう、さっ!

折原!戻ってくるんじゃないぞ!
葛飾に戻ってくると、サザンクロス号は爆破されるぞ!!

87:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/23 03:21:08 0 BE:683057434-2BP(601)
爆弾を搭載したサザンクロス号は晴海通りを南下中!

岸谷 新羅
「火花が…。いかん、摩擦熱で爆発するぞ!!
折原さん!このままでは本当に爆発するぞ!いったいどうするつもりだ?
ばかもの、「何とかする」と言ったのはお前じゃないか?

勝鬨橋を開けろ?いったい何のつもりだ?
よし!分かったぞ!折原さんの言うとおりにするぞ!」

88:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/23 03:26:20 0 BE:3073755896-2BP(601)
サザンクロス号には、重さが約40トンの高性能爆弾が搭載されています。
拠って、決して近づかないようにお願いいたします。

爆弾を仕掛けたのは、私のギアス能力での推測によると、やはり
シナトラ商会の弁天小僧の仕業です。

89:名無しになりきれ
10/05/23 06:07:53 0
このスレ便所の落書きか?

90:名無しになりきれ
10/05/23 16:48:45 0
>>82
>向こうの批判が止まない限り、遠慮無くレスをし続けます。
向こうってどこよ?
お前の脳内だろ?
気持ち悪いぞ

91:山田奈緒子 ◇oOWEk44fpA の代理
10/05/23 22:23:46 0
>72
>「さっきはありがとね!それにしてもアンタよく食べるわねぇ~!彼氏いないでしょ?」
「う、ううううるさい! つきまとってくる変な男ならいるぞ!」
もちろん苦し紛れの言い訳を聞くはずもなくさっさと出て行く緋芽子。

>84
>「ねーちゃん、あれやろ?芸能関係者ちゃうんか?声優さんか、舞台女優さんか…Aぶぃ…まさかそれはないな…。
勘やけど芸事やってそうな気がするわ。普通のOLさんには見えへんのう。どや?まるっとお見通しやろ?」
「分かります? 売れっ子マジシャンなんですよー!
良ければ後でお見せしましょうか。そうですねー、展望車あたりで」

自室に戻りマジック道具一式を引いて展望車へ向かう。

>72-83
展望車にはブラックジャックと緋芽子がすでに来ていた。
「どうも、私のマジックショー見に来てくださるなんて光栄……うわ!」
言葉を言い終わらないうちに突如として大きな横揺れが来て弾き飛ばされるように転んだ。

【間延びしてもいけないので山田さんの時間軸は地震まで進めときました】

92:名無しになりきれ
10/05/23 23:25:19 0
>>47
皆が食事やその後の歓談を楽しむ中―突然、それは起こった。

不意に乗客たちは、小刻みな振動を感じた。
初めは走行時のブレかと思われたそれは、一瞬にして、まるで弾け飛ぶような衝撃へと変わった。
鼓膜を押し割るような轟音が車体ごと全身を貫き、視界が揺れる。
まるで巨大な何かで突然車体全部をぶち抜かれたような衝撃が、乗客全員を襲った。

どうやら揺れは外から襲ってきたものである、と、殊更冷静な乗客なら気づく事が出来たかもしれない。
トンネルに入った直後、地震に襲われたのだ、と。

地震そのものの揺れと、緊急停止装置のブレーキの揺れが重なる。
まるでミキサーでシェイクされるような車内。歪む枠に割れるガラス、いくつかの家具は軋みながら転倒し、元の場所から遠くへと放り出された。


―やがて、揺れは収まった。

観察眼のある乗客なら、気づいたかもしれない。
巨大な瓦礫が、運転室を綺麗に押しつぶしてしまっている事に。

頭を失った列車は、崩れたトンネル内に、閉じ込められてしまっていた。


【急で申し訳ありませんが、>>91の意見もありますし、地震を起こすことにしました】

93:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/24 03:16:53 0 BE:341529023-2BP(601)
>>92
新潟中越地震を思い出すからやめてくださいよ。
あのときの光景を鮮明に思い出します。

94:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/24 03:18:37 0 BE:341529023-2BP(601)
これは不味い!列車防護無線を!

※私は鉄道の設備の事を十分に理解しています。
新羅は防護無線のボタンを押し、ブザー音の最中、助けを待つ事に。

95:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/24 03:22:44 0 BE:2561463959-2BP(601)
救援列車となる列車は、このキハ95系気動車でしかありませんが…。
重さが64トンの割には360馬力のSulzer社製の非力なエンジンを積んだ
標準軌用のディーゼルカーです。

96:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/24 03:29:56 0 BE:2561463959-2BP(601)
それともう一つ。
DMH17Hを積んだキハ58系のジョイフルトレインのアルカディア号の
トンネル内での火災とか、極端な話なら、昔のキハ08系の
ガソリンカーの脱線事故の火災も鮮明に思い出します。

97:斉藤せいじ ◆eImjSJ1Yo2
10/05/24 15:43:47 0
>91>92
トンネル内を走行する新型寝台特急「サザンクロス」に巨大な衝撃が襲いかかる。

「なんやねーーーーーーんっ!!!!!!」

シャワールームのせいじは悲鳴をあげた。
急ブレーキがかかったために斉藤は全裸で壁に押し付けられると急停止した瞬間反対側の壁に吹っ飛ぶ。

ゴツン!と頭を壁に強打する斉藤。

「うがああああ!!!」

斉藤が痛みで蹲るとシャワールームの電源が落ち室内は真っ暗になった。
他の車両はどうなっているのかわからないが予備電源も作動する様子もない。
痛む頭に手をやるとぬるりとした感触があった。

「頭・・・割れとるんか?いったいなんやねん?今年は大殺界なんか・・・?」

手探りで上着を探すとライターを取り出して火をつける斉藤。
服を着ると頭にタオルを巻き、タバコに火をつけ一服する。

「事故か?窓から星も見えへんし。ここはトンネルの中か?ほんま最低やな」

斉藤はふと他の乗客のことを思い出した。

>「分かります? 売れっ子マジシャンなんですよー!
良ければ後でお見せしましょうか。そうですねー、展望車あたりで」

「生きとるかのう・・・ねーちゃん・・・展望車やったら落石でもくろたらもろペッシャンコやろな」

勝手な想像をして人の命の儚さに涙する斉藤だった。

「もしも普通のトンネル事故やったらしばらくしたら自衛隊が救出しにくるやろ。
日本列島が沈没するような規模の地震でもないかぎりのう。
それかトンネルやったら何個か緊急避難用の階段とか設置されとるはずや。昔、番組で昇ったことあるわ」

斉藤はそう楽観的に考えていたのだが、ふと違う考えも頭をよぎった。

「・・・この地震。まさか人口的に起こされたとかいうことはないやろな?
誰かわしをドッキリに陥れとるんちゃうんか?最近のドッキリは手がこんどるからのう。
いっそのこと離婚もどっきりやったらええんやけど」

斉藤せいじは現状を確認するためにロビーに向かった。

【ちなみに他の車両はどうなっているかわかりません。シャワールームの電気ケーブルだけ切れているのかも知れません】

98:杉下右京 ◆0NfeAvRda6
10/05/24 17:05:21 0
>>63
「やはり、そうでしたか。」

笑みを浮かべ、御剣の所作を見つめ席へ戻る。
右京も気付いていた。彼が検察局始まって以来の天才検事、御剣怜侍である事を。
1時間ほど食事を愉しんだ右京は、客人たちに会釈をしながらその場を去っていく。
「嫌に、赤い月ですねぇ……」

車窓から眺める月は、血のように赤かった。
右京は怪訝な表情を見せながらも足元に落ちていた書類を見つける。
「……これは。」

―人工地震による被害と実存について

―SL 9号事件について

「おや……誰かが落としたのでしょうかねぇ。2つともまったく
違う内容のものですが……」

書類を拾い上げ、そのまま自室へと戻ろうとした右京を突然の揺れが襲う。
地鳴りのような音と共に、右京は通路の反対側へ吹き飛ばされた。
何とか客室のドアを掴み、体勢を保とうとするが揺れがそれを許さない。

―やがて揺れは収まり、右京はしばらく呆然としながらも立ち上がった。

「……まったく、僕もついてませんねぇ。小野田さんの時もそうでしたが、
僕はどうやら誰かの代わりに嫌な目に会う運命のようです。」

今頃、特命の部屋で呑気に水でも飲んでいるであろう神戸の事を思い浮かべ
右京は苦笑した。
幸い、擦り傷程度で済んでいるようだ。
骨が折れていないかどうか、頭に外傷や気分が優れない点があるかどうかも
確認する。
周囲の散乱した様子を見るに、かなりの震度の地震だろう。
右京は生存者、そして怪我人を助ける為に歩き出した。

「誰か、いませんか!?いたら返事をしてください!」

【救助をする為に行動開始

現在の持ち物:警察手帳、携帯電話、何かの論文(地震、SL9号事件)】

99:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/24 17:39:08 0 BE:683057243-2BP(601)
こりゃ、どう見ても不謹慎なネタですぜ。一応批判のコメントを入れておきます。
阪神淡路大震災、新潟中越地震を経験した人の事を考えた事がありますか?

その地震を経験した人が読んだらどう思いますか?
あのときのトラウマを思い出してしまい、嫌な気持ちになります。

100:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/24 17:43:25 0 BE:1707642656-2BP(601)
スレ主さん、戦争を賛美するような事はやめてください。
太平洋戦争のあの痛ましさは耐えられません。

戦争のばかたれ!!原爆のばかたれ!!
そろそろ、戦争に関する話題も増えます。
毎年の夏は戦争に関する話題をしますからね。

それと同じで、災害をおもしろがるのはどう考えたって不謹慎だと思います。

101:MOBS ◆wRQwHnp5OOVI
10/05/24 17:51:37 0
>>98

運転室から上半身だけを覗かせて、一人の男が倒れていた。
彼はこの列車の車掌であり、彼の下半身は落石によって見るも無惨に
―いや、形を認める事すら出来ない程に潰され、完全に瓦礫に埋れていた。

>「誰か、いませんか!?いたら返事をしてください!」

失血によって意識は朦朧とし、視界も暗んでいた彼は、
しかし誰かの声に反応して辛うじて手を震わせる。
そうして片手は床に付き、満身の力を振り絞ってもう片腕を上げ、そのまま重力の力を借りて床を叩き大きな音を立てた。
同じ行動を、出来るだけ等間隔に彼は何度も繰り返す。
最早声を振り絞る力は残されていない―否、あと一度しか振り絞れないと、彼は本能で自覚していたのだ。
誰かが自分の傍へと駆け寄ったのを感じ取ると、彼は最早光を認める事は能わない目を、それでも誰かの元へと向ける。
力強く、意識を、命を手放すまいとするように誰かのズボンの裾、
或いは袖―最早彼にはそれすら分からない―を掴むと、彼はたった一度だけ許された声を振り絞る。

「……無線機と、非常用のマスターキーを探せ……運転席にあったものは……無線も鍵も……両方潰れてしまっているだろう……。
 どちらも……期限に間に合わせる為煩雑な積載作業だったが……それでも何処かにある……筈だ……。
 無線は救助要請に……マスターキーは……反対側の運転席が無事なら……それで電車を動かせる……。
 トンネルが塞がっていても……上手くやれば……瓦礫をどかす位は……出来るだろう……。
 ここはもう……駅に近い筈だ……。救助を呼ぶか瓦礫を何とかすれば……君達は助かるぞ……!」

全てを言い終えると彼は掴んでいた物を離し、息絶えた。





102:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/24 18:15:04 0 BE:4610633999-2BP(601)
>>101
現実的に考えると、脱線などをしていたら、列車を動かせませんよ。
ここは電化区間であれば、あの地震で停電しているため、仮に
脱線していなくても、電気機関車は動かせません。

仮定で考えてみましょう。
ディーゼル機関車でさえも、がれきをどかすなんて、現実的に考えてみますと、
もっとも危険な運転方法ですよ。下手をすれば、ディーゼル機関車が脱線します。
ラッセル車ならがれきをぶっ飛ばせるかもしれませんが…。

マスターキーか。
あれは運転席という事から、正確にはマスコンキーと呼ばれます。とマジレス。
キハ40系のエンジンの始動方法は変直切替レバーを使って行います。

103:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/24 18:27:22 0 BE:2732227586-2BP(601)
大糸線にて、キハ52系が最近まで活躍していた理由を述べます。
今は試行錯誤を重ねつつ、キハ120系に置き換えられましたが…。

急勾配のアップダウンを繰り返すような山岳路線。
おまけに、豪雪地帯。
さらに、利用客が少ない。

実は、JR西日本は大糸線のキハ52系をキハ40系に置き換える計画を立て、
本選で走行試験を行いましたが、出力不足なのと、空転多発でダイヤ通りの
運転には耐えられず、結局計画が白紙となった事例があります。

キハ52系はDMH17Hが2台付いている気動車ですよね。
1台のエンジンが壊れたとしても、もう1台のエンジンで暖房の確保が出来ます。
雪崩に遭難して立ち往生した場合を想定して長く2エンジン車で活躍していたのですね。

キハ40系はDMF15HSAが1台の気動車です。それに、40トン近くの重量に、
220馬力という非力なエンジンなのと、特急用の変速機を踏襲した変速機特性のため、
加減速の多い仕業や勾配線区での運転には明らかに不向きです。

104:MOBS ◆wRQwHnp5OOVI
10/05/24 20:01:49 0
あぁ、そう言えば電気機関車とは何処にも書いてませんでしたね
あくまでこれは寝台特急でした。電車→列車に訂正しておきます
ついでに、瓦礫がどかせれば歩いて駅まで行けますよってこってす

105:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/25 02:30:20 0 BE:1024585092-2BP(601)
>>104
寝台特急はくつる号では交直流電車列車の車両もありますよね。
あの列車の寝台はシンプルで、設備も何もありません。その分、
寝台券は安く済みます。

中でもゴロンとシートは格安で済みますが、長時間の乗車は苦痛となります。

106:御剣怜侍 ◆7h7z5ETgh6
10/05/25 06:34:08 0
地震直後。崩れた壁の埃が舞う食堂車。
御剣怜侍は、その隅、机の下で、うずくまって震えていた。
身体を丸め、頭を抱え。目の焦点は合わず、ともすれば過呼吸を引き起こしそうな程に荒い息を吐いていた。

そこには、検事局始まって以来の天才、などと呼ばれた面影は、全くなかった。
ただ子供のように、内に秘めたトラウマに怯える事しか出来ない男が、いるだけだった。

―地震と、エレベータ。
御剣はその二つを、大の苦手としていた。
幼い頃に巻き込まれた事件の傷痕が、今も心に根深く残っている。
かつては毎晩、その事件の悪夢に苦しんだ事もあったが、今は悪夢の方は落ち着いていた。
しかし。こうして突発的な強い揺れに襲われると、その悪夢が再び蘇ってしまう。
時にはそのまま気を失ってしまう事もあるが、今回は意識を断つ事はなかった。

意識を断つ事なく、悪夢の残滓に震えつづけるしか、なかった。

【食堂車にて、トラウマモード中】

107:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/25 06:56:02 0 BE:910742944-2BP(601)
冷房は効かないし、連結は外れるし、車内は変なにおいがするし、
モーター音はうるさいし、大変だなあ。JR東日本の107系電車。

108:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/25 07:14:34 0 BE:1707642656-2BP(601)
「新羅さん、エレベータに閉じ込められる」の巻。

いつものように宇都宮駅の隣にあるロビンソンのエレベータに乗った新羅さん。
いつものようにヨドバシカメラマルチメディア宇都宮店にて、研究所で使っている
レーザープリンタのトナーカートリッジを買うためと、Windows 7対応の
パーティション拡張ソフトを買うためだ。

円滑にエレベータが動き出したがここでアクシデント。エレベータが止まってしまったのだ。
「ああ、私としていけない事が起きた!実は私は閉所恐怖症なのです。」と、
がくがくしながら閉所恐怖症の怖さを体感する新羅さん。エレベータは故障のため、
30分ほど停止。ようやく動き出したとき、もう少しでちびりそうな状況で、やっと7階に
降り立ち、そのままトイレに駆け込んだ新羅さんは…。♪テレレレ~テ~レレテ~レレテ~レ~♪

109:MOBS ◆wRQwHnp5OOVI
10/05/25 08:43:36 0
>>106

「だぁあ畜生重てえ! オイそこのヒラヒラワインレッド! 手ェ貸せ!」

食堂車の隅に置かれていたタンスの下敷きにされた金髪チンピラは、御剣を怒鳴りつける。
けれども彼は何の反応も示さず、旧態依然とテーブルの下で震えていた。

「クソッタレ、ビビってんじゃねえよ! 誰でもいいから手を貸しやがれ!
 つーか何でこんな所にタンスがあんだよクソが! っざけやがって!」

タンスは異様に重く、また引き出しの面が下になっている為、
持ち上げれば内容物が金髪に降り注ぐ事もあり得るだろう。
そうなれば彼は勿論、彼の激昂を買った君達も危険に違いない。
小さく持ち上げて彼を引きずり出すくらいなら、大丈夫かもしれない。

とは言え先述の通りタンスは重い。
それなりに力のある男性ならともかく、女性や非力な部類に含まれる男性では持ち上げられない事もあり得る。
周りには運良く割れなかったワインボトルが二本と、丈夫そうな椅子が幾つも転がっている。
何とか彼を助けられないものか。

【頭のいい、回転の早い方、どうにか彼を助けてあげてください
 助けて良い事があるかと言うと微妙かもしれませんが、災害と言えばモブお助けイベントかなあと】

110:斉藤せいじ ◆eImjSJ1Yo2
10/05/25 14:20:32 0
ロビー車では室内灯が不気味に点滅を繰り返していた。

「おーい!フロント!誰かおらんか!?どないなっとんねん!」

ロビー車に飛び込んだ斉藤は驚愕する。複数の人間が床に倒れこんでいたのだ。

「だいじょうぶか!?おっさん!!」

斉藤は近くでうつ伏せになっている白髪の老紳士を助け起こすと再び驚愕することになる。

「うわ!」

なんと蒼白の老紳士の顔面は黒い斑点で覆い埋め尽くされていたのだ。

「びょ・・病気か!?おっさん!?」

「けはあっ・・・はあ・・・逃げ・・ろ・・・ウィ・・ルス・・・ぐふ!!」

老紳士は呻き声をあげると痙攣して動かなくなった。

「おっさーーん!!しっかりし~~!」

「がああああああああああ!!!!」

突然叫び声をあげると老紳士は獣のように口を開き斉藤に噛み付こうと襲い掛かってくる。
目は赤く充血して血の涙を流していた。

「なんやねん!!」

斉藤は老紳士を拳骨で殴りつけた。倒れると床で陸に揚げられた魚のように痙攣している老紳士。

ふと周りを見回せば倒れていた人間たちもゆっくり起き上がって斉藤に向かってふらふらと歩いてくる。
うろたえて後ずさりする斉藤。

ガチャン・・・

足で試験管を踏み潰す。それは感染者をつくりあげた物の残骸だった。

地震に感染者。なにかの陰謀に巻き込まれたのか?
斉藤は非常用に入り口などに設置されている懐中電灯を引っ手繰る様に取り外すと
列車の窓ガラスを割り外に逃げ出した。

「悪夢や!こりゃ悪夢や!」

トンネル内を走る斉藤は展望車の辺りまで逃げた。
斉藤は展望車に向かった山田のことを気にかけ窓の外から覗いてみると
糸井、山田、ブラックジャックの三人がいた。

「お!お!ゾンビや!ゾンビがおるぞ!逃げろ!」
叫んだが聞こえていないようだ。斉藤はドアを開けてくれとジェスチャーしてドアをドンドン叩いた。

ロビー車方向のトンネルの暗闇から「うああああ~」と感染者たちの呻き声が近づいてくる。

「おーい!誰か開けてくれ!!手動でなんか開けるやつあるはずや!!」

(どうせあれだからこんな展開にしてみました)

111:名無しになりきれ
10/05/25 14:38:01 0
ゾンビってwwおまっwww
馬鹿が一人いるだけなんだし投げやりになっても仕方なかろう
まあ医者もいるし周りが良ければ良いかもだけどね
不味かったら錯乱状態の幻覚だったとか出来るし

112:名無しになりきれ
10/05/25 14:43:12 0
ゾンビはないだろ…バイオと同じになるぞ

113:MOBS ◆wRQwHnp5OOVI
10/05/25 15:45:15 0
「オイ……オイアンタ、起きろよ。しっかりしろって、人の鼻っ柱ぶん殴った挙句ゾンビ呼ばわりはひどいぜ? こんな良い男捕まえといてよお」

壁にもたれ掛かり気絶している斉藤を軽く小刻みにはたき、男は呼び掛ける。
周りの状況を見るに、斉藤はロビー車のドアを開けた拍子に落ちてきた天井で頭を打ったようだ。
普通の列車ならともかく、ホテル風の趣きを醸す為の天井である為、何かの建材で上塗りされた部分が崩れたのだろう。
見上げてみれば、剥き出しの天井が一部姿を除かせていた。

男は彫りが深く精悍な顔立ちに甘くも苦い笑みを浮かべていた。
ブロンドのオールバックと言う髪型も相まって、彼は欧米人風の印象を思わせる。

「なんか良く知らないが、アンタお笑い芸人なんだって? 知り合いに一人えらいファンがいてね。
 そろそろネタの物真似が鬱陶しいから引っ叩こうと思ってたんだが……
 まさか本物をはたく事になるとは思わなかったよ。まあぶん殴られるとも思っちゃ無かったけどな」

彼はフロントの傍に転がっていたティッシュペーパーを丸めて突っ込んだ鼻を撫でる。
寝ぼけた斉藤がやらかした事に言及しているが、口振りに嫌味の気配はなく、あくまでジョークのようだ。

「しっかりしてくれよ? 芸人のアンタがへこたれてどうすんだ。
 ……まあ、知人を見る限りじゃ、アンタのネタが笑えるかどうかは怪しい所だが……」

何気なく手厳しい言葉を、彼はやはり冗談の音色で吐き出す。
どうやら悪意はないが、皮肉屋の気はあるようだ。
或いは悪気や気遣いと言うものを無視出来るのかもしれない。

「さて……どうする? ここを探してみるか、それとも一旦食堂車まで帰ってみるか。
 勿論野郎と一緒に過ごす趣味はねえって言うなら……そりゃ俺だってないからな。好きにさせてもらうさ」

114:MOBS ◆wRQwHnp5OOVI
10/05/25 15:51:11 0
【一応夢オチって事にしておきました
 何か自分がバイオっぽい事やっちまいましたが、
 自分の中でミステリーな要素はバイオや逆転裁判が限界なのであしからず】

115:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/25 19:02:17 0 BE:2732227586-2BP(601)
気が変わった。このスレ、しばらく様子を見ます。

116:杉下右京 ◆0NfeAvRda6
10/05/25 21:28:06 0
>>101
>失血によって意識は朦朧とし、視界も暗んでいた彼は、
>しかし誰かの声に反応して辛うじて手を震わせる。

「……あれは。大丈夫ですかっ!?」

顔を強張らせ、右京は足元が覚束ない車内を駆ける。

>誰かが自分の傍へと駆け寄ったのを感じ取ると、彼は最早光を認める事は能わない目を、それでも誰かの元へと向ける。
>力強く、意識を、命を手放すまいとするように誰かのズボンの裾、
>或いは袖―最早彼にはそれすら分からない―を掴むと、彼はたった一度だけ許された声を振り絞る。

「しっかりしなさい!」
しかし返事は無い。ただ、男は何かを伝える為だろうか。
消えそうな声で語り始めた。

>「……無線機と、非常用のマスターキーを探せ……運転席にあったものは……無線も鍵も……両方潰れてしまっているだろう……。
>どちらも……期限に間に合わせる為煩雑な積載作業だったが……それでも何処かにある……筈だ……。

「……分かりましたよ。マスターキーですね。携帯が通じない以上、
無線機も必要でしょう……」

> 無線は救助要請に……マスターキーは……反対側の運転席が無事なら……それで電車を動かせる……。
>トンネルが塞がっていても……上手くやれば……瓦礫をどかす位は……出来るだろう……。
>ここはもう……駅に近い筈だ……。救助を呼ぶか瓦礫を何とかすれば……君達は助かるぞ……!」

「……君。しっかりしなさぁい!!……くっ。」
右京は顔を強張らせ、溜息を吐く。目の前に救える筈の人がいながら
何も出来ない自分に苛立ちを覚えながらも、彼はすぐに冷徹な仮面をその顔に戻す。

「……貴方の言葉、無駄にはしませんよ。必ず、売られた喧嘩は勝ちます。
そして、必ず……脱出してみせます。」

右京は静かに、そして力強く言うと男の顔にハンカチをかけ歩き出した。

【マスターキー、無線機を探す為に食堂車方面へ―>】





117:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/26 01:39:25 0 BE:796899672-2BP(601)
> しねよ雪んことアテナww

おっと、聖闘士星矢関連の掲示板へ電波が飛んだか。
※雪んことは、その掲示板の管理人の一人です。きちんとキャップを持っています。

雪んこを叩いて、キャップ剥奪へ追い込みましょう。

118:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/26 01:49:27 0 BE:227686122-2BP(601)
北白河 ちゆり ◆kANAVDTx0cも叩き相手として追加。

ならば、君達、事実を教える!
シンラ・キシタニ・ヴィ・ブリタニアが命じる!
北白河 ちゆり ◆kANAVDTx0cは死ね!!

119:名無しになりきれ
10/05/26 13:46:46 0
>>118
参加したいなら
きちんと自己紹介して参加してください

120:名無しになりきれ
10/05/26 13:56:02 0
>>岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
お前は何と戦ってるんだ?

121:名無しになりきれ
10/05/26 13:59:18 0
>>115
様子見るじゃなく
参加表明して参加すりゃいいじゃん

122:糸井緋芽子 ◆0mZJc5qfZk
10/05/26 15:30:11 0
>83 >91 >92
「あっはっは!そりゃそうね。
アンタも男の次はおばさんに付きまとわれてツイてなかったわね!
だけど医者ならちょうどいいわ。なんかあった時真っ先に診察してもらえるよう予約しとくから!」

男の皮肉も意に介さずに豪快な笑い声を立てる糸井緋芽子。
黒衣の医者はこれ以上会話に付き合う気は無いという風情で緋芽子に背を向け展望車の座席に座りお茶を飲んでいる。

話が続かず手持ち無沙汰になった糸井緋芽子が自室に引き上げようとしていると
突然大荷物のトランクを引いた逆メリハリ女子が明るい声をあげて乱入して来る。

>「どうも、私のマジックショー見に来てくださるなんて光栄……うわ!」

途端轟音が鳴り響き展望車は大きく傾いた。
小太り体型の緋芽子は床をバウンドするように転がり展望車の入り口の扉にぶち当たった。
幸い列車最後尾の展望車の破損具合はそれほど酷くない。


「何?何がおこったのよ?アンタたち無事?
アラ真っ暗じゃないの~?事故?停電?」

糸井緋芽子はぶつけた肩や腰をさすりながら顔だけ上げて声を出した。

123:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/26 18:02:41 0 BE:1536878939-2BP(601)
それなら仕方がない。トーキング・ヘッド ◆JOJO/AxYxIを呼んでくる。

124:名無しになりきれ
10/05/26 18:05:00 0
>>123
参加するなら宣言してください
これ以上荒らすなら通報します

125:名無しになりきれ
10/05/26 18:06:46 0
参加したところでまともなレスが出来る訳ないだろ
さっさと通報した方がスレの為
スレ主なのかただの阿呆なのか知らんが、真摯さってのは使う相手を選ぶべきなんだぜ

126:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/26 18:09:59 0 BE:910742944-2BP(601)
この状況の最中、トーキング・ヘッド ◆JOJO/AxYxIと紅蓮と流星と、
ソディアックとが加わり^^。

岸谷 新羅
「寝台特急サザンクロス号の部品はすべて北朝鮮に売却して、
利益を得れば、岸谷組の完成ニダ。
これからは、ニダ化ボルボッ糞グループから岸谷組に変わる。」

127:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/26 18:14:16 0 BE:1821484984-2BP(601)
>>124
批判厨房!よくも私を怒らせてくれましたね!!
無効が邪魔するからますます荒らすじゃないか!!

と、大いにファビョて逆ギレ。

128:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/26 18:17:09 0 BE:853821735-2BP(601)
削除対象アドレス:
スレリンク(charaneta2板)

削除理由・詳細・その他:

ガイドライン3:固定ハンドル(叩き)

129:名無しになりきれ
10/05/26 18:35:13 0
>>125
同意。ぶっちゃけた話、問題の阿呆は2ch全域で暴れてる基地外板荒らしだしな。
そもそもあんたの言う通り、まともなレスは無理。そいつは他人との意思疎通が出来る知能レベルじゃないから。
端的に言うなら、コピペの代わりに電波文垂れ流して荒らすトゲピー真也ってトコ。

130:名無しになりきれ
10/05/26 18:37:12 0
URLリンク(twitter.com)
URLリンク(yy72.60.kg)

スレリンク(charaneta2板:68番)
>68 :岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA :2010/05/22(土) 06:41:28 0 BE:2732227586-2BP(601)
>以前の蟲師スレの二の舞か?
>このままでは、スレッドとして機能を失ってしまいます。
>
>なので、私は様子見とします。
>変なレスがあったら何かレスを返します。

訳:相手にされるまで私は荒らし続けます

131:名無しになりきれ
10/05/26 18:38:26 0
自己満足の荒らしもここまで来たらただの精神病患者だな

132:名無しになりきれ
10/05/26 18:40:03 0
よく考えたら精神病患者に失礼だったな
岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRAはゴミ以下だったわ

133:名無しになりきれ
10/05/26 18:41:29 0
そもそもまとめサイトの参加者一覧でその池沼の名前が出てない事自体が答え。
ついでに言うならスレの参加者は誰もこいつ相手にしてないし。

134:名無しになりきれ
10/05/26 18:42:11 0
岸谷 新羅▲†ゐ√ΔψΔψ ◆i85SSHINRAの愚痴★。
スレリンク(yume板)

自分専用スレとか立てるアホに未来はない

135:名無しになりきれ
10/05/26 18:43:49 0
親切にトリップまで付けてNG入れてくださいって言ってるようなもんだから
普通にNG入れてスルーすればいいだけなのにね
反応する奴は専ブラ使ってない素人か

136:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/26 18:45:16 0 BE:4098341489-2BP(601)
もう駄目だ…。こいつ、何とかしないと…。
以前の化物語スレの二の舞のように批判文章で埋める気ですか?

137:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/26 18:46:05 0 BE:683057434-2BP(601)
>>135
いいえ。Jane Styleを5年間、ヘビーに使用しています。

138:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/26 18:50:27 0 BE:1992249757-2BP(601)
批判厨房や叩きさんに相手にしたりするのは、まさに、火に油を注ぐようなものです。
それは分かっていても、こう叩かれてはついつい相手にしてしまい、どんどん荒れる悪循環です。

もう死にたい。

139:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/26 18:55:05 0 BE:2789149177-2BP(601)
ならば、炎上は何なのか?を説明します。

炎上とは、まあ、このスレの批判のように、自分に対するコメントでどんどんあふれかえる事です。
トーキング・ヘッド ◆JOJO/AxYxIとか、炎上するような発言をしたから、どんどん炎上してしまいます。

※トーキング・ヘッド ◆JOJO/AxYxIは週刊少年漫画板にて、めだかボックスとか、週刊少年ジャンプの
漫画スレを激烈に埋め立てで荒らし、P2が2アカウント焼かれた前歴のある荒らし固定ハンドルさんです。

140:名無しになりきれ
10/05/26 19:09:55 0
>>139
あんたのせいで荒れてるんだよ
とっとと消えてくれ

141:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/26 19:14:03 0 BE:1821485748-2BP(601)
分かりました。数時間様子見とします。
何か、批判のレスがあったら何かレスをしますので。

142:名無しになりきれ
10/05/26 19:17:47 0
>>141
様子見とかしなくていいから
もう書き込まないでくださいお願いします

143:山田奈緒子 ◆oOWEk44fpA
10/05/26 22:25:15 0
>92 >122
列車が大きく傾きずざーっと座席に突っ込む。
ガラスの破片が降ってくるが幸いぐさっと突き刺さるような事は無かったようだ。
「あいたたた……」

>「何?何がおこったのよ?アンタたち無事?
アラ真っ暗じゃないの~?事故?停電?」

「なんとか! どこだ私の四次元トランク……あった!」
一緒に吹っ飛ばされてきたトランクを手繰り寄せる。
「とりあえず明かり……! あれでもない、これでもない」
某猫型ロボットのようにトランクの中を手さぐりで探す。
取りいだしたるは懐中電灯の形をした何か、と見せかけて種も仕掛けも無いただの懐中電灯。
マジックに使う演出用ライトの代わりである。
「レ○―ラ!」
最近のRPGは洞窟内でもなぜか明るいために死語になった呪文を唱えると、明かりがついた!
本日初のマジックである。何の事はない、ただ懐中電灯のスイッチを入れただけ。

「なんだこれは……」
明かりをつけてみると、車内はぐちゃぐちゃ。
そして窓の外はトンネルが崩落したらしく瓦礫で埋まっていた!

144:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/27 02:37:49 0 BE:455371542-2BP(601)
キハ20系の最終減速比:2.976
キハ40系の最終減速比:2.995

145:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/27 02:44:54 0 BE:227686122-2BP(601)
甘楽本線 下野白川駅~甘楽古倉駅

最初のトンネルを抜けた後、甘楽山地をガタンゴトンと走り抜けます。
真冬は豪雪地帯となる地帯なのと、山の中なので、トンネルや鉄橋も多いです。

途中、キハ40系はDMF15HSAエンジンをグイーンと吹かしながら、急坂を登ります。
途中、長ーい甘楽トンネルを渡ります。甘楽トンネルは、全長8,400mの長大トンネルです。
甘楽トンネルを抜けると、甘楽古倉駅に着きます。あの駅は冬季は通過扱いとなる臨時駅です。

甘楽古倉ダムが見えます。スノーシェードに覆われた臨時駅です。

146:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/27 02:49:05 0 BE:1024586429-2BP(601)
蓬莱本線 下野古市駅~太丸駅

発車後、60km/hほどまで力行して、しばらく惰行走行を行った後に再度力行。
90km/hほどまで加速。40系気動車ならではの重たいジョイント音が聞けます。

147:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/27 03:09:17 0 BE:3586048597-2BP(601)
甘楽本線 キハ40系の鉄路の子守歌。因幡新羅駅~帝人駅間。

発車後、緩い登り勾配をごとごと走ります。途中、帝人トンネルを抜けます。
帝人トンネルを抜けますと、エンジンを吹かしながら加速し、ゆっくり速度が上がり、
時速60キロ付近まで加速。

トンネルを抜ける。踏切を渡る。その後に鉄橋を渡り、再び踏切を渡ると、
ノッチオフしてあとはひたすら惰行走行。途中、レールの継目が交互継目に
なっている区間があり、忙しないジョイント音が聞こえます。

♪鉄道唱歌のオルゴール♪
「ご乗車ありがとうございました。まもなく、帝人、帝人です。1番線に入りまして、降り口は
左側です。お降りの際には車内にお忘れ物、落とし物なさいませんようにご注意ください。」

148:名無しになりきれ
10/05/27 04:11:56 0
>>岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
お前は>>142が読めないのか?
ここはお前のブログじゃないぞ
twitterやってるならそっちでやってくれ

149:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/27 04:18:32 0 BE:2049171449-2BP(601)
とりあえず、医療用メスで手首を1本いっとく?

150:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/27 04:20:44 0 BE:569214825-2BP(601)
>>148
寝台特急サザンクロス号は欠陥車なので、廃車にする事は絶対決定ですが…。

私がギアス能力で分析した結果、列車の作りが非常に粗末で、
とんだ手抜き工事をしていたと推定。これでは姉氏設計と一緒です。

姉氏設計姉氏設計姉氏設計姉氏設計姉氏設計姉氏設計姉氏設計。

151:名無しになりきれ
10/05/27 04:20:55 0
>>149
日本語が解らないのか?

>142 :名無しになりきれ :2010/05/26(水) 19:17:47 0
>>>141
>様子見とかしなくていいから
>もう書き込まないでくださいお願いします

これ読めるか?
お前に言ってるんだぞ

152:名無しになりきれ
10/05/27 04:21:56 0
安価ミス
>>150>>151宛な

153:名無しになりきれ
10/05/27 04:23:52 0
岸谷はもう手遅れだからスルーしようぜ
と言うかスルーできない奴多すぎだろ
専ブラ使ってNG入れりゃいいんだぜ

154:名無しになりきれ
10/05/27 04:24:54 0
そりゃ中国人に日本語読めって言っても読めないだろ

155:名無しになりきれ
10/05/27 04:28:36 0
URLリンク(twitter.com)
URLリンク(yy72.60.kg)

岸谷 新羅▲†ゐ√ΔψΔψ ◆i85SSHINRAの愚痴★。
スレリンク(yume板)

スレリンク(charaneta2板:68番)
>68 :岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA :2010/05/22(土) 06:41:28 0 BE:2732227586-2BP(601)
>以前の蟲師スレの二の舞か?
>このままでは、スレッドとして機能を失ってしまいます。
>
>なので、私は様子見とします。
>変なレスがあったら何かレスを返します。

訳:相手にされるまで私は荒らし続けます

156:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/27 04:29:44 0 BE:796899672-2BP(601)
向こうががーっと言い出すから私も我慢できず、激烈に反論しちゃうじゃないか?

寝台特急サザンクロス号はろくに設計もしないで作った姉氏設計の列車です。
そのことだけは絶対に忘れるな!

私のスレと、私が書いているスレはどうして、こういう風に荒れるのでしょうか?
元と言えば、原因を作っているのは私です。

いつも親や会社の人に、「このような失敗の原因を作っているのは新羅だよ。」と
言われているのと同じ事です。

157:名無しになりきれ
10/05/27 04:41:23 0
『デュラララ!!』の岸谷 新羅を性的に愛するスレ。
スレリンク(erochara板)

158:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/27 06:19:04 0 BE:1366114638-2BP(601)
ピーッ!
「こちらは運行指令、こちらは運行指令です。応答どうぞ。」

岸谷 新羅
「えー、ただいま置き石がありましたので停車しました。
置き石の様子を調べます。どうぞ。」

159:名無しになりきれ
10/05/27 07:08:20 0
>>156
スレッドの趣旨から外れた事をやっているからだろ
気付いたのなら早く消えろ
わかってやっているのならもう何も言わん
ただお前を消す

160:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/27 07:32:59 0 BE:1195350337-2BP(601)
叩き第一弾なら、お笑い小咄板の「バカな夜神 月はこんなミスをする」スレ。

第二弾は、なな板に自分で立てた「化物語の阿良々木 暦だ。」スレや化物語スレ。
第三弾はキャラサロンの「めだかボックス」スレ。

そして、第四弾はこのスレです。
やっぱり、私って叩かれっぱなしなのね…。

161:名無しになりきれ
10/05/27 14:58:44 0
>>160
自分のやってることを冷静に考えてみろ
的外れなことやってるから荒らし扱いされてることに気付け
大人なんだからそれぐらいは出来るだろ?

162:名無しになりきれ
10/05/27 15:07:15 0
コテのキャラになりきってないのも問題だな

163:名無しになりきれ
10/05/27 15:10:04 0
スレリンク(charaneta2板:37番)
>37 :岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA :2010/05/20(木) 03:03:07 0 BE:910743528-2BP(601)
>忌避されていると判断したため、私は別の列車に乗り換えます。
>-停車駅に停車した後、私はサザンクロス号から降りて、その駅で、
>特急券、寝台券を払い戻して、以後は普通列車へ乗り換える。-
>
>※忌避されているのなら、別の手段という考慮を取るのは当然。
>これ以上嫌われたくないし。

嫌われたくないんだろ?
今やってることは嫌われない行為か?
その辺のこときちんと考え直せ

164:名無しになりきれ
10/05/27 16:40:43 0
もっともらしい事言ってるけどさ、お前さんも荒らしだろ
何を言っても聞かないと分かってる奴に延々語りかけて反応呼んでるだけじゃねえか
ほっとくんだよ、こんな精神異常者は。それが出来なきゃお前も馬鹿を煽ってる荒らしと同じだ

165:名無しになりきれ
10/05/27 17:34:29 0
岸谷は放っておいたら日記帳にするから無意味だけどな
透明NGに入れとけば気にならないだろ

166:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/27 17:52:53 0 BE:3586048979-2BP(601)
>>164
トーキング・ヘッド ◆JOJO/AxYxIの自演甲種。

167:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/27 18:24:07 0 BE:3073756469-2BP(601)
あほ倍のせいで、デュラララ!!なりきりスレが攻撃されて仕方がありません。
表示されている50件中にまともなレスが数件しかない参上で、このままですと、
このスレッドで、スレッドごとの削除依頼(固定ハンドル叩きと見なしたためと、
寝台特急サザンクロス号は姉氏設計で大きな欠陥が見つかって廃車とするため)も
やむを得ないのは確実です。

それに、スレッドとして殆ど機能しなくなりました。削除依頼のテンプレートでも。

削除対象アドレス:
スレリンク(charaneta2板)

削除理由・詳細・その他:
GL3:固定ハンドルについて(叩き)

固定ハンドル「岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA」に対する叩きがひどく、
スレッドとして全く機能していません。削除をよろしくお願いいたします。

168:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/27 18:41:31 0 BE:1195350337-2BP(601)
平和島 静雄
「俺の品に問題がある。」

折原 臨也
「俺の台詞だよ。」

平和島 静雄
「そんなの、誰もほしがるものか。そう思ってさ。
俺の新曲のテープを持ってきた!」

カチッ!ホゲェ~~~~ッ!!!!ジャンジャンジャン!!

折原 臨也
「静雄!止めてよ!もうおしまいだぁ~っ!!」

平和島 静雄
「新羅よ、俺と思いっきり先公にしかられようぜ…。」

岸谷 新羅
「静雄さん!あんな馬鹿力で抱きつかれたら痛い!痛いって!
ちょっと、悪いのですけれどね…。」

平和島 静雄
「なに!?観察日記!?新羅の、裏切り者~っ!!!!」

岸谷 新羅
「あたいたいたーっ!?ひどいよ!静雄さんったら!?
何もぶん殴らなくてもいいじゃないですか?」

ギンコ
「一体どこに行っていたんだ?」

岸谷 新羅
「静雄さんにひどい目に遭っていたのです。」

ギンコ
「そんな事よりも、創世セットの中身を見てごらんよ。」

169:名無しになりきれ
10/05/27 18:49:46 0
いい病院紹介するから入院しときなよ

170:名無しになりきれ
10/05/27 19:00:03 0
URLリンク(browser2ch.web.fc2.com)
専ブラ入れろカスども

171:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/27 19:01:35 0 BE:1593799474-2BP(601)
叩きに注意。

叩かれても平気なように、ガスター10をウィスキーやウォッカと一緒に飲んでおきます。

172:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/27 19:04:06 0 BE:1821484984-2BP(601)
実は、今日の車の運転は叩かれて腹が立っているためか、
アクセルをめいっぱいベタ踏みして、気がついたら、一般道路で、時速80キロも出ていました。
郊外道路では、最高で時速130キロも出していた…。危ない運転だなあ。

あと一歩で事故をやるところでしたよ。事故を起こしたらネタではすみませんから。

173:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/29 05:33:48 0 BE:1707642656-2BP(601)
この種の地震ネタって、いかのアニメの場面に類似している事を確認。
マルチポストになりますが、いったん転載。

スレリンク(train板:223-224番)
> 223 :名無しでGO!:2010/05/29(土) 02:59:47 ID:suKJgn/M0 (PC)
> この世界の金沢は石川線と浅野川線が地下線で結ばれてるんだろうか?
>
> URLリンク(areya.tv)
> URLリンク(areya.tv)
> URLリンク(areya.tv)
> URLリンク(areya.tv)
>
> 224 :岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA :2010/05/29(土) 05:28:40 ID:DNRlfwyp0 (PC) ?2BP(601)
> >>223
> ようやくなな板のサバイバルTRPG寝台特急スレの、
> 地震ネタの空気がこのアニメの場面に直結している事が分かった。

174:杉下右京 ◆0NfeAvRda6
10/05/29 16:49:07 0
>>106>>109
様々な物が散乱した車内通路を抜け、杉下右京は食堂車へと戻ってきた。
部屋の中は凄まじい荒れっぷりで今にも崩れそうな箪笥が見える。
そして部屋の隅で、震える人影を見つける。
ワインレッドの服がちらりと見える。先程の検事だろうか?

「無事でしたか。安心しました……しかし。
まだ、他も乗客の方々の安否を確認できていません。
先程も、残念ながら1人……」

御剣に声をかけようと歩み寄るが、後方から怒鳴り声にも近いものが飛び込んできた。
右京は努めて冷静な顔でそちらの方へ振り向く。

>「クソッタレ、ビビってんじゃねえよ! 誰でもいいから手を貸しやがれ!
>つーか何でこんな所にタンスがあんだよクソが! っざけやがって!」


周囲を見渡す。箪笥に若干の隙間が見え、同時に金髪の男の顔が確認できた。
どうやら地震の際に箪笥にはさまれ身動きが出来なくなってしまったらしい。
「失礼ですが、人に助けを乞うにも言い方というものが在ると思いますがね。
いや、失礼。一言多いのが僕の悪い癖です……」
慇懃無礼な対応に、慇懃無礼で返す。それは非常時でも変わる事はないようだ。

>丈夫そうな椅子が幾つも転がっている。

「君、そこの君です。」

御剣に声をかけ、同時に椅子を手にする。
椅子の足を箪笥の隙間に押入れ、持ち上げるような仕草を見せた。

「御剣検事、反対側から彼を助け出してください。貴方のその様子から察するに
ショックを起こしているのは分かりますがねぇ……今は、負傷者を助けるのが優先ですよ。
さぁ、御剣検事……早く!」

【右京:食堂車に到着、金髪MOBを救出を開始&御剣に協力を要請】

175:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/29 18:00:08 0 BE:1024585463-2BP(601)
岸谷 新羅
「ルルーシュ様、大変です!シナトラワールドのロケットが地下に崩れ落ちました!
重さが2トンの高性能爆弾があと4時間で爆発してしまうのです!」

176:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/29 18:03:11 0 BE:683057243-2BP(601)
ルルーシュ
「時間がかかりすぎている。
早くしないと、失敗しても戻ってくる時間はないぞ。」

岸谷 新羅
「これ以上は危険です。
平和島さん、折原さん、爆弾処理は中止です。
直ちに現場を離れるようにしてください。

折原 臨也さん、あなたまでどうしたのですか?
危険だというのが分からないのですか?」

ルルーシュ
「もう戻ってくる時間はない。もしも、時限装置が止められなかったら…。」

177:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/29 18:50:06 0 BE:227686122-2BP(601)
甘楽本線でレールぐったり。氷で冷やす。

8月の猛暑の最中、因幡新羅駅にて、レールがゆがんでいるのを発見。
最大で約4cmもゆがんでおり、これを氷で冷やしてゆがみを直した。
原因としては、あの猛暑で、レールが伸びすぎて、継目の隙間が
無くなった事が最大の原因として調べている。

この事態で4本の列車が運休。1500人の乗客の足に影響が出た。

178:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/29 18:58:01 0 BE:1024586036-2BP(601)
これまでの旧型電車は、電動機を台車枠と、車軸とで支える、吊り掛け式が主流であった。
この方式では、電動機が直接振動を受けるため、傷みやすく、また、電動機を頑丈に作ると、
逆にレールを傷める事になる。

吊り掛け式は、低回転&高トルクの電動機を使うためと、目の粗い歯車を使っているため、
走行時には吊り掛け式特有の激しいモーター音を発する。

私が経験した吊り掛け式は、東武鉄道の5000系電車くらい。
あのモーターの音は非常にすごかったですよ。

179:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/29 19:08:22 0 BE:853821353-2BP(601)
両毛線の思川橋梁がプレートガーダー橋の時代の方が良かったな。
よく栃木県の地名を多用してしまいますが、気にしないでください。

今回は逆行鉄橋の思川で、115系電車の走行音ですが…。
叩かれても平気なように、酒を飲んで脳髄を麻痺させてきました。

思川駅を発車後、80キロほどまで加速。途中、カーブがあるため、
大幅に減速。カーブを抜けると、再度力行して、思川橋梁をガァーッと通過。
その後、ガタン、ガタン、ガタン、スタタタンといったジョイント音を響かせながら走っていく。

もちろん、小山ゆうえんち(現小山ゆうえんハーヴェストウォーク)を横切っていくのが分かります。

180:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/29 19:17:20 0 BE:2561463959-2BP(601)
ユニクロの標準的なエレクター(棚板)の長さは180センチ。

181:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/29 19:18:16 0 BE:1536877793-2BP(601)
キハ181系気動車は永遠不滅だ。

182:名無しになりきれ
10/05/30 15:09:24 0
URLリンク(twitter.com)
URLリンク(yy72.60.kg)

岸谷 新羅▲†ゐ√ΔψΔψ ◆i85SSHINRAの愚痴★。
スレリンク(yume板)

スレリンク(charaneta2板:68番)
>68 :岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA :2010/05/22(土) 06:41:28 0 BE:2732227586-2BP(601)
>以前の蟲師スレの二の舞か?
>このままでは、スレッドとして機能を失ってしまいます。
>
>なので、私は様子見とします。
>変なレスがあったら何かレスを返します。

訳:相手にされるまで私は荒らし続けます

183:岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRA
10/05/30 16:11:26 0 BE:683057243-2BP(601)
Angel Beatsのスレを見て、意外に唖然したわ…。

だって、このスレの地震ネタ、どう見ても、Angel Beatsの
トンネルの落盤のシーンに類似していますし…。

184:名無しになりきれ
10/05/30 22:37:03 0
以後「岸谷 新羅ψ ◆i85SSHINRAの日記帳」にスレ名変更

185:名無しになりきれ
10/05/30 22:54:48 0
だが断る

186:名無しになりきれ
10/05/30 23:54:34 O
>>184
自演乙

187:名無しになりきれ
10/05/31 04:37:13 0
>>185
自演乙

188:名無しになりきれ
10/05/31 20:02:27 0
その時だった。とっさに振り向いた彼等の眼に映ったのは------
ブルーハワイ!!!!!

189:名無しになりきれ
10/06/01 01:14:59 0
食堂車の奥にある厨房からひときわ騒がしいざわめきが聞こえ出す。
数人はいる様ではっきりと聞きとることは難しいがどうやらかなり険悪な雰囲気のようだ。
金属製の調理器具らしきものをひっくり返したらしいけたたましい音。人が転倒したらしき音と悲鳴。
やがてひとりの男が食堂車へとかけてくる。振り乱した髪に血走った目、ボタンが飛んだのか襟元が大きくはだけたシャツ。明らかに尋常な様子ではない。

「テメー!待やがれ!」
後ろから響く怒号。追って出てきた中年の恰幅の良いがらの悪そうな、一言で言えばヤクザ風な男の左腕からは血が流れている。
状況からして、逃げる男が脇に抱えている小ぶりなダンボールの中身は厨房から持ち出したすぐに食べれそうな食材だろうか?
どうやら厨房で食料を奪い合いになった挙句の乱闘騒ぎのようにみえる。しかしまだ事故直後で食事の心配など時期尚早と言える。
ましてやそれで暴力沙汰に発展するなどとても常識的とは言い難い。
最初は小さないがみ合いがささいなことから大きくなり、大の男たちが厨房で喧嘩騒ぎを起こしたのだろうか?
そして厄介なことにこのくだらない諍いの勝者は片手に包丁を握っていて、興奮し切っている…!

食堂車の騒ぎを気にもとめず次の車両へと逃げ込み、その端の扉から車外へと脱出を図ろうとしたとき何者かが立ちふさがった。
いや…ただそこにいたといった方がいいだろうか。その人物―岸谷新羅―は何も気にもとめずぶつぶつとひとりごとをつぶやき続けていた。

「テメェ!そこをどけ!どきやがれ!おいっ、これがみえねぇのか!?もう一人刺してるんだ!おどしじゃねぇぞ?」
「……キハ……系は……絶望…吊…」
「くっ!ざぁけやがってぇえぇぇぇ!!死にやがれぇぇえええ!!!!」
「」

ドスゥぅぅぅぅ!!グリィ…!ズシュ…ドサッ…

「はっ、はぁ!ざ、ザマァみやがれ。俺はどけっていったぜ?糞野郎が!」
倒れた岸谷の周囲にみるみる赤い血溜まりが広がってゆく。傷口は正確には伺いしれないが心臓のあたりと思われる。
刺された岸谷はピクリとも動かず、その上を踏みつけて男は車外へ続く扉に手をかけ…

「な、なんで?チクショウ!開きやがらねえ!?衝突で歪みやがったのか?」
「ゴルァァァァァ!!!テメー!よくも上等な真似してくれたなぁ?!」
「チッ、クソッタレがぁぁぁ!!!」

数分後。そこには岸谷を含めた三人の男の屍とダンボールが転がっていた。
いくら異常事態とはいえ平気ではモノを振り回した彼らが何者だったのか?どのような人間関係だったのか?本当にタダの食料をめぐった喧嘩だったのか?
今となっては誰も知る由もない……。




190:杉下右京 ◆0NfeAvRda6
10/06/02 21:47:20 0
「御剣検事……!?」

おびえ切っている検事に反応はない。
右京は思わず顔を震わせ叫ぼうとした。

「何やってんすか!?お、けが人じゃねぇかよ!!
おい、おっさん!ちゃんと支えててくれよ……っと!!」

突然右京の隣に、大柄の男性が並び立つ。
右京は思わず目の前の男に叫ぼうとした。
「亀山……君ではありませんねぇ。」

男は数時間前にこの列車の中ですれ違った男だった。
携帯でなにやら娘らしき者と会話している様子だったのを覚えている。
男は金髪の青年を救出すると右京に向けて、警察手帳を見せた。

「あ、俺はこういうもんです。加茂伸之助っていいます。」

男は警察官だった。亀山によく似たこの男を右京は間近で食い入るように
見つめる。

「似てますねぇ……いや、失礼。知り合いによく似た人間がいたものですから。」

加茂は不思議そうな顔で見つめ返す。そして右京が取り出した警察手帳に
目を丸くした。

「お、おっさんも刑事!?まじかよ……」

「加茂刑事。おっさんとは失礼ですねぇ……私はあなたよりも階級が
上です。もう少し年上を敬う心をお持ちになったらどうでしょうか?」

真顔で呟く右京に、加茂はやや顔を歪めて苦笑いをするしかなかった。


191:御剣怜侍 ◆7h7z5ETgh6
10/06/03 23:07:51 0
あれから、どれほどの時が流れたのだろう。
といっても地震自体は数十秒、それから数分も経っていないのだが、御剣には那由他の時に感じられた。
地震そのものの衝撃は勿論の事、引き出された過去の記憶が脳裏を蹂躙し続け、ショックが尾を引いていたのだ。

御剣は、漸く顔をあげた。悪夢の隙間から、誰かが自分を呼ぶ声が聞こえた気がしたのだ。
まだ少し頭がぼうっとする。指の先が痺れている気がする。それでも、先ほどよりはずっと正常な精神状態に近づいていた。

自分を呼んだのは、二人。
一人は、先ほどから大声で喚き散らしていた金髪のチンピラだった。タンスの下敷きになってしまっている。
そして、もう一人。先ほど会った、銀縁メガネの男……杉下右京その人であった。

「ム……あ、あぁ。うム……大丈夫、だ……」

御剣は掠れた声でそう答えると、テーブルの下から這い出し、ズボンの埃を払った。

見ると右京の隣には、屈強な印象の男が立っている。話の流れを聞くに、どうやら彼も刑事のようだった。
御剣はポケットから検事バッジを取り出すと、自身の身柄を明らかにし、
「……一先ず、そこにいる男性を助けたい……と思うのですが。力を、貸していただけますか」
そう言って、下敷きにされているチンピラを指した。

192:MOBS ◆wRQwHnp5OOVI
10/06/05 11:38:31 0
>>190>>191

「おっせーんだよヒラヒラ! ……つーかテメエら揃いも揃って親方日の丸かよ」

タンスから這い出すや否や金髪は我鳴る。
だがすぐに気難しそうに顔を顰め、暫し沈黙。

「……とは言え、助けてもらった事にゃ礼を言うぜ。助けようとした事にもな。ありがとよ。
 こう見えても職業柄義理は固えんだ。嘘じゃねえ。面倒くせーから職種も明かしとくがよ、まあヤクザって奴だな。
 ……この状況でポリがどうだのヤクザがどうだの言やしねえよな?」

頭は下げないものの謝辞を述べつつ、金髪は彼らから顔を背ける。
人に礼を言い慣れていないが故に、無性に気恥ずかしいのだ。
泳ぐ視線の行先を求め、彼はふと足元のタンスに目をやった。

「しっかしまあ、何だってこんなトコにタンスがあんだよ、マジで。
 しかもやたらとクソ重てえと来たもんだ。……あぁ?」

タンスを軽く蹴った金髪は、ふと食堂車の奥の食堂へと視線を推移させる。
誰かがこそこそと、物陰に隠れるようにして動いていた。
却ってその行為が彼を目立たせていたのだが、そのような事には気付く由もない。

「……ひっ!」

岩の裏に這う虫の如く動いていた男は、先の自慢話を繰り広げていた小太り中年だった。

「……おい、お前今何か隠したよな。何隠した」

小太り中年に、金髪が歩み寄った。
小太り中年は必死にお茶を濁そうとしていたが、金髪が一声吼えると途端に隠していたものを曝け出す。
たくし上げた服に乗せて彼が運んでいたものは、食料だった。

「オイ……テメエこりゃどう言うこった?」

「わ……私はSSルームを引き当てたんだ! だからそれだけ贅沢をする権利があった! この食料はその……!」

小太り中年が全てを言い終えるのを待たずして、金髪は跪いていた彼の顔面を蹴飛ばす。
吹っ飛んだ彼に歩み寄り更に胸ぐらを掴み上げ、彼は鬼の形相を浮かべた。

「おう、さっきはクソウゼエ自慢話ありがとうよ。あん時よっぽどテメエをぶん殴ってやろうと思ってたんだがな。
 何で抑えてたか分かるか? この列車から摘み出されたくなかったからだ。
 けど俺は今、その気になりゃお前をしこたまぶん殴れる。分かるか? もう部屋割りがどうだとか関係ねーんだよ!」

言い切ると共に小太り中年を突き飛ばして、金髪は身を翻した。
苛立ちの篭った溜息を吐くと、壁にもたれかかって右京達を見遣る。

「……で、これからどうすんだ? 皆さんよ。何か方針みてーのはあるのか?
 いつまでもここにいる訳にゃいかねえだろ。ってか、乗務員達は何してやがるんだ畜生が」


【金髪はとりあえず協力的。助けたので食料パクってSSルームに閉じこもろうとしてた小太り中年を阻止
 彼の剣幕が牽制となって暫くは食料に無断で手を出すような連中もいなくなるかも
 NPC助けたらお約束の好転イベントですね。まあ全てのモブがそうなるとは限らんと思いますが
 そしてこれから何をするかを尋ねました】

193:山田奈緒子 ◆oOWEk44fpA
10/06/06 18:43:51 0
見れば、展望室の最後尾に運転席がある。スチャっと座ってレバーを適当に引く。
「出発進行―」
しかし何も起こらなかった。当たり前だ!

「他はどうなってるんだ?」
様子を見るために前方の車両へ移動。
「これはひどい……」
前方に行くほど被害が大きくなっている模様。

>190-192
3人のいる辺りが懐中電灯で照らされる。
「あ、またお会いしましたね。
後方の方が比較的被害が小さいみたいで展望室側の運転席が無事ですよ。
誰か動かせないですかねー」

194:杉下右京 ◆0NfeAvRda6
10/06/07 14:01:34 0
>>191
>「……一先ず、そこにいる男性を助けたい……と思うのですが。力を、貸していただけますか」

「ええ、頼みますよ。加茂刑事、そちらをお願いします。
御剣検事は向こう側を支えてください。」

椅子の足を使い、3人かがりで金髪の男性を助け出す。
幸い、怪我は無さそうだ。

>>「……とは言え、助けてもらった事にゃ礼を言うぜ。助けようとした事にもな。ありがとよ。
 こう見えても職業柄義理は固えんだ。嘘じゃねえ。面倒くせーから職種も明かしとくがよ、まあヤクザって奴だな。
 ……この状況でポリがどうだのヤクザがどうだの言やしねえよな?」

「この際、貴方の職業をとやかく言うつもりはありませんよ。
ただし、私も刑事ですからねぇ。何かあれば、こういうことも有り得ますが。」

警察手帳を見せて、穏やかに微笑んでみせる。

>「オイ……テメエこりゃどう言うこった?」

>「わ……私はSSルームを引き当てたんだ! だからそれだけ贅沢をする権利があった! この食料はその……!」

小太りの客人に歩み寄り、食料を取り上げる。
そして、金髪の男に会釈をしてそれを1人ずつに分けていく。

「貴方は中々鋭い洞察力をお持ちのようですねぇ。
この非常時ですから、独り占めはよくありませんねぇ。
さぁ、皆さんで分けましょう。貴方も、どうぞ。」

>>193
奥から現われた女性にも食料を渡す。
どうやら、運転席のほうが無事らしい。

>>192
>「……で、これからどうすんだ? 皆さんよ。何か方針みてーのはあるのか?
>いつまでもここにいる訳にゃいかねえだろ。ってか、乗務員達は何してやがるんだ畜生が」


「残念ですが、乗務員の方は……」

右京は、先程の経緯を語り始める(>>116
「残念ですが、携帯は圏外。通信手段もありません。
運転席が被害が少ないという事は、まだ無線機などがある
可能性もあります。それにマスターキーも……」

加茂は反対側の通路へ向かいながら右京達へ向け叫ぶ。
「俺は向こう側の人達を探しに行くから、運転席を頼む!
そんじゃ、またな!」

右京は加茂に会釈しながら、御剣達へ向き直る。
「さぁ、行きますよ。御剣君。」

【運転席へ移動】


195:糸井緋芽子 ◆0mZJc5qfZk
10/06/07 22:23:01 0
>>194
「あらっあららら~周り岩だらけ!完全にトンネルが埋まっちゃってるわね~
まったく何てことなのよ!一回夕食食べただけで節約の骨休め旅行が中断なんてね!
あんな贅沢なもん食べ残したから節約大明神のお怒りをかっちゃったのかねえ」

列車最後尾の展望車の中で何故かおばちゃんグッズ入れの手提げ袋に入っていた仏壇用ろうそくを灯している糸井緋芽子。


「あらあらあら!やっと戻ってきた!
こんな暗いトコにおばちゃんだけ残して!心細いじゃないのよ
列車の前の方はどうなってんの
復旧までに大分かかりそう?まさかこのツアーこれで中止なんてことになんないわよね!勿体無い!」

様子を見に行った逆メリハリ女子が戻ってきたのかと思いきや
現れたのは銀縁メガネと首にヒラヒラのネクタイをつけた若い色男だった。

「あらっ?あんた食堂車にいた人!あの詮索好きの…あらごめん
何だか真っ暗なんだけど停電?前の車両はどーなってんの?」

196:MOBS ◆wRQwHnp5OOVI
10/06/09 18:58:51 0
>>193

「……マスターキーと無線機ねえ。このドデケえ列車の中から鍵一本を見つけ出すたあ、ドエラいこったぜ?
 無線機にしたってそんな大きなモンでもねェだろうしよお」

金髪は表情を顰めながら、頭を掻き毟る。
それから諦観の温度を孕んだ、溜息を一つ。
非常用の明りや蝋燭の頼りない火が、不穏な空気を示唆するように、揺れる。

「とは言え、手当たり次第行くしかねェか。他に手もねえしなあ。
 オイテメェら、動ける奴は探しに出やがれ。出たくねえってなら……まあ別に強制したりはしねーけどよ。
 食い扶持ががっつり減るくれーは覚悟しろよ。働かざる者、だ」

周囲を見回し、金髪は入念に脅しの言葉を振り撒く。
曲りなりにもヤクザである彼は、政治の大切さを認識しているのだ。
無法の集団であるからこそ、『圧制』する『圧政』が必要なのだと。

彼の言葉に、立ち上がる者は居なかった。
動く事の出来るだけの体力と、気概を持ち合わせた者は、既にこの場にいないと言うのが、道理か。

「……そうかよ。まあ別に構いやしねえが。これだけは覚えとけよ。
 働きもしねえのに勝手に飯を持ち出したり、食い散らした奴は……食ったモン全部吐き出して
 血ヘド吐くまでボコってやるから覚悟しとけ。飯の分配は……あのポリ共が出しゃばるだろ」

無法を無法で抑圧し、封殺するのは、彼が担う。
その土壌の上に法を敷くのは、より適任がいるが故に、彼が出張る必要は無い。
言葉に皮肉を交えるのが随分と得手のようであった眼鏡の刑事は、
探索から帰ってくれば、自分の敷いた圧政に対して、人道と正道を介して諫言を零すだろう。
金髪は、そう踏んでいた。
際しては、自分は適度に食い下がった後に、引こうとも、定めていた。
そうする事で、あの刑事の肩に『圧政を敷く暴君を退けた識者』の銘を、刻む事が出来る。
その後は小奇麗な法では防げない―強引に対処しようものなら刑事の肩書きに瑕疵を付けかねない―
暴挙や理不尽の対応を、適時金髪が担えばいい。

一通りの展望を、壁で揺らぐ自分の影に見出していた彼は、しかしふと、
視界の端に歴とした人影を認めた。自分以外の殆ど

「……何だ、ねーちゃん。アンタはやる気あんのか? だったら、あの刑事共とは反対方向を頼むぜ。
 勿論従う必要はねえし、力仕事が必要だってなら付いてってやる。
 ……やましい腹積もりなんかはねえが、信用ならねえってなら、まあそりゃ当然だ。無理にゃ言わねえさ」


197:MOBS ◆wRQwHnp5OOVI
10/06/09 20:54:12 0
>>194-195

「よぉ紳士諸君と……豊かそうなご婦人。ダンスパーティの会場はどちらの予定だ?
 ……運転席、か。残念ながらライトもミュージックも俺達に愛想を尽かしたようでだんまりだ。
 少なくとも血と瓦礫のコントラストで一見さんお断りとは書いてなかったがな。彼女達のご機嫌を直すには素敵なキャンディが必要だろう」

白いシャツと黒のベストを緩く着崩し、オールバックの髪型も軽く乱して、俺はさ迷う。
バーテンダーにあるまじき格好だが、これぐらいは許されたっていいだろう。
こうでもしないと、俺の周りを取り巻く空気は淀んでいて、重々しく、当分禁煙には困らなそうだ。

事の経緯を尋ねるに、この紳士二名はお国関係の人間らしい。刑事と……検事だったか?
どちらの連中とも関わり合いを持った事はないが、とりあえずグラスで快音打ち鳴らす中にはなれそうにないのだけは分かった。
思わず距離を取ろうと靴底が上等な絨毯を踏み躙るが、この状況ではそうも言っていられない。
ぐっと堪えて、俺はベストのポケットから先程見付けたばかりのブツを引っ張り出す。

「お前ら四六時中人の悪意と謎とにらめっこしてるんだろう? だったらコイツをくれてやる」

拾い物の手帳が安っぽいビニール生地の表紙を羽ばたかせる。


『×月××日
 畜生、もう三日も寝てねえ。こんな日記を書いてる暇があったら寝ろよと我ながら思うが、習慣とは恐ろしいものだ。
 それにしても、こんな日程無茶に決まってる。告知した日時に間に合わないからって、糞みてえな突貫作業を強制しやがって。
 
 ×月○○日
 何だってこの列車はこんな広いんだ。ただでさえ馬鹿デカい上に二階建車両だってんだから馬鹿げてやがる。
 
 ×月○×日
 搬入の手間を省く為だからって、調度品と一緒に大事な物を運び込むなってんだ。
 結局ロビー車の鍵が見つからなくて列車の外を大回りする羽目になったじゃねえか。
 後日客室タンスの中から見つかったが、他にもこんな物があるのか? 冗談じゃないぞ

 ×月×○日
 うっかり列車起動用のマスターキーを持ち出しちまってえらくどやされた。
 ふざけやがって、何だってマスターキーが錠前用と列車起動用と二本もあるんだ。
 デザインもそっくりで分かりにくいったらありゃしねえ。タグでも付けとけと思うもんだが、格調とやらが下がるから却下らしい。重ね重ねふざけた話だ

 ×月◇◇日
 いよいよ奴らやりやがった。作業用の道具を調度品や客室にまとめて運び込んだから適時確認して使えだあ?
 結局手間は増えてんじゃねえか。他の作業員達がちゃんと元の場所に戻すかも怪しいもんだ。
 
 ……それどころか、誰かがメモを無くしやがった!いや、慌ただしい作業中に剥がれ落ちたのかもしれないが、それはどっちでもいい。
 暇がある奴にロビーを探させねえと。多分カウンターとか、どっかの下に落ちてるだろう。……暇のある奴がいないのが問題なんだが。
 とりあえず、列車の随所に各々どの道具を最後に何処で見たか。またその日時を記したメモを残すように皆に呼びかけた。
 お陰で手帳が一気に減っちまった。
 
 ×月◆◆日
 随分前から見つからなかった俺の工具箱の行方が分かった。客室のタンスの内のどれかの中だそうだ。
 ふざけてんのか畜生。俺の私物をタンスの朝食代わりにするんじゃねえ。忙しくて細々した私物も無くしてるからそれも見つけねえと。

 そう言えば、この列車は通常の規格とはかけ離れているから当然専用の線路やトンネルが必要らしいが、そちらの作業も酷い突貫工事らしい。
 パイプが詰まるのを避ける為にコンクリの粘性を下げるだなんて、完全に水増しじゃないか。本当に大丈夫なのか?
 まあ最初の運行さえ済ませてしまってからちゃんとやり直すつもりなんだろうが……』



「……少なくとも俺には、こんな婉曲な文章を書く奴からは悪意しか感じられないんでな。
 最後には手帳も無くしましたと素敵な落ちを付けているのには大したもんだと感心するが。素直に芸人にでも転職すればいい」

【列車について勝手に掘り下げてみた。気にくわないようだったら、実は去年の手帳で他の列車の作業についてだったとでもしておいてくれ】

198:山田奈緒子 ◆oOWEk44fpA
10/06/13 01:30:16 0
>196
ヤクザ屋さんのような人が場をしきっている。
>「……何だ、ねーちゃん。アンタはやる気あんのか? だったら、あの刑事共とは反対方向を頼むぜ。
 勿論従う必要はねえし、力仕事が必要だってなら付いてってやる。
 ……やましい腹積もりなんかはねえが、信用ならねえってなら、まあそりゃ当然だ。無理にゃ言わねえさ」
「脱出するにはやるしかないでしょう。さあ行きましょう!
へ、変な事考えないで下さいね!
……あれ? この机何だか怪しいですねー」
テーブルクロスを取っ払うが、特に何もない。
強いて言うならボロい紙切れがあるだけである。なんとなく拾って読んでみる。
「非常食 SSルーム……。何じゃこりゃ」

―シャワー車
またマジシャン的勘で何かに気付いたのか、はたと足を止める。
「はっ。この辺に抜け道が……」
掃除道具入れ内のバケツを移動させるが、また紙切れがあるだけである。
「工具 コンバート……?」

―ロビー車
またまた何かに気付いたのか、はたと足を止める。
「むっ!? この辺に地下道への入口が……よっ」
ロビー車のカーペットをめくる。当然抜け道なんて無い。
「なーんてある訳無いよなあ。……ん?」
例によって紙切れが落ちていた。それに書かれている事を読み上げる。
「マスターキー 隠し部屋。隠し部屋……ってなんだ?」

出てきた紙切れを並べてミステリーっぽく考察する。
「これだけたくさん出てくるって事は……多分物がある場所のメモだな。
でもどうして積載物が幾つもの車両に散らばっている?
その上その場所のメモが一枚ずつ散らばっているんだろう……。
ツッコミ所満載だけどまずは隠し部屋を見つけよう」

199:MOBS ◆wRQwHnp5OOVI
10/06/14 21:38:48 0
>>198

「……オメェさん、ワッケ分かんねえ勘してんだな」

次から次へと矢継ぎ早に、メモ用紙を発見していく奈緒子に呆れた視線を注ぎつつ、
金髪ヤクザは自分の手の内で徐々に厚みを増長させていくメモの束を眼前に運ぶ。
トンネルに列車は仄かに冷冽な二重の牢獄と化け、遍く自然光を妨げ、彼と奈緒子の周囲に欠損なき暗闇を取り巻かせていた。
だが彼の手中に収められたメモは、列車内に溜まった冥夜に呑み込まれる事なく、姿と刻まれた文字を晒す。
食堂車にいた、一人の男から無理矢理手渡された、蝋燭の曖昧に揺らぐ灯火によって。
その男は様々な理屈を捏ねて、金髪ヤクザに蝋燭を持っていかせたが、
その内容は、本音を述べるならば薄気味が悪いものであった為、彼は意図して想起する事を放棄した。

「……ともあれ、だ。このメモ、同じ物で幾つか被ってんのがありやがる。
 ご丁寧に日時も書いてあるから、最新の奴以外は捨てちまうぞ。構わねェな」

確認を取り、しかし回答を待つ事はなく、金髪は邪魔な物を見繕い纏めて握り締め、捨て去った。

「とりあえず、このメモに書いてあるのは大体有用なモンばっかだな。客室にある奴に関しちゃ、
 後で食堂車に帰って名乗り出させりゃいい。しらばっくれたり、話も聞かねえような奴がいそうなのは、面倒だがな。
 特にあの糞気に食わねえメタボ野郎だ。非常食があるだなんて知ったら、今度こそ引き篭って、出てこねえぞ」

朧気な輪郭の灯りが、金髪ヤクザの苦々しい表情を暗がりの中から、浮き彫りにさせる。

「隠し部屋ってのも気になるが、そもそもどう言った経緯で、列車の中に隠し部屋があんのかが分からねェ。
 見取り図とか……ここの何処かにねェもんか。それと適時照らし合わせていきゃ、見つけられるかもな。
 ……ともあれ、今はまだ探せねえだろうがな。目の前の事から、潰していくぜ」

差し当たり、彼はロビー車のスタッフルームのドアに、手を掛ける。
ドアは金属同士が噛み合う手応えで、堅固な絆を主張し、
力ずくでは到底引き剥がせぬ態を示していた。

「それに……場合によっちゃ、くたばった奴がドアの鍵を持ってる事も、あり得るだろうな。
 死体漁りは、出来ればしたくねえんだが。……オイ、アンタ。三歩先だ。踏んでやるんじゃねえぞ。足元も照らすな」

何があるかを、彼は明言しない。
言うまでもなく、一体どんな『物』があるのかなど、この暗闇の中でも明白だと言うのに、それでもだ。

「……後で、起きねえ連中もどうにかしねえとな。事が長引く事も、十分あり得るんだ。
 地下道への入り口でもありゃ、そこに突っ込めるんだが。あるわきゃねえよな。
 どっかの部屋に……その内臭い出しちまうか。列車の外にでも放り出して、焼いちまうのが一番だな」

足でやや大きく半円を描き、何かを踏み越え、金髪ヤクザは顔を横に向け尻目で、背後を振り返る。
蝋燭の灯りは、彼自身の身体によって阻まれ、足元に沈殿した闇を払う事は、無かった。

「さて、どうするよ? この先は運の良い奴が引き当てて、今現在最高に運の悪い連中達の部屋が続くぜ。
 一旦帰って刑事共と情報の共有をするか。それとも進むか、だ。まあ鍵が無けりゃ殆どの部屋にゃ入れねえだろうがよ。
 一応、ドアがいい具合にひん曲がってたりすりゃ、俺が蹴りをかましてやってもいいぜ。勿論、それで開くかは分かんねえけどな」

【食堂車からSSルーム方向へ向かってる。って事で良いんだよな?
 熱血警官はこちらを先行していて、刑事さん検事さん方はBツイン~展望車へ。
 こちら側の運転席は全壊で、下半身のない死体が転がってると
 違うようなら……まあ脳内修正を頼む】

200:MOBS ◆wRQwHnp5OOVI
10/06/14 21:39:28 0
食堂車を照らす光源は、恰幅の些か良過ぎるんじゃないかと糾弾したくなる
オバサンの置いていった蝋燭が数本のみだった。
アザラシみたいな体系のオバサンだったけど、海の豹と書いて海豹とは甚だ詐欺な気がするのは僕だけだろうか。
早速だけど話が逸れた。閑話休題。

蝋燭の灯火は頼りなく、別段風も嘶いてはいないと言うのに揺らいでいる。
辺りを見回してみると、誰も彼もが膝を抱えて座りながらもぎらついた上目遣いで踊る火を凝視していた。
まるで、と言うか見たまんま怪しげな儀式に勤しむ狂信者の方々みたいだけれども、
彼らがこの非常時下で宗教活動が敢行出来る程に敬虔だとは余り思えない。
日本人だしね、無宗教無神論万歳だね。その割に困った時の神頼みとか言っちゃう辺り素敵な根性が丸出しだけど。
ともあれ僕は立ち上がると、足の無事だったテーブルに立てられた蝋燭を引っ掴み、
ものの見事にマルヤの自由業に身を置いてそうな金髪さんに差し出した。
俄かに部屋の隅で丸まってた面々が立ち上がり抗議の声を上げるけど、マルヤさんがいるせいか今一歩の迫力しか出せずにいるらしい。

「……知ってますか? 人って、本当は火が怖いんですよ。そしてこの暗闇では、蝋燭の火はとても浮き彫りになる」

特に蝋燭の灯りは白と赤のコントラストが絶妙で、その事が余計に恐怖心を煽る。
赤い炎が、段々と白を呑み込んでいく。心の臓が気味悪く高鳴り、
その音が時間は留まる事無く刻まれている事を否応なしに告げてくれる。
分かった所で何の意味も無い情報に、彼らは根ざす所のない切迫感を覚えるんだ。
何よりも蝋燭が燃えて尽きていく様は、『有』が『無』へと果てていく様子を
これ以上ないくらいに示唆して彼らに見せつける。
不規則に揺動して動揺を誘うあの灯火を睥睨し続けて、それが潰える時、
果たして彼らは正気を保っていられるのだろうか?

「さっきまでの自分達が一体どんな顔をして蝋燭を見つめていたか。
 今どんな顔をしているか、鏡でもあればいいんですけどね。
 あ、携帯がありましたっけ。お望みとあれば写メってあげますよ。圏外だけど赤外線通信は出来ますし」

意図的にズレた事を語り騙って、僕は彼らの意識を、敵意と気概を掻き乱す。
ささくれだらけになった心は、砕けた時周りに棘を撒き散らす。
だったら僕は先んじて彼らの心を手折って、ぐちゃぐちゃに溶かしておこう。
死んでしまった時、間違っても僕達に破片が飛び散ったりしないように。
ただ何処かに流れるなり蒸発するなりで、いつの間にか静かな枯渇を迎えるように。
僕達の為に、自分の為に、僕は彼らの心に死に至る毒を仕込もう。
誰もが抗議の姿勢を取り止め再び床に座り込んでから、僕はマルヤさんに蝋燭を手渡した。
そうして元来た道を引き返して、待たせていた女の子の傍に座り込む。

「ごめんまーちゃん、待たせちゃったね」

帰還するや否やまーちゃんは壁に背を預けた僕に、
椅子代わりだと言わんばかりに跨って圧し掛かる。
まーちゃん成分を過分に含有した香気が僕の鼻腔から全身を巡り、
これだけで僕はさっき貰った分の食料を蝋燭代わりに燃やして
足元が見えないなあとかほざいても生きていける位だ。

まあ、嘘だけど。多分周りの皆様方に撲殺されるんじゃないかな。

さてさて、ともあれこの状況とまーちゃんは混ぜるな危険と
厳重にラベルを貼ってもおいても良い位の状況なんだけどね。
一応彼らが妙な気を起こさないようにと立ち振る舞ってはみたけど、
効果の程はまーちゃんが呼び寄せる悪意の前には川底の小石くらいの物だろう。
何と言っても、まーちゃんは人の悪意と両思いなのだから。

畢竟、僕もこの列車の探検に加わらなきゃいけないのかも知れない。
差し当たって、まずはまーちゃんの説得から始めないと。
幸いさっき貰った食料があるから、多分何とかなるだろうけど……今度は一体どうなるやら。

【パニックイベントとかそれっぽいモノの類の種を蒔いてみたり。今現在は『僕』の言葉が牽制となってますけど、
 時間や状況の膠着、悪化で多分パーになる人が出てくるんじゃないでしょうかね。逆に希望のある発言や振る舞いは抑止力になる、みたいな】


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