10/03/04 07:16:42 0
楽しみにしています。
いえ、ミラーは小説家ではなくアメコミのライターなんですよ。
バットマンの始まりと終わり、
殺人以外は手段を厭わないある意味では冷酷なバットマン像を確立させた名ライターです。
イヤーワンは絵とシナリオが別で、
絵はマズッケリというアーティストが担当していてミラーはシナリオを担当していました。
イヤーワンは正直派手さは無いに等しいのですが、
マズッケリの絵とミラーの書いた台詞と主人公のモノローグがとにかく渋いんです。
物語自体も後にバットマンの良き理解者となるゴードン警部補の警察内部の腐敗との戦い。
七年ぶりに故郷へ帰ってきたブルースが蝙蝠に救いを見いだし、巨悪との戦いに赴いてゆく描写など、
ハードボイルドの要素が満載です。