10/02/09 23:12:04 0
~>>37の続き~
ヤミリーダの側で最上級爆炎呪文が発動したが、距離的に俺等にも被害は来る。
それも当然想定し、俺は自分とカレイドをバリアで守っている。・・って!?
バリィィィィィィィン!・・音を立ててバリアは突破された。け、計算外だ!
だが、威力はある程度軽減出来てる。これさえ耐えれば良いだけだ。
ヤミ「私を侮るなよ、童貞汚物が。」
ザイム「・・!アレをモロにくらって、生きてるだと!?後、最後の一言がムカつくぞ!」
奴は爆炎の中から、俺に急接近し・・俺目掛けて「神剣」を振り下ろそうとする。
・・くっ、俺は爆風で体勢が崩れた状態なので圧倒的不利って言うか、回避が。
ザシュッ!
俺は胸を斬られる。斬られた衝撃を利用して、俺は後方へ下がり体勢を整える。
・・ぐっ。痛いが、意外と浅かったおかげで致命傷では全く無い。
俺は頭の中に剣を思い描き、それを具現化し、両手でしっかりと蒼き魔力の剣を握る。
ザイム「魔力の剣、エンド・オブ・ソードだ。お前の神剣をへし折ってやるぞ!」
ヤミ「やれるものならねぇ。汚物の分際で神から与えられし装飾品を壊しやがって。
挙句に今度は神剣「ヴェルワレム」を折る?神をも恐れぬ行為極まるだねぇ!」
どう見ても・・俺以上に身体の傷が深いのに、よく喋る&立って居られるな。
ザイム「お前に殺された父親と母親。そして、罪無き魔族達の為にも必ず倒す!」
ヤミ「偉そうに言ってくれるねぇ。貴様も屍を築いた上で、今の自分があるのだろう?
…アハハ、どんな種族でも「死」だけは平等だ。そこに感謝しなよ、ザイム。」
俺はヤミリーダと剣を交える。二度敗北してるが、今の俺はこんな奴に負ける気がしない。
キン!キン!・・ガキィィィン!
・・剣による攻防戦が始まるが、俺と天使は現在互角。いや、俺が若干押してる!
ヤミ「貴様、腕を上げたねぇ。…って言葉すら陳腐に思える成長振りに苛立つねぇ!」
ザイム「黙れ!弱者相手に図に乗ってたお前とは、戦闘経験に差が出たのだ!」
~続く~