10/06/12 20:34:59 0
~>>188の続き~
水色髪の少年は、フィーン戦で見せた「瞬花双天撃」をヴォイドへ仕掛けに行く。
風系呪文を身に纏っての超高速剣技。止められる手段は無いと思っていた。
だが、ヴォイドに近づくにつれて、パラライドの動きが鈍くなっていく。
ヴォイド「重力系最上位、ダークデズン。広範囲に重力の負荷を与えられる。
術者の私だけが、その効果内でも自由に動けるがなァ。さァどうする。」
闇属性の重力系呪文により、完全に速さを殺された水色髪の少年。
その少年に近付こうと、余裕の表情でゆっくり歩いてくるヴォイド。
ルフェル(助けようにも、こ、ここまで重力の影響が強くては。)
ドゴォォォォン!
ヴォイドに、何処からか放たれし爆炎系呪文が命中する。
ダメージは皆無に等しいが、ヴォイドは術者の方に視線を向ける。
テュール「あら、普通に当たるでしょうに。」
闘技場の観客席側に置いてある石像の上で、腕を組みながら立つ女性。
この重力下をモノともせずに、ルフェル達の元へと駆け下りる。
パラライド「おばちゃん!」ルフェル「テュールさん!」
~続く~