10/06/12 20:24:54 0
~>>185の続き~
ヤミリーダ「アハハ、これで神から与えられた使命を完遂できるねぇ。
さぁ…私の為に消えておくれ。スーパーノヴァ!(閃光系呪文)」
天使が強大な呪文を放つ事を察知した少年二人は、急いでヴォイドから離れる。
離れた後は、ルフェルの右腕を癒す為に…パラライドが回復系呪文を使う。
そして、天使の両手から放たれた…全力の赤き閃光がヴォイドを包もうとする。
ヴォイド「キサマを始末し、古き神への宣戦布告といこうか。」
バシュゥゥゥン
天使の大呪文を、いとも簡単に左腕で掻き消す。
ヤミリーダ「……は??????」
ザイムの呪文に一度敗れてるとは言えど、自身最強の呪文。
それが呆気無く止められた事に、天使の精神が錯乱する。
ヴォイド「出来損ないのカスにしては上出来の呪文だが、私には効かんなァ。
私の闇呪文で永久の眠りにつけ。ダークマター。」
ヤミリーダに対する興味が失せたかの様な表情で、闇系呪文を放つヴォイド。
それを食らえば死と判断したヤミリーダは、防御壁を全開にする。
しかし、防ぎきれずに闇の玉に当たった天使は、遠く吹き飛ばされて戦闘不能に。
ヴォイド「あの天使、闇の力もそれなりに持っていたが故に即死は免れたか。
ククッ、まァ・・・・・寿命が僅かながら伸びただけだがなァ。」
四魔神最後の男の化け物振りを目の当たりにして、ルフェル達は動揺する。
ヴォイド「フィーンを倒して意気揚々と参戦しに来たって所だろうなァ。
あんな速さだけが自慢の小物を倒せて、良かったか?・・・・・ん?」
パラライド(こ、この魔神は僕が戦ってた魔神とは次元が違いすぎるよ。
やっと、ここまで来れたのに。こんなのって…無いさ)
~続く~