10/06/12 20:17:07 0
~>>184の続き~
ヴォイド「これで片腕だけかァ。弱小な魔族は私の世界には不必要だ。
大人しくリタイアして貰う。それが神が下した判決と言った所かァ。」
ルフェル「(大汗)・・・私が、私が通用しないのですか。」
ヴォイドは大槍を右手で軽く振り回した後、ルフェルにトドメを刺そうとする。
少年は恐怖で目の前が真っ暗になり、死を全身で予感した。…が!
ガキィィィィン!
ヴォイド「・・・・・ほぅ、これは予想外だなァ。」
パラライド「言ったよね、すぐに助けに行ってあげる…ってさ!」
ルフェル「パラライドさん!」
フィーン戦後、生死をさ迷っていたパラライドがルフェルの窮地を救う。
天使の蘇生呪文が成功し、重症の肉体を…自分自身の回復呪文で治していた。
腰にはフィーンが愛用していた竜魔光刀を携えている。戦利品として頂いたのだ。
ヤミリーダ「私だっているんだよねぇ。」
ついでに回復して貰って元気になった天使は、魔族形態で戦場に現れる。
ヴォイド「使い魔の情報だと、天使と魔族の混血種だったなァ。キサマ。
興味の対象に値する生物ではあるが、殺さない理由にはならん。
ククッ、トゥーラズを殺ってくれた礼をしてやらんとなァ。」
自身の攻撃を受け止めたパラライドには目もくれず、視線をヤミリーダに向ける。
~続く~