10/01/19 21:43:46 0
~16の続き~
ジルヴァロ(千年を生きた私が、低知能者でも暴ける失敗如きで死んでいいわけがない!
左腕の発現を解いた今、二度と触れれぬ状況を作り出し、いたぶり尽くすぅ!
まずは、私の体から燃え盛る炎を取り除くのが先決でしょお!)
男は自身の体に空間転移術独特の「渦」を張り巡らせる。要するに消火作業である。
ジルヴァロ(後、三秒。後、三秒で、お嬢さんに絶望を与えられる!
・・・おや?空間内部に女性の手?・・・こ、これは)
テュール「それを待ってたわ。空間転移術者にとって、空間内部は家のようなもの。
その入り口(渦)に手を入れて、最上級爆炎呪文を放てばどうなると思う?
アンタの底を知る事無く終わるのも、勿体無いけど、さよならでしょうに。」
別れの言葉と同時に魔力(呪文)の開放をする。そして、空間内に入れていた右手を引き抜く。
テュール「空間が張裂け寸前ね。ここから離れるわ、って言いたいけど時間が無いわね。
自身の魔力ですもの、耐えれて当然でしょうに。・・・・・きなさい!」
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!
~続く~「次回はザイムサイド」~