09/12/05 04:30:29 0
---クラブ--- (^p^) (^p^) (^q^)
憂「あ、お姉ちゃん!私これからクラブ見学をするから、先に帰って」
唯「やだー!うーいといっしょ!」
憂「何度も言ったでしょ!お姉ちゃんにはクラブは無理なの。分かってよ!」
唯「じゃあ、うーいもくらぶやらないで帰る」
憂「えー、それもダメよ!クラブをやらないとニートになっちゃうもん」
唯「にーと??」
憂「そう、ニートよ」
「部活をしないとニートになる」というのは何の根拠も無い話だが、何故か桜が丘高校ではこれがデータとして当てはまり、伝説として生徒に信じられているのである。
要するに、部活をやらない人は、すべてに対しても消極的であり結果的に何もやらないまま高校を卒業してニートになる確率が高い、ということであろう。
憂も幾ら池沼な姉を介護しなくてはならない重責があるとは言え、流石にニートになっては姉妹そろって没落していくため、何が何でも部活に入ることに決めていた。
池沼な姉を養うためにも、自分がニートになってはいけない!という責任感である。
もちろん、池沼な唯にはそんな憂の決断を理解することも出来ないし、そもそもニートという言葉の意味が分からない。
唯「にーと悪い?」
憂「うん、ニートは良く無いわよ」
唯「唯はにーと?」
憂「まだだけど、お姉ちゃんの場合は仕方ないわよ」
唯「あうー?唯にーとになる?」
憂「お姉ちゃんは気にしなくてもいいのよ。私がしっかりやれば大丈夫だから」
憂は自分に言い聞かせるように言った。
しかし、唯には「にーと」という独特な言葉の響きと、何か非常に悪いことのような気が段々してきた。
唯「唯にーとやだ!!」
憂「お姉ちゃんは大丈夫よ!」
唯「やだー!やだー!やだー!」「唯もぶかつやるー!」
憂は姉が部活をやると喚き出してしまい、当たりが何か騒然としてきて困ってしまった。