09/12/11 02:21:06 O
唯が道に寝っころがっていたら、2人組の男が道を歩いて来た。
男A「おい、あれなんや?」
男B「ん!」
2人の視線の先には、うつぶせに寝ている唯が見えた。
男B「まだ酔っ払う時間でもないやろし…」「怪我なんか?」
少し心配した2人組は唯に声を掛けた。
男B「おい、どないした?」
唯「……」
男B「おい!」
唯「むうーーー!!」男AB「!!!」
男2人は突然の叫び声にびっくりした!
一方の唯は自分の楽しみを邪魔したと怒ったのだが、男2人は自分達の親切を仇で返されて、怒った!
男A「なんや!ワレ!どういうつもりや!」
男は声を荒げて、道に寝そべっている唯を蹴飛ばした。
唯「んぎゃーー!!」
男B「なんや、女やんか!」
唯は食っちゃ寝の生活のため、デブであり、また、髪もボサボサなので、道に寝っ転がっていたらとても女には見えない。
男A「ハハハ、俺達も偉い舐められたな」
男B「ホンマや」
男B「おいこら!どういうつもりや?」
唯「……」
男B「なんや?しかとか!ええ度胸しとるな」
と言った瞬間、唯を思い切り蹴飛ばした。
ボコッ!
唯「あうー、ひぃぃぃん!!」
この一撃は効いたようで、唯はもんどりうって蹴られた脇腹を押さえる。
男B「フッ、たわいもないわ」
男A「おい見ろや、ロマンスやと!」
男B「ん?」「ハハハ、その格好で何がロマンスや」
「笑わせるな、ブタ!」
「ロマンス」とは唯の着ている服の正面にカタカナで書かれていた言葉であった。