09/11/14 20:44:10 0
乱射されるビームに李珠は防御の陣形を敷く事を考えた。
「ここは鉄壁の防御陣で敵の猛攻を凌ぎましょう。」
カフェをサッと掴んで盾にする。
何気に非人道的と思った人もいるかも知れないが、これは戦。
指揮官が倒れれば総崩れとなる以上は多少の犠牲が出るのは致し方ない。致し方ないのだ!!
「カフェ殿…後で立派な碑を建てます故、どうか化けて出ぬように。」
李珠は力を使い果たして倒れたライトに近寄り、その手に握るノートを掴む。
「おそらくこのノートが怪異の核になっていたのでしょう。
ノートの後ろに名前が書いてあるようですが持ち主の名前でしょうか。
所々焦げていますが辛うじて読めそうですね…何々、■生太郎…なまたろう?」