09/09/18 20:16:07 0
～～八神町中心街～～
街の真ん中に、大きな川がある。そこに一本の橋が掛かっていた。
それは、街の南側にある出口へとつながっている。
その橋の途中に、ひとりの老人がいる。また、橋の手前にはビルがあり、
その窓からオジ様（>>557蘭の父親）が手を振っている。
わたしらに何か用があるらしい。それとも、サインでも欲しいのかな?
Ａ：橋を渡る
Ｂ：オジ様（>>557蘭の父親）に会いに行く
Ｃ：川に沿って歩く
ギシギシと音をたてる、木造りの橋を渡った。その中ほどに、老人がいる。
青い僧服を着、杖を突いて わたしらを待っていた。
「旅の扉を、ご存知かな？」と、老人は訊いた。首を振ると、老人はうなずく。
右手に持った杖を空中に振りかざして、くるりと輪を描いた。※CV：永井一郎
そこに、映像が浮び上がる。沼のようだった。だが、水のかわりに奇妙に光り輝
くエネルギーの粒子のようなものをたたえていて、それが、渦を巻いている。
「これが、旅の扉じゃ」と、老人は説明した。「─もっとも、これは見本じゃ
がな。旅先にある街や港の奥に、これがある。ここへ飛び込めば、遠いところま
で一瞬のうちに移動できる」
「どこへ続いているんですか？」彼（光彦君）が声をかける。※CV：大谷育江
「あちこちじゃよ。空間を切り結び、お前たちの行ったことのない、はるか遠方
の国へと連れて行ってくれようぞ」
わたし達は、街の外へ向かった。※南↓へ…