09/07/01 22:58:06 0
トンネルは、オープンカット工法とシールド工法があるぞ。
オープンカット工法とは、地面を大きく掘って、トンネルを造っていく方法で、
シールド工法とは、特別な掘削機械を使って掘削していき、出来た坑道を
コンクリートの壁で固めてトンネルとして作っていく方法だ。
地下鉄の建設は、オープンカット工法で作ることが多いが、地上が密集しており、
地面を大きく掘るのが難しい場合はシールド工法で作ることが多い。
トンネルは無駄を少なくすることを考えると、馬蹄形が適しているが、
地下の圧力や山の重みに耐えるのには円形が適していると言える。
中には四角いトンネルもあるぞ。
非電化路線を電化路線にした場合、トンネルにおける架線の高さが問題となる。
架線の高さが低いと、電車や電気機関車のパンタグラフが引っ込んでしまい、
短絡の危険があり、特に20,000Vや25,000Vの交流区間だと大変。
そこで当然、トンネルの天井を高くすると言う方法で架線の高さを整える。
それが難しい場合は、車両側で対応するわけで。