びんちょうタン総合スレ その2びん。at CHARANETA2
びんちょうタン総合スレ その2びん。 - 暇つぶし2ch259:寒くて 温かい町で… びん
09/01/27 16:49:47 0
>>256

びんちょうタンが轍の後を追って、立ち並ぶ店先の角を曲がると、
少し先にさっきの軽トラックが停まっているのが見えました…。


(´Д`)ノ    『 よぉ!お疲れ~ 温子ちゃん。 』

(* ̄▽ ̄)  『 配達ご苦労さんだね~♪ 』


    【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『 こんにちは~! いつもありがとうございます~! 』


お店のおじさん達と話しているのが、温子お姉さんだと解った
びんちょうタンは、側に寄って声を掛けようとしました…。

すると急に、抱いていた生き物が鳴き声をあげました。

キュウ~ン キュウ~ン!

    【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『 わっ、わっ! ルルちゃん?! 』

 (スチロール箱で死角になった足元からの、不意の鳴き声に驚く)

    【 URLリンク(aryarya.net) 】
    【 URLリンク(aryarya.net) 】
    【 URLリンク(aryarya.net) 】

260:北へ。?Diamond Dust Drops?
09/01/27 18:32:52 0
URLリンク(ja.wikipedia.org)

261:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/27 21:43:11 0
>>259-260
……あ…
《 あのひとが…あつこおねえさん……! 》

あの………ふぇ???

ふぁ……あ、あぶない!
(降ってくるスチロール箱とイカの雨から身を挺して『ルルちゃん』をかばう)

ドサッ        ひは~~~~~ ………      ドサドサドサドサ

(箱が体の上にかぶさったおかげで、幸いにもイカまみれにならずに済む)

ふぁ……
だ、だいじょうぶ?

URLリンク(www.city.kushiro.hokkaido.jp)   ……キュ?

ひはぁ……よかったぁ。

あ、あの……はじめまして。
わたし……このまえ、おてがみ、いただいた、びんちょうタンっていいます。
あの…このこが、おみせの、とらっくから、おちちゃったので……その……えっと……

262:イカ最高~?
09/01/28 01:47:03 0
>>261

温子 『 …!! あなたがびんちょうタン?
     わざわざ来てくれたんだ。函館は遠かったでしょ…?
     あっ、ゴメンね! お話は後回しにして、イカを
     拾うのを手伝ってもらえる~?             』 

アツコチャン マタカイ…   ソラヨッ!     ゴメンネ オジサン …

       マッタク オッチョコチョイ ダネ~    アハハ …

263:茜木鮮魚店
09/01/28 01:47:45 0

   【 URLリンク(aryarya.net) 】


雪の上に落ちたイカは、殆ど傷みが無く拾えたものの、
結局着物を汚してしまったびんちょうタンは、お姉さんの
家に着くとお風呂を借りて、みんなで一緒に入りました……。


      ――  ――  ――

         カポーン
   ⌒           ⌒      ザー 
 (     )           (     ⌒            │     || |
    )                )           │     || |\
                 (    ノ             │     || |\\
  )___________  )_           │     || | : :\
──────‐ ヽ\        │     || | : : : : .
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ij ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄し' ̄ ̄]          │     || | : : : : :
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ.     || | : : : : :
  o                。     | ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ.    || | : : : : :
    ゚                |  ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ.  || | : : : : :
 ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ|| | : : : : :
ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ\ : : :
 ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ.\ :
ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ


『 この子は、まめゴマのルル。北海道に昔から住んでいるアイヌの
  人の言葉で、「海の汐(しお)の流れ」って意味なんだよ。
  港に流れ着いて来たこの子にピッタリな名前でしょ?   アハハ  』

264:一息ついて…
09/01/28 01:48:58 0

温子 『 ふわぁ~ よく温まったね~~。
      ルルも元通りの真っ白になったわ~♪

      そうだ、のど渇いたでしょ? 一緒にプリン食べよ? 』

 っ 【 URLリンク(aryarya.net) 】


プリンを頂きながらびんちょうタンは、お姉さんが鳥便を見つけた
時の事を聞いたり、預かって頂いていた荷物を見せてもらいました…。

温子お姉さんの手紙にあった様に、ターニャお姉さん達あての
封筒と小包は宛先が読めなくなっていました。

そして、少しドキドキしながら封を開けて確かめると、中のお手紙や
贈り物は無事だったので、びんちょうタンは明日にでも新しい包みを
揃え直して、またお姉さん達に送ろうと思いました…。


        ――  ――  ――

リリリーン リリリーン  ガチャ

温子 『 …はい、茜木鮮魚店です。 …あっ、お母さん、そっちはどう?
     ……うん、うん、解った…。 じゃあ、おばあちゃんによろしくね…  』
                                               プツッ ツーー
    『 …あ~ん、困ったな~。 源さん(店員)は腰を痛めて動けないし、
      お母さんはおばあちゃんと一緒に札幌のお得意様回りが長引いて、
      3~4日帰れないって言うし…。明日のお店どうしよう……      』

265:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/29 01:53:24 0
>>262
ふぁ……は、はいっ!

(つるつる滑るイカを懸命に拾い集める)

 ピューッ

ふみゅ! (特に活きのいい1匹をつかんだとたん、顔に墨をかけられてしまう)
……はひぃ………

>>263
……しつれい、します。
おねえさん…さっきは、おしごとの、じゃましちゃって、ごめんなさい。

   チャポッ  (体を洗ってから湯船に)

ひはぁ~~~………

……………       キュー…
(『ルル』のキラキラする大きな瞳と見つめ合い、お姉さんの優しい笑顔を見上げる)
ふぇぇ……
「かわ」も、ながれてるけど……「うみ」も、「ながれてる」んですね………

『るる』ちゃん………よろしくね。 
                     キュ! キュ♪

>>264
ひはぁ……
あ、は、はい!
――いただきます。 (ー人ー)
ふぁ……とっても、おいしいです!

………じゃあ、とりびんさんは……
(お姉さんの心のこもった看病で、元気になって帰っていったことを聞く)
……よかったぁ……!

ふわぁ……おてがみと、ぷれぜんと…だいじょうぶ……

…はい。
まえに、おしごとで、ほっかいどうにきたときに、
しりあった、おねえさんたちが…くりすますぷれぜんと、おくってくれたので……
なにか、おれいがしたいとおもって……
あつこおねえさん……ありがとうございます!

        ――  ――  ――

………あ、あの…おねえさん……
もし、よかったら…
おせわになった、おれいに……おみせの、おてつだい、させて…もらえませんか?

266:ちゅる亀コンビ
09/01/29 09:49:07 0
あれ?びんちょうタンじゃないかっ!奇遇だな~
わたしはこのカメさんを鍛えるために函館よりずっと北の
網走というところへ行く途中だったんだよ!じゃ、ま~たね~!

ゼニゼニ~(かぜ引くなよ~)

267:寒い朝だけど…
09/01/29 19:10:36 0
>>265

次の日、お店をお手伝いする事になったびんちょうタンは、
暗いうちから市場に仕入れに出掛けるお姉さんを見送ると、
お部屋を掃除して朝ごはんを作り、お姉さんの帰りを待つ
事にしました……。


お部屋の掃除が終わり、今度は店先の掃除にかかりました。

びんちょうタンが外に出ると、辺りはまだ暗くてとても寒く、
近所のお店の人達がそれぞれにお店の灯を点け、白い息を
あげて朝の挨拶をしながら、忙しそうに、でもどこか楽しそうに
働いているのが見えました…。
                   オハヨー  オーッ
                              キョウモ サムイワネー

268:美味しく出来た…?
09/01/29 19:11:24 0

お掃除が済んで、次は朝ごはんの仕度です。

びんちょうタンは、寒い中帰ってくるお姉さんに温まってもらえる様に、
先ずはお味噌汁を作ろうと思いました…。

お姉さんから入っている物は自由に使って良いと言われた冷蔵庫を
開けて見回したびんちょうタンは、【味噌】【アサリ】【ネギ】を取り出し、
おかずに【タマゴ】【ウインナー】【アジの開き】【シラス干し】を選びました…。


       ――  ――  ――

…… サクッ サクッ 
ガラガラー    フゥ …

温子 『 ただいまー。 わぁ……、部屋がピカピカ~!
     あっ、ごはんも出来てる~♪ お腹へってたんだよー  』
                                    アハハ
 
      【【 URLリンク(aryarya.net) 】】

               ズズッ 
温子 『
いただきまーす。   …うん、温かくて美味しいー☆
     お味噌もアサリも家のだよね…? なんでいつもより
     美味しいのかな……。
     御飯もふっくら炊けてる…。 パクパク
     アジもパリッと焼けてるし、びんちょうタンって
     家事がとっても上手なんだねー。             』
                          ニコニコ 

269:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/29 21:42:25 0
>>266
ひはぁ…ちゅるやさんと、かめさん…こんにちは!
「あばしり」…きっと、ここより、さむいところなんですね…

は、はい!
かめさんも…からだに、きをつけて…がんばってくださいね!

>>267
いってらっしゃい…おねえさん!

ひふぅ…
おさかなやさんって…まいあさ、こんなにはやく、おきなきゃいけない…
たいへんなんだなぁ……

ん、しょ…
 ザッ    ザッ  (夜の寒さで固く凍った店先の雪をシャベルでかき取り、他のお店の邪魔にならないように通りの隅に集めていく)

……おはようございます!  (通りかかる近所のお店の人たちに元気よく挨拶)

>>268
トントントントン
          コトコト  コトコト  (アサリが煮えたのを見計らって味噌とネギを入れる)

  シャッ シャッ   (研いだお米を、頭の炭とともに炊飯器に入れる)

         ジュウウウウ
                     パキッ   ジィィィィィ

(小皿でお味噌汁の味を見て) …………うん!

あ……おかえりなさい!
ごはん、できてます。

ひはぁ………… (頬をほんのり染める)
あ、ありがとうございます。 …うれしいです!

270:名無しになりきれ
09/01/30 04:09:37 0
ジャンケンしようか、ジャンケン

いっくよー、じゃんけんポン!(グーを出す)

271:名無しになりきれ
09/01/30 18:34:56 0
URLリンク(net-vvw.com)

272:ちょっと恥ずかしい…
09/01/30 20:30:53 0
>>269

手早く御飯を済ませた二人は、早速開店準備にかかりました…。

お姉さんのキビキビした指図に負けずにびんちょうタンは、
テキパキと動き、あっと言う間に品揃えを終える事が出来ました…。

      フゥ…               フフッ…
温子 『 びんちょうタン、やるわね……。      ゴソゴソ…
     でも今朝はこんなもんじゃないのよっ!!
                               ジャーン! 
      【 URLリンク(aryarya.net) 】

     今日、明日って連休だから、道外から観光に来た
     お客さんが多いのよ。
     それで一緒にこのイカ帽子を被って、焼きイカを
     売ってお客さんを集めて欲しいんだー。  ネッ?

     人が集まれば、カニやウニなんかの高い商品も
     売れるからねー。
     それじゃー、張り切っていこうー!!     』

 ”                                     ”
  焼き立てのイカはいかがですかー? ホタテもありますよー!
  お土産にカニはどうかにー? ホッケも美味しいよー! 
 
 ”                                     ”


273:名無しになりきれ
09/01/30 20:49:04 0
    ワイワイ                  チョット ミテコウヨ…
        ガヤガヤ   アーッ カワイイ~♪

『 …へえ、炭焼きなんだー。じゃあ、イカを一つもらおうかな…。』

                  コッチモ ヒトツネー
 ワタシハ ホタテガ イイナ…
              コノコハ オモチカエリ デキマセンヨネ? AHAHAー!

『 ホタテ美味しいね~♪ スイマセン、このイカとホタテの
  詰めあわせを… えぇ、2ケース送ってもらえます?       』
                                 コッチモネー!
カニヲ オクッテ モラオウカネ…      ウニニ シヨウヨー?

274:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/30 22:06:57 0
>>270
あ…は、はい。
じゃんけん、ぽん! (チョキを出す)

ふぁ…まけちゃった……
は、はい。 「やきいか」、おまけします! (値引きした分を自分のがま口から補填)

>>271
ふわぁぁ…! かわいいおようふく……
こんな、おようふくきて、おしごとしてみたいなぁ……

275:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/30 22:07:46 0
>>272
――ひは~~ぁ!
おねえさんと、わたし…「いかさん」になっちゃった……
ふわぁ……でも、このぼうし…クヌギたんのぼうしみたいに、あったかい……

は、はい! がんばりますっ!
                      キュー! (ルルちゃんがイカ帽子の端をくわえて引っぱる)
ふゎ…ひはっ、と、と、と……
    キュ~? (食べられないとわかって放す)   ……わぁ!   コテンッ

  ――   ――   ――

ジュゥウウウウ    パタ  パタ  パタ   
(こげ目がつきすぎないようイカを丁寧にひっくり返しつつ、匂いが遠くまで届くようにうちわで扇ぐ)

「やきいか」…いかがですかぁ~?
「すみ」でやいた、あつあつの、やきいかでぇ~す!

>>273
いらっしゃいませ!
はい。 ありがとうございます!
はい…ほたてですね? ありがとうございます!
あ……ごめんなさい。 るるちゃんは、うりものじゃないので…      キュー!

あ…は、はい!
では、こちらの、でんぴょうに、おおくりさきを、かいていただけますか?
はい! …はい!
ありがとうございまぁす!    パタパタ

276:完売しました~
09/01/31 20:30:44 0
>>275

びんちょうタンとルルの活躍もあって、お店を訪れるお客さんは後を絶たず、
夕方前には今朝用意した品物を、全部売り切る事が出来ました…。

     フゥ…
温子 『 びんちょうタン、お疲れ様~♪
      後片付けも終わったし、温泉でゆっくりしようよ~。 』


お姉さんとびんちょうタンはお風呂の仕度をすると、お留守番のルルに
手を振って、温泉に向かう電車の停留所に向かいました……。

277:チンチン電車に乗って…
09/01/31 20:31:19 0

     【 URLリンク(aryarya.net) 】
                            …ゴトンゴトン プシュー

温子 『 あっ、来た来た~♪ この茶色の電車で行くんだよ。 』

☆ チン  ☆ チン  
          プシュー …ゴトンゴトン    ツギハ~ シヤクショマエ~

温子 『 あのね、今から行く温泉は、朝早くから働いている
      漁師さんや私達の様なお店の人には人気なんだ~。
      特に冬の時期は、朝から人が沢山来るんだよ。    』

278:お風呂に星が…
09/01/31 20:31:57 0

谷地頭温泉に着いた二人は、早速お姉さんオススメの露天風呂に向かいました…。


            【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『 …ふぅ ねぇ、気が付いた? ここの湯船は星の形をしているんだよ。
      昔、建てられたお城の形をイメージして造ったんだって…。
      …私だったら、雪の結晶をデザインして造ってみたいかも~。      』

         ヨク アッタマッテ イコウネ ~♪

279:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/01 01:32:40 0
>>276
ひ…ひはぁ…
は…はい!
おつかれさまです…おねえさん。
るるちゃんも…おつかれさま。

ふわぁ…おんせん…!  …は、はいっ!
(支度を手伝い、ルルちゃんに晩ご飯のイカをあげる)
じゃあ…るるちゃん、いってくるね。

>>277
ふわぁぁ…!
この、でんしゃ…ひこうじょうから、くるとちゅう、ばすのなかから、みました。
のってみたいな…って、おもってたんです。
よかったぁ…!

ふぇぇ…
おんせんって、やまのなかだけじゃなく、まちのなかにも、たくさん、あるんですね。
ほっかいどうって、すごいなぁ…

>>278
………ひふぅ~……… (海の香りのするお湯の熱さが全身に染み渡る感覚にうっとり)

ふぇ…おほしさまの、かたち……?

チャポッ
………ん…… (湯船の縁に上がり、爪先立ちで全体を見渡そうとする)

ツルッ
ふゎ、わ…わぁ!   ザパァッ! 
(足を滑らせお湯に落下、お姉さんに抱きとめてもらう)

ぷはっ…ひはぁ…お、おねえさん、ありがとう……
あ、あの…すみませんでした……
(お湯と恥ずかしさで顔を真っ赤にほてらせ、周りのお客たちに謝る)

280:お腹が空きました…
09/02/01 19:38:34 0
>>279

ゆったり温泉につかった二人は、まだホカホカと湯気を立てながら
電車に乗って、夕ごはんを食べにベイエリアへと向かいました……。

         ――  ――  ――
 
       【 URLリンク(aryarya.net) 】
                                ジャ~ン!
温子 『 函館に来たら、このお店は外せないわよ。  ウフフッ
      じゃあ、先ずは 【やきとり弁当】 ねっ!  』

  イラッシャイマセ~   オベントウヲ オネガイシマス~♪
                             ……ハイ、オマチドウサマ~

       【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『 今日は本当に、お疲れ様。ガラナジュースで乾杯しよっ☆ 』 

       【 URLリンク(aryarya.net) 】  ☆
                                チン

281:まだまだ行きます…
09/02/01 19:39:13 0

温子 『 …どうだった? 美味しかった? …うん、よかった~♪
     豚肉を使っているけど、やきとりなんて面白かったでしょ?
                                        ウフフ…
     さて、次は隣のハンバーガー屋さんよっ! ヨシッ    』

          ――  ――  ――

        【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『 夏だったら、【いか踊りバーガー】 がオススメなんだけど…
     びんちょうタン、好きなの選んで…?              』

282:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/01 20:38:15 0
>>280
ふわぁ…おいしそう…!
やきとりが、ごはんのうえに、のっかってる…

…はい。
おねえさん……おつかれさまでした!

―いただきます。 (ー人ー)

  コクッ
      シュワシュワシュワ

……ふ…ふぁ…… (舌に広がる炭酸の刺激に戸惑う)
ひはぁ…おいしいです!

>>281
は、はい!
ふぇ…「やきとり」なのに…ぶたさんなんですね……なんだか、ふしぎ……

          ――  ――  ――

ふわぁ………! (サーカスのようなお店の看板にわくわく)

ふぁ…
はじめてみる、「はんばーがー」、たくさん…
どれにしようかな……えっと……
この、「ちゃいにーず…ちきんばーがー」が、「いちばんにんき」…
あ、でも…
こっちは、「えび」も、はいってるんですね……

ん、と……
この…えっと……「さみっと、ばーがー」に、します。

283:あつあつでした…
09/02/02 17:48:18 0
>>282

温子 『 じゃ、私もそれー。 それから……
      びんちょうタン、エビが好きならこれも頼もうっか?
      えーっと… 揚げたポテトと海老にとろけるチーズ…
      ホワイトソースとドミグラスソースのダブルソースを
      かけました… だって。 美味しそうだね~☆    』

コンバンハ イラッシャイマセ~             ……ハイ、オマタセ シマシタ~
           サミットニ エビエビラキポテヲ クダサ~イ
                     
       【 URLリンク(aryarya.net) 】

                  ゴソゴソ  
温子 『 …あっ、来た来た。                 パクッ
      ポテトは熱いから気をつけてね。いただきまーす。 』

       【 URLリンク(aryarya.net) 】

284:楽しい所へ…
09/02/02 17:48:50 0

    パクパク
 
温子 『 ……明日のお仕事が終わったら、明後日は店をお休みに
      するから、どこかびんちょうタンの好きな所に遊びに
      連れて行ってあげるよー。 はい、ガイドブック。

  っ 【 URLリンク(www.hakodate-kankou.com) 】

      漢字が読めなかったら訊いてね。でも写真が沢山
      載ってるから、だいたい解ると思うけど…。     』 

285:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/02 20:35:01 0
>>283
ふわぁ……おいしそう……!

いただきます。 (ー人ー)
んっ…あ…… んぐ! (口といっしょに目も大きく開けてバーガーにかぶりつく)
はふっ、はふっ…ほぐ… (熱々のポテトをふうふうしつつ頬張る)

ふわぁ…おいしいです!

>>284
ふぁ…ほんとですか?
あ、ありがとうございます!

えっ、と……… (ガイドブックの写真を食い入るように見ていく)

この、きれいなたてものって…「きょうかい」って、いうんですよね。
わたしのまちでは、みたことないです…

ふぁ…
さっきのおふろと、おんなじ、おほしさまの、こうえん……

ひはぁ…
これって、「よるのまち」の、けしき…なんですか?
…きれい……!

えっと……
ここと、ここと、ここに…いってみたいです。
(『トラピスチヌ修道院』、『五稜郭公園』、『函館山』の3ヶ所を指さす)

あ…そ、それから…
もし、できたら…とちゅうで、ゆうびんやさんに、よってもらえたら、うれしいです。
おねえさんが、ひろってくれた、おてがみと、ぷれぜんと…もういっかい、おくりたいので……
あの…わがままいって、ごめんなさい。

286:名無しになりきれ
09/02/03 00:07:22 0
そこのちっこくて可愛いお嬢ちゃん、やくそうを持って無いかな?
持っていたらこの「ちからのたね」と交換して欲しいんだ
長いこと旅をしてるんだがゴールドが底をついてね・・・やくそうを買うお金が無いんだよ

287:クラゲさん
09/02/03 10:34:06 0
ぼく、サメさんに食べられるところをプカシューに
助けてもらったクラゲだよ。
びんちょうタン、おぼえててくれてる・・?

288:もう一度お手紙を…
09/02/03 19:14:49 0
>>285

温子 『 夜の景色を見るなら、今がちょうど良いわね…。
      函館山なら近いし、これから行こうか~☆

      …うん、郵便局ね。鳥便の取り扱いがある局は
      直ぐ近くの 【はこだて明治館】 の中にあるよ。
      今日はもう閉まっているから、明日のお仕事が
      終わったら出しに行くといいわ。

      あっ、そうそう、鳥便からお詫びのハガキと
      こんなものが家に届いていたわよ。

 っ 【 鳥笛 】 

      ハガキ読んであげるね…。   ゴソゴソ…   』


 《                                     》
     びんちょうタン様

   いつも鳥便をご利用頂き、ありがとうございます。

   この度は悪天候とは言え、弊社の配送の不手際により
   ご迷惑をおかけしました。

   つきましては、再度郵便物を送られる際に、この書面を
   差出窓口に御提示下されば、送料は無料とさせて頂きます。

   またお詫びとして、鳥笛を同封させて頂きました。
   これはびんちょうタン様が道内に居られる際に、無料で
   鳥便の特別サービスをご利用出来るものです。

   使い方といたしましては、以下の通りです。

   1. 郵便物を送りたい  ⇒ 長く二回吹いて下さい。
   2. 何処かに移動したい ⇒ 短く三回吹いて下さい。

   どちらもお近くを巡回中の弊社担当者が、速やかに
   お伺い致します。

   今後も鳥便を御贔屓下さる様、お願い致します。

                          (*・e・*) 北海道
  《                                    》

289:函館山
09/02/03 19:15:22 0

温子 『 この時期は登山道が使えないから、ロープウェイで
      山頂まで行くのよ。さっ、乗ろう?          』
                            ピンポ~ン

       【 URLリンク(aryarya.net) 】

        ――  ――  ――

温子 『 …よいしょっと。 はい、ココが展望台よ…。
                                わぁ~♪
       【 URLリンク(aryarya.net) 】

      あの左の大きな船の近くが、私ん家の方だよ…
      久しぶりに来たけど、いつ見ても綺麗だなぁ…。  』

       【 URLリンク(aryarya.net) 】

290:名無しになりきれ
09/02/03 19:16:36 0

       【 URLリンク(aryarya.net) 】

291:名無しになりきれ
09/02/03 19:17:54 0

       【 URLリンク(aryarya.net) 】

292:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/03 21:09:42 0
>>286
やくそう、ですか?
あ…はい!

…どうぞ。  っ【ちくタンにもらったマダケじいちゃん秘伝の薬草】

すりきず、きりきず…やけどにも、とっても、よくききます。
ふぁ……「ちからの…たね」……
うえると…「ちから」が、はえてくるのかな?
あ…ありがとうございます!

>>287
ふわぁ……あのときの、くらげさん! …こんにちは!
さいほうそうで、みました。
あのあと、おとうさんやおかあさんに、あえたんですよね。
よかった……
わたしも、ぷかしゅーといっしょに、ぼうけんしてみたいなぁ……

293:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/03 21:26:57 0
>>288
えっ…いまから、ですか?
は…はいっ!

ふわぁ……
このふえ、ふいたら…
ほっかいどうの、いろんなところに、いけたり、
みんなのおみやげ、かったら、すぐに、おくってもらったり、できるんだ…!

>>289-291
ふわ…っ!?
すごぉい…おそらをとぶ、でんしゃみたい……

        ――  ――  ――

―――ひはぁ …………………  (言葉を失い、街の灯りをしばし見つめる)

あっちが、おねえさんの、おうち……
あの、きれいなひかり、ひとつひとつ……
このまちで、ひとが、「いきてる」っていう、「しるし」なんですね………

キュッ
(お姉さんの手を握り、ぬくもりを噛みしめる)

おねえさん……ありがとうございます。
あしたも…いっしょうけんめい、がんばります。

294:名無しになりきれ
09/02/04 02:29:46 0
     ⌒  ヽ ほ  (⌒,
   、⌒ (  ほ  く    ⌒)
 (     く    ( )   )
   (    _,,.._,.-ー、,、_  '
     /_,-ヘ '^ッ '、^ ゙ヽ、
    / '" _,'" ,ノ ,ヽ, ` 、 ヽ
   ,i  '"  / ,'  ',   ::い7
    |    i  ;     ...::i/
   ,ヽ、        _::::;;イ
    ゙̄`ー-......,,,,,::-''''",/

寒く無い?巨大な肉まんドゾー
大きいから皆で食べてね、びんちょうタン

295:きょうもがんばります!
09/02/04 19:35:16 0
>>293

温子 『 いらっしゃい!いらっしゃい! 今日はイカが安いよ~! 』

        【 URLリンク(aryarya.net) 】

次の日、店には今日も朝から沢山のお客さんが訪れ、びんちょうタンは
いつもの様に丁寧で、そして素早くお仕事をこなしていました…。

          ――  ――  ――

    『 …きょうは、ナニにしましょうか……。 』

        【 URLリンク(aryarya.net) 】

296:…こ …こんにちは!
09/02/04 19:35:48 0

ターニャ 『 …スミマセン、この貝を……!
        びんちょうタン?!                     ☆
        こんな所で会えるとは思ってませんでした…。  ニッコリ

 (プレゼントを送ってから、今までの経緯を話す、びんちょうタン)

        ……そんな事があったんデスか…。
チョット~コレ クレル?                  コッチニ ホタテヲ 2マイネ~!

        …あっ、お仕事のおじゃまになりますね…。 では……

  っ 【 URLリンク(www.geocities.jp) 】

        ワタシはいま、このパフレットのお店に研修に来ています…。
        ここから歩いてすぐのところですから、お仕事が終わったら
        ゆっくりお話しませんか…?  …はい、ではあとで……。  』

297:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/05 00:19:40 0
>>294
ひはぁ! …おっきいにくまん……
あ、ありがとうございます!

わたしひとりじゃ、たべきれない…
あつこおねえさん…みなさんも、どうぞ!

>>295-296
  ジュシュウウウウウ
            パタパタパタ

(焼き網の上で殻が開いたホタテに素早くお醤油をたらす)

いらっしゃいませ~!
あつあつの、ほたてと、やきいか、いかがですかぁ~?

はい。いらっしゃいま―――

――たーにゃ…おねえさん………!
ふぁ………お、おひさしぶりです!   (あわてて深くお辞儀)
わたしも……びっくりしちゃいました……

………はい。
それで、このおみせの、あつこおねえさんが、
おてがみ、ひろって、しらせてくれたので…おれいを、いいたくて……

ふわぁ…!
このまちにも、「がらす」のおみせがあるんだ……
あ……はい!
おしごと、おわったら…おてがみと、ぷれぜんと、もって、おうかがいします。
はい…それじゃあ、また…!

    ―ごめんなさい……おまたせしましたぁ!
          はい。ほたて、ふたつですね?   ………

298:疲れたけどワクワクしてきた…
09/02/05 20:02:36 0
>>297

昨日よりもお店は活気にあふれ、夕方までにはだいぶ時間があったのですが、
店先に並べられた商品を全部売り切る事が出来ました……。

びんちょうタンはお店の掃除を全て終わると、配達の注文を電話で受けて
仕分け作業をしていた温子お姉さんに、これから郵便局に行って、それから
ターニャお姉さんに会いに行くと言いました…。

温子 『  …うん、わかった。 私もこれからあちこちの旅館を回って
      配達しなきゃならないから、ゆっくり遊んで来るといいよ~。 』

びんちょうタンは、ルルを助手席に乗せて出かけるお姉さんを見送ると、
先ずは郵便局へ行く事にしました……。

299:楽しい郵便局?
09/02/05 20:03:11 0

           【 URLリンク(aryarya.net) 】

鳥便の窓口のある二階へ進むと、びんちょうタン目を引くお店が有りました。
おもちゃの九官堂では一つだけしか飾られていなかったクマのぬいぐるみが
たくさん並べられていたからです……。
                                           ニコニコ
店員 『  …こんにちは。 優しくなら、さわったりだっこしてもいいからね。  』

300:キラキラしてる…
09/02/05 20:03:42 0

めぐみお姉さんと、明理お姉さんへのお手紙を出し終えたびんちょうタンは、
ぬいぐるみ屋さんに寄り道をして少し遅くなってしまったと思ったのでしょうか、
辺りに気を付けながらチョットだけ小走りで、ターニャお姉さんの居るお店に
向かいました……。

           ――  ――  ――

          【 URLリンク(aryarya.net) 】

ターニャ 『  …あっ、びんちょうタン、こっちですよ~~
                                           ウフフ
        歩いて来て寒かったですか?ほっぺが赤くなってますよ…。
        さあ、お店の中に入って温まって下さい…。          』
                                  ニコニコ

           ――  ――  ――

          【URLリンク(aryarya.net)


ターニャ 『  ここでは特に、宙吹きと言う技術を勉強しています。
        …この作品の様な仕事がたくさん出来るように、
        毎日がんばっています……。              』

301:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/05 22:11:14 0
>>298
――おつかれさまでした!

るるちゃん…ありがとう。 (自腹で買ったホタテをルルちゃんにあげる)

…はい。
それじゃあ…おさきに、しつれいします…おねえさん。

いってらっしゃぁーい……! (トラックに手を振り、お手紙とプレゼントを持って郵便局へ)

>>299
ふわぁ…!
ふゆなのに、みどりのはっぱ、たくさん…
「びる」が、「もり」で、できてるみたい……

えっと…ゆうびんきょくは……
――ひはぁ! くまさん、いっぱい……!
ふぁ…このこ、おやまの、こぐまさんに、にてる……

あ…こ、こんにちは。
ふぁ……は、はい!

………… (そっとほっぺでぬいぐるみに触れてみる)
はるになったら…また、あいたいな……

>>300
はっ…はっ…

ふぁ…たーにゃおねえさん! こんにちは!
また、おあいできて…ほんとに、うれしいです。
……は、はい!

           ――  ――  ――

ひはぁ……ここにも、きれいながらす…いっぱい……!

《 「ちゅうぶき」って…どんなふうに、するんだろう……? 》

あの…おねえさん……
このまえは…すてきなぷれぜんと、ほんとに、ありがとうございました。
あの…これ、おれいです。
おそくなっちゃって……ごめんなさい。

(喜んでもらえるかドキドキしながら、お手紙と雪の結晶の形のルーペを差し出す)

302:姉弟
09/02/06 13:11:20 0
コルク「おねえちゃん、びんちょおねえちゃんが最近いなくてさびしいんでしょ?」
アベマキ「フ、フン!別にどうってことないわよ!」
コルク「でも本当はさびしいんでしょ?」
アベマキ「おだまり!」

303:笑顔が見られて…
09/02/06 19:47:46 0
>>301

ターニャ 『  びんちょうタン…。 (そっと抱きしめる) ありがとう……。
        (ルーペを見ながら)とてもステキなプレゼントですネ…。

        造った作品の、細かい部分の出来具合を見る時に
        使わせてもらいますネ…。               ニコニコ  』

           ――  ――  ――

そしてお姉さんは、お店の中を一通り案内してくれた後、びんちょうタンを
近くにある、お気に入りの喫茶店に連れて行ってくれました……。

304:わたしが焼きます…
09/02/06 19:48:19 0

         【 URLリンク(aryarya.net) 】


ターニャ 『  グラススタジオの方に教えて頂いてから、よく来るように
         なったお店です。さあ、入りましょう……。こんにちは~ 』

           ――  ――  ――

         【 URLリンク(aryarya.net) 】
         【 URLリンク(aryarya.net) 】

ターニャ 『  ナホトカ… ワタシの生まれた町では、"ペチカ " と言う暖炉で
         冬を過ごします…。でも、ほのおが見える暖房は、その灯が
         小さくても暖かく感じるのは、どうしてなのでしょうネ……。


店員さん 『  いらっしゃいませ~。いつものおしるこでよろしいですね…? 』

        ( 焼けている炭の上に網を用意して、お餅を焼き始める )
        ( その様子を、うずうずしながら見つめるびんちょうタン )

店員さん 『  ……うん、うん、お嬢ちゃんは、お餅を焼くのが上手なのね。
         じゃあ、ここはお任せしようかしら…?              』

305:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/06 22:12:13 0
>>302
…くひゅん!

アベマキちゃんと、コルクくん…げんきかな…。
コルクくん…きょうも、きっと、きゅうしょく、のこさないで、たべたよね……

>>303
――ふゎ!? (急に抱きしめられてびっくり)

………おねえさん………!
おねえさんの、おしごとに、つかってもらえるなんて……
すごく…うれしいです。

           ――  ――  ――

ふわぁ……
おねえさんの「さくひん」…これから、きっとここに、たくさん、かざられるんですね。
なんだか…わくわくします。

……あ…はい!

>>304
ひはぁ…
このおみせ…「きっさてん」なんですね。
なんだか…わたしのまちの、さかやさんみたい……

ふわぁ~! おみせのなかに、いろりがある……!

「だんろ」……あ、それ…きいたこと、あります。
「れんが」でできてて…まきとか、せきたんを、もやすんですよね。
………ほゎあ…… (熾き火の柔らかな炎に、自分の家にいるかのように心が安らぐ)

ふぁ……! (網とお餅を見て、瞳の中に新たな炎がともる)
は、はい! よろしくおねがいします!

   パチ  パチ  (囲炉裏の中で、ゆっくりと、静かな情熱とともに燃えはじめる)

306:ウメばあちゃん
09/02/07 19:39:49 0
びんちょはいろんな人に親切にしてもらえてよかったねえ・・
ご恩をわすれちゃだめだよ。

307:ぽっ…
09/02/07 21:15:38 0
>>305

網の上で香ばしい匂いをさせてふくらむお餅は、ちょっとだけ焼け過ぎてしまった
プカシューのようだなぁ…と、びんちょうタンは思いながらも、美味しく出来上がる
ように、心を込めて焼くのでした……。


店員さん 『  はいはい、ちょうど食べ頃になりましたね… では…。

そう言うと店員さんは、お椀にお餅を並べてあずきを注ぎました。

         お待ちどうさまでした。熱いので気をつけて下さいね。 』


         【 URLリンク(aryarya.net) 】


ターニャ 『  お餅は色々な食べ方がありますが、ワタシは焼いたお餅が
        一番好きです…。そして…このお餅は、びんちょうタンの
        優しさも伝わって来ます……。 最高に美味しいですネ…。    』
                                           ニコニコ


308:おもしろい鐘の音
09/02/07 21:18:14 0

美味しいおしるこを頂いたお店を後にした二人は、少し辺りの夜景を見ながら
散歩をして、夕食を食べに行く事にしました……。


         【 URLリンク(aryarya.net) 】

ターニャ 『  この町はとても坂が多くて、小樽とよく似ていますネ。
        歩くのが少しだけ大変ですが、でもワタシはスキです…。


         【 URLリンク(aryarya.net) 】
         【 URLリンク(aryarya.net) 】

        ……あっ、ハリストス教会の鐘の音ですね。
        こんな時間に鳴るなんて、何か行事があるのでしょうか…。

        町のみなさんは、ガンガン寺と呼んでいるそうです。
        ちょっとおもしろい名前ですよネ。               』
                             ウフフ

309:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/07 22:16:05 0
>>306
―――ばあちゃん……

………うん。
みなさんの、あったかいこころに、ささえてもらえるから、
わたし、ここにいられる……
ぜったい、ぜったい……わすれないよ。

>>307
パチ    パチ
        ――ポフッ!

ひはぁ…おしるこ、おいしそう……!

いただきます。

………ふわぁ……おいしい……!
わたしも…やいたおもち、だいすきです。

ふぁ……おねえさんに、そんなふうに、おもってもらえるなんて………
あの、あの……とっても、うれしいです!  (ほんのり頬を染める)

>>308
ふわぁ…きのえだに、きれいなでんきが、いっぱい…

《 そういえば…
  ゆりえおねえさんのいる「おのみち」も、さかみちのおおい、まちだったっけ…… 》

――ひは!  か、かじ……!? (消防車の音と勘違いしてあわてて見回す)

ふぁ……これって…「きょうかい」の、かねの、おとなんですか?
ふわぁ…れんタンのおてらの、かねのおとと、ぜんぜんちがう…なんだか、たのしいおと……

310:お皿いっぱいの料理
09/02/08 20:22:39 0
>>309

雪の積もる坂道を下ってターニャお姉さんが案内してくれたお店は、
昨日びんちょうタンが夕食を食べた、おもしろいピエロの看板がある
ハンバーガー屋さんの直ぐ近くに有りました……

       【 URLリンク(aryarya.net) 】

ターニャ 『  ここのお店にはとても美味しいメニューがあるんですよ…。
        でもワタシには量が多いので、いつもは減らしてもらって
        いるのですが、今日はガンバって食べますよ~☆      』
                                      ウフフ

          ――  ――  ――


席についておしゃべりをしながら少し待っていると、二人の席に湯気を
立ち昇らせた料理が運ばれて来ました…。

       【 URLリンク(aryarya.net) 】


ターニャ 『  炒めた御飯の上に大きなフランクフルトソーセージを乗せて、
        ミートソースをかけた "シスコライス " と言う料理です…。
        さあ、いただきましょう…。                     』

311:行ってみたい…
09/02/08 20:23:26 0

料理を食べ終わり、お茶を頂きながらお姉さんは、びんちょうタンに冬の小樽の
話をしてくれました……。


ターニャ 『  …と、ワタシ達も忙しくなって来るのですが、色々な町から
        やって来る方々とお話するのが、今では楽しく思える様に
        なりました。これもびんちょうタンと出会ったおかげです…。

        ワタシは明日の研修を終えると、あさって小樽に戻ります…。

        それで… もしびんちょうタンの都合が良ければ……
        また小樽に来ませんか?

        狭い部屋ですし、仕事が忙しい時はゆっくりお相手出来ませんが、
        家に泊まりに来ませんか…?                      』

312:フェリーの不明少年は無事、「乗ったのに下りない」真相は…
09/02/08 20:25:24 0
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

313:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/08 20:55:33 0
>>310
ひはぁ! おっきなおさら……
すぱげってぃじゃなくて、ごはんに、「みーとそーす」が、かかってるんですね。

いただきます。 (お姉さんと同じように、指を組んで手を合わせる)

ふわぁ…ごはんが、ばたーのかおり……
そーせーじも、かりかりしてて……とってもおいしいです!

>>311
ふぇ…そ、そんな…
わたし…おせわになってばっかりで、なんにも……

えっ? ……で、でも……いいんですか…?

…………は…はい!
たーにゃおねえさん…ありがとうございます!

《 あしたは…あつこおねえさんに、まちを、あんないしてもらえるから…
  たーにゃおねえさんのこと、おはなしして…
  おねえさんと、るるちゃんに、きちんと、おれいいわなくちゃ…… 》

314:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/08 20:59:52 0
>>312
わたしも、このまえ、れんタンといっしょに、おふねにのったけど、
「ふぇりー」って、ひとだけじゃなく、「くるま」ものれる、おふねなんですね。
でも…ひとりで、きっぷをかって、おふねにのるなんて、すごいなぁ……

315:7
09/02/09 12:25:59 0
315

316:ごきげんよう…
09/02/09 21:02:34 0
>>313

あくる日、今日は温子お姉さんの案内で市内観光です…。

先ずみんなを乗せたトラックは空港の北、市民の森近くの
トラピスチヌ修道院へと向かいました…

     【 URLリンク(aryarya.net) 】

       ――  ――  ――

     【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『  ここは女の人に人気の場所ね。人は結構いるのに
      静かなのが、私はちょっと苦手。       アハハ
      いつも賑やかな所で生活しているからかもね…。

     【 URLリンク(aryarya.net) 】

      今日は修学旅行の生徒達も来ているねー。
      あのセーラー服… ちょっとカッコイイ~☆ 』

     【 URLリンク(aryarya.net) 】

( 深い色の制服の少女の一団が、スカートのプリーツは乱さぬように、
  白いセーラーカラーは翻らせないように、ゆっくり歩いている…… )

317:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/09 22:11:11 0
>>316
ふわぁ……
きのう、たーにゃおねえさんとみた、きょうかいも、きれいだったけど…
このきょうかいも…あかいれんがで、とってもきれい……

……ふぁ!
…この、おんなのひと…「まりあさま」って、いうんですね。
………… (純白のマリア像の優しい微笑みに、ほのかな安らぎを覚えつつ見上げる)

ひはぁ……
おねえさんたち…なんだか、かっこいい…… 
(少女達の優雅な仕草に、クヌギたんの上品な立居振る舞いを思い起こす)

318:6
09/02/09 23:31:01 0
318

319:まだれな…?
09/02/10 19:39:05 0
>>317

修道院の見学を終えた二人は、最後に売店に行きました…。

       ――  ――  ――

温子 『  ここに来たら、これは買って帰らなくちゃ~☆
      友だちが遊びに行くって聞いた時は、必ずおみやげに
      買って来てねって頼むんだ。

     【 URLリンク(aryarya.net) 】
     【 URLリンク(aryarya.net) 】

      この "マダレナケーキ" はココでしか買えないのよ。』

       ――  ――  ――

           (駐車場の車中にて)

温子 『  ……も、もうダメ~ 箱の中から良い匂いが漏れてくるわぁ…

      …うん、ガマンしないで食べちゃお~っと。 ガサゴソ…
      はい、びんちょうタンもどうぞ。                   』

   っ 【 URLリンク(aryarya.net) 】

320:↑
09/02/10 19:42:36 0

× =  【 URLリンク(aryarya.net) 】
○ =  【 URLリンク(aryarya.net) 】

321:ゆれます… とってもゆれます…
09/02/10 19:43:12 0

ケーキを頂いているうちに、車は次の目的地である五稜郭に着きました…。

          ――  ――  ――

         【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『  タワーからの眺めを見る前に、ここに入りましょ?
      ちょっと面白いものがあるんだよ。      
                            ウフフ…

         【 URLリンク(aryarya.net) 】

      ここは "北方資料館" って言う、北海道よりも北の海で魚を
      たくさん取っていた頃の資料なんかを展示しているんだよ。

         【 URLリンク(aryarya.net) 】

      すごく大きな船だよね… 一度漁に出かけると何ヶ月も
      漁をしながら海を回るって、ホント大変だよね…。

      …で、その様子を体験できるコーナーが、左の階段を
      上った先にあるんだ。 行ってみよ?


         【 URLリンク(aryarya.net) 】

      …それじゃあ、手すりにつかまってね。
      北洋航海体験スタート!                     』
                      ポチッ!

《                                           》
   操舵前のスクリーンに、流氷の海を進む景色が映し出される。

   進むに連れて次第に風の音が高くなり、次第に波が荒れ始める。
   そして、それに合わせて船体が上下に動き出す…。

   さらに海は荒れ、波しぶきがバシャバシャと窓ガラスに打ち付け、
   船体が踊りだす…。   
《                                           》


温子 『  …! びんちょうタン、しっかり手すりをつかんでいてね~! 』


        ( 徐々に揺れが収まり、航海体験が終了…。)

322:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/10 20:56:05 0
>>319-320
ふわぁぁ……いいにおい……!
きょうかいの、おねえさんたちの、てづくりの、けーきなんですね……

はい…いただきます。
ほぐ……

ふぁぁ……おいひいでふ!

>>321
ふえぇ…おふねのうえで、なんかげつも…
りょうしさんって、すごいんですね……

わぁ…おふねじゃないのに、おふねのなか…なんだか、ふしぎ……
…ふぇ? …は、はい!

  …わ…  ひ、ひはっ……  
     ほぇ?  わぁぁ!   ふゃわぁ!?
 ひは~~…    はわぁあぁ…   ひゃわっ…  

―――は、はひぃ……
りょうし、さんって…ほんとに…すごいん、です、ね……うっ、ぷ……

323:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/10 23:57:17 0
れんタン…おたんじょうび、おめでとう!

…そうだ。
この「まだれなけーき」…れんタンに、ぷれぜんとしよう。
(鳥笛を長く二回吹く)

324:5
09/02/11 06:21:01 0
324

325:おねがいします…
09/02/11 19:58:58 0
>>323

資料館の前の広場で、びんちょうタンは空に向かって鳥笛を2回吹くと、
そのまま耳を澄ませながら鳥便さんが来るのを待ちました……。

ほどなくするとグァグァと言う鳴き声と共に、大きな鴨が飛んで来て、
びんちょうタンの前におぼつかない足取りで着地しました…。

大きな鴨は、くちばしで自分のカバンから鳥便のマークの入った包みを
取り出すと、びんちょうタンに渡しました…。
びんちょうタンは、ケーキの箱をその白い包みでくるんで鴨の首に掛けました。

荷物を預かった鴨は、びんちょうタンに一礼をすると、バタバタと助走をして
空へ舞い上がって行きました……。

326:お花の名前と同じです
09/02/11 19:59:34 0

    グゥ…

温子 『  …あははっ、船酔いが収まったら急にお腹が空いて来ちゃった…。
      五稜郭タワーの近くに、ラーメン屋さんがあるから行ってみよ?   』

            ――  ――  ――

           【 URLリンク(aryarya.net) 】


二人が席に着くと直ぐに店員さんがやって来て、温子お姉さんが注文を済ませると、
ほどなく湯気を立ち上らせたラーメンが運ばれて来ました…。

           【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『 普通の塩ラーメンだけど、そのシンプルさが良いのよね~☆
      じゃあ、いただきま~す。                      』

327:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/11 21:18:55 0
>>325
ふぁ! きた……
こ、こんにちは! おしごと、おつかれさまです。

おねえさん…けーき、ありがとうございます。

(空いたケーキの箱に、れんタンに贈る分のケーキを改めて詰め直し、
 宛名と自分の名前を書いて包みに入れる)

よろしく、おねがいします。 (一礼を返す)

――おきをつけてー!

れんタン…よろこんでくれるといいな……

>>326
「あじさい」…
あめのおおい、きせつにさく、おはなですよね。
《 あめふらしさん…げんきにしてるかな…… 》

ふわぁ…
わたし、おしょうゆあじのらーめんは、たべたことあるけど、
おしおのらーめんって…はじめてです。

いただきます。 (ー人ー)

328:きらきらしてる…
09/02/12 20:28:01 0
>>327

ラーメンを食べ終わって外に出てみると、もう日が暮れていました…。


温子 『  …ちょうど良い時間になったわね…。
      タワーに昇って夜景を見てみようよ? 』

        ――  ――  ――

二人が展望台に着くと、辺りは夜景を楽しむ人で賑わっていました…。


温子 『  すみませ~ん、後ろを通りま~す。 』

        【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『  ……あっ、あそこが空いてる…

        【 URLリンク(aryarya.net) 】

      びんちょうタン、あの人の隣で見せてもらおうよ? 』


        【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『  わぁ… 綺麗だね……。』

329:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/12 21:09:12 0
>>328
――ごちそうさまでした。 (体が温まり、頬をほんのり上気させつつ店を出る)
すごく…おいしかったです。

ひはぁ! あの、いちばんうえまで、のぼるんですか?
…は、はい!

…しつれいします。 (体を小さくして人の間をくぐる)

あ……はい。

ふわぁぁぁ……!
おっきな「ほし」が…おそらじゃなくて、じめんに……
ふしぎだけど…とっても、きれい……!

  コツッ  (見とれるうちに、ガラスに近づきすぎておでこをぶつける)

…いたっ!
…………ひはぁ…(照れ笑いしつつ振り向いた拍子に、温子お姉さんの隣に立つ人と目が合う)

330:優しい手
09/02/13 03:09:49 0
>>329

   『  …! だいじょうぶ? 』

( くもりガラスで濡れてしまったおでこを、赤いコートのポケットから
  ハンカチを取り出したお姉さんに、優しく拭いてもらうびんちょうタン。

  その拍子にこぼれたメモ書が、びんちょうタンの胸元にすべり落ちるが、
  二人とも気が付かない…。                            )


   『  ……ねー、琴梨ー。もうそろそろ、次の所に行こーよー。 』

   『  うん、そうだね鮎ちゃん…。 じゃあね、バイバイ~ 』


温子 『  良い人だったね~☆ …じゃあ私達もそろそろ出よ? 』

331:楽しい一日でした
09/02/13 03:10:23 0

五稜郭を後にした二人は、少し喫茶店に寄ってから家に帰る事にしました…。


温子 『  この "元町壱番館" には、面白いメニューがあるんだよ。
      一緒に食べてみよ? すみませーん、ババロアをふたつ…… 』

            ――  ――  ――
                                             ウフフ…
温子 『  来た来たほらね、ここのババロアって北海道の形をしているのよ。

           【 URLリンク(aryarya.net) 】

      あとは… たとえば小樽はこの直ぐ上の海沿いの町だよ。
      ずーっと行って、右上のとんがった所が世界遺産で有名な知床ね…… 』


お姉さんはお皿の上のあちこちを指差しては、びんちょうタンに北海道の各地を
説明してくれました。そしてお話が落ち着いた所で二人はようやくババロアを
口にしました…。

半分ほど頂いた所でびんちょうタンは、言いあぐねていた小樽行きの事を
お姉さんに話し始めました…。


温子 『  ……そっか。 明日のお昼の汽車で行っちゃうんだ…。
      もうちょっと一緒に居たかったけどなぁ……。 

      小樽かぁ… 今年はダメだけど、来年は一緒に行ってみたいな…。

     (薬指のリングをさすりながら、すこし遠い目をする温子)

      あのね…、実は…、春になったら私、結婚するんだ…。
      …うん、一昨年の夏に出逢った人とね……。      ポッ…

      …あっ、あっ、恥ずかしい話はこれで終わりー!    アハハ!  』

332:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/13 21:21:01 0
>>330
ふぁ………
あ…ありがとうございます。

あ……さ、さようなら! (頭を下げた後あわてて手を振る)

――あ…はい。

>>331
ふわぁ……
「ほっかいどう」って、おそらからみると、こんなかたちなんですね。

ここが、あつこおねえさんのまち…
ここが、たーにゃおねえさんのまち…
えっと…「おびひろ」っていうのは、どのへんですか? (矢継ぎ早に質問)
ふわぁ……ここが、あかりおねえさんの、おみせで、
ここが、めぐみおねえさんの、ぼくじょうのある、「びえい」…… (食べるのも忘れ、一心不乱に街の名前と位置を覚える)

     ――   ――  ――

…………はい。
でんしゃは、おかねがかかるので…とりびんさんの、「いどうさーびす」で、いこうと、おもってます。

ふぁ………
「けっこん」……… (お姉さんの指輪をじっと見つめる)

《 あつこおねえさんの…「たいせつなひと」……
  きっと…とっても、すてきなひとなんだ……… 》

えっと……お、おめでとうございます!

《 ふぁ…
  おねえさん、どうして、あかくなってるのかな…??? 》


あの…おねえさん……
わたし…おしごと、いっぱいがんばって…おかねためて…
らいねん…また、ほっかいどうに、きたいです。
そのとき……また…おねえさんに、あいにきても…いいですか?

333:名無しになりきれ
09/02/14 00:21:37 0
いかがでしたか、13日の金曜日は?

334:夏も来たいですっ!
09/02/14 08:43:26 0
>>332

温子 『  鳥便…? あっ、でも、前にびんちょうタンの周遊券を見せてもらったら、
      道内の汽車も使える切符だったよ? それに利用開始から10日間は
      乗り降り自由って書いてあったわ。10日もあれば色んな所に行けるね☆

      明日、駅で手続きしてあげるから、ターニャさんと一緒に乗って行きなよ?

                 ――   ――  ――

      ……うん、モチロン! 来年とは言わずに、いつでも遊びに来てね…。

     (ぎゅっ、ぎゅっとびんちょうタンの両手を握り締める…)

      寒いこの季節も良いけど、夏の函館も楽しいんだから~☆       』

335:なんだろう…?
09/02/14 08:43:58 0

楽しかった一日の余韻を味わいながら、お店に戻ったびんちょうタンは、
明日の出発までの午前中は、またお手伝いをしますとお姉さんに言いながら
おやすみのご挨拶をすると、着替えてお布団に入ろうとしました…。

着物を脱いで枕元にたたんで置こうとした時です、二つに折りたたまれた
メモ書きがぽとりと着物から落ちて来ました…。

拾って読もうとしたびんちょうタンでしたが、そこには漢字や外国語の様な文字が
たくさん書いてあったので、明日になったらお姉さんに読んでもらおうと思いました……。

336:電話してみたら…
09/02/14 08:45:13 0

次の日、今朝も早くからびんちょうタンはお手伝いを始めました…。

市場に仕入れに出掛けるお姉さんを見送り、部屋のお掃除を始めていると、
腰を痛めて休んでいた源さんが、元気な挨拶をしながらお店から入って来て、
慌しく開店の準備を始めました…。

ご挨拶を交わした源さんは威勢が良くて、どこかあろえのお父さんに似た感じの
人だったので、びんちょうタンはあまり緊張しないで、お話する事が出来ました…。

            ――   ――  ――

朝の賑わいが落ち着き、お客さんが少なくなった頃、びんちょうタンは昨日の
メモ書きの事をお姉さんに訊きました…。

温子  『  うん、どれどれ……
       これは料理のレシピね… 料理の材料と作り方が書いてあるわ。

       札幌 平岸 『 キッチン ☆琴梨☆ 』 って…  お店の伝票ね…
       お店の人の買出しメモだと思うわ。無くして困っているかもね…。

       あっ、電話番号が書いてある… 携帯の番号もあるわ…。
       でも通じるかなぁ…… ちょっとかけてみるね?         』
                                    pi pi pi …

 ( 温子が電話をかけると同時に、店の前で品定めをしていた赤いコートの
   お客さんの着メロが鳴り出す…。《 URLリンク(aryarya.net) 》 )

    『  …はい、もしもし…。 』

温子 『  もしもし、こちらは函館の茜木鮮魚店の者ですが…… 』

 ( 電話を介して向かい合わせの二人が会話を始める。ちょっと奇妙な状況に
   源さんとびんちょうタンが気付く。声をかけようとするびんちょうタンに、
   イタズラ顔をして笑いをこらえている源さんが押し止める……        )

    『 ……あっ、はい。えーっと、いま目の前がお店ですが…  』

温子 『 えっ? あっ、あー いらっしゃいますね……  』

 ( 爆笑する源さん )

温子 『 こ、このぉ~ 源さん! き、気が付いてたんでしょ~ まてーー! 』

 ( 慌てて逃げる源さん。温子は手にしていたメモと、電話の子機を押し付ける様に
   びんちょうタンに渡すと、人ごみの中を追いかけて行く………            )

337:優しい手の人でした…
09/02/14 08:46:16 0

            【 URLリンク(aryarya.net) 】

琴梨 『  アナタは昨日の… そうか、ハンカチを出した時に落としちゃったんだね。
      おでこはもう痛くない? そう、よかった…。
                                      ウフフ…
      アナタは… びんちょうタン… 可愛らしいお名前ね。

      私は春野琴梨と言います。昨日からお友だちのコンサートを見に函館に
      来たんだけど、ついでに… あっ、私、札幌で洋食屋さんをやってます…。

      そのお店で使う食材探しに、ここの市場に寄ろうとメモに準備してたの。
      でも、今朝ホテルを出る時に見当たら無かったから、あきらめてたんだ。

      メモを取って置いてくれて、本当にありがとう~☆ もし札幌に来る
      機会があったら、お店に寄ってくれると嬉しいなぁ。 はい、これを…   』
                                              ニコニコ
 ( お店の場所と電話番号が書かれた真新しい伝票をシートから一枚切り取り、
   ボールペンで漢字によみ仮名をふって、びんちょうタンに渡す琴梨       )

338:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/14 15:20:45 0
>>333
あ…はい。
きのうは…あつこおねえさんに、いろんなところに、つれていってもらって…
おいしいものも、たくさん、たべれました。
とっても……たのしいひでした。


339:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/14 15:49:00 0
>>334
《 ふぁ!…そういえば、
  たーにゃおねえさんは、おとなだから…とりびんさんに、のれないよね… 》

あ…はい。
あつこおねえさん…ほんとに…おせわになりました。

  ふぁ………

(お姉さんの手のぬくもりを感じ取り、しっかりと握り返す)

はい!
――ぜったい…また、きます!

>>335
おやすみなさい…おねえさん。

    パサッ

……ふぇ?
この、かみ…わたしのじゃ、ない……

…………よめない…
《 もっと、たくさん、じのよみかた、べんきょうしなくちゃ…… 》
あした…おねえさんに、よんでもらおう。

>>336
――いってらっしゃぁーい!

……ひぅ! (男の人の大きな声に一瞬びっくり)
ふぁ…お、おはようございます!
わたし…おてつだい、させてもらってる、びんちょうタンっていいます。
「げんさん」…よろしく、おねがいします!
(掃除を終え、お姉さんと源さん、ルルちゃんの朝ごはんの支度を始める)

            ――   ――  ――

ありがとうございます…おねえさん。

ふわぁ… (見る機会の少ない携帯電話を操作するお姉さんの様子を興味津々で見つめる)

………ふぇ……? (温子お姉さんと目の前の人の顔を交互に見る)
《 あの、あかいふくのおねえさん………! 》

あ、あの…ふみゅっ (源さんに口をふさがれる)

ぷはっ……
ふぁ、あ、あつこおねえ、さ……… (走り去る源さんとお姉さんを、ルルちゃんと並んで呆然と見送る)

(ルル『……キュ~?』)

340:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/14 16:07:51 0
>>337
《 ふぁ……やっぱり、きのうの……! 》

あ、あの…きのうは、ありがとうございました。
……は、はい! だいじょうぶです。
あの…「めも」のかみ…すぐに、きがつかなくて…ごめんなさい。

《 「ことり」おねえさん……
  ふわぁ…すてきな、おなまえ……! 》

ふぁ…「さっぽろ」…わたし、まえに、おしごとで、いったことあります。

  ヒラヒラ

…あ… (温子お姉さんが駆け出すときに手から離したメモが空から落ちてきたのをキャッチし、琴梨お姉さんに返す)

ふわぁ…ありがとうございます!  (受け取った紙を大切に懐にしまう)

ことりおねえさんの、おみせ…いってみたいなぁ…… 

341:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/14 16:29:31 0
ごめんなさい…ていせいします。

>>337
《 ふぁ……やっぱり、きのうの……! 》

あ、あの…きのうは、ありがとうございました。
……は、はい! だいじょうぶです。
あの…「めも」のかみ…すぐに、きがつかなくて…ごめんなさい。 

《 「ことり」おねえさん……
  ふわぁ…すてきな、おなまえ……! 》

ふぁ…「さっぽろ」…わたし、まえに、おしごとで、いったことあります。

(子機をルルちゃんに持ってもらい、温子お姉さんから渡されたメモを琴梨お姉さんに返す)

ふわぁ…ありがとうございます!  (受け取った紙を大切に懐にしまう)

ことりおねえさんの、おみせ…いってみたいなぁ…… 

342:ありがとうございました。
09/02/15 01:22:45 0
>>341

時計はお昼になって、小樽行きの時刻が迫って来ました…。

びんちょうタンは源さんにお別れのご挨拶を済ませると、見送りをして
くれるお姉さん、そしてルルと一緒に駅に向かいました…。

          ――   ――  ――

駅に着くとお姉さんは、びんちょうタンの周遊券を持って切符の手続きに
向かいました…。そして切符を手に戻って来ると、今度は売店に行って、
お弁当を買ってくれました…。

温子 『  はい、お弁当と… 飲み物と… キャラメル。
      ターニャさんの分もあるから、一緒に食べてねっ☆  』


そんなやり取りをしながら改札口に向かうと、遠くから手を小さく振りながら
びんちょうタンを待っていてくれた、ターニャお姉さんの姿が見えました……。


温子 『  …こ、今日は。今日はびんちょうタンをよろしくお願いします…… 』

ターニャ 『  あっ、いえいえ、こちらこそ…… 』


少しぎこちない会話で始まった二人でしたが、直ぐに打ち解けた様で、三人は出発の
時間を待っている電車のホームへと向かいました……。

343:ほんとに… ほんとに、また来ます~!
09/02/15 01:23:20 0

構内に出発の案内を告げるアナウンスが流れる中、乗車口に立ちながらびんちょうタンは
温子お姉さんと最後のお別れをしていました…。

              ピィー!  シュゥ~ッ
温子 『  ……でね 、
      もう…出発するみたいね…。 あっ、これこれ…。

    っ 【 お給金 】 (結構な額)

      びんちょうタンのおかげで、売り上げがとっても良かったから
      奮発しといたわっ!  アハハ…

      …今度は私宛にお手紙ちょうだいね…。 …うん、うん、元気でね~! 』

   シュゥ~ ガラガラ … バタン!    (二人の間の扉が閉まる)

 ( 動き出す電車に合わせて、小走りにびんちょうタンの姿を追う温子
   しかし電車はスピードを更に上げて、ホームを出て行く……     )

344:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/15 19:12:05 0
>>342
ふわぁ…たーにゃおねえさんのぶんも……
ありがとうございます。

あ…! たーにゃおねえさん、こんにちは! (大きく手を振る)
あの…これ、あつこおねえさんが、かってくれた、おべんとうです。 

>>343
(ズシッ)
ふゎ…こ、こんなに……

おねえさん…
ほんとに…ありがとうございました。
 
るるちゃん…げんきでね。
もう、とらっくから、おちちゃ、だめだよ。 (お姉さんに抱かれたルルちゃんの前足をぎゅっと握る)

    キュ! キュ!

――はい! ぜったい、おてがみ、かきます!
おねえさんも…どうか、おげんきで……!

ガタタン…  ゴトトン…

………あつこおねえさん…………!

(自分の息で白く曇る扉のガラスを懸命に袖で拭きながら、お姉さんの姿が見えなくなるまで手を振り続ける)


(―優しく肩に置かれたターニャお姉さんの手に少しの間掌を重ねたあと、
 切符の番号を確認してもらい、一緒に座席へ向かう)


345:6
09/02/15 21:07:02 0
345

346:お弁当… おいしい…
09/02/16 08:55:45 0
>>344

二人を乗せた特急は雪煙を舞い上げながら駒ヶ岳の麓を通り、海岸線を
一路札幌に向けて走って行きました……。


夢中で眺めていた景色があまり変わらなくなると、びんちょうタンは
お腹が空いた事に気が付きました…。

そして紙袋からお弁当取り出すと、お姉さんと一緒に頂く事にしました…。


【 URLリンク(aryarya.net) 】

                    【 URLリンク(aryarya.net) 】

ターニャ 『  ……これはニシンのお弁当ですネ…。

        ワタシたちが生まれるずっと前、小樽はこのニシンの漁で
        栄えた町なんですよ…。 では、いただきます…。

        …うん、美味しいです。 日本に来る前は、お酢と塩で
        料理したものしか食べた事が無かったので、甘く煮てある
        この味付けは、ワタシの好みに合いますネ…。       』


347:ふぁ……
09/02/16 08:56:23 0

ゆっくりとお弁当を頂き終わる頃、汽車は "長万部" と言う駅に止まりました…。

しばらく経つと車内アナウンスがあり、海からの風が強い為に一時停車中との事
でした。そして先に進めても終着駅の札幌までは、だいぶ遅れる事が予想される
ので、その更に先の小樽に向かうお客さんは、ここで函館本線に乗り換えた方が
良いとの案内がありました……。

ターニャ 『  そうですか……。では、ワタシたちは乗り換える事にしましょう…。 』

二人は同じ様に乗り換えるお客さんと一緒に電車を降りると、小樽行きの汽車に
乗り換えました…。

           【 URLリンク(aryarya.net) 】
                                    ガッタン… ガッタン ウィーン

348:かわいいキャラメル
09/02/16 08:57:15 0

乗り換えた汽車は車両が2つしか無い列車でしたが、乗り換えのお客さんはあまり多く
無かったので、びんちょうタンとお姉さんは向かい合わせのシートに二人で座りました…。


一息ついたびんちょうタンは、ふと食後のおやつにしようと思っていたキャラメルの
事を思い出して手提げカゴから取り出すと、お姉さんに一箱渡しました。

           【 URLリンク(aryarya.net) 】

そして自分の分の箱を開けて食べようとした時、あまりに可愛らしい箱の絵に見入って
しまいました…。

           【 URLリンク(aryarya.net) 】
                                    ニコニコ
ターニャ 『  ふふふっ…。 びんちょうタンは動物が大好きなんですね…。
        ワタシもスキですよ…。 一緒に遊んだり、お話が出来たら
        いいなぁーと思う事があります…。

        アナタが飛んでいる空ってどんな色ですか…?
        アナタが泳ぐ海ってどんな色ですか…? って……。

        ガラスの色付けに迷っている時には、よくそう思いますネ…。 』


349:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/16 22:02:51 0
>>346
「にしん」って…うみの、おさかななんですね。

「みがき」…「べんとう」……
おさかなを、「みがいた」おべんとうなのかな……?

(巨大なお魚の体をブラシで一生懸命お掃除する自分の姿を思い浮かべる)

ふわぁ…おいしいです。
ふぇ…
じゃあ、たーにゃおねえさんの、くにには、「おしょうゆ」とか「おみそ」は、ないんですか?
(前にご馳走になったお姉さんの国のお料理の味を思い出そうとする)

>>347
えっと……この、かんじは…なんてよむのかな……?

「おしゃまんべ」……あ、ありがとうございます。
おぼえておかなくちゃ… (お弁当の包み紙の裏に駅の名前を書きとめる)

ふぁ…!
この、でんしゃ…「さっぽろ」にも、とまるんだ……!
たしか…ことりおねえさんの、おみせ…さっぽろ、だったっけ……

350:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/16 22:04:36 0
>>348
ふわぁぁ………
ちょうちょと、しかさん………… (目が箱に釘付けに)

ふぁ…たーにゃおねえさんも、ですか?
わたし…おやまで、いつも、くまさんや、りすさんや、うさぎさんと、おはなししてます。
このまえ、とってもおいしい、きのこのあるところを、おしえてもらったんですよ。

ふぁ………
                                スッ
(目を閉じ、そっとお姉さんの手に手を重ね、
 お姉さんに伝わってほしいという願いをこめて、自分がいつも鳥バスに乗って見ている空の色を心に思い描く)


――そうだ。
あの…おねえさん……
(もらったメモを見せつつ、札幌にある琴梨お姉さんのお店のことをターニャお姉さんに話す)

351:97
09/02/16 23:39:10 0
351

352:手の記憶
09/02/17 09:41:49 0
>>350

ターニャ 『  ……温かい手ですね。 そして、良い手です……。
        国にいた頃、亡くなった父がよく言っていました…
        "仕事をしている手は、みんな良い手" だと……。

        びんちょうタンの手には、色んな風景が詰まっていますネ…。
        切れるように冷たい水の色… 畑で触れた土の色…
        遊び終わって、お友達とさよならした時の夕焼けの色……
        どれも素敵な想い出の色です…。


        …? ここの場所ですか… ええっと……
        地下鉄 南平岸から徒歩5分と書いてありますネ…
        小樽には地下鉄はアリマセンが、きっと札幌駅から行ける
        所だと思います…。 こんど調べておきますネ…。     』


353:だいじょうぶかなぁ…
09/02/17 09:42:23 0

汽車がスキー客で賑わうニセコ駅を通過した頃、それまで鮮やかに見えていた
羊蹄山やアンヌプリの山々が、次第に曇り始めて来ました…。

          【 URLリンク(aryarya.net) 】

そして汽車が進むにつれて、窓のすぐ前の景色も雪で遮られる様になりました…。

          【 URLリンク(aryarya.net) 】

真っ白な外を眺めているうちにぼんやりとして来たびんちょうたんは、ぽかぽかと
温かい暖房のせいもあってか、いつの間にか眠ってしまいました……。

354:……!
09/02/17 09:42:55 0

どれくらい経ったのでしょうか、びんちょうタンは車内アナウンスの声に起こされて、
目を覚ましました…。

運転手 『  ……で御座いまして、ただいまラッセル車が作業をしております。
        ご迷惑をお掛けしますが、完了次第出発いたしますので……  』

びんちょうタンが曇った窓ガラスを拭いて、深々と降る雪の中に見えた駅名標には、
"よいち" と書いてあり、去年お仕事で来た町の駅なんだぁと思い出しながら、
寝ぼけ眼で前に座っているお姉さんを見ました…。

するとお姉さんはなんだか少し苦しそうな表情をしているので、驚いて目が冴えた
びんちょうタンは、不安な心持で声をかけました…。


ターニャ 『  ……はい。ちょっと胸が苦しいです……。
        私は… 心臓が弱いので… 前にもこんな事が何度か……

        でもしばらく… こんな事が無かったから… 安心してて…
        薬は… 家に置いたままで…

        ……はい、静かにしていれば大丈夫ですから……      』


そう言うお姉さんでしたが、びんちょうタンは心配でたまりません。

びんちょうタンはスッと立ち上がり、運転手席へ行ってドアを叩きながら声を
かけましたが、無線で連絡をしている運転手さんは気が付いてくれません…。

それならと乗車口の開閉ボタンを押し、駅舎に行って駅員さんを探したのですが、
駅の軒先で飼われているらしい、怖い顔の犬の姿しか見えませんでした…。

          【 URLリンク(aryarya.net) 】 ジィーー

びんちょうタンは、どうしようかと困って上を見上げました。するとその時、子供を
診察しているお医者さんと看護婦さんのポスターが目に入りました……。

355:がんばらなきゃ…
09/02/17 09:43:29 0

急いで汽車に戻ったびんちょうタンは、汽車の中でお医者さんか看護婦さんを
探そうと、車両の先頭から順番に、乗客のみなさんに声をかけ始めました……。

ですがこの車両には、お医者さんも看護婦さんも乗っていませんでした…。



後ろの車両に移った時です。手をかけていた引き戸がガチャリと音を立てて閉まると、
それまで我慢していた涙が、目からこぼれ落ちました…。足も前に進みません……。

でも、大きく息をつき、こぶしをギュッと握り締めると、びんちょうタンはまた一人、
一人と声をかけながら、奥に進んで行きました…。

356:おねがいします!
09/02/17 09:44:04 0

最後の座席に差しかかった時です。読んでいた本を閉じて、黒いカバンを手にしながら
びんちょうタンに近付いて来る人がいました…。

             【 URLリンク(aryarya.net) 】 

            『  ……私は医者です。 どうしたの…? 』

357:9
09/02/17 16:18:24 0
357

358:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/17 20:46:51 0
>>352
…………… (そっと目を開け、上目遣いにお姉さんの顔を見上げる)

…ふわぁ……

《 おねえさんにも…わたしの、みてた「いろ」……みえてるんだ………! 》

……あ、ありがとうございます。

《 わたしの、て……「いい、て」……… 》

(あかぎれだらけの自分の掌を見つめる)

>>353
……はい。
もし、たーにゃおねえさんが、ごめいわくじゃなかったら、
いつか、おねえさんといっしょに、
ことりおねえさんの、おみせに…いってみたいな、って、おもうんですけど……

ふぁ……ゆき、いっぱい、ふってきてる……

………んっ……………すぅ………すぅ………


359:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/17 21:12:59 0
>>354
…………ふ………ん………ふぁ…

……「よいち」……
おさけの、こうじょうの、あるところ…かな……?

―――!

おねえさん…! だ…だいじょうぶ、ですか?

ふぁ…た、たいへん……!

ちょ、ちょっと、まっててくださいね!


コンコンコン コンコンコン
すみません! …すみません!

      タタッ  …ひぅ! (犬に驚くが、すぐに改札の方へ駆け出す)

えきなのに…ひとが、だれもいない…
どうしよう……たーにゃおねえさんが……

―――そ、そうだ! 「おいしゃさん」……

>>355
あ、あの…!
おいしゃさんか、かんごふさんは、いらっしゃいませんかぁ? (精一杯声を張り呼びかける)

すみません! …
おいしゃさんか、かんごふさんは、いらっしゃいませんかぁ?

………ひっく……
おねえさん……たーにゃおねえさん………!


     【   ――   じぶんで、がんばるんだよ、びんちょ  ――  】

………!
《 ばあちゃん……! 》

(心の奥から響くうめばあちゃんの声に励まされ、再び足を前に)

>>356
すみません…!
おいしゃさんか、かんごふさんは、いらっしゃいませんかぁ?

すみません…!
おいしゃさんか、かんごふさんは…………ふぁっ

………! (安堵のあまり床に膝をつきそうになるのをこらえる)

あっ、あの、あの………
たーにゃおねえさ…あっ、あの、わたしの、おともだちが…きゅうに、むねが、くるしいって……
あの…お、おねがいします! …どうか…おねがいしますっ!

(繰り返し頭を下げた後、女医さんを案内してターニャお姉さんの座席へ急ぐ)

360:わたしが行きます!
09/02/18 11:21:17 0
>>359

女医の先生は腰を屈めると、息せき切って頭を下げるびんちょうタンの肩に
落ち着かせるよう、優しく手を置きながら、びんちょうタンの話を聞きました…。

  『  ……わかったわ。すぐ診てあげるから、あなたも落ち着いて…ね? 』


             ――   ――  ――


      『  …! まあ! あなただったのね…。 』

ターニャ 『  薫先生… どうしてここに……? 』
                                コクン…
 薫   『  うん、それより症状は以前と同じかしら?  …そう、じゃあ手を…… 』

薫と呼ばれた先生は、てきぱきとお姉さんを診察すると、カバンから薬入れを
取り出して、薬を選び始めました…。

 薫   『  ……。 取りあえず抑えるモノしかないわね…。 』

そう呟きながら先生は、薬液の入ったアンプルをポキッと折り、注射器で吸い上げると
お姉さんの腕にスッと注射をしました…。

 薫   『  これ以上、症状が重くなら無い様に処置したわ。

        でもこんなに雪が、線路にも道路にも降り積もって
        いるのでは、病院に運ぶのもままならないわね…。

        せめて、あなたに合った薬だけでもあれば、
        もっと楽にしてあげられるのに…。         』


その言葉を聞いた途端、びんちょうタンは自分が薬を取って来ると先生に言いました。

先生は心配そうな顔をして少し悩みましたが、びんちょうタンの強い想いに負けて、
病院に薬を取りに行ってもらう事にしました…。

先生は携帯電話で病院に連絡を取って薬の手配をすると、駅から病院までの簡単な
地図を描いてびんちょうタンに渡しました…。

361:まだかな… まだかな…
09/02/18 11:22:06 0

汽車を飛び出したびんちょうタンは、ここぞとばかりに鳥笛を取り出して、短く3回
吹きましたがすぐに返事が無かったので、50数えてもう一度吹いてみました…。

ですが深々と降る雪の中では、鳥笛の音は吸い込まれてしまったのでしょうか、
一向に鳥の姿は現れません。

すると不安な面持ちでホームに立つびんちょうタンに、ひたひたと近づく黒い姿が
ありました…。
            バウ!…  ワォアン!

低く鳴きながら姿を現したのは、駅にいた犬でした。その強面の犬に、首で背中に
乗るように促されたびんちょうタンは、病院まで乗せて頂く事にしました…。

362:はやくはやく…
09/02/18 11:22:38 0

駅前の大通りで渋滞している車を横目に裏道に向かい、深く積もった雪道を
犬は飛び跳ねる様に進んで行きます。びんちょうタンは振り落とされ無いよう、
胴輪に必死で掴まって行きました……。

363:名無しになりきれ
09/02/18 19:45:15 0
疲れたろう。おいしいお水をお飲み。

364:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/18 20:41:15 0
>>360
ふ……ふぁぁ……
(ターニャお姉さんの知り合いの先生だと知り、安堵で床にへたり込んでしまう)

……………! (先生の言葉を聞いて我に返る)

《 ……そ…そうだ! 
  とりびんさんの、『あれ』なら………! 》  

あっ、あの……せんせい!   (立ち上がる)
わたし…わたし、おくすり、もらってきます!
おてつだい…させてくださいっ!

は……はいっ! いってきます!

>>361
…………
とりびんさん…やっぱり、このゆきで……
でも…いかなくちゃ…びょういん…いかなくちゃ……!

  ひはっ!?

……ふ…ふぇ?
あ、あの…のせて、くれるんですか…?

あ…ありがとうございます!

>>362
タタタタタタタタ   
    ザッザッザッザッ

(刺すように冷たい風と雪にも目を閉じることなく、
 懸命に犬にしがみつきつつ、地図と周囲の風景に目をこらす)

…はい!
つぎのかどを…ひだりですっ!

>>363
…! あ、ありがとうございます!

 んぐっ…んぐっ……ぷはぁ……

あ、あの、ごめんなさい! いま、いそいでるので……
ごちそうさまでした!

365:おくすりをおねがいします…!
09/02/19 10:28:56 0
>>364

びんちょうタンがやっとの思いで病院に着いた時には、全身雪まみれでした…。

先生の連絡を受け、薬を持って玄関で待っていた看護婦さんは、まるで動く
雪だるまが近付いて来たのかとびっくりしていましたが、犬がブルッと体を
振るわせると、着いていた乾いた雪が一気に全部落ち、びんちょうタンが顔を
出したのでホッと胸を撫で下ろしました……。

看護婦 『  まあ、まあ、雪のなか大変でしたね。はい、お薬です。

     っ 【 ニトログリセリン舌下錠 】

       それから、カイロ代わりにお腹に入れておくと良いわ。

     っ 【 URLリンク(aryarya.net) 】

       あと少しガンバってね。帰りも気を付けて行くのよ~~! 』

366:も、もってきました……
09/02/19 10:29:28 0

来た道を取って返したびんちょうタンは、車で病院を往復する時よりも早く、
お姉さんの待つ汽車に戻って来る事が出来ました…。

             ――   ――  ――

 薫  『  ……! 良く戻ったわね。何処かケガはしなかった? 』

びんちょうタンを心配しながら待っていてくれて薫先生が、お薬をお姉さんに
与えて10分ほど経ちました…。
すると、今まで顔をゆがめていたお姉さんが優しい表情になり、息も落ち着いて
するようになりました…。
                                          ハグハグ…
 薫  『 ……もう心配要らないわ。あなたのおかげよ、ごくろうさま…。   』

367:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/19 22:05:25 0
>>365
ぷ、はっ……ひはっ……はぁ…はぁ…
(寒さにカチカチと鳴る歯を食いしばって)
あ、あの…
「かおるせんせい」の、おつかいで…おくすりを…いただきに…きました。

……あ、ありがとう…ござい、ます… (お薬を受け取ろうとするが、かじかんだ指が震えて瓶をうまく持てない))

ふぇ……い、いいん…ですか?
ふわぁ…… (ココアの缶を掌の間で転がすと、凍えていた指が感覚を取り戻す)
あ、ありがとうございます!
……は、はいっ!

(改めてお薬をしっかりと懐に入れ、缶を帯と腹巻の間にはさむと、
 看護婦さんに深くお辞儀、再び犬の背中につかまる)

>>366
はぁ…はぁ…
いってきました……お、おくすりです! (薬の瓶を先生に)
は、はい。…だいじょうぶです。

………… (薬を飲むターニャお姉さんの顔を固唾を呑んで見守る)

………おねえさん……!
ふ……ふぁ…………
よ、よかっ……た……ぁ……… (安堵の涙が目から溢れる)

せんせい……ほんとに…ありがとうございます!
ふぁ…
あっ、い、いえ……あの…
わたしじゃなくて……この、いぬさんの、おかげなんです。

………ありがとうございました! (まだ温かいココアを犬に)

368:名無しになりきれ
09/02/20 03:29:09 0


369:おせわになりました~!
09/02/20 13:44:29 0
>>367

びんちょうタン達がようやく落ち着きを取り戻した頃、線路の除雪作業の終了を告げる
アナウンスが車内に流れました…。

すると間も無く汽車は、ゆっくりと駅を離れ始めました…。

小雪になったホームには、びんちょうタンを見送る強面の犬がたたずんでいます。
びんちょうタンは曇った窓を拭きながら何度も手を振って、お別れをしていました…。

370:ひとあんしんです…
09/02/20 13:45:01 0

小樽に着くと既にとっぷりと日は暮れて、雪が止んだ街は、街灯や道々に
置かれた小さなロウソクの灯りで照らされていました……。

タクシー乗り場で薫先生はお姉さんに、2、3日ゆっくりして、普通に動ける
ようなら病院に来なさいと言って、車に乗せてくれました…。

びんちょうタンは閉まるドア越しに、また先生にお礼を言うと、二人を乗せた
タクシーはお姉さんのアパートへと向かうのでした…。

371:名無しになりきれ
09/02/20 13:53:22 0
びんちょうたん、何か食べるもの無いかな・・・金欠で最近パンの耳しか食べてなくてね・・・

372:名無しになりきれ
09/02/20 18:53:25 0
URLリンク(ja.wikipedia.org)

373:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/20 23:46:06 0
>>369-370
プシューッ    ガタタン …

………ふぁ!

おせわに…なりました!
ありがとうございましたぁぁぁぁーーーーー………

   ――   ――   ――

かおるせんせい…
ほんとに…ありがとうございました! (深くお辞儀、お姉さんの後からタクシーに乗る)

たーにゃおねえさん……
ほんとに……ほんとに、よかったです……
(お姉さんの手を握り、その温もりにふっと緊張が解け、座席に座ったままウトウト)

>>371
あ……は、はい。
あの…これ、よかったら、どうぞ!

っ【 温子おねえさんにもらったバンビキャラメル 】

あ、あの…はこだけ、もらって、いいですか? (絵の描かれたキャラメルの空き箱を大切にしまう)

>>372
ふわぁ……
わたしのこと…「いんたあねっと」に、のせてくれてるひとが、いるんですね…
…ありがとうございます!

374:ふぅ……
09/02/21 13:25:19 0
>>373

運河が見える坂道の途中に在るお姉さんのアパートに、雪道をゆるゆると
上って来たタクシーが着くと、びんちょうタンはお姉さんに起こされて
目が覚めました……。
              ――   ――  ――

二階の角部屋のお姉さんの部屋に入ると中はとても冷えていて、お姉さんは
壁際の大きなオイルヒーターにスイッチを入れました。

温まるまでには時間がかかると思ったびんちょうタンは、お姉さんにベットで
横になってもらうと、それから台所を借りてお茶を入れる事にしました。

           【 URLリンク(aryarya.net) 】

取っ手の付いた綺麗な縁取りのお茶碗に、鮮やかな紅い色のお茶を注がれると、
たちまち好い良い香りが立ち上り、それだけでも薄ら寒いこの部屋がちょっと
暖かくなった気がしました……。

( 二人、お茶を頂きながら… )

ターニャ 『  今日は迷惑をかけてゴメンナサイ…。           ニコニコ
        びんちょうタンが側にいてくれて、ホントに助かりました…。

        グゥ~  ( 緊張が解けて、びんちょうタンのお腹が鳴る )

        そうですね、ワタシもお腹が空きました…     ウフフ…
        そしてこれは元気になる証拠ですネ…  あっ……

        そうでした… 食べ物を整理してから函館に出かけたので、
        買い物をして来ないとイケマセン…

        スミマセンが、ここから15分ほど行った所に商店街や、大きな
        スーパーマーケットが在るので、買い物をお願い出来ますか…? 』

375:何にしようかな……
09/02/21 13:25:50 0

びんちょうタンはお姉さんから買い物代を預かると、お姉さんに食べてもらう
献立を考えながら、街灯に照らされた雪道を下ってお店へ向かいました…。

【 URLリンク(aryarya.net) 】

                       【 URLリンク(aryarya.net) 】

商店街の近くまで来ると、さっき駅から遠目で見ていた灯りを間近にする事が
出来ました。一つ一つの灯りは小さなものでしたが、とても暖かに見えました…。

376:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/21 21:59:11 0
>>374
     
        ピィィィィィ
 
  チリチリチリ           トポトポ

おねえさん…おちゃ、はいりました。

ふぁ…そ、そんな…… (頬を赤らめる)

あっ……は、はい。 おかいもの、してきます。
ごはんのしたくも、わたしが、やりますから、
おねえさん…ゆっくりしててくださいね。

>>375
んっ、と………
このまえ、おねえさんのくにの、おりょうり、ごちそうになったから……
やっぱり、わたしのくにの、おりょうり…つくってあげたいな……
あったかい、まっしろいごはんと、おみそしると……それから……

………ふわぁ……「こおり」でできた、らんぷ……!
がらすのらんぷも、きれいだけど…
こおりのらんぷも…とってもきれい……!

377:う~ん……
09/02/22 19:17:33 0
>>376

綺麗な灯りを飾った専門店が軒を連ねる商店街を抜けると、大きなスーパー
マーケットが見えて来ました…。

暖房の効いたお店に入ると、びんちょうタンは手押しカートにカゴを乗せて中に
入って行くおばさん達を見習って、自分も子供用の小さなカートを借りてお買い物を
する事にしました…。
                ――   ――  ――

とりあえず必要な、お米とお味噌、そしてお醤油をカゴに入れたびんちょうタンは、
おかずを何にしようか考えながら通路を進むと、にぎやかな声で呼び込みを
している店員さんが目に入りました…。


店員A 『  ……電車が遅れてイライラ。家に帰れば雪掻きで大変だったでしょ?
       そんなダンナさんにぴったりな今日の献立に、シジミの味噌汁と、
       タマネギと豚の生姜焼きはどうかな~? ストレス解消、疲労回復には
       もって来いだよ~! さあさあ、特売特売、安くしとくよ~~!      』

店員B 『  さ~さ~、寒い今日は、ヤッパリお鍋がオススメだよ~~。
       昆布だしで牡蠣と豆腐と葱を煮ながら、薄切りの豚肉をしゃぶしゃぶ
       してさ、そんでもって、おろしポン酢で食べたら疲れも吹っ飛ぶよ~~! 』

378:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/22 20:28:04 0
>>377
カラ カラ カラ  (学校でのお仕事の時を思い出し、前方に注意しながらカートを押す)

ふわぁ……!
どっちも、おいしそう……
えっ、と……… (しばし考える)

そういえば…
「えんぶん」や、「あぶら」の、おおいものを、たくさんたべると、
しんぞうに、ふたんがかかって、よくないって…はたけのおばあさんが、おしえてくれたっけ……

……うん。
こっちの、おなべにしよう。  (店員Bの声の方に向かう)

379:あたたかいのは…
09/02/23 20:02:47 0
>>378

色々と買い揃えて重くなった買い物袋を両手に、びんちょうタンは
お姉さんのアパートに戻って来ました…。

           ――   ――  ――

ターニャ 『  …あっ、お帰りなさい。寒かったでしょう?

 ( ベットから起きて来て、手袋を取ったびんちょうタンの手を
   自分の頬にあてて温めてあげる                )

        これはお鍋の材料なのですね… 寒い夜に温かい食事を
        お友達と頂けるのは、とても楽しく、幸せな事です…。


びんちょうタンは手際良く御飯やお鍋の準備をすると、一時間ほどで
夕食の用意が整いました…。

【 URLリンク(aryarya.net) 】

                   【 URLリンク(aryarya.net) 】

ターニャ 『  ……はい、とても美味しいです…。  ニコニコ

        このお鍋は、ストレスや疲れを取るには良い材料で作って
        ありますね…。びんちょうタンのお気遣いがとても嬉しいです。 』

380:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/23 21:03:32 0
>>379
ん、しょっ……
おねえさん…いってきました!

ピトッ
      ふぁ………

(掌に伝わるお姉さんの温もりに、思わず瞳をうるませる)

おねえさんの、ほっぺ……あったかい………

……!
《 おねえさん……わたしのこと、『おともだち』って、いってくれた……! 》

…は、はい!
すぐ、つくりますね!  (胸の奥から湧き上がる新たな力を感じながら、お料理の準備に取りかかる)

           ――   ――  ――

        グツグツグツグツ

おまたせしました!

あの………おあじは…どう、ですか? (お姉さんの食べる表情を見つめる)

ふわぁ……よかったぁ……!

――いただきます。 (頬を薔薇色に染めつつ手を合わせ、箸を持つ)


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