びんちょうタン総合スレ その2びん。at CHARANETA2
びんちょうタン総合スレ その2びん。 - 暇つぶし2ch2:名無しになりきれ
08/11/19 21:53:39 O
おっぱいもみもみもみ

3:名無しになりきれ
08/11/19 21:54:45 0
>>1
新スレを祝いに下妻からシモンちゃん、佐賀からまほろちゃんもやってきました。
URLリンク(sakuratan.ddo.jp)

4:名無しになりきれ
08/11/19 22:45:00 0
>>1
乙~♪

前スレ ログ (html、dat+NG)
URLリンク(aryarya.net)

5:冬支度の始まりびん (続きより)
08/11/19 22:53:34 0

    【 茶の間 】
――――――

≪  おばあさんは、びんちょうタンが採って来た栗で ”マロングラッセ”   ≫
   と言う、栗で作った甘納豆の様なお菓子を持って来ました。
   びんちょうタンはお茶と一緒に頂きながら、カゴに入った小豆を
   出来具合ごとに選り分けるおばあさんの、お手伝いをしました…。

            URLリンク(aryarya.net)
   ピンポーン ♪

   手を動かしながらも楽しくお話をしていると、チャイムの音が
   したので、おばあさんは返事をして玄関に向かいました…。

   しばらくすると、おばあさんに促されてやって来た、ちくタンと
   ちくリンが顔を覗かせました…。

   おばあさんは二人にお菓子とお茶を勧めると、ニコニコしながら
   みんなのお話を聞いていました…。

 『 ……それなら、アナタも明日のお仕事手伝ってもらえるかしら?
   うんうん…、他のお友だちもお手紙で頼んでもらえるの?
   …みんなで演奏をしてくれるんだ…。日曜日だものね…。 
   じゃあ、おはぎの用意も沢山しないといけないわね…。  ウフフ… 』

   すると早速びんちょうタンは、クヌギたん、れんタン、あろえに
   お手紙を書き始めました。そしてちくタンも、おばあさんの家へ
   向かう為の地図を書きました…。

   お手紙と地図が出来上がると、ちょうど縁側の先の竹垣に鳥便さんが
≪  止まっていたので、配達をお願いしました……。              ≫

6:名無しになりきれ
08/11/20 11:00:42 0
            . / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ___.     |  良いお天気ですね…
    /  /\    \______________
  /  /( ・ ) \o〇          ^ヾ!;;;:::iii|//"
/___ / (;´ー`) \              |;;;;::iii|/゙
 ̄|| || || || |っ¢ || ̄~             |;;;;::iii|
  || || || ||/,,, |ゝ iii~      .wwwjrjww!;;;;::iii|jwjjrjww〃
  | ̄ ̄ ̄|~~凸( ̄)凸       wjwjjrj从jwwjwjjrj从jr

7:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/11/20 19:07:29 0
>>2
ひぅ! (動きが止まる)
 ………(懐から、お給金で買った肉まんを取り出しほっぺに当てる)
……………あったかい………

>>3
ひはぁ!
「しもんちゃん」…「まほろちゃん」…はじめまして。
おともだちに、なってくれる? ………ありがとう!

>>4
ありがとうございます。
これからも…よろしく、おねがいします。

8:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/11/20 19:26:54 0
>>5
ふわぁ……これ、きのうの、くりなんですか?
あ…はい。いただきます。

んぐ…
………ほゎぁ…あまくて、おいしいです!

あ…ちくタン、ちくリン!
おおどうぐいち…どうだった?

  ―――

ふぁ…ちくタンも、てつだってくれるの? …あ、ありがとう!

………うん。
あの、すみません…えんぴつ、かしてもらえませんか?
(前掏れ869でコルクからもらったピンクの折り紙を取り出し、
 おばあさんに借りた鉛筆で、1文字1文字に気持ちをこめてお手紙を書いていく)

ふぁ…ゆうびんやさん…
あの…おねがいします!

……ありがとうございまぁす! (手を振って鳥便を見送る)

…みんな、きてくれるかなぁ…?
……う、うん。きっと、きてくれるよね!

>>6
もうすぐ、ふゆがきますね…
さむいから…かぜひかないように、きをつけてくださいね。

いつも、おやつ、わけてくれた、ぼうしのひと…
さいきん、あわないけど…かぜひいてないといいな……

9:名無しになりきれ
08/11/21 14:54:34 0
      (~)
    γ´⌒`ヽ
    {i:i:i:i:i:i:i:i:} 
    ;;( ´・∀・)    ヤァ オシゴトノ カエリ?
 _旦_(っ(,,※)__  ザラメセンベイガ アルカラ ミンナデ タベナヨ
 |l ̄l|| ̄じじ ̄|i |

10:翌朝…
08/11/21 17:52:15 0
>>8

≪  今朝はいつもより早起きをして、さじと一緒に栗林へ    ≫
   向かいました。今日は人が沢山来るみたいなので、
   みんなに栗をお裾分けしたいなと、考えたからです。

   栗林に着くと、また新しい実が熟して落ちていたので、
   びんちょうタンはツヤツヤとした大きな実を拾うと、
   さじの背中に乗せた振り分けカゴの中にしまいました。


   栗拾いを終えて、栗を背負ったさじとおばあさんの家に
   行く道すがらびんちょうタンは、道端に咲いている色々な
   お花を見てはお友だちの顔を思い出し、今日はみんなに
≪  会えると良いなと思うのでした…。               ≫

11:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/11/21 20:50:33 0
>>9
こんにちは…おひさしぶりです!
ふわぁ…おさとうのかかった、おせんべいなんですね…
いつも、ありがとうございます!
(もらったおせんべいをちくタン、ちくリンと分けて食べつつ家路につく)

>>10
ん、しょ…
さじ…おもくない? だいじょうぶ?
てつだってくれて、ありがとう。

ふわぁ…いっぱいとれた……
みんな、よろこんでくれるかな…
いつも、ごちそうになってばっかりだから、
>>9さんにも、またあえたら、おすそわけしたいな……

(頬袋を木の実でふくらませたリスが、目の前を忙しく行ったり来たりしている)
ふぁ…おはようございます!

わたしも…ゆきがふるまえに、ふゆのじゅんび、しておかなくちゃ……

12:名無しになりきれ
08/11/22 13:59:16 0
                              ♪~♪                               
         ∧ ∧        /⌒ヽ                      ~♪
       ヽ(・∀ ・)ノ     (^( ^ω^ )^)    ウデヲ マエカラ ウエニ アゲテ 
       (( ノ(  )ヽ ))  (( (_ノ    ヽ_) ))  オオキク セノビノ ウンドウカラ …    ハイ!
         <  >        しーJ        

13:名無しになりきれ
08/11/22 15:26:27 0
>>11

14:おねえタン
08/11/22 15:29:10 0
>>11

≪  おばあさんの家が見える所まで来ると、四つ辻の側に立っている大きな    ≫
   ナンジャモンジャの木の下で、びんちょうタンに手を振って待っている
   みんなの姿が見えました。

   みんなとおはようの挨拶をするとれんタンが、クヌギたんからのお手紙を
   びんちょうタンに渡しました…。

   そこには、あとでアベマキとコルクと一緒に家のパーティを抜け出して
   来るから待っててねと、書いてありました。


       ━━   ━━   ━━   ━━


   おばあさんの家に着いてみんなと一緒におばあさんにご挨拶を済ませると、
≪  びんちょうタンたちは早速畑に出て、種芋の植え付け仕事にかかりました…。 ≫

15:ちゅるや
08/11/22 19:52:48 0
やぁびんちょうタン、ひさしぶりっ!
こんどはさんすうのドリルをあげるよ。

・・授業を見るのは好きかい?

16:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/11/22 21:27:58 0
>>12
ひはぁ…「らじおたいそう」してる…!
さむくても、からだをうごかすのって、だいじですよね。
わたしも…がんばらなくちゃ!

 ~~♪ (音楽に合わせて見よう見まねで体操)

>>14
ふぁ…
ちくタン、ちくリン、れんタン、あろえちゃん…おはよう!
おてつだいに、きてくれて…ありがとう。

…ふわぁ…
クヌギたん…アベマキちゃんと、コルクくんも…きてくれるんだ!

       ━━   ━━   ━━   ━━

おはようございます。
きょうも…おせわになります。
(手拭いをかぶりみんなと一緒に畑へ)

えっと…おいもと、おいものあいだは…「さんじゅっせんち」……
……ふぁ…ちくタン、ありがとう!
(ちくタンが持ってきてくれた、30cm間隔で印をつけた竹に沿って、芽を上にして種芋を並べていく)

>>15
おひさしぶりです!

えっと…あの…は、はい。
わたしも…みんなといっしょに、おべんきょう、してみたいけど……
がっこうにいくには、おかねがかかるから……

ふぁ…あ、ありがとうございます!
あの…これ、おれいです。 っ【今朝とれた栗】


17:玄関前
08/11/23 20:20:14 0
>>16

≪  みんなが手伝ってくれたおかげで、午前中に植え付け仕事を  ≫
   終わる事が出来ました…。

   びんちょうタンたちが、使った道具を井戸で洗ったり
   掃き掃除やお片付けをしていると、近所のおばさん達が
   やって来て、おばあさんと一緒に、玄関前に大きな
   シートを敷き詰めると、持ち寄った沢山のお弁当を広げて
≪  お昼ご飯の準備を始めました…。                  ≫

URLリンク(aryarya.net)  URLリンク(aryarya.net)

         URLリンク(aryarya.net)


  『 みんな~、お昼よ~ 手を洗ってこっちにいらっしゃ~い 』

18:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/11/23 21:45:28 0
>>17
ふゎぁ……!
まだ、おひるまえなのに…ぜんぶ、おわっちゃった……

ふぁ…いっぱい、ひとがきてる…
わたしたちの「えんそうかい」、ききにきて、くれたのかな…?
………がんばらなくちゃ…! (緊張に少し膝がふるえる)

あ……は、はいっ!
 
  ザバァッ   ザバァッ  (みんなのために井戸のポンプを押したあと、ちくタンに替わってもらい最後に手を洗う)

ひはぁぁ……! おいしそう……
おにぎりに、のりで、じがかいてある……
えっと…この、おれんじいろのは…なんだろう…?
(色とりどりのお弁当に見入りつつ、準備を手伝う)



19:名無しになりきれ
08/11/24 02:55:52 0
  ∧ ∧
 ( ´・ω・)  ボクモ ツクッテ キタヨ ~♪
 ( ∪ ∪  ,.-、   ,.-、   ,.-、   ,.-、     ,.-、      ,.-、    ,.-、
 と__)__) (,,■)  (,,■)  (,,■)  (,,■)    (,,■)      (,,■)   (,,■)
       梅干  高菜 おかか こんぶ ごはんですよ わさび漬け 焼たらこ
          ,.-、   ,.-、     ,.-、      ,.-、   ,.-、   ,.-、    ,.-、
          (,,■)  (,,■)    (,,■)     (,,■)  (,,■)  (,,■)   (,,■)
          鶏飯 明太子 ちりめんじゃこ 唐揚げ  柴漬  塩辛 牛肉しぐれ
      ,.-、   ,.-、     ,.-、    ,.-、    ,.-、   ,.-、    ,.-、   ,.-、
     (,,■)  (,,■)    (,,■)   (,,■)   (,,■)  (,,@)   (,,■)  (,,■)
      鮭  椎茸昆布  野沢菜  天むす ツナマヨ 焼き味噌 鮭マヨ 醤油おこげ

20:名無しになりきれ
08/11/24 03:02:29 0
20円あげる

21:畑のおばあさん
08/11/24 14:20:22 0
>>18

さあ、さあ、みんな座って…。
今日はお手伝いご苦労様でした。お腹すいたでしょう…?

鶏の唐揚げ…、筑前煮…、鮭の手鞠寿司…。
いっぱい有るから、好きなものを取って食べてね…。 ウフフ


≪  びんちょうタンは並べられた沢山の御馳走を頂きながら、 ≫
   自分も何かお返しをしたいなと思いました。
   そしてふと、お土産に採って来た栗の事を思い出すと、
   ご飯を食べる手をいったん止めて、畑の隅の方で焼き栗を
   作る準備にかかりました…。

   びんちょうタンは、おばあさんに納屋で見つけた古い
   お釜を借りると、石積みの急拵えの小さなカマドの上に
   置き、ちくタンが小刀で少し切込みを入れてくれた栗と、
   小さな丸い砂利石を混ぜて、お釜の中に敷き詰めました。

   それから、れんタンとあろえが掃き集めてくれた小枝に
   火を点けると、小さくてやわらかな炎が立ち上がり、
≪  カマドの中でゆらゆらと揺らめき始めるのでした……。  ≫

22:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/11/24 18:30:04 0
>>19
ひはぁ!…ありがとうございます!
えっと…どれにしようかな…

「ごはんですよ」って、なんだろう…?
おこめのなかに、ごはんが、はいってるのかな……?
あ、じゃあ…これ、いただきます。

>>20
え? あ…で、でも…
おしごとしないと、おかね、もらっちゃいけないって…おばあちゃんが、いってたので…

……そ、そう、ですか?
……はい…ありがとうございます。

>>21
………は、はい!

――いただきます。 (みんなと揃って手を合わせる)

ひはぁ……(ちく姉妹の食べっぷりに驚きつつ、自分もお弁当をいただく)
…………………おいしいです!

ふぁ…そうだ! (さじが番をしてくれていた栗のカゴを取りにいく)

 ――――――
  パチッ   パチッ
               ポンッ!

ひはっ!? (栗の爆ぜる音にびっくり)

おばあさん、よろこんでくれるといいな……
……うん。 
みんな…「えんそうかい」、がんばろうね!


23:【いろは】びんちょうタン総合スレ【心にずっと】(前スレ)
08/11/25 07:43:14 0
URLリンク(unkar.jp)
URLリンク(www.23ch.info)
URLリンク(2se.dyndns.org)
URLリンク(ss.chbox.jp)スレリンク(charaneta2板)
URLリンク(p2.chbox.jp)スレリンク(charaneta2板)all

24:アベマキ&コルク
08/11/25 08:49:03 0
アベマキ クヌギちゃんが「どうしてもいっしょにいこう」って言うからついてきてあげたわ
コルク  おねえちゃんたちのえんそうたのしみ~

25:玄関前
08/11/25 17:20:57 0
>>22

≪  ゆっくりと焼けてゆく栗の入った釜から立ち上る煙を横目に、 ≫
   びんちょうタンは席に戻ると、また御馳走を頂きました…。

   ふと、一人のおばさんが…

  『 あなたは歌は好き? …そう、あっ、>>19さん、あれ持って
   来てたわよね? ちょっと弾いてもらえるかしら…?     』

   ♪     ♪ 
♪  ∧∧ ♪     ♪  URLリンク(aryarya.net)
  ( ´・ω・).  コレデイイデスカ  ~ ♪
   (つ[|lllll]).  ~♪
    U U

   19さんの伴奏に合わせて、そのおばさんが歌い始めると、
   つられるように周りの人達も、一緒に歌い始めました……。

  ♪♪  ~ ♪       ♪~♪     ~♪ ……

   …歌が終わるとびんちょうタンたちは、いっぱい拍手をしました。
   そして、自分達も演奏のお返しをしようと、準備を始めました…。

   ちくタンはムックリ。れんタンは木魚。あろえはリコーダー。
   ちくリンは拾った大きな葉っぱを両手に、踊る気まんまんです。
   びんちょうタンはもちろん炭琴です…。


…カカロッ カカロッ ブルルル…

   するとそこへ、馬車に乗ったクヌギ達がやって来ました。

   >>24
   と、アベマキは小さなハープを。コルクはトライアングル手に
   しながら馬車を降りて言いました…。
   そしてクヌギたんは、ピカピカに光るハンドベルを抱えて降りて
   来ると、二人の手を引いてみんなの所へ向かいました…。

              ─────

   少し緊張しながらびんちょうタンは、集まった人達に向かって
   みんなと一緒にご挨拶をすると、演奏を始めました……。

≪       URLリンク(aryarya.net)          ≫


26:名無しになりきれ
08/11/25 19:00:42 O
おしりさわさわ

27:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/11/25 22:06:23 0
>>23
わぁ…ありがとうございます!
これで…ほっかいどうでのことや、おまつりのこと…
いつでも、よんで、おもいだせます。

>>24->>25
♪ ああおもしろい~ むしのこえ~ ♪
(仕事帰りに幼稚園の前を通ったとき聞いた歌詞を思い出しつつ、おばさんや周りの人たちと一緒に歌う)

ふわぁぁ……!    パチパチパチパチパチパチ

……うん! (ちくタンに促されてバチを準備)
【がんばって、れんしゅうしたんだもん…
 きっと…みんな、よろこんでくれるよね…!】

――――ふぁ!
クヌギたん! アベマキちゃん…コルクくん!
きてくれたんだ……
あ……いっしょに、えんそうしてくれるの?
……………あ……ありがとう!

(勇気を奮い起こし、みんなとともに即席の舞台に並ぶ)
えっと……わたしたちも、がっきを、えんそうします。
よろしく、おねがいします! (深くお辞儀)

  ポッカン♪
           ポッカン♪
                    ポッカンピン♪

>>26
ひぅっ!?
………あ、あの……
ふぁ……どろがついてたの、はらってくれたんですね?
――ありがとうございます。


28:sage アク禁に巻き込まれました… 少しお待ち下さい。
08/11/26 14:58:43 O
(・ω・;)

29:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/11/26 18:34:16 0
>>28
                __
                   /::::::ヽ      
               {::::::::::::`,
                ,. -┴─- ::;|       
           /    (    丶
           ,.′     /       ヽ
           _/   /|⌒{   A‐-、!  `,
        / ^} ハ/,r=ヵ \/ ,.レ,,イヽj ! |        はい……まってます!
         {   !| 〃:::::J    !:::::Jハイノ. l
        |  ト{{ t;;:::j    {:::::::;;}.}|:: ,゙
         、 ハrっー'   ヾニ' /::. /
         |∨  \   ー  _つ': /
        }′   了こフ兀ノー^′
        ,’  . j: //|/ 、\⌒\
         /   .:::〈‐''─┴‐-:〉 \  {
.       ,′  .::::::{      |::   ヽノ
      {   ::::::ノ-┬┬─-{::.   ヽ
        ヽ  :::/  l  l   V    ∧
        \ :{   l ¦   }   ハJ

30:名無しになりきれ
08/11/26 23:06:29 O
もっとおしりさわさわ

31:名無しになりきれ
08/11/27 01:59:55 0
|←|
|九|∧_∧
|官|・ω・`) そ~~
|堂|o【◎】
|  |―u′
""""""""""

|←|
|九|∧_∧  /
|官|・ω【◎】パシャッ
|堂| っ 9  \
|  |―u′
""""""""""

|←|
|九|
|官| ピャッ!
|堂|ミ
|  |
""""""""""

32:玄関前
08/11/27 02:38:39 0
>>29

≪  びんちょうタンたちの演奏が始まると、また周りの人達が    ≫
   調子を合わせて歌ってくれました…。
                          タントン タントン タントントン ~♪

   楽しそうに歌う人達を見てびんちょうタンは、次第に緊張
   していた気持ちがほぐれて、楽しく演奏する事が出来ました…。

        \ パチパチパチ /
                    \ ジョウズ ダネ~!/

   演奏が終わると、たくさんの拍手と声がかかりました。
   その声にびんちょうタンたちは、ちょっとテレながらも
   皆さんの席の輪に戻りました……。

         ―――――――
                ニコニコ                 ウフフ
  『 すごく良かったわよ…。   とっても楽しかったわ……。
    はい、昨日準備した小豆で作ったおはぎを召し上がれ…。 』

≪         URLリンク(aryarya.net)        ≫

33:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/11/27 21:16:14 0
>>30
………ふぇ……? (れんタンの青い火の玉に纏わりつかれた>>30が逃げていくのを不思議そうに見る)

>>31
ふぁ…しゃしん、とってもらえた…
……がんばらなくちゃ…!

>>32
ありがとうございました。
……ありがとうございました。
(拍手をもらえた嬉しさと達成感に頬を上気させつつ、皆さんに深くお辞儀)

みんな…ほんとに、ありがとう! (お友達一人一人と強く手を握り合う)

ありがとうございます。 わたしも…とっても、たのしかったです。
ひはぁ! おはぎ…おいしそう……
…は、はい!
(みんながおはぎを取ったあとで、最後に自分の分を一つもらう)
――いただきます!

34:玄関前
08/11/28 00:05:57 0
>>33

≪  おはぎを頂きながらみんなと楽しくお話をしていると、  ≫
   先におはぎを食べ終わったさじが擦り寄って来て、
   びんちょうタンに鼻先で、栗を焼いている釜の方へ
   合図をしました。どうやら栗が焼き上がった様です…。

        ―――――――

   びんちょうタンとちくタンは香ばしく焼けた栗を、特製の
   竹ばさみで慎重に一つ一つ取り出すと、れんタンが持つ
   お盆の紙コップに配りました……。

        URLリンク(aryarya.net)

   配られた熱々の焼き栗を、ふうふう言いながら美味しそうに
   食べるみんなを見てびんちょうタンは、今朝は早起きして
   採って来て本当に良かったなと思いました。

   ふと、クヌギたんの方を見ると、アベマキとコルクたち
   三人の手が止まっています。どうやら食べ方が解らなくて
   困っているみたいです。するとびんちょうタンは、三人の
   側に行って栗を剥いてあげました…。


   赤とんぼが飛び交う、深まる秋空の下、美味しいものを
≪  頂きながらの楽しいおしゃべりは続くのでした……。   ≫


          『 冬支度の始まりびん 』 の巻き

               ─ おわり ─

35:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/11/28 18:00:26 0
>>34
あ……うん
さじ…ありがとう。

        ―――――――

わたしたちのえんそう……きいてくれて、ありがとうございました。
…どうぞ。
……あついので、きをつけてくださいね。
(おばあさん『こちらこそありがとう。
         よかったら、またいつでも遊びにいらっしゃいな』)
パァァ
   ――は、はい!


(クヌギたん『…あ、ありがとうびんちょうタン!』
 アベマキ『ふん! そ、それくらい私だってできるんだから………あつっ!』
ふぁ……だいじょうぶ、アベマキちゃん? (ちくタンに塗り薬を持ってきてもらう)
(コルク『わぁ…くりって、すごくおいしいね、おねえちゃん!』)


もうすぐ、ふゆ……おこめ、かっておかなくちゃ……
(ちくタン『そうだね! さぁ、明日はがんばってお薬売るぞぉ!』
 れんタン『………あしたも、いいお天気になる……』)

       ~ つづく ~
      
      

36:季節は流れて…
08/11/28 20:48:55 0
>>35

≪  今日は朝から、しょうが神社のお掃除にやって来ました。 ≫

   季節はもう冬です。雪が時々降る事がありますが、
   まだ積もる事はありません。でも手水舎の日陰には、
   昼間でも薄い氷が張る事がありました…。

   びんちょうタンが竹ほうきで落ち葉そうじをしていると、
≪  住まいの方かられんタンとおばあさんが出てきました…。 ≫


祖母 : 『 やっぱり心配だわ。一人で遠くへ、お使いに行かせるのは…。 』
れん : 『 …ひとりじゃなきゃ良い…? 』

と言うと、れんタンはびんちょうタンの方を見ました…。

祖母 : 『 …えっ? そ、そうねぇ……
       ねえ、びんちょうタン…。 れんと一緒にお使いに行ってもらえるかしら…? 』


37:神さまと出会った びん
08/11/28 20:49:26 0

≪  びんちょうタンはれんタンと一緒に、さかき神主が家に置き忘れた古い巻物を届ける為に、  ≫
   電車とフェリーを乗り継いで、お出かけ先の四国に持って行く事になりました。

                    ピィー! ガタンゴトン… ガトンゴトン…

   徳島に渡るフェリー乗り場のある和歌山へ向かう電車の中で、久しぶりに眺める景色を
   びんちょうタンは夢中になって見ていました。するとれんタンは、変わって行く景色の名前を
≪  温度差で曇る窓ガラスに書きながら、色々と説明をしてくれました…。              ≫

38:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/11/29 19:09:51 O
>>みなさんへ
あの…また、あくせすきせいに、まきこまれちゃいました。
すこし、おへんじが、おそくなっちゃうかもしれません…ごめんなさい。

>>36
………ひはぁ………(かじかむ掌に白い息を吹きかけ、再びほうきを握る)
ふぁ…れんタン、おはよう!

…えっ? おつかい…ですか?
……は、はい!

>>37 ふわぁぁ……
「ひだかがわ」……「ありたがわ」……「あおいしばな」……「わかこうえん」……
れんタン…ばしょのなまえ、たくさん、しってるんだね……すごいなぁ……

39:名無しになりきれ
08/11/29 21:05:15 O
(;^^)人(^^;)

40:名無しになりきれ
08/11/30 18:18:22 O
(・ω・)ノ

41:和歌山駅
08/12/01 01:49:43 0
>>38

≪  二人を乗せた電車は、にぎやかな和歌山駅に着きました。    ≫

   改札を出るとれんタンは、売店でお気に入りのお弁当とお茶と、
   新発売だと勧められたジュース、そしてマーベラチョコを買うと、
   人ごみの中をびんちょうタンの手を引きながら、タクシー乗り場
   へと向かいました…。


   駅前のタクシー乗り場にはスダじいに良く似た、白い帽子を
   被った人が立っていました。れんタンが『フェリーの乗り場まで
   お願いします…。』と言うと、その運転手さんは丁寧にお辞儀を
   しながら、白手袋をした手でタクシーのドアを開けてくれました。

   れんタンに続いてびんちょうタンが乗り込み、ふかふかの
≪  シートに座ると程無く、タクシーは滑る様に動き出しました…。  ≫

42:名無しになりきれ
08/12/01 02:39:58 0
42鯛ですか?

43:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/01 16:51:37 O
>>41
ふぁ…
あの…これ、ください。(畑のおばあさんからもらったお給金で、れんタンと同じお弁当とジュースを買う)

ふぁ…あ、ありがとうございます。(恐縮しつつタクシーに乗り込む)
…ひはっ!?(ひとりでに閉まるドアに驚く)

れんタン…まえにも、「しこく」に、いったこと、あるの?
わたし…かもさんの、すいじょうたくしーには、のったことあるけど、
「おふね」にのるのは、はじめてなんだ。

>>42
えっと…「よんじゅう…に」……
ごめんなさい…かんじが、よめません。

44:和歌山港
08/12/01 21:11:13 0
>>43

≪  くるくると変わる目新しい風景を眺めている内に、タクシーは静かに    ≫
   フェリー乗り場に到着しました…。

   大きなビルに入り、れんタンは受付で切符を2枚買うと、びんちょうタンの
   手を握って大勢の人が進んでいる方向に向かいました…。

   廊下を暫く進むと船の乗船口があり、二人はそれぞれ手にした切符を係りの
   お姉さんに切符を見せると、ちょっとドキドキしながら中へ進みました…。

   びんちょうタンは、クヌギタンの学校の様に大きなこの建物が船だと解ると、
   どうやって動かしているのか不思議に思いました……。
   そして、考えている内にお腹が鳴りました。

   するとれんタンは、『あっちの席でお弁当を食べよう…。』
   と言って、びんちょうタンと一緒にテーブル席に向かいました。

  URLリンク(aryarya.net)  URLリンク(aryarya.net)

            URLリンク(aryarya.net)


  URLリンク(aryarya.net)  URLリンク(aryarya.net)

   お弁当を広げると間も無く出港の合図が鳴り、フェリーは港を離れて
≪  徳島へと向かい始めるのでした……。                      ≫

45:名無しになりきれ
08/12/02 02:04:23 0
船旅って良いよねぇ  ( ̄▽ ̄*)

46:名無しになりきれ
08/12/02 10:24:16 0
びんちょうタンに負けても負けても人気のある
千葉パイレーツの野球帽をあげるね

47:名無しになりきれ
08/12/02 19:51:46 0
フェリー乗り場へ行くんだったら南海電鉄の和歌山港駅が近かったんだけどね。
URLリンク(www.nankai.co.jp)
タクシーだと結構お金がかかったんじゃないかな?

48:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/02 20:01:00 O
>>44
ひはぁ~~~………! ここ…おふねの、なか……?
(艪を漕いでいる巨大な船頭さんの姿を思い浮かべ、
窓から巨人が覗きこんでくるのではないかとちょっぴりびびる)
          クゥ~
あ…う、うん。
ふわぁ…きれいなおすし……
…ひぅ! (汽笛に驚いて固まるが、れんタンの落ち着いた表情を見て安心し、食べ始める)
>>45
おふねって…ゆらゆらゆれて、ちょっと、おもしろいですよね。
ぷかしゅーも、いつも、こんなかんじで、たびをしてるのかな……?
>>46 ふわぁ…「ぱいれえつ」…
「いぬい」せんしゅとか、「ふじ」せんしゅがいる、やきゅうちーむですよね。
…ありがとうございます!
(帽子をかぶり、炭をバットに見立てて素振り)
かきぃ~ん…    …ひゅふ♪

>>47
ふぁ…そ、そうだったんですね…
こんど、おしごとで、でんしゃにのるとき、おぼえておかなくちゃ……

49:オーク タクシー
08/12/02 20:16:53 0
>>47

はい。
当社はフェリー会社様から送迎業務の委託を受けており、
フェリーをご利用になる、お年寄りの方や小さなお子様は
片道¥500 でご利用になる事が出来ます。

なお他社様をご利用になる場合は、¥1400~¥1950になるものと
思われます。

詳しくはコチラをご参考下さい。
URLリンク(www.taxisite.com)

50:名無しになりきれ
08/12/02 22:23:45 0
どうもありがとね。はい50円玉だよ。

51:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/03 16:57:09 O
>>49
ふぁ…
ごひゃくえんで、これたんだ…よかったぁ……
「おーく…たくしー」…
もしかして…クヌギたんの、おとうさんの、かいしゃなのかな……?

>>50
ふぇ…い、いいんですか?
あ、ありがとうございます!

ちくタンたちに、おみやげ、かってかえれるように、
おかね、だいじにしなくちゃ……

52:徳島港
08/12/04 00:21:29 0
>>51

≪  びんちょうタンが甲板で潮風にあたりながら海鳥と遊んでいると、      ≫
   突然また汽笛が鳴り、海鳥がパッと飛び去りました。その姿の先には
   港が見え、フェリーは船足を緩めてターミナルに近づいて行きました…。

   船を降りる人の波に続いて待合室に着くと、さかき神主が二人を待って
   いてくれました。隣には神主さんと同じ格好をしたお兄さんがいます。
   お兄さんは丁寧に挨拶をすると、みんなを乗って来た車に案内しました。

              ―――――――

   てんとう虫に似た格好の小さな車に乗ってみんなが向かった所は『こんぴら』
   と言う、ちょっと食べ物に似た名前の神社が在る町でした。明日からここで
≪  神主さん達の集まりがあるそうなのです……。                  ≫

53:琴平
08/12/04 00:29:09 0

≪  高速道路を走り抜けて車が琴平の町に着くと、辺りはもう夕焼けに染まって  ≫
   いました。そして車は、畑に囲まれた一軒のうどん屋の店先に停まりました。

   神主さんは二人に、『 ちょっと用事が済むまで此処で待っていなさい。』 と
   言い、店の入り口でうどん屋さんにも『よろしくお願いします。』 と頭を下げると、
   車に乗って神社に向かいました…。


   二人は御醤油と出汁の香りのする店に入ると、お座敷に座りました。
   そして目をお店の壁に向けると、ひらがなで書かれたお品書きがありました。

   【 ひやひや 】   【 ひやあつ 】   【 あつあつ 】   【 あつひや 】
   【 ゆ だ め 】   【 かまたま 】   【 てんぷら 】

   てんぷらは解ったびんちょうタンでしたが、他は読めても意味が解りません。
   するとれんタンは、何かピン!と来た様で…、

  『 かまたまが美味しいと思う……。』 と言ったので、びんちょうタンも
   同じものを頼む事にしました…。――――


   っ 【 URLリンク(aryarya.net) 】
                                       ニコニコ
   おまちどうさま! ちくわ天と山芋とろろをオマケしといたよ。
   美味しかったら、お代わりしてね!
≪                                                ≫

54:名無しになりきれ
08/12/04 20:51:30 0
うどんは小麦粉で
出来てるんだよね
    ∧,,∧  lヽ⌒ヽフ
   ( ´・ω・) (・ω・ )  うん
   (っ=|||o) (っ=||| o)
 ̄ ̄ `―´ ̄ `―´ ̄\

じゃあ米から作った
やつは…?
    ∧,,∧  lヽ⌒ヽフ
   ( ´・ω・) (・ω・ ) ベトナムのフォーかな?
   (っ=|||o) (っ=||| o)
 ̄ ̄ `―´ ̄ `―´ ̄\

フォッフォッフォーなんちて
    ∧,,∧   lヽ⌒ヽフ
  (V) `・ω・(V) ( ・ω・)
  ヽ     ノ (っ=||| o) ツルツル
 ̄ ̄ `―´ ̄ `―´ ̄\

    ∧,,∧  lヽ⌒ヽフ
   ( ´・ω・) ( ・ω・)
 ズー(っ=|||o) (っ=||| o) モグモグ
 ̄ ̄ `―´ ̄ `―´ ̄\

55:名無しになりきれ
08/12/05 09:43:44 0
おっびんちょうタンの野球帽だけじゃなくて
連れの子(れんタン)にもあげるのを忘れてた。
これは来年の干支の「うし」をあつらった髪飾りだよ。似合うかな?

あと銚子名物のぬれせんべいを2人でお食べ。
わざとふにゃふにゃさせてるけどおいしいんだよ。

56:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/05 18:48:34 O
>>52
……! (汽笛に身をすくめる)

ふぁ…れんタンのおじいちゃん、こんにちは!
おまつりのときは、おせわになりました。

あ… はじめまして。びんちょうタンです。 (ちょっと緊張しつつお兄さんにお辞
儀)

ふわぁ… (高速を走る車の窓から、すごい速さで流れていく景色を見つめる)

>>53
えっと…
「ひやひや」は、つめたくて…「あつあつ」は、あったかい…うどんなのかな……?

でも、「ひやあつ」って……どっちなんだろう…?

――えっ? う…うん!

あの……「かまたま」、ふたつ、おねがいします。

ひはぁ~! おいしそう……
あれ? でも…うどんなのに、おつゆが、ない……

―いただきます。 (手を合わせた後、おそるおそる口に運ぶ)

>>54
えっと……「ふぉー」………

ふ……ふぉ~! (両手を挙げてポーズ)

>>55
ふわぁ……かわいい…
れんタン……とっても、にあってる……!
あ…ありがとうございます!

ふわぁ…おせんべいなのに、やわらかい……
…おいしいです!

57:名無しになりきれ
08/12/05 23:08:50 0
>>56
    ∧,,∧   そのうどんは
   ( ´・ω・)  生醤油をかけて食べるんだよ
   (っ=|||o)
 ̄ ̄ `―´´ ̄\

58:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/06 18:58:33 0
>>57
あ…おしょうゆを、かけるんですか?
…は、はい。

「なま…しょうゆ」……
「にた」おしょうゆとか、「やいた」おしょうゆも、あるのかな……?

トクトク (醤油をたらし、周りのお客の食べ方を見ながら卵と醤油をうどんにからませる)

いただきます。

   チュルルル

……?……んぐっ…… (こしの強いうどんがなかなか噛み切れず戸惑う)
…っ……ぷはぁ……

ふわぁ…おいしい……!

59:宮武うどん
08/12/07 09:26:01 0
>>58

≪  れんタンは一足先に食べ終わって一息ついていると、隣の席に  ≫
   運ばれて来たうどんが気になりました…。

   れんタンはびんちょうタンに、『 お代わりしよう…。 』
   と言うと、お店の人に隣の丼を指差して、同じものを頼みました…。


       ……はい、温かいおつゆにゲソ天ねー !

      っ 【 URLリンク(aryarya.net) 】
≪                                           ≫

60:こんぴら温泉郷
08/12/07 09:27:53 0

≪  お代わりのうどんも美味しく食べ終わってゆったりしている所に、  ≫
   用事を済ませた神主さんが二人を迎えに来てくれました……。


   お店を出て車は、暗くなった道をしばらく走ると、やがて明るい灯が
   ともる温泉街に入り、そして大きなホテルの前に停まりました…。

   運転をしてくれたお兄さんは、                    ニコニコ
  『 まだお仕事があるからここで帰るね。じゃあ、また明日ね! 』
≪  と言うと、車の窓から手を振って走って行きました…。         ≫

61:りらっくすふろあ “ゆらりあ”
08/12/07 09:28:29 0

≪  真新しいカーペットで敷き詰められた一階の受付の前を通って       ≫
   案内された部屋は、マッサージチェアが用意された和室でした。

         URLリンク(aryarya.net)

   びんちょうタンはベッドも良いけど、ふかふかのお布団が敷かれた
   和室の方がもっと好きなので、寝るのがとても楽しみになりました。


 『 私は書類の整理があるから、先に温泉に入って温まりなさい…。 』
   と、座る早々に鞄を取り出しながら、神主さんが言いました。

   二人は楽しそうに返事をすると、用意された可愛い絵柄の浴衣を持って、
   早速温泉に入りに行きました…。

   URLリンク(aryarya.net)  URLリンク(aryarya.net)
≪                                               ≫


62:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/07 18:59:57 0
>>59
えっ?……う、うん!

ふわぁ… (深呼吸して湯気を吸い込む)

  チュルルッ (今度は息が詰まらないようにうどんを1本ずつすすり、おつゆを飲む)

ひはぁ~~……(温かさに大きくため息)

>>60
ごちそうさまでした。

 ――  ――  ――

えっと……「ゆもと……こんぴら…おんせん」……
ふわぁ…ここも、おんせんなんだ……

あっ……はい。
どうも…ありがとうございました! (走り去る車に深く一礼)

>>61
ひはぁ…おおきくて、りっぱないす…
あれって…すわってみても、いいのかな……?

あ…は、はい!
おさきに、しつれいします。

ふわぁぁぁ…!
おゆのなかに、おはなが、いっぱい……!
きれい………

カララッ
―ひぅっ! (露天風呂に通じる戸を開けると、吹き込む夜風に身を震わせる
          れんタンと手をつなぎ急ぎ足で湯船の中へ)

ひはぁぁぁ………



63:名無しになりきれ
08/12/07 20:30:15 0
びんちょうタンが温泉に入ったら水質もよくなるんだろうなあ

64:名無しになりきれ
08/12/07 22:38:02 0
温泉への更なるミネラル分の添加に加えて、遠赤外線の効果もあるからねー
低めのお湯でもぽかぽかで、長く浸かれるのは健康にも良いよー        ( ̄▽ ̄*) 


65:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/08 21:38:52 0
>>63
>>64
……ん……
(幼い頃のうめばあちゃんの背中のぬくもりを思い起こしつつウトウト)

 ピチャッ! (顔がお湯の中に)

―ひはっ!?

ふぁ……(れんタンの怪訝そうな顔を見て照れ笑い)


66:売店
08/12/09 05:04:27 0
>>65

≪  ほのかに花の香りを漂わせつつ、お風呂を出た二人はお部屋に戻る途中、  ≫
   売店に寄りました…。

                ――――――

  『 いらしゃいませ~♪    イラッシャイマセ~

   こんぴら名物【 灸まん 】       URLリンク(aryarya.net)
   松山の銘菓 【 一六タルト 】    URLリンク(aryarya.net)
   鳴門金時使用【 名物 芋きん 】   URLリンク(aryarya.net)

   ご試食自由ですよ~♪  気に入ったのがあったらお声を掛けて下さ~い。』  


   二人は一通り試食をさせて頂くと、れんタンは灸まんと芋きんの小さな包みの
   方を一つずつ買ってびんちょうタンに持ってもらい、それから牛乳を三本買うと、
≪  お部屋に戻る事にしました…。                               ≫


67:りらっくすふろあ “ゆらりあ”
08/12/09 05:05:12 0

≪  お部屋に戻るとれんタンは、神主さんに買ってきたお菓子を取り皿に分けて  ≫
   牛乳と一緒に出しました。すると神主さんは、『 ありがとうね…。』と言うと、
   また書き物にかかりました……。
   そして二人も、牛乳と一緒にお菓子を頂きました…。

               ――――――

         ウィーン ウイン ウイン …   ウィーン ウイン ウイン ……。

   れんタンの番が終わって、今度はびんちょうタンがマッサージチェアを使って
   見る事になりました。初めて使う機械でしたが、れんタンが気持ち良さそうに
   していたのを見ていたので、あまり心配にはなりませんでした…。

         ウィーン ウイン ウイン …   ウィーン ウイン ウイン ………

               ――――――

  『 おーい、もうそろそろ寝なさーい…。』

   テレビを見ていた二人に神主さんが言いました…。

   二人はオヤスミの挨拶をすると、ふかふかのお布団に潜り込みました。
   お布団に入ってから少しだけおしゃべりをしましたが、びんちょうタンは、
≪  お布団がとっても心地良かったので、直ぐに寝入ってしまいました……。   ≫

68:夢の中
08/12/09 05:06:08 0

≪  夢の中でびんちょうタンは、小さな海峡が有る町の上を飛んでいました…。     ≫

   見下ろす町のあちこちや一緒に飛んでいる側で、動物や食べ物、部屋の中に在る
≪  道具に似た、色々な姿の神様が楽しそうに暮らしている様子が見えました……。  ≫

69:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/09 20:32:19 0
>>66
ひふぅ……いい、おゆだったね…れんタン。

ふわぁ…
こっちの、おまんじゅうは…
たまごの、きみでつくった、あんが、はいってるんだ…

あ…うん! (お菓子の包みを持つ)

>>67
――ごちそうさまでした。

ふ……んぅ……ひは……?
…………ふぅ………… 
(ウニウニと動く背もたれに最初は戸惑うが、しだいに全身がほぐれていく気持ちよさに目を閉じる)

ふぁ…は、はい!

おさきに、しつれいします。
…おやすみなさい。 (畳に正座し、神主さんに深くお辞儀)

おやすみ…れんタン。
…………すぅ……
(れんタンの周りに集まってくる青い火の玉たちに気づかず、深い眠りに)

>>68
ふわぁ~~~~………

(しゃもじの神様の背に乗って、神様たちの暮らす町を見下ろし瞳を輝かせる
 周りには、わらじの神様に乗ったちく姉妹、
 紅茶ポットの神様に乗ったクヌギたん、
 ビニールプールの神様に乗ったあろえ、
 ワイングラスの神様に乗ったアベマキとコルクが飛んでいる)

  キラキラキラ   (足が3本ある大きなカラスの神様が、はるか頭上を光の尾を引きながら飛んでいく)


70:次の日
08/12/10 15:47:21 0
>>69

≪  今、びんちょうタンとれんタンは海の上の長い橋を渡る電車の中にいます。   ≫
   本当なら、今日はもうお家に帰る予定だったのですが、今度は神主さんからの
   用事で、広島の神社にお届け物をする事になったのでした…。

   二人は電車の窓から、沢山の車を載せたり、小さな帆を張って魚を獲ったり
≪  している色々な船が行き交う様子に目を魅かれて、眺めていました…。      ≫

71:岡山駅
08/12/10 15:48:25 0

≪  大きな駅に着いた二人は、ちょうど側にいた駅員さんに切符を見せると、    ≫
   乗り換え電車のホームを聞きました。

   駅員さんから出発の時間も聞いたれんタンは乗り換えのホームに着くと、
   電車が発車する前に売店で、お弁当を買う事にしました…。

   ショーケースの中にはお弁当の見本が沢山あって、びんちょうタンは目移り
   しながら、どれも美味しそうだなと思って見ていました…。
   一方、手を頬に当てて集中しながら見ていたれんタンは、いつもの様に感を
   利かせて美味しそうなお弁当を二種類選んで買うと、
  『 半分ずつに分けて食べようね…。』と言いました。

   ジリジリジリー!

   すると発車のベルが鳴り始めました。びんちょうタンはちょっとビクッと
   して慌てましたが、れんタンは落ち着いてお茶も買うと、ゆっくりと電車に
   乗り込みました…。

   車内は人が少なくゆったりしていたので、早速お弁当を広げて頂く事にしました…。

   URLリンク(aryarya.net)  URLリンク(aryarya.net)
               URLリンク(aryarya.net)
≪                                                  ≫

72:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/10 19:39:45 0
>>70
ふわぁぁぁ… おふね、たくさん……
「はし」って、かわだけじゃなくて、うみにも、かかってるんだね……
こんな、おおきなはし、つくれる、「ひとのちから」って…すごいなぁ……

>>71
   …ひぅっ! (ベルに身をすくませる)
あ……う、うん!

ひはぁ~!
「ももたろう」の、おべんとう…きれい……!
こっちは…わぁ…おべんとうばこが、おしゃもじのかたち…
「かき」って、くだものじゃなくて、かいの、なまえなんだね……

――いただきます。

73:尾道駅
08/12/11 19:12:11 0
>>72

≪  お弁当を食べ終えてゆったりしていると、お使い先の  ≫
   神社がある駅に着きました…。

   改札を出ると、この辺りの地図がありましたが、あまり
   詳しく書かれていなかったので、とりあえず神社の
   ある方向へ歩いて行く事にしました…。

         ――――――

   この町は坂が多く、道も狭くて曲がりくねっているので、
   びんちょうタンはおじいさんやおばあさんは、歩くのが
   大変そうだなと思いました。でも……

   URLリンク(aryarya.net)
              URLリンク(aryarya.net)

   狭い通りを自由に歩く猫たちには、ステキな場所なんだ
≪  ろうな…、と思うのでした…。                 ≫

74:来福神社
08/12/11 19:13:17 0

≪  神社の近くまで来ると、すれ違う猫や犬に混じって、    ≫
   二人に挨拶をして通り過ぎる色々な付喪神が現れる
   様になりました。最初はちょっと驚いたびんちょうタン
   でしたが、れんタンは落ち着いて返事をしているので、
   びんちょうタンも習って、ご挨拶をしました…。

   URLリンク(aryarya.net)
              URLリンク(aryarya.net)

   石段を登りきると、境内をお掃除しているお姉さんに
   出会いました…。

     サッ サッ サッ サッ                     ニコニコ
 
 みこ 『 …あっ、こんにちは…。……何か御用でしょうか…? 』

≪                                      ≫

75:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/11 20:49:27 0
>>73
えっと……
このみちで…いいのかな、れんタン?
(れんタン『………(コクリ)』

ふわぁ…!ねこさんが、いっぱいいる……
(れんタン『ここは、「ねこのまち」って、いわれてるから……』)
ふぇぇ…………ひゅふ♪ (猫の真似をして顔を洗う仕草)

>>74
………ひはっ……?
「げた」のかみさまに…「かさ」のかみさま…「おはりばこ」のかみさま…「どんぶり」のかみさま…
……こ、こんにちは! (あわてて挨拶)

――ふぁ……

《あのおねえさん……いま、はじめてあったのに…
 なんか…ずっとまえから、しってたみたい……》

あ……こんにちは。
あの…「らいふくじんじゃ」は…こちらですか?

76:渡り廊下
08/12/12 19:43:42 0
>>75

≪  物静かなみこお姉さんは、二人が遠くからお届け物を持って来た事を知ると、 ≫
   本殿の方に案内してくれました…。

   その道すがら、びんちょうタンがお姉さんと話しながら歩く様子を後に付いて
   見ていたれんタンは小さな声で、
≪ 『 声… そっくり……。 』と、つぶやきました…。                     ≫

77:本殿
08/12/12 19:44:15 0

≪  本殿の入り口に近づくと、中からとても賑やかな声が響いて来ました…。    ≫

   二人がみこお姉さんの後に付いて一緒に本殿に入るとそこには、書きかけの
   おみくじや羽を着ける途中の破魔矢、更には付喪神たちであふれかえる中、
   お正月の準備にてんてこ舞いで働いているお姉さん達がいました…。

   みこお姉さんは二人の事をお姉さん達に紹介すると、お姉さん達も自己紹介を
   してくれました…。

   長い髪の祀お姉さんは、れんタンからのお届け物であるおみくじ用の和紙を
   受け取ると、待ってましたとばかりにゆりえお姉さんに渡しました。
   ゆりえお姉さんはとても疲れた様子でしたが、祀お姉さんに急き立てられると
   仕方なさそうに、でも神々しい光を放ちながら筆を取り、占った言葉を一生
   懸命に書き綴っていきました…。

   その様子を不思議そうに見ていた二人でしたが、その内れんタンは書き終えた
   おみくじを丁寧に折りたたむお手伝いを始めました。

   びんちょうタンも何かお手伝いをしようと考えていると、眼鏡をかけた前掛け
   姿の光恵お姉さんが、
  『 夕食の準備を手伝ってくれるかな? 』 と訊いてきたので、
≪  びんちょうタンは台所のお手伝いをする事にしました。               ≫

78:台所
08/12/12 19:44:47 0

≪  今夜は寒いので、体が温まるお雑煮の準備を光恵お姉さんはしていました。    ≫
   中に入れる材料は既に用意が終わっていて、お姉さんはダシを効かせたお汁に
≪  材料を入れて煮込み、びんちょうタンは火鉢でお餅を焼き始めました……。     ≫

79:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/12 23:35:19 0
>>76
みこおねえさん……はじめまして。
わたし、びんちょうタンです。
おともだちの、れんタンのおてつだいで…きました。

あ…はい。
しつれいします。
(念入りに足を拭き、れんタンと半分ずつ荷物を持って上がり、廊下を進む)

>>77
ふわぁぁぁ…… (見るもの全てが珍しく、目を輝かせて見回す)

まつりおねえさん…ゆりえおねえさん…みつえおねえさん…はじめまして。

おねえさんたちの、あかとしろのきもの……とってもきれい……

ふぁ……は、はい!
よろしくおねがいします。(一礼して台所へ)

>>78
ふわぁ…! (火鉢を見てやる気を奮い立たせる)

あ…はい!

さいしょに…あみを、よおくあっためて…
おもちは…こげすぎないように、よわびで、じっくり…… (火鉢に入り静かに燃え始める)



80:8
08/12/13 15:17:26 0
80

81:ちゅるや
08/12/13 18:43:57 0
やあ びんちょうタン、お勉強はがんばってるかい?
さんすうの問題をだすよっ ちょっとむずかしいぞぉ

りんご8個を5人でわけました
ひとり何個でしょう?

おともだちのれんタンといっしょに考えてもいいぞっ じゃあまたね~

82:火鉢の神様
08/12/13 20:48:43 0
>>79

おぉ~、久しぶりの出番じゃのう~。
しかも懐かしい炭の匂いがするわい……。

餅焼きかいな…                ホッ ホッ ホー
お嬢ちゃん、随分と焼くのが上手いねぇ~。

わしらは、道具として使ってもらえる時が一番幸せなんだ。
思い出してもらえなくなると、この世から消えなきゃならなくなる…。
この古い神社でさえ、どれだけの仲間が消えてしまった事か……。

そうそう、この茶色い灰の下にはお嬢ちゃんと同じ所で生まれて
灰になった炭がいるんだ。
ちょっと掻き分けてくれんかの…?

…おう、おう、この白いやつがそうじゃ……
もう眠りについてどれだけ経ったか忘れてしもうたが、もし出来る
事なら一握りで構わんから、持ち帰ってコイツの生まれた故郷の
山に返してやってくれんかのう…?

83:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/13 22:04:15 0
>>81
あ……おひさしぶりです!

ふぁ…は、はいっ!
えっと…えっと…ひとり、いっこずつだと、ごこで、
さんこ、あまっちゃうから……えっと……

…………(悩んだ末)
れんタン……このもんだい、わかる?

>>82
ひはっ!?
――ふぁ…ひばちの、かみさま……
あの…あいさつしないで、なかに、はいっちゃって……ごめんなさい。

ふぁ…
かみさまって……わすれられると、きえちゃう……
わたしたちが…ここで「いきてる」っていうこと…しってるひとが、いる……
それって……すごく、しあわせなこと、なんですね………

…わたし…
わたし、かみさまのこと……ぜったい、ぜったい……わすれません。

ふわぁぁ……
わたしが、うまれる、ずっとまえから……
ここで、おしごとしてたんだ………

……は、はい!
(持ってきていたお弁当の包み紙で大先輩の炭を丁寧にくるみ、懐にしまう)

84:21
08/12/14 20:03:53 0
84

85:本殿
08/12/14 20:26:47 0
>>83

光恵 『 はいはい、お雑煮が出来たわよ。一息入れましょうよー。 』

         URLリンク(aryarya.net)

光恵 『 お餅だけじゃ無くて穴子もびんちょうタンに炭で炙って
     もらったから、とっても香ばしく出来たわ。牡蠣のダシも
     文句なしに美味しいし、みんなドンドンおかわりしてねー。 』


机の上に置かれた大きなお鍋の前には、お姉さん達の手伝いをしていた
付喪神も仕事の手を休めて列を成して並び、自前の茶碗に雑煮を取って
口にしました。すると皆は歓声をあげて口々に、美味しいと言って喜んでいました…。

86:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/15 18:58:01 0
>>85
ひふぅ…
あ、はい。 (火鉢の神様の後に続いて本殿に向かい、神様たちの列の後ろに並ぶ)

ふわぁ……いいかおり……
「かき」と「あなご」が、はいってるんだ……
わたしのまちでは…「おみそ」のおつゆで、だいこんとか、あおのりが、はいってるけど…
「おぞうに」って、たくさん、しゅるいが、あるんですね。

ひはぁ…
《かみさまたちに…よろこんでもらえました。
 これからも、がんばるので…みまもっていて、くださいね。》 
(懐の中の「大先輩の炭」に手をあて、心の中でつぶやく)

――いただきます。


87:ゼニガメ
08/12/16 14:19:24 0
ゼニゼニ、ゼニィ。

(サングラスをかけたゼニガメがこのスレに興味を持ったようだ)

88:次の日…
08/12/16 18:12:25 0
>>86

≪  昨日はお姉さんのお手伝いをしながら、そのまま来福神社に   ≫
   お泊りさせて頂いたびんちょうタン達は、今日も朝から忙しく
   働くお姉さん達のお仕事を手伝っていました…。

   お昼少し前になって、びんちょうタンは色々な願い事が楽しい
   絵で書かれている絵馬を見ながら、その奉納場所から石段へと
   掃き掃除をしていると、不意に強い風が吹き付けました。

  ビュウッ!    カラン カラン        コロ コロ コロ…!

   すると何処からか、置き忘れられていたジュースの空き缶が
   勢い良く、びんちょうタンに向かって転がって来ました。

   びんちょうタンは咄嗟に跳ねて、ひょいと避ける事が出来ましたが、
   下りて足を着いた所が石段の縁だったので、ゆらゆらと体が
   よろめいてしまいました。

   ゆりえ 『 …あっ、あぶない! 』

   ちょうど買い物に出掛けようとして、その様子を見ていたゆりえ
   お姉さんは、石段から転がり落ちそうになっているびんちょうタンに
   しがみ付いて止めようとしましたが、自分もつまずいてしまい、
   一緒に抱き合って石段を転げ落ちてしまいました。

  ズルッ!  アーッ!  ゴロン ゴロン カーン!      カラン コロコロ……
                      キーン! ゴロゴロ…    う~ん……

   びんちょうタンはちょっとだけズキズキする腰をさすりながら
   直ぐに、隣に倒れているお姉さんの様子を見ようとしました。
   ですが覗き込んだそこには、お姉さんでは無くびんちょうタンが
≪  目を回して倒れていたのでした……??               ≫

89:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/16 18:53:26 0
>>87
ふわぁ! かわいいかめさん…こんにちは!

あれ? でも…かめさんなのに、めがね、かけてるし…
しっぽのかたちも、なんか、ちがうみたい…
かめさんじゃ、ないのかな?

>>88
  シャッ    シャッ
ひふぅ…
ちょっと、さむいな……    

わたしも…おしごとがおわったら、おねがいごと、かいてみようかな……

――ふぁ!
と、と、とっ………
ふぁ、ゆ、ゆりえおねえさ……わぁ!

    ひ は ~~~~~~~~ ………

んっ…ぅうん……
あ、お、おねえさん、だいじょう………

……………………ふぇ???

わ、わた…し………?

90:石段
08/12/17 19:52:34 0
>>89

ゆりえ 『 …ぁいたた……。びんちょうタン大丈夫…!?
      あーあぁ、また入れ替わっちゃんだ……。 
                                    ヨッコラショ…
      あのね…、この石段から二人で転げ落ちると、
      時々入れ替わっちゃう事があるんだ……。
      私のお父さんが中学生の時のお友達は、同級生の
      女の子と入れ替わっちゃって、ものすごく大変
      だったんだって…。

      私はついこの前も、家のタマが……、あっ、中身が
      貧乏神さまの時ね……。
      びんちゃんは二歩足で立って石段を登るもんだから、
      やっぱり同じトコでひっくり返りそうになっちゃって、
      慌てて助けてあげようとしたら、入れ替わっちゃたの…。

      ちょっと驚いたけど、猫になるって滅多に無い事だから、
      町のあちこちを歩き回ってみたの。そうしたら猫さん達と
      仲良く慣れたし、日が沈む頃には自然に元に戻ったのよ…。

      だから多分…。うん、うん…、大丈夫だから、元に戻るまで
      町の中を案内してあげるわ。ちょうど、お札を書く為の墨を
      買いに行かきゃならないし……。                  』

91:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/17 21:16:52 0
>>90
……ふぇ…? ゆ、ゆりえおねえさん……?
わたしなのに…ゆりえおねえさん……
ふぁ! …わたしのこえが、おねえさんのこえ……???
「いれかわる」って……えっと、あの、えっと……?????
ふえぇ…ど、どうしよう……わたし…わたし…… (パニックを起こし泣き出しそうになる)

………ふ…ふぁ…… (自分の姿のお姉さんに手を優しく握られ、しだいに落ち着きを取り戻す)

そ、それじゃあ……もとに、もどれるん…ですか?
……は、はい。
おかいもの…おてつだい、します。

…ふわぁ…… (立ち上がり、いつもより高くなった目線に戸惑う)

92:名無しになりきれ
08/12/18 17:04:19 0


93:坂道の路地
08/12/18 20:29:51 0
>>91

≪  まだ少し落ち込んでいるびんちょうタンを慰める為に、     ≫
   ゆりえお姉さんはお正月の準備で忙しくてゆっくりと話せて
   無かった、お姉さんのお友だちの事や学校での出来事、
   町に暮らしている神さま達の事を、商店街に向かう狭い坂道を
   下りながら、びんちょうタンに色々とお話してくれました。

   その道すがら、出会う見知らぬ人達は、ゆりえお姉さん姿の
   びんちょうタンに、微笑みながら挨拶をしてくれました。
≪  そのせいか、少し不安だった気持ちが落ち着いてきました。 ≫

94:尾道 本通り商店街
08/12/18 20:30:30 0

ゆりえ 『 えーっと、先ずは文房具屋さんで墨を買うんだけど…、
      この前行った時は、神様協会推奨のは売り切れちゃって
      無かったんだよね…。祀ちゃんケチだから……あっ 、  アハハッ…
      節約上手だから、同じお金で買える、出来るだけ良い墨を
      買って来なさいよね、って言うんだけど……。        』

  ガラガラー  ピシャッ…

ゆりえ 『 こんにちはー。あのぅー、あそこのケースの墨を見せて
      もらえませんか…? はい。固形の方ですぅ…。      』

  (お店の人は木箱に納められた墨を幾つか持って来てくれました。)

ゆりえ 『 う~ん…。どれが良いのかなぁ…。松のすすとニカワで
      作ったのが良いって言われてるけど……。 
      びんちょうタンならどれが良いと思う…?           』

95:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/18 22:06:07 0
>>93
ふぇぇ……
「かみさま」って、ふだんは、めにみえないけど……
いつも、わたしたちといっしょに、くらしてるんですね……

ふぁ……
こ…こんにちは!

《みんな、ゆりえおねえさんのこと…すきなんだ……》

>>94
ふぁ……
でも、わたし、じをかくほうの「すみ」って…あんまり、よく、しらないので……

あ…は、はい。

ん、っと……
これが…いいと、おもいます。 (直感で一つの墨を選んで指さす)

96:名無しになりきれ
08/12/18 23:18:00 0
まっ96にならないようにね

97:名無しになりきれ
08/12/19 13:00:34 0
誰が上手いこと言えと

98:尾道 本通り商店街
08/12/19 16:45:47 0
>>95

≪  びんちょうタンの選んだ墨を買ってお店を出た二人は、 ≫
   また商店街の中を歩いていると、通りの角の向こうの
   お店の前に、人が列をなしているのが見えました…。

   するとお姉さんはびんちょうタンを誘って、そのお店に
≪  連れて行ってくれました……。                ≫

99:朱華園
08/12/19 16:46:19 0

 ゆりえ 『 ここのラーメンは美味しいんだよ…。色んな所から、
       わざわざ食べに来る人いるぐらいなんだから。    』

オマチドウサマー
           URLリンク(aryarya.net)

 ゆりえ 『 この浮かんでいる脂身がコクを出しているんだよねー。
       熱いから気をつけて食べてね…。 いただきまーす… 』

100:名無しになりきれ
08/12/19 19:02:48 0
>99のラーメンは100円ですか?

101:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/19 23:34:23 0
>>96>>97
えっと……
まっ…きゅうじゅう……ろく………?

>>98>>99
ひはぁ~! たくさん、ひとが、ならんでる……
すごく、おいしいらーめんやさんなんですね……

ふわぁ……おいしそう!

――いただきます。

チュルチュルッ       ツーッ

ほゎあ…… (体が芯から温まっていく感覚に目を閉じる)

>>100
ひゃくげっと、おめでとうございます!

えっと…(壁のメニューを見て)
よんひゃく、ごじゅうえん……みたいですね。
…ふぁ…!? 
(体がゆりえお姉さんと入れ替わっているのを忘れて、
 がま口を出そうと懐に手を入れ、「お姉さん」の胸を触ってしまい狼狽する)

102:朱華園の前
08/12/20 19:02:58 0
>>101

≪  お姉さんはびんちょうタンにラーメンをご馳走すると、お会計の時に    ≫
   お店の人がくれた、年末セールの福引券をびんちょうタンに渡しました…。

                    ハイッ                      ワクワク!
   ゆりえ 『 私の分もあげるよ。  早速、福引所に行ってみよーよ! 』
≪                                              ≫

103:商店会福引所
08/12/20 19:03:57 0

受付係 『 さぁ、さぁ、まだまだ一等、二等も有るよ~
      今年最後の運試し~! さぁ、いらっしゃい~! 』

びんちょうタンは受付のおじさんに、お姉さんからもらった福引券を
2枚渡すと、ゆっくり深呼吸をして抽選器の取っ手を握りました……。

…ガラン ガラン!  コトッ…  コロコロ  (白い球がお盆の上に転がる…)

受付係 『 はい、おめでとう! 商店会長賞のトイレットペーパーです! 』

ゆりえ 『 ………。大丈夫、大丈夫……。もう一回引けるし……。
     じゃあ今度は心の中で、当たりの球が出る様に祈ってから、
    【 かぁー、みぃー、ちゅーー!】 って最後に念じて見て…?
     きっと大丈夫だから……ねっ!                  』

104:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/20 19:27:56 0
>>102
おねえさん…ごちそうさまでした。

ふぁ…「ふくびき」……
えっ?おねえさんのぶんも…い、いいんですか?
あっ……は、はい!

>>103
ふぁ…
やっぱり…「あたり」って、なかなかでない…
れんタンが、いてくれたらな……
……えっ?
あ…えっと……はいっ!

あたりますように……あたりますように……
【 …かぁー… みぃー… ちゅー……!】   ガララン!
(お姉さんから教わった言葉を一心に心の中で念じつつ、思いきってハンドルを回す)

105:商店会福引所
08/12/21 19:18:12 0
>>104

…ガラン ガラン!  コトッ…  コロコロ  (金色の球がお盆の上に転がる…)

            カラン カラン~! カラン カラン~♪♪ 

受付係 『 ……! おめでとうございま~す! 一等が出ました~!!
      【北海道雪まつり周遊招待券】と、副賞として新鮮なお魚を
      ふんだんに使った【海の幸お鍋セット】が当たりましたー! 』

   受付のおじさんがそう叫ぶと、二人は手を取り合って喜びました。
   すると突然握り合っていた手がほわっと白く光り、びんちょうタンは
   スゥーっと気が遠くなってしまいました……。

106:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/21 20:43:22 0
>>105
――ひは!? (けたたましいベルの音に一瞬固まる)

ふぁ………
………「いっとう」………

ほわぁ……!
ゆ、ゆりえおねえさん……すごい…
いっとう、あたっちゃいましたぁ……!

 ギュッ…     シュオオオオ

………ふぇ???
…………………ふぁ………んっ………ん……………

107:来福神社 石段下
08/12/22 01:38:54 0
>>106

夕暮れが迫る中、気が付くとびんちょうタンは元通りの自分の体に戻っていて、
お姉さんの背中に負われていました…。
                         ヨッコラショ… 
ゆりえ 『 ……! あっ気が付いた…?
     ゴメンね…。私が余計な力を使わせちゃったから…。

     あのね…、実は私…神さまなんだ……。
     何の神さまなのか未だ判らないんだけど…。

     びんちょうタンには、私の神通力は強すぎたんだね…。      ハハ …
     でも乱れた気が起きた御蔭で、元に戻れたんだから良かったよね。 』

( 『 ゆりえ~! 遅いじゃな~い! 何やってたのよ~~! 』 上から祀の声が掛かる )

ゆりえ 『 はーい!  いま行くよー!
     …祀ちゃんもこのお鍋セットを見れば、きっと帰るのが遅くなった
     事も許してくれるよね。 フフッ 

     みんなで温かいお鍋を食べて元気をつけて、今晩もお正月準備の
     支度をお手伝いしてね、びんちょうタン…!               』


色々な神さまに巡り合う旅になったびんちょうタンは、きっと故郷のお山にも
自分には見えないけれど、優しい神さま達がいつも側にいて、色々と助けて
くれているんだなぁと思うと、とても嬉しくなったのでした……。


             『 神さまと出会ったびん 』 の巻き

                  ─ おわり ─

108:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/22 19:44:16 0
>>107
………………………………………………………

ん…………
ふぁ…ゆりえおねえさん……!

ピトッ (自分の顔を手で触ってみる)

ふぁ……わたし…
もとに、もどれたんですね…!
ふわぁぁ…よかったぁ……

…ふぇ…
おねえさんも…「かみさま」……?

   ギュッ

おねえさんの、せなか……
とっても、あったかい…………

《 「かみさま」でも、「ひと」でも……
  おねえさんは、おねえさん…
  わたしは、わたし………

  おねえさんに、あえて……よかった………  》


…は、はい!
よろしく、おねがいしますっ!

         カァー      カァー・・・


             ~ つづく ~

109:名無しになりきれ
08/12/22 23:35:09 0
( ;∀;)イイハナシダナー

110:鳥便からのお知らせ
08/12/23 17:50:12 0

『                                  』
  いつも鳥便をご利用頂き、ありがとうございます。 

  年末はお届けものが集中する為、下記のご住所に
  お住まいなられているお子様宛の贈り物は、弊社が
  委託しております、(社)赤帽子会が担当となります。


     ≪  東町    竹町    山の中  ≫

  クリスマス向けの集荷もまだ承っておりますので、
  弊社宛にご連絡を頂ければ、迅速に集荷に伺います。

  その際は、

  品物   : 
  受取人 : 
  差出人 : 

  を、ご明記下さる様、お願い致します。   (*・e・*)

『                                 』

111:名無しになりきれ
08/12/23 17:51:20 0
>>110

  品物   :  URLリンク(aryarya.net)
  受取人 :  びんちょうタン
  差出人 :  あかり

  『 手作りケーキを贈ります。お友達と食べてね ♪ 』

112:名無しになりきれ
08/12/23 17:54:38 0
>>110

  品物   :  URLリンク(aryarya.net)
  受取人 :  びんちょうタン
  差出人 :  めぐみ

  『 ☆ メリークリスマス!☆ うちの子にそっくりなぬいぐるみが
   あったのでプレゼントします。可愛がってくれると嬉しいな~  』

113:おねえタン
08/12/23 18:46:01 0
>>108

尾道から帰って数日が経ち、今日は畑のおばあさんの家に寄って、
秋に植えたジャガイモを頂いて来ました。

あの時植えた一袋のジャガイモは、15袋もの実に生りました。
お芋は結構重いものなので、おばあさんはびんちょうタンに少しずつ
食べる分だけ運ぶ様に勧めてくれました。

でも本当は、何度もびんちょうタンに会える事が出来るから、
おばあさんはそう言ったのかもしれませんね…。

おばあさんは、

 『 ゴザに包んで雪に埋めておくと、腐らずに保存が出来るし、
  甘く美味しくなるんだよ…。』

と教えてくれたので、びんちょうタンは持ち帰って取って置く分のお芋は、
必ず埋めて保存するようにしているのでした…。

114:びんちょうタンの家
08/12/23 18:46:32 0

今日も日が暮れ始める中、びんちょうタンはお家の側に用意した、
お芋を埋める根雪からゴザを取り出していました…。

URLリンク(aryarya.net)
                  URLリンク(aryarya.net)
…… ヒュー
       ポスッ … (お手紙が落とされる)

URLリンク(aryarya.net)
                  URLリンク(aryarya.net)

115:名無しになりきれ
08/12/23 19:05:13 0
>>110

  品物   :  URLリンク(thumbnail.image.rakuten.co.jp)
  受取人 :  ちくタン
  差出人 :  道具屋 兼岳

  『 先日ご応募いただいた懸賞セールに御当選されたので、商品をお送りします。今後も当店を御贔屓下さいませ。 』

116:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/23 20:10:00 0
>>110
んっ…ひふぅ…… (白い息を吐き、雪景色に装いを変えつつある山々に向かい大きく深呼吸)

  ヒラヒラ

…あ。
(軒先に落ちてきたお知らせを拾い上げて読む)

もうすぐ……「くりすます」………

  ドサ   ドサッ

…ふぇ!? (立て続けに降ってくる小包に驚く)

>>111
ひはぁ! ……あかりおねえさんからだ…!
くりすますけーき…おねえさんが、つくってくれたんだ……

>>112
こっちは……ふわぁ、めぐみおねえさん……!
うしさんの、ぬいぐるみ…かわいい……! (哺乳瓶でミルクをあげた子牛のことを思い出し、ぬいぐるみを抱きしめる))

おねえさんたち……わたしのこと、おぼえててくれた……
なにか…おれいに、おくらなくちゃ………
…………でも…………  (ガランとした家の中を見回す)

117:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/23 20:26:12 0
>>113->>114
………はい。 ……ありがとうございます!
ん、しょ…… (おばあさんに深く一礼し、お芋の袋を背負って家路につく)

………んっ… (あかぎれの痛みをこらえながら、手で雪を掘り起こしていく)

―――ひは!? (落ちてきた小包みに手を伸ばしたとたん、音楽が聞こえてきてびっくり)

………ふぁ……
たーにゃおねえさんの、こえ………!

おねえさんも……このやまより、さむい、ほっかいどうで…がんばってる……
わたしも……がんばらなくちゃ……!

おねえさん……ありがとうございます。 (遠い北の空を見上げる)

>>115
ふぁ……あれ…?
これ、あてさきが、ちくタン……
はいたつのひとが…まちがえちゃったのかな……?
……もっていってあげなくちゃ。
あかりおねえさんの、けーきも…みんなに、おすそわけしよう。

(手拭いをマフラー代わりに首に巻き、
 ちくタン宛の小包みとお姉さんが送ってくれたケーキを持ってバス停へ向かう) 

118:名無しになりきれ
08/12/23 23:46:44 0


119:赤帽子会の配達人
08/12/24 01:35:40 0
>>117
            シャンシャン シャンシャン …
…オーイ、マッテェー!
                フゥ…
『 良かった追いついた~~。           エヘヘ 
 その色の包み、さっき間違えて落としちゃったんだ。
 ゴメンネ、返してくれるかい…?

 …ん? その子に渡しに行く所だったって?
 それじゃ、家まで送ってあげるから乗って行きなよ~。』

120:お山から里へ…
08/12/24 01:36:38 0
    /.             ヽ
    |.              |
    l      ;;,-~""";;;'''-;;;;__
    ヽ    (,.,;.,~-ー''''~ ̄
     \        /
      `  ー ─ '

        ∩  ∩
       い,,c'_ノ   / ̄`>O  __l>o<l__    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        c/・ ・`っ   {,,,,,,,,,,,,,,,,,}  _|__〈ハ〉__|_  < 狭くてゴメンねー。しっかり掴まっててねー!
        (''● ''' )   (^ω^ )   |///| |///|   \__________________
       O┬Oノ )∽[ ̄てノ ̄]∽[ ̄ ̄ ̄ ̄]
      ◎┴し'◎  ◎─‐◎ ◎──◎   =3  =3   。  。・。・ ゜ ゜゜。 ・。゜.゜::.゜  ゜ ゜゜。 ・ 。 ゜ .。
                                                ゜。 ゜・。゜ ゜.゜・。゜゜. . .☆ 。。. ゚。 ・。゜ 。
                                                     ゚. ゜  ゜. 。 ゚.,  ,+ 。 ゚. + 。
 。 o   °o    。   o   °    o 。  。    。 o   °  o   。
     __  _ 。    __   _  o  o__       _ ° __  _ 。   
  __ .|ロロ|/  \ ____..|ロロ|/  \ __ |ロロ| __. /  \ . |ロロ|/  \ ____.   /~~\
_|田|_|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_|田|._| ロロ|__|ロロ|_| ロロ|_|田|.,,傘傘傘::::::::傘傘傘..,,,,傘傘...........

121:11
08/12/24 07:16:44 0
121

122:名無しになりきれ
08/12/24 16:29:42 0
びんぼうたん!!

123:名無しになりきれ
08/12/24 21:44:32 0
>>82の大先輩の炭、ウバメガシの根元に埋めたらいいと思うんだ。
そうすればまた炭に生まれ変われると思うし。(・∀・)

124:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/24 21:56:43 0
>>119
……ふぁ……! (鈴の音に振り向き、見慣れない赤い鼻の鹿と白い髭のおじいさんに驚く)
はいたつのひと…ですか?
あ、はい…
この、あてさき、おともだちのうちなので、もっていこうとおもって……

ふぇ…い、いいんですか?
は、はい。 …ありがとうございます!

>>120
――ひはっ!? (風を切り走っていたソリが、いつの間にか空を飛んでいるのに目を丸くする)

ふわぁぁぁ……きれい………!
(鳥バスの運行時間には見られない、夜の町の灯りに見とれる)

……ふぁ、と、とっ… (崩れそうになる包みの山を懸命に押さえる)
…は、はい!

125:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/24 22:01:19 0
>>123
ふぁ……
…そう、ですね。
おしょうがつになったら……
ゆめにでてきた、あのきのところにいって……うめてあげたいな……

126:名無しになりきれ
08/12/25 11:17:10 0
  品物   :千葉ロッテマリーンズ レプリカキャップ(いい画像探したんだけど・・)
  受取人 :びんちょうタン 
  差出人 : 匿 名

『 千葉ロッテの野球帽をあげよう。だから千葉にもいつか遊びに来ておくれ。』

127:名無しになりきれ
08/12/25 16:00:49 0
>>110

  品物   :  URLリンク(ise-miyachu.net)
  受取人 :  ちくリン
  差出人 :  竹町敬老会

  『 マダケさんからお話聞いてるわ。ケガしないように使ってね。 』

128:ちくタン家
08/12/25 19:47:34 0
>>124

びんちょうタンがちくタンの家に近づくと、小さな灯が見えました。
その灯はソリの鈴の音に気が付くと、驚いた様に動きました。

びんちょうタンはその灯が、ちくタンが持っている電灯だと解ると、
手を振ってちくタンに声を掛けました…。

                                  フゥ~
ちくタン 『 …! なんだぁ、びんちょうタンだったのか…。
      急に空から音や声がするからビックリしたよ~!
      あのねー、今びんちょうタンを呼びに行くところ
      だったんだよ~。じいちゃんが、今夜は鳥鍋に
      するから一緒に食べようってさー…… あっ……  』

配達の人 『 マダケさん家だね? ちくタンとちくリン宛に
        お届け物があるよ~。

      っ >>127 えっーと、もう一つはこの子が……
      …おっと、君にももう一つあったよ…。   ゴソゴソ
      っ 【 URLリンク(aryarya.net) 】

      それから…、これは君達に協会からプレゼントするよ。
      っ 【 URLリンク(aryarya.net) 】

      楽しい夜になるといいね~。
      じゃあ~ね~~!      シャンシャン シャンシャン …… 』

129:家の中
08/12/25 19:48:11 0

食卓に置かれた七輪の上には、マダケじいちゃん特製のお鍋が
用意されていて、お豆腐やネギ、キノコに大きなお肉が、白く濁った
お汁の中でふつふつと美味しそうに煮えています。

びんちょうタンはその横に持って来たケーキを広げると、みんなは
艶やかな盛り付けに、とても感心して目を見張りました…。

ちくタンはケーキと一緒に入っていた小さなローソク立てて火を
点けると、みんな何かお願い事をしようよと言ったので、
びんちょうタンもお願い事を心の中でつぶやきました……。

そしてみんなは一緒に火を吹き消すと、手を叩いて喜びました──。



食事が終わり、みんなで頂いたゲームを夜遅くまでしていたので、
びんちょうタンは泊めてもらう事になりました。

お布団に入ってからも楽しくて落ち着け無いみんなは、いつまでも
お喋りをして過ごすのでした……。

130:名無しになりきれ
08/12/26 17:35:10 0
昨日は楽しかったかい?

131:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/26 20:33:26 0
>>126-129
ふぁ……!

…ちくタ~ン!

ふぇ…そうだったんだ…!
ちくタンあての、こづつみ、ひろったから、とどけにいこうとおもって…
とちゅうで、はいたつのおじさんにあって、おくってもらったんだ。
……はい。(>>115さんからの小包みをちくタンに)

ふぇ? わたしにも……
ふわぁ…かっこいいぼうし……!
>>126さん…ありがとうございます! (帽子をかぶり、その上から炭を結ぶ)
「ちば」って…とおいのかな…?
もし、おしごとで、よんでもらえたら…ぜひ、いきたいです!

ふぁ…あ、ありがとうございます!
えっと…「ひと…なま……げーむ」……?

―――ありがとうございましたぁーーー! (去っていく配達員さんに大きく手を振る)

ひはぁ……! おなべ、おいしそう…!
あ…あの、これ、
まえに、おしごとで、おせわになったひとが、おくってくれたんですけど…みんなで、たべたいなと、おもって…

   シュボッ

ふぁあ……きれい…!
……うん! (目を閉じる)

《  らいねんも… みんなが えがおで すごせますように……  》


  ―――   ―――   ―――  

……ふぁ…
じゃあ…いっしょに、いってくれるの…?
ありがとう…ちくタン!
こんどは…かぜひかないように、きをつけるね。

クヌギたんと、>>15さんのおかげで、
きょねんより、いっぱい、じも、おぼえたから…
おてがみ…また、いっぱい、かこうね。
ちくリンとも…そりすべり、たくさん、しようね。

おしょうがつ…いいおてんきに、なるといいな……
…………おやすみなさい。

>>130
はい。……すごく、たのしかったです!
ちくタンのうちの、おなべも、あかりおねえさんの、けーきも、すごくおいしかった…
なんだか、まだ、からだが、ぽかぽかしてます。
みなさんのおかげで……ことしは、げんきに、おしょうがつを、むかえられそうです。



132:名無しになりきれ
08/12/27 19:15:49 0
>>131

   今年の役場の仕事は今日で終わりなので、びんちょうタンは
   早めにちくリンの家を出て、お仕事を探し行きました…。

   掲示板の前には、体を小刻みに動かしながら寒そうにお仕事を
   探す人が何人もいました。

   びんちょうタンもその輪に入って掲示板を見上げていると、
   お正月の飾りの絵が描いてあるビラに目が留まりました。
   幸い他の人は興味が無さそうでしたので、びんちょうタンは
   ビラをはがして、受付の寝グセおじさんの所に行きました──。


受付 『 ……はい次の人。
    はい、えぇーっとこれは、商店会のお手伝いだね…。
    具体的には…、露店でお正月用品を売る人のお世話って
    書いてあるね。それから夜も、寄り合い所に詰めて歳末警備を
    する人のお世話もお願いします、か……。

    泊まり込みで、ちゃんと食事も出るようだけど、大丈夫かな…? 
    ……そう、じゃあ商店会長の酒屋さんの所に行ってみてね…。  』

133:酒乃枡屋
08/12/27 19:16:41 0

URLリンク(aryarya.net)

134:名無しになりきれ
08/12/27 20:08:42 0


135:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/27 20:17:59 0
>>132
……うん。
じゃあ…またね、ちくタン!

…!  ピョンッ     ビリッ

ドチッ     (いたっ…)   コロコロコロ・・・
                            ………ふみゅ

…おねがい、します。

 …はい。 だいじょうぶです。
……はい。「ますや」さん…ですね?
…ありがとうございます。

>>133
(ビラの地図を見ながら) えっと……
ふぁ…このおみせ…かな?

ごめんください。 ……おしごとにきました。

136:寄合所
08/12/27 23:44:52 0
>>135

   びんちょうタンが役場の紹介でやって来た事を告げると、
   会長さんは、ほわ~っとお酒の香りのする包みを持って、
   びんちょうタンを寄合所へと案内してくれました…。


会長 『 ……ってな具合で、露店や夜警のおじさん達が風邪を
    引かない様に火鉢の面倒を見たり、この甘酒を配ったり…。
    お餅を焼いてあげたりして欲しいんだよ……。         』

   会長さんは寄り合い所の台所に用意した大きなお鍋で甘酒を
   作りながら、びんちょうタンにそう言いました…。

137:露店
08/12/27 23:46:08 0

びんちょうタンは、出来立ての甘酒を移し変えた魔法瓶を持って、
寄合所の向かいでお店を出しているおじさんの所に行きました…。

火鉢を覗いてみると炭が切れかかっていたので、びんちょうタンは
置いてあった炭袋から炭を足しました…。
そして程なくすると、赤くなった炭の上でお餅を焼き始めました…。

              o__ノ
                   ||  ..彡
                   || 松..彡
                   || か..彡
                   || ざ...彡  
       ∧,,_∧  ∬∬ || り..彡 
     (´・ω・`) (福)゛...||  彡   < あっ、君がお手伝いさんか………! 
   ┌─┴―┴─┐||"""       おっ、甘酒か~ 嬉しいね~♪
   |   しめ縄     |..||         
   | 【 あり枡 】  |..||        お餅も良く焼けてて美味しいよ~♪
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  さぁさぁ、君も一緒に食べようよ~。

138:名無しになりきれ
08/12/28 16:58:34 0


139:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/28 21:49:27 0
>>136
…しつれいします。

ふ…ほぁあ…… (お酒の香りに一瞬トロンとなり足元がふらつく)
……ふぁ!   ペチペチ (ほっぺを軽く叩いて気持ちを引き締め、会長さんのお話に耳を傾ける)

はい。 ………はい。
よろしく、おねがいします! (一礼) 

>>137
ひふぅ… (夜風に体を震わせつつ、火の粉や灰が舞い立たないよう慎重に炭をくべていく)

…こんばんは。
あまざけです。 …どうぞ。
(湯呑みに注いだ甘酒を持ってお店の人たちを回る)

   パチパチ   パチパチ

ふひゅぅ~~………ぷぅ!
(お餅がふくらむのにつられてほっぺに息を吸い込み、割れるのと同時に息を吐く)

あ……は、はい!
ありがとうございます。 (焼けたお餅をお皿によそうのを手伝った後、自分のお餅をもらう)

――いただきます。

140:露店
08/12/29 17:46:48 0
>>139

   びんちょうタンは、さとう醤油をつけた甘くて香ばしいお餅を
   ハフハフしながら美味しく頂いていると、遠くから犬の鳴き声が
   聞こえて来ました…。

ちくタン 『 ……ぉ~い びんちょうータ~ン~!   ハァハァ…
      もうさじったら、急に駆け出すんだもん……

      あのねー、さっき酒屋さんにさじを連れてじいちゃんの
      お酒を買いに行ったらおじさんがさじを見て、番犬代わりに
      なるなら、今晩夜回りの仕事をしないか?って言うから
      来ちゃったよー──。                      』

   びんちょうタンはそれならと、大事に懐にしまっておいた、クヌギたん
   のお母さんが編んでくれた桜色の片方だけの手袋を、片方だけ手袋を
   していたちくタンに貸してあげました…。

   ちくタンは温かそうな両手をびんちょうタンに振りながら、さじを先頭に
   夜警の人達と一緒に町中を見回りに行きました…。


141:寄合所
08/12/29 17:47:21 0

   びんちょうタンは寒い夜回りから帰ってくるちくタン達の為に、
   台所でお蕎麦を作っていました。温かいおつゆも出来上がり、
   丼の準備をしている所に丁度みんなが戻って来ました…。

   ちくタンにも手伝ってもらい、みなさんにお蕎麦が行き渡った所で、
   びんちょうタンたちも頂く事にしました…。

            URLリンク(aryarya.net)

   お蕎麦を頂きながらちくタンは、夜道はちょっと怖かったけど
   さじがいたから少しは安心出来た事など、夜回りでの色々な事を
   びんちょうタンに話してくれました──。


   夜警の人達を見送ったあとは、寄合所の温かいコタツに入って横に
   なりながら、今夜も楽しいお話をして眠りに就くふたりでした……。

142:ちゅるや
08/12/29 19:53:16 0
>>83
おぉう、びんちょうタンたちの年では「小数」ってまだ習ってないか。
「1.6」だけど、まあ「1あまり3」でもいいぞっ。
おそいクリスマスプレゼントだけどピンクのくつしたをあげようね。
じゃあよいお年を~。

143:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/29 23:35:29 0
>>140
……あれ? さじのこえ……
ふぁ……ちくタン! さじ!

じゃあ…こんやは、ちくタンと、さじも、いっしょに、おしごと……
ふわぁ……!

…はい。これ… (手袋と、焼きたてのお餅をちくタンに、さじにも自分のお餅を半分)
ふぁ…… (空を見上げる)
ゆき、ふってきたから…ころばないように、きをつけてね。
…うん!

>>141
コトコトコト  (鍋のおつゆをよくかき混ぜる)
ふぁ…ちくタン、おかえり!
みなさん…おつかれさまです。

(茹であがったお蕎麦におつゆを注ぎ、天ぷらを乗せていく)

――いただきます。

ふぁ…さじも、しっかり、おてつだい、してくれたんだね…
ありがとう…さじ…… (感謝の思いをこめてさじをぎゅっと抱きしめる)

(ちくタン『今、ちくリンと乗る新しいソリ作ってるんだ。
      お正月までに完成するようにがんばるよ!』)
ふわぁ… わたしも、のってみたいな……
う、うん。 …ありがとう!

……おやすみなさい。 (ちくタンと寄り添い、枕になってくれたさじとともに夢の中へ)

144:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/29 23:38:29 0
>>142
「いってん…ろく」……は、はい!
さんすうって…むずかしいですね。
らいねんは、もっとがんばって、べんきょうします。

ふわぁ…ありがとうございます! (くつしたを履く)
…あったかい……

らいねんも…よろしく、おねがいします!

145:大晦日の日に…
08/12/30 16:13:11 0
>>143

今日はもう大晦日…。
びんちょうタンは、しょうが神社にお手伝いにやって来ました。

境内にはいろんな出店が来ていて、赤い袴姿のびんちょうタンは
社務所で縁起物の準備をしながら、時々外の様子を眺めては、
お仕事が終わったらお友だちと一緒にいっぱいお店をまわって、
何を買おうかなーっと考えています─。

その横ではれんタンが達筆な筆遣いで 『 家内安全 』 と、沢山の
お札に書いています…。
時々、『 わたあめ 』 とか、『 かるめやき 』 とか書いているので、
れんタンもきっと、早く出店でお買い物をしたいのでしょうね─。


来年は奇数の年なので、もみ寺の境内では大道具市の出店の準備が
始まっていて、ちくタンはちくリンを連れて知り合いのおじさんの
お店を手伝っています─。


商店街ではあろえが寒そうに背中を丸めながら、お買い物のお手伝いに
来ています。……あっ、そこはお肉屋さんですよ。昆布は乾物屋さんで
買いましょうね─。


オークさんのお屋敷では年越しパーティーの準備が始まっていて、
クヌギたんは沢山のテーブルを飾るお花を活けるのに大忙しです…。
お花を手にした時、水仕事で少しカサついた自分の手に気が付いた
クヌギたんは手を擦りながら、びんちょうタンたちは今頃何をして
いるのかなぁ……? っと想いをめぐらしていました─。



冬晴れの明るい日差しの中、みんなの年越し準備が始まっていました……。

146:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/30 21:10:37 0
>>145
…………… (鮮やかな朱色の破魔矢に、絵馬、鈴、俵などを結びつけていく)

(神職さん『お、たくさん出来たね。…そろそろ休憩してきなさい』)
あ…はい。 しつれいします。

(ガラス戸に自分の巫女姿を映し、くるりと回ってみる)
……ゆりえおねえさんや、みこおねえさんみたいに、みえるかな……ひゅふ♪

…ふぁ…(隅のほうの畳の上で、腕立て伏せをしているれんタンを見る)
れんタン…これから、「じょやのかね」、たくさん、つくんだよね……
わたしも…がんばらなくちゃ…! (決意をこめて空を見上げる)

147:名無しになりきれ
08/12/31 14:09:55 0
                ∧_____
     _─ ̄ ̄─_E ̄/ |       \
 _─ ̄    _─<Eニ|.  | ( ^ω^ )   |  <来年もこのスレに遊びに来るNE!
     ─ニ三 <<Eニ|  \| ( っ¶¶o)   |
  ̄─_     ̄─<Eニ|   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
      ̄─__─ ̄E_\______/
                ∨

148:鐘撞堂
08/12/31 16:14:38 0
>>146

ゴ~ン ……  ゴ~ン ……


夜も更けて来ると、もみ寺の境内の方も賑わって来ました…。

神社のお手伝いを終えたびんちょうタンとれんタンは、鐘撞き堂の周りで
除夜の鐘を撞く順番待ちをしているみなさんの案内していました…。


100打目の人たちが終わり、残りはれんタンが撞いて行事をしめます…。


ゴ~ン ……  ゴ~ン ……


106回… 107回…。これで今年の分は終わりです。
そして……

…チッ チッ チ ポーン!
遠くでラジオの時報が鳴りました…。


れんタン 『 最後の一つ… いっしょに撞こう…。』

そう言って撞き棒から下がっている紅白二つの組み紐のうち白い方を持つと、
赤い方をびんちょうタンに渡しました……。


びんちょうタンはゆっくりと深呼吸をすると、れんタンと目で合図をして
撞き棒を引っ張り、そしてサッと紐を持つ手を緩めました…。


ゴ~ン ~~ ……


その場にいた皆が手を合わせて、新しい一年を迎えていました……。

149:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/01 00:34:52 0
>>みなさんへ
あけまして、おめでとうございます。
ことしも、みなさんの、おやくにたてるように、
いっしょうけんめい、がんばります。
どうぞ、よろしく、おねがいします!

>>147
……ひはぁ!
は、はい! いつでも、おまちしてます!
ありがとうございまぁぁーーーーす! (すごいスピードで飛び去るロケットに驚きつつ手を振る)

>>148
ひふぅ…
こちらが…れつの、うしろでぇーす!
おさないで、ならんでくださぁーい…… (「最後尾」と書かれた札を持ち、初詣での人たちに呼びかける)

ふぁ…れんタン…!

え……わたしも…いいの?

あ……う、うん!

  すぅぅぅぅ…………
                   ――ふぁっ

>ゴ~ン ~~ ……

………………………… (ー人ー)

【 ことしも、みなさんが しあわせなとしで ありますように ……… 】


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