08/12/29 17:46:48 0
>>139
びんちょうタンは、さとう醤油をつけた甘くて香ばしいお餅を
ハフハフしながら美味しく頂いていると、遠くから犬の鳴き声が
聞こえて来ました…。
ちくタン 『 ……ぉ~い びんちょうータ~ン~! ハァハァ…
もうさじったら、急に駆け出すんだもん……
あのねー、さっき酒屋さんにさじを連れてじいちゃんの
お酒を買いに行ったらおじさんがさじを見て、番犬代わりに
なるなら、今晩夜回りの仕事をしないか?って言うから
来ちゃったよー──。 』
びんちょうタンはそれならと、大事に懐にしまっておいた、クヌギたん
のお母さんが編んでくれた桜色の片方だけの手袋を、片方だけ手袋を
していたちくタンに貸してあげました…。
ちくタンは温かそうな両手をびんちょうタンに振りながら、さじを先頭に
夜警の人達と一緒に町中を見回りに行きました…。