びんちょうタン総合スレ その2びん。at CHARANETA2
びんちょうタン総合スレ その2びん。 - 暇つぶし2ch133:酒乃枡屋
08/12/27 19:16:41 0

URLリンク(aryarya.net)

134:名無しになりきれ
08/12/27 20:08:42 0


135:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/27 20:17:59 0
>>132
……うん。
じゃあ…またね、ちくタン!

…!  ピョンッ     ビリッ

ドチッ     (いたっ…)   コロコロコロ・・・
                            ………ふみゅ

…おねがい、します。

 …はい。 だいじょうぶです。
……はい。「ますや」さん…ですね?
…ありがとうございます。

>>133
(ビラの地図を見ながら) えっと……
ふぁ…このおみせ…かな?

ごめんください。 ……おしごとにきました。

136:寄合所
08/12/27 23:44:52 0
>>135

   びんちょうタンが役場の紹介でやって来た事を告げると、
   会長さんは、ほわ~っとお酒の香りのする包みを持って、
   びんちょうタンを寄合所へと案内してくれました…。


会長 『 ……ってな具合で、露店や夜警のおじさん達が風邪を
    引かない様に火鉢の面倒を見たり、この甘酒を配ったり…。
    お餅を焼いてあげたりして欲しいんだよ……。         』

   会長さんは寄り合い所の台所に用意した大きなお鍋で甘酒を
   作りながら、びんちょうタンにそう言いました…。

137:露店
08/12/27 23:46:08 0

びんちょうタンは、出来立ての甘酒を移し変えた魔法瓶を持って、
寄合所の向かいでお店を出しているおじさんの所に行きました…。

火鉢を覗いてみると炭が切れかかっていたので、びんちょうタンは
置いてあった炭袋から炭を足しました…。
そして程なくすると、赤くなった炭の上でお餅を焼き始めました…。

              o__ノ
                   ||  ..彡
                   || 松..彡
                   || か..彡
                   || ざ...彡  
       ∧,,_∧  ∬∬ || り..彡 
     (´・ω・`) (福)゛...||  彡   < あっ、君がお手伝いさんか………! 
   ┌─┴―┴─┐||"""       おっ、甘酒か~ 嬉しいね~♪
   |   しめ縄     |..||         
   | 【 あり枡 】  |..||        お餅も良く焼けてて美味しいよ~♪
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  さぁさぁ、君も一緒に食べようよ~。

138:名無しになりきれ
08/12/28 16:58:34 0


139:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/28 21:49:27 0
>>136
…しつれいします。

ふ…ほぁあ…… (お酒の香りに一瞬トロンとなり足元がふらつく)
……ふぁ!   ペチペチ (ほっぺを軽く叩いて気持ちを引き締め、会長さんのお話に耳を傾ける)

はい。 ………はい。
よろしく、おねがいします! (一礼) 

>>137
ひふぅ… (夜風に体を震わせつつ、火の粉や灰が舞い立たないよう慎重に炭をくべていく)

…こんばんは。
あまざけです。 …どうぞ。
(湯呑みに注いだ甘酒を持ってお店の人たちを回る)

   パチパチ   パチパチ

ふひゅぅ~~………ぷぅ!
(お餅がふくらむのにつられてほっぺに息を吸い込み、割れるのと同時に息を吐く)

あ……は、はい!
ありがとうございます。 (焼けたお餅をお皿によそうのを手伝った後、自分のお餅をもらう)

――いただきます。

140:露店
08/12/29 17:46:48 0
>>139

   びんちょうタンは、さとう醤油をつけた甘くて香ばしいお餅を
   ハフハフしながら美味しく頂いていると、遠くから犬の鳴き声が
   聞こえて来ました…。

ちくタン 『 ……ぉ~い びんちょうータ~ン~!   ハァハァ…
      もうさじったら、急に駆け出すんだもん……

      あのねー、さっき酒屋さんにさじを連れてじいちゃんの
      お酒を買いに行ったらおじさんがさじを見て、番犬代わりに
      なるなら、今晩夜回りの仕事をしないか?って言うから
      来ちゃったよー──。                      』

   びんちょうタンはそれならと、大事に懐にしまっておいた、クヌギたん
   のお母さんが編んでくれた桜色の片方だけの手袋を、片方だけ手袋を
   していたちくタンに貸してあげました…。

   ちくタンは温かそうな両手をびんちょうタンに振りながら、さじを先頭に
   夜警の人達と一緒に町中を見回りに行きました…。


141:寄合所
08/12/29 17:47:21 0

   びんちょうタンは寒い夜回りから帰ってくるちくタン達の為に、
   台所でお蕎麦を作っていました。温かいおつゆも出来上がり、
   丼の準備をしている所に丁度みんなが戻って来ました…。

   ちくタンにも手伝ってもらい、みなさんにお蕎麦が行き渡った所で、
   びんちょうタンたちも頂く事にしました…。

            URLリンク(aryarya.net)

   お蕎麦を頂きながらちくタンは、夜道はちょっと怖かったけど
   さじがいたから少しは安心出来た事など、夜回りでの色々な事を
   びんちょうタンに話してくれました──。


   夜警の人達を見送ったあとは、寄合所の温かいコタツに入って横に
   なりながら、今夜も楽しいお話をして眠りに就くふたりでした……。

142:ちゅるや
08/12/29 19:53:16 0
>>83
おぉう、びんちょうタンたちの年では「小数」ってまだ習ってないか。
「1.6」だけど、まあ「1あまり3」でもいいぞっ。
おそいクリスマスプレゼントだけどピンクのくつしたをあげようね。
じゃあよいお年を~。

143:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/29 23:35:29 0
>>140
……あれ? さじのこえ……
ふぁ……ちくタン! さじ!

じゃあ…こんやは、ちくタンと、さじも、いっしょに、おしごと……
ふわぁ……!

…はい。これ… (手袋と、焼きたてのお餅をちくタンに、さじにも自分のお餅を半分)
ふぁ…… (空を見上げる)
ゆき、ふってきたから…ころばないように、きをつけてね。
…うん!

>>141
コトコトコト  (鍋のおつゆをよくかき混ぜる)
ふぁ…ちくタン、おかえり!
みなさん…おつかれさまです。

(茹であがったお蕎麦におつゆを注ぎ、天ぷらを乗せていく)

――いただきます。

ふぁ…さじも、しっかり、おてつだい、してくれたんだね…
ありがとう…さじ…… (感謝の思いをこめてさじをぎゅっと抱きしめる)

(ちくタン『今、ちくリンと乗る新しいソリ作ってるんだ。
      お正月までに完成するようにがんばるよ!』)
ふわぁ… わたしも、のってみたいな……
う、うん。 …ありがとう!

……おやすみなさい。 (ちくタンと寄り添い、枕になってくれたさじとともに夢の中へ)

144:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/29 23:38:29 0
>>142
「いってん…ろく」……は、はい!
さんすうって…むずかしいですね。
らいねんは、もっとがんばって、べんきょうします。

ふわぁ…ありがとうございます! (くつしたを履く)
…あったかい……

らいねんも…よろしく、おねがいします!

145:大晦日の日に…
08/12/30 16:13:11 0
>>143

今日はもう大晦日…。
びんちょうタンは、しょうが神社にお手伝いにやって来ました。

境内にはいろんな出店が来ていて、赤い袴姿のびんちょうタンは
社務所で縁起物の準備をしながら、時々外の様子を眺めては、
お仕事が終わったらお友だちと一緒にいっぱいお店をまわって、
何を買おうかなーっと考えています─。

その横ではれんタンが達筆な筆遣いで 『 家内安全 』 と、沢山の
お札に書いています…。
時々、『 わたあめ 』 とか、『 かるめやき 』 とか書いているので、
れんタンもきっと、早く出店でお買い物をしたいのでしょうね─。


来年は奇数の年なので、もみ寺の境内では大道具市の出店の準備が
始まっていて、ちくタンはちくリンを連れて知り合いのおじさんの
お店を手伝っています─。


商店街ではあろえが寒そうに背中を丸めながら、お買い物のお手伝いに
来ています。……あっ、そこはお肉屋さんですよ。昆布は乾物屋さんで
買いましょうね─。


オークさんのお屋敷では年越しパーティーの準備が始まっていて、
クヌギたんは沢山のテーブルを飾るお花を活けるのに大忙しです…。
お花を手にした時、水仕事で少しカサついた自分の手に気が付いた
クヌギたんは手を擦りながら、びんちょうタンたちは今頃何をして
いるのかなぁ……? っと想いをめぐらしていました─。



冬晴れの明るい日差しの中、みんなの年越し準備が始まっていました……。

146:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
08/12/30 21:10:37 0
>>145
…………… (鮮やかな朱色の破魔矢に、絵馬、鈴、俵などを結びつけていく)

(神職さん『お、たくさん出来たね。…そろそろ休憩してきなさい』)
あ…はい。 しつれいします。

(ガラス戸に自分の巫女姿を映し、くるりと回ってみる)
……ゆりえおねえさんや、みこおねえさんみたいに、みえるかな……ひゅふ♪

…ふぁ…(隅のほうの畳の上で、腕立て伏せをしているれんタンを見る)
れんタン…これから、「じょやのかね」、たくさん、つくんだよね……
わたしも…がんばらなくちゃ…! (決意をこめて空を見上げる)

147:名無しになりきれ
08/12/31 14:09:55 0
                ∧_____
     _─ ̄ ̄─_E ̄/ |       \
 _─ ̄    _─<Eニ|.  | ( ^ω^ )   |  <来年もこのスレに遊びに来るNE!
     ─ニ三 <<Eニ|  \| ( っ¶¶o)   |
  ̄─_     ̄─<Eニ|   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
      ̄─__─ ̄E_\______/
                ∨

148:鐘撞堂
08/12/31 16:14:38 0
>>146

ゴ~ン ……  ゴ~ン ……


夜も更けて来ると、もみ寺の境内の方も賑わって来ました…。

神社のお手伝いを終えたびんちょうタンとれんタンは、鐘撞き堂の周りで
除夜の鐘を撞く順番待ちをしているみなさんの案内していました…。


100打目の人たちが終わり、残りはれんタンが撞いて行事をしめます…。


ゴ~ン ……  ゴ~ン ……


106回… 107回…。これで今年の分は終わりです。
そして……

…チッ チッ チ ポーン!
遠くでラジオの時報が鳴りました…。


れんタン 『 最後の一つ… いっしょに撞こう…。』

そう言って撞き棒から下がっている紅白二つの組み紐のうち白い方を持つと、
赤い方をびんちょうタンに渡しました……。


びんちょうタンはゆっくりと深呼吸をすると、れんタンと目で合図をして
撞き棒を引っ張り、そしてサッと紐を持つ手を緩めました…。


ゴ~ン ~~ ……


その場にいた皆が手を合わせて、新しい一年を迎えていました……。

149:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/01 00:34:52 0
>>みなさんへ
あけまして、おめでとうございます。
ことしも、みなさんの、おやくにたてるように、
いっしょうけんめい、がんばります。
どうぞ、よろしく、おねがいします!

>>147
……ひはぁ!
は、はい! いつでも、おまちしてます!
ありがとうございまぁぁーーーーす! (すごいスピードで飛び去るロケットに驚きつつ手を振る)

>>148
ひふぅ…
こちらが…れつの、うしろでぇーす!
おさないで、ならんでくださぁーい…… (「最後尾」と書かれた札を持ち、初詣での人たちに呼びかける)

ふぁ…れんタン…!

え……わたしも…いいの?

あ……う、うん!

  すぅぅぅぅ…………
                   ――ふぁっ

>ゴ~ン ~~ ……

………………………… (ー人ー)

【 ことしも、みなさんが しあわせなとしで ありますように ……… 】

150: 【1661円】 【大凶】
09/01/01 00:36:21 0
>>148-149から察するにカウントダウンは見届けたようですね。

151: 【大吉】 【1940円】
09/01/01 01:16:58 0
少ないけど、びんちょうタンにお年玉をあげるよ

152:名無しになりきれ
09/01/01 01:18:20 0
   ↑

おぉ! 今年は良い年になりそうだ~ ( ̄▽ ̄*)

153: 【豚】 【1516円】
09/01/01 01:45:03 0
明けましておめでとう!

154:名無しになりきれ
09/01/01 10:33:28 0
おめでとう
今年も頑張れびんちょうタン

155:名無しになりきれ
09/01/01 15:27:59 0
     /\⌒ヽペタン
   /  /⌒)ノ ペタン
  ∧_∧ \ (( ∧_∧
 (; ´Д`))' ))(・∀・ ;) びんちょうタン!あけましてめでとう!
 /  ⌒ノ ( ⌒ヽ⊂⌒ヽ  もうすぐおもちがつきあがるよ!
.(O   ノ ) ̄ ̄ ̄()__   )
 )_)_) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_(


156: 【だん吉】 【719円】
09/01/01 15:52:36 0
オイラもびんちょにお年玉をあげよう

157:名無しになりきれ
09/01/01 17:15:19 0
>>149

鐘撞きが済んで、みなさんと振る舞いのお汁粉を頂いた二人は、
元日に備えて先に寝床に就かせてもらいました。
そして──


…ツンツン

まだ薄暗い部屋の中、れんタンは寝ているびんちょうタンを起こしました。
そして、眠そうに目をこすっているびんちょうタンに綿入れを着せると、
手を引いて廊下にびんちょうタンを連れ出しました…。


チュン チュン

廊下に出るとれんタンは、スッと山の方を指差しました。びんちょうタンは
ぼんやりとしながらその方向を見てみると、お日様がちょうど山の端から
顔を出そうとしているところでした……。

れんタン 『 初日の出… 見られたね…。』

そう言いながら手を合わすれんタンに習って手を合わせ、お日様にことし
初めての御挨拶をするびんちょうタンでした……。


158:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/01 20:14:01 0
>>150-156
おめでとうございます!
おしょうがつから、こんなにおおぜいのみなさんに、きてもらえるなんて……
ほんとに…うれしいです!

ひはぁ! おとしだま、こんなに……
>>151さん、>>156さん…ありがとうございます!

ふわぁ…>>155さんのおもち、おいしいです!
みなさんも……どうぞ!

>>157
…………ん……ふ……
…ふぁ……れんタン……おはよう……

ん…う、うん……

…………………………………………ふわあぁぁぁぁぁ………!
                                             パ ァ ァ ァ

……うん。
れんタン……ありがとう。
ことしも……よろしくね。

あけまして―――おめでとうございます。

159: 【小吉】 【448円】
09/01/01 20:30:03 0
びんへのお年玉はどうだ?

160:ウメばあちゃん
09/01/02 16:56:57 0
びんちょ、あけましておめでとう。

161:名無しになりきれ
09/01/02 20:08:03 0
>>158
     びんちょうタンとれんタンは朝食を済ませると、夜中から社務所に
     詰めていたお姉さん達と交代して、お守りや破魔矢を求める皆さんの
     接待につきました…。
                    ワイワイ ガヤガヤ   オーイ    コッチコッチ

畑のおばあさん 『 …すみません。このお札を下さいな…。 ニコニコ
            …おやおや、びんちょうタンじゃないの…。
            明けましておめでとう…。
            今日は神社でお手伝いなのね…。お正月からご苦労様…。

            そうそう、お仕事が終わって時間が出来たら家に遊びに来てね…。
            うん、れんタンも他のお友だちも一緒においでなさいな……。    』

162:名無しになりきれ
09/01/02 21:19:45 0


163:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/03 01:05:44 0
>>159
…………ありがとうございます!

>>160
―――ふぁ……………

ばあちゃん………!

(俯いていた顔を上げ、青空を見上げる)

おばあちゃんのこえ……ちゃんと、きこえたよ。
わたし…もう、ころんでも、なかない……
おそらのうえから……わたしのこと、みててね。

>>161
…………どうぞ、ごゆっくり、ごさんぱいください。

はい。 ななひゃくえんになり――ふぁ!
…あ…あけまして、おめでとうございます!
きょねんは…おせわになりました。

(れんタンの手書きのお札を選び、おばあさんに)

え…い、いいんですか?
……………はい!
おともだちと、いっしょに……おうかがいします!

《きゅうけいのじかんになったら…すぐ、れんタンに、しらせなくちゃ……》



164:休憩所
09/01/03 20:22:21 0
>>163

お休み時間、温かいお雑煮を頂きながらびんちょうタンはれんタンに、
おばあさんの家に遊びに行こうと誘いました。

れんタン 『 …うん、三ヶ日が過ぎたら忙しく無くなるから…。 』


それからびんちょうタンは隣のもみ寺の境内に行き、大道具市の
お店を手伝っているちくタンにも声を掛けました──。

165:もみ寺 大道具市
09/01/03 20:22:53 0

                                ワタシモ イクー
ちくタン 『 …ホント?! 誘ってくれてありがとうー! 
      びんちょうタンも日曜日まで忙しいでしょう?
      行くならそれからにしようよー?             』


びんちょうタンはそれなら時間があるから、あろえやクヌギたんも
誘える事が出来るなぁと思いました…。

そんな事を考えながら、ふとちくタンのお店で売っている物に目が
とまりました。
            《 処分品 どれでも100円 》

そう店先の端に立てられた、ちく姉妹お手製の雪だるまの看板の
前には、色々な雑貨が置いて有りました…。

クッキーの焼き型5個セット
星の型をした小さなのカウベル
雪の結晶の形をしたルーペ


びんちょうタンはふと、クリスマスにプレゼントをしてくれた
お姉さん達の事を思い出しました。そして、お給金を頂いたら
これを買ってお礼のお手紙と一緒に送ろうと思いました……。

166:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/03 21:45:49 0
>>164->>165
ふわぁ! れんタン…ありがとう!
じゃあ…ちくタンたちにも、しらせてくるね。

  ――   ――   ――

うん! …ちくリンも、いっしょにいこうね。
ちくタンも、いそがしいから、
あろえちゃんと、クヌギたんには、わたしから、しらせておくね。

あろえちゃん…まいとし、れんタンのおみせで、うらないしてもらってるって、いってたから…
ことしも、きっと、おまいりにくるよね。
クヌギたんのおうちは、ちょっと、とおいから、
さじに、おつかいしてもらわなきゃ、いけないかも…
さじ……よろしくね。

ふぁ……

あの、ちくタン…
これと、これと、これ…
おきゅうきん、もらったあとで、かいに、きたいんだけど…
とっておいてもらっても…いい?

167:名無しになりきれ
09/01/04 18:05:28 0
いいスレだな

168:名無しになりきれ
09/01/04 19:45:20 0
      ∧_∧ 
     ( ´・ω・)「あ、びんちょうタンお正月の饅頭が余ったんでびんちょうタンにあげるよ。」
      / つとl

確かにおめでたそうな重箱に詰められた饅頭ですが何やら動いているような…?
URLリンク(sakuratan.ddo.jp)

169:鳥居の下で…
09/01/04 21:20:06 0
>>166

ちくタンにお取り置きのお願いを済ませたびんちょうタンは、
また神社へと戻って行きました…。


石段を登り終えて鳥居をくぐったびんちょうタンは、いつもの場所で
れんタンが占いをしているのが見えました…。

れんタン 『 …あなたの去年はフツーでした…。
        今年もフツーの一年でしょう………おわり。  』

ちょうど今年の運勢を占ってもらって、ガックリ肩を落としていた
あろえがいました。びんちょうタンは優しく励ましてあげると、
おばあさんの家に誘いました…。

するとあろえは少し元気になったようで、二人に手を振りながら
出店を見に行きました…。

170:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/04 22:35:28 0
>>167
…ありがとうございます!

>>168
ふぁ…いいんですか? ごちそうさまです!

ひはぁ…かわいいおまんじゅう……!
なんか、たべちゃうのが、もったいないみたい……

あ…おちゃ、いれてきます。
>>167さんも…よかったら、このすれで、ゆっくりしていってくださいね!

>>169
…ありがとう。
じゃあ…またね、ちくタン!

ふぁ…あろえちゃん!
あけまして、おめでとう!

そうなんだ…
でも…「ふつう」って、すごいことだよね…
「わるいこと」が、おきないって、いうことだから……

ふぇ…あろえちゃんも、きてくれるの?
ありがとう!
うん。 …じゃあ、またね!

(れんタンに筆を借りて、クヌギたんに知らせるためのお手紙を書き、さじの首輪に結びつける)
さじ…さむいのに、ごめんね。
わたし、これからまた、おしごとだから…
おつかい、よろしくね。
(さじ、一声吠えると元気に駆けていく)
―きをつけてねー! (手を振って見送り、社務所に戻る)

171:日が暮れて…
09/01/05 09:51:03 0
>>170

日がすっかり落ちてからも境内は、お参りや出店に立ち寄る人で賑わっています。
びんちょうタンは、お仕事をお姉さん達と交代すると、さじが帰って来ているか
様子を見に行きました……。


             /三三 三 三三\
            /三三三三三三三三\
          /三三三三三三三三三三\
        , lllll、| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
       l三三l   |   |   |   |   |
       |三三|__|__|__|__|__|\l
       ヽ三ノ .|| ∧_∧          ||  .|                  ニコニコ
           ||( ・∀・ )         ||    おやっ、君はあの時の…
           ||O オデン つ        ||    今日は巫女さんのお仕事かい? 感心だねー。
 {二二二二二二二二二二二二二二二二二〕   寒いから、コレでも食べて温まりなよー。
           | ____________|   っ 【 URLリンク(aryarya.net) 】
          .-| |   ヽ;;;;::::::::::;;;ノ   | |     おじさんからのお年玉だよ…。  アハハ

172:名無しになりきれ
09/01/05 09:51:37 0

びんちょうタンは頂いたおでんを抱えながら鳥居の方に向かっていると、
其処へさじが石段を駆け上がってきました…。

白い息を吐きながら甘えるさじの首輪には、花模様の千代紙で書かれた
クヌギたんからのお手紙がつけてありました……。


   ≪    びんちょうタンへ。                       ≫

       明けましておめでとうございます。
       ことしもなかよくしてくださいね。

       秋にみんなであそびに行った、おばあさんのところに
       また行けるんですね。 すごく楽しみにしています。

       お家から出かけるのはたいへんですけど、なんとか
       スダじいにてつだってもらって、行きたいとおもいます。

   ≪                              クヌギより  ≫

173:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/05 21:40:35 0
>>171
あ…はい。
おつかれさまです。 …しつれいします。

ふぁ! こないだの…おでんやさん!
あけまして、おめでとうございます。

ふぇ…あ、ありがとうございます!
いつも、ごちそうになっちゃって……ごめんなさい。
………は、はい!

>>172
あ…さじ、おかえり!
おつかい、ありがとう。
…はい。 …あったかいよ。 (ちくわをさじにあげる)

  ――ふわぁ!
クヌギたんも、きてくれるんだ……!

(星がまたたき始める空を見上げる)
みんな…ありがとう……
ことしは、なんだか、いいとしに、なりそう………

さじ…さむかったでしょ?
なかで…あったまらせてもらおうね。 (さじを連れて休憩所へ) 

174:もみ寺 大道具市
09/01/05 23:18:23 0
>>173

   慌しい三ヶ日が過ぎ、今日の午前中で神社のお仕事は終わりです。
   お昼ご飯を頂いた後、神主さんからお給金を頂いたびんちょうタンは、
   早速、ちくタンのいる大道具市に向かいました…。

   ちくタンのお店でお取り置きをお願いしておいた品物を買うと、
   お給金を頂いてホクホク顔のちくタンの案内で、大道具市をまわって
   みる事になりました…。


ちくタン 『 …あそこは畑に使う道具。こっちはお裁縫の道具だよ。

       そうだ…。おばあちゃんの家に行く時に何か役に立つ
       ものをおみやげに持っていった方が良いと思わない?
       いつもお世話になってるしね~。なにが良いかな……。
       びんちょうタンはどんなのが良いと思う…?       』

175:ちゅるやとゼニガメ
09/01/06 09:53:24 0
やあびんちょうタン、あけましておめでと~!
おもしろい亀さんとなかよくなったから
いっしょに新年のお祝い芸をするよっ!

そう言うとちゅるやさんは傘でコマを回し、
ゼニガメは手から水芸を披露するのだった。
ゼニゼニゼニィ(たのしんでもらえた?)

176:名無しになりきれ
09/01/06 18:08:46 0
>>73
>>75
岡山駅から乗車して尾道駅で下車したということは
この列車を利用したのかな?

URLリンク(www6.airnet.ne.jp)

この車両の座席は転換クロスシートだから乗り心地がとても良いんだよ。

177:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/06 22:12:46 0
>>174
――ありがとうございました。

ちくタン…とっておいてくれて、ありがとう! っ【300円】
これは…あかりおねえさんに…
これは…めぐみおねえさん…
これは…たーにゃおねえさん…

おねえさんたち…よろこんでくれるかな……

  ――   ――   ――

ふわぁぁ……いろんなどうぐ、たくさん………

……う、うん。 そうだね……
えっ、と………

ふぁ! これ……   《 URLリンク(www.nippon-aim.co.jp) 》

おばあさん…ときどき、こしが、いたくなるって、いってたから…
この「ざぶとん」…かっていってあげたいな…
ちょっと、たかいけど…おきゅうきん、おもってたより、たくさん、もらえたし…
どうかな…ちくタン?

>>175
ふわぁ…ちゅるやさん!かめさん!
あけまして、おめでとうございます。
ことしは…もっと、さんすう、できるように、がんばります。

ひはぁ~~~……! すごぉぉい……!
パチパチパチパチ

あ、じゃあ…おれいに、わたしも……

  ポッ♪   カン♪   ピン♪   (頭の炭琴を叩きつつ踊る)

>>176
あっ…はい!
この、しろいでんしゃでした。
いすが、ふかふかで…すわりごこちが、すごく、よかったです。

ふわぁ…
せもたれを、うごかすと、いすのむきが、ぎゃくになるなんて…おもしろいですね。 

178:もみ寺 大道具市
09/01/07 08:34:19 0
>>177
                         ポフッ ポフ オモシロ~イ ♪
ちくタン 『 …うん! 良いんじゃない…。 
       きっと、おばあさん喜んでくれるよ~!  アハハ

       あっ、でも…少し工夫をしてみようよ… エート…
       例えばししゅうとかさー あとは……       』


れんタン 『 …これでカバーを作ったら…?  』

    っ 【 URLリンク(aryarya.net) 】


後から大道具市にやって来て、あちこちのお店を覗いている内に、
二人のやり取りを見ていたれんタンが、裁縫道具のお店で買った
生地を差し出して言いました…。


ちくタン 『 それは良いアイデアだね~ れんタン!
       じゃあさぁ、今晩家に集まって一緒に作ろうよ~ 』

179:ちくタンの家
09/01/07 08:35:10 0

みんなは楽しくおしゃべりしながらお食事を頂いた後、早速
座布団カバー作りにかかりました…。
                                  シャーー チョキン!
ちくタンは定規で座布団の大きさを測って生地を切ると、
れんタンが器用な手さばきで縫い合わせていきます…。  チクチク チクチク

ちくリンは刺繍を付ける生地に絵を描くと、その線に添って
びんちょうタンが糸で縫っていきました…。          チク… チク……

最後に、ちくタンがデザインしたアップリケを付け終わった
びんちょうタンは、大きく息をついて出来上がったカバーを
床に広げました…。

っ 【 URLリンク(aryarya.net) 】

                   デキター! 
ちくタン .『 できたねー!  』 
                   ポッ…
れんタン 『 良い感じ……。 』


( 『 おーい、もうそろそろ寝る時間じゃぞー 』 と、マダケじいちゃん )


みんなはキラキラした顔で座布団カバーを見ながら、おばあさんの
喜ぶ笑顔を想像して、お布団に潜り込むのでした……。


180:名無しになりきれ
09/01/07 17:39:42 0
七草粥を食べたかい?

181:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/07 21:26:41 0
>>178
…うん。 そうだよね…!

ふぁ……れんタン!
これ…つかっても、いいの?
あ、ありがとう!

…うん。
じゃあ、こんや、おじゃまするね。

>>179
ちくタンのおじいちゃん…あけまして、おめでとうございます。

ふわぁ…
ちくタンも、れんタンも、おさいほう、すごくじょうず……

チクッ
―いたっ!
……わたしも、もっとがんばって、じょうずにならなくちゃ……

ふわぁぁぁ………!  かわいい……!
(カバーを座布団につけ、手触りを確かめてみる)
……ふわぁ……なんだか、きもちいい……

ふぁ…は、はい!

ちくタン…ちくリン…れんタン…ほんとに、ありがとう……
……うん。
じゃあ……おやすみなさい。

>>180
あ…はい。
きょう、ゆうごはんのとき、ちくタンのおじいちゃんに、ごちそうになりました。
このおかゆを、たべると…ことしいちねん、びょうきをしないで、げんきにすごせるって…おそわりました。
あしたも…げんきで、がんばります!

182:名無しになりきれ
09/01/08 19:56:13 0
びんちょうタンは産まれたときから
お父さんお母さんいないの?

183:名無しになりきれ
09/01/08 20:08:21 0
そんなかわいそうな事聞くな

184:ヾ(^_^;
09/01/08 21:29:24 O


185:名無しになりきれ
09/01/08 23:18:39 0


186:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/09 19:59:52 0
>>182
…………
あったことは……ゆめのなかでしか、ないです。
でも……
おばあちゃんみたいに…きっと…どこかで……
わたしのこと、みまもってくれてるって………しんじてます。

>>183
……ううん。
わたし…ぜんぜん、さびしくないです。
ちくタン、クヌギたん、れんタン、ちくリン、
あろえちゃん、アベマキちゃん、コルクくん……
みんな、わたしの、たいせつな、おともだち………

それに…みなさんと、こうして、たのしいおはなし、たくさん、できるから………

>>184
はい。…おまちしてます。
いつも、すてきなおはなし……ありがとうございます。

187:名無しになりきれ
09/01/09 23:06:31 0


188:名無しになりきれ
09/01/09 23:07:43 0
俺達はびんちょうタンの家族だよ!

189:名無しになりきれ
09/01/09 23:34:18 0


190:道草をしながら…
09/01/10 01:07:07 0
>>186

次の日、少し遅く起きたみんなは、そろって畑のおばあさんの
家に出掛けました…。

夜から朝にかけて雪が降り、根雪の上に真っ白な雪がほわっと
積もって道が少し歩きにくかったので、ちくタンはソリを持って
出掛ける事にしました…。


みんなは、座布団を抱えたちくリンを乗せたソリを引っ張りながら、
行き先の途中で少し立ち止まっては、降ったばかりの白い雪で
おだんごやうさぎを作って、楽しく遊びながら歩いて行きました…。


四辻に差し掛かると、町に向かう通りの方からあろえが風呂敷を
下げてやって来ました…。
                                ヨイショ…
あろえ 『 お母さんが、持って行けってくれたんだ… 
      田作りと、黒豆なんだよ。           』

191:畑のおばあさんの家
09/01/10 01:07:48 0
                                            _,,,...:-‐‐=-..,,,_
                                         ,r'"::::  ...::: :...::: ::;,-'''' ''':‐-,, ,,         _,,-''""
         , ____                            ,r'"...::::.. ......:::::            " ''''‐- ,..,,,....-''"
        l"゙ヽ、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~\      ,r'"...::::.. ......::::: " ''''‐- ,..,,,...  __,, -‐- ,... .-‐‐''''"
       ,/;;;;;;;;;;ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;lゝ   ,r'":::,,,,,, :::::......:::::: ...              _,, - ''" ""'''"" `'' -,.
      .,,il"''~~`'/ゞゞゞゞゞゞゞゞゞゞゞゞゞゞゞ;ゞゞゞ;ゞ''=,,,、             -‐"     '' -‐‐‐-,..,,.
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  ゚. ゜  ゜. 。 ゚.,  ,+ 。 ゚. + 。   ヽ、            `~''-、,,_     ゚. ゜  ゜. 。 ゚.,  ,+ 。 ゚. + 。
                          ヽ.               `゜     ゚. ゜  ゜. 。 ゚.,  ,+ 。 ゚. + 。
     ゜。 ゜・。゜ ゜.゜・。゜゜. . .☆ 。。. ゚。 ・。゜ 。
                          ゚. ゜  ゜. 。 ゚.,  ,+ 。 ゚. 。 ゚.,  ,+ 。 ゚゜  ゜. 。 ゚.,  ,+ 。 ゚. + 。

192:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/10 22:03:31 0
>>188
………………ありがとうございます。
すごく………
すごく、うれしいです!

>>190
―ひはぁ!
ちくリンの、あたらしいそり…かっこいい……

ふわぁ…… (瞳を輝かせ、真っ白な雪を見つめる)

   サクッ    キュッ
              サクッ    キュッ

コロコロコロ
………ひはっ!? (ちくタンが坂道を転がした雪のお団子が、どんどん大きくなっていくのに驚く)
……ひゅふ♪

ふぁ……あろえちゃん、おはよう!

ふわぁ…おいしそう…
「たづくり」って…おさかなで、つくるんだね。

おばあさん…よろこんでくれるといいね。

>>191
…………  
ドキドキ    (座布団を見たときのおばあさんの表情を思い浮かべ、期待と不安が入り混じる)

……………うん! (3人と顔を見合わせて)

ピンポーン

――ごめんください。

193:畑のおばあさんの家
09/01/11 07:40:50 0
>>192

…… ハーイ
          ガラガラ …
                     ニコニコ
…おやおや、みんないらっしゃい。 
寒かったでしょう…?        
さあ、早くお上がりなさい……。

194:名無しになりきれ
09/01/11 07:41:42 0
―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ |┼―┤ |  ││    | ||  |
―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ |┼―┤ |  ││    | ||  |
―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ |┼―┤ |  ││    | ||  |  
―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ |┼―┤ |/││    | ||  |
―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ |┼―┤ |/││    | ||  |            
―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ |┼―┤ |  ││    | ||  |
―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ |┼―┤ |─┘├―| ||  | 
―┴―┴―┴―┘ | └―┴―┴―┴―┘ |┴―┘ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ||  |
―───┐ | ┌―───┐ |─┐ |          | ||  |
_______,,| | l_________,| |__,,| |_____| ||  |
_________|___________|____l==========\||  |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
             / URLリンク(aryarya.net)         \      みんな…、改めて明けましておめでとう…。
         /        URLリンク(aryarya.net)  \     さぁ、お雑煮を食べて温まってね…。
           /                                    \                          ニコニコ   
          l二二二二二二二二二二二二二ニ二二二二二二二二二二二l   あろえちゃんの黒豆も美味しそうね~
            | |l                              l | |
            |_,,ソ                               !,|_,ン

195:名無しになりきれ
09/01/11 07:42:17 0

そうそう… みんなにコレを渡さなきゃね……。
                            ゴソゴソ
っ 【 URLリンク(aryarya.net) 】
                                 ニコニコ
今年一年、苦労が無く(不苦労)過ごせます様に……。


えっ… おやおや……。 これを私に?
みんなでカバーも作ってくれたのかい…。
                         ヨッコラショ…
…うん、とっても座り心地が良いこと~♪
寒くなると腰の痺れも出るから助かるわ…。
みんな本当にありがとうね……。
                     ニコニコ

196:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/11 20:05:43 0
>>193-194
おはようございます。

はい……しつれいします。 (雪で濡れた帯の端を絞ってから玄関の中へ)

《ふぁ…
 れんタンの、きもの…ゆきのなか、あるいたのに、すそが、ぬれてない…
 どうしてだろう……?》

  ――   ――   ――

(ちくタン、ちくリン、れんタン、あろえと並んで畳に正座)

あけまして…おめでとうございます。 (深々とお辞儀)

                              プシュッ
………ふぇ…
だいじょうぶ、あろえちゃん? (髪の先が畳に刺さってしまい、顔を上げられないあろえを助ける)

ひはぁぁぁ…! (豪華なおせち料理に目が真ん丸に)

―いただきます。 (ー人ー)

………ふわぁ………おいしいです!

>>195
ふぁ……おとしだま……
あ、で、でも、あの…… 
……は、はい。
どうも、ありがとうございます!

ふわぁ……ふくろうさん、かわいい…… (北海道でお土産屋さんにもらったふくろうの置物を思い出す)

(ちくタンと顔を見合わせ) ……うん。
あ、あの…これ……
いつも、おせわに、なってる、おれいです。
もし、よかったら……つかってください。

……………!   パァァ   (おばあさんの笑顔を見て自分も顔を輝かせる)

(ちくタン『よかったね、びんちょうタン!』
 ちくリン『ヨカッター!』)

……………………う…うん!


197:みんなそろって…
09/01/12 08:10:22 0
>>196

ピンポーン ♪

みんなが美味しくおせち料理を頂いていると玄関のチャイムが
鳴ったので、おばあさんはゆっくりと玄関に向かいました……。

そして程なく戻って来るとその側には、鉢植えのお花を抱えた
クヌギたんが一緒でした…。

                              ニコニコ
クヌギたん 『 …みんな、明けましておめでとう…。
         遅くなってごめんなさい……。

        (おばあさんに…)                   スッ…
         あっ…、これはお家の温室で咲いたお花です…。
         お部屋にかざって楽しんでください……        』
                                  モジモジ…
おばあさん 『 あらあら、綺麗な桜だこと。 ありがとうね~♪
         さっそく床の間に飾らしてもらおうかしら…。     』


        【 URLリンク(aryarya.net) 】

"
ガラス越しに見えるお外は小雪が降っているのに、みんなが楽しく
過ごしているこのお部屋には、ほんのりと春の香りが漂っているなんて、
ちょっと不思議で、とっても嬉しく感じたびんちょうタンでした……。
                                          "

198:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/12 19:13:38 0
>>197
…ひはぁ… (お雑煮の温かさに大きくため息)
(ちくリン『オイシーイ!』)
…うん! おいしいね!

ふぁ……クヌギたん!
あけまして、おめでとう!

ふわぁ……!
こんな、ちっちゃくて、かわいい「さくらのき」…はじめて……!

《 おばあさんのおかげで…
  おしょうがつから、こうして、みんなといっしょに、すごせました。
  ……ありがとうございます。 》  (心の中で改めておばあさんに感謝)

199:名無しになりきれ
09/01/12 22:12:05 0
↓200ゲットおめでとう!

200:しょうが神社では…
09/01/13 10:02:43 0
>>198

お正月の賑やかさも過ぎて、町中ではいつもと同じ風景が
戻って来ました。
もみ寺の大道具市も今日で終わりなので、毎日の様に
通っていたちくタンは、ちょっと残念そうにしています…。

それでも今日は何故だか、ほわほわの襟巻きをした振袖姿の
お姉さん達が、金の付いた草履をカラカラと石畳に響かせて、
しょうが神社にお参りに来ていました……。

そんなお姉さん達を、社務所のお掃除しながら見ていた
びんちょうタンは、ふと北海道のお姉さん達の事を思い出し、
今日のお仕事が終わったら、大道具市で買ったプレゼントに
手紙を添えて、送ろうと思いました……。

201:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/13 21:09:43 0
>>200
シャッ    シャッ

ほわぁ………
おねえさんたち……みんな、すごくきれい………

……ふぁ!
すっかり、おそくなっちゃった…
ぷれぜんと、おくらなくちゃ…!

…そうだ。
まえに、クヌギたんにもらった、えんぴつ……みじかくて、かけなくなっちゃったから…
きょう、おきゅうきんもらったら、
あたらしいえんぴつと、おてがみかく、かみ…かってかえろう。

202:名無しになりきれ
09/01/14 07:07:50 0


203:名無しになりきれ
09/01/14 18:57:20 0
>>201

今日のお仕事を終えたびんちょうタンは、おばさん達が夕飯の
買出しで賑わう、商店街に向かいました……。

204:名無しになりきれ
09/01/14 18:57:52 0
   / /                               / /
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 ̄..| | | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::
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 ̄ ̄ ̄ ̄|______|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |二二二 |/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

205:名無しになりきれ
09/01/14 18:58:44 0

びんちょうタンはお店に入ると先ず、便箋を探す事にしました…。

辺りを見回しながらお店の奥に行くとそこには、色々な柄の便箋が
置いてありました。どれにしようか少し迷ったびんちょうタンでしたが、
いくつか気に入った中から、一番安い便箋にを手に取りました…。

その隣には万年筆や鉛筆が置いてあり、鉛筆は箱に入っているものと、
バラ売りしているものがありました。
びんちょうタンは、小豆色と緑色のバラ売りの鉛筆を見比べると、
可愛らしい小さなトンボの絵が書いてある緑色の鉛筆を買う事にしました。


店主 『 …はい、いらっしゃいませ。 』

店のおじさんは書き物の手を止めて、びんちょうタンに返事をしました…。

ふと視線をおじさんの手元に落としたびんちょうタンは、ピカピカ光る
鉛筆に目を奪われました…。

店主 『 うん…? あぁ、コレは短くなって使いにくくなった鉛筆にはめる軸だよ。
     こんな古いので良ければあげるから使ってみるかい?           』

っ 【 URLリンク(aryarya.net) 】

びんちょうタンは、鉛筆と便箋と景品の消しゴム。そして頂いた鉛筆の補助軸を
入れた袋を大事に抱えて、暗くなり始めた道をちょっとだけ急いでお家に帰るのでした…。

206:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/15 01:25:36 0
>>204-205
……うん。
これにしよう。

あの…おねがいします。

ふぁ……
《かっこいい、えんぴつ……》

ふぇ…で、でも…いいんですか?
あ、ありがとうございます!

《これなら…クヌギたんのえんぴつ…
 さいごまで、だいじに、つかえる……》

―ありがとうございました。

………ふみゅ!   ポテッ (凍りかけた道に足を滑らせ転んでしまう)
……ふぁ……!

よかった…「びんせん」、ぬれてない…… 
(袋の雪を払いつつバス停にたどり着き、山の中ゆきの最終バスを待つ)

207:名無しになりきれ
09/01/15 16:02:00 0


208:びんちょうタンの家
09/01/15 21:36:37 0
>>206

晩御飯を済ませた後びんちょうタンは、囲炉裏の側に寝そべりながら
ちくタンお手製のランプを手元に寄せると、、お姉さん達へのお手紙を
書き始めました…。

時々急に木枯らしが強く吹いて壁を震わせますが、今年は隙間風が
吹き込まない様に、畑のおばあさんのお家で知り合った農家のおじさんが
修理をしてくれたので、囲炉裏の辺りはそれほど寒くない様ですね……。

209:名無しになりきれ
09/01/16 18:32:37 0


210:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/16 20:10:46 0
>>208
――ごちそうさまでした。

 カサ…

ふぁ……やもりさん! …こんばんは。

まいとし、さむくなると、でてきてくれなくなっちゃうのに…
ことしは……おうちのなか、あったかい……やもりさんも、げんき……

キュッ (おじさんからもらった補助軸をクヌギたんの鉛筆にはめる)
………ひゅふ♪ (囲炉裏の炎にあたって光る鉛筆を見つめる)

211:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/16 20:12:15 0
>>208
【  あかりおねえさんへ
   くりすますけーき、ありがとうございました。
   おともだちといっしょに、いただきました。
   とっても、とってもおいしかったです。
   わたしも、おおきくなったら、
   おねえさんみたいに、おいしいおかし、つくれるようになりたいです。
   また、おてがみかきます。
                              びんちょうタン    】


【  めぐみおねえさんへ
   うしさんのぬいぐるみ、ありがとうございました。
   おふとんのなかで、いっしょにねています。
   とってもあったかくて、おねえさんと、いっしょにいるような、きもちになります。
   いつか、またおねえさんに、あいにいけるように、おしごと、がんばります。
   うしさんたちに、よろしく。
   また、おてがみかきます。               びんちょうタン    】
 


【  たーにゃおねえさんへ
   とってもすてきな、こえのおてがみ、ありがとうございました。
   おねえさんのこえが、いつでもきけて、
   とおくにいても、おねえさんが、いつも、
   わたしのこと、みまもってくれるって…げんきが、わいてきます。
   いつかまた、おねえさんのさくひん、みにいけるように、おしごと、がんばります。
   また、おてがみかきます。        
                              びんちょうタン    】



  ―――   ―――  ―――  ――― 


ポフッ  (お姉さん達へのお手紙を封筒に入れ、さじに足形を押してもらう)

…………できた!
ありがとう、さじ。
こんやは、かぜがつよくて、さむいから、
うちに、とまっていってね。 

212:かみちゅ!
09/01/16 21:08:08 0
URLリンク(www.sonymusic.co.jp)

213:名無しになりきれ
09/01/17 13:18:05 0
>>211

次の日びんちょうタンは、お姉さん達に送るお手紙とプレゼントを持って、
町の郵便局に行きました──。


ちょっと重たい手提げカゴを手に郵便局に着いたびんちょうタンは、
鳥便の受付窓口に行ってジャガイモと木の実を支払い、お手紙と
プレゼントを北海道に送ってもらうように頼みました……。

214:ノシバ電気
09/01/17 13:18:37 0

     _____________     ____________________________
   /|:: ┌───┐ ::|   / …続いて天気予報です。 大陸からの強い寒気が流れ込むため、
  /.  |:: |   ∧_∧   │ ::|  <   東北・北海道方面は、風をともなった雪に注意して下さい。
  |.... |:: |  .(´・ω・`)   │ ::|   \ また、関東・東海地方の太平洋側は……
  |.... |:: |__(_<ヽi/>_)__| ::|      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |.... |:: └───┘ ::|         
  \_|    ┌──┐   .| 
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 

215:名無しになりきれ
09/01/17 15:59:07 0


216:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/17 19:49:50 0
>>213
あの……おねがい、します。
(お手紙の封筒とプレゼントを丁寧に包んだ3つの小包みを窓口に)

>>214
…ふぁ…
ほっかいどう…これから、ふぶきになるのかな……?
とりびんさんも、おしごと、たいへんなんだなぁ……

ぶじに…ぷれぜんと、とどきますように……… (道端のお地蔵様に木の実をお供えし、手を合わせる)

217:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/17 19:57:13 0

キーン   コーン   カーン   コーン

ふぁ…… (チャイムを聞き、学校のほうに目をやる)

   カサッ  (懐の「大先輩の炭」に軽く触れる)

らいしゅうから、がっこうのおしごと、はじまるから…
にちようび…おてんき、よくなったら、
あのきのねもとに、この「すみ」さん…うめてあげたいな……

218:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/18 01:55:34 0
>>212
ふわぁ……!
ゆりえおねえさんたちも…あにめに、でてるんだ…!
みてみたいなぁ………

219:名無しになりきれ
09/01/18 16:08:46 0


220:冬晴れの日に…
09/01/18 17:57:40 0
>>217

今朝、温かい日差しで目覚めたびんちょうタンは、
お家の中から外の様子を覗うと、昨日の夜の様な
風も無く、穏やかな日和だったので、お山の奥に在る
ばあちゃんの木の所へ出掛ける事にしました…。

びんちょうタンは、囲炉裏の中に埋めて置いた石を
幾つか注意深く取り出すと、布で巻いてカイロ(温石)
を作り、腹巻の背中とお腹にしまいました。
もちろん一緒にお出かけする、さじのふわふわの
お腹にも巻きつけてあげました。

そして、昨日たらやで買ったおだんごを持って、
お家を出発しました──。

221:ばあちゃんの木
09/01/18 17:58:28 0
      _ 丶ヽ _,.`ヽ` `、 ....._ :  `´ .  .: ゙..:  .:.:` `ヽ...:.:ヽ:.`.:''´ ;.ニ
       ヽ;゙ ''  ヽ`´` ー='´,. '´ 、ヽ .::  :. .::  ‐   ;; : . :.:. ゙:.;.:.:.:;.:'.:.: ;:'... _,:`
     ...._ ト.. ゙ ...ゞ´ゝ,. ''´ :'⌒ヽ ヾ..:;:゙゙ヽ:.  ..  ..ゞ、:..:.:.::: :゙:.:´.:::.:; '..;'´;;..::'_,,.. -
    `ヽ.: .':、 丶..i  ,' ,:' i,. =、..ゝ、ヾ,,;:゙ゞ::;';゙  ;'゙ゝ::''゙; ;;.:.:::;ニ.:_;;..-''.:=':;.:'::ニ´__
     ゞ,.: .:.. ゙:.:.:...';. ::{ i''、ノ:::;;:'""ヾ;:`ヾヾ:;;::ゞ=''::i::;;'':::ソ;゙:.:.:;゙:'´ノ.:.;.:':;.:'´_::`;,´_;,,..ニ::‐
   丶.._,:'': :.ゝ、ゞ;;ゝ、_i.ゝ;;(゙ヾヾ;;::=、::;;;,,_`ヾ::゙ゝ:゙::/;':::ノ;i:シ:;:'":::;'´::.<:.:_::.`ニ::ー..::´...,, __..
  、ヽ,''::ー ;;ー-.:.゙:;;ゝゝ:::''::;;.:.:ヽ;::\_ー‐-::、}:、{:{;;'//イ::シ;;:ゾi::ソ::ノ:: .:、ヽ`ニ、:.´ ̄ヽ:<´
  ;:゙ヾ..二フ.:¬;;='':ゞ;;.゙:;;:゙.:`ゞ、_ヾ;`ヾニヽ、\;>';∠=-‐…'∠;;ヾヾ丶,:: :゙:、`::,,ヽ:. :. ::..:゙、`:..
  `;;.:.: .:,,:''ヽ.:.::、`=-::ニ:::ゞ::(_::゙:、:`¨¨¨);r=、ヾ::::::{':::/ア´ヾ゙:;ヾヾ:、::゙.:.ヽ::.;;.ヽ:.ヽ::´`゙ ゙ `ヽ
  ;''=''"::,, .:.:、、::ゞ,,.:.::=;;..''´..'';;_ヾ::''=、゙..::` }::}:.:.::!:/:;ノ:;':ソ:;'.:.;.';;_';:゙;;`丶;;:`ヾ;.:.、:.`::、._
  _;,:.''"´:.:.:.::_;;.. ::'';; .:.'': ...:.:`:、:;;''´ ''";;::_;;'.::|::|::.i.::{゙;;_;.''_::..:゙;;/´.:.:'';; .: .:..::´ヾ._ヾ:i゙:;, .:',.._
    ゙丶;;.:''´,:´:.:.;;゙、:.:.';;'' "⌒''      ,:゙::|::i:.:i.::|  '´ `''´   ,:'' ヽ:;:'⌒丶; `゙  `ヾ
         ;: ''´   '´             '゙´ |::i : .:.|            _,.:'
                        li :!.:.:l
                         l:! .:{ :.:l
                        ,':j :.:!:.',:',
                         /:,'  i: ',ヽ
           ... .... ..... .......,.,.,,,,,./ノ ノ..:ヽ、::ヽ\.,,,.,.,.,. ....... ..... .. .
                . .: .: .:.::::´.:::´ ' ..:.::.. .:`.:.::.:.`:..:. . .   ,+ 。 ゚. +. . . 。゚.   
  ゜.゜・。゜゜. . .☆ 。゚.,  ,+ 。 ゚. + ゚.,  ,+ 。 ゚. +  .☆ 。゚., . 。゚., ゜.゜・。゜゜
  ,  ,+ 。 ゚.,  ,+ 。 ゚.  +  .☆ ゜.゜・。゜゜  ゜.゜・。゜゜ ,+ 。 ゚. +  ,+ 。 ゚. +
  +  .☆ 。゚., . ゚.,  ,+ 。 ゚.+ 。 ゚. +  ,+ ,+ 。 ゚. +  .☆ 。 ,+ 。 ゚. 

222:2
09/01/18 20:24:08 0
>22 2

223:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/18 20:28:10 0
>>220
……んっ……… (朝陽に向かって大きく伸び)

ひはぁ……

さじ…おはよう!
ちょっと、じっとしててね。

シュルッ
………あったかい?
 (さじ『ワン!』)
よかった………
じゃあ、いこうか。

       キュッ    キュッ

>>221
   キラ   キラ

ふわぁ……   (木の枝越しに差し込む木漏れ日に目を細める)

ばあちゃん………

ことしは……「おのみち」で、あった、「せんぱいのすみ」さんと、いっしょに…きたよ。

(木の根元に歩み寄り、手で雪と土を掘り、懐から大先輩の炭を取り出してそっと穴の中に置く)
………おつかれさまでした。
わたしも…すこしでも、ながいあいだ、みなさんの、おやくにたてるように……がんばります。
ばあちゃんといっしょに…みまもっていてくださいね。  (土をかぶせる)


…………………!

(木の幹を見上げ、かつて鉄の棒が刺さっていた穴が少しずつ塞がってきていることに気づく)

―――このきも……「いきてる」………

ばあちゃんの、「おもい」も……きっと…………

わたしも……「いきてる」………

みんなの「おもい」が、ちからを、くれるから………!


(落ちていた枝を拾い、雪の上に、大きな字でお手紙を書く)

  【   ばあちゃん
      これからも いろんなところへいって
      たくさんのひとと おともだちになれるように
      がんばります                       びんちょ  】

224:名無しになりきれ
09/01/18 21:08:10 0
11秒待ってやる

225:名無しになりきれ
09/01/18 21:09:18 0
すいません誤爆しました…

226:数日が過ぎて…
09/01/19 18:38:34 0
>>223

今日は、今週最後の学校のお仕事の日です。

びんちょうタンはいつもの様に身支度を整え、出かけようと
扉に手を掛けると、その隙間にお手紙が挟まっているのに
気が付きました…。

表には、≪ びんちょうタン 様へ ≫と書いてあり、裏には
お手紙を出した人の名前が漢字で書いてありました。

ちょっと困ったびんちょうタンでしたが直ぐにひらめいて、
お昼休みになったらチシャノキ先生にお願いして、読んで
もらおうと思い付き、懐にお手紙をしまうとお家を出ました……。

227:用務室 (お昼休み)
09/01/19 18:39:55 0

お弁当を食べ終えた先生に、お代わりのお茶を入れながら
びんちょうタンは、お手紙の事を先生に頼みました…。

チシャノキ先生 『 …はい、いいですよ。
           封を開けても良いのですか? では……  』


≪ こんにちは。                             ≫

  私は函館に住んでいる、茜木温子(あかねぎ あつこ)と
  言います。

  この前の大雪の時、ウチの店先に郵便カバンを提げた鳥が
  落ちてうずくまっていたので助けてあげたのですが、カバンが
  びしょびしょに濡れていて、中に入っていた、あなたの出した
  お手紙と荷物のあて先が滲んで読めなくなってしまっています。

  送り先が解れば、お手伝いをしてあげられるのですが…。
  どうすれば良いのか、ご連絡をお願いします。

≪                      茜木鮮魚店 茜木温子  ≫


チシャノキ先生 『 せっかくの贈り物の行き先が解らなくなるなんて、
           残念ですね……。
        ピン!
           ……前に商店街で、北海道周遊券を当てたと
           お話を聞かせて頂きましたけど、それを使って
           直接行ってみてはどうですか?

           …あっ、お仕事は…… そうですね……
           赤い髪をした、元気なお友達に頼んでみては…?

           そう、暫くの間でしたら、その子にあなたの代わり
           として、お仕事をして頂いても構いませんよ…?  』

228:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/19 19:30:14 0
>>226-227
トポトポ

あの…せんせい…おねがいが、あるんですけど……
この、おてがみ……
わかし、かんじが、あんまり、よめないので……よんでもらえませんか?

はい…ありがとうございます。


 ……………………!

《 とりびんさん…やっぱり、ゆきで……
  おねえさんたちへの、こづつみ……やさしいひとが、ひろってくれたんだ……… 》

あ……は、はい……
《 そういえば…このまえ、ゆりえおねえさんと、いっしょのとき… 》

ふぁ……あの、い、いいんですか?
でも…らいしゅうの、おしごとに、まにあわないかも……

………!
《 せんせい……ちくタンのこと、おぼえててくれたんだ……!》

は、はい!
きょう、おしごとおわったら、おねがいしてみます。
せんせい……ほんとに、ありがとうございます!  (深々とお辞儀)

   ――  ――  ――

  テテテテテテ

はっ… はっ… (放課後、白い息を吐きながらちくタンの家へと走る)

…………ひはっ!?
              クルン    ポテッ 
 
(後ろから走ってきたさじが、帯をくわえて放り上げ、一回転して背中の上に着地)

ふぁ……さじ……!
のせていってくれるの?  あ…ありがとう!

タタタタタタタタ (風を切って駆けるさじの首にしっかりとつかまる)

229:ちくタンの家
09/01/20 16:29:25 0
>>228

ちくタン 『 ……あっ、びんちょうタン…。
       どうしたの? そんなに息切らしてー。

       ……うん、うん、いいよ。
       この前の大道具市でお小遣い使い過ぎちゃったから、
       お仕事させてもらえると、ワタシも助かるよ~♪    』

マダケじいちゃん 『 そう言う事なら、暗くならんうちに周遊券
             とやらを取りに帰って、今晩はこっちに
             泊まりなさい。お前さんが戻ったら、ワシが
             駅前の旅行代理店に行って、空港行きの切符と
             函館行きの飛行機の手続きをしとくよ…。

             あっ、家に帰ったら、火の始末と戸締りを
             きちんとして、出て来るんじゃぞ…。       』


びんちょうタンはマダケじいちゃんの言う事に従って、またさじの背中に
乗せてもらうと、一度お家に帰る事にしました…。

230:びんちょうタンの家
09/01/20 16:29:57 0

家に着いたびんちょうタンは、先ずはお皿にお水入れると、白い息を
ハアハアとさせているさじに飲ませてあげました。

そして、てきぱきとお出かけの準備を済ませると、少し休んで元気が
戻ったさじに乗って、またちくタンのお家に向かいました……。

231:ちくタンの家
09/01/20 16:30:29 0

          ――  ――  ――

びんちょうタンは、マダケじいちゃんが取って来てくれた切符を、枕元に
置いた手提げカゴの中にしまうと、お布団に入りながらちくタンに、
学校でのお仕事の仕方について教えてあげました…。

ちくタン 『 エト… ていねいに… 静かに…。うん、ガンバッテみるよ! 』

そして部屋の灯を消した後も三人は、冬の北海道ってどんな町なんだろう?
どんな面白い事があるんだろう? 美味しい食べ物はあるかな? などと
お話しながら、段々と眠りについていきました……。

232:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/21 02:45:36 0
>>229
ちくタン! …こんにちは。
あのね…ちょっと、おねがいしたいことが、あるんだけど……

……ほんと? あ…ありがとう!

ふぁ…ちくタンのおじいちゃん、こんにちは。

え…い、いいんですか?
このまえも、とめてもらったばっかりなのに…

は…はい。 ありがとうございます!
はい。
できるだけ、はやくもどります!

>>230
はい…さじ。 のど、かわいたでしょ?
                            ピチャピチャ

(周遊券を懐に入れ、囲炉裏の火をしっかりと灰の中に埋める)
やもりさん…
ちょっとのあいだ、さむくなるけど…かぜひかないでくださいね。

――いってきます。

>>231
おじいちゃん……さむいのに、ごめいわくかけて、ごめんなさい。
(マダケじいちゃん『ええんじゃよ。 さ、早めに風呂に入っといで』)
は…はい!

……うん。………うん。
クヌギたんにあったら、よろしくね。
アベマキちゃんと、コルクくんにも……

《 「あかねぎ あつこ」さん……
  どんなひとなんだろう………? 》

……おやすみなさい。




233:お出かけします…
09/01/21 18:18:11 0
>>232

朝、マダケじいちゃんとちくリンに切り火をしてもらって家を出た二人は、
チシャノキ先生にお出掛けのご挨拶と、ちくタンを先生と引き合わせる為に、
サクサクと雪を踏みながら学校へと向かいました…。

暫くして通学路に入ると、学校に向かう生徒達を見かける様になりました。
すると、少し前を歩いている生徒達の中にあろえを見つけた二人は、小走りに
寄って行くと、まだ少し寝ぼけまなこのあろえに声を掛けました…。

あろえ 『 …ほゎ ちくタン、びんちょうタン、おはよぅ~~  フワァ……

      ……… 北海道にお出掛けするんだ~ いいなぁ~  アハハ…
      あっ… でも今は寒いから、夏だったら行きたいかな~    』

そんなお話をしている内に三人が学校に近づくと、校門の前に停まっていた
馬車から、丁度クヌギたんが降りて来ました…。

クヌギたん 『 ……あっ、みんな、おはよう~
         今日は、朝から日が差して暖かいね。 ♪

        (クヌギたんにもお出掛けの話をする)

         びんちょうタン……。(被っていた帽子を取り、たたんで渡す)
         向こうはもっと寒いから、風邪に気を付けてね……。     』


234:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/21 22:06:08 0
>>233
カチ カチ  
(マダケじいちゃん『気ぃつけて行っといで』)
(ちくリン『トイデー!』)

…はい。 いってきます!

あろえちゃん、おはよう!
あ…クヌギたん、おはよう!

…………うん。
それで…ほっかいどうにいってるあいだ、ちくタンに、おしごと、かわってもらうことになったんだ。

………ふぁ……
クヌギたんの、ぼうし……
これ…かりても、いいの?

(炭をはずし、帽子をかぶってみる)

ふわぁ……あったかい……
ありがとう…クヌギたん!

235:少しお待ち下さい…
09/01/22 19:45:34 O
ヾ(^_^;

236:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/22 20:16:30 0
>>235
はい。 …まってます!

237:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/23 21:03:19 0
ふぁ…
(近くの電器屋さんの店先のテレビから、聞き覚えのある音楽が聞こえて振り向く)


 【   今度はどんなすてきな旅が待っているのかな?
 
      『 プカシューの大冒険 2 』

        いよいよ2月からスタート!   お楽しみに!   】


ふわぁぁぁ………!
また、ぷかしゅー、てれびで、みれるんだ……!

238:用務室では…
09/01/23 21:32:12 0
>>234

チシャノキ先生 『 (ちくタンに)……と言うお仕事ですので、
           よろしくお願いしますね…。

           (びんちょうタンに)それからコレを…

        っ 【お守り袋】 チャリ チャリ…

           中に此処の電話番号が書いてあるメモ書きと
           小銭を入れて置きました…。
           何か困った事や、お友達に伝えたい事があったら
           遠慮しないで、お電話なさい…。           』

ちくタン 『 あっそうだ… ゴソゴソ
       はい、今度はワタシが手袋を貸すね。  』
                             エヘヘ

びんちょうタンは二人に見送られつつ学校を後にして、駅に向かいました…。

        ――  ――  ――
>>237


239:南部駅
09/01/23 21:32:48 0

れんタン 『 ……やっぱり来た。…はい。(紫色の風呂敷包みを渡す)

        昨日、占いをしてたら遠くへお出掛けするって出たから
        来て見たの…。おにぎりと… たらやのお団子と…
        お茶が入っているから、あとで食べてね……。      』

ピンポン パンポーン

       ( まもなく、新大阪行き「特急くろしお10号」が参ります
        お乗りの方はホームへ移動下さいませ…。      )

二人がホームに移動すると間も無く電車がやって来ました…。

びんちょうタンは電車に乗ると入り口で立ち止まりました…。
そして、閉まるドア越しにれんタンへ手を振りながら、駅を出発しました…。

          ――  ――  ――

びんちょうタンの現在の装備品(外装)


クヌギたんの帽子
チシャノキ先生のお守り袋
緑のまふらー
畑のおばあさんが作ってくれた腹巻
ちくタンの手袋(片方)
れんタンのお弁当(風呂敷付き)
手提げカゴ
アンクレット
雪ぐつ

240:6
09/01/23 23:53:08 0
240

241:名無しになりきれ
09/01/24 16:26:41 0
URLリンク(ja.wikipedia.org)

「なんぶ」ではなく「みなべ」と読むんだね。

242:名無しになりきれ
09/01/24 19:50:11 0
>>175
いまさら気づいた
ちゅる(鶴)や と ゼニガメ(亀)で鶴亀か。
縁起がいいな。

243:1
09/01/24 23:29:33 0
243

244:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/25 00:22:12 0
>>238
ふぁ…「おまもり」……

は、はい!
せんせい…ありがとうございます!

あ…クヌギたんの、てぶくろ……
…うん。ちくタン…ありがとう! (借りた手袋を左手にはめる)

じゃあ……ちくタン、よろしくね。
―――いってきます。

>>239
ふぇ……れんタン?
れんタンも…おでかけ……?

え……じゃあ、
わたしのこと、みおくりに、きてくれたの?
……ふわぁ…おべんとうまで……
あ…ありがとう、れんタン!

……うん。
おじいちゃんたちに…よろしくね。

     プシューッ

―いってきまぁぁーーーーーす!

245:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/25 00:25:47 0
>>241
…はい。
えきのなまえは、かんじだけど、
まちのなまえは、ひらがななんですよ。

>>242
えっと……
つるは、せんねん…かめは、まんねん……ですよね?
ちゅるやさんと、かめさん…また、あそびにきてほしいな……

246:8
09/01/25 06:21:39 0
246

247:関西国際空港 ロビー
09/01/25 20:01:33 0
>>244

空港に着いたびんちょうタンは、夏に来た時の事を思い出しながら
ロビーを見渡し、ようやく受付のお姉さんを見つけるとチケットを
渡して、搭乗手続きを済ませました…。

248:函館行き 機内
09/01/25 20:02:12 0

飛行機が飛び立ち、しばらくすると案内のお姉さん達が、飲み物を
配り始めました……。

         /     _ , 、-、_ _     \
       /    , ‐´ "   γ'´ `ヽ,    \
       /    /       Λ _,、    ゙~ヽ    ヽ.
        /   , '    ; ,i! i;;;;_v';_| l     `ヽ.   i
       /  / / ; / ! :i'| |    i |  !i     ゙j  |
     ヽ_,,ノ;  !: l/| |, Li !     i i! l,|  .:|   :|   |
      ´フ:: |: |: i'"|_i_,! |_!   |_i' /、!  ::!  .:;|   !
        /;: |::. l;__! __,,,,_      ` | .::/  ::|;レ'"
        !:: {:_j. ''"   `    ‐'''‐、,`"''! .:ノ.;ゝ
       レ'"l|  |         ,     ` ./__/´.::l
       /  l.|  |     ,,,, __       /  !ヾ;ノヽ,   お飲み物は、何にしましょうか?
       /  /i´ ̄|、    l   ;゙     /|_|  i   ;  ……はい、どうぞ。
      ,!.へi |:.   |'゙ヽ、  ゛- '   ._,イ/|  i   |.へi                      ニコニコ
      !.へ.! l::  │_l゙丶、 __ ,, ‐'l  " |  :|   i,へ.!  …もうすぐテレビが始まりますよ。
           !::   l´l'丿       lヾヽi  ::|       お好きな番組が有ると良いですね
    _,, -‐ '´|::   | l´         ソ |  ::|'' ‐- 、_
   /ヽ.     |::: │ヽ         ./  ! .:::!   /\

249:どっちを先に…
09/01/25 20:03:00 0

飲み物を頂いたびんちょうタンは、ふと視線の先を見ると、お菓子や
お弁当を食べている人達が見えたので、自分もれんタンの風呂敷を
広げて、おにぎりを頂く事にしました……。


            ─ 機内放送 ─

      【【 URLリンク(aryarya.net) 】】

250:25
09/01/25 21:42:22 0
250

251:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/25 22:53:44 0
>>247
えっ、と…… (旅行者たちの車輪つきスーツケースをよけながら歩く)

ふぁ…
あの…おねがい…します! (せいいっぱい背伸びしてカウンターの向こうのお姉さんにチケットを渡す)

>>248
――ひぅ! (離陸のとき、体がシートに押しつけられる感覚に驚く)

ふぁ…あの…こ、こんにちは。
あ…は、はい。 
えっと……つめたい、おみずを、ください。

…ありがとうございます。

ふぁ…てれび……は、はい!
(お姉さんに教わった通り、ヘッドホンを取り出してつける)

>>249
いただきま………
ふわぁ……ぷかしゅー……!

なみにゆられてぷかぷかとぉ~ きょうもぷかしゅーどこ…………ふぁ!

(台詞にあわせて無意識に声を出してしまい、他の乗客たちの視線に気づいて真っ赤に)

ご……ごめんなさい…。

………… (お弁当の風呂敷をいったん結び直し、スクリーンに見入る)

252:函館空港
09/01/26 20:01:16 0
>>251

    【 URLリンク(aryarya.net) 】

函館に着いたびんちょうタンは、先ず観光案内所に行って
温子お姉さんの店が在る、《朝市》 の場所を聞きました…。

案内係 『 朝市は駅の隣に有りますから、函館駅行きの
       そのバスに乗ると良いですよ…。        』

    【 URLリンク(aryarya.net) 】

253:おもちゃのような…
09/01/26 20:02:59 0

びんちょうタンを乗せたバスが湯の川温泉街を通り過ぎると、
チンチン電車が走っているのが見えて来ました…。

    【 URLリンク(aryarya.net) 】
    【 URLリンク(aryarya.net) 】
    【 URLリンク(aryarya.net) 】

色々なデザインの電車は、九官堂のショーウインドウに
飾られているおもちゃの様で、びんちょうタンはあの電車に
乗ると楽しいだろうなぁ、と思いました…。

254:やっと着いた…
09/01/26 20:03:39 0

    【 URLリンク(aryarya.net) 】

駅に着いたびんちょうタンは、駅舎の隣の方に賑やかな
お店がたくさん有るのを見つけ、行ってみる事にしました…。


          ─ 朝市入口 ─

    【 URLリンク(aryarya.net) 】

255:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/26 21:09:33 0
>>252
はい。 …あの、ばすですね?
ありがとうございます。

………ふ………! (建物を出たとたん、肌を刺す冷たい風に身をすくませる)

ここが……あつこおねえさんの、まち………
(クヌギたんの帽子を目深にかぶり直し、バスに乗り込む)

>>253
………ふわぁ~~~!
かわいい、でんしゃ……どこに、いくんだろう……

>>254
(いつもの癖でどんぐりを料金箱に入れようとしてしまい、あわててがま口を出して料金を確認)
――ありがとうございました。

ひはぁ……おみせ、いっぱい……
「あさいち」って……ここかな…?

えっと……「あかねぎ…せんぎょ、てん」………
(手紙の字と看板の文字とを見比べつつ、お姉さんのお店を探して歩き出す)

256:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/26 21:56:49 0
>>254
あ……

ブロロロォォォ ……

(車体に『茜木鮮魚店』と書かれた軽トラックが、目の前を走りすぎる)

      ボテッ    
             コロ コロ コロ
                          …… ブキュー!

(トラックの荷台から、白い物体が転がり落ちる)

ひはっ!?

URLリンク(ca.c.yimg.jp)

―――ふわぁ…… かわいい……!                 キュー  キュー
あれ? でも…
さじに、にてるけど……いぬじゃ、ないみたい…… 

あの、とらっく…もしかして…… 
ん、しょっと……… (謎の生物を優しく抱き上げると、雪の上に残るトラックの轍をたどって歩いていく)

257:名無しになりきれ
09/01/26 22:03:10 0
∧_∧
( ´・ω・) 寒いですなぁ、一緒に熱いお茶でも飲んで温まりませんか?
( つ旦O  ∬
と_)_) 旦

258:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/26 22:11:51 0
>>257
ふわぁ…ありがとうございます!

ズーッ

ほゎぁ~…… あったかい……

259:寒くて 温かい町で… びん
09/01/27 16:49:47 0
>>256

びんちょうタンが轍の後を追って、立ち並ぶ店先の角を曲がると、
少し先にさっきの軽トラックが停まっているのが見えました…。


(´Д`)ノ    『 よぉ!お疲れ~ 温子ちゃん。 』

(* ̄▽ ̄)  『 配達ご苦労さんだね~♪ 』


    【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『 こんにちは~! いつもありがとうございます~! 』


お店のおじさん達と話しているのが、温子お姉さんだと解った
びんちょうタンは、側に寄って声を掛けようとしました…。

すると急に、抱いていた生き物が鳴き声をあげました。

キュウ~ン キュウ~ン!

    【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『 わっ、わっ! ルルちゃん?! 』

 (スチロール箱で死角になった足元からの、不意の鳴き声に驚く)

    【 URLリンク(aryarya.net) 】
    【 URLリンク(aryarya.net) 】
    【 URLリンク(aryarya.net) 】

260:北へ。?Diamond Dust Drops?
09/01/27 18:32:52 0
URLリンク(ja.wikipedia.org)

261:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/27 21:43:11 0
>>259-260
……あ…
《 あのひとが…あつこおねえさん……! 》

あの………ふぇ???

ふぁ……あ、あぶない!
(降ってくるスチロール箱とイカの雨から身を挺して『ルルちゃん』をかばう)

ドサッ        ひは~~~~~ ………      ドサドサドサドサ

(箱が体の上にかぶさったおかげで、幸いにもイカまみれにならずに済む)

ふぁ……
だ、だいじょうぶ?

URLリンク(www.city.kushiro.hokkaido.jp)   ……キュ?

ひはぁ……よかったぁ。

あ、あの……はじめまして。
わたし……このまえ、おてがみ、いただいた、びんちょうタンっていいます。
あの…このこが、おみせの、とらっくから、おちちゃったので……その……えっと……

262:イカ最高~?
09/01/28 01:47:03 0
>>261

温子 『 …!! あなたがびんちょうタン?
     わざわざ来てくれたんだ。函館は遠かったでしょ…?
     あっ、ゴメンね! お話は後回しにして、イカを
     拾うのを手伝ってもらえる~?             』 

アツコチャン マタカイ…   ソラヨッ!     ゴメンネ オジサン …

       マッタク オッチョコチョイ ダネ~    アハハ …

263:茜木鮮魚店
09/01/28 01:47:45 0

   【 URLリンク(aryarya.net) 】


雪の上に落ちたイカは、殆ど傷みが無く拾えたものの、
結局着物を汚してしまったびんちょうタンは、お姉さんの
家に着くとお風呂を借りて、みんなで一緒に入りました……。


      ――  ――  ――

         カポーン
   ⌒           ⌒      ザー 
 (     )           (     ⌒            │     || |
    )                )           │     || |\
                 (    ノ             │     || |\\
  )___________  )_           │     || | : :\
──────‐ ヽ\        │     || | : : : : .
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ij ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄し' ̄ ̄]          │     || | : : : : :
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ.     || | : : : : :
  o                。     | ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ.    || | : : : : :
    ゚                |  ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ.  || | : : : : :
 ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ|| | : : : : :
ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ\ : : :
 ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ.\ :
ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ


『 この子は、まめゴマのルル。北海道に昔から住んでいるアイヌの
  人の言葉で、「海の汐(しお)の流れ」って意味なんだよ。
  港に流れ着いて来たこの子にピッタリな名前でしょ?   アハハ  』

264:一息ついて…
09/01/28 01:48:58 0

温子 『 ふわぁ~ よく温まったね~~。
      ルルも元通りの真っ白になったわ~♪

      そうだ、のど渇いたでしょ? 一緒にプリン食べよ? 』

 っ 【 URLリンク(aryarya.net) 】


プリンを頂きながらびんちょうタンは、お姉さんが鳥便を見つけた
時の事を聞いたり、預かって頂いていた荷物を見せてもらいました…。

温子お姉さんの手紙にあった様に、ターニャお姉さん達あての
封筒と小包は宛先が読めなくなっていました。

そして、少しドキドキしながら封を開けて確かめると、中のお手紙や
贈り物は無事だったので、びんちょうタンは明日にでも新しい包みを
揃え直して、またお姉さん達に送ろうと思いました…。


        ――  ――  ――

リリリーン リリリーン  ガチャ

温子 『 …はい、茜木鮮魚店です。 …あっ、お母さん、そっちはどう?
     ……うん、うん、解った…。 じゃあ、おばあちゃんによろしくね…  』
                                               プツッ ツーー
    『 …あ~ん、困ったな~。 源さん(店員)は腰を痛めて動けないし、
      お母さんはおばあちゃんと一緒に札幌のお得意様回りが長引いて、
      3~4日帰れないって言うし…。明日のお店どうしよう……      』

265:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/29 01:53:24 0
>>262
ふぁ……は、はいっ!

(つるつる滑るイカを懸命に拾い集める)

 ピューッ

ふみゅ! (特に活きのいい1匹をつかんだとたん、顔に墨をかけられてしまう)
……はひぃ………

>>263
……しつれい、します。
おねえさん…さっきは、おしごとの、じゃましちゃって、ごめんなさい。

   チャポッ  (体を洗ってから湯船に)

ひはぁ~~~………

……………       キュー…
(『ルル』のキラキラする大きな瞳と見つめ合い、お姉さんの優しい笑顔を見上げる)
ふぇぇ……
「かわ」も、ながれてるけど……「うみ」も、「ながれてる」んですね………

『るる』ちゃん………よろしくね。 
                     キュ! キュ♪

>>264
ひはぁ……
あ、は、はい!
――いただきます。 (ー人ー)
ふぁ……とっても、おいしいです!

………じゃあ、とりびんさんは……
(お姉さんの心のこもった看病で、元気になって帰っていったことを聞く)
……よかったぁ……!

ふわぁ……おてがみと、ぷれぜんと…だいじょうぶ……

…はい。
まえに、おしごとで、ほっかいどうにきたときに、
しりあった、おねえさんたちが…くりすますぷれぜんと、おくってくれたので……
なにか、おれいがしたいとおもって……
あつこおねえさん……ありがとうございます!

        ――  ――  ――

………あ、あの…おねえさん……
もし、よかったら…
おせわになった、おれいに……おみせの、おてつだい、させて…もらえませんか?

266:ちゅる亀コンビ
09/01/29 09:49:07 0
あれ?びんちょうタンじゃないかっ!奇遇だな~
わたしはこのカメさんを鍛えるために函館よりずっと北の
網走というところへ行く途中だったんだよ!じゃ、ま~たね~!

ゼニゼニ~(かぜ引くなよ~)

267:寒い朝だけど…
09/01/29 19:10:36 0
>>265

次の日、お店をお手伝いする事になったびんちょうタンは、
暗いうちから市場に仕入れに出掛けるお姉さんを見送ると、
お部屋を掃除して朝ごはんを作り、お姉さんの帰りを待つ
事にしました……。


お部屋の掃除が終わり、今度は店先の掃除にかかりました。

びんちょうタンが外に出ると、辺りはまだ暗くてとても寒く、
近所のお店の人達がそれぞれにお店の灯を点け、白い息を
あげて朝の挨拶をしながら、忙しそうに、でもどこか楽しそうに
働いているのが見えました…。
                   オハヨー  オーッ
                              キョウモ サムイワネー

268:美味しく出来た…?
09/01/29 19:11:24 0

お掃除が済んで、次は朝ごはんの仕度です。

びんちょうタンは、寒い中帰ってくるお姉さんに温まってもらえる様に、
先ずはお味噌汁を作ろうと思いました…。

お姉さんから入っている物は自由に使って良いと言われた冷蔵庫を
開けて見回したびんちょうタンは、【味噌】【アサリ】【ネギ】を取り出し、
おかずに【タマゴ】【ウインナー】【アジの開き】【シラス干し】を選びました…。


       ――  ――  ――

…… サクッ サクッ 
ガラガラー    フゥ …

温子 『 ただいまー。 わぁ……、部屋がピカピカ~!
     あっ、ごはんも出来てる~♪ お腹へってたんだよー  』
                                    アハハ
 
      【【 URLリンク(aryarya.net) 】】

               ズズッ 
温子 『
いただきまーす。   …うん、温かくて美味しいー☆
     お味噌もアサリも家のだよね…? なんでいつもより
     美味しいのかな……。
     御飯もふっくら炊けてる…。 パクパク
     アジもパリッと焼けてるし、びんちょうタンって
     家事がとっても上手なんだねー。             』
                          ニコニコ 

269:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/29 21:42:25 0
>>266
ひはぁ…ちゅるやさんと、かめさん…こんにちは!
「あばしり」…きっと、ここより、さむいところなんですね…

は、はい!
かめさんも…からだに、きをつけて…がんばってくださいね!

>>267
いってらっしゃい…おねえさん!

ひふぅ…
おさかなやさんって…まいあさ、こんなにはやく、おきなきゃいけない…
たいへんなんだなぁ……

ん、しょ…
 ザッ    ザッ  (夜の寒さで固く凍った店先の雪をシャベルでかき取り、他のお店の邪魔にならないように通りの隅に集めていく)

……おはようございます!  (通りかかる近所のお店の人たちに元気よく挨拶)

>>268
トントントントン
          コトコト  コトコト  (アサリが煮えたのを見計らって味噌とネギを入れる)

  シャッ シャッ   (研いだお米を、頭の炭とともに炊飯器に入れる)

         ジュウウウウ
                     パキッ   ジィィィィィ

(小皿でお味噌汁の味を見て) …………うん!

あ……おかえりなさい!
ごはん、できてます。

ひはぁ………… (頬をほんのり染める)
あ、ありがとうございます。 …うれしいです!

270:名無しになりきれ
09/01/30 04:09:37 0
ジャンケンしようか、ジャンケン

いっくよー、じゃんけんポン!(グーを出す)

271:名無しになりきれ
09/01/30 18:34:56 0
URLリンク(net-vvw.com)

272:ちょっと恥ずかしい…
09/01/30 20:30:53 0
>>269

手早く御飯を済ませた二人は、早速開店準備にかかりました…。

お姉さんのキビキビした指図に負けずにびんちょうタンは、
テキパキと動き、あっと言う間に品揃えを終える事が出来ました…。

      フゥ…               フフッ…
温子 『 びんちょうタン、やるわね……。      ゴソゴソ…
     でも今朝はこんなもんじゃないのよっ!!
                               ジャーン! 
      【 URLリンク(aryarya.net) 】

     今日、明日って連休だから、道外から観光に来た
     お客さんが多いのよ。
     それで一緒にこのイカ帽子を被って、焼きイカを
     売ってお客さんを集めて欲しいんだー。  ネッ?

     人が集まれば、カニやウニなんかの高い商品も
     売れるからねー。
     それじゃー、張り切っていこうー!!     』

 ”                                     ”
  焼き立てのイカはいかがですかー? ホタテもありますよー!
  お土産にカニはどうかにー? ホッケも美味しいよー! 
 
 ”                                     ”


273:名無しになりきれ
09/01/30 20:49:04 0
    ワイワイ                  チョット ミテコウヨ…
        ガヤガヤ   アーッ カワイイ~♪

『 …へえ、炭焼きなんだー。じゃあ、イカを一つもらおうかな…。』

                  コッチモ ヒトツネー
 ワタシハ ホタテガ イイナ…
              コノコハ オモチカエリ デキマセンヨネ? AHAHAー!

『 ホタテ美味しいね~♪ スイマセン、このイカとホタテの
  詰めあわせを… えぇ、2ケース送ってもらえます?       』
                                 コッチモネー!
カニヲ オクッテ モラオウカネ…      ウニニ シヨウヨー?

274:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/30 22:06:57 0
>>270
あ…は、はい。
じゃんけん、ぽん! (チョキを出す)

ふぁ…まけちゃった……
は、はい。 「やきいか」、おまけします! (値引きした分を自分のがま口から補填)

>>271
ふわぁぁ…! かわいいおようふく……
こんな、おようふくきて、おしごとしてみたいなぁ……

275:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/01/30 22:07:46 0
>>272
――ひは~~ぁ!
おねえさんと、わたし…「いかさん」になっちゃった……
ふわぁ……でも、このぼうし…クヌギたんのぼうしみたいに、あったかい……

は、はい! がんばりますっ!
                      キュー! (ルルちゃんがイカ帽子の端をくわえて引っぱる)
ふゎ…ひはっ、と、と、と……
    キュ~? (食べられないとわかって放す)   ……わぁ!   コテンッ

  ――   ――   ――

ジュゥウウウウ    パタ  パタ  パタ   
(こげ目がつきすぎないようイカを丁寧にひっくり返しつつ、匂いが遠くまで届くようにうちわで扇ぐ)

「やきいか」…いかがですかぁ~?
「すみ」でやいた、あつあつの、やきいかでぇ~す!

>>273
いらっしゃいませ!
はい。 ありがとうございます!
はい…ほたてですね? ありがとうございます!
あ……ごめんなさい。 るるちゃんは、うりものじゃないので…      キュー!

あ…は、はい!
では、こちらの、でんぴょうに、おおくりさきを、かいていただけますか?
はい! …はい!
ありがとうございまぁす!    パタパタ

276:完売しました~
09/01/31 20:30:44 0
>>275

びんちょうタンとルルの活躍もあって、お店を訪れるお客さんは後を絶たず、
夕方前には今朝用意した品物を、全部売り切る事が出来ました…。

     フゥ…
温子 『 びんちょうタン、お疲れ様~♪
      後片付けも終わったし、温泉でゆっくりしようよ~。 』


お姉さんとびんちょうタンはお風呂の仕度をすると、お留守番のルルに
手を振って、温泉に向かう電車の停留所に向かいました……。

277:チンチン電車に乗って…
09/01/31 20:31:19 0

     【 URLリンク(aryarya.net) 】
                            …ゴトンゴトン プシュー

温子 『 あっ、来た来た~♪ この茶色の電車で行くんだよ。 』

☆ チン  ☆ チン  
          プシュー …ゴトンゴトン    ツギハ~ シヤクショマエ~

温子 『 あのね、今から行く温泉は、朝早くから働いている
      漁師さんや私達の様なお店の人には人気なんだ~。
      特に冬の時期は、朝から人が沢山来るんだよ。    』

278:お風呂に星が…
09/01/31 20:31:57 0

谷地頭温泉に着いた二人は、早速お姉さんオススメの露天風呂に向かいました…。


            【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『 …ふぅ ねぇ、気が付いた? ここの湯船は星の形をしているんだよ。
      昔、建てられたお城の形をイメージして造ったんだって…。
      …私だったら、雪の結晶をデザインして造ってみたいかも~。      』

         ヨク アッタマッテ イコウネ ~♪

279:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/01 01:32:40 0
>>276
ひ…ひはぁ…
は…はい!
おつかれさまです…おねえさん。
るるちゃんも…おつかれさま。

ふわぁ…おんせん…!  …は、はいっ!
(支度を手伝い、ルルちゃんに晩ご飯のイカをあげる)
じゃあ…るるちゃん、いってくるね。

>>277
ふわぁぁ…!
この、でんしゃ…ひこうじょうから、くるとちゅう、ばすのなかから、みました。
のってみたいな…って、おもってたんです。
よかったぁ…!

ふぇぇ…
おんせんって、やまのなかだけじゃなく、まちのなかにも、たくさん、あるんですね。
ほっかいどうって、すごいなぁ…

>>278
………ひふぅ~……… (海の香りのするお湯の熱さが全身に染み渡る感覚にうっとり)

ふぇ…おほしさまの、かたち……?

チャポッ
………ん…… (湯船の縁に上がり、爪先立ちで全体を見渡そうとする)

ツルッ
ふゎ、わ…わぁ!   ザパァッ! 
(足を滑らせお湯に落下、お姉さんに抱きとめてもらう)

ぷはっ…ひはぁ…お、おねえさん、ありがとう……
あ、あの…すみませんでした……
(お湯と恥ずかしさで顔を真っ赤にほてらせ、周りのお客たちに謝る)

280:お腹が空きました…
09/02/01 19:38:34 0
>>279

ゆったり温泉につかった二人は、まだホカホカと湯気を立てながら
電車に乗って、夕ごはんを食べにベイエリアへと向かいました……。

         ――  ――  ――
 
       【 URLリンク(aryarya.net) 】
                                ジャ~ン!
温子 『 函館に来たら、このお店は外せないわよ。  ウフフッ
      じゃあ、先ずは 【やきとり弁当】 ねっ!  』

  イラッシャイマセ~   オベントウヲ オネガイシマス~♪
                             ……ハイ、オマチドウサマ~

       【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『 今日は本当に、お疲れ様。ガラナジュースで乾杯しよっ☆ 』 

       【 URLリンク(aryarya.net) 】  ☆
                                チン

281:まだまだ行きます…
09/02/01 19:39:13 0

温子 『 …どうだった? 美味しかった? …うん、よかった~♪
     豚肉を使っているけど、やきとりなんて面白かったでしょ?
                                        ウフフ…
     さて、次は隣のハンバーガー屋さんよっ! ヨシッ    』

          ――  ――  ――

        【 URLリンク(aryarya.net) 】

温子 『 夏だったら、【いか踊りバーガー】 がオススメなんだけど…
     びんちょうタン、好きなの選んで…?              』

282:びんちょうタン ◆GfPleUYn2s
09/02/01 20:38:15 0
>>280
ふわぁ…おいしそう…!
やきとりが、ごはんのうえに、のっかってる…

…はい。
おねえさん……おつかれさまでした!

―いただきます。 (ー人ー)

  コクッ
      シュワシュワシュワ

……ふ…ふぁ…… (舌に広がる炭酸の刺激に戸惑う)
ひはぁ…おいしいです!

>>281
は、はい!
ふぇ…「やきとり」なのに…ぶたさんなんですね……なんだか、ふしぎ……

          ――  ――  ――

ふわぁ………! (サーカスのようなお店の看板にわくわく)

ふぁ…
はじめてみる、「はんばーがー」、たくさん…
どれにしようかな……えっと……
この、「ちゃいにーず…ちきんばーがー」が、「いちばんにんき」…
あ、でも…
こっちは、「えび」も、はいってるんですね……

ん、と……
この…えっと……「さみっと、ばーがー」に、します。


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